JPH0354682Y2 - - Google Patents
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- JPH0354682Y2 JPH0354682Y2 JP14714686U JP14714686U JPH0354682Y2 JP H0354682 Y2 JPH0354682 Y2 JP H0354682Y2 JP 14714686 U JP14714686 U JP 14714686U JP 14714686 U JP14714686 U JP 14714686U JP H0354682 Y2 JPH0354682 Y2 JP H0354682Y2
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- vacuum cleaner
- hanger body
- hanger
- groove
- cleaner body
- Prior art date
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- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 11
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 10
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Vacuum Cleaner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は、電気掃除機に係り、とくに、掃除機
本体に設けたハンガー体に関する。
本体に設けたハンガー体に関する。
(従来の技術)
従来、例えば、第5図に示すように、電気掃除
機の不使用時に、壁などに固定したフツクに掃除
機本体を掛けることができるように、この掃除機
本体の底面後部にハンガー体を設けた電気掃除機
が知られている。この従来の電気掃除機では、掃
除機本体1の底面後部にハンガー取付部2を突出
形成し、このハンガー取付部2に、小さいほぼコ
字形状のハンガー体3を枢着し、フツクに引掛け
るときにはハンガー体3を鎖線で示すように後方
へ突出させ、また、ハンガー体3の不使用時には
このハンガー体3を前方へ回動させて実線で示す
ように掃除機本体1の底面に沿つて折り畳めるよ
うにした構造が採られている。
機の不使用時に、壁などに固定したフツクに掃除
機本体を掛けることができるように、この掃除機
本体の底面後部にハンガー体を設けた電気掃除機
が知られている。この従来の電気掃除機では、掃
除機本体1の底面後部にハンガー取付部2を突出
形成し、このハンガー取付部2に、小さいほぼコ
字形状のハンガー体3を枢着し、フツクに引掛け
るときにはハンガー体3を鎖線で示すように後方
へ突出させ、また、ハンガー体3の不使用時には
このハンガー体3を前方へ回動させて実線で示す
ように掃除機本体1の底面に沿つて折り畳めるよ
うにした構造が採られている。
しかしながら、この従来の構造の電気掃除機で
は、ハンガー体を壁掛け用のハンガーとして利用
できるのみで、ハンガー体の利用価値が低い問題
がある。また、第5図に示す構造の電気掃除機で
は、床面に掃除機本体を載置するとき、前後方向
に長いこの掃除機本体の底面が接地面となるた
め、場所をとり、さらに、とくにハンガー取付部
が底面から突出しているため、載置時の安定性に
も欠ける問題があつた。
は、ハンガー体を壁掛け用のハンガーとして利用
できるのみで、ハンガー体の利用価値が低い問題
がある。また、第5図に示す構造の電気掃除機で
は、床面に掃除機本体を載置するとき、前後方向
に長いこの掃除機本体の底面が接地面となるた
め、場所をとり、さらに、とくにハンガー取付部
が底面から突出しているため、載置時の安定性に
も欠ける問題があつた。
また、従来、実開昭53−80965号公報に記載さ
れているように、掃除機本体にハンガー体として
ばかりでなく、スタンドとして利用できる掃除機
本体が知られている。この公報に記載されている
電気掃除機は、ほぼコ字形状としたハンガー体の
ほぼコ字状端部に支点部を折曲げ形成するととも
に他端に吊掛部を形成し、掃除機本体の外面両側
に中間部に前記支点部を係合して支持する孔状の
受部とこの受部から掃除機本体の後面と直交する
方向に沿う平行な一対の第1の溝部と前記受部か
ら後面と直交する方向に対して前面側に向けて傾
斜した平行な一対の第2の溝部とを設けた構造が
採られている。
れているように、掃除機本体にハンガー体として
ばかりでなく、スタンドとして利用できる掃除機
本体が知られている。この公報に記載されている
電気掃除機は、ほぼコ字形状としたハンガー体の
ほぼコ字状端部に支点部を折曲げ形成するととも
に他端に吊掛部を形成し、掃除機本体の外面両側
に中間部に前記支点部を係合して支持する孔状の
受部とこの受部から掃除機本体の後面と直交する
方向に沿う平行な一対の第1の溝部と前記受部か
ら後面と直交する方向に対して前面側に向けて傾
斜した平行な一対の第2の溝部とを設けた構造が
採られている。
そして、掃除機本体を吊下げ支持するときに
は、ハンガー体の支点部を掃除機本体の両側の受
部に係合するとともにハンガー体の両側を第1の
溝部に係合してハンガー体を掃除機本体の後面か
ら突出させ、このハンガー体の他端吊掛部を壁面
の釘などのフツクに引掛けるようにし、また、床
面などの被載置面に立てる時には、ハンガー体の
支点部を掃除機本体の両側の受部に係合するとと
もにハンガー体の両側を第2の溝部に係合してハ
ンガー体の他端を被載置面に当接してハンガー体
をスタンドとして用いるようにしている。
は、ハンガー体の支点部を掃除機本体の両側の受
部に係合するとともにハンガー体の両側を第1の
溝部に係合してハンガー体を掃除機本体の後面か
ら突出させ、このハンガー体の他端吊掛部を壁面
の釘などのフツクに引掛けるようにし、また、床
面などの被載置面に立てる時には、ハンガー体の
支点部を掃除機本体の両側の受部に係合するとと
もにハンガー体の両側を第2の溝部に係合してハ
ンガー体の他端を被載置面に当接してハンガー体
をスタンドとして用いるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点)
上記実開昭53−80965号公報に記載されている
構造の電気掃除機では、電気掃除機の使用時に
は、ハンガー体の他端側が掃除機本体の後面から
突出されているため、掃除時または梱包時に邪魔
になる問題を有している。
構造の電気掃除機では、電気掃除機の使用時に
は、ハンガー体の他端側が掃除機本体の後面から
突出されているため、掃除時または梱包時に邪魔
になる問題を有している。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、上記問題点を解決しようとするもの
で、ハンガー体をスタンドとしても利用可能とす
ることによりハンガー体の利用価値を高めるとも
に、掃除時にはハンガー体は掃除機本体に収納で
きるようにして掃除機本体の後面から突出するこ
となく、掃除時または梱包時にハンガー体が邪魔
にならないようにした電気掃除機を提供するもの
である。
で、ハンガー体をスタンドとしても利用可能とす
ることによりハンガー体の利用価値を高めるとも
に、掃除時にはハンガー体は掃除機本体に収納で
きるようにして掃除機本体の後面から突出するこ
となく、掃除時または梱包時にハンガー体が邪魔
にならないようにした電気掃除機を提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段)
本考案の電気掃除機は、電動送風機を内蔵しこ
の電動送風機の吸込側にフイルターを内挿した集
塵室を有する掃除機本体と、この掃除機本体に回
動自在に支持されたハンガー体とを備え、前記ハ
ンガー体は、ほぼコ字形状としほぼコ字状端部に
支点部を他端に吊掛部を形成し、前記掃除機本体
の外面両側に前記支点部を係合して支持する受部
とこの受部を通りかつ掃除機本体の後面と直交す
る方向に沿う平行な一対の第1の溝部と前記受部
を通りかつ前記後面と直交する方向に対して後面
側に向けて傾斜した平行な一対の第2の溝部とを
設け、前記ハンガー体は前記支点部を介して前記
第1の溝部に摺動自在に設けられるとともにその
長さは前記第1の溝部の前方位置から前記掃除機
本体の後面までの長さより短くしたものである。
の電動送風機の吸込側にフイルターを内挿した集
塵室を有する掃除機本体と、この掃除機本体に回
動自在に支持されたハンガー体とを備え、前記ハ
ンガー体は、ほぼコ字形状としほぼコ字状端部に
支点部を他端に吊掛部を形成し、前記掃除機本体
の外面両側に前記支点部を係合して支持する受部
とこの受部を通りかつ掃除機本体の後面と直交す
る方向に沿う平行な一対の第1の溝部と前記受部
を通りかつ前記後面と直交する方向に対して後面
側に向けて傾斜した平行な一対の第2の溝部とを
設け、前記ハンガー体は前記支点部を介して前記
第1の溝部に摺動自在に設けられるとともにその
長さは前記第1の溝部の前方位置から前記掃除機
本体の後面までの長さより短くしたものである。
(作用)
本考案の電気掃除機は、掃除機本体を壁などに
設けたフツクに吊下げ支持する場合には、掃除機
本体の外側両面の第1の溝部にハンガー体を係合
して、ハンガー体の支点部を受部に係合して他端
吊掛部を掃除機本体の後面より後方に突出させ、
このハンガー体の吊掛部を壁面などのフツクに引
掛ける。この状態で、第1の溝部が掃除機本体の
中心線方向とほぼ平行になつていることにより、
この掃除機本体は壁面に沿つた状態で保持され
る。一方、掃除機本体を床などの被載置面に垂直
に立てておく場合、ハンガー体の支点部を受部に
係合させた状態で第2の溝部に係合し、ハンガー
体の他端吊掛部と掃除機本体の後面とを接地させ
る。このとき、第2の溝部が前記掃除機本体の後
面側対して傾斜していることにより、ハンガー体
の吊掛部と掃除機本体の後面との距離が大きくな
つており、掃除機本体は安定した状態で支持され
る。
設けたフツクに吊下げ支持する場合には、掃除機
本体の外側両面の第1の溝部にハンガー体を係合
して、ハンガー体の支点部を受部に係合して他端
吊掛部を掃除機本体の後面より後方に突出させ、
このハンガー体の吊掛部を壁面などのフツクに引
掛ける。この状態で、第1の溝部が掃除機本体の
中心線方向とほぼ平行になつていることにより、
この掃除機本体は壁面に沿つた状態で保持され
る。一方、掃除機本体を床などの被載置面に垂直
に立てておく場合、ハンガー体の支点部を受部に
係合させた状態で第2の溝部に係合し、ハンガー
体の他端吊掛部と掃除機本体の後面とを接地させ
る。このとき、第2の溝部が前記掃除機本体の後
面側対して傾斜していることにより、ハンガー体
の吊掛部と掃除機本体の後面との距離が大きくな
つており、掃除機本体は安定した状態で支持され
る。
また、掃除時または梱包時にはハンガー体の一
端支点部を掃除機本体の第1の溝の前側に移動さ
せることにより、第1の溝部より短いハンガー体
は掃除機本体の後方に突出されず、掃除時にハン
ガー体が邪魔になることがない。
端支点部を掃除機本体の第1の溝の前側に移動さ
せることにより、第1の溝部より短いハンガー体
は掃除機本体の後方に突出されず、掃除時にハン
ガー体が邪魔になることがない。
(実施例)
以下、本考案の電気掃除機の一実施例の構成を
第1図ないし第4図に基づいて説明する。
第1図ないし第4図に基づいて説明する。
11は掃除機本体で、ほぼ円筒形状に形成され
た本体ケース12と、この本体ケース12の前端
の開口部に着脱自在に結合された前側蓋体13
と、前記本体ケース12の後端の開口部に着脱自
在に結合された後側蓋体14とからなつている。
た本体ケース12と、この本体ケース12の前端
の開口部に着脱自在に結合された前側蓋体13
と、前記本体ケース12の後端の開口部に着脱自
在に結合された後側蓋体14とからなつている。
前記本体ケース12の上部にはハンドル21が
一体に設けられている。また、前記本体ケース1
2の内部は連通口22を開口形成した仕切壁23
により前後に区画され、この仕切壁23より前側
が集塵室24となつている。そして、この集塵室
24内には、前記本体ケース12の前端の開口部
を介して袋状の集塵フイルター25が挿脱自在に
挿着されている。さらに、前記前側蓋体13に
は、前記集塵フイルター25の内部と掃除機本体
11の外部とを連通する筒状の吸込口26が形成
されている。
一体に設けられている。また、前記本体ケース1
2の内部は連通口22を開口形成した仕切壁23
により前後に区画され、この仕切壁23より前側
が集塵室24となつている。そして、この集塵室
24内には、前記本体ケース12の前端の開口部
を介して袋状の集塵フイルター25が挿脱自在に
挿着されている。さらに、前記前側蓋体13に
は、前記集塵フイルター25の内部と掃除機本体
11の外部とを連通する筒状の吸込口26が形成
されている。
また、前記本体ケース12内の仕切壁23の後
側には、その連通口22に吸込側を向けて電動送
風機31が支持固定されているとともに、この電
動送風機31の後方に位置して、この電動送風機
31の電源である2次電池32が着脱自在に収納
されている。なお、この2次電池32は、長手方
向を前記本体ケース12の中心軸方向に一致させ
て配設されており、前記後側蓋体14により開閉
される本体ケース12の後面の開口部を介して挿
脱されるようになつている。さらに、前記後側蓋
体14には、前記電動送風機31の排出側に連通
する排出口33が開口形成されている。
側には、その連通口22に吸込側を向けて電動送
風機31が支持固定されているとともに、この電
動送風機31の後方に位置して、この電動送風機
31の電源である2次電池32が着脱自在に収納
されている。なお、この2次電池32は、長手方
向を前記本体ケース12の中心軸方向に一致させ
て配設されており、前記後側蓋体14により開閉
される本体ケース12の後面の開口部を介して挿
脱されるようになつている。さらに、前記後側蓋
体14には、前記電動送風機31の排出側に連通
する排出口33が開口形成されている。
また、前記ハンドル21の上部には、前記電動
送風機31を制御するためのスイツチ34が設け
られている。さらに、前記ハンドル21内の前側
下部には、前記2次電池32を充電するための充
電回路を搭載した回路基板35が設けられてい
る。
送風機31を制御するためのスイツチ34が設け
られている。さらに、前記ハンドル21内の前側
下部には、前記2次電池32を充電するための充
電回路を搭載した回路基板35が設けられてい
る。
また、前記掃除機本体11の外面両側の底部側
には、この掃除機本体11の後面と直交する方向
に沿う平行な一対の第1の溝部41がそれぞれ形
成されている。そして、これら第1の溝部41の
ほぼ中央と前端とには、この第1の溝部41より
深い孔状の第1の受部42と第2の受部43がそ
れぞれ形成されている。また、前記第1の溝部4
1において、前記中間の第1の受部42より後側
が第1の収納部44となつているとともに、前側
が第2の収納部45となつている。そして、この
第2の収納部45は、第4図に示すように、前記
第1の収納部44より深くかつ前記両受部42,
43より浅くなつているとともに、これら両受部
42,43と滑らかな曲面で連続されている。
には、この掃除機本体11の後面と直交する方向
に沿う平行な一対の第1の溝部41がそれぞれ形
成されている。そして、これら第1の溝部41の
ほぼ中央と前端とには、この第1の溝部41より
深い孔状の第1の受部42と第2の受部43がそ
れぞれ形成されている。また、前記第1の溝部4
1において、前記中間の第1の受部42より後側
が第1の収納部44となつているとともに、前側
が第2の収納部45となつている。そして、この
第2の収納部45は、第4図に示すように、前記
第1の収納部44より深くかつ前記両受部42,
43より浅くなつているとともに、これら両受部
42,43と滑らかな曲面で連続されている。
さらに、前記第1の受部42から後方かつ下方
へ向つて、すなわち、前記掃除機本体11の後面
と直交する軸方向に対して後面側に向けて傾斜し
た平行な一対の第2の溝部46が形成されてい
る。そして、この第2の溝部46は前記第1の受
部42より浅くなつている。
へ向つて、すなわち、前記掃除機本体11の後面
と直交する軸方向に対して後面側に向けて傾斜し
た平行な一対の第2の溝部46が形成されてい
る。そして、この第2の溝部46は前記第1の受
部42より浅くなつている。
51はハンガー体で、棒体をほぼコ字形状に屈
曲して形成されている。そして、このハンガー体
51はその幅が前記両第1の溝部46間の距離と
ほぼ等しくなつているとともに、長さが前記第1
の受部42の前方位置から掃除機本体11の後面
までの距離より短くなつている。また、このハン
ガー体51を形成する棒体の径は前記両溝部4
1,46の幅とほぼ等しくなつている。また、こ
のハンガー体51の一端部は、相対向する方向へ
屈曲され支点部52となつており、これら支点部
52が前記掃除機本体11の第1の受部42に弾
性的に係合されて、ハンガー体51が掃除機本体
11に回動自在に支持されている。なお、前記支
点部52は、第2の収納部45を介して両受部4
2,43間で移動可能となつているが、両支点部
52が接近する方向へ付勢されることにより、よ
り深い両受部42,43に係合されたとき、前記
支点部52の位置が保持されるようになつてい
る。さらに、このハンガー体51の他端部は、下
方(第1図において左方)に屈曲した凸形状の吊
掛部53となつており、この吊掛部53の先端中
央には、さらにほぼU字形状の引掛部54が突出
形成されている。
曲して形成されている。そして、このハンガー体
51はその幅が前記両第1の溝部46間の距離と
ほぼ等しくなつているとともに、長さが前記第1
の受部42の前方位置から掃除機本体11の後面
までの距離より短くなつている。また、このハン
ガー体51を形成する棒体の径は前記両溝部4
1,46の幅とほぼ等しくなつている。また、こ
のハンガー体51の一端部は、相対向する方向へ
屈曲され支点部52となつており、これら支点部
52が前記掃除機本体11の第1の受部42に弾
性的に係合されて、ハンガー体51が掃除機本体
11に回動自在に支持されている。なお、前記支
点部52は、第2の収納部45を介して両受部4
2,43間で移動可能となつているが、両支点部
52が接近する方向へ付勢されることにより、よ
り深い両受部42,43に係合されたとき、前記
支点部52の位置が保持されるようになつてい
る。さらに、このハンガー体51の他端部は、下
方(第1図において左方)に屈曲した凸形状の吊
掛部53となつており、この吊掛部53の先端中
央には、さらにほぼU字形状の引掛部54が突出
形成されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
掃除時には、ハンドル21を持つて、スイツチ
34により電動送風機31を制御する。そして、
電動送風機31の駆動により、例えば、吸込口2
6に延長管を介して接続された吸込口体から吸込
まれた塵埃は、集塵フイルター25内に貯溜さ
れ、一方、集塵フイルター25を通過した気流は
排気口33より排出される。
34により電動送風機31を制御する。そして、
電動送風機31の駆動により、例えば、吸込口2
6に延長管を介して接続された吸込口体から吸込
まれた塵埃は、集塵フイルター25内に貯溜さ
れ、一方、集塵フイルター25を通過した気流は
排気口33より排出される。
そして、掃除後には、掃除機本体11を適当な
場所に収納するが、ハンガー体51によりさまざ
まな収納方法が可能となる。
場所に収納するが、ハンガー体51によりさまざ
まな収納方法が可能となる。
まず、第3図に示すように、ハンガー体51の
支点部52を第1の受部42に係合した状態で、
ハンガー体51の両側を第1の溝部41の第1の
収納部44に収納係合したとき、ハンガー体51
をハンガーとして使うことができる。すなわち、
この状態で、掃除機本体11より後方へ突出した
ハンガー体51の吊掛部53の引掛部54を、壁
61などに固定したフツク62に引掛けて、掃除
機本体11を掛けておくことができる。
支点部52を第1の受部42に係合した状態で、
ハンガー体51の両側を第1の溝部41の第1の
収納部44に収納係合したとき、ハンガー体51
をハンガーとして使うことができる。すなわち、
この状態で、掃除機本体11より後方へ突出した
ハンガー体51の吊掛部53の引掛部54を、壁
61などに固定したフツク62に引掛けて、掃除
機本体11を掛けておくことができる。
このとき、第1の溝部41は掃除機本体11の
後面と直交する方向と平行になつているので、こ
の方向が壁61と平行になり、したがつて、掃除
機本体11の支持の安定性がよい。また、ハンガ
ー体51において引掛部54は他端の吊掛部53
に形成されているので、引掛部54をフツク62
に引掛けやすい。
後面と直交する方向と平行になつているので、こ
の方向が壁61と平行になり、したがつて、掃除
機本体11の支持の安定性がよい。また、ハンガ
ー体51において引掛部54は他端の吊掛部53
に形成されているので、引掛部54をフツク62
に引掛けやすい。
なお、第1の溝部41の第1の収納部44は第
1の受部42より十分浅くなつており、したがつ
て、ハンガー体51の支点部52が第1の収納部
44へ移動してしまうことはない。
1の受部42より十分浅くなつており、したがつ
て、ハンガー体51の支点部52が第1の収納部
44へ移動してしまうことはない。
また、第1図および第2図に示すように、第1
の受部42に係合された支点部52を中心として
ハンガー体51を回動させ、このハンガー体51
の両側を第2の溝部46に収納係合したとき、ハ
ンガー体51をスタンドとして使うことができ
る。すなわち、この状態で、掃除機本体11の後
面とハンガー体51の吊掛部53とを接地させ
て、掃除機本体11を被載置面である床面63な
どに垂直に立てて置くことができる。
の受部42に係合された支点部52を中心として
ハンガー体51を回動させ、このハンガー体51
の両側を第2の溝部46に収納係合したとき、ハ
ンガー体51をスタンドとして使うことができ
る。すなわち、この状態で、掃除機本体11の後
面とハンガー体51の吊掛部53とを接地させ
て、掃除機本体11を被載置面である床面63な
どに垂直に立てて置くことができる。
なお、ハンガー体51の長さおよび吊掛部53
の屈曲角度は、このように掃除機本体11を垂直
に立てておいたとき、吊掛部53が床面63に平
行に接するよう設定されている。
の屈曲角度は、このように掃除機本体11を垂直
に立てておいたとき、吊掛部53が床面63に平
行に接するよう設定されている。
このとき、ハンガー体51は掃除機本体11の
高面と直交する中心軸方向に対して傾斜した状態
で保持されているので、掃除機本体11の後面と
ハンガー体51の吊掛部53とは離れており、し
たがつて、掃除機本体11の支持状態は安定した
ものとなる。
高面と直交する中心軸方向に対して傾斜した状態
で保持されているので、掃除機本体11の後面と
ハンガー体51の吊掛部53とは離れており、し
たがつて、掃除機本体11の支持状態は安定した
ものとなる。
また、この実施例のように掃除機本体11の後
面と直交する中心軸方向に長手方向を一致させて
電池32を設けた電池掃除機は、本来垂直に立て
ておくことが困難であるが、ハンガー体51をス
タンドとして使うことにより、安定した状態で垂
直に立てておくことが可能となる。
面と直交する中心軸方向に長手方向を一致させて
電池32を設けた電池掃除機は、本来垂直に立て
ておくことが困難であるが、ハンガー体51をス
タンドとして使うことにより、安定した状態で垂
直に立てておくことが可能となる。
また、ハンガー体51の他端部に設けられた吊
掛部53が床面63に平行に接するので、より安
定性が増す。そして、このように、掃除機本体1
1をその中心軸が床面63と直交する状態で立て
ておけるので、掃除機本体11の収納に大きなス
ペースを要さない。
掛部53が床面63に平行に接するので、より安
定性が増す。そして、このように、掃除機本体1
1をその中心軸が床面63と直交する状態で立て
ておけるので、掃除機本体11の収納に大きなス
ペースを要さない。
さらに、掃除時または梱包時には、第1図の鎖
線で示すように、ハンガー体51の支点部52を
第1の受部42から第2の収納部45を経て第2
の受部43へ移動させ、ハンガー体51の側部全
体を第1の溝部41に嵌めて収納することができ
る。
線で示すように、ハンガー体51の支点部52を
第1の受部42から第2の収納部45を経て第2
の受部43へ移動させ、ハンガー体51の側部全
体を第1の溝部41に嵌めて収納することができ
る。
なお、支点部52を第1の受部42からの移動
に際しては、第1の受部42と第2の収納部45
とが滑らかな曲面で連続されていることにより、
支点部52を第2の収納部45方向へ引張ると、
ハンガー体51がその弾性により強制的に拡がる
ので、手動で移動させることができる。また、支
点部52を第2の受部43から第1の受部42側
に移動させるときも同様である。
に際しては、第1の受部42と第2の収納部45
とが滑らかな曲面で連続されていることにより、
支点部52を第2の収納部45方向へ引張ると、
ハンガー体51がその弾性により強制的に拡がる
ので、手動で移動させることができる。また、支
点部52を第2の受部43から第1の受部42側
に移動させるときも同様である。
そして、ハンガー体51を第1の溝部41の第
1および第2の収納部44,45に収納係合した
状態、すなわち、ハンガー体51が掃除機本体1
1の底面から突出していないので、掃除機本体1
1をその底面を接地面として載置するとき、安定
性がよい。また、上述のように、ハンガー体51
を収納しておけば、掃除時や梱包時にハンガー体
51が邪魔になることもない。
1および第2の収納部44,45に収納係合した
状態、すなわち、ハンガー体51が掃除機本体1
1の底面から突出していないので、掃除機本体1
1をその底面を接地面として載置するとき、安定
性がよい。また、上述のように、ハンガー体51
を収納しておけば、掃除時や梱包時にハンガー体
51が邪魔になることもない。
さらに、ハンガー体51を前方へ移動させて第
1の溝部41の第1および第2の収納部44,4
5に収納係合した状態で収納可能とするととも
に、このハンガー体51の他端部に吊掛部53を
設けたので、ハンガー体51の収納時にその他端
すなわち後端を後側蓋体14より前方に位置させ
ることができる。したがつて、電池32を交換す
るとき、ハンガー体51が邪魔になることなく、
後側蓋体14を開閉することができる。
1の溝部41の第1および第2の収納部44,4
5に収納係合した状態で収納可能とするととも
に、このハンガー体51の他端部に吊掛部53を
設けたので、ハンガー体51の収納時にその他端
すなわち後端を後側蓋体14より前方に位置させ
ることができる。したがつて、電池32を交換す
るとき、ハンガー体51が邪魔になることなく、
後側蓋体14を開閉することができる。
本考案によれば、掃除機本体の第1の溝部にハ
ンガー体を係合したときには、掃除記本体の高面
より突出するハンガー体の吊掛部を掛吊りするこ
とにより掃除機本体を吊下げるハンガーとして使
用でき、また、第2の溝部にハンガー体を係合し
たときにはこのハンガー体を掃除機本体を垂直に
立つた状態で支持するスタンドとして使用でき、
さらに、ハンガー体を第1の溝部の前長に亘つて
収納係合することによりハンガー体は掃除機本体
の後面に突出されず、掃除時や梱包時にハンガー
体が邪魔になることがない。このようにハンガー
体は複数の機能を有することによりこのハンガー
体の利用位置が高まるとともに、掃除機本体を壁
などに掛けておくことも、あるいは、場所をとる
ことなく床などに載置しておくこともでき、収納
性が向上する。
ンガー体を係合したときには、掃除記本体の高面
より突出するハンガー体の吊掛部を掛吊りするこ
とにより掃除機本体を吊下げるハンガーとして使
用でき、また、第2の溝部にハンガー体を係合し
たときにはこのハンガー体を掃除機本体を垂直に
立つた状態で支持するスタンドとして使用でき、
さらに、ハンガー体を第1の溝部の前長に亘つて
収納係合することによりハンガー体は掃除機本体
の後面に突出されず、掃除時や梱包時にハンガー
体が邪魔になることがない。このようにハンガー
体は複数の機能を有することによりこのハンガー
体の利用位置が高まるとともに、掃除機本体を壁
などに掛けておくことも、あるいは、場所をとる
ことなく床などに載置しておくこともでき、収納
性が向上する。
第1図は本考案の電気掃除機の一実施例を示す
一部を切り欠いた側面図、第2図は同上一部を切
り欠いた斜視図、第3図は同上壁に掛けた状態の
一部を切り欠いた側面図、第4図は同上第1の溝
部の断面図、第5図は従来の電気掃除機の一例を
示す一部を切り欠いた側面図である。 11……掃除機本体、24……集塵室、25…
…フイルター、31……電動送風機、41……第
1の溝部、42……受部、46……第2の溝部、
51……ハンガー体、52……支点部、53……
吊掛部、63……被載置面である床面。
一部を切り欠いた側面図、第2図は同上一部を切
り欠いた斜視図、第3図は同上壁に掛けた状態の
一部を切り欠いた側面図、第4図は同上第1の溝
部の断面図、第5図は従来の電気掃除機の一例を
示す一部を切り欠いた側面図である。 11……掃除機本体、24……集塵室、25…
…フイルター、31……電動送風機、41……第
1の溝部、42……受部、46……第2の溝部、
51……ハンガー体、52……支点部、53……
吊掛部、63……被載置面である床面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電動送風機を内蔵しこの電動送風機の吸込側
にフイルターを内挿した集塵室を有する掃除機
本体と、この掃除機本体に回動自在に支持され
たハンガー体とを備え、 前記ハンガー体は、ほぼコ字形状としほぼコ
字状端部に支点部を他端に吊掛部を形成し、 前記掃除機本体の外面両側に前記支点部を係
合して支持する受部とこの受部を通りかつ掃除
機本体の後面と直交する方向に沿う平行な一対
の第1の溝部と前記受部を通りかつ前記後面と
直交する方向に対して後面側に向けて傾斜した
平行な一対の第2の溝部とを設け、 前記ハンガー体は前記支点部を介して前記第
1の溝部に摺動自在に設けられるとともにその
長さは前記第1の溝部の前方位置から前記掃除
機本体の後面までの長さより短くした ことを特徴とする電気掃除機。 (2) 前記ハンガー体の他端部を屈曲させるととも
にほぼ凸形状に形成し、前記第2の溝部にハン
ガー体を保持して掃除機本体を垂直に立てたと
き前記ハンガー体の他端部が被載置面と平行に
なることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14714686U JPH0354682Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14714686U JPH0354682Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6352557U JPS6352557U (ja) | 1988-04-08 |
JPH0354682Y2 true JPH0354682Y2 (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=31060244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14714686U Expired JPH0354682Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354682Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5389997B2 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-01-15 | 株式会社マキタ | ハンディクリーナ |
JP2020110472A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 電気掃除機 |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP14714686U patent/JPH0354682Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6352557U (ja) | 1988-04-08 |
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