JP2638882B2 - 用紙収容装置 - Google Patents

用紙収容装置

Info

Publication number
JP2638882B2
JP2638882B2 JP63035895A JP3589588A JP2638882B2 JP 2638882 B2 JP2638882 B2 JP 2638882B2 JP 63035895 A JP63035895 A JP 63035895A JP 3589588 A JP3589588 A JP 3589588A JP 2638882 B2 JP2638882 B2 JP 2638882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
tray
copy
discharge
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63035895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01214574A (ja
Inventor
浩貴 山下
敬知 木下
俊夫 松井
渡 倉橋
克也 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP63035895A priority Critical patent/JP2638882B2/ja
Priority to US07/311,065 priority patent/US4981293A/en
Publication of JPH01214574A publication Critical patent/JPH01214574A/ja
Priority to US07/547,242 priority patent/US5012297A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2638882B2 publication Critical patent/JP2638882B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等の画像形成装置から排出された用
紙を排紙トレイ上に積載,収容する用紙収容装置に関す
る。
従来の技術 従来、複写機等の画像形成装置から排出された用紙を
積載,収容する排紙トレイを有する用紙収容装置として
は、大量にプリントアウトされた用紙を所定の枚数ごと
に左右方向(用紙排出方向とは直交する方向)にシフト
にさせて仕分ける様にしたものが種々提供されている。
シフトさせる態様としては、排紙トレイ自体をシフトさ
せるもの、用紙を排紙トレイ上へ送り出す排出ローラ対
自体をシフトさせるもの(特開昭61−33459号公報参
照)に2分される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のものでは、排紙トレイ上へ収容
された用紙はいわばフリーな状態に放置され、定位置に
強制的に整合させる方策は採用されていなかった。従っ
て、折角シフト動作によって仕分けられた用紙が次に排
出されてくる用紙によって動かされ、整合が乱れるとい
う問題点を有していた。
そこで、本発明の課題は、排紙トレイ上に積載収容さ
れた用紙を確実に整合させると共に、シフト動作によっ
ても用紙の整合性が乱されることのない用紙収容装置を
提供することにある。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係る用紙収容装
置は、 (a)用紙を排紙トレイ上へ送り出すローラ部材と略同
軸上に回転駆動可能に設置され、排紙トレイ上に収容さ
れた用紙上面に接触しその回転に基づいて用紙を整合さ
せるための整合部材と、 (b)少なくとも前記整合部材をシフト手段による排紙
トレイのシフト動作に連動して排紙トレイのシフト方向
と同方向にシフトさせる手段と、 を備えたことを特徴とする。
作 用 以上の構成において、画像形成装置から排出された用
紙はローラ部材の回転に基づいて排紙トレイ上へ送り出
され、排紙トレイ上に積載収容される。排紙トレイ上へ
排出された用紙は、その後端部分に整合部材の回転によ
る排出方向とは逆方向の付勢力を受け、後端が例えば背
板に規制された状態で整合される。この整合部材は排紙
トレイ上の用紙上面に常時接触して用紙の整合性を維持
する。従って、排紙トレイ上の用紙が次の用紙の排出に
よって動かされることはない。
一方、排紙トレイは、シフト手段によって、所定枚数
の用紙が収容されるごとに用紙排出方向と直交する方向
にシフトし、用紙を仕分ける。このとき、前記整合部材
は排紙トレイのシフト動作に連動して排紙トレイのシフ
ト方向と同方向にシフトする。換言すれば、整合部材は
排紙トレイと整合済み用紙と同期してシフトし、用紙の
整合性を乱すことがない。
実施例 以下、本発明に係る用紙収容装置の実施例につき添付
図面を参照して説明する。
[複写機本体を含めた全体構成] まず、第1図に従って、複写機本体(1)を含めた全
体構成について説明する。
複写機本体(1)は、デスク(45)上に載置され、上
面には循環式の自動原稿搬送装置(30)(以下、RDHと
記す)が付設されている。この複写機本体(1)の内部
には矢印(a)方向に回転駆動可能な感光体ドラム
(2)を中心に光学系(3)や帯電チャージ(4),現
像装置(5),転写チャージ(6),クリーニング装置
(7),イレーサランプ(8)等の作像エレメントが配
置されている。これらの装置及び複写工程については周
知であるため、その説明は省略する。
複写紙は自動給紙カセット(10),(11)に収容され
ており、いずれのカセット(10),(11)から選択的に
1枚ずつ給紙され、タイミングローラ対(15)で感光体
ドラム(2)の外周面に形成されたトナー画像と同期を
とって転写部(2a)に搬送される。転写後、複写紙は搬
送ベルト(16)を介して定着装置(17)に送り込まれて
トナーの定着を施され、排出ローラ対(18)から排出さ
れる。このとき、複写紙は排出ローラ対(18)の直前に
設けたセンサ(SE1)(第2図参照)にて検出される。
RDH(30)は、概略、原稿載置トレイ(31)、給紙ベ
ルト(32)、給紙ローラ対(33)、反転ガイド板(3
4)、搬送ベルト(35)、反転ローラ(36)、排出ロー
ラ対(37)にて構成されている。RDH(30)は原稿を最
終ページから順次循環搬送するもので、原稿は最終ペー
ジ裏面を下にしてトレイ(31)上に載置され、最終ペー
ジのものから給紙ベルト(32)の回転にて引き出され、
給紙ローラ対(33)から反転ガイド板(34)を介して搬
送ベルト(35)と原稿台ガラス(9)との間に送り込ま
れる。次に、搬送ベルト(35)の回転にて原稿台ガラス
(9)上の所定位置にセットされ、周知の光学系(3)
にて光照射を受ける。画像露光後、原稿は搬送ベルト
(35)にて原稿台ガラス(9)上から第1図中右方に搬
送され、反転ローラ(36)を介して排出ローラ対(37)
から画像面を上にしてトレイ(31)上に載置されている
原稿上に排出される。
原稿枚数及び複写部数は図示しない操作パネル上の入
力手段(テンキー)にて入力可能であり、一群の原稿の
複写が終了するごとに、以下に説明する様に、排紙トレ
イ(80)をシフトまたはステープル処理,スタンプ処理
を実行させるためにコピー動作を中断しつつ設定された
複写部数分だけ一群の原稿を前述の如く循環搬送する。
用紙収容装置は、本実施例において、複写機本体
(1)から排出された複写紙を選択的に排紙トレイ(8
0)上に収容するか、ステーブルトレイ(150)内に収
容,整合してステープラ(190)で綴じる様にしたもの
である。従って、前記RDH(30)を使用して複数部数の
複写を実行し、同時にステープル処理,スタンプ処理を
行なう場合にあっては、複写紙を順次ステープルトレイ
(150)に収容すると共に、複写機本体(1)からの原
稿が一巡した複写終了信号が発せられ、かつ最終複写紙
の整合が終了した後に、ステープラ(190),スタンプ
(200)を動作せしめ複写紙を綴じ、かつ印字する。綴
じられた複写紙はスタックかご(220)内に積載収容さ
れる。
[フィニッシャユニットの構成] 次に、フィニッシャユニット(50)の構成について、
第2図ないし第10図を参照して説明する。
このフィニッシャユニット(50)は、概略、複写紙を
受け入れるためのローラ(60),(61)と、搬送路を切
り換えるための切換え部材(70)と、排紙トレイ(80)
と、一群の原稿に対する複写紙が収容されるごとに排紙
トレイ(80)を排紙方向とは直交方向にシフトさせるシ
フトブロック(90)と、排紙トレイ(80)へ収容される
際の複写紙の落ち込み量を略一定にするために排紙トレ
イ(80)を間欠的に降下させるエレベートブロック(13
0)と、ステープル機能及びスタンプ機能を有するステ
ープルトレイ(150)とで構成されている。
複写紙の受入れ部は駆動ローラ(60)と従動ローラ
(61)の他、排出ローラ対(18)に対向するガイド板
(62),(63)にて構成され、フィニッシャユニット
(50)内にはさらに前記切換え部材(70)及びガイド板
(64),(69),(91)、排紙トレイ(80)へ排出され
る複写紙を検出するためのセンサ(SE2)が設置されて
いる。
切換え部材(70)は嘴状をなし、支軸(71)を支点と
して回動可能に取り付けられ、図示しないソレノイドを
オンすることにより第2図中実線位置から点線位置に回
動する。実線位置にあるときは上面(70a)にて複写紙
を排紙トレイ(80)側にガイドし、点線位置に切り換え
られると湾曲面(70b)にて複写紙をステープルトレイ
(150)側にガイドする。
排紙トレイ(80)への複写紙の排出は、第3図に示す
様に、排出ローラ(95)とボール(67)にて行なわれ、
かつ、排出ローラ(95)と同軸上に取り付けたパドル
(99)にて排出された複写紙の整合を行なう。パドル
(99)は柔軟性を有する羽根部材を放射状に設けたもの
で、矢印(b)方向への回転によって排紙トレイ(80)
上に排出された複写紙の後端部分へ排出とは逆方向の付
勢力を付勢し、複写紙の後端を固定背板(75)に当接さ
せて整合する。
ところで、本実施例では排紙トレイ(80)を所定のタ
イミングでシフトさせて複写紙の仕分けを行なう。この
ため、排出された複写紙の後端部分と常時接触している
パドル(99)を複写紙の整合を乱さない様に、シフト動
作に連動してシフトさせる必要がある。そこで、パドル
(99)と排出ローラ(95)とは一体的にシフト可能な構
成とされている。即ち、パドル(99)と排出ローラ(9
5)とはパイプ状の軸(96)に固定され、軸(96)は図
示しないフレームに回転可能に装着された支軸(98)に
遊嵌されている。支軸(98)は図示しない搬送モータに
より矢印(b)方向に回転駆動可能であり、その溝部
(98a)には軸(96)の両端に固定したリング状のスト
ッパ(97)に設けた突起(図示せず)が係合している。
従って、パドル(99)と排出ローラ(95)とは軸(96)
を介して支軸(98)と一体的に矢印(b)方向に回転駆
動され、かつ、矢印(c)方向にシフト可能である。こ
のシフト動作はストッパ(97)が下ガイド板(91)の切
欠き(91a)に係合し、以下に説明する様に下ガイド板
(91)がシフトブロック(90)と共に矢印(c)方向に
シフトすることに連動して行なわれる。また、パドル
(99)、排出ローラ(95)は下ガイド板(91)の切欠き
(91b),(91c)にそれぞれ位置している。
一方、ボール(67)は回転自在に自重で前記排出ロー
ラ(95)上に圧接している。即ち、第3図,第4図に示
す様に、ボール(67)は上ガイド板(64)に形成した開
口(64a)に位置し、開口(64a)から切り起こした突片
(64b)に固定したホルダ(65)で移動を阻止されてい
る。ボール(67)はホルダ(65)内で排出ローラ(95)
の回転及びシフトに従動可能であり、排出ローラ(95)
とで複写紙を挾着して排紙トレイ(80)上に送り出す。
排紙トレイ(80)は、第2図に示す様に、表面に排紙
方向に延在する複数の突条(80a)を有し、シフトフレ
ーム(100)上に保持板(85)を介して取り付けられて
いる。排紙トレイ(80)の後端は固定背板(75)の上部
に臨み、その直上にはセンサ(SE3)のアクチュエータ
(86)が位置している。アクチュエータ(86)はレバー
(87)と一体的に軸(88)に回動自在に取り付けられ、
レバー(87)の下端部は通常センサ(SE3)の光軸を遮
っている。排紙トレイ(80)上に収容された複写紙の枚
数が増加し、複写紙の上面がアクチュエータ(86)を押
し上げると、レバー(87)がアクチュエータ(86)と共
に軸(88)を支点として第2図中反時計回り方向に回動
し、レバー(87)の下端部がセンサ(SE3)の光軸を開
放する。これにて複写紙の上面レベルが検出され、以下
に詳述するエレベートブロック(130)を動作させて排
紙トレイ(80)を降下させる。
[シフトブロック] 排紙トレイ(80)が装着されているシフトフレーム
(100)は、第3図,第5図に示す様に、昇降フレーム
(131)の水平ガイド部(131a)に支軸(132)を介して
回転自在に設けたガイドローラ(133)にガイドされて
矢印(c)に方向にシフト可能である。この水平ガイド
部(131a)内には、第7図に示すカム(120)に設置さ
れ、カム(120)の上面縁部に固定したピン(122)がシ
フトフレーム(100)の長孔(100a)に係合している。
カム(120)は図示しないシフトモータにて支軸(121)
を支点として矢印(d)方向に回転駆動可能であり、そ
の外周面には180゜の回転対称位置に凹部(120a),(1
20b)が形成されている。また、センサ(SE8)のアクチ
ュエータ(125)はカム(120)の外周面に当接し、カム
(120)の回転に基づいてアクチュエータ(125)が凹部
(120a),(120b)に落ち込むごとにセンサ(SE8)が
動作する。
以上の構成において、前記RDH(30)にて一群の原稿
の複写処理が終了し、最終原稿の複写紙が排紙トレイ
(80)上に収容されると、シフトモータが起動され、カ
ム(120)が矢印(d)方向に回転駆動され、アクチュ
エータ(125)が次の凹部(120a)又は(120b)に落ち
込むと、シフトモータがオフされる。即ち、カム(12
0)は排紙トレイ(80)上に所定枚数の複写紙が収容さ
れるごとに180゜ずつ間欠的に回転し、ピン(122)を介
してシフトフレーム(100)が排紙トレイ(80)と共に
矢印(c)方向、即ち、複写紙の排出方向に対して直交
する方向に往復移動(シフト)を繰り返すこととなる。
さらに、シフトフレーム(100)の背部には固定背板
(75)と可動背板(110)とが設置されている。固定背
板(75)はフィニッシャユニット(50)の本体フレーム
に固定されたもので、排紙トレイ(80)上に収容された
複写紙の後端を規制する。可動背板(110)は前記排出
ローラ(95),センサ(SE3)やそのアクチュエータ(8
6)を排紙トレイ(80)に連動してシフトさせるために
設置され、前記下ガイド板(91)もこの可動背板(11
0)に固定されている。
具体的には、第3図,第5図に示す様に、可動背板
(110)は固定背板(75)に固定した3本のピン(76)
がこの可動背板(110)に形成した長孔(110a)に係合
することにより、矢印(c)方向にシフト可能とされて
いる。また、シフトフレーム(100)に固定したピン(1
01)が昇降フレーム(131)の水平ガイド部(131a)に
固着されたガイド板(134)の長孔(134a)及び固定背
板(75)の開口(75a)を通じて可動背板(110)に縦方
向に形成した長孔(110b)に係合している。従って、可
動背板(110)はピン(101)と長孔(110b)との係合に
てシフトフレーム(100)及び排紙トレイ(80)と共に
矢印(c)方向にシフトする。そして、可動背板(10
0)のシフトは横方向の長孔(110a)がピン(76)に係
合することによりガイドされる。一方、以下に詳述する
エレベートブロック(130)の動作により、排紙トレイ
(80)と共にシフトフレーム(100)が昇降する場合、
ピン(101)が長孔(110b)にガイドされることから可
動背板(110)は一定の高さ方向の位置を保持し、昇降
することはない。即ち、前記排出ローラ(95),アクチ
ュエータ(86)はその高さを一定とされている。
[エレベートブロック] エレベートブロック(130)は前記シフトブロック(9
0)を支持して排紙トレイ(80)を昇降させるものであ
る。
前記シフトフレーム(100)をシフト可能に支持する
昇降フレーム(131)は、第6図に示す様に、両側に回
転自在に装着したローラ(136)が本体フレーム(図示
せず)に固定されたガイドフレーム(140),(140)の
内側に係合することにより、昇降可能とされている。ま
た、この昇降フレーム(131)には支軸(137)に固定さ
れたピニオン(138),(138)が装着されている。この
ピニオン(138),(138)は昇降ガイドフレーム(14
0),(140)に形成したラック(140a),(140a)に噛
合し、図示しない正逆駆動可能な昇降モータにて回転駆
動され、この回転に基づいて昇降フレーム(131)がシ
フトフレーム(100),排紙トレイ(80)と共に昇降す
る。
以上の構成において、排紙トレイ(80)上に排出,収
容された複写紙が増加し、複写紙の上面が前記アクチュ
エータ(86)を持ち上げてセンサ(SE3)が動作する
と、昇降モータが正転駆動される。これにて昇降フレー
ム(131)がシフトフレーム(100),排紙トレイ(80)
と共に降下する。降下動作は、排紙トレイ(80)の降下
に伴う複写紙の降下に追随してアクチュエータ(86)が
復帰し、レバー(87)が再びセンサ(SE3)を遮光した
とき昇降モータの正転を停止させることにより停止す
る。この様に、排紙トレイ(80)が複写紙の収容量に応
じて間欠的に降下することにより、複写紙の後端が排紙
トレイ(80)上へ落下する高さが、前記排出ローラ(9
5)とボール(67)とのニップ部からアクチュエータ(8
6)の複写紙上面検出位置までの高さに、昇降モータが
正転駆動されている間の降下量を加えた範囲内に自動的
に維持される。そして、前記パドル(99)による複写紙
に対する整合作用を相俟って複写紙の排紙トレイ(80)
上での整合性が良好なものとされている。
一方、第2図に示す様に、エレベートブロック(13
0)の下方にはセンサ(SE5),(SE6)が設置されてい
る。このセンサ(SE5),(SE6)は降下した昇降フレー
ム(131)の角部(131b)にて光軸が遮光されることで
動作する。センサ(SE5)が動作すると、排紙トレイ(8
0)上に複写紙が満載されたこととなり、収容不能信号
を複写機本体(1)に出力し、必要であれば排紙トレイ
(80)上から複写紙を取り除くことを表示する。
また、昇降フレーム(131)はスタンプ(200)を動作
させるため、角部(131b)がセンサ(SE6)に検出され
るまで降下する。
[スタンプ機構] ここで、スタンプ機構について説明する。
第6図に示す様に、スタンプ(200)は以下に詳述す
るステープルトレイ(150)内へ収容された複写紙に対
して“秘",“回覧”等の所定文字を印字するためのもの
で、昇降フレーム(131)にて駆動される。即ち、スタ
ンプ(200)は印字面(200a)を矢印(e)方向に向け
て、かつ、ピン(201)がガイド孔(209)にガイドされ
て矢印(e)方向に移動可能に設置されている。このス
タンプ(200)はピン(204)で結合されたリンク(20
2),(203)が連結され、リンク(203)はピン(204)
にて回動自在に支持され、ねじりコイルばね(206)に
て常時上方に付勢されている。
前記昇降フレーム(131)の水平ガイド部(131a)に
は突片(135)が固着され、昇降フレーム(131)の最下
位置への降下により突片(135)がピン(204)を押圧
し、スタンプ(200)を矢印(e)方向へ移動させ、ス
テープルトレイ(150)内の複写紙へ印字する。印字動
作はステープラ(190)による綴じ動作の直後に行なう
様に制御されており、印字と同時に前記センサ(SE6)
が動作することにより昇降モータが逆転駆動され、昇降
フレーム(131)が上昇,復帰する。そして、突片(13
5)による押圧が解除されたリンク(202),(203)は
ねじりコイルばね(206)のばね力で上方に回動し、ス
タンプ(200)が初期位置へ復帰することとなる。
[ステープルトレイ] ステープルトレイ(150)は、第2図に示す様に、基
板(151)とガイド板(155)とストッパ(160)とで構
成され、若干傾斜した状態で起立させて設置されてい
る。ストッパ(160)はステープルトレイ(150)へ収容
された複写紙の下部を規制するためのもので、支軸(16
1)に回動可能に支持され、図示しない排出ソレノイド
に連結されている。このストッパ(160)は通常排出ソ
レノイドがオフされているとき、ガイド板(155)の下
部に係合してステープルトレイ(150)の底部を閉止し
ている。排出ソレノイドがオンされると、ストッパ(16
0)は支軸(161)を支点として矢印(f)方向に回動
し、ステープルトレイ(150)の底部を開放する。
また、ステープルトレイ(150)の下部には、収納さ
れた複写紙を整合するためのパドルホイール(180)と
ステープラ(190)とガイドローラ(195)と複写紙の有
無を検出するためのセンサ(SE7)とが設置されてい
る。パドルホイール(180)は、第8図に示す様に、支
軸(181)の周囲に柔軟な羽根部材(182)を放射状に取
り付けたもので、矢印(g)方向に回転駆動される。こ
れにて、羽根部材(182)が複写紙上を摺接し、ステー
プルトレイ(150)へ送りまれた複写紙を1枚ずつ一方
向に付勢し、整合させる。
ステープラ(190)は周知の電導式のものでステープ
ル針の受け台がストッパ(160)と同一平面上に設置さ
れており、ステープルトレイ(150)内に収容整合され
た複写紙束の角部を綴じる。
ガイドローラ(195)はガイド板(155)に揺動自在に
取り付けたレバー(196)の下部に回転自在に装着さ
れ、特に、収容された用紙先端のふくらみを抵抗なく防
止するためのものである。
一方、前記ガイド板(155)の上部は前記切換え部材
(70)の近傍にまで延在され、ガイド板(69)とで複写
紙をステープルトレイ(150)へガイドする。ステープ
ルトレイ(150)の直上には複写紙をステープルトレイ
(150)内に送り込むための搬送ローラ(165),(16
6)、及び送り込まれる複写紙を検出するためのセンサ
(SE4)が設置されている。
さらに、ガイド板(155)には規制レバー(156),
(157)及び複写紙の除電ブラシ(158)が設置されてい
る。規制レバー(156),(157)はソレノイド(SL
1),(SL2)をオンすることでステープルトレイ(15
0)内に進入し、第1図中点線位置まで回動可能であ
り、これにて複写紙の倒れ込みを規制し、ページ揃えの
乱れを防止する。従って、規制レバー(156),(157)
はステープル処理可能とされている複写紙のサイズに対
応させ、ステープルトレイ(150)へ収容された複写紙
の上端部分を規制する位置にセットされている。
次に、ステープル処理された複写紙をステープルトレ
イ(150)から排出するための構成について説明する。
フィニッシャユニット(50)内に設置されたフレーム
(210)にはステープルトレイ(150)に収容された複写
紙の下部と対向する位置に突片(211)が取り付けら
れ、第9図に示す様に、ストッパ(160)にはこの突片
(211)と対応する長孔(160b)が形成されている。従
って、ステープル処理後ストッパ(160)が矢印(f)
方向に回動してステープルトレイ(150)の底部を開放
した際、突片(211)が長孔(160b)から突出し、複写
紙の下部を規制する。これは、ストッパ(160)の開放
時に複写紙の下部がストッパ(160)の下端規制部(160
a)に当接したまま矢印(f)方向に移動し、排出不良
が発生するのを防止するためである。従って、突片(21
1)の規制面は複写紙を排出方向にガイドする様に傾斜
面とされている。
また、ステープル済みの複写紙は、第10図に示す如
く、ガイド板(215)にガイドされてスタックかご(22
0)(第1図参照)に排出される。このとき、複写紙は
複写機本体(1)内の定着装置(17)による加熱で第2
図中矢印(h)方向にカールしやすくなっており、単に
ガイド板(215)でガイドするのみでは、乱れた状態で
スタックかご(220)に収容される。そこで、本実施例
ではガイド板(215)の中央部分に突部(216)を設置し
た。これにて、複写紙は排出方向にいわば腰を付けられ
た状態で排出され、スタックかご(220)内での整合性
が向上する。
[動作モード] 以上の構成からなるフィニッシャユニット(50)は、
ノンステープルモード、ステープルモード、ステープル
+スタンプモードにて動作可能である。これらの動作モ
ードはフィニッシャユニット(50)上に設置されたモー
ド選択スイッチをオンすることにより選択的に設定可能
である。
ノンステープルモードとは、複写機本体(1)から排
出された複写紙を排紙トレイ(80)上に積載収容する動
作モードである。このとき、切換え部材(70)は第2図
中実線位置に保持され、複写紙は排出ローラ(95),ボ
ール(67)から排紙トレイ(80)上に排出され、パドル
(99)の回転に基づいて整合される。そして、センサ
(SE3)にて収容された複写紙の上面が検出されるごと
にエレベートブロック(130)が前述の如く動作し、排
出ローラ(95),ボール(67)のニップ部と複写紙上面
との高さを略一定に保持する。
シフトブロック(90)による排紙トレイ(80)のシフ
ト動作は、複写部数を“2"以上に設定すること、あるい
は前記RDH(30)を使用して複写部数を“2"以上に設定
することにより、自動的に実行される。このとき、1部
の複写処理が終了してセンサ(SE2)にて最終複写紙の
排紙が検出されると、排紙トレイ(80)が左右にシフト
され、複写紙が部数ごとに仕分けられる。
ステーブルモードとは、複写機本体(1)から排出さ
れた複写紙をステープルトレイ(150)上に収容し、ス
テープラ(190)を動作させて複写紙束を綴じ、綴じら
れた複写紙束をスタックかご(220)に収容する動作モ
ードである。このとき、切換え部材(70)は第2図中点
線位置にセットされ、複写紙は搬送ローラ(165),(1
65)からステープルトレイ(150)内に送り込まれ、パ
ドルホイール(180)の回転に基づいて整合される。そ
して、一群の原稿に対する最終複写紙の整合が終了する
と、ステープラ(190)が駆動される。
スタンプモードとは、ステープルトレイ(150)内に
収容された複写紙の1ページ目にスタンプ(200)にて
印字する動作モードをいい、本実施例ではステープルモ
ードと共にのみ実行可能とされ、ステーブル処理の直後
に印字動作を行なう。この場合は、エレベートブロック
(130)を動作させて排紙トレイ(80)と共に昇降フレ
ーム(131)をその角部(131b)がセンサ(SE6)にて検
出されるまで降下させ、リンク(202),(203)の連係
動作にてスタンプ(200)を移動させて印字する。
[他の実施例] なお、本発明に係る用紙収容装置は、前記実施例に限
定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更す
ることができる。
特に、排紙トレイ(80)上に排出された複写紙を整合
する整合手段としては、前記パドル(99)に限定するも
のではない。また、排紙トレイ(80)に連動してシフト
するのは少なくともパドル(99)のみでよく、排出ロー
ラ(95)は必ずしもシフトする必要はない。さらに、本
用紙収容装置において、排紙トレイを昇降させる機構及
びステープル処理,スタンプ処理を行なう機構は本質的
な要素ではない。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、整合部
材を排紙トレイ上に収容された用紙上面に常時接触状態
で回転可能に設置すると共に、この整合部材を排紙トレ
イのシフト動作に連動させて排紙トレイのシフト方向と
同方向にシフト可能としたため、簡単な構成によって排
紙トレイ上で用紙を確実に整合させることができ、しか
も用紙の整合性を何ら乱すことなく排紙トレイをシフト
させて用紙を仕分けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る用紙収容装置の一実施例を示し、第
1図は複写機本体を含む概略構成図、第2図はフィニッ
シャユニットの内部構成図、第3図は排出ローラ及びシ
フトブロックの分解斜視図、第4図は排紙トレイへの複
写紙排出を説明するための斜視図、第5図はシフトブロ
ックの背面側分解斜視図、第6図はエレベートブロック
の分解斜視図、第7図はシフト用カムの斜視図、第8図
はステーブルトレイ内のパドルホイールの斜視図、第9
図はステーブルトレイのストッパの斜視図、第10図はス
テーブルトレイの複写紙束排出部の斜視図である。 (1)……複写機本体、(50)……フィニッシャユニッ
ト、(67)……排出用ボール、(80)……排紙トレイ、
(90)……シフトブロック、(91)……下ガイド板、
(95)……排出用ローラ、(96)……軸、(99)……パ
ドル、(100)……シフトフレーム、(110)……可動背
板、(120)……カム、(150)……ステープルトレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 俊夫 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 倉橋 渡 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (72)発明者 安田 克也 大阪府大阪市東区安土町2丁目30番地 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭63−143167(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出された用紙をローラ
    部材の回転に基づいて排紙トレイへ送り出し、該排紙ト
    レイ上に積載収容する一方、該排紙トレイを用紙の排出
    方向と直交する方向に移動させるシフト手段を有する用
    紙収容装置において、 前記ローラ部材と略同軸上に回転駆動可能に設置され、
    前記排紙トレイ上に収容された用紙上面に接触しその回
    転に基づいて用紙を整合させるための整合部材と、 少なくとも前記整合部材を前記シフト手段による排紙ト
    レイのシフト動作に連動して排紙トレイのシフト方向と
    同方向にシフトさせる手段と、 を備えたことを特徴とする用紙収容装置。
JP63035895A 1988-02-18 1988-02-18 用紙収容装置 Expired - Lifetime JP2638882B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63035895A JP2638882B2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 用紙収容装置
US07/311,065 US4981293A (en) 1988-02-18 1989-02-16 Sheet storing apparatus provided for a copying machine
US07/547,242 US5012297A (en) 1988-02-18 1990-07-02 Sheet storing apparatus provided for a copying machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63035895A JP2638882B2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 用紙収容装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01214574A JPH01214574A (ja) 1989-08-28
JP2638882B2 true JP2638882B2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=12454764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63035895A Expired - Lifetime JP2638882B2 (ja) 1988-02-18 1988-02-18 用紙収容装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2638882B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549757Y2 (ja) * 1989-12-13 1997-09-30 株式会社リコー 画像形成後処理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07102931B2 (ja) * 1986-12-03 1995-11-08 キヤノン株式会社 シ−ト材仕分け装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01214574A (ja) 1989-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4946152A (en) Sorter-finisher
JPH0643156B2 (ja) シート後処理装置
JPH0948554A (ja) シ−ト後処理装置及びそれを備えた画像形成装置
US5084741A (en) Recirculating document handler and image forming apparatus equipped therewith
JPH02221059A (ja) 画像形成装置
JPH0266063A (ja) 画像形成装置
JP2714289B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
JP2638882B2 (ja) 用紙収容装置
US4973036A (en) Sheet handling apparatus provided for a copying machine
JP2696880B2 (ja) 用紙収容装置
JPH01214565A (ja) 用紙収容装置
JP3119393B2 (ja) シート後処理装置
JPH01214576A (ja) 用紙収容装置
JPH01209270A (ja) 用紙収容装置
JPH0256358A (ja) 用紙収容装置
JPH0256352A (ja) 用紙収容装置
JPH0238262A (ja) シート後処理制御装置
JP2699408B2 (ja) 画像形成装置
JPH01271364A (ja) シート処理装置
JPH0223154A (ja) 画像形成用紙後処理装置
JPH0270662A (ja) シート処理装置
JPH0256359A (ja) 用紙収容装置
JPH07187484A (ja) シート束移送手段を備えるシートとじ装置
JPH07172680A (ja) シート束移送手段を備えるシート後処理装置
JPH01104563A (ja) 用紙収容装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term