JPH0626754U - 取付装置 - Google Patents

取付装置

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JPH0626754U
JPH0626754U JP6596192U JP6596192U JPH0626754U JP H0626754 U JPH0626754 U JP H0626754U JP 6596192 U JP6596192 U JP 6596192U JP 6596192 U JP6596192 U JP 6596192U JP H0626754 U JPH0626754 U JP H0626754U
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JP
Japan
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mounting
holding
locking
main body
holding portion
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Application number
JP6596192U
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 長島
毅 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0626754U publication Critical patent/JPH0626754U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電気掃除機本体1の側方上部に対向して係止
部を形成する開口部11を有した係止凹部12を形成する。
取付部本体41は吸込口体37の連結部38に弾性にて嵌着す
る円周方向の両端に間隙43を有する環状の保持部42を形
成する。保持部42の外側面に首部を突出形成し、首部よ
り保持部42の外周面の接線方向に沿って鍔部を突出形成
する。取付部本体41を下方にスライド移動し係止部に鍔
部を係止して、係止凹部12に係止取付させる。取付部本
体41に外力が掛かると、保持部42の対向する先端が離間
する方向に保持部42が弾性変形し、保持部42の先端間の
間隙43が広がり連結部38が保持部42より外れる。 【効果】 一動作で容易に着脱でき、構造上外力に弱い
首部および鍔部を弾性変形させず、取付部本体41の損傷
を防止できる。ぐらつくことなく確実に安定して係止で
き、簡便な構造に形成でき製造性が向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被取付部に設けられた係止手段に取付手段を介して、容易に取付本 体を着脱できる取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被取付部に設けられた係止手段に取付手段を介して、容易に取付本体を 着脱する取付装置としては、吸込口体を電気掃除機本体にホース体および延長管 などを介して接続したまま取り付ける構成が知られている。この取付装置は吸込 口体を取り付けた延長管を保持する環状の保持部に下方にL字状に突出した爪部 を設けている。そして、この爪部を電気掃除機本体に上方に開口する開口部に挿 入し、取り付ける構成が知られている。
【0003】 しかし、取付装置において、開口部に挿入され係止される爪部は下方にL字状 に突出形成されるため、断面積が小さく、外方からの応力に対しての強度が低く 、爪部が折損する問題がある。
【0004】 そこで、外力が掛っても損傷を防止できるものとして、例えば特開平3−77 516号公報記載の構成が採られている。
【0005】 この特開平3−77516号公報記載の取付装置は、取付本体としての延長管 などを嵌合固定する環状の保持部を有し、この保持部より外側方に略垂直に突出 して挿入部を形成し、この挿入部の先端よりL字状に反対方向にそれぞれ突出し て鍔部を設けて取付手段を形成している。また、挿入部の先端付近には、弾性を 有するウエーブを一体に架設形成している。そして、延長管に取り付けた取付手 段を、電気掃除機本体の後部に上方に向けて開口した係止手段に、上方より挿入 部を挿入して下方にスライド移動させて係止して取り付ける。また、取り外す場 合には、上方にスライド移動するか、挿入部の先端を近付けるようにウエーブ、 挿入部および鍔部を弾性変形させながら係止手段より取り外す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平3−77516号公報記載の取付装置において、ウ エーブ、挿入部および鍔部を弾性変形させて係止手段より取付手段を取り外す場 合、弾性変形しやすいように挿入部の突出長さおよび挿入部間の距離を十分長く 設けなければならず、大型化するとともに、取り付けた状態が不安定となる問題 がある。さらに、弾性変形による取り外しが可能となるように取付手段の鍔部と 係止手段との係止面積が小さく、安定して確実に取り付けることができない問題 がある。また、ウエーブ、挿入部および鍔部は形状が小さいので強度が弱く、こ れらを弾性変形させるために損傷する問題も有している。
【0007】 本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、一動作で容易に着脱できるとと もに、必要以上の外力が加わっても損傷することなく安定して確実に取り付けら れる取付装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の取付装置は、被取付部に形成された係止手段に、取付本体を保持する 取付手段を係止取り付ける取付装置において、前記係止手段は、2面に亘り連続 して形成された開口部と、この開口部の1面に沿って挿入間隙を介して対向して 設けられた係止部とを有し、前記取付手段は、弾性変形可能に形成され前記取付 本体を着脱可能に保持する保持部と、前記開口部に挿脱自在に挿入され前記係止 部に摺動により着脱自在に係止される鍔部とを有したものである。
【0009】
【作用】
本考案の取付装置は、取付本体を被取付部に挿脱する際には、係止手段の係止 部に沿って移動させながら、係止手段の開口部に鍔部を挿入し、鍔部を係止部に 係止させることにより、取付本体が被取付部に簡単な構造で容易にかつ確実に取 り付けることができる。一方、取付本体を被取付部に装着した状態で、鍔部の挿 入方向とは異なる、挿脱方向に対して交差する方向の力が加えられると、取付本 体の保持部が弾性変形され、取付本体が保持部より外れて、容易に脱離でき取付 本体の損傷を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の取付装置の一実施例として電気掃除機を用いてその構成を図面 に基づいて説明する。
【0011】 図1および図2において、1は被取付部としての電気掃除機本体で、この電気 掃除機本体1は、上面を開口した下部ケース2、および、この下部ケース2の後 部上面を閉塞する上部ケース3とから前側上面部を開口した本体ケース4と、こ の本体ケース4の前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する蓋体5とからなってい る。また、下部ケース2は、前側下面に図示しない旋回自在の旋回輪が取り付け られるとともに、後側には従動後輪6が取り付けられている。なお、従動後輪6 が本体ケース4の側面より外方に突出しないように本体ケース4を形成する。さ らに、本体ケース4の上部に上ハンドル7が枢着されている。
【0012】 そして、上部ケース3には、電気掃除機本体1の軸方向の右側の上部には、上 方および側方の2面に亘って開口部11を有する係止手段としての係止凹部12が形 成されている。そして、側方側に向かって開口する縁部には、側面から延長する ように対向して突出する係止部13が形成されている。さらに、この係止凹部12の 開口部11を閉塞する閉塞蓋部14が、係止凹部12の上部内側で下端が閉塞方向であ る側方に向かって回動し、係止部13に当接して開口部11を閉塞するように、例え ば図示しないトーションバネなどによって付勢されて上部を回動自在に軸支され て取り付けられている。
【0013】 さらに、閉塞蓋部14は、凹状に彎曲した上面部21と、この上面部21の下端縁よ り下方に形成され上下方向の両縁に係止部13に当接する支持部22が形成された側 面部23とより、上部ケース3と面一となるようにく字状に形成されている。そし て、上面部21と側面部23との間には上方に突出する呼込突部24が形成されている 。
【0014】 そして、電気掃除機本体1の前端には、上部ケース3と下部ケース2に挟持さ れた吸込部31が設けられている。また、この吸込部31は、前端が電気掃除機本体 1の前方へ開口しているとともに、後端が図示しない蓋体5内に形成された集塵 室へ開口している。
【0015】 一方、32はホース体で、このホース体32は可撓性を有し、一端に吸込部31に着 脱自在に嵌合取付される接続部33が取り付けられ、他端には電気掃除機本体1内 に配設された図示しない電動送風機などの駆動を制御する操作部34が設けられた 取手部35が取り付けられている。また、取手部35には、延長管36が着脱自在に嵌 合されて取り付けられ、延長管36の先端に着脱自在に取付本体としての吸込口体 37が取り付けられている。
【0016】 また、吸込口体37には、延長管36に着脱自在に嵌合して取り付けられる連結部 38に、上部ケース3の係止凹部12に係止される取付手段としての取付部本体41が 設けられている。
【0017】 そして、この取付部本体41は、図3および図4に示すように、連結部38を内接 した状態で弾性を有する環状の保持部42が設けられ、この保持部42の円周方向の 両端に間隙43が設けられている。また、この間隙43と対向する保持部42の外側面 には、保持部42の外周面側に略垂直に挿入部としての首部44を突出形成し、この 首部44より保持部42の外周面の接線方向に沿って鍔部45が突出形成されている。 そして、保持部42の内周面は保持部42の弾性によって吸込口体37の連結部38に嵌 着して固定されている。
【0018】 また、鍔部45の上端には、係止凹部12の係止部13の上端が当接するように平面 T字状に当接部52が突出して形成されている。さらに、首部44の基部には鍔部45 の突出方向と略平行な面を有する案内壁部53が形成されている。なお、首部44の 高さ、すなわち、対向する鍔部45と案内壁部53との間の距離は、係止凹部12の係 止部13の厚みと略同一となるように形成されている。さらに、鍔部45の前面には 、保持部42の外周面の接線方向に沿って閉塞蓋部14の呼込突部24が係合する固定 溝部55が形成されている。
【0019】 そして、鍔部45が係止凹部12に係止され首部44が係止凹部12の対向する係止部 13に挟持されて取付部本体41が係止凹部12に係止され、吸込口体37の前端下部が 図示しない床面に接地され、吸込口体37の左右方向が電気掃除機本体1の軸方向 に沿うように、吸込口体37が電気掃除機本体1に、延長管36が立位状態で取り付 けられている。
【0020】 つぎに、上記実施例の動作について説明する。
【0021】 通常の掃除時には、蓋体5を閉じておき、ホース体32の一端に取り付けられた 接続部33を電気掃除機本体1の前面に設けられた吸込部31に嵌合させて取り付け てホース体32を接続し、さらに、ホース体32の他端の取手部35に延長管36を接続 し、この延長管36に吸込口体37を取り付け、取手部35の操作部34の操作により掃 除を行なう。
【0022】 また、電気掃除機本体1の収納および掃除の中断による吸込口体37の電気掃除 機本体1への取り付けにあたっては、ホース体32の取手部35を持ったまま、取付 部本体41を鍔部45の下端にて係止凹部12の上方より閉塞蓋部14の上面部21をトー ションバネなどの付勢に抗して下方に押圧して閉塞蓋部14を回動させ、開口部11 を開口する。このとき、閉塞蓋部14がさらに回動されると鍔部45の先端は呼込突 部24に当接し、鍔部45の先端にてさらに閉塞蓋部14を回動させる。そして、係止 凹部12の開口部11より下方に挿入していく。この挿入の際に、鍔部45と案内壁部 53とに係止凹部12の係止部13が挟持され、かつ、首部44が係止凹部12の対向する 係止部13に挟持されるように、取付部本体41を下方にスライド移動させて係止凹 部12に係止取付させる。このとき、閉塞蓋体14の呼込突部24が鍔部45の固定溝部 55に係合し、鍔部45と閉塞蓋体14とにて係止凹部12を塵埃が侵入しないように閉 塞している。この係止により、吸込口体37が電気掃除機本体1の側面側に取り付 けられる。
【0023】 さらに、電気掃除機本体1に係止されている吸込口体37を取り外す場合には、 ホース体32の取手部35を持って上方に引き上げ、吸込口体37に取り付けられた取 付部本体41を上方にスライド移動させ係止部13より取り外して吸込口体37を取り 外す。
【0024】 また、取手部35を上方に引き上げずに、係止部13の開口する側方側に倒したり 、取手部35をこじるなどの外力が掛かった場合には、吸込口体37の連結部38を嵌 着している保持部42が、この保持部42の対向する先端が離間する方向に拡開して 弾性変形され、保持部の先端間に形成される間隙43が広がってこの間隙43より吸 込口体37の連結部38が保持部42より外れて、吸込口体37が電気掃除機本体1より 取り外される。
【0025】 上記実施例によれば、吸込口体37に取り付けられた取付部本体41を上下方向に スライド移動させることにより吸込口体37を電気掃除機本体1の側面側に一動作 で容易に着脱できる。そして、取付部本体41に外力が掛かった場合には、吸込口 体37の連結部38を嵌着している保持部42が、この保持部42の対向する先端が離間 する方向に拡開して弾性変形され、保持部42の先端間に形成されている間隙43が 広がり、この広がった間隙43より吸込口体37が保持部42より外れるので、従来の ように構造上外力に弱い首部44および鍔部45を弾性変形させる必要がなく、取付 部本体41の損傷を防止することができる。また、首部44および鍔部45を弾性変形 させる必要がないので、取付部本体41と係止部13との係止部分を拡大でき取付部 本体41を介して係止されるホース体32を連結する吸込口体37がぐらつくことなく 、確実に安定して係止できる。さらに、従来のように首部44に間隙を形成し、こ の間隙間にウエーブなどを形成するなどの必要がなく、簡便な構造に形成でき製 造性が向上できる。
【0026】 次に、他の実施例を図5に基づいて説明する。
【0027】 図5に示す取付装置は、図1ないし図4に示す取付装置の保持部42に、対向す る一方の先端に他方の先端に向かって突出する突出部61と、他方の先端に突出部 61が係合する凹部62とを形成し、一方の保持部42a の突出部61を他方の保持部42 b の凹部62に係合して、保持部42を環状に形成し、吸込口体37の連結部38に嵌着 するもので、取付本体としての吸込口体37の保持性を向上したものである。
【0028】 そして、外力が掛かると、一方の保持部42a の突出部61が他方の保持部42b の 凹部62から外れながら保持部42が弾性変形し、保持部42の先端間に間隙43が形成 され、この間隙43から連結部38が外れるようになっている。
【0029】 なお、上記図1ないし図4に示す実施例および図5に示す実施例において、被 取付部を電気掃除機本体1とし、取付本体を吸込口体37の連結部38として説明し たが、被取付部は壁や柱など、取付本体はドライヤや電気髭剃りなどと対象物は いずれのものでもできる。
【0030】
【考案の効果】
本考案によれば、取付本体を被取付部に挿脱する際には、係止手段の係止部に 沿って移動させながら、係止手段の開口部に鍔部を挿入し、鍔部を係止部に係止 させることにより、取付本体が被取付部に簡単な構造で容易にかつ確実に取り付 けることができる。一方、取付本体を被取付部に装着した状態で、鍔部の挿入方 向とは異なる、挿脱方向に対して交差する方向の力が加えられると、取付本体の 保持部が弾性変形され、取付本体が保持部より外れて、容易に脱離でき損傷を防 止することができる。また、取付手段の構造を簡略化でき、製造性を向上するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付装置の一実施例を示す電気掃除機
本体に連結部に取り付けられた取付部本体を取り付けた
状況の斜視図である。
【図2】同上電気掃除機本体の上面平面図である。
【図3】同上連結部を取り付けた取付部本体を係止凹部
に取り付けた状態の一部を切り欠いた断面図である。
【図4】同上取付部本体の斜視図である。
【図5】本考案の取付装置の他の実施例を示す取付部本
体の斜視図である。
【符号の説明】
1 被取付部としての電気掃除機本体 11 開口部 12 係止手段としての係止凹部 13 係止部 38 取付本体としての連結部 41 取付手段としての取付部本体 44 挿入部としての首部 45 鍔部 53 案内部としての案内壁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部に形成された係止手段に、取付
    本体を保持する取付手段を係止取り付ける取付装置にお
    いて、 前記係止手段は、 2面に亘り連続して形成された開口部と、 この開口部の1面に沿って挿入間隙を介して対向して設
    けられた係止部とを有し、 前記取付手段は、 弾性変形可能に形成され前記取付本体を着脱可能に保持
    する保持部と、 前記開口部に挿脱自在に挿入され前記係止部に摺動によ
    り着脱自在に係止される鍔部とを有したことを特徴とす
    る取付装置。
JP6596192U 1992-09-22 1992-09-22 取付装置 Pending JPH0626754U (ja)

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JP6596192U JPH0626754U (ja) 1992-09-22 1992-09-22 取付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116638417A (zh) * 2023-06-09 2023-08-25 东莞市百通精密技术有限公司 一种具有快速清洁功能的电机换向器智能加工设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116638417A (zh) * 2023-06-09 2023-08-25 东莞市百通精密技术有限公司 一种具有快速清洁功能的电机换向器智能加工设备
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