JPH0716220Y2 - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH0716220Y2
JPH0716220Y2 JP1989094092U JP9409289U JPH0716220Y2 JP H0716220 Y2 JPH0716220 Y2 JP H0716220Y2 JP 1989094092 U JP1989094092 U JP 1989094092U JP 9409289 U JP9409289 U JP 9409289U JP H0716220 Y2 JPH0716220 Y2 JP H0716220Y2
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JP
Japan
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push latch
slide
fixed guide
protrusion
micro switch
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洋三 白鳥
賢司 平沢
真志 藤原
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、固定ガイド側に対してスライド部側をスライ
ド可能にしたものにおいて、スライド部側を所定の位置
でスライド不能にロックするロック装置に関する。
(従来の技術) 例えば、乗車券の自動販売機やプリペイドカード発行機
などでは、定期的な保守点検あるいはトラブルの発生時
などに容易かつ迅速に対応できるようにする必要があ
る。第7図、第8図はこのような保守点検等に対応する
ために考えられている装置の例を示すもので、固定の筐
体30にレールガイド31を固定し、自動販売機やカード発
行機などの機器本体33に取付けたレールガイド32を時レ
ールガイド31に嵌め合わせてある。図において左側が前
面側である。機器本体33の後側から後方に引っ張れば機
器本体33を筐体30から後方に引き出すことができ、これ
によって機器の保守点検を行うことができる。
上記のように、固定の筐体30に対して機器本体33をスラ
イド可能に取付けた場合、機器本体33を筐体30から引き
出そうとするとき、なるべく簡単な操作で引き出しうる
ようにすべきであり、機器本体33を筐体30内に納めよう
とするときは、双方の関係において位置合わせが確実に
行われるようにすべきである。そして、なるべく簡単な
機構で上記の目的を実現することが望ましい。現実には
各種各様のものが用いられているが、満足できるものは
ない。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、固定ガイ
ド側に対してスライド部側をスライド可能に設けた装置
において、固定ガイド側に対してスライド部側がより確
実にかつ正確に位置決めされてセットされると共に、位
置決めされた状態でのロック機能や位置決めロック状態
でのスイッチ機能などの複合機能を共通の機構で行わせ
るようにすることにより、操作性を向上させ、また、コ
ストの低廉化を図ったロック装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、スライド部側に、押圧操作で突起が退避する
プッシュラッチと機器本体に電源を供給するマイクロス
イッチと当接ねじを設け、固定ガイド側に、上記プッシ
ュラッチとの係合部とプッシュラッチの突起に押される
マイクロスイッチ作動レバーと上記当接ねじと当たるダ
ンパーと上記作動レバーを回動付勢する回動付勢ばねを
設け、上記作動レバーは、スライド部側が固定ガイド側
に押し込まれてロックされたとき、上記プッシュラッチ
の突起の突出付勢力により上記回動付勢ばねの付勢力に
抗し回動するものであり、上記マイクロスイッチは、そ
の操作部が上記作動レバーの付勢力に抗した回動により
作動して機器本体に電源を供給するものであることを特
徴とする。
(作用) 固定ガイド側にスライド部側を押し込むと、当接ねじが
ダンパーに当たって位置規制されると共に、固定ガイド
側とプッシュラッチとが係合してスライド部側がロック
される。このロック状態では作動レバーがプッシュラッ
チの突起の突出付勢力により、回動し、マイクロスイッ
チを作動させ、機器本体に電源を供給する。固定ガイド
からスライド部側を引き出すときは、プッシュラッチの
押圧操作によりその突起を退避させてロックを解除し、
そのままスライド部側を引き出せばよい。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案に係るロック装置の実
施例について説明する。
第1図ないし第3図において、2点鎖線で示す固定ガイ
ド2は、自動販売機やカード発行機等の機器を設置する
場所の壁等に固定されるもので、逆U字状に形成されて
いる。固定ガイド2の左右の内側には、一対のガイドレ
ール23,23と別の一対のガイドレール22,22を介してスラ
イド枠体20が支持されている。スライド枠体20はU字状
に形成され、その両側が上記各ガイドレール22,23を介
して固定ガイド2の両側で支持されることにより、固定
ガイド2に対してスライド可能に支持されている。第1
図において下側、第3図において左側が機器の後側であ
り、顧客はその反対側から操作する。スライド枠体20の
一端にはパネル25が固着されている。パネル25の内面側
にはプッシュラッチ9が固着されている。プッシュラッ
チ9は押圧操作部9aと突起9bを有している。押圧操作部
9aはパネル25から外方に突出し、突出9bは上側に位置す
るようにプッシュラッチ9が取付けられている。プッシ
ュラッチ9は周知の機構であって、押圧操作部9aを押圧
操作することにより突起9bがプッシュラッチ本体内に退
避し、また、突起9bは外部から押されることにより付勢
力に抗してプッシュラッチ本体内に退避する。
上記スライド枠体20には、第1図において上記プッシュ
ラッチ9の左側方にはマイクロスイッチ14が取付けられ
ている。マイクロスイッチ14はその操作部18が左側方を
向くように配置され、機器本体に電源を供給するスイッ
チとなっている。スライド枠体20には、マイクロスイッ
チ14のさらに左側方においてアングル材21が固着され、
アングル材21の立上り片には当接ねじ16が前後に向けて
螺入されている。当接ねじ16にはロックナット17が螺入
され、ロックナット17がアングル材21に圧着されること
によって当接ねじ16が緩むことなく位置決めされてい
る。
以上述べたスライド枠体20、プッシュラッチ9、マイク
ロスイッチ14、当接ねじ16を含む構成部分はスライド部
1を構成している。また、第1図ないし第3図では、ス
ライド部1側の構成部材は実線で描かれ、それ以外の固
定ガイド側は鎖線で描かれている。
前記固定ガイド2には、第4図ないし第6図に示すよう
なロックスイッチレバー組8が設けられている。ロック
スイッチレバー組8は、固定ガイド2の天井面に固定さ
れた枠体10を有している。枠体10は前後にそれぞれ下方
への折曲部10a,10bを有している。折曲部10aには円形の
ダンパー15が上記当接ねじ16の先端と対向する位置に固
定されている。上記折曲部10bの下端縁部には第3図に
示すように前記プッシュラッチ9の突起9bの通路上にあ
り、上記スライド部1が固定ガイド2側に押し込まれた
とき折曲部10bの下端縁部が上記突起9bの傾斜面を押し
て突起9bを退避させ、折曲部10bの下端縁部が突起9bの
位置を通過すると突起9bは付勢力で突出し、スライド部
1を引き出し不能にロックするようになっている。ま
た、このロック状態で上記当接ねじ16の先端がダンパー
15に当接し、固定ガイド2側とスライド部1側との相対
位置を決めるようになっている。
上記枠体10の折曲部10bには枠体10の内方に向かって軸
5が固定され、軸5によってマイクロスイッチ作動レバ
ー3が回動可能に支持されている。作動レバー3は、第
2図にも示すように垂直面内において回動可能であり、
軸5から水平方向に延びた腕の先端部に折曲部3aが形成
され、軸5から下方に延びた腕の側部に折曲部3bが形成
されている。作動レバー3は、枠体10の折曲部10aに固
定さてたねじ7との間に回動付勢ばね4が掛けられるこ
とにより第6図において時計方向に回動付勢され、適宜
の規制手段により付勢方向への回動が適宜の位置で規制
されている。作動レバー3の上記折曲部3aは前記プッシ
ュラッチ9の突起9bの移動通路上にあり、同突起9bが移
動してきたとき折曲部3aが突起9bに押され、作動レバー
3が付勢力に抗して反時計方向に回動するようになって
いる。従って、作動レバー3の回動付勢力よりも突起9b
の突出付勢力を強くしてある。作動レバー3の他方の折
曲部3bは前記マイクロスイッチ14の操作部18の側方に位
置しており、上記のように作動レバー3が反時計方向に
回動したとき折曲部3bが操作部18を押してマイクロスイ
ッチ14を作動させるようになっている。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、スライド部1側が固定ガイド2側から引き出され
ている状態から、スライド部1側を固定ガイド2側に押
し込む場合について説明する。スライド部1側を固定ガ
イド2側に押し込むと、固定ガイド2側の作動レバー3
の折曲部3aがプッシュラッチ9の突起9bに押されて作動
レバー3が第2図において回動付勢ばね4の付勢力に抗
し反時計方向に回動させられ、作動レバー3の他方の折
曲部3bがマイクロスイッチ14の操作部18を押してマイク
ロスイッチ14をオンさせる。一方、当接ねじ16の先端が
ダンパー15に当接してスライド部1側の押し込み位置が
規制されると共に、プッシュラッチ9の突起9bが固定ガ
イド2側の枠体10の折曲部10bの下に潜り込んだあと付
勢力により上記折曲部10bの後方に突出し、スライド部
1側を移動不能にロックする。
スライド部1側を固定ガイド2側から引き出す場合は、
プッシュラッチ9の押圧操作部9aを押圧操作した状態で
スライド部1側のパネル25を引き出す。ここで、上記押
圧操作部9aの近傍に取っ手を設けておけば操作性がさら
によくなる。上記押圧操作部9aを押圧操作することによ
りその突出9bが付勢力に抗して退避し、突出9bによる枠
体10の折曲部10bのロックを解除する。そこで、スライ
ド部1側を引き出す。スライド部1側を引き出すことに
よって作動レバー3の折曲部3aからプッシュラッチ9の
突起9bが逃げるため、作動レバー3は回動付勢ばね4の
付勢力により第2図において時計方向に回動し、作動レ
バー3の折曲部3bがマイクロスイッチ14の操作部18から
逃げてマイクロスイッチ14をオフにする。
マイクロスイッチ14は、スライド部1側が固定ガイド2
側にセットされているかどうかを検出する機能を有して
いて、その動作によって機器本体に電源を供給し、ある
いは信号を有効に授受するようにすることができる。
固定ガイド2側に対するスライド部1側の押し込み位置
は、当接ねじ16の突出量を調節することによって調節す
る。
このように、上記実施例によれば、スライド部1側を固
定ガイド2側にセットするときは、スライド部1側を単
に押し込むだけでスライド部1側が位置決めされてロッ
クされると共に、マイクロスイッチ14が作動し、また、
スライド部1側を固定ガイド2側から引き出すときは、
プッシュラッチ9の押圧操作部を押圧した状態のままス
ライド部1側を引き出すだけの単一操作で足りるため、
操作性に優れたロック装置を得ることができる。しか
も、ロックのセット、ロックの解除、スイッチの作動と
いうような各種の機能を簡単な機構で実現できるため、
コストの低廉化を図ることができる。さらに、スライド
部1をロックするプッシュラッチ9とマイクロスイッチ
14とが連動し、スライド部1が完全にロックされないと
機器本体へ電源が供給されないことから、スライド部1
のロックが不完全なままで機器が作動することを規制で
きる。
なお、本考案にかかるロック装置は、自動販売機やカー
ド発行機ばかりでなく、定期点検等が必要な各種機器に
適用することができる。
(考案の効果) 本考案によれば、スライド部側を固定ガイド側にセット
するときは、スライド部側を単に押し込むだけでスライ
ド部側が位置決めされてロックされると共に、マイクロ
スイッチが作動し、また、スライド部側を固定ガイド側
から引き出すときは、プッシュラッチを押圧した状態の
ままスライド部側を引き出すだけの単一操作で足りるた
め、操作性に優れたロック装置を得ることができる。さ
らに、スライド部をロックするプッシュラッチと機器本
体に電源を供給するマイクロスイッチとが連動し、スラ
イド部が完全にロックされないと機器本体へ電源が供給
されないことから、スライド部のロックが不完全なまま
で機器が作動することを規制することができるため、機
器にトラブルが発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるロック装置の実施例を示す平面
図、第2図は同上正面図、第3図は同上側面図、第4図
は上記実施例中の固定ガイド側の構成を示す側面図、第
5図は同上平面図、第6図は同上正面図、第7図はロッ
ク装置が適用される機器の例を概略的に示す側面図、第
8図は同上機器の異なる作動態様を示す側面図である。 1……スライド部、2……固定ガイド、3……作動レバ
ー、4……回動付勢ばね、9……プッシュラッチ、9b…
…突起、10b……プッシュラッチとの係合部、14……マ
イクロスイッチ、15……ダンパー、16……当接ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライド部側に、押圧操作で突起が退避す
    るプッシュラッチと、機器本体に電源を供給するマイク
    ロスイッチと、当接ねじを設け、 固定ガイド側に、上記プッシュラッチとの係合部と、プ
    ッシュラッチの突起に押されるマイクロスイッチ作動レ
    バーと、上記当接ねじと当たるダンパーと、上記作動レ
    バーを回動付勢する回動付勢ばねを設け、 上記作動レバーは、スライド部側が固定ガイド側に押し
    込まれてロックされたとき、上記プッシュラッチの突起
    の突出付勢力により上記回動付勢ばねの付勢力に抗し回
    動するものであり、 上記マイクロスイッチは、その操作部が上記作動レバー
    の付勢力に抗した回動により作動して機器本体に電源を
    供給するものであることを特徴とするロック装置。
JP1989094092U 1989-08-10 1989-08-10 ロック装置 Expired - Fee Related JPH0716220Y2 (ja)

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