JPH03103216A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は床用吸込具を接続パイプを介して取り付けた吸
込ホースを、掃除機本体に接続した状態のまま簡易収納
するようにした電気掃除機に関する。

（口）従来の技術 本発明は先行する技術として、例えば実開昭６３　−　
５　９　５　４号公報には、床用吸込具を接続パイプに
接続した状態のまま、接続パイプに取り付けた保持具を
掃除機本体に形成した係止溝に掛止係止することにより
、掃除機本体と一体化して簡易収納するようにした電気
掃除機が示されている。

しかし乍ら、この従来技術によれば、掃除機本体の吸込
口の側方部分に前記係止溝を設けているので、掃除機本
体の使用時に該係止溝が露出して見栄えが悪く、また前
記係止溝が掃除機本体の吸込口の側方部分に片寄って配
置されているので、前記簡易収納時に安定性が悪くなっ
て簡易収納状態で掃除機本体を移動しにくい欠点がある
。さらに掃除機本体の使用時に保持具が接続パイプから
突出して邪魔になる欠点がある。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、吸込ホースを掃除機本体に接続した状態のま
ま簡易収納するようにした電気掃除機において簡単な構
戒で掃除機本体や吸込ホースに何ら手を加えることなく
簡易収納できるようにすると共に、安定性よく簡易収納
でき、さらに接続パイプに取り付ける保持具が掃除機本
体の使用時に邪魔にならないようにして掃除をし易くし
た電気掃除機を得ることを目的としている。

（二）課題を解決するための手段 七記課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、掃
除機本体と、該掃除機本体の吸込口に着脱自在に接続さ
れる吸込ホースと、該吸込ホースと床用吸込具を接続す
る接続パイプと、前記接続パイプに取り付けられ、且つ
前記吸込口に接続された前記吸込ホースの吸込口挿入筒
に着脱自在に装青される保持具とがｌ二・なり、前記保
持具は前記接続パイプに取り付けられるパイプ取付体と
、該パイプ取付体に回動自在に枢支される吸込口装着体
とからなることを特徴とする構戊である。

そして、前記パイプ取付体あるいは前記吸込口装着体の
一方に凸軸を、他方に前記凸軸を軸支する軸受凹所と前
記凸軸を前記軸受四所に案内する案内溝を夫々有し、前
記パイプ取付体と前記吸込口装着体を回動自花に枢支し
て前記保持臭を形威したことを特徴とする構戊である。

（ホ）作　用 上記構或により、保持臭を、掃除機本体の吸込口に接続
された吸込ホースの吸込口挿入筒に装着することで、掃
除機本体や吸込ホースに手を加えることなく簡単に簡易
収納ができる。さらに保持具を吸込ホースの吸込口挿入
筒に装着することで、床用吸込具及び吸込ホースを接続
した状態のままの接続パイプが掃除機本体の前部側面中
央部分に、片寄らずに装着されるので、安定性のよい簡
易収納ができる。

さらに、掃除機本体の使用時には、保持具の吸込口装着
体を回動して倒位置にすることで、阪込口装着体が接続
バイブから突出することがなくなリ、保持具が接続パイ
プにコンパクトに取り付けられる。

（へ）実施例 以下、本発明の電気掃除機を図面に示す実施例に基いて
説明する。

（１）は前方に集塵室を、後方に電動送風機を、夫々配
置したキャニスター型の掃除機本体で、前部側面の中央
部分には前記集塵室へ連通する吸込口（２）を形或し、
上面には把手（３）を備えている。

（４）は前記掃除機本体（１）の吸込口（２）に着脱自
在に接続される吸込ホースで、可撓性のあるホース管（
５）の基端に前記吸込口（２）へ挿入接続する吸込口挿
入筒（６）を設けてあり、該挿入筒（６）の側面には前
記吸込口（２）への挿入接続状態を保持するクランプ装
置（７）を備えている。

（８）は床用吸込具、（９）は前記吸込ホース（４）の
ホース管（５）の先端に設けられた曲がり管（図示せず
）と前記床用吸込具（８）とを接続する接続パイプであ
る。

（１０）は前記接続パイプ（９）に取り付けられ、前記
吸込口（２）に接続された前記吸込口挿入筒（６）に着
脱自在に装着される保持具で、該保持具（１０）は前記
接続パイプ（９）に取り付けられるパイプ取付ｆ＄（１
１）と、該パイプ取付体（１１）に回動自在に枢支され
る吸込口装着体（１２）とから構戊される。

前記パイプ取付体（１１）はポリプロピレン等の弾性を
有する合或樹脂から形或されており、前記接続パイプ（
９）を嵌め込む環状取付筒（１３）と、該環状取付筒（
１３）の側部に形或された枢支基台部（１４）と、該枢
支基台部（１４）の側面に前記環状取付け筒（１３）と
軸方向を平行に形成され、細目吸込口等のアタッチメン
トを装着するアタッチメント装着筒（ｌ５）とを有して
おり、前記枢支基台部（１４）には前記アタッチメント
装着筒（１５）の裏面側に位置して軸受凹所（１６）（
１６）を凹設した軸受側ＩＪｅ（１７）（１７）と、前
記吸込口装着体（ｌ２）の回動範囲を規制する覆い片（
１８）があり、前記軸受側壁（１７）には前記凹所（１
６）と同一幅の傾斜案内溝（１９）を、下端部から前記
凹所（１６）向かって後述する傾斜角度だけ前記環状取
付け筒（１３）の軸方向と斜め方向に傾けて形成してい
る。

前記吸込口装着体（１２）は、ポリプロピレン等の弾性
を有する合戊樹脂から形或されており、互いに対向する
一対の凸軸（２０）（２０）を突出形成した一対の枢支
片（２１　）（２１　）を一例に形成すると共に他側に
前記吸込口挿入誇（６）に挿入して装着されるＣ字型係
合部（２２）を形威しており、該Ｃ字型係合部（２２）
の両端には前記吸込口挿入ｆ＊（６　）に挿入しやすく
すると共に挿入装着状態で前記クランプ装置（７）の両
側部に当接して回り止めとなる平面端部（２３）（２３
）が形或してある。そして前記一対の枢支片（２１）（
２１）の間に前記枢支基台部（１４）の軸受側壁（１７
）（１７）を位置決めして前記凸軸（２０）（２０）を
前記傾斜案内溝（１９）（１９）を摺動させて前記軸受
凹所（１６）（１６）に遊嵌するだけの簡単な組立作業
で前記凸軸（２０）（２０）が前記軸受凹所（１６）（
１６）に回動自在に軸支され、これにより前記吸込口装
着体（１２）が前記パイプ取付体（１１）に対し、起位
置と倒位置の間で回動自在に枢支される。

そして前記傾斜案内溝（ｌ９）は、前記吸込口装着体（
１２）の倒位置の傾斜角度（θ）よりもさらに傾斜角度
（α）だけ接続パイプ（９）側に大きくした傾斜角度（
θ＋α）とすることで、前記接続パイプ（９）に取り付
けた後は前記凸軸（２ｏ）と軸受凹所（ｌ６）の軸支が
外れないようにしている。前記凸軸（２ｏ）の先端には
前記四所（１６）への嵌め込みを簡易にするための切欠
縁（２０ａ）を備えている。

而して、電気掃除機の使用時には前記吸込口装着体（１
２）を倒位置にすることで、前記吸込口装着筒（１２）
が接続パイプ（９）がら突出することがなくなり、保持
具（１０）は接続パイプ（９）にコンパクトに取り付け
られ、掃除の邪魔になることがない。

一方、電気掃除機の不使用時には掃除機本体（１）の後
面部（１ａ）を床面に対向させて掃除機本体（１）を起
立配置し、保持具（１ｏ）の吸込口装着体（１２）を起
位置に回動して該吸込口装着体（１２）のＣ字状係合部
（２２）を前記吸込口（２）に接続された前記吸込口挿
入筒（６）に挿入装着することにより、前記吸込ホース
（４）を掃除機本体（１）に接続した状態のままで簡易
収納を行なう。この簡易収納時において、前記保持具（
１０）により前記接続パイプ（９）は掃除機本体（１）
の前部側面中央部分に、片寄らずに装着できるので、重
量バランスがとれ、安定性のよい、倒れにくい収納がで
き、また掃除機本体（１）の移動が、掃除機本体（１）
が傾くこともなく簡単に行なえる。

また、前記保持具（１０）は接続パイプ（９）に取り付
けると共に、吸込口挿入筒（６）に着脱自在に装着され
るものであるから、吸込ホース（４）や掃除機本体（１
）に手を加える必要がなく単に保持具（　１０　’）を
取り付けるだけで簡易収納が行なえ、ｔｌｔ戒が簡単で
あるから製造費用を安価にすることができると共に掃除
機本体（１）の見栄えが低下するこどもない。

（ト）発明の効果 本発明の電気掃除機は以上の如く溝戊されているので、
保持具を接続パイプに取り付けるだけで、掃除機本体や
吸込ホースに何ら手を加えることなく簡単に且つ安価に
簡易収納を行なうことができる。また保持具は掃除機本
体の吸込口に接続された吸込口挿入筒に装着されるので
、安定性よく簡易収納ができると共に、前記保持具はパ
イプ取付体に吸込口装着体が回動自在に枢支されている
ので、掃除機本体の使用時には吸込口装着体を回動ずる
ことによりコンパクトに接続パイプに取り付けられ、掃
除時の邪魔になることがなく、使用し易い電気掃除機を
得ることができる。また前記保持具はパイプ取付体と吸
込口装着体とを簡単な組立作業で、回動自在に枢支して
形成しているので、組立作業性が良好になる等の効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明電気掃除機の実施例に関し、第１図
は簡易収納状態の斜視図、第２図は保持只の起位置状態
の要部の側面図、第３図は同要部の平面図、第４図は保
持具の則位置状態の要部の側面図、第５図は保持具の分
解状態の一部断面＋ｙ面図，第６図はパイプ取付体の側
面図、第７図は吸込口装着体の平面図である。 （１）・・・掃除機本体、（２）・・・吸込口、（４）
・・・ＩＩａΔホース、 （６）・・・吸込口挿入筒、 （９）・・・按続パイ ブ、 （１０）・・・保持具、 （１１）・・・パイプ取付体、 （１２）・・・ 吸込口装着体。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）掃除機本体と、該掃除機本体の吸込口に着脱自在
   に接続される吸込ホースと、該吸込ホースと床用吸込具
   を接続する接続パイプと、前記接続パイプに取り付けら
   れ、且つ前記吸込口に接続された前記吸込ホースの吸込
   口挿入筒に着脱自在に装着される保持具とからなり、前
   記保持具は前記接続パイプに取り付けられるパイプ取付
   体と、該パイプ取付体に回動自在に枢支される吸込口装
   着体とからなることを特徴とする電気掃除機。
2. （２）前記パイプ取付体あるいは前記吸込口装着体の一
   方に凸軸を、他方に前記凸軸を軸支する軸受凹所と前記
   凸軸を前記軸受凹所に案内する案内溝を夫々有し、前記
   パイプ取付体と前記吸込口装着体を回動自在に枢支して
   前記保持具を形成したことを特徴とする請求項１記載の
   電気掃除機。