JPH06268109A - 半導体チップおよびこの半導体チップを組み込んだ電子装置 - Google Patents

半導体チップおよびこの半導体チップを組み込んだ電子装置

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JPH06268109A
JPH06268109A JP5051682A JP5168293A JPH06268109A JP H06268109 A JPH06268109 A JP H06268109A JP 5051682 A JP5051682 A JP 5051682A JP 5168293 A JP5168293 A JP 5168293A JP H06268109 A JPH06268109 A JP H06268109A
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cooling
chip
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cooling body
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Mitsuhiro Sakuma
光廣 咲間
Hiroshi Kikuchi
広 菊地
Toshihiko Sato
俊彦 佐藤
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/1015Shape
    • H01L2924/10155Shape being other than a cuboid
    • H01L2924/10158Shape being other than a cuboid at the passive surface

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップの冷却効率の高い小型の電子装
置を提供する。 【構成】 電子装置5は、モジュール基板の主面に複数
のチップ搭載基板4を有するとともに、これらチップ搭
載基板4の主面には半導体チップ1が半田バンプ2を介
して接続されている。また、電子装置5はノズル6等か
らなる冷却機構を有している。前記ノズル6から噴射さ
れた冷却体7は、前記半導体チップ1の電極2が設けら
れない裏面(上面)に吹き付けられる。半導体チップ1
の裏面には放熱のための凹凸パターン3が設けられ冷却
効果増大が図られている。本発明の電子装置5は直接半
導体チップ1を冷却するため冷却効率が高い。本発明に
よれば、半導体チップ1の裏面に冷却体7を吹き付ける
構造となっていることから、装置全体の小型化も達成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体チップおよびこの
半導体チップを組み込んだ電子装置に係わり、たとえ
ば、チップ搭載基板に実装された半導体チップの露出面
に冷却体を吹き付けて半導体チップの冷却を図る技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等に使用されるIC(集積
回路),LSI等半導体装置は、信頼性が高いものが要
求されている。たとえば、日経BP社発行「日経エレク
トロニクス」1990年12月10日号、P209〜P241「大型コン
ピュータM−880の処理方式とハードウエア技術」に
は、コンピュータに組み込まれるLSIの実装構造につ
いて記載されている。また、同様の内容が日立評論社発
行「日立評論」1991年第2号、同年2月25日発行、P41
〜P48「超大形プロセッサグループ“HITACM−8
80”のハードウェア技術」にも記載されている。
【0003】これらの文献によれば、コンピュータを構
成する命令プロセサおよびシステム制御装置のLSIチ
ップは、新たに開発されたMCC(micro carrier for
LSIchip)と呼ぶパッケージに封止されている。命令プ
ロセサを構成する大型のプロセッサ・ボードは、46層
の多層プリント基板と、この多層プリント基板の一面に
配設された20個のモジュール・コネクタと、これらモ
ジュール・コネクタに取り付けられた高密度モジュール
と、前記高密度モジュールの水冷ジャケットに冷却水を
循環させる冷却機構等とからなっている。
【0004】高密度モジュールは、44層のAlNを主
体とする多層セラミック基板(モジュール基板)と、こ
のモジュール基板に搭載される36〜41個のMCC
と、前記MCCの上に載るセラミック(AlN:窒化ア
ルミ)製の小型フィン(マイクロフィン)と、前記モジ
ュール基板に気密的に取り付けられかつ前記MCC等を
被うAlNからなるセラミック・キャップ(モジュール
・キャップ)と、前記モジュール・キャップ上に熱伝導
グリースを介して接触する水冷ジャケットとからなって
いる。前記モジュール基板の層数は、表裏2層,信号1
8層,整合用11層,電源・接地13層の合計44層で
ある。表面層には、MCCのボンディング・パッド、設
計変更や製造欠陥などの補修用パターン、インサーキッ
ト・テスト用のプロービング・パッドなど約4万個のパ
ターンがある。また、モジュール基板の裏面層には端子
ピンのろう付け用パッドと、裏面補修用パッドが準備さ
れている。裏面の端子ピンは合計2521ピンである。
端子ピンは2.7mmピッチの面心格子配列となってい
る。隣接するピンとの間隔は1.91mmである。一
方、前記マイクロフィンの上部は櫛の歯状に切り込み
(下櫛歯)が入っているとともに、モジュール・キャッ
プの前記MCCに対面する内面(天井面)にも櫛の歯状
に切り込み(上櫛歯)が入り、上・下櫛歯が噛み合って
熱を伝えるようになっている。また、セラミック・キャ
ップ内には、熱伝導性と不活性雰囲気を確保するために
Heガスが充填され、櫛歯間の微小な隙間では、Heガ
スを介して放熱がされる。
【0005】MCCは、ムライト系セラミック(熱膨張
係数3.5×10-6/°C)からなるMCC基板と、こ
のMCC基板上にハンダ・バンプを介して搭載(フリッ
プチップ)するシリコン(Si:熱膨張係数3.0×1
-6/°)からなるLSIチップと、前記LSIチップ
を被うとともにMCC基板にハンダ封止されるAlN
(熱膨張係数3.8×10-6/°C)からなるMCCキ
ャップ(AlNキャップ)と、前記MCC基板の露出面
(下面)に設けられるハンダ・バンプとからなってい
る。また、前記LSIチップの背面は、放熱(伝熱)の
ためにハンダによってMCCキャップの天井に接続され
ている。前記MCC基板は、厚膜導体7層,薄膜導体5
層,薄膜抵抗1層からなる厚膜/薄膜混成基板構造とな
るとともに、LSIチップのバンプ・ピッチ(最小25
0μm間隔)と、MCCを搭載するモジュール基板の格
子ピッチ(ハンダ・バンプは450μm格子)の整合を
とるようになっている。MCCは10〜12mm角の大
きさとなっている。
【0006】LSIチップで発生した熱は、LSIチッ
プ背面(裏面)のハンダを通ってMCCキャップに伝わ
る。MCCキャップに伝わった熱は、マイクロフィン,
モジュール・キャップ,グリース,水冷ジャケットと順
次伝わって冷却水に放出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】LSIチップの冷却
は、前記の文献に記載されているように、LSIチップ
をパッケージに組み込み、冷却効率を上げるために放熱
フィンなどを介して冷却する構造となっていることか
ら、サイズが大きくなってしまう。
【0008】本発明の目的は、装置が大型化しない冷却
効率の高い電子装置およびこの電子装置に組み込まれる
半導体チップを提供することにある。本発明の前記なら
びにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述お
よび添付図面からあきらかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本発明の電子装置は、配
線基板構造のモジュール基板の主面に複数のチップ搭載
基板が配設されている。チップ搭載基板は配線基板構造
となり、モジュール基板と所定の回路を構成する。前記
チップ搭載基板の主面には半導体チップがフェイスダウ
ンボンディングによって搭載されている。前記半導体チ
ップの露出面は冷却され易いように凹凸パターンが設け
られている。また、前記各半導体チップの露出面には冷
却機構によって冷却体が吹き付けられて半導体チップが
冷却できるようになっている。冷却機構は各半導体チッ
プの周囲を塞ぎ前記チップ搭載基板の主面に対面する半
導体チップ面側に冷却体が流入しないように作用する遮
蔽体と、この遮蔽体の上部に形成される密閉された冷却
室と、この冷却室内に配設されかつ冷却体を輸送する冷
却管と、前記冷却管に連通状態で取り付けられかつ各半
導体チップの露出面に先端を臨ませるノズルと、前記冷
却室に溜まる冷却体を外部に案内する排出管とからなっ
ている。
【0010】
【作用】本発明の半導体チップは、露出面に放熱のため
の凹凸パターンが設けられていることから、冷却体がこ
の凹凸パターンに吹き付けられると半導体チップは効果
的に冷却される。
【0011】また、本発明の電子装置は、チップ搭載基
板に搭載された半導体チップの露出面に冷却体が吹き付
けられることから、半導体チップの冷却効率を高めるこ
とができるとともに、装置全体の小型化が達成できる。
また、この電子装置に組み込まれる半導体チップは、冷
却体が吹き付けられる露出面に放熱のための凹凸パター
ンが設けられていることから、半導体チップはより効果
的に冷却される。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。図1は本発明の一実施例による電子装置に
おける半導体チップの冷却状態の要部を示す断面図、図
2は本発明の電子装置の要部を示す断面図、図3は本発
明の一実施例による半導体チップの斜視図である。
【0013】本発明の半導体チップ1は、図1に示すよ
うに、電極(半田バンプ)2が設けられない面に放熱の
ための凹凸パターン3が設けられている。この半導体チ
ップ1は、実装基板、すなわち配線基板構造からなるチ
ップ搭載基板4の主面にフェイスダウンボンディングに
よって搭載された状態では、前記放熱のための凹凸パタ
ーン3が設けられた面は露出面となる。そして、前記半
導体チップ1を組み込んだ電子装置5においては、前記
半導体チップ1の露出面、すなわち、放熱のための凹凸
パターン3を有する露出面には、冷却機構のノズル6か
ら矢印で示すように冷却体7が吹き付けられる構造とな
っている。なお、図1において、半導体チップ1の周囲
は遮蔽体9で塞がれ、前記チップ搭載基板4の主面に対
面する半導体チップ1の半田バンプ2が設けられた面側
に冷却体7が流入しないようになっている。
【0014】このような電子装置では、半導体チップ1
の露出面に直接冷却体7が吹き付けられることから、半
導体チップ1の効果的(効率的)な冷却が可能となる。
また、本発明の半導体チップ1は、一面に放熱のための
凹凸パターン3が設けられていることから、放熱面積が
増大し効果的な冷却が達成できる。
【0015】つぎに、本発明の電子装置の具体例につい
て、図2を参照しながら説明する。本発明の電子装置5
は、図2に示すように、多層セラミック基板からなるモ
ジュール基板15を有している。このモジュール基板1
5は、従来の技術の欄で記載した従来の文献に開示され
たコンピュータを構成する命令プロセサおよびシステム
制御装置のLSIチップを組み込んだ高密度モジュール
のモジュール基板と基本的には同様となっている。そし
て、このモジュール基板15の主面(上面)には、図示
しない電極が設けられ、この電極には前記チップ搭載基
板4が搭載される。また、モジュール基板15の裏面
(下面)には、モジュール基板15の主面に設けられた
電極にそれぞれ電気的に繋がるリード16がピングリッ
ド状に配設されている。
【0016】前記モジュール基板15の主面には、複数
のチップ搭載基板4が電極(半田バンプ)17を介して
取り付けられている。前記チップ搭載基板4の主面(上
面)には、コンピュータを構成する命令プロセサやシス
テム制御装置のLSIチップを構成する半導体チップ1
が、フェイスダウンボンディングによって搭載される。
これによって、前記チップ搭載基板4の主面の図示しな
い電極と、半導体チップ1の主面(下面)に設けられた
電極(半田バンプ)2が接続されることになる。前記チ
ップ搭載基板4は、半導体チップ1のバンプ・ピッチ
と、モジュール基板15の電極ピッチの整合を図る基板
となっている。
【0017】一方、前記モジュール基板15の主面(上
面)側には、カバーを兼ねた遮蔽体9が、図示しない半
田等の接着材を介して取り付けられている。遮蔽体9
は、チップ搭載基板4等を被うが、半導体チップ1の裏
面の放熱のための凹凸パターン3が露出するように一部
で開口されている。また、半導体チップ1の裏面と遮蔽
体9とは、図示しない接着剤等によって冷却体7がモジ
ュール基板15の主面側に流入しないようになってい
る。この遮蔽体9は、半導体チップ1との間で電気的に
接続状態とならないように、図のように絶縁性のもので
形成されるか、あるいは半導体チップ1との間に絶縁体
が介在される。
【0018】他方、前記遮蔽体9上には密閉状態にカバ
ー20が取り付けられ、冷却室21が形成されている。
また、前記冷却室21には冷却管22が配設される。こ
の冷却管22は前記半導体チップ1の裏面側に延在する
とともに、半導体チップ1の裏面の略中心部分に対応す
る箇所にはノズル6を有している。冷却管22の一端は
冷却管22から外に延在する。この冷却管22には外部
から冷却体7が供給され、ノズル6の先端から半導体チ
ップ1の裏面の凹凸パターン3部分に冷却体7が吹き付
けられるようになっている。また、カバー20の一側下
方には排出管23が設けられ、冷却室21に溜まった冷
却体7を回収するようになっている。半導体チップ1を
冷却する冷却機構は、各半導体チップ1の周囲を塞ぎ前
記チップ搭載基板4の主面に対面する半導体チップ面側
に冷却体7が流入しないように作用する遮蔽体9と、こ
の遮蔽体9の上部に形成される密閉された冷却室21
と、この冷却室21内に配設されかつ冷却体7を輸送す
る冷却管22と、前記冷却管22に連通状態で取り付け
られかつ各半導体チップ1の露出面に先端を臨ませるノ
ズル6と、前記冷却室21に溜まる冷却体7を外部に案
内する排出管23とからなっている。そして、冷却体7
は図示しないポンプの駆動によって冷却管22に送り込
まれ、ノズル6から噴射される。前記冷却体7として
は、水を始めとする液体やガスが使用される。
【0019】半導体チップ1の裏面は、冷却体7が吹き
付けられて、半導体チップ1が直接冷却される構造とな
っている。半導体チップ1の冷却効果増大のための凹凸
パターン3は、たとえば図3に示すように、半導体チッ
プ1の裏面中心から外周に向かって流路25を形成する
ように突部26を配列した構造でも良い。図3におい
て、中心の円形パターン,この円形パターンの近傍から
外周に向かって延在する方形パターンおよび三角形パタ
ーンはいずれも突部26となっている。そして、前記各
部の間が流路25となる。この凹凸パターン3はエッチ
ングによって形成される。
【0020】
【発明の効果】(1)本発明の半導体チップは、冷却体
が吹き付けられる露出面は冷却用凹凸パターンが設けら
れていることから、冷却面の増大によって冷却効率が高
くなるという効果が得られる。
【0021】(2)本発明の電子装置は、チップ搭載基
板に搭載された半導体チップの裏面に直接冷却体を吹き
付けて冷却する構造となっていることから、効率的に半
導体チップの冷却が図れ、半導体チップの安定動作が可
能となるという効果が得られる。
【0022】(3)上記(2)により、本発明の電子装
置は、半導体チップの裏面に直接冷却体を吹き付けると
ともに、半導体チップの裏面には放熱のための凹凸パタ
ーンが設けられていることから冷却効率はさらに高くな
るという効果が得られる。
【0023】(4)上記(2)により、本発明の電子装
置は、半導体チップの裏面に直接冷却体を吹き付ける構
造となっていることから、ノズルと半導体チップ間に特
別の部品を必要とせず、装置全体が小型化されるという
効果が得られる。
【0024】(5)上記(1)〜(4)により、本発明
によれば半導体チップの冷却効率が高い小型の電子装置
を提供することができるという相乗効果が得られる。
【0025】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない、たとえば、
半導体チップ1の裏面の凹凸パターン3は、図4に示す
ように、丸棒状の突子(スタンド)30を整列配置した
パターンでも冷却効率は高い。また、凹凸パターン3は
これ以外のパターンでも良い。なお、パターンによって
は、エッチングに代えて機械的研削で形成してもよい。
また、チップ搭載基板4等の配線基板や半導体チップ1
に影響を与えない冷却体7の場合には、遮蔽体9は必ず
しも必要としない。また、ノズル6や冷却管22に廃し
て、冷却室21に冷却体7を流入させかつ排出させる構
造で冷却を行ってもよい。
【0026】図5は本発明の他の実施例による電子装置
の要部を示す模式的断面図である。この例では、半導体
チップ1の凹凸パターン3を有する裏面に対面するノズ
ル6が、矢印で示されるように左右に揺動する構造とな
っている。すなわち、ノズル6を有する冷却管22が、
カバー20に対して摺動できる構造となっている。これ
により、半導体チップ1の裏面全体に冷却体7が吹き付
けられることになり、半導体チップ1はより効率的に冷
却され、LSIチップは常に低温度状態で安定作動する
ことになる。
【0027】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるコンピ
ュータを構成する命令プロセサおよびシステム制御装置
のLSIチップを搭載した電子装置の製造技術に適用し
た場合について説明したが、それに限定されるものでは
ない。本発明は少なくとも半導体チップの裏面を直接冷
却できる構造の電子装置には適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による電子装置における半
導体チップの冷却状態の要部を示す断面図である。
【図2】 本発明の電子装置の要部を示す断面図であ
る。
【図3】 本発明の一実施例による半導体チップの模式
的斜視図である。
【図4】 本発明の他の実施例による半導体チップの模
式的斜視図である。
【図5】 本発明の他の実施例による電子装置における
半導体チップの冷却状態の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1…半導体チップ、2…電極(半田バンプ)、3…凹凸
パターン、4…チップ搭載基板、5…電子装置、6…ノ
ズル、7…冷却体、9…遮蔽体、15…モジュール基
板、16…リード、17…半田バンプ、20…カバー、
21…冷却室、22…冷却管、23…排出管、25…流
路、26…突部、30…突子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極が設けられない面に放熱のための凹
    凸パターンが設けられていることを特徴とする半導体チ
    ップ。
  2. 【請求項2】 チップ搭載基板と、このチップ搭載基板
    の主面に実装された半導体チップと、前記半導体チップ
    の露出面に冷却体を吹き付けかつこの冷却体を回収する
    冷却機構とを有することを特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却体が吹き付けられる半導体チッ
    プの露出面は放熱のための凹凸パターンを有する面とな
    っていることを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体チップはその周囲に遮蔽体を
    有しかつ前記冷却体はこの遮蔽体に遮られてチップ搭載
    基板の主面に対面する半導体チップ面側に流入しないよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項2記載の電
    子装置。
JP5051682A 1993-03-12 1993-03-12 半導体チップおよびこの半導体チップを組み込んだ電子装置 Pending JPH06268109A (ja)

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