JPH0627012Y2 - 扉の開閉検出装置 - Google Patents
扉の開閉検出装置Info
- Publication number
- JPH0627012Y2 JPH0627012Y2 JP17386186U JP17386186U JPH0627012Y2 JP H0627012 Y2 JPH0627012 Y2 JP H0627012Y2 JP 17386186 U JP17386186 U JP 17386186U JP 17386186 U JP17386186 U JP 17386186U JP H0627012 Y2 JPH0627012 Y2 JP H0627012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- switch
- pressing
- pressing lever
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、扉の開閉をスイッチによって検出するように
した扉の開閉検出位置に関する。
した扉の開閉検出位置に関する。
本考案は、例えば光ディスクの高速チェンジャマシンの
機構部を含む外装に開閉可能に設けられている扉の開閉
を検出するとともに、これに応じて電源の投入および遮
断を制御するようにしたものであって、機構部の開閉扉
にこの機構を取付けると、電源ONのまま動作中に扉を
開いても自動的に電源がOFFになり、扉を閉じれば電
源がONに戻るようにするとともに、扉を開いたままで
マニュアルでこの機構を複動的に動作させると電源がO
Nになり、そのままの状態で扉を締めることができるよ
うにし、しかも再び扉を開くと電源がOFFになって危
険が防止されるようにしたものである。
機構部を含む外装に開閉可能に設けられている扉の開閉
を検出するとともに、これに応じて電源の投入および遮
断を制御するようにしたものであって、機構部の開閉扉
にこの機構を取付けると、電源ONのまま動作中に扉を
開いても自動的に電源がOFFになり、扉を閉じれば電
源がONに戻るようにするとともに、扉を開いたままで
マニュアルでこの機構を複動的に動作させると電源がO
Nになり、そのままの状態で扉を締めることができるよ
うにし、しかも再び扉を開くと電源がOFFになって危
険が防止されるようにしたものである。
光ディスクのチェンジャマシン等の各種の大型機械の機
構部を含む外装には開閉可能に扉が設けられている。機
械の回転中にこの扉を開くと安全上問題を生ずるため
に、扉の開閉をスイッチによって検出するとともに、こ
のスイッチの検出に応じて電源の投入および遮断を制御
することによって、安全性を高めるようにしていた。
構部を含む外装には開閉可能に扉が設けられている。機
械の回転中にこの扉を開くと安全上問題を生ずるため
に、扉の開閉をスイッチによって検出するとともに、こ
のスイッチの検出に応じて電源の投入および遮断を制御
することによって、安全性を高めるようにしていた。
従来は扉の開閉と、電源のON、OFFとが1対1の関
係にあった。そして扉を開いたままでマニュアル操作に
よって電源をONにすることができたとしても、そのま
ま扉を閉めるとスイッチやあるいは扉が破損してしまっ
た。また仮りにマニュアル操作で電源をONにしたまま
で扉を締めることができたとしても、この後に機械の運
転中に扉を開いたときに、電源がONのままで機械が停
止しないという問題があった。さらにはまた扉を開き、
電源をOFFにしても、検出装置が直線的単一動作であ
るために、作業者の腕や肩がスイッチを押してしまう
と、電源がONとなるために危険性があった。
係にあった。そして扉を開いたままでマニュアル操作に
よって電源をONにすることができたとしても、そのま
ま扉を閉めるとスイッチやあるいは扉が破損してしまっ
た。また仮りにマニュアル操作で電源をONにしたまま
で扉を締めることができたとしても、この後に機械の運
転中に扉を開いたときに、電源がONのままで機械が停
止しないという問題があった。さらにはまた扉を開き、
電源をOFFにしても、検出装置が直線的単一動作であ
るために、作業者の腕や肩がスイッチを押してしまう
と、電源がONとなるために危険性があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、より安全性を高めるようにした扉の開閉検出装置を
提供することを目的とするものである。
て、より安全性を高めるようにした扉の開閉検出装置を
提供することを目的とするものである。
本考案は、扉の開閉をスイッチによって検出するように
した装置において、 扉の開閉に応じて回動される押圧レバーを設けるととも
に、 該押圧レバーと前記スイッチとの間に弾性部材を介装
し、前記押圧レバーによって前記弾性部材をして介して
前記スイッチを押すようにし、 さらに前記押圧レバーにトグルばねを取付け、 前記扉が開かれた状態および前記扉が閉じられた状態に
おいては、前記スイッチの押圧を解除する方向に前記ト
グルばねで前記押圧レバーが回動付勢され、前記押圧レ
バーが前記スイッチを押す方向にさらに回動されるとス
トッパと当接するとともに、前記トグルばねによって前
記スイッチを押圧する方向に前記押圧レバーが回動付勢
されるようにしたものである。
した装置において、 扉の開閉に応じて回動される押圧レバーを設けるととも
に、 該押圧レバーと前記スイッチとの間に弾性部材を介装
し、前記押圧レバーによって前記弾性部材をして介して
前記スイッチを押すようにし、 さらに前記押圧レバーにトグルばねを取付け、 前記扉が開かれた状態および前記扉が閉じられた状態に
おいては、前記スイッチの押圧を解除する方向に前記ト
グルばねで前記押圧レバーが回動付勢され、前記押圧レ
バーが前記スイッチを押す方向にさらに回動されるとス
トッパと当接するとともに、前記トグルばねによって前
記スイッチを押圧する方向に前記押圧レバーが回動付勢
されるようにしたものである。
従って扉の開閉に応じて押圧レバーが回動されるように
なり、この押圧レバーの回動運動が弾性部材を介してス
イッチの操作子に伝達され、これによって扉の開閉をス
イッチが検出することになる。また押圧レバーに設けら
れているトグルばねによって、押圧レバーは上記トグル
ばねが中立点を越える位置まで回動されると、スイッチ
を押す位置で安定に保持されることになる。
なり、この押圧レバーの回動運動が弾性部材を介してス
イッチの操作子に伝達され、これによって扉の開閉をス
イッチが検出することになる。また押圧レバーに設けら
れているトグルばねによって、押圧レバーは上記トグル
ばねが中立点を越える位置まで回動されると、スイッチ
を押す位置で安定に保持されることになる。
第1図〜第4図によって本考案の一実施例の扉の開閉検
出装置の構造を説明する。この装置はシャーシ10を備
えており、シャーシ10の背面側にはコ字状に屈曲され
たフレーム11が固着されている。そしてフレーム11
の背面側には開口12が形成されるとともに、この開口
12を塞ぐように回路基板13が取付けられている。回
路基板13上には検出スイッチ14がマウントされてお
り、その操作子15が前方に突出するとともに、フレー
ム11に固着された板ばね16によって押されるように
なっている。
出装置の構造を説明する。この装置はシャーシ10を備
えており、シャーシ10の背面側にはコ字状に屈曲され
たフレーム11が固着されている。そしてフレーム11
の背面側には開口12が形成されるとともに、この開口
12を塞ぐように回路基板13が取付けられている。回
路基板13上には検出スイッチ14がマウントされてお
り、その操作子15が前方に突出するとともに、フレー
ム11に固着された板ばね16によって押されるように
なっている。
フレーム11の側部には支軸19が植設されており、こ
の支軸19によって押圧レバー20が回動可能に支持さ
れている。この押圧レバー20はカム部21を有してお
り、カム部21によって板ばね16を介してスイッチ1
4を押すようにしている。さらに押圧レバー20には上
下に突片22、23が一体に連設されている。これらの
突片22、23はシャーシ10に形成されている開口2
6、27をそれぞれ通してシャーシ10の前面側に突出
するようになっている。またレバー20には折曲げ片2
4が連設されており、この折曲げ片24にトグルばね2
5の一端が係止されている。なおトグルばね25の他端
はシャーシ10に係止されている。
の支軸19によって押圧レバー20が回動可能に支持さ
れている。この押圧レバー20はカム部21を有してお
り、カム部21によって板ばね16を介してスイッチ1
4を押すようにしている。さらに押圧レバー20には上
下に突片22、23が一体に連設されている。これらの
突片22、23はシャーシ10に形成されている開口2
6、27をそれぞれ通してシャーシ10の前面側に突出
するようになっている。またレバー20には折曲げ片2
4が連設されており、この折曲げ片24にトグルばね2
5の一端が係止されている。なおトグルばね25の他端
はシャーシ10に係止されている。
シャーシ10の背面側にはスライド板28が配されてい
る。スライド板28には長孔29が形成されるととも
に、長孔29にはシャーシ10に植設されたピン30が
係合されている。さらにスライド板28の一端には折曲
げ片31が形成されており、この折曲げ片31にはばね
32が係止されている。さらにこのスライド板28には
切込み33が形成されており、上記押圧レバー20の突
片23を受け入れるようにしている。またスライド板2
8の下部には突片34が設けられるとともに、突片34
の側部には折曲げ片35が一体に連設されている。
る。スライド板28には長孔29が形成されるととも
に、長孔29にはシャーシ10に植設されたピン30が
係合されている。さらにスライド板28の一端には折曲
げ片31が形成されており、この折曲げ片31にはばね
32が係止されている。さらにこのスライド板28には
切込み33が形成されており、上記押圧レバー20の突
片23を受け入れるようにしている。またスライド板2
8の下部には突片34が設けられるとともに、突片34
の側部には折曲げ片35が一体に連設されている。
以上のような構成において、検出スイッチ14の操作子
15が押されると、この装置が設けられている光ディス
クの高速チェンジャマシンの電源はONになり、スイッ
チ14の操作子15の押圧が解除されると、電源がOF
Fになる。スイッチ14の押圧操作は押圧レバー20の
背面に形成されているカム部21によって達成されるよ
うになっており、このカム部21が板ばね16を介して
スイッチ14をON、OFFすることによって、電源の
投入および遮断が制御されるようになっている。
15が押されると、この装置が設けられている光ディス
クの高速チェンジャマシンの電源はONになり、スイッ
チ14の操作子15の押圧が解除されると、電源がOF
Fになる。スイッチ14の押圧操作は押圧レバー20の
背面に形成されているカム部21によって達成されるよ
うになっており、このカム部21が板ばね16を介して
スイッチ14をON、OFFすることによって、電源の
投入および遮断が制御されるようになっている。
第4図に示されるようにこの装置が設けられている機構
部の扉40が閉じられると、扉40の内側に設けられて
いる押圧板41の下側の解除板42が第2図に示すよう
に、スライド板28の突片34の折曲げ片35を押し、
このスライド板28を第2図において右方へ移動させ
る。これによってスライド板28の切込み33が押圧レ
バー20の突片23と整合する位置に移動することにな
る。しかも扉40が閉じられるとその背面側の押圧板4
1が押圧レバー20の突片22を押すことになり、押圧
レバー20を第4図に示すように支軸19を中心として
反時計方向に回動させることになる。従ってこのレバー
20のカム部21が板ばね16を介してスイッチ14の
操作子15を押すことになり、スイッチ14の検出動作
に連動して電源が投入されることになる。なお第4図に
示す状態においてはトグルばね25はまだ反転しておら
ず、押圧レバー20を支軸19を中心として時計方向に
回動付勢している。
部の扉40が閉じられると、扉40の内側に設けられて
いる押圧板41の下側の解除板42が第2図に示すよう
に、スライド板28の突片34の折曲げ片35を押し、
このスライド板28を第2図において右方へ移動させ
る。これによってスライド板28の切込み33が押圧レ
バー20の突片23と整合する位置に移動することにな
る。しかも扉40が閉じられるとその背面側の押圧板4
1が押圧レバー20の突片22を押すことになり、押圧
レバー20を第4図に示すように支軸19を中心として
反時計方向に回動させることになる。従ってこのレバー
20のカム部21が板ばね16を介してスイッチ14の
操作子15を押すことになり、スイッチ14の検出動作
に連動して電源が投入されることになる。なお第4図に
示す状態においてはトグルばね25はまだ反転しておら
ず、押圧レバー20を支軸19を中心として時計方向に
回動付勢している。
つぎに扉40を開くと押圧レバー20の突片22を押す
押圧板41も一緒に退避するために、このレバー21は
トグルばね25によって第5図に示すように時計方向に
回動されることになり、そのカム部21が上方へ移動す
るために、板ばね16も復動されてスイッチ14の操作
子15の押圧が解除されることになる。従ってチェンジ
ャマシンの電源が遮断される。
押圧板41も一緒に退避するために、このレバー21は
トグルばね25によって第5図に示すように時計方向に
回動されることになり、そのカム部21が上方へ移動す
るために、板ばね16も復動されてスイッチ14の操作
子15の押圧が解除されることになる。従ってチェンジ
ャマシンの電源が遮断される。
チェンジャマシンの扉40の内部には光ディスクを高速
で搬送する搬送手段があるために、扉40を開いたなら
ば電源を遮断して安全性を確保するようにしている。さ
らに光ディスクに対する情報の書込みやあるいは読出し
をレーザ光を用いて行なうようにしている。従って扉4
0を開いた場合には、電源を遮断して目に対する安全性
をも確保するようにしており、レーザ光が外に漏れるの
を防止するようにしている。
で搬送する搬送手段があるために、扉40を開いたなら
ば電源を遮断して安全性を確保するようにしている。さ
らに光ディスクに対する情報の書込みやあるいは読出し
をレーザ光を用いて行なうようにしている。従って扉4
0を開いた場合には、電源を遮断して目に対する安全性
をも確保するようにしており、レーザ光が外に漏れるの
を防止するようにしている。
第5図に示すように扉40が開かれた場合には、スライ
ド板28はコイルばね32によって第2図およひ第3図
において左方へ移動する。従ってその切込み33も左方
へ移動することになり、押圧レバー20の突片23と一
致しない位置へ移動することになる。従ってこの後に押
圧レバー20の突片22を押してもスライド板28と突
片23とが干渉して、この押圧レバー20は回動される
ことがなく、板ばね16を介してスイッチ14が押され
ることもない。
ド板28はコイルばね32によって第2図およひ第3図
において左方へ移動する。従ってその切込み33も左方
へ移動することになり、押圧レバー20の突片23と一
致しない位置へ移動することになる。従ってこの後に押
圧レバー20の突片22を押してもスライド板28と突
片23とが干渉して、この押圧レバー20は回動される
ことがなく、板ばね16を介してスイッチ14が押され
ることもない。
これに対してつぎに扉40を閉じると、この扉40の内
側に設けられている解除板42が第2図に示すように、
スライド板28の突片34の折曲げ片35を押圧するこ
とになり、これによってスライド板28がコイルばね3
2に抗して右方へ移動し、その切込み33が押圧レバー
20の突片23と整合する位置に至ることになる。そし
てこの後に扉40の押圧板41が押圧レバー20の突片
22を押すために、第4図に示す状態になってスイッチ
14の操作子15が押されることになり、電源が投入さ
れるようになる。
側に設けられている解除板42が第2図に示すように、
スライド板28の突片34の折曲げ片35を押圧するこ
とになり、これによってスライド板28がコイルばね3
2に抗して右方へ移動し、その切込み33が押圧レバー
20の突片23と整合する位置に至ることになる。そし
てこの後に扉40の押圧板41が押圧レバー20の突片
22を押すために、第4図に示す状態になってスイッチ
14の操作子15が押されることになり、電源が投入さ
れるようになる。
つぎに扉40を開いた後にマニュアル操作によってスイ
ッチ14を押すには、スライド板28をその突片34に
よって手で第2図および第3図において右方にへスライ
ドさせ、第6図において鎖線で示すように支軸19を中
心としてレバー20を反時計方向に開口27の上縁から
構成されるストッパに突片23が当接するまで回動させ
る。これによってそのカム部21が板ばね16を介して
スイッチ14の操作子15を押圧することになり、電源
が投入される。しかもこの状態において押圧レバー20
は中立点を越え、トグルばね25によって支軸19を中
心として反時計方向に回動付勢され、開口27の上縁に
突片23が当接した状態に保持されることになる。従っ
てこの状態においてスライド板28の突片34から手を
離すと、スライド板28がばね32によって第2図およ
び第3図において左方へ復動することになる。
ッチ14を押すには、スライド板28をその突片34に
よって手で第2図および第3図において右方にへスライ
ドさせ、第6図において鎖線で示すように支軸19を中
心としてレバー20を反時計方向に開口27の上縁から
構成されるストッパに突片23が当接するまで回動させ
る。これによってそのカム部21が板ばね16を介して
スイッチ14の操作子15を押圧することになり、電源
が投入される。しかもこの状態において押圧レバー20
は中立点を越え、トグルばね25によって支軸19を中
心として反時計方向に回動付勢され、開口27の上縁に
突片23が当接した状態に保持されることになる。従っ
てこの状態においてスライド板28の突片34から手を
離すと、スライド板28がばね32によって第2図およ
び第3図において左方へ復動することになる。
スライド板28か復動されると、スライド板28の切込
み33が押圧レバー20の突片23と整合しなくなる。
従ってこの状態で押圧レバー20の突片22が押されて
押圧レバー20が支軸19を中心として第6図に示すよ
うに時計方向に回動されても、押圧レバー20の突片2
3がスライド板28の上縁と干渉し、それ以上時計方向
に回動できなくなる。従ってマニュアル操作でスイッチ
14を押した状態を保持することが可能になる。
み33が押圧レバー20の突片23と整合しなくなる。
従ってこの状態で押圧レバー20の突片22が押されて
押圧レバー20が支軸19を中心として第6図に示すよ
うに時計方向に回動されても、押圧レバー20の突片2
3がスライド板28の上縁と干渉し、それ以上時計方向
に回動できなくなる。従ってマニュアル操作でスイッチ
14を押した状態を保持することが可能になる。
そしてこの状態で扉40を閉じると、その解除板42に
よってまずスライド板28の突片34の折曲げ片35が
押されてスライド板28が右方へ移動することになる。
これによってスライド板28のロックが解除されるとと
もに、扉40の押圧板41が押圧レバー20の突片23
と当接し、押圧レバー20がトグルばね25による中立
点を越えて第4図に示すように支軸19を中心として回
動されることになる。そしてこの後に再び扉40を開く
と、押圧レバー20は第5図に示すように時計方向に回
動し、スイッチ14の押圧が解除されて電源が遮断され
ることになる。
よってまずスライド板28の突片34の折曲げ片35が
押されてスライド板28が右方へ移動することになる。
これによってスライド板28のロックが解除されるとと
もに、扉40の押圧板41が押圧レバー20の突片23
と当接し、押圧レバー20がトグルばね25による中立
点を越えて第4図に示すように支軸19を中心として回
動されることになる。そしてこの後に再び扉40を開く
と、押圧レバー20は第5図に示すように時計方向に回
動し、スイッチ14の押圧が解除されて電源が遮断され
ることになる。
このような装置によれば、従来の装置と同様に、扉40
を閉じることによって電源が投入され、扉40を開くと
その瞬間に電源が遮断される。さらにこの装置は、扉4
0を開閉するときにスイッチ14に気配りをする必要が
ないことが最大の特徴であって、扉40を開いてマニュ
アル操作で電源をONの状態に保持するとともに、その
まま忘れてドア40を締めた場合であっても、スイッチ
14およひ扉40のメカニズムに無理な力が発生しな
い。またこの場合においては電源はONのまま維持され
る。
を閉じることによって電源が投入され、扉40を開くと
その瞬間に電源が遮断される。さらにこの装置は、扉4
0を開閉するときにスイッチ14に気配りをする必要が
ないことが最大の特徴であって、扉40を開いてマニュ
アル操作で電源をONの状態に保持するとともに、その
まま忘れてドア40を締めた場合であっても、スイッチ
14およひ扉40のメカニズムに無理な力が発生しな
い。またこの場合においては電源はONのまま維持され
る。
さらに扉を開いたままで作業員が動作チェックを行なっ
た後に、セーフティスイッチを切り忘れてそのまま扉4
0を締めたとしても、この扉40の閉鎖動作に連動して
解除板42によってリセットされるために、再び扉40
を開くときには必ず電源はOFFになる。また扉40を
開き、電源をOFFにして作業中スイッチ14や押圧レ
バー20に腕や肩が触れても、スライド板28によって
押圧レバー20が第6図に示すようにロックされるため
に、電源をONにする可能性がなく、安全性が確保され
ることになる。
た後に、セーフティスイッチを切り忘れてそのまま扉4
0を締めたとしても、この扉40の閉鎖動作に連動して
解除板42によってリセットされるために、再び扉40
を開くときには必ず電源はOFFになる。また扉40を
開き、電源をOFFにして作業中スイッチ14や押圧レ
バー20に腕や肩が触れても、スライド板28によって
押圧レバー20が第6図に示すようにロックされるため
に、電源をONにする可能性がなく、安全性が確保され
ることになる。
またこの扉の開閉検出装置においては、押圧レバー20
とスイッチ14との間に板ばね16が設けられており、
押圧レバー20のカム部21は板ばね16を介してスイ
ッチ14の操作子15を押すようにしている。従ってカ
ム部21のオーバストロークを吸収できるばかりでな
く、部品および組立ての公差をこの板ばね16で吸収す
ることが可能になり、スイッチ14や押圧レバー20に
無理な力が加わることがなくなる。また押圧レバー20
はトグルばね25によって付勢されるようになっている
ために、電源OFFの状態で安定に保持されるととも
に、マニュアル操作によって電源をONにする場合にお
いても、押圧レバー20を反対側に常時押す必要がなく
なり、操作製が向上することになる。
とスイッチ14との間に板ばね16が設けられており、
押圧レバー20のカム部21は板ばね16を介してスイ
ッチ14の操作子15を押すようにしている。従ってカ
ム部21のオーバストロークを吸収できるばかりでな
く、部品および組立ての公差をこの板ばね16で吸収す
ることが可能になり、スイッチ14や押圧レバー20に
無理な力が加わることがなくなる。また押圧レバー20
はトグルばね25によって付勢されるようになっている
ために、電源OFFの状態で安定に保持されるととも
に、マニュアル操作によって電源をONにする場合にお
いても、押圧レバー20を反対側に常時押す必要がなく
なり、操作製が向上することになる。
以上のように本考案は、扉の開閉に応じて回動される押
圧レバーを設けるとともに、この押圧レバーとスイッチ
との間に弾性部材を介装し、押圧レバーによって弾性部
材を介してスイッチを押すようにし、さらに押圧レバー
にトグルばねを取付け、扉が開かれた状態および扉が閉
じられた状態においては、スイッチの押圧を解除する方
向にトグルばねで押圧レバーが回動付勢され、押圧レバ
ーがスイッチを押す方向にさらに回動されるとストッパ
と当接するとともに、トグルばねによってスイッチを押
圧する方向に押圧レバーが回動付勢されるようにしたも
のである。
圧レバーを設けるとともに、この押圧レバーとスイッチ
との間に弾性部材を介装し、押圧レバーによって弾性部
材を介してスイッチを押すようにし、さらに押圧レバー
にトグルばねを取付け、扉が開かれた状態および扉が閉
じられた状態においては、スイッチの押圧を解除する方
向にトグルばねで押圧レバーが回動付勢され、押圧レバ
ーがスイッチを押す方向にさらに回動されるとストッパ
と当接するとともに、トグルばねによってスイッチを押
圧する方向に押圧レバーが回動付勢されるようにしたも
のである。
従って弾性部材によって押圧レバーのオーバストローク
や部品、あるいは組立ての公差を吸収することが可能に
なる。またトグルばねとストッパとによって押圧レバー
をスイッチを押圧する方向に回動付勢して安定に維持す
ることができるために、マニュアル操作で押圧レバーが
スイッチを押すように切換える場合における操作性が改
善されることになる。
や部品、あるいは組立ての公差を吸収することが可能に
なる。またトグルばねとストッパとによって押圧レバー
をスイッチを押圧する方向に回動付勢して安定に維持す
ることができるために、マニュアル操作で押圧レバーが
スイッチを押すように切換える場合における操作性が改
善されることになる。
第1図は本考案の一実施例に係る扉の開閉検出装置の分
解斜視図、第2図は同平面図、第3図は同正面図、第4
図は扉が閉じた状態の側面図、第5図は扉が開いた状態
の側面図、第6図はスライド板によるロックの状態を示
す側面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 14……スイッチ 15……操作子 16……板ばね 19……支軸 20……押圧レバー 21……カム部 22、23……突片 25……トグルばね 26、27……開口 28……スライド板 32……ばね 33……切込み 40……扉 41……押圧板 42……解除板
解斜視図、第2図は同平面図、第3図は同正面図、第4
図は扉が閉じた状態の側面図、第5図は扉が開いた状態
の側面図、第6図はスライド板によるロックの状態を示
す側面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 14……スイッチ 15……操作子 16……板ばね 19……支軸 20……押圧レバー 21……カム部 22、23……突片 25……トグルばね 26、27……開口 28……スライド板 32……ばね 33……切込み 40……扉 41……押圧板 42……解除板
Claims (1)
- 【請求項1】扉の開閉をスイッチによって検出するよう
にした装置において、 扉の開閉に応じて回動される押圧レバーを設けるととも
に、 該押圧レバーと前記スイッチとの間に弾性部材を介装
し、前記押圧レバーによって前記弾性部材をして介して
前記スイッチを押すようにし、 さらに前記押圧レバーにトグルばねを取付け、 前記扉が開かれた状態および前記扉が閉じられた状態に
おいては、前記スイッチの押圧を解除する方向に前記ト
グルばねで前記押圧レバーが回動付勢され、前記押圧レ
バーが前記スイッチを押す方向にさらに回動されるとス
トッパと当接するとともに、前記トグルばねによって前
記スイッチを押圧する方向に前記押圧レバーが回動付勢
されるようにしたことを特徴とする扉の開閉検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17386186U JPH0627012Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 扉の開閉検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17386186U JPH0627012Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 扉の開閉検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6378341U JPS6378341U (ja) | 1988-05-24 |
JPH0627012Y2 true JPH0627012Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31111718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17386186U Expired - Lifetime JPH0627012Y2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 扉の開閉検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627012Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-11 JP JP17386186U patent/JPH0627012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6378341U (ja) | 1988-05-24 |
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