JPH06266182A - 後処理装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
後処理装置を備えた画像形成装置Info
- Publication number
- JPH06266182A JPH06266182A JP5056054A JP5605493A JPH06266182A JP H06266182 A JPH06266182 A JP H06266182A JP 5056054 A JP5056054 A JP 5056054A JP 5605493 A JP5605493 A JP 5605493A JP H06266182 A JPH06266182 A JP H06266182A
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- JP
- Japan
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- sheet
- post
- image forming
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 搬入されたコピーやコピー束が最終的に排紙
されるシート受け棚が室内空間の有効活用を妨げたり、
側方通行を妨げたりすることの無い後処理装置を備えた
画像形成装置を提供する。 【構成】 作像部Ｉの排紙ローラー５から搬入されたコ
ピーＰをステープルトレイ上に放出させ、自重と揃えコ
ロ６により後端フェンス７に突き当てて下端を揃え、ジ
ョガーフェンス８で横方向を揃える動作を繰り返した
後、ステープラー２でコピーＰ束の一端を綴じ、室内空
間に余裕がある場合は外壁面に着脱可能な排紙トレイ上
に、室内空間に余裕がない場合はソレノイド１０を付勢
させて後端フェンス７を反時計回り方向に回動させ、コ
ピーＰ束の保持動作を解除して、給紙カセットに替えて
装填した排紙カセット２１内に排紙するようにした。
されるシート受け棚が室内空間の有効活用を妨げたり、
側方通行を妨げたりすることの無い後処理装置を備えた
画像形成装置を提供する。 【構成】 作像部Ｉの排紙ローラー５から搬入されたコ
ピーＰをステープルトレイ上に放出させ、自重と揃えコ
ロ６により後端フェンス７に突き当てて下端を揃え、ジ
ョガーフェンス８で横方向を揃える動作を繰り返した
後、ステープラー２でコピーＰ束の一端を綴じ、室内空
間に余裕がある場合は外壁面に着脱可能な排紙トレイ上
に、室内空間に余裕がない場合はソレノイド１０を付勢
させて後端フェンス７を反時計回り方向に回動させ、コ
ピーＰ束の保持動作を解除して、給紙カセットに替えて
装填した排紙カセット２１内に排紙するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は原稿を読み取って静電写
真過程によって画像形成され、排出されたシートを付設
された後処理装置により綴じ処理等の後処理を施して排
出する後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
真過程によって画像形成され、排出されたシートを付設
された後処理装置により綴じ処理等の後処理を施して排
出する後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機の付属装置として、原稿を次々に
複写したコピーを頁順に揃えたり、穴開けしたり、綴じ
たりする後処理装置は複写機の多機能化と相まって様々
な機種が開発され、商品化されている。例えば、複数枚
の原稿を複数部複写して綴じる場合に、複数段、積装さ
れた配付棚に１つの原稿の必要部数のコピーを順次配付
し、原稿を入れ替えて同じ動作を繰り返した後、配付棚
上に載置されたコピー束を順次綴じるソーターと呼ばれ
る仕分け綴じ装置や、原稿循環自動供給装置を併用して
原稿を次々に入れ替えて複写したコピーを原稿枚数だけ
堆積させ、堆積したコピー束を綴じて排出するフィニッ
シャーと呼ばれる綴じ装置が知られている。図５は従来
例に係るフィニッシャーの概略を示した構成図である。
フィニッシャーIII は作像部Ｉ、給紙部IIおよび原稿循
環自動供給装置（ＲＡＤＦ）IVを備えた複写機に付設さ
れている。ＲＡＤＦIVによって原稿読取位置に搬送され
た原稿は作像部Ｉで読み取られ、図示を省略した静電写
真機構により、給紙部IIから送られた転写紙に再生画像
が形成され、排紙ローラー５によってフィニッシャーII
I に搬入される。搬入されたコピーが分岐爪５０によっ
て下側搬送路に送り込まれると、やがて、ステープルユ
ニット１のステープルトレイ上に排紙される。ＲＡＤＦ
IVで次々に原稿が搬送され、原稿枚数分のコピーがステ
ープルトレイ上に堆積すると、揃えられた後、図示しな
い用紙移送機構により水平方向に移送され、ステープラ
ー２によってその一端が綴じられる。綴じられたコピー
束は元の位置に戻された後、外周面上に係止爪を備えた
搬送ベルト９によって上方に搬送され、排紙トレイ３上
に排紙される。一方、分岐爪５０によって下側搬送路に
送り込まれたコピーは上下動可能なプルーフトレイ３０
上に排紙され、堆積される。
複写したコピーを頁順に揃えたり、穴開けしたり、綴じ
たりする後処理装置は複写機の多機能化と相まって様々
な機種が開発され、商品化されている。例えば、複数枚
の原稿を複数部複写して綴じる場合に、複数段、積装さ
れた配付棚に１つの原稿の必要部数のコピーを順次配付
し、原稿を入れ替えて同じ動作を繰り返した後、配付棚
上に載置されたコピー束を順次綴じるソーターと呼ばれ
る仕分け綴じ装置や、原稿循環自動供給装置を併用して
原稿を次々に入れ替えて複写したコピーを原稿枚数だけ
堆積させ、堆積したコピー束を綴じて排出するフィニッ
シャーと呼ばれる綴じ装置が知られている。図５は従来
例に係るフィニッシャーの概略を示した構成図である。
フィニッシャーIII は作像部Ｉ、給紙部IIおよび原稿循
環自動供給装置（ＲＡＤＦ）IVを備えた複写機に付設さ
れている。ＲＡＤＦIVによって原稿読取位置に搬送され
た原稿は作像部Ｉで読み取られ、図示を省略した静電写
真機構により、給紙部IIから送られた転写紙に再生画像
が形成され、排紙ローラー５によってフィニッシャーII
I に搬入される。搬入されたコピーが分岐爪５０によっ
て下側搬送路に送り込まれると、やがて、ステープルユ
ニット１のステープルトレイ上に排紙される。ＲＡＤＦ
IVで次々に原稿が搬送され、原稿枚数分のコピーがステ
ープルトレイ上に堆積すると、揃えられた後、図示しな
い用紙移送機構により水平方向に移送され、ステープラ
ー２によってその一端が綴じられる。綴じられたコピー
束は元の位置に戻された後、外周面上に係止爪を備えた
搬送ベルト９によって上方に搬送され、排紙トレイ３上
に排紙される。一方、分岐爪５０によって下側搬送路に
送り込まれたコピーは上下動可能なプルーフトレイ３０
上に排紙され、堆積される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のフィニッシャー
のように、複写機から排出され、最終的にコピーが排紙
されるプルーフトレイ３０や、綴じ処理等の後処理が施
されたコピー束が排紙される排紙トレイ３はコピーの仕
上がりや後処理の仕上がりを確認する等の必要のため、
フィニッシャーの外部側方に突出形成されている。とこ
ろが、最近の事務室賃料の高騰や各種事務機器の増設に
伴い、事務室内空間の有効活用が臨まれるようになり、
上述のフィニッシャー等の後処理装置から突出するトレ
イが室内空間の有効活用の妨げになり、側方通行の妨げ
になったり、さらに、通行人を傷つけたり、トレイが損
傷を受けることがあった。本発明は従来技術におけるか
かる課題を解決しようとするものであり、搬入されたコ
ピーやコピー束が最終的に排紙されるシート受け棚が室
内空間の有効活用を妨げたり、側方通行を妨げたりする
ことの無い後処理装置を備えた画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
のように、複写機から排出され、最終的にコピーが排紙
されるプルーフトレイ３０や、綴じ処理等の後処理が施
されたコピー束が排紙される排紙トレイ３はコピーの仕
上がりや後処理の仕上がりを確認する等の必要のため、
フィニッシャーの外部側方に突出形成されている。とこ
ろが、最近の事務室賃料の高騰や各種事務機器の増設に
伴い、事務室内空間の有効活用が臨まれるようになり、
上述のフィニッシャー等の後処理装置から突出するトレ
イが室内空間の有効活用の妨げになり、側方通行の妨げ
になったり、さらに、通行人を傷つけたり、トレイが損
傷を受けることがあった。本発明は従来技術におけるか
かる課題を解決しようとするものであり、搬入されたコ
ピーやコピー束が最終的に排紙されるシート受け棚が室
内空間の有効活用を妨げたり、側方通行を妨げたりする
ことの無い後処理装置を備えた画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、後処理装置は後処理が施されたシートがそ
の上に排出される着脱可能なシート受け棚を外壁面に有
し、画像形成装置は内部に前方に引出し可能な給紙カセ
ットと、給紙カセットと入れ替え可能なシート受け皿を
有したものである。さらに、後処理装置は画像形成装置
から排出されたシートが上面に沿って滑落し得るように
傾斜して支持されたシート受け台と、シート受け入れ
時、滑落したシートを下端で受け止めて保持し、後処理
終了後、保持動作の解除が可能なシート保持手段を有し
たものであっても良い。
するために、後処理装置は後処理が施されたシートがそ
の上に排出される着脱可能なシート受け棚を外壁面に有
し、画像形成装置は内部に前方に引出し可能な給紙カセ
ットと、給紙カセットと入れ替え可能なシート受け皿を
有したものである。さらに、後処理装置は画像形成装置
から排出されたシートが上面に沿って滑落し得るように
傾斜して支持されたシート受け台と、シート受け入れ
時、滑落したシートを下端で受け止めて保持し、後処理
終了後、保持動作の解除が可能なシート保持手段を有し
たものであっても良い。
【０００５】
【作用】画像形成装置が原稿を読み取って静電写真過程
によってシート上に画像形成し、画像形成済みシートを
排出すると、後処理装置は排出されたシートに綴じ処理
等の後処理を施して、着脱可能なシート受け棚、また
は、給紙カセットと入れ替え可能なシート受け皿上に排
出する。好ましい手段においては、画像形成装置から排
出されたシートがシート受け棚の上面に沿って滑落し、
シート保持手段が滑落したシートを下端で受け止めて保
持する。そして、後処理終了後、保持動作を解除する。
によってシート上に画像形成し、画像形成済みシートを
排出すると、後処理装置は排出されたシートに綴じ処理
等の後処理を施して、着脱可能なシート受け棚、また
は、給紙カセットと入れ替え可能なシート受け皿上に排
出する。好ましい手段においては、画像形成装置から排
出されたシートがシート受け棚の上面に沿って滑落し、
シート保持手段が滑落したシートを下端で受け止めて保
持する。そして、後処理終了後、保持動作を解除する。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図３および図４は何れも本発明の実施例
に係る複写機全体の内部を示す正面図であり、図３は室
内空間に余裕がある場合、図４は余裕がない場合の使用
形態を示している。図１および図２は何れもフィニッシ
ャーの近傍を拡大して示した正面図であり、図１はコピ
ー堆積時、図２はコピー束排紙時の状態を示している。
本実施例においても、フィニッシャーIII は作像部Ｉ、
給紙部IIおよびＲＡＤＦを備えた複写機に付設されてい
るが、ＲＡＤＦは図示を省略しており、また、作像部Ｉ
内にも給紙カセット２０を備えている。なお、従来例と
同一、または同一と見做せる箇所には同一の符号を付し
てある。また、作像部Ｉ、給紙部II（一部を除いて）お
よびＲＡＤＦの構成および動作は従来例のものと変わり
がないので、その説明を省略する。本実施例においては
排紙トレイ３は図４に示すように、取外し可能になって
いると共に、作像部Ｉ内に収納される最上段の給紙カセ
ット２０に替えて排紙カセット２１を収納して、コピー
やコピー束をこの排紙カセット２１内に受け入れること
ができるようになっている。フィニッシャーIII はコピ
ーを受け入れる上下の用紙案内板１３の受入れ口が作像
部Ｉの排紙ローラー５のコピー排出口に臨むように、作
像部Ｉ側方に付設される。フィニッシャーIII 内のステ
ープルユニット１は図示を省略したステープルトレイの
側方にステープラー２と、ステープラー２に対向する側
方にジョガーフェンス８を有するジョガーが配設されて
いる。ステープルトレイの中央部には上下方向に延びる
切り欠き溝が形成されていて、この切り欠き溝に沿って
一対のタイミングローラー１５，１５間にタイミングベ
ルト９が架け渡されている。タイミングローラー１５，
１５の回転によって周回移動するタイミングベルト９の
外周には係止爪１６が突設されている。係止爪１６は周
回方向に屈曲していて、コピー束の一端を把持して上方
に搬送できるようになっている。ステープルトレイの中
央部上方には先端に揃えコロ６を回転自在に支持する支
持腕１７が回動自在に取り付けられている。ステープル
トレイの下端には自重落下するコピーを下端で保持する
後端フェンス７が配設されている。後端フェンス７は正
面視、逆Ｚ字状を成していて、その一端部はそこに突き
当たるコピーを保持し、他端部は後端フェンス７を図の
紙面方向に回動させるソレノイド１０の作動竿１１が連
結されている。作動竿１１には一端がフィニッシャーII
I の躯体に係止されたスプリング１４が取り付けられて
いて、後端フェンス７を時計回り方向に回動させる付勢
力を付与している。
細に説明する。図３および図４は何れも本発明の実施例
に係る複写機全体の内部を示す正面図であり、図３は室
内空間に余裕がある場合、図４は余裕がない場合の使用
形態を示している。図１および図２は何れもフィニッシ
ャーの近傍を拡大して示した正面図であり、図１はコピ
ー堆積時、図２はコピー束排紙時の状態を示している。
本実施例においても、フィニッシャーIII は作像部Ｉ、
給紙部IIおよびＲＡＤＦを備えた複写機に付設されてい
るが、ＲＡＤＦは図示を省略しており、また、作像部Ｉ
内にも給紙カセット２０を備えている。なお、従来例と
同一、または同一と見做せる箇所には同一の符号を付し
てある。また、作像部Ｉ、給紙部II（一部を除いて）お
よびＲＡＤＦの構成および動作は従来例のものと変わり
がないので、その説明を省略する。本実施例においては
排紙トレイ３は図４に示すように、取外し可能になって
いると共に、作像部Ｉ内に収納される最上段の給紙カセ
ット２０に替えて排紙カセット２１を収納して、コピー
やコピー束をこの排紙カセット２１内に受け入れること
ができるようになっている。フィニッシャーIII はコピ
ーを受け入れる上下の用紙案内板１３の受入れ口が作像
部Ｉの排紙ローラー５のコピー排出口に臨むように、作
像部Ｉ側方に付設される。フィニッシャーIII 内のステ
ープルユニット１は図示を省略したステープルトレイの
側方にステープラー２と、ステープラー２に対向する側
方にジョガーフェンス８を有するジョガーが配設されて
いる。ステープルトレイの中央部には上下方向に延びる
切り欠き溝が形成されていて、この切り欠き溝に沿って
一対のタイミングローラー１５，１５間にタイミングベ
ルト９が架け渡されている。タイミングローラー１５，
１５の回転によって周回移動するタイミングベルト９の
外周には係止爪１６が突設されている。係止爪１６は周
回方向に屈曲していて、コピー束の一端を把持して上方
に搬送できるようになっている。ステープルトレイの中
央部上方には先端に揃えコロ６を回転自在に支持する支
持腕１７が回動自在に取り付けられている。ステープル
トレイの下端には自重落下するコピーを下端で保持する
後端フェンス７が配設されている。後端フェンス７は正
面視、逆Ｚ字状を成していて、その一端部はそこに突き
当たるコピーを保持し、他端部は後端フェンス７を図の
紙面方向に回動させるソレノイド１０の作動竿１１が連
結されている。作動竿１１には一端がフィニッシャーII
I の躯体に係止されたスプリング１４が取り付けられて
いて、後端フェンス７を時計回り方向に回動させる付勢
力を付与している。
【０００７】図３に示す排紙トレイ３のフィニッシャー
III 外壁面への止着仕様における動作を説明する。フィ
ニッシャーIII の外壁面に取り付けられた排紙トレイ３
は図の紙面に垂直な方向に所定距離だけ水平移動可能に
なっていて、図示しない駆動機構に駆動されて移動す
る。複写機の作像部Ｉで画像記録されたコピーは排紙ロ
ーラー５によって用紙案内板１３で形成される用紙搬送
路に送り込まれる。この用紙搬送路に沿って搬送された
コピーＰは排出ローラー１８対によってステープルトレ
イ上に放出される。コピーＰの排紙のタイミングに合わ
せて支持腕１７が時計回り方向に回動して、揃えコロ６
を放出されたコピーＰに押し付けさせる。この時、揃え
コロ６は反時計回り方向に回転していて、接触するコピ
ーＰを下方に押し下げる。また、ソレノイド１０は非付
勢状態になっていて、後端フェンス７は図１に示す保持
位置にある。そこで、落下したコピーＰは後端フェンス
７に突き当たって下端が揃えられる。その後、ジョガー
が付勢され、ジョガーフェンス８がコピーＰを図の紙面
に垂直上方に押し付けてコピーＰの横方向の位置揃えを
行う。後続のコピーＰは既に堆積しているコピーＰ上に
順次堆積し、原稿枚数分のコピーＰがステープルトレイ
上に排出されて揃えられると、コピーＰ束は図示しない
用紙移動装置によってステープラー２側に引き出され、
ステープラー２が駆動されてコピーＰ束の一端を綴じ
る。綴じられたコピーＰ束は用紙移動装置によって元の
位置に押し戻される。その後、タイミングローラー１５
が回転して周回移動するタイミングベルト９の係止爪１
６が綴じられたコピーＰ束の一端を把持して上方に搬送
し、外壁面へ止着された排紙トレイ３上に排紙する。
III 外壁面への止着仕様における動作を説明する。フィ
ニッシャーIII の外壁面に取り付けられた排紙トレイ３
は図の紙面に垂直な方向に所定距離だけ水平移動可能に
なっていて、図示しない駆動機構に駆動されて移動す
る。複写機の作像部Ｉで画像記録されたコピーは排紙ロ
ーラー５によって用紙案内板１３で形成される用紙搬送
路に送り込まれる。この用紙搬送路に沿って搬送された
コピーＰは排出ローラー１８対によってステープルトレ
イ上に放出される。コピーＰの排紙のタイミングに合わ
せて支持腕１７が時計回り方向に回動して、揃えコロ６
を放出されたコピーＰに押し付けさせる。この時、揃え
コロ６は反時計回り方向に回転していて、接触するコピ
ーＰを下方に押し下げる。また、ソレノイド１０は非付
勢状態になっていて、後端フェンス７は図１に示す保持
位置にある。そこで、落下したコピーＰは後端フェンス
７に突き当たって下端が揃えられる。その後、ジョガー
が付勢され、ジョガーフェンス８がコピーＰを図の紙面
に垂直上方に押し付けてコピーＰの横方向の位置揃えを
行う。後続のコピーＰは既に堆積しているコピーＰ上に
順次堆積し、原稿枚数分のコピーＰがステープルトレイ
上に排出されて揃えられると、コピーＰ束は図示しない
用紙移動装置によってステープラー２側に引き出され、
ステープラー２が駆動されてコピーＰ束の一端を綴じ
る。綴じられたコピーＰ束は用紙移動装置によって元の
位置に押し戻される。その後、タイミングローラー１５
が回転して周回移動するタイミングベルト９の係止爪１
６が綴じられたコピーＰ束の一端を把持して上方に搬送
し、外壁面へ止着された排紙トレイ３上に排紙する。
【０００８】次に、図４に示す排紙カセット装置内装着
仕様における動作を説明する。排紙カセット装着仕様に
おいては、排紙トレイ３は取り外され、作像部Ｉ内に収
納される最上段の給紙カセット２０に替えて排紙カセッ
ト２１が装着される。操作者はこれらの着脱操作と共
に、図示しない操作部の排紙口選択のボタンを操作して
内部排紙側を選択することにより、コピー搬送制御が切
り替えられる。排紙カセット２１のコピー受入れ口には
受入れローラー２２が回転可能に取り付けられていて、
図示しない駆動装置によって駆動される。また、排紙カ
セット２１は、やはり図示しない駆動機構により、図の
紙面に垂直な方向に所定距離だけ水平移動可能になって
いて、仕分け動作時、所定回数の排紙毎に水平移動す
る。排紙ローラー５によって送り込まれたコピーＰをス
テープルトレイ上に放出させ、揃えコロ６およびジョガ
ーフェンス８によってそれぞれ上下および横方向を揃
え、ステープラー２によってコピーＰ束を綴じるまでの
動作は排紙トレイ３のフィニッシャーIII 外壁面への止
着仕様の場合のものと同様なので、重複する説明を省略
する。綴じられたコピーＰ束が用紙移動装置によって元
の位置に押し戻されると、ソレノイド１０が付勢される
ことにより、スプリング１４の付勢力に抗して後端フェ
ンス７が反時計回り方向に回動し、コピーＰ束の保持を
解除する（図２参照）。これにより、後端フェンス７に
保持されていたコピーＰ束は自重落下し、下排紙ローラ
ー１２に搬送されて排紙カセット２１内に送り込まれ
る。コピーＰ束はさらに、受入れローラー２２によって
搬送され、排紙カセット２１の底面上に落下し収納され
る。その後、ソレノイド１０の付勢が解除され、後端フ
ェンス７がスプリング１４に付勢されて元の保持位置に
復帰する。上記綴じ動作と排紙動作が繰り返されて、所
定部数のコピーＰ束が収納し終わると、複写機の複写動
作およびフィニッシャーIII の後処理動作が停止し、排
紙カセット２１が手前に引き出されて、収納したコピー
Ｐ束が取り出される。このように、本実施例では室内空
間に余裕がある場合は排紙トレイ３をフィニッシャーII
I の外壁面に取り付けて後処理し終わったコピーＰ束を
排紙トレイ３上に排紙することにより、排出されたコピ
ーまたはコピー束の仕上がりを視認できる状態で使用
し、室内空間に余裕がない場合は排紙トレイ３を取外
し、作像部Ｉ内の給紙カセット２０に替えて排紙カセッ
ト２１を装着して、排紙カセット２１内にコピーまたは
コピー束を排紙することにより、フィニッシャーIII を
壁際や他の設備に近接して配置でき、また、フィニッシ
ャーIII 近傍の通行を妨げたり、通行人によって排紙ト
レイが損傷を受けるのを防止できる。なお、排紙カセッ
ト２１は給紙部II内の給紙カセットと入れ替えるように
しても良い。
仕様における動作を説明する。排紙カセット装着仕様に
おいては、排紙トレイ３は取り外され、作像部Ｉ内に収
納される最上段の給紙カセット２０に替えて排紙カセッ
ト２１が装着される。操作者はこれらの着脱操作と共
に、図示しない操作部の排紙口選択のボタンを操作して
内部排紙側を選択することにより、コピー搬送制御が切
り替えられる。排紙カセット２１のコピー受入れ口には
受入れローラー２２が回転可能に取り付けられていて、
図示しない駆動装置によって駆動される。また、排紙カ
セット２１は、やはり図示しない駆動機構により、図の
紙面に垂直な方向に所定距離だけ水平移動可能になって
いて、仕分け動作時、所定回数の排紙毎に水平移動す
る。排紙ローラー５によって送り込まれたコピーＰをス
テープルトレイ上に放出させ、揃えコロ６およびジョガ
ーフェンス８によってそれぞれ上下および横方向を揃
え、ステープラー２によってコピーＰ束を綴じるまでの
動作は排紙トレイ３のフィニッシャーIII 外壁面への止
着仕様の場合のものと同様なので、重複する説明を省略
する。綴じられたコピーＰ束が用紙移動装置によって元
の位置に押し戻されると、ソレノイド１０が付勢される
ことにより、スプリング１４の付勢力に抗して後端フェ
ンス７が反時計回り方向に回動し、コピーＰ束の保持を
解除する（図２参照）。これにより、後端フェンス７に
保持されていたコピーＰ束は自重落下し、下排紙ローラ
ー１２に搬送されて排紙カセット２１内に送り込まれ
る。コピーＰ束はさらに、受入れローラー２２によって
搬送され、排紙カセット２１の底面上に落下し収納され
る。その後、ソレノイド１０の付勢が解除され、後端フ
ェンス７がスプリング１４に付勢されて元の保持位置に
復帰する。上記綴じ動作と排紙動作が繰り返されて、所
定部数のコピーＰ束が収納し終わると、複写機の複写動
作およびフィニッシャーIII の後処理動作が停止し、排
紙カセット２１が手前に引き出されて、収納したコピー
Ｐ束が取り出される。このように、本実施例では室内空
間に余裕がある場合は排紙トレイ３をフィニッシャーII
I の外壁面に取り付けて後処理し終わったコピーＰ束を
排紙トレイ３上に排紙することにより、排出されたコピ
ーまたはコピー束の仕上がりを視認できる状態で使用
し、室内空間に余裕がない場合は排紙トレイ３を取外
し、作像部Ｉ内の給紙カセット２０に替えて排紙カセッ
ト２１を装着して、排紙カセット２１内にコピーまたは
コピー束を排紙することにより、フィニッシャーIII を
壁際や他の設備に近接して配置でき、また、フィニッシ
ャーIII 近傍の通行を妨げたり、通行人によって排紙ト
レイが損傷を受けるのを防止できる。なお、排紙カセッ
ト２１は給紙部II内の給紙カセットと入れ替えるように
しても良い。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載の発明
によれば、後処理装置は後処理が施されたシートがその
上に排出される着脱可能なシート受け棚を外壁面に有
し、画像形成装置は内部に前方に引出し可能な給紙カセ
ットと、給紙カセットと入れ替え可能なシート受け皿を
有したので、室内空間に余裕がない場合はシート受け棚
を取外し、給紙カセットに替えてシート受け皿を装填す
ることにより、後処理装置を壁際や他の設備に近接して
配置でき、後処理装置近傍の通行を妨げたり、通行人に
よってシート受け棚が突き当てられ、損傷を受けるのを
防止できる。請求項２記載の発明によれば、後処理装置
は画像形成装置から排出されたシートが上面に沿って滑
落し得るように傾斜して支持されたシート受け台と、シ
ート受け入れ時、滑落したシートを下端で受け止めて保
持し、後処理終了後、保持動作の解除が可能なシート保
持手段を有したので、後処理装置に搬入されたシートの
下端揃えと、シート受け皿への排出動作を行う揃え排出
機構を簡単、かつ、安価なものとすることができる。
によれば、後処理装置は後処理が施されたシートがその
上に排出される着脱可能なシート受け棚を外壁面に有
し、画像形成装置は内部に前方に引出し可能な給紙カセ
ットと、給紙カセットと入れ替え可能なシート受け皿を
有したので、室内空間に余裕がない場合はシート受け棚
を取外し、給紙カセットに替えてシート受け皿を装填す
ることにより、後処理装置を壁際や他の設備に近接して
配置でき、後処理装置近傍の通行を妨げたり、通行人に
よってシート受け棚が突き当てられ、損傷を受けるのを
防止できる。請求項２記載の発明によれば、後処理装置
は画像形成装置から排出されたシートが上面に沿って滑
落し得るように傾斜して支持されたシート受け台と、シ
ート受け入れ時、滑落したシートを下端で受け止めて保
持し、後処理終了後、保持動作の解除が可能なシート保
持手段を有したので、後処理装置に搬入されたシートの
下端揃えと、シート受け皿への排出動作を行う揃え排出
機構を簡単、かつ、安価なものとすることができる。
【図１】本発明の実施例に係るコピー堆積時のフィニッ
シャーの近傍を拡大して示した正面図
シャーの近傍を拡大して示した正面図
【図２】同じく、コピー束排紙時のフィニッシャーの近
傍を拡大して示した正面図
傍を拡大して示した正面図
【図３】室内空間に余裕がある場合の使用形態での複写
機全体の内部を示す正面図
機全体の内部を示す正面図
【図４】余裕がない場合の使用形態での複写機全体の内
部を示す正面図
部を示す正面図
【図５】従来例に係るフィニッシャーの概略を示した構
成図
成図
１ ステープルユニット ２ ステープラー ３ 排紙トレイ ５ 排紙ローラー ６ 揃えコロ ７ 後端フェンス ８ ジョガーフェンス ９ タイミングベルト １０ ソレノイド １４ スプリング １５ タイミングローラー １６ 係止爪 ２０ 給紙カセット ２１ 排紙カセット Ｐ コピー III フィニッシャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｈ 37/04 Ｄ 9037−3Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 原稿を読み取って静電写真過程によって
シート上に画像形成し、画像形成済みシートを排出し、
その排出されたシートを付設された後処理装置により綴
じ処理等の後処理を施した後、排出する後処理装置を備
えた画像形成装置において、前記後処理装置は後処理が
施されたシートがその上に排出される着脱可能なシート
受け棚を外壁面に有し、前記画像形成装置は内部に前方
に引出し可能な給紙カセットと、該給紙カセットと入れ
替え可能なシート受け皿を有したことを特徴とする後処
理装置を備えた画像形成装置。 - 【請求項２】 後処理装置は画像形成装置から排出され
たシートが上面に沿って滑落し得るように傾斜して支持
されたシート受け台と、シート受け入れ時、滑落したシ
ートを下端で受け止めて保持し、後処理終了後、保持動
作の解除が可能なシート保持手段を有したことを特徴と
する請求項１記載の後処理装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5056054A JPH06266182A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 後処理装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5056054A JPH06266182A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 後処理装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06266182A true JPH06266182A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=13016376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5056054A Pending JPH06266182A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 後処理装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06266182A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019188732A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム及びその制御方法、並びに記憶媒体 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5056054A patent/JPH06266182A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019188732A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置、画像形成システム及びその制御方法、並びに記憶媒体 |
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