JP2574271Y2 - 取付装置 - Google Patents

取付装置

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JP2574271Y2
JP2574271Y2 JP1992044978U JP4497892U JP2574271Y2 JP 2574271 Y2 JP2574271 Y2 JP 2574271Y2 JP 1992044978 U JP1992044978 U JP 1992044978U JP 4497892 U JP4497892 U JP 4497892U JP 2574271 Y2 JP2574271 Y2 JP 2574271Y2
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俊彦 長島
博 鵜沢
毅 佐藤
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Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Toshiba TEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、被取付部に設けられた
係止手段に取付手段を介して、容易に取付本体を着脱で
きる取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被取付部に設けられた係止手段に
取付手段を介して、容易に取付本体を着脱する取付装置
としては、例えば特開平3−77516号公報記載の構
成、すなわち、吸込口体を電気掃除機本体にホース体お
よび延長管などを介して接続したまま電気掃除機本体に
取り付ける構成が知られている。
【0003】この特開平3−77516号公報記載の
取付装置は、被取付部としての電気掃除機本体に接続さ
れる取付本体としての延長管などに、嵌合固定される環
状部より外方に略垂直に突出して挿入部を形成し、この
挿入部の先端よりL字状に反対方向にそれぞれ突出して
鍔部を形成した取付手段を取り付ける。また、挿入部の
先端付近には、弾性を有するウエーブを架設して一体に
形成している。そして、延長管に取り付けた取付手段
を、電気掃除機本体の後部に上方に向けて開口した係止
手段に、上方より挿入部を挿入して下方にスライド移動
させて係止して取り付ける。また、取り外す場合には、
上方にスライド移動するか、挿入部の先端を近付けるよ
うにウエーブ、挿入部および鍔部を弾性変形させながら
係止手段より取り外す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−77516号公報記載の取付装置は、係止手
段より取付手段を取り外す場合、ウエーブ、挿入部およ
び鍔部を弾性変形させて取り外す際には、弾性変形しや
すいように挿入部の突出長さおよび挿入部間の距離を十
分長く設けなければならず、取り付けた状態が不安定と
なるとともに、大型化する問題がある。さらに、弾性変
形させるため、取付手段を損傷する問題も有している。
【0005】本考案は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、損傷することなく一動作で容易に着脱できるととも
に、安定して確実に係止手段に取り付けられる取付装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の取付装置は、被
取付部に形成された係止手段に、取付本体に設けられた
取付手段を係止取り付ける取付装置において、前記係止
手段は、略交差する方向の2面に亘り連続して形成され
た開口部と、この開口部の1面に沿って挿入間隙を介し
て対向して設けられた一対の係止部とを有し、前記取付
手段は、平面を構成して形成され前記係止部の外面側
当接する案内部と、この案内部により形成される平面に
対して略垂直に突出して形成され前記開口部に前記挿入
間隙を介して挿脱自在に挿入される挿入部と、この挿入
部の挿脱方向の両側に前記案内部と略平行にそれぞれ突
出して形成され前記係止部の前記開口部内側に係止され
る鍔部と、前記案内部と前記鍔部との間に挿入されて前
記挿入部に取り付けられ、前記鍔部の突出方向に移動可
能に移動間隙を介して前記挿入部を前記鍔部の突出方向
に沿っ両側に位置して挟持し、前記案内部と前記鍔部
との対向する距離と同一長さに形成された略平行な1対
の挟持部を有し、前記係止手段に対して取付手段が相対
的に移動することにより、れら1対の挟持部のうち一
方の挟持部が前記係止部にて押圧されて移動し内面側が
前記対向する挿入部に押圧されると、他方の挟持部が相
対的に移動して外面が前記鍔部の突出方向の先端と略面
一となる嵌合部とを有したものである。
【0007】
【作用】本考案の取付装置は、取付本体を被取付部に
り付ける際には、係止手段の略交差する方向の2面に亘
り連続する開口部の一方の面に沿って挿入間隙を介して
対向して設けた一対の係止部に沿って取付手段の平面を
構成する案内部を移動させながら、案内部の平面に対し
て略垂直に突設した挿入部および挿入部の挿脱方向の両
側に案内部と略平行に突設した鍔部とを係止部に沿って
開口部の他方の面から挿入し、鍔部と案内部との間に係
止部を挟持するように位置させて鍔部を係止部の開口部
内側に係止させて取り付ける。また、取り外す際には、
係止部に沿って案内部を移動させながら開口部内に挿入
する挿入部および鍔部を係止部に沿って開口部の他方の
面から引き抜いて取り外す。このため、取付本体が被取
付部に簡単な構造で容易にかつ確実に着脱できる。一
方、取付本体を被取付部に装着した状態で、挿入部の挿
入方向とは異なる挿脱方向に対して交差する方向の力が
加えられ係止手段に対して取付手段が相対的に移動する
ことにより案内部と鍔部との間に挿入して挿入部に取
り付けた嵌合部が鍔部の突出方向に沿って移動する。す
なわち、挿入部の両側に位置する嵌合部の略平行な1対
の挟持部のうち、力が加えられた方向の一方の挟持部が
係止部にて挿入部に押圧されて移動し、他方の挟持部
が相対的に移動して外面が力が加えられた方向と反対方
向に突出する鍔部の先端と略面一となる状態に嵌合部が
移動する。このため、鍔部と案内部との間で鍔部が係止
する係止部の位置に嵌合部の挟持部が移動して鍔部の係
止部への係止が解除されるので、取付手段に大きな負荷
が加わることなく取付本体が被取付部から容易に外れ
て、容易に着脱でき損傷を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の取付装置の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0009】図7および図8において、1は被取付部と
しての電気掃除機本体で、この電気掃除機本体1は、上
面を開口した下部ケース2、および、この下部ケース2
の後部上面を閉塞する上部ケース3とから前側上面部を
開口した本体ケース4と、この本体ケース4の前側上面
部の開口を開閉自在に閉塞する蓋体5とから構成され
いる。また、下部ケース2は、前側下面に図示しない旋
回自在の旋回輪が取り付けられるとともに、後側には従
動後輪6が取り付けられている。なお、従動後輪6が本
体ケース4の側面より外方に突出しないように本体ケー
ス4を形成する。さらに、本体ケース4の上部に上ハン
ドル7が枢着されている。
【0010】そして、上部ケース3には、図2、図7お
よび図8に示すように、電気掃除機本体1の軸方向の右
側の上部には、上方および側方の2面に亘って開口部11
を有する係止手段としての係止凹部12が形成されてい
る。そして、側方側に向て開口する縁部には挿入間隙
を介して対向して突出する係止部13がそれぞれ形成され
ている。さらに、この係止凹部12の開口部11を閉塞する
閉塞蓋部14が、係止凹部12の上部内側で下端が閉塞方向
である側方に向て回動し、係止部13に当接して開口部
11を閉塞するように、例えば図示しないトーションバネ
などによって付勢されて上部を回動自在に軸支されて取
り付けられている。
【0011】さらに、閉塞蓋部14は、凹状に彎曲した上
面部21と、この上面部21の下端縁より下方に屈曲形成さ
れ上下方向の両縁に係止部13に当接する支持部22が形成
された側面部23とより、上部ケース3と面一となるよ
うにく字状に形成されている。そして、上面部21と側面
部23の間の辺には上方に突出する呼込突部24が形成さ
れている。
【0012】そして、電気掃除機本体1の前端には、上
部ケース3と下部ケース2に挟持された吸込部31が設け
られている。また、この吸込部31は、前端が電気掃除機
本体1の前方へ開口しているとともに、後端が図示しな
い蓋体5内に形成された集塵室へ開口している。
【0013】一方、32はホース体で、このホース体32は
可撓性を有し、一端に吸込部31に着脱自在に嵌合取付さ
れる接続部33が取り付けられ、他端には電気掃除機本体
1内に配設された図示しない電動送風機などの駆動を制
御する操作部34が設けられた取手部35が取り付けられて
いる。また、取手部35には、延長管36が着脱自在に嵌合
されて取り付けられ、延長管36の先端に着脱自在に取付
本体としての吸込口体37が取り付けられている。
【0014】また、吸込口体37には、延長管36に着脱自
在に嵌合して取り付けられる取付本体としての連結部38
が設けられ、この連結部38に、上部ケース3の係止凹部
12に係止される取付手段としての取付部本体41が設けら
れている。
【0015】そして、この取付部本体41は、図1ないし
図6に示すように、連結部38を内接した状態で弾性を有
する環状の環状部43が設けられ、この環状部43の円周方
向の両端に間隙42が設けられている。また、間隙42の縁
より環状部43の外周面側に略垂直に挿入部としての首部
44を突出形成し、この首部44より環状部43の外周面の接
線方向に沿って鍔部45が突出形成されている。さらに、
環状部43には、位置決め部47が開口形成され、この位置
決め部47は吸込口体37の連結部38の外周面に直線上に位
置するとともに、外方に突出形成された固定部46に係合
されており、環状部43の内周面は環状部の弾性によって
連結部38に嵌着して固定部46にて固定されている。
【0016】また、鍔部45の上端には、当接部52が形成
され、この当接部52は挿入口51が形成され係止凹部12の
係止部13の上端が当接するように平面T字状に突出して
形成されている。さらに、首部44の基部には鍔部45と略
平行な面を有する案内部としての案内壁部53が形成さ
れ、首部44の上下方向の中央付近には鍔部45と同方向で
かつ下方に向かって突出する爪部54が形成されている。
なお、首部44の高さ、すなわち、対向する鍔部45と案内
壁部53との間の距離は、係止凹部12の係止部13の厚みと
略同一となるように形成されている。さらに、鍔部45の
前面には、環状部43の外周面の接線方向に沿って閉塞蓋
部14の呼込突部24が係合する固定溝部55が形成されてい
る。
【0017】また、首部44の挿入口51には、首部44の高
さと略同一の長さである厚さ寸法に形成された嵌合部61
が挿入されている。そして、この嵌合部61は、首部44の
上部に跨がって架設するように当接し、略中央に下方に
突出し間隙42に挿入する突部62を有した摺動部63と、こ
の摺動部63の両端より下方に略垂直に突出し、首部44の
爪部54が係合された凹部64を有した略平行な1対の挟持
部65とにて平面コ字状に形成されている。さらに、嵌合
部61は、挟持部65の外周面が係合凹部12の係止部13の先
端に当接し、内周面が首部44の外周面に若干の間隙を介
して対向する形状に形成され、鍔部45と案内壁部53とに
挟持されるように位置し、案内壁部53に沿って鍔部45の
突出する方向に摺動可能に装着されている。
【0018】そして、首部44が係止凹部12の対向する係
止部13に嵌合部61を介して挟持されて取付部本体41が係
止凹部12に係止され、吸込口体37の前端下部が図示しな
い床面に接地され、吸込口体37の左右方向が電気掃除機
本体1の軸方向に沿うように、吸込口体37が電気掃除機
本体1に、延長管36が立位状態で取り付けられている。
【0019】に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0020】通常の掃除時には、蓋体5を閉じておき、
ホース体32の一端に取り付けられた接続部33を電気掃除
機本体1の前面に設けられた吸込部31に嵌合させて取り
付けてホース体32を接続し、さらに、ホース体32の他端
の取手部35に延長管36を接続し、この延長管36に吸込口
体37を取り付け、取手部35の操作部34の操作により掃除
行う
【0021】また、電気掃除機本体1の収納および掃除
の中断による吸込口体37の電気掃除機本体1への取り付
けにあたっては、ホース体32の取手部35を持ったまま、
吸込口体37に設けられた取付部本体41を、この取付部本
体41の鍔部45の下端にて係止凹部12の上方より閉塞蓋部
14の上面部21をトーションバネなどの付勢に抗して下方
に押圧して開口部11を開口する。このとき、閉塞蓋部14
の回動が進行すると鍔部45の先端は呼込突部24に当接
し、さらに、鍔部45の先端にて閉塞蓋部14を回動させ
る。そして、係止凹部12の開口部11から取付部本体41の
鍔部45および首部44を開口部11の面の係止部13に沿って
下方に挿入していく。この挿入の際に、鍔部45と案内壁
部53とに係止凹部12の係止部13が挟持され、かつ、首部
44が係止凹部12の対向する係止部13に挟持されるよう
位置し、取付部本体41を下方にスライド移動させて
部45を係止部13の係止凹部12内側に係止させて係止凹部
12に係止取付させる。このとき、閉塞蓋体14の呼込突
部24が鍔部45の固定溝部55に係合し、鍔部45と閉塞蓋体
14とにて係止凹部12を塵埃が侵入しないように閉塞して
いる。この係止により、吸込口体37が電気掃除機本体1
の側面側に取り付けられる。
【0022】さらに、電気掃除機本体1に係止されてい
る吸込口体37を取り外す場合には、ホース体32の取手部
35を持って上方に引き上げ、吸込口体37に取り付けられ
た取付部本体41を上方にスライド移動させ係止部13より
取り外して吸込口体37を取り外す。
【0023】また、取手部35を上方に引き上げずに、係
止部13の開口する側方側に倒したり、取手部35をこじる
ようにした場合には、取付部本体41の首部44に係合され
ている嵌合部61が、図5および図6に示すように、係止
部13の先端部にて外力の掛かる方向と反対方向すなわ
嵌合部61の突部62が首部44の上部に乗り上げ、外力が
掛かる側の一方の挟持部65が首部44に押圧されるように
反対方向に摺動されるとともに他方の挟持部65が相対
的に移動してこの他方の挟持部65の外周面と鍔部45の先
端とが面一となる。このため鍔部45と案内壁部53との
間で鍔部45が係止する係止部13の位置に嵌合部61の挟持
部65が移動して鍔部45の係止部13への係止が解除され、
鍔部45が係止部13より外れて、吸込口体37が電気掃除機
本体1より取り外される。
【0024】上記実施例によれば、ホース体32の取手部
35を係止部13の開口する側方側に倒したり、取手部35を
こじるようにした場合には、鍔部45の突出する方向に外
力が掛かり、首部44に係合されている嵌合部61が、係止
部13の先端にて外力の掛かる方向と反対方向に摺動され
て、嵌合部61の挟持部65の外周面と鍔部45の先端とが面
一となり、鍔部45の係止部13への係止状態が解除されて
取り外される。このため、一動作で容易に着脱でき、ま
た、首部44および鍔部45は弾性変形されないので、首部
44が折れるなどの損傷を防止できる。
【0025】また、環状部43に間隙42を設け、この間隙
42より吸込口体37の連結部38を挿入し、環状部43の内周
面に環状部43の弾性によって連結部38を嵌着するので、
連結部38への取付部本体41の取り付けが容易にできる。
【0026】さらに、環状部43の間隙42より吸込口体37
の連結部38が挿入され、位置決め部47が連結部38の固定
部46に係合固定されて環状部43が連結部38に嵌合固定さ
れるため、連結部38の所定位置に容易で正確に取り付け
ることができる。
【0027】また、首部44および鍔部45を弾性変形させ
る必要がないので、所定の弾性を有し滑りの良好な、例
えば、アセタール樹脂などを用いる必要がなく、安価な
材料を使用でき、経済的に製造できる。さらに、首部44
の突出する寸法が、係止部13に係止されるだけの寸法で
済み、小型に形成できるとともに、安定して確実に取り
付けることができる。
【0028】そして、係止凹部12の開口部11を閉塞方向
に側方に向て付勢される閉塞蓋部14にて閉塞され、鍔
部45が係止されるときには、閉塞蓋部14の呼込突部24が
鍔部45の固定溝部55に係合し、鍔部45と閉塞蓋部14とに
て係止凹部12を塵埃が侵入しないように閉塞するため、
塵埃が係止凹部12内に侵入することを防止できるので、
塵埃の堆積などによる係止取付不良を防止できる。
【0029】次に、他の実施例を図9を参照して説明す
る。
【0030】図9に示す取付装置は、図1ないし図8に
示す取付装置の首部44の上部に、上方に突出する摺動突
部71を設け、また、嵌合部61の突部62に対して、首部44
の摺動突部71に係合する摺動係合部72を設けて、嵌合部
61を摺動突部71を中心に鍔部45の突出する方向に回動す
るように装着したものである。
【0031】そして、鍔部45の突出する方向に外力が掛
かると、嵌合部61が、係止部13の先端にて外力の掛かる
方向と反対方向に摺動突部71を中心に鍔部45の突出する
方向に回動されて、嵌合部61の挟持部65の外周面と鍔部
45の先端とが面一となり、係止部13より取り外されるも
のである。
【0032】なお、上記実施例において、被取付部を電
気掃除機本体1とし、取付本体を吸込口体37の連結部38
として説明したが、被取付部は壁や柱など、取付本体は
ドライヤや電気髭剃りなどと対象物はいずれのものでも
できる。
【0033】
【考案の効果】本考案の取付装置によれば、取付本体を
被取付部に取り付ける際には、係止手段の係止部に沿っ
て案内部を移動させながら、係止手段の開口部に鍔部と
挿入部とを係止部に沿って挿入し、鍔部と案内部との間
に係止部を位置させて鍔部を係止部に係止させて取り付
けるので、取付本体が被取付部に簡単な構造で容易にか
つ確実に取り付けできる。一方、取付本体を被取付部に
装着した状態で、挿入部の挿入方向とは異なる挿脱方向
に対して交差する方向の力が加えられ係止手段に対して
取付手段が相対的に移動すると、嵌合部の1対の挟持部
のうち、力が加えられた方向の一方の挟持部が係止部に
挿入部移動して押圧され、他方の挟持部が相対的
に移動して外面が力が加えられた方向と反対方向に突出
する鍔部の先端と略面一となる状態に嵌合部が鍔部の突
出方向に沿って移動するため、鍔部の係止部への係止が
解除され、取付手段に大きな負荷が加わって損傷するこ
となく取付本体が被取付部より外れて、容易に着脱でき
損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付装置の一実施例を示す連結部に取
り付けられた取付部本体の一部を切り欠いた正面図であ
る。
【図2】同上係止凹部と取付部本体との斜視図である。
【図3】同上取付部本体の下面平面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】同上連結部に取り付けられた取付部本体に装着
する嵌合部が摺動した状態を示す一部を切り欠いた正面
の説明図である。
【図6】同上下面平面図である。
【図7】同上電気掃除機本体に連結部に取り付けられた
取付部本体を取り付けた状況の斜視図である。
【図8】同上電気掃除機本体の上面平面図である。
【図9】本考案の取付装置の他の実施例を示す連結部に
取り付けられた取付部本体の一部を切り欠いた正面図で
ある。
【符号の説明】
1 被取付部としての電気掃除機本体 11 開口部 12 係止手段としての係止凹部 13 係止部 38 取付本体としての連結部 41 取付手段としての取付部本体 44 挿入部としての首部 45 鍔部 53 案内部としての案内壁部 61 嵌合部 65 挟持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 毅 神奈川県秦野市堀山下43番地 東京電気 株式会社 秦野工場内 (56)参考文献 特開 平3−103216(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/00 A44B 11/25

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部に形成された係止手段に、取付
    本体に設けられた取付手段を係止取り付ける取付装置に
    おいて、 前記係止手段は、略交差する方向の 2面に亘り連続して形成された開口部
    と、 この開口部の1面に沿って挿入間隙を介して対向して設
    けられた一対の係止部とを有し、 前記取付手段は、平面を構成して 形成され前記係止部の外面側に当接する
    案内部と、 この案内部により形成される平面に対して略垂直に突出
    して形成され前記開口部に前記挿入間隙を介して挿脱自
    在に挿入される挿入部と、 この挿入部の挿脱方向の両側に前記案内部と略平行にそ
    れぞれ突出して形成され前記係止部の前記開口部内側
    係止される鍔部と、 前記案内部と前記鍔部との間に挿入されて前記挿入部に
    取り付けられ、前記鍔部の突出方向に移動可能に移動間
    隙を介して前記挿入部を前記鍔部の突出方向に沿っ
    に位置して挟持し、前記案内部と前記鍔部との対向す
    る距離と同一長さに形成された略平行な1対の挟持部を
    有し、前記係止手段に対して取付手段が相対的に移動す
    ることにより、れら1対の挟持部のうち一方の挟持部
    が前記係止部にて押圧されて移動し内面側が前記対向す
    る挿入部に押圧されると、他方の挟持部が相対的に移動
    して外面が前記鍔部の突出方向の先端と略面一となる嵌
    合部とを有したことを特徴とする取付装置。
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JPH063252U (ja) 1994-01-18

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