JPH06265991A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

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JPH06265991A
JPH06265991A JP5075012A JP7501293A JPH06265991A JP H06265991 A JPH06265991 A JP H06265991A JP 5075012 A JP5075012 A JP 5075012A JP 7501293 A JP7501293 A JP 7501293A JP H06265991 A JPH06265991 A JP H06265991A
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JP
Japan
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lens
camera
actuators
level
remaining capacity
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Application number
JP5075012A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Osawa
敏文 大沢
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/208,137 priority patent/US5557365A/en
Publication of JPH06265991A publication Critical patent/JPH06265991A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/12Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets
    • G03B17/14Bodies with means for supporting objectives, supplementary lenses, filters, masks, or turrets interchangeably
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/26Power supplies; Circuitry or arrangement to switch on the power source; Circuitry to check the power source voltage

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズ内のアクチュエータの数量や所要とす
る電力量に対応させて電池の残存容量レベルと比較され
る動作禁止の判定レベルを最適に切り換え、アクチュエ
ータ数の増えた高機能レンズが充分にその機能を発揮し
つつ電力の無駄やカメラとレンズのミスマッチを生じる
ことのないものとする。 【構成】 複数のアクチュエータFMTR,ZMTR,
DMTRを制御する制御手段LPRS、複数のアクチュ
エータの数量に関するデータを記憶した記憶手段ROM
を具備したレンズLNSと、電池の残存容量を検出する
残存容量検出手段PRS、該残存容量検出手段による検
出結果を複数の中の指示される判定レベルと比較してカ
メラが動作可能かどうかを判定する判定手段PRS、前
記記憶手段にて記憶されているアクチュエータの数量を
受信することにより、このデータに基づいて前記判定手
段における電池の残存容量に対する判定レベルを選択的
に切り換える判定レベル切換手段PRSを具備したカメ
ラとの組み合わせより構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のアクチュエー
タ、つまり少なくとも焦点調節用レンズの駆動モータ及
び焦点距離調節用レンズの駆動モータを備えたレンズと
該レンズが装着されるカメラ(本体)との組み合わせよ
り成るカメラシステムの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズ交換を可能とするカメラシ
ステムにおいて、撮影レンズの焦点調節を自動化したオ
ートフォーカスカメラや、撮影レンズの変倍光学系をモ
ータ等のアクチュエータによって駆動するいわゆるパワ
ーズームカメラ、或は、オートズームカメラが知られて
いる。又、交換レンズの更なる高機能化を目指して防振
機能をもったレンズの開発も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方で、このようなレ
ンズの高機能化に伴ってレンズ内のアクチュエータは増
加傾向にあり、必然的に高機能化されたレンズはその所
要とする電力も増えていくことになる。
【0004】しかしながら、従来のこの種のレンズ交換
可能なカメラシステムにおいては、カメラ(本体)に内
蔵された電源電池からレンズ側に与えられる電力量であ
るとか、電池の残存容量がどのレベルになったら動作を
禁止するかといった電源条件の取り決めは一義的に決め
られており、所要とする電力量の異なるレンズを交換し
ながら使用しようとするには都合の悪いものになってい
る。
【0005】例えば、レンズ内のアクチュエータが増え
ることを想定せずにレンズ側に与えられる電力量が低い
値に決められていたとすれば、交換レンズとしてレンズ
内のアクチュエータが増加した高機能レンズを新たに作
ろうとするとその低い電力量がネックになってしまい、
レンズ内のアクチュエータが十分なスピードで駆動でき
ない場合がしばしばであったり、逆に、予め高い電力量
に決められていたとすれば、低い電力量で済むレンズが
装着されている場合に無駄な電力のロスが増えたり、電
池を十分に使い切る前に高い電力量を想定した電池の残
存容量レベルでカメラシステムの動作を禁止することに
なり、やはり望ましくない。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、レ
ンズ内のアクチュエータの数量や所要とする電力量に対
応させて電池の残存容量レベルと比較される動作禁止の
判定レベルを最適に切り換え、アクチュエータ数の増え
た高機能レンズが充分にその機能を発揮しつつ電力の無
駄やカメラとレンズのミスマッチを生じることないカメ
ラシステムを提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、電池の残存容量レ
ベルに適した所要電力量となるようにレンズ内のアクチ
ュエータの制御をそれぞれ交換レンズ内において切り換
え、アクチュエータ数の増えた高機能レンズが充分にそ
の機能を発揮しつつ電力の無駄やカメラとレンズのミス
マッチを生じることないカメラシステムを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズの機能
に応じた複数のアクチュエータ、該複数のアクチュエー
タを制御する制御手段、カメラとの通信を行う通信手
段、及び、前記複数のアクチュエータの数量に関するデ
ータを、或は、前記複数のアクチュエータが動作可能と
なる判定レベルに関するデータを、或は、前記複数のア
クチュエータが動作するのに必要な電力レベルに関する
データを記憶した記憶手段を具備したレンズと、電池の
残存容量を検出する残存容量検出手段、該残存容量検出
手段による検出結果を複数の中の指示される判定レベル
と比較してカメラが動作可能かどうかを判定する判定手
段、装着される前記レンズとの通信を行う通信手段、及
び、該通信手段を介して前記記憶手段にて記憶されてい
るアクチュエータの数量を、或は、アクチュエータが動
作可能となる判定レベルに関するデータを、或は、アク
チュエータが動作するのに必要な電力レベルに関するデ
ータを受信することにより、このデータに基づいて前記
判定手段における電池の残存容量に対する判定レベルを
選択的に切り換える判定レベル切換手段を具備したカメ
ラと、を備え、カメラは、受信するアクチュエータの数
量のデータに基づいて判定手段における電池の残存容量
に対する動作禁止の判定レベルを選択的に切り換えた
り、受信するアクチュエータが動作可能となる判定レベ
ルに関するデータに基づいて判定手段における電池の残
存容量に対する動作禁止の判定レベルを選択的に切り換
えたり、受信するアクチュエータが動作するのに必要な
電力レベルに関するデータに基づいて判定手段における
電池の残存容量に対する動作禁止の判定レベルを選択的
に切り換えたりするようにしている。
【0009】また、本発明は、電池の残存容量を検出す
る残存容量検出手段、該残存容量検出手段による検出結
果を記憶する記憶手段、装着されるレンズとの通信を行
う通信手段を具備したカメラと、レンズの機能に応じた
複数のアクチュエータ、該複数のアクチュエータを制御
する制御手段、前記カメラとの通信を行う通信手段、該
通信手段を介して前記記憶手段にて記憶されている電池
の残存容量結果を判別する判別手段、及び、該判別手段
による判別結果に応じて、前記制御手段において同時に
駆動することのできるアクチュエータの数を切り換える
アクチュエータ数切換手段、或は、前記判別手段による
判別結果に応じて、前記制御手段において駆動するアク
チュエータの駆動速度を変化させる速度可変手段を具備
したレンズと、を備え、レンズは、電池の残存容量結果
を判別する判別手段による判別結果に応じて制御手段に
おいて同時に駆動することのできるアクチュエータの数
を切り換えたり、判別手段による判別結果に応じて制御
手段において駆動するアクチュエータの駆動速度を変化
させるようにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施例におけるレン
ズ交換可能なカメラシステムを上面から見た図である。
【0012】図1において、LNSはズーム光学系を持
つ撮影レンズ(以下、単にレンズと記す)であり、該レ
ンズLNSには、ズーム光学系駆動手段の駆動を指示す
るための入力手段としての操作部材ZMLNGと、手動
ピント調整を行う場合に使う操作部材FSLNGとが備
えられている。
【0013】カメラ(本体)側には、シャッタボタンS
WRLS、シャッタ速度や絞り値など各種の情報設定に
使われる回転式ダイアルDL、露出補正値の設定又はマ
ニュアル時の絞り値の設定の際に使用されるスイッチS
WCP、カメラの動作モードを選択する為のダイアルM
ODESELの各操作部材がある。さらに、DSPは例
えば液晶パネルによる表示器、EPはアイピース、AC
Sはアクセサリーシューである。
【0014】図2は、上記構成におけるカメラ側、及
び、レンズLNS側の回路構成を示すブロック図であ
る。
【0015】図2において、PRSはカメラの全体制御
を行うマイクロコンピュータであり、その内部にプロセ
ッサコア,ROM,RAM,A/Dコンバータなどを有
している。DDRは表示器DSP(図1にて示した表示
器と同じもの)の表示制御を行ったり、スイッチ入力の
検出を行う表示ドライバである。
【0016】前記表示ドライバDDRに入力されるスイ
ッチ類としては、図1に示した回転式ダイアルDLと露
出補正値の設定又はマニュアル時の絞り値の設定の際に
使用されるスイッチSWCPとがあり、ダイアルDLは
回転されることにより90度位相の異なる2相パルスを
出力するエンコーダであるので、2ビットの入力があ
る。
【0017】SPCは露出制御のために被写体輝度を測
定するための測光センサ、SNSは2列のラインセンサ
から成り、ピントのずれ量を検出する為の測距センサ、
SDRは前記測距センサSNSの蓄積制御と信号読出し
のインターフェイスを行うセンサドライバ、LCMはマ
イクロコンピュータPRSがレンズLNSに対して通信
を行う場合のインターフェイスを行うレンズインターフ
ェイスである。
【0018】MODESELは図1にて示したカメラの
操作モードを選択するための操作部材であるところのダ
イアル、SW1,SW2はそれぞれ図1にて示したシャ
ッタボタンSWRLSの第1ストローク,第2ストロー
クにてオンするスイッチである。
【0019】MG1,MG2はそれぞれシャッタの先幕
制御用マグネット及び後幕制御用マグネットであり、各
々のマグネットMG1,MG2はトランジスタTR1,
TR2によって通電制御される。MTR1はフィルムの
巻上げ及び巻戻しを行うモータ、MTR2はシャッタの
チャージやミラーのアップ・ダウンを行うモータであ
り、これらモータMTR1,MTR2はモータドライダ
MDR1,MDR2によって駆動される。
【0020】前記マイクロコンピュータPRSは、シリ
アル通信によって、表示ドライバDDR、センサドライ
バSDR、レンズインターフェイスLCMより各デバイ
スと情報のやり取りを行う。
【0021】SOはマイクロコンピュータPRSより各
デバイスへ対して出力されるデータ信号、SIは各デバ
イスよりマイクロコンピュータPRSに対して入力され
るデータ信号、SCLKはマイクロコンピュータPRS
より各デバイスへ対して出力される同期クロック信号で
あり、これら信号SO,SI,SCLKを使ってマイク
ロコンピュータPRSが各デバイスと情報のやり取りを
行う場合に、前記表示ドライバDDRと通信を行う場合
にはチップセレクト信号としてCDDRを出力してこれ
を行い、前記センサドライバSDRと通信を行う場合に
はチップセレクト信号としてCSDRを出力してこれを
行い、前記レンズインターフェイスLCMと通信を行う
場合にはチップセレクト信号としてCLCMを出力して
これを行うことになる。
【0022】前記マイクロコンピュータPRSは、シャ
ッタ制御を行う場合には、信号SMG1,SMG2を出
力してトランジスタTR1,TR2を通電制御してこれ
を行い、フィルム給送制御を行う場合には、信号M1
F,M1RをモータMTR1へ出力してこれを行い、シ
ャッタのチャージやミラーのアップ・ダウンを行う場合
には、信号M2F,M2RをモータMTR2に出力して
これを行う。又、マイクロコンピュータPRSには電池
の電圧VBATが接続されて、これを必要時にA/D変
換して電池の電圧レベルを検出することができる。
【0023】前記レンズインターフェイスLCMには、
レンズLNSに接続される以下の各信号ラインが備わっ
ている。
【0024】VLはレンズLNSに与える電源ライン、
DCLはカメラからレンズLNSに与えられる通信デー
タライン、DLCはレンズLNSに与えられる通信同期
クロックライン、CGNDはグランドラインである。
【0025】前記センサドライバSDRから測距センサ
SNSに対して、像信号の読出し制御用クロックφ1,
φ2、像信号φ1,φ2のホールド用信号SH、測距セ
ンサSNSのリセット用信号SLRが与えられる。一
方、測距センサSNSからセンサドライバSDRに対し
ては、被写体輝度モニタ用の信号SAGC、像信号OS
が与えられる。
【0026】前記マイクロコンピュータPRSよりセン
サドライバSDRに対しては、像信号OSを読み出す場
合に信号φ1,φ2を生成するためのタイミングを与え
るクロック信号CKが与えられ、一方、センサドライバ
SDRよりマイクロコンピュータPRSに対しては、蓄
積終了を表す信号INTEND、像信号OSに対してセ
ンサドライバSDR内において所定のゲインをかけられ
た像信号AOSが与えられる。
【0027】次に、レンズLNS内の回路構成について
説明する。
【0028】LPRSはレンズLNS内のモータ制御を
行ったり、レンズLNS固有の光学情報を記憶されたり
するマイクロコンピュータであり、その内部にプロセッ
サコア,ROM,RAMなどを有している。
【0029】上記マイクロコンピュータLPRSに接続
されるスイッチZDL1,ZDL2は図1にて示した操
作部材ZMLNGを回転させることにより90度位相の
異なる2相パルスを出力するエンコーダであって、この
入力パルス数に従ってズーム駆動量が決定される。
【0030】FMTRはフォーカスレンズ駆動用モータ
であり、信号LMF,LMRによって駆動される。EN
CFはフォーカスレンズの駆動量を知るためのエンコー
ダであって、その出力信号SENCFがマイクロコンピ
ュータLPRSに入力される。ZMTRはズームレンズ
駆動用モータであり、信号ZMF,ZMRによって駆動
される。DMTRは絞り駆動用のモータであって、信号
DMCTによって駆動される。
【0031】次に、図3のフローチャートにしたがっ
て、カメラ(本体)側マイクロコンピュータPRSの動
作について説明する。
【0032】不図示の電源スイッチが入ってマイクロコ
ンピュータPRSが動作可能状態になると、該マイクロ
コンピュータLPRSは図3のステップ1よりの動作を
開始する。 [ステップ1] マイコンPRSは自身のポートやメモ
リ等の初期化を行い、ステップ2へ進む。 [ステップ2] レンズインターフェイスLCMを通じ
てレンズ側マイクロコンピュータLPRSと通信して該
レンズ側マイクロコンピュータLPRSに記憶されてい
るレンズLNS内のモータ数に関する情報を得る。この
レンズ側マイクロコンピュータLPRSの動作について
は後述するが、本例ではレンズLNS内のモータ数は3
個(フォーカスレンズ駆動用モータFMTR,ズームレ
ンズ駆動用モータZMTR,絞り駆動用のモータDMT
R)であるので、その情報を得ることになる。そしてス
テップ3へ進む。 [ステップ3] 上記ステップ2にて得られたレンズL
NS内のモータ数に関する情報に従って、予め決められ
たレンズLNS内のモータ数に関する情報と電池の残存
容量レベルによる動作禁止レベルを設定する。
【0033】ここで、図4は具体的なレンズLNS内の
モータ数に関する情報と電池の残存容量レベルによる動
作禁止レベルとの対応表の例であるが、後述するステッ
プ4にてA/D変換して得られた電池の電圧VBATが
何V(ボルト)であったかによって電池の残存容量レベ
ル(以下、簡単の為必要に応じてBLレベルと記す)を
決めておいて、さらに、現在の装着されているレンズL
NS内のモータ数に関する情報から動作禁止レベルを決
定するための対応表である。
【0034】A/D変換して得られた電池の電圧VBA
Tが「5V」以上であれば、電池の残存容量レベルを
“BLレベル4”とし、電池の電圧VBATが「4V」
以上「4.9V」以下であれば、“BLレベル3”とし、
電池の電圧VBATが「3V」以上「 3.9V」以下であ
れば、“BLレベル2”とし、電池の電圧VBATが
「2.5V」以上「 2.9V」以下であれば、“BLレベル
1”とし、電池の電圧VBATが「 2.4V」以下であれ
ば、“BLレベル0”するように決めている。
【0035】これに対して、レンズLNS内のモータ数
が1個の場合は“BLレベル1”の電池まで動作可能で
あり、“BLレベル0”の電池では動作禁止となる。レ
ンズLNS内のモータ数が2個の場合は“BLレベル
2”まで動作可能であり、BLレベル1の電池では動作
禁止となる。レンズLNS内のモータ数が3個の場合は
“BLレベル3”まで動作可能であり、“BLレベル
2”の電池では動作禁止となる。
【0036】尚、このような対応表がカメラ側マイクロ
コンピュータPRSのROMの中に予め書込まれている
のもとする。本例ではレンズLNS内のモータ数は3個
としたので、“BLレベル3”まで動作可能であり、
“BLレベル2”以下の電池では動作禁止となるように
設定される。 [ステップ4] カメラ内の適当なアクチュエータ、例
えばシャッタ用マグネットMG1,MG2などを負荷と
して通電しながら電池の電圧VBATをA/D変換して
電池の残存容量レベルに相当する電圧値を得、ステップ
5へ進む。 [ステップ5] 上記ステップ3にて設定された動作禁
止レベルと上記ステップ4にて得られた電池の残存容量
レベルを比較する。 [ステップ6] 上記ステップ5における比較の結果、
現在の電池の残存容量レベルが動作可能なレベルかどう
かを判定する。本例では“BLレベル2”以下の電池で
は動作禁止であり、この状態にあればマイクロコンピュ
ータPRSは動作を停止する。“BLレベル3”以上で
あればステップ7へ進む。 [ステップ7] シャッタボタンSWRLSの第1スト
ロークによりオンするスイッチSW1の状態を調べ、オ
ンされているかどうかをチェックする。もしも、オフで
あるとステップ2へ戻り、上述したステップを繰り返
す。また、該スイッチSW1がオンされているならばス
テップ8へ進む。 [ステップ8] カメラの動作モードを選択するための
ダイアルMODESELの状態を調べ、オートズームを
行うモードであるかどうかをチェックする。もしも、オ
ートズームを行うモードであるとするとステップ9へと
進む。 [ステップ9] センサドライバSDRに制御信号を与
えて測距センサSNSの蓄積制御を行って像信号を得
る。さらに、この像信号をもとに相関演算を行って現在
のピントのずれ量、いわゆるデフォーカス量を求める。
そしてステップ10に進む。 [ステップ10] レンズインターフェイスLCMを通
じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信し
て、現在の距離環の繰出し量を得る。そしてステップ1
1へ進む。 [ステップ11] 上記ステップ9にて得られた被写体
までのデフォーカス量と上記ステップ10にて得られた
レンズLNSの無限位置を基準にした現在の繰出し量を
基に被写体までの距離を計算し、その後ステップ12へ
進む。
【0037】ここで、簡単な例として全体繰出しのレン
ズLNSの場合として、デフォーカス量をD,現在の繰
出し量をX,焦点距離をfとするならば、撮影倍率βは
下記の式にて求められる。
【0038】β=(X−D)/f 更に、被写体までの撮影距離Objは下記の式にて求めら
れる。
【0039】Obj=(f/β)−f−f(1−β) 但し、上式はレンズLNSの主点間隔を0とした近似式
である。 [ステップ12] 上記ステップ11にて求められた被
写体までの撮影距離Objより、最適と想定される撮影倍
率となるような焦点距離を求め、ステップ13へ進む。
【0040】尚、最適と想定される撮影倍率となるよう
な焦点距離の具体的な求め方としては、例えば人物撮影
を想定して人物が丁度良い大きさとなるようにといった
手法をとるわけであるが、このような手法は既に提案さ
れているし、本発明の本質には関わらないので詳しい説
明は割愛する。 [ステップ13] 上記ステップ12によって求められ
た焦点距離となるように、マイクロコンピュータPRS
はレンズインターフェイスLCMを通じてレンズ側マイ
クロコンピュータLPRSに通信してズームレンズLN
Sの駆動を命令する。これによって、オートズームが行
われる。その後ステップ14へ進む。 [ステップ14] センサドライバSDRに制御信号を
与えて測距センサSNSの蓄積制御を行って像信号を得
る。更に、この像信号をもとに相関演算を行って現在の
ピントのずれ量、いわゆるデフォーカス量を求める。オ
ートズームを行った場合にはズーム後の再測距というこ
とになるし、もしも、ダイアルMODESELの状態が
オートズームを行うモードでなかったとすれば、ステッ
プ8より本ステップへと進んで初めて測距ということに
なる。 [ステップ15] 上記ステップ14にて得られたデフ
ォーカス量より、合焦状態にするためにフォーカスレン
ズを駆動すべき量を演算する。
【0041】尚、フォーカスレンズを駆動すべき量を演
算するためには、該フォーカスレンズを単位移動量動か
した場合のデフォーカス量の変化量の比等のレンズ固有
のパラメータが必要となるが、そのようなデータ類は必
要に応じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSに通
信して得ているものとする。 [ステップ16] 上記ステップ15にて得られたレン
ズ駆動量をレンズインターフェイスLCMを通じてレン
ズ側マイクロコンピュータLPRSに通信してフォーカ
スレンズの駆動を命令する。これによってオートフォー
カスが行われる。その後ステップ17へ進む。 [ステップ17] 露出制御のために測光センサSPC
の出力をA/D変換して被写体輝度情報を得、ステップ
18へと進む。 [ステップ18] 上記ステップ17にて得られた被写
体輝度情報をもとに適正露出となるようにシャッタ速度
Tvと絞り値Avを決定し、ステップ19へと進む。 [ステップ19] シャッタボタンSWRLSの第2ス
トロークによりオンするスイッチSW2の状態を調べ、
オンされているかどうかをチェックする。もしも、オフ
であればプログラムはステップ2へ戻り、上述したステ
ップを繰り返す。また、該スイッチSW2がオンされて
いるならばステップ20へ進む。 [ステップ20] 信号M2F,M2Rを出力してモー
タMTR2の駆動を行い、ミラーのアップを行ってステ
ップ21へ進む。 [ステップ21] 上記ステップ18にて得られた絞り
値AvをレンズインターフェイスLCMを通じてレンズ
側マイクロコンピュータLPRSに通信して絞りの駆動
を命令する。これによって絞り込みが行われる。その後
ステップ22へ進む。 [ステップ22] 信号SMG1,SMG2を出力して
トランジスタTR1,TR2を通電制御してシャッタを
走行させる。これにより露光が行われる。その後ステッ
プ23へ進む。 [ステップ23] レンズインターフェイスLCMを通
じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信して
絞り開放するように命令する。これによって絞りが開か
れる。その後ステップ24へ進む。 [ステップ24] 信号M2F,M2Rを出力してモー
タMTR2の駆動を行い、ミラーのダウンを行ってステ
ップ25へ進む。 [ステップ25] 信号M1F,M1Rを出力してモー
タMTR1の駆動を行いフィルムの巻上げを行う。
【0042】以上で撮影のシーケンスが終了するので、
ステップ2へと戻って上述したフローを繰り返す。
【0043】次に、図5のフローチャートに従って、レ
ンズ側マイクロコンピュータLPRSの動作について説
明する。
【0044】レンズLNSがカメラに取付けられ、該カ
メラより電力が供給されてレンズ側マイクロコンピュー
タLPRSが動作可能となると、レンズ側マイクロコン
ピュータLPRSは図5のステップ101より動作を開
始する。 [ステップ101] 自身のポートやメモリ等の初期化
を行い、ステップ102へ進む。 [ステップ102] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより通信が来ているかどうかをチェックする。もし
も、通信が来ているとすればステップ103に進む。 [ステップ103] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより来ている通信の内容がレンズ側のモータを駆動
させる命令であるかどうかをチェックする。もしも、駆
動命令でなければステップ104へと進む。 [ステップ104] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより来ている通信の内容がレンズ側のモータ数の情
報を出力させる命令であるかどうかをチェックする。も
しも、レンズ側のモータ数の情報を出力させる命令でな
ければステップ105へ進む。 [ステップ105] 現在カメラ側マイクロコンピュー
タPRSより来ている通信の内容が駆動命令でもなくモ
ータ数の情報の送信でもないという場合は、カメラ側マ
イクロコンピュータPRSが露出制御やオートフォーカ
スを行うために必要なレンズLNS固有のデータの出力
を要求している場合などであり、こうした要求に沿った
通信を行う。その後、ステップ102に戻り、上述した
ステップを繰り返す。
【0045】上記ステップ104において、カメラ側マ
イクロコンピュータPRSより来ている通信の内容がモ
ータ数の情報の送信であることが認識されると、ステッ
プ104からステップ106へと進む。 [ステップ106] カメラ側マイクロコンピュータP
RSに対して予め自身のメモリに記憶されているレンズ
側のモータ数の情報を出力する。そしてステップ102
へ戻る。
【0046】その後、ステップ103において駆動命令
の受信を認識すると、ステップ103よりステップ10
7へ分岐する。 [ステップ107] 操作部材ZMLNGの操作が行わ
れてZDL1,ZDL2、ZDL1,ZDL2の信号パ
ルスが入力されているかどうかをチェックする。もし
も、操作部材ZMLNGの操作が行われておらず、ZD
L1,ZDL2の信号パルスが入力されていない場合に
はステップ108に進む。 [ステップ108] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、ズームモータを駆
動させる命令かどうかをチェックする。もしも、ズーム
モータを駆動させる命令であった場合にはステップ10
9へ進む。 [ステップ109] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従ってズームモータの駆
動を開始する。そしてステップ110へ進む。
【0047】また、上記ステップ107にて操作部材Z
MLNGの操作が行われて、ZDL1,ZDL2の信号
パルスが入力されていた場合も、マニュアル操作のズー
ムを優先することとしてステップ108及びステップ1
09を通らずにステップ110に進むし、上記ステップ
108にてカメラ側マイクロコンピュータPRSより送
信されている駆動命令が、ズームモータを駆動させる命
令でなかった場合にもステップ108よりステップ11
0へと分岐する。 [ステップ110] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、フォーカスモータ
を駆動させる命令かどうかをチェックする。もしも、フ
ォーカスモータを駆動させる命令であった場合にはステ
ップ111へ進む。 [ステップ111] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従ってフォーカスモータ
の駆動を開始する。そしてステップ112へと進む。 [ステップ112] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、絞り駆動用モータ
を駆動させる命令かどうかをチェックする。もしも、絞
り駆動用モータを駆動させる命令であった場合にはステ
ップ113へと進む。 [ステップ113] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従って絞り駆動用モータ
の駆動を開始する。そしてステップ114へと進む。
【0048】また、上記ステップ112にてカメラ側マ
イクロコンピュータPRSより送信されている駆動命令
が、絞り駆動用モータを駆動させる命令ではなかった場
合にも、ステップ112からステップ114へと分岐す
る。 [ステップ114] ステップ109にて駆動開始した
ズームモータの駆動が所定量に達したかどうかをチェッ
クする。もしも、所定量に達していればステップ115
へと進む。 [ステップ115] ズームモータの駆動を終了し、ス
テップ116へ進む。
【0049】また、ステップ114においてズームモー
タの駆動が所定量に達していない場合にも、ステップ1
15を通らずにステップ116へ進む。 [ステップ116] ステップ111にて駆動開始した
フォーカスモータの駆動が所定量に達したかどうかをチ
ェックする。もしも、所定量に達していればステップ1
17へと進む。 [ステップ117] フォーカスモータの駆動を終了
し、ステップ118へ進む。
【0050】また、ステップ116においてフォーカス
モータの駆動が所定量に達していない場合にも、ステッ
プ117を通らずにステップ118へ進む。 [ステップ118] ステップ113にて駆動開始した
絞り駆動用モータの駆動が所定量に達したかどうかをチ
ェックする。もしも、所定量に達していればステップ1
19へと進む。 [ステップ119] 絞り駆動用モータの駆動を終了
し、ステップ102へと戻る。
【0051】また、ステップ118において絞り駆動用
モータの駆動が所定量に達していない場合にも、ステッ
プ118からステップ102へと戻る。
【0052】上記ステップ102において、カメラ側マ
イクロコンピュータPRSからの通信が来ていないとす
れば、ステップ102からステップ120へと進む。 [ステップ120] 操作部材ZMLNGの操作が行わ
れてZDL1,ZDL2の信号パルスが入力されている
かどうかをチェックする。もしも、操作部材ZMLNG
の操作が行われ、ZDL1,ZDL2の信号パルスが入
力されている場合にはマニュアル操作によるズームを行
うためにステップ121に進む。 [ステップ121] 操作部材ZMLNGの操作の操作
に伴うZDL1,ZDL2の信号パルス数よりズームモ
ータの駆動量を算出する。そしてステップ122へ進
む。 [ステップ122] 上記ステップ121にて算出した
駆動量に従ってズームモータの駆動を開始する。そして
ステップ123へ進む。 [ステップ123] ズームモータを駆動し変倍光学系
が動くことによるピント移動量を計算して、これを補正
するためのフォーカスレンズLNSの駆動量を算出す
る。その後ステップ124へ進む。 [ステップ124] 上記ステップ123にて算出され
たフォーカスレンズの駆動量に従ってフォーカスモータ
の駆動を開始し、ステップ125へ進む。 [ステップ125] 上記ステップ122にて駆動開始
したズームモータの駆動が所定量に達したかどうかをチ
ェックする。もしも、所定量に達していればステップ1
26へと進む。 [ステップ126] ズームモータの駆動を終了し、ス
テップ127へ進む。
【0053】また、ステップ125においてズームモー
タの駆動が所定量に達していない場合にも、ステップ1
25からステップ127へ分岐する。 [ステップ127] 上記ステップ124にて駆動開始
したフォーカスモータの駆動が所定量に達したかどうか
をチェックする。もしも、所定量に達していればステッ
プ128へと進む。 [ステップ128] フォーカスモータの駆動を終了
し、ステップ102へと戻る。
【0054】また、ステップ127にてフォーカスモー
タの駆動が所定量に達していなかった場合、或は、ステ
ップ120にて操作部材ZMLNGの操作が行われてお
らず、ZDL1,ZDL2の信号パルスが入力されてい
ない場合にも、それぞれのステップからステップ102
へと戻る。
【0055】以上のレンズ側マイクロコンピュータLP
RSの動作説明を終了する。
【0056】(第2の実施例)以上の第1の実施例にお
いては、カメラ側に、電池の残存容量を検出する検出手
段、この検出手段による検出結果を判定レベルと比較し
てカメラが動作可能かどうかを判定する判定手段、レン
ズとの通信手段を備え、レンズLNS側に、レンズの機
能に応じた複数のアクチュエータ、該複数のアクチュエ
ータを制御する制御手段、カメラとの通信手段、前記複
数のアクチュエータの数量に関するデータを記憶する手
段を備えたものの組み合わせにおいて、カメラは前記記
憶されたアクチュエータの数量に関するデータを前記通
信手段によってレンズから受信し、前記判定手段におけ
る電池の残存容量に対する判定レベルを前記データに基
づいて選択的に切り換えるものとしたが、レンズLNS
内の個々のアクチュエータの所要電力は様々であり、単
にレンズLNS内のアクチュエータ数に従っていただけ
では最適化した電池の残存容量に対する判定レベルを選
択的に切り換えることが難しい場合がある。以下、この
ような点を鑑みたものを第2の実施例として説明する。
【0057】尚、この第2の実施例におけるカメラシス
テムの上面は図1と同様であり、又カメラ及びレンズ側
の電気回路構成は図2と同様であるので、ここでは省略
する。また、カメラ側マイクロコンピュータPRSの動
作及びレンズ側マイクロコンピュータLPRSの動作に
ついても、第1の実施例の場合と一部を除いて同等であ
るので、その異なる部分のみについて説明する。
【0058】図6は、本発明の第2の実施例におけるカ
メラ側マイクロコンピュータPRSの動作を示すフロー
チャートであり、第1の実施例におけるカメラ側マイク
ロコンピュータPRSの動作と異なる部分は、ステップ
2’とステップ3’のみである。 [ステップ2’] レンズインターフェイスLCMを通
じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSと通信して
該レンズ側マイクロコンピュータLPRSに記憶されて
いる当該レンズLNSのBLレベルに関する情報を得
る。
【0059】例えば、当該レンズのモータ数及びその所
要電力から当該レンズにおいて“BLレベル2”まで動
作可能であったとすれば、その情報を得ることになる。
そしてステップ3’へ進む。 [ステップ3’] 上記ステップ2’で得られたレンズ
LNSからのBLレベルに関する情報にしたがって動作
禁止レベルを設定する。
【0060】図4については前述したが、本例ではモー
タの数ではなく、直接BLレベルという形でレンズ毎に
最適化された動作可能レベルが設定できる。例として、
ステップ2’において、“BLレベル2”まで動作可能
であり、“BLレベル1”以下の電池では動作禁止とな
るように設定されている。
【0061】その後はステップ4以降の動作を行う。
【0062】以上でカメラ側マイクロコンピュータPR
Sの第1の実施例の動作と異なる部分の説明を終了す
る。
【0063】次に、図7のフローチャートにより、第2
の実施例におけるレンズ側マイクロコンピュータLPR
Sの動作について説明するが、やはり第1の実施例であ
る図4のフローチャートと異なる部分であるステップ1
04’からステップ106’のみについて説明する。 [ステップ104’] カメラ側マイクロコンピュータ
PRSより来ている通信の内容がレンズ側マイクロコン
ピュータLPRSに記憶されている当該レンズLNSの
BLレベルに関する情報を出力させる命令であるかどう
かをチェックする。もしも、レンズのBLレベルに関す
る情報を出力させる命令でなければステップ105’へ
進む。 [ステップ105’] 現在のカメラ側マイクロコンピ
ュータPRSより来ている通信の内容が駆動命令でな
く、レンズLNSのBLレベルに関する情報の送信でも
ないという場合は、カメラ側マイクロコンピュータPR
Sが露出制御やオートフォーカスを行う為に必要なレン
ズ固有のデータの出力を要求している場合などであり、
レンズ側マイクロコンピュータLPRSはこうした要求
に沿った通信を行う。その後、ステップ102に戻り、
上述したステップを繰り返す。
【0064】また、上記ステップ104’において、カ
メラ側マイクロコンピュータPRSより来ている通信の
内容がレンズLNSのBLレベルに関する情報の送信で
あることが認識されると、ステップ104’からステッ
プ106’へ進む。 [ステップ106’] カメラ側マイクロコンピュータ
PRSに対して予め自身のメモリに記憶されているレン
ズLNSのBLレベルに関する情報を出力する。そして
ステップ102へ戻る。
【0065】以上でレンズ側マイクロコンピュータLP
RSの動作における第1の実施例と異なる部分の説明を
終了する。
【0066】(第3の実施例)以上の第1及び第2の実
施例以外に、カメラとレンズLNS間において、個々の
レンズのアクチュエータの種類や所要電力に最適化され
た動作可能レベルを設定しようとすれば、レンズLNS
からはレンズ側マイクロコンピュータLPRSに記憶さ
れている当該レンズLNS内の個々のアクチュエータの
所要電力に関する情報をカメラ側に送信し、カメラ側で
はBLレベル毎に予め決められたレンズLNS側への供
給可能電力をこれと比較して動作可能レベルの設定を行
うこともできる。これを本発明の第3の実施例とする。
【0067】尚、この第3の実施例におけるカメラシス
テムの上面は図1と同様であり、又カメラ及びレンズ側
の電気回路構成は図2と同様であるので、ここでは省略
する。
【0068】図8は本発明の第3の実施例におけるレン
ズ側マイクロコンピュータLPRSに記憶されている当
該レンズLNS内の個々のアクチュエータの所要電力に
関する情報としての例である。
【0069】AというレンズLNSは、フォーカスモー
タと絞り駆動用モータを持っており、フォーカスモータ
は所要電力1W、絞り駆動用モータは所要電力 0.5Wで
あるという情報を内蔵するレンズ側マイクロコンピュー
タLPRS内のROMに記憶しておき、これをカメラ側
に送信する。
【0070】BというレンズLNSは、フォーカスモー
タと絞り駆動用モータとズームモータを持っており、フ
ォーカスモータは所要戦力1W、絞り駆動用モータは所
要電力 0.5W、ズームモータは所要電力1Wであるとい
う情報を内蔵するレンズ側マイクロコンピュータLPR
S内のROMに記憶しておき、これをカメラ側に送信す
る。
【0071】CというレンズLNSは、フォーカスモー
タと絞り駆動用モータとズームモータと防振制御用モー
タを持っており、フォーカスモータは所要戦力1W、絞
り駆動用モータは所要電力 0.5W、ズームモータは所要
電力 0.5W、防振制御用モータは所要電力 0.5Wである
という情報を内蔵のレンズ側マイクロコンピュータLP
RS内のROMに記憶しておき、これをカメラ側に送信
する。
【0072】これらの情報を受け取るカメラ側として
は、図9に示すようなBLレベル毎に予め決められたレ
ンズLNS側への供給可能電力の表を対応させて動作可
能レベルの設定を行う。
【0073】図9は予めカメラ側マイクロコンピュータ
PRSに記憶されているBLレベルとレンズLNS側へ
の供給可能電力の対応表である。
【0074】ここでは、“BLレベル4”であればレン
ズLNS側への供給可能電力は3Wまで、“BLレベル
3”であればレンズLNS側への供給は2Wまで、“B
Lレベル2”であればレンズLNS側への供給は 1.5W
まで、“BLレベル1”であればレンズLNS側への供
給は1Wまで、と予めカメラ側マイクロコンピュータP
RSに記憶されている場合を想定している。
【0075】例えば、図8のCというレンズが装着され
たとすると、Cというレンズの機構をフルに発揮するた
めには、全モータの所要電力3Wが必要であるから、
“BLレベル4”において動作可能、“BLレベル3”
以下では動作禁止となるような動作可能レベルの設定を
カメラ側マイクロコンピュータPRSが行えば良い。
【0076】(第4の実施例)第3の実施例の変形例と
して、レンズLNS側のアクチュエータについて速度制
御を行うことで、所要電力を下げることができる場合に
は、図10に示す様なレンズ側マイクロコンピュータL
PRSに記憶されている当該レンズLNS内の個々のア
クチュエータの所要電力に関する情報をカメラに送信す
ることも考えられる。これを本発明の第4の実施例とす
る。
【0077】尚、この第4の実施例におけるカメラシス
テムの上面は図1と同様であり、又カメラ及びレンズ側
の電気回路構成は図2と同様であるので、ここでは省略
する。
【0078】図10は本発明の第4の実施例におけるレ
ンズ側マイクロコンピュータLPRSに記憶されている
当該レンズ内の個々のアクチュエータの所要電力に関す
る情報としての例であり、フォーカスモータとズームモ
ータとにおいては高速時の所要電力と低速時の所要電力
とをそれぞれ区別して持った場合である。
【0079】AというレンズLNSは、フォーカスモー
タと絞り駆動用モータを持っており、フォーカスモータ
は高速時の所要戦力1Wであり、低速時の所要電力 0.5
W、絞り駆動用モータは所要電力 0.5Wであるという情
報を内蔵するレンズ側マイクロコンピュータLPRSに
記憶しておき、これをカメラに送信する。
【0080】BというレンズLNSは、フォーカスモー
タと絞り駆動用モータとズームモータを持っており、フ
ォーカスモータは高速時の所要戦力1Wであり、低速時
の所要電力 0.5W、絞り駆動用モータは高速時の所要戦
力1Wであり、低速時の所要電力 0.5Wであるという情
報を内蔵するレンズ側マイクロコンピュータLPRSに
記憶しておき、これをカメラに送信する。
【0081】CというレンズLNSは、フォーカスモー
タと絞り駆動用モータとズームモータと防振制御用モー
タを持っており、フォーカスモータは高速時の所要戦力
1Wであり、低速時の所要電力 0.5W、絞り駆動用モー
タは所要電力 0.5W、ズームモータは高速時の所要戦力
1Wであり、低速時の所要電力 0.5W、防振制御用モー
タは所要電力 0.5Wであるという情報を内蔵するレンズ
側マイクロコンピュータLPRSに記憶しておき、これ
をカメラに送信する。
【0082】これらの情報を受け取るカメラ側として
は、第3の実施例の場合と同様、図9に示すようなBL
レベル毎に予め決められたレンズLNS側への供給可能
電力の表を対応させて動作可能レベルの設定を行うと共
に、必要に応じてレンズLNS側に対してフォーカスモ
ータとズームモータの駆動速度を高速とするか低速とす
るかの指示を出す。これにより、最適化された動作可能
レベルを設定することができる。
【0083】尚、さらに上記の実施例にて説明したよう
な、ズームモータとフォーカスモータと絞り駆動用モー
タの3種のモータを搭載したレンズに限られるものでは
なく、例えば防振機能を駆動するアクチュエータを持っ
たレンズ、収差可変用アクチュエータを持ったレンズ、
チルト又はシフト機能を駆動するアクチュエータを持っ
たレンズ等、幅広く応用できるものである。
【0084】(第5の実施例)図11は本発明の第5の
実施例におけるカメラ側マイクロコンピュータPRSの
動作を示すフローチャートである。
【0085】尚、この第5の実施例におけるカメラシス
テムの上面は図1と同様であり、又カメラ及びレンズ側
の電気回路構成は図2と同様であるので、ここでは省略
する。 [ステップ201] マイクロコンピュータPRSは自
身のポートやメモリ等の初期化を行い、ステップ202
へ進む。 [ステップ202] カメラ内の適当なアクチュエー
タ、例えばシャッタ用マグネットMG1,MG2などを
負荷として通電しながら電池の電圧VBATをA/D変
換して電池の残存容量レベル(BLレベル)に相当する
電圧値を得、ステップ203へ進む。 [ステップ203] 上記ステップ202にて得られた
電圧値を予め決められた電圧値と電池の残存容量レベル
との対応表を参照して現在の電池の残存容量レベルを得
る。
【0086】ここで、電圧値と電池の残存容量レベルと
の対応表について図12を使って説明する。
【0087】図12は具体的な電圧値と電池の残存容量
レベルとの対応表の例であり、上記ステップ2にてA/
D変換して得られた電池の電圧VBATが何V(ボル
ト)であったかによって電池の残存容量レベル(BLレ
ベル)を決めるためのものである。
【0088】A/D変換して得られた電池の電圧VBA
Tが「5V」以上であれば電池の“BLレベル4”と
し、電池の電圧VBATが「4V」以上「4.9 V」以下
であれば“BLレベル3”とし、電池の電圧VBATが
「3V」以上「3.9 V」以下であれば“BLレベル2”
とし、電池の電圧VBATが「2.5 V」以上「2.9 V」
以下であれば“BLレベル1”とし、電池の電圧VBA
Tが「2.4 V」以下であれば“BLレベル0”するよう
に決められている。
【0089】尚、このような対応表がマイクロコンピュ
ータPRSのROMの中に予め書込まれているのもとす
る。
【0090】このステップ203では、A/D変換して
得られた電池の電圧に対するBLレベルを得てステップ
204へ進む。BLレベルに対応したレンズLNS内の
モータの制御については後述する。 [ステップ204] 上記ステップ203にて得られた
BLレベルを自身のメモリに記憶し、ステップ205へ
進む。 [ステップ205] 上記ステップ204にて記憶され
たBLレベルが“BLレベル0”であるかどうかをチェ
ックする。電池の残存容量レベルが“BLレベル0”で
あればカメラやレンズLNSを正常に動作させるだけの
電池の残存容量が無いとみなし、マイクロコンピュータ
PRSはこれ以上の動作を禁止する。また、電池の残存
容量レベルが“BLレベル0”でなければステップ20
6へと進む。 [ステップ206] 上記ステップ204にて記憶され
たBLレベルをレンズインターフェイスLCMを通じて
レンズ側マイクロコンピュータLPRSに送信する。こ
れにより、レンズ側マイクロコンピュータLPRSは現
在の電池の残存容量レベルを知ることができる。その後
ステップ207へ進む。 [ステップ207] シャッタボタンSWRLSの第1
ストロークによるオンするスイッチSW1がオンされて
いるかどうかをチェックする。もしも、オフであるとス
テップ202へ戻り、上述したステップを繰り返す。ま
た、このスイッチSW1がオンされているならばステッ
プ208へ進む。 [ステップ208] カメラの動作モードを選択するた
めのダイアルMODESELの状態を調べて、オートズ
ームを行うモードであるかどうかをチェックする。もし
も、オートズームを行うモードであるとするとステップ
209へ進む。 [ステップ209] センサドライバSDRに制御信号
を与えて測距センサSNSの蓄積制御を行って像信号を
得る。更に、この像信号をもとに相関演算を行って現在
のピントのずれ量、いわゆるデフォーカス量を求める。
そしてステップ210に進む。 [ステップ210] レンズインターフェイスLCMを
通じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信し
て、現在の距離環の繰出し量を得る。そしてステップ2
11へ進む。 [ステップ211] 上記ステップ209に得られた被
写体までのデフォーカス量とステップ210にて得られ
たレンズの無限位置を基準にした現在の繰出し量を基に
被写体までの距離を計算し、ステップ212へ進む。 [ステップ212] 上記ステップ211にて求められ
た被写体までの撮影距離より、最適と想定される撮影倍
率となるような焦点距離を求め、ステップ213へ進
む。 [ステップ213] 上記ステップ212によって求め
られた焦点距離となるように、マイクロコンピュータP
RSはレンズインターフェイスLCMを通じてレンズ側
マイクロコンピュータLPRSに通信してズームレンズ
の駆動を命令する。これによって、オートズームが行わ
れる。その後ステップ214へ進む。 [ステップ214] センサドライバSDRに制御信号
を与えて測距センサSNSの蓄積制御を行って像信号を
得る。更に、この像信号をもとに相関演算を行って現在
のピントのずれ量、いわゆるデフォーカス量を求める。
オートズームを行った場合にはズーム後の再測距という
ことになるし、もしも、ダイアルMODESELの状態
がオートズームを行うモードでなかったとすればステッ
プ208より本ステップへと進んで初めて測距というこ
とになる。その後ステップ215に進む。 [ステップ215] 上記ステップ214にて得られた
デフォーカス量より、合焦状態にするためにフォーカス
レンズを駆動すべき量を演算する。
【0091】尚、フォーカスレンズを駆動すべき量を演
算するためにはフォーカスレンズを単位移動量動かした
場合のデフォーカス量の変化量の比等のレンズ固有のパ
ラメータが必要となるが、そのようなデータ類は必要に
応じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信し
て得ているものとする。その後ステップ216へと進
む。 [ステップ216] 上記ステップ215にて得られた
レンズ駆動量をレンズインターフェイスLCMを通じて
レンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信してフォ
ーカスレンズの駆動を命令する。これによってオートフ
ォーカスが行われる。その後ステップ217へ進む。 [ステップ217] 露出制御のために測光センサSP
Cの出力をA/D変換して被写体輝度情報を得、ステッ
プ218へと進む。 [ステップ218] 上記ステップ217にて得られた
被写体輝度情報をもとに適正露出となるようにシャッタ
速度Tvと絞り値Avを決定する。そしてステップ21
9へと進む。 [ステップ219] シャッタボタンSWRLSの第2
ストロークによりオンするスイッチSW2がオンされて
いるかどうかをチェックする。もしも、オフであればス
テップ202へ戻り、上述したステップを繰り返す。ま
た、該スイッチSW2がオンされているならばステップ
220へ進む。 [ステップ220] 信号M2F,M2Rを出力してモ
ータMTR2の駆動を行い、ミラーのアップを行ってス
テップ221へ進む。 [ステップ221] 上記ステップ218にて得られた
絞り値AvをレンズインターフェイスLCMを通じてレ
ンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信して絞りの
駆動を命令する。これによって絞り込みが行われる。そ
の後ステップ222へ進む。 [ステップ222] 信号SMG1,SMG2を出力し
てトランジスタTR1,TR2を通電制御してシャッタ
を走行させる。これにより露光が行われる。その後ステ
ップ223へ進む。 [ステップ223] レンズインターフェイスLCMを
通じてレンズ側マイクロコンピュータLPRSに通信し
て絞り開放するように命令する。これによって絞りが開
かれる。その後ステップ224へ進む。 [ステップ224] 信号M2F,M2Rを出力してモ
ータMTR2の駆動を行いミラーのダウンを行い、ステ
ップ225へ進む。 [ステップ225] 信号M1F,M1Rを出力してモ
ータMTR1の駆動を行い、フィルムの巻上げを行う。
その後ステップ202へと戻って上述したフローを繰り
返す。
【0092】以上でカメラ側マイクロコンピュータPR
Sの動作説明を終了する。
【0093】次に、図13のフローチャートに従って、
レンズ側マイクロコンピュータLPRSの動作について
説明する。
【0094】レンズLNSがカメラに取付けられ、カメ
ラ側より電力が供給されてレンズ側マイクロコンピュー
タLPRSが動作可能となると、該レンズ側マイクロコ
ンピュータLPRSは図13のステップ301より動作
を開始する。 [ステップ301] 自身のポートやメモリ等の初期化
を行い、ステップ302へ進む。 [ステップ302] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより通信が来ているかどうかをチェックする。もし
も、通信が来ているとすればステップ303に進む。 [ステップ303] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより来ている通信の内容がレンズ側のモータを駆動
させる命令であるかどうかをチェックする。もしも、駆
動命令でなければステップ304へと進む。 [ステップ304] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより来ている通信の内容が前述したステップ203
にて説明したBLレベルの送信であるかどうかをチェッ
クする。もしも、BLレベルの送信でなければステップ
305へ進む。 [ステップ305] 現在カメラ側マイクロコンピュー
タPRSより来ている通信の内容が駆動命令でもなくB
Lレベルの送信でもないという場合は、カメラ側マイク
ロコンピュータPRSが露出制御やオートフォーカスを
行うために必要なレンズ固有のデータの出力を要求して
いる場合などであり、こうした要求に沿った通信を行
う。その後、ステップ302に戻り上述したステップを
繰り返す。
【0095】また、上記ステップ304において、カメ
ラ側マイクロコンピュータPRSより来ている通信の内
容がBLレベルの送信であることが認識されると、ステ
ップ304からステップ306へと進む。 [ステップ306] カメラ側マイクロコンピュータP
RSよりBLレベルの情報を受け取る。これにより、レ
ンズ側マイクロコンピュータLPRSは現在カメラに装
填されている電池の残存容量が前述したBLレベルの1
から4のどのレベルであるかを知ることができる。その
後ステップ307へ進む。 [ステップ307] 上記ステップ306にて得られた
BLレベルの情報に基いて、レンズ側のモータ駆動にお
いて同時に駆動可能なモータ数を自身のメモリ内に設定
する。
【0096】前記図12(1)に戻って説明すると、例
えば、カメラ側マイクロコンピュータPRSより受け取
ったBLレベルの情報が“BLレベル4”であったとす
ると、レンズLNS側のモータ駆動において同時に駆動
可能なモータ数を「3」と設定する。同様に、カメラ側
マイクロコンピュータPRSより受け取ったBLレベル
の情報が“BLレベル3”であったとすると、レンズL
NS側のモータ駆動において同時に駆動可能なモータ数
を「2」と設定する。カメラ側マイクロコンピュータP
RSより受け取ったBLレベルの情報が“BLレベル
2”又は“BLレベル1”であったとすると、レンズL
NS側のモータ駆動において同時に駆動可能なモータ数
を「1」と設定する。
【0097】上記の様な設定が終るとステップ307か
らステップ302に戻り、上述したステップを繰り返
す。
【0098】その後、カメラ側マイクロコンピュータP
RSよりレンズLNS側のモータを駆動させる命令が来
たとすると、レンズ側マイクロコンピュータLPRSは
ステップ303にてこれを認識してステップ308へと
進む。 [ステップ308] 操作部材ZMLNGの操作が行わ
れてZDL1,ZDL2の信号パルスが入力されている
かどうかをチェックする。もしも、操作部材ZMLNG
の操作が行われておらず、ZDL1,ZDL2の信号パ
ルスが入力されていない場合にはステップ309に進
む。 [ステップ309] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、ズームモータを駆
動させる命令かどうかをチェックする。もしも、ズーム
モータを駆動させる命令であった場合にはステップ11
0へ進む。 [ステップ310] 上記ステップ307にて設定され
た、同時に駆動可能なモータ数と現在すでに駆動中のモ
ータ数との関係をチェックして、これからズームモータ
を駆動しても良いかどうかを判断する。今はまだ他のモ
ータを駆動していないのでズームモータを駆動すること
が可能である。よって、ステップ311に進む。 [ステップ311] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従ってズームモータの駆
動を開始する。そしてステップ312へ進む。 [ステップ312] 自身のメモリのなかにズームモー
タの駆動が行われていることを示すフラグFZMを“1”
とする。そしてステップ313へ進む。
【0099】また、上記ステップ308にて操作部材Z
MLNGの操作が行われてZDL1,ZDL2の信号パ
ルスが入力されていた場合も、マニュアル操作のズーム
を優先することとしてステップ309,310,31
1,312を通らずにステップ313に進むし、上記ス
テップ309にてカメラ側マイクロコンピュータPRS
より送信されている駆動命令が、ズームモータを駆動さ
せる命令でなかった場合にも、ステップ309よりステ
ップ313へと分岐する。更に、ステップ310にてす
でに他のモータを駆動するフラグが“1”となってお
り、かつ、設定されている同時に駆動可能なモータ数に
等しいモータ数が駆動されている場合にも、ズームモー
タを駆動するわけにはいかないので、ステップ310か
らステップ313へと分岐する。 [ステップ313] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、フォーカスモータ
を駆動させる命令かどうかをチェックする。もしも、フ
ォーカスモータを駆動させる命令であった場合にはステ
ップ314へと進む。 [ステップ314] ステップ307にて設定された同
時に駆動可能なモータ数と現在すでに駆動中のモータ数
との関係をチェックして、これからフォーカスモータを
駆動させても良いかどうかを判断する。
【0100】例えば、上記ステップ312にて説明した
ようにズームモータ駆動中を意味するフラグFZM
“1”となっており、設定されている同時に駆動可能な
モータ数が「1」であったりすると、ここでのフォーカ
スモータの駆動はできないことになるが、ここではフォ
ーカスモータの駆動が可能であるとするとステップ31
5へ進む。 [ステップ315] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従ってフォーカスモータ
の駆動を開始し、ステップ316へ進む。 [ステップ316] 自身のメモリのなかにフォーカス
モータの駆動が行われていることを示すフラグFFC
“1”とする。そしてステップ317へ進む。
【0101】また、上記ステップ313にてカメラ側マ
イクロコンピュータPRSより送信されている駆動命令
が、フォーカスモータを駆動させる命令でなかった場合
にもステップ313からステップ317へと分岐する。
更に、ステップ314にてフォーカスモータの駆動はで
きないと判断した場合にも、ステップ314からステッ
プ317へと分岐する。 [ステップ317] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、絞り駆動用モータ
を駆動させる命令かどうかをチェックする。もしも、絞
り駆動用モータを駆動させる命令であった場合にはステ
ップ318へと進む。 [ステップ318] 上記ステップ307にて設定され
た、同時に駆動可能なモータ数と現在すでに駆動中のモ
ータ数との関係をチェックして、これから絞り駆動用モ
ータを駆動させても良いかどうかを判断する。これは上
記したステップ314の場合と同様である。もしも、絞
り駆動用モータを駆動させることが可能であると判断さ
れるとステップ319へと進む。 [ステップ319] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従って絞り駆動用モータ
の駆動を開始する。その後ステップ320へと進む。 [ステップ320] 自身のメモリのなかに絞り駆動用
モータの駆動が行われていることを示すフラグFIR
“1”とする。そしてステップ321へ進む。
【0102】また、上記ステップ317にてカメラ側マ
イクロコンピュータPRSより送信されている駆動命令
が、絞り駆動用モータを駆動させる命令ではなかった場
合にも、ステップ317からステップ321へと分岐す
る。更に、ステップ318において絞り駆動用モータを
駆動させることができないと判断した場合にも、ステッ
プ318からステップ321へと分岐してくる。 [ステップ321] 上記ステップ311にて駆動開始
したズームモータの駆動が所定量に達したかどうかをチ
ェックする。もしも、所定量に達していればステップ3
22へと進む。 [ステップ322] ズームモータの駆動を終了して、
これにともなってズームモータの駆動が行われているこ
とを示すフラグFZMを“0”にクリアする。
【0103】フラグFZMを“0”にクリアすることで、
例えばズームモータを駆動していることにより上記ステ
ップ314においてフォーカスモータの駆動を禁止して
いたとすれば、この条件が解除されるので次にこのステ
ップ314を通るところでフォーカスモータの駆動が許
可されることになる。その後ステップ323へと進む。
【0104】また、上記ステップ321においてズーム
モータの駆動が所定量に達していない場合も、ステップ
322を通らずにステップ323へ進む。 [ステップ323] 上記ステップ315にて駆動開始
したフォーカスモータの駆動が所定量に達したかどうか
をチェックする。もしも、所定量に達していればステッ
プ324へと進む。 [ステップ324] フォーカスモータの駆動を終了し
て、これにともなってフォーカスモータの駆動が行われ
ていることを示すフラグFFCを“0”にクリアする。
【0105】フラグFFCを“0”にクリアすることによ
る作用は、上記ステップ322にて説明したフラグFZM
を“0”にクリアすることの作用と同様であり、例えば
フォーカスモータを駆動していることにより上記ステッ
プ310においてズームモータの駆動を禁止していたと
すれば、この条件が解除されるので次にこのステップ3
10を通るところでズームモータの駆動が許可されるこ
とになる。その後ステップ325へと進む。
【0106】また、上記ステップ323においてフォー
カスモータの駆動が所定量に達していない場合も、ステ
ップ324を通らずにステップ325へ進む。 [ステップ325] 上記ステップ317にて駆動開始
した絞り駆動用モータの駆動が所定量に達したかどうか
をチェックする。もしも、所定量に達していればステッ
プ326へと進む。 [ステップ326] 絞り駆動用モータの駆動を終了し
て、これにともなって絞り駆動用モータの駆動が行われ
ていることを示すフラグFIRを“0”にクリアする。
【0107】フラグFIRを“0”にクリアすることによ
る作用は、上記ステップ322にてフラグFZMを“0”
にクリアする場合や上記ステップ324にてフラグFFC
を“0”にクリアする場合と同じ様に考えてよいもので
ある。その後はステップ302へと戻る。
【0108】また、上記ステップ325において絞り駆
動用モータの駆動が所定量に達していない場合にも、ス
テップ325からステップ302へと戻る。
【0109】ステップ302において、カメラ側マイク
ロコンピュータPRSからの通信が来ていないとすれ
ば、ステップ302から図14ステップ327へと進
む。 [ステップ327] 操作部材ZMLNGの操作が行わ
れてZDL1,ZDL2の信号パルスが入力されている
かどうかをチェックする。もしも、ZDL1,ZDL2
の信号パルスが入力されている場合にはマニュアル操作
によるズームを行うためにステップ328へと進む。 [ステップ328] 上記ステップ307にて設定され
た、同時に駆動可能なモータ数と現在すでに駆動中のモ
ータ数との関係をチェックして、これからズームモータ
を駆動しても良いかどうかを判断する。もしも、ズーム
モータを駆動することが可能であればステップ329へ
進む。 [ステップ329] 操作部材ZMLNGの操作にとも
なうZDL1,ZDL2の信号パルス数よりズームモー
タの駆動量を算出する。その後ステップ330に進む。 [ステップ330] ステップ329にて算出した駆動
量に従ってズームモータを駆動開始する。その後ステッ
プ331に進む。 [ステップ331] 自身のメモリのなかにズームモー
タの駆動が行われていることを示すフラグFZMを“1”
とする。そしてステップ332に進む。 [ステップ332] ズームモータを駆動し変倍光学系
が動くことによるピントの移動量を計算して、これを補
正するためのフォーカスレンズの駆動量を算出する。そ
してステップ333へ進む。 [ステップ333] 上記ステップ307にて設定され
た、同時に駆動可能なモータ数と現在すでに駆動中のモ
ータ数との関係をチェックして、これからフォーカスモ
ータを駆動させても良いかどうかを判断する。もしも、
フォーカスモータを駆動することが可能であればステッ
プ334へ進む。 [ステップ334] 上記ステップ332にて算出され
たフォーカスレンズの駆動量に基づいてフォーカスレン
ズを駆動開始する。そしてステップ335へと進む。 [ステップ335] 自身のメモリのなかにフォーカス
モータの駆動が行われていることを示すフラグFFC
“1”とする。そしてステップ336へ進む。
【0110】また、上記ステップ333にてフォーカス
モータを駆動することができないと判断した場合にも、
ステップ333からステップ336へと分岐する。 [ステップ336] 上記ステップ330にて駆動開始
したズームモータの駆動が所定量に達したかどうかをチ
ェックする。もしも、所定量に達していればステップ3
37へと進む。 [ステップ337] ズームモータの駆動を終了して、
これにともなってズームモータの駆動が行われているこ
とを示すフラグFZMを“0”にクリアする。
【0111】フラグFZMを“0”にクリアすることによ
る作用は、上記ステップ322にてフラグFZMを“0”
にクリアする場合や上記ステップ324にてフラグFFC
を“0”にクリアする場合と同じ様に考えてよいもので
ある。その後ステップ338へ進む。
【0112】また、上記ステップ336にてズームモー
タの駆動が所定量に達していなかった場合にも、ステッ
プ336からステップ338へと分岐してくる。 [ステップ338] 上記ステップ334にて駆動開始
したフォーカスモータの駆動が所定量に達したかどうか
をチェックする。もしも、所定量に達していればステッ
プ339へと進む。 [ステップ339] フォーカスモータの駆動を終了し
て、これにともなってフォーカスモータの駆動が行われ
ていることを示すフラグFFCを“0”にクリアする。
【0113】フラグFFCを“0”にクリアすることによ
る作用は、上記ステップ322にてフラグFZMを“0”
にクリアする場合や上記ステップ324にてフラグFFC
を“0”にクリアする場合と同じ様に考えてよいもので
ある。この後、プログラムは図13のステップ302へ
と戻る。
【0114】また、上記ステップ338にてフォーカス
モータの駆動が所定量に達していなかった場合にも、ス
テップ338から図13のステップ302へと戻る。更
に、上記ステップ327にて操作部材ZMLNGの操作
が行われておらず、ZDL1,ZDL2の信号パルスが
入力されていない場合にも、ステップ327から図13
のステップ302へと戻るし、ステップ328において
ズームモータを駆動することができないと判断した場合
にも、上記ステップ328から図13のステップ302
へと戻る。
【0115】以上でレンズ側マイクロコンピュータLP
RSの動作の説明を終了する。
【0116】(第6の実施例)以上説明した第5の実施
例においては、カメラ側マイクロコンピュータPRSか
らレンズ側マイクロコンピュータLPRSに送信される
BLレベル情報に基づいてレンズLNS側のモータの、
同時に駆動されるモータ数を切換えることにより、電池
の残存容量レベルに適した所要電力量となるようにレン
ズ内のアクチュエータの制御を対応させた構成とした
が、レンズLNS側のモータの速度制御を行って所要と
する電力量を変更できる場合には、以下に説明するよう
な第6の実施例も考えられる。
【0117】尚、この第6の実施例におけるカメラシス
テムの上面は図1と同様であり、又カメラ及びレンズ側
の電気回路構成は図2と同様であるので、ここでは省略
する。また、カメラ側マイクロコンピュータPRSの動
作については、上記第5の実施例の場合と全く同様であ
るので、この部分の動作説明は割愛する レンズLNSがカメラに取付けられ、カメラより電力が
供給されてレンズ側マイクロコンピュータLPRSが動
作可能となると、該レンズ側マイクロコンピュータLP
RSは図15のステップ401より動作を開始する。 [ステップ401] 自身のポートやメモリ等の初期化
を行い、ステップ402へ進む。 [ステップ402] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより通信が来ているかどうかをチェックする。もし
も、通信が来ているとすればステップ403に進む。 [ステップ403] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより来ている通信の内容がレンズLNS側のモータ
を駆動させる命令であるかどうかをチェックする。もし
も、駆動命令でなければステップ404へと進む。 [ステップ404] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより来ている通信の内容が前述した図11のステッ
プ203にて説明したBLレベルの送信であるかどうか
をチェックする。もしも、BLレベルの送信でなければ
ステップ405へ進む。 [ステップ405] 現在カメラ側マイクロコンピュー
タPRSより来ている通信の内容が駆動命令でもなくB
Lレベルの送信でもないという場合は、カメラ側マイク
ロコンピュータPRSが露出制御やオートフォーカスを
行うために必要なレンズ固有のデータの出力を要求して
いる場合などであり、レンズ側マイクロコンピュータL
PRSはこうした要求に沿った通信を行う。その後、ス
テップ402に戻り上述したステップを繰り返す。
【0118】また、ステップ404において、カメラ側
マイクロコンピュータPRSより来ている通信の内容が
BLレベルの送信であることが認識されると、ステップ
404からステップ406へと進む。 [ステップ406] カメラ側マイクロコンピュータP
RSよりBLレベルの情報を受け取る。これにより、現
在カメラに装填されている電池の残存容量が前述した
“BLレベル1”から“BLレベル4”のどのレベルで
あるかを知ることができる。その後ステップ407へ進
む。 [ステップ407] 上記ステップ406にて得られた
BLレベルの情報に基づいて、レンズLNS側のモータ
駆動においてその駆動可能な速度を自身のメモリ内に設
定する。
【0119】これを図17を使って説明すると、例えば
カメラ側マイクロコンピュータPRSより受け取ったB
Lレベルの情報が“BLレベル4”であったとすると、
レンズLNS側のモータ駆動においてその駆動可能な速
度をH(高速)と設定する。同様に、 BLレベルの情報
が“BLレベル3”であったとすると、やはりレンズL
NS側のモータ駆動においてその駆動可能な速度をH
(高速)と設定する。もしも、BLレベルの情報が“B
Lレベル2”または“BLレベル1”であったとする
と、レンズLNS側のモータ駆動においてその駆動可能
な速度をL(低速)と設定する。
【0120】上記の様な設定が終るとステップ402に
戻り、上述したステップを繰り返す。
【0121】その後、カメラ側マイクロコンピュータP
RSよりレンズLNS側のモータを駆動させる命令が来
たとすると、ステップ403にてこれを認識してステッ
プ408へと進む。 [ステップ408] 操作部材ZMLNGの操作が行わ
れてZDL1,ZDL2の信号パルスが入力されている
かどうかをチェックする。もしも、操作部材ZMLNG
の操作が行われておらず、ZDL1,ZDL2の信号パ
ルスが入力されていない場合にはステップ409へ進
む。 [ステップ409] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、ズームモータを駆
動させる命令かどうかをチェックする。もしも、ズーム
モータを駆動させる命令であった場合にはステップ41
0へ進む。 [ステップ410] 上記ステップ407にて設定され
た駆動可能な速度がH(高速)であるかL(低速)であ
るかをチェックする。もしも、ステップ407にて設定
された駆動可能な速度がH(高速)であればステップ4
11に進む。 [ステップ411] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従ってズームモータの駆
動を高速にて開始する。そしてステップ413に進む。
【0122】また、上記ステップ410にて設定された
駆動可能な速度がL(低速)であったと判断した場合に
も、ステップ410からステップ412へ進む。 [ステップ412] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従ってズームモータの駆
動を低速にて開始する。そしてステップ413に進む。
【0123】また、上記ステップ408において操作部
材ZMLNGの操作が行われてZDL1,ZDL2の信
号パルスが入力されていた場合も、マニュアル操作のズ
ームを優先することとしてステップ408からステップ
413へと分岐する。更に、上記ステップ409にてカ
メラ側マイクロコンピュータPRSより送信されている
駆動命令が、ズームモータを駆動させる命令でなかった
場合にも、ステップ409からステップ413へと分岐
する。 [ステップ413] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、フォーカスモータ
を駆動させる命令かどうかをチェックする。もしも、フ
ォーカスモータを駆動させる命令であった場合にはステ
ップ414へと進む。 [ステップ414] ステップ407にて設定された駆
動可能な速度H(高速)であるかL(低速)であるかを
チェックする。もしも、ステップ407にて設定された
駆動可能な速度がH(高速)であればステップ415に
進む。 [ステップ415] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令従ってフォーカスモータの
駆動を高速にて開始する。そしてステップ417へ進
む。
【0124】また、上記ステップ414にて設定された
駆動可能な速度がL(低速)であったと判断した場合に
も、ステップ414からステップ416へ進む。 [ステップ416] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令従ってフォーカスモータの
駆動を低速にて開始する。そしてステップ417に進
む。
【0125】また、ステップ413においてカメラ側マ
イクロコンピュータPRSより送信されている駆動命令
が、フォーカスモータを駆動させる命令でなかったと判
断した場合にも、ステップ413からステップ417へ
と分岐する。 [ステップ417] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信されている駆動命令が、絞り駆動用モータ
を駆動させる命令かどうかをチェックする。もしも、絞
り駆動用モータを駆動させる命令であった場合にはステ
ップ418へと進む。 [ステップ418] カメラ側マイクロコンピュータP
RSより送信された駆動命令に従って絞り駆動用モータ
の駆動を開始する。
【0126】尚、この実施例では絞り駆動用モータにつ
いて速度の切換えを行わない。これは、絞り駆動用モー
タとして良く用いられるステッピングモータは低速にて
駆動した場合に電力の消費量が減少することを見込づら
い性質のモータであるからである。その後ステップ41
9へ進む。
【0127】また、上記ステップ417にてカメラ側マ
イクロコンピュータPRSより送信されている駆動命令
が、絞り駆動用モータを駆動させる命令でなかった場合
にも、ステップ417からステップ419へと分岐す
る。 [ステップ419] 上記ステップ411または412
にて駆動開始したズームモータの駆動が所定量に達した
かどうかをチエックする。もしも、所定量に達していれ
ばステップ420に進む。 [ステップ420] ズームモータの駆動を終了させ
る。そしてステップ421へ進む。
【0128】また、上記ステップ419においてズーム
モータの駆動が所定量に達していない場合も、ステップ
420を通らずにステップ421へ進む。 [ステップ421] 上記ステップ415または416
にて駆動開始したフォーカスモータの駆動が所定量に達
したかどうかをチェックする。もしも、所定量に達して
いればステップ422へ進む。 [ステップ422] フォーカスモータの駆動を終了さ
せる。そしてステップ423へ進む。
【0129】また、上記ステップ421においてフォー
カスモータの駆動が所定量に達していない場合も、ステ
ップ422を通らずにステップ423へ進む。 [ステップ423] 上記ステップ418にて駆動開始
した絞り駆動用モータの駆動が所定量に達したかどうか
をチェックする。もしも、所定量に達していればステッ
プ424に進む。 [ステップ424] 絞り駆動用モータの駆動を終了さ
せる。そしてステップ402へ戻る。
【0130】また、上記ステップ423において絞り駆
動用モータの駆動が所定量に達していない場合にも、ス
テップ423からステップ402へと戻る。
【0131】ステップ402においてカメラ側マイクロ
コンピュータPRSからの通信が来てないとすれば、ス
テップ402から図16のステップ425へと進む。 [ステップ425] 操作部材ZMLNGの操作が行わ
れてZDL1,ZDL2の信号パルスが入力されている
かどうかをチエックする。もしも、ZDL1,ZDL2
の信号パルスが入力されている場合にはマニュアル操作
によるズームを行うためにステップ426へと進む。 [ステップ426] 操作部材ZMLNGの操作にとも
なうZDL1,ZDL2の信号パルス数よりズームモー
タの駆動量を算出する。そしてステップ427に進む。 [ステップ427] 上記ステップ407にて設定され
た駆動可能な速度がH(高速)であるかL(低速)であ
るかをチェックする。もしも、ステップ407にて設定
された駆動可能な速度がH(高速)であればステップ4
28へ進む。 [ステップ428] 上記ステップ426にて算出した
駆動量に従ってズームモータを駆動開始する。
【0132】この場合はマニュアル操作によるズームな
ので、その駆動速度は操作部材ZMLNGの操作にとも
なうZDL1,ZDL2の信号パルスの速度に依存す
る。よって一律に高速駆動するわけではなく、もしもZ
DL1,ZDL2の信号パルスが高速であればモータも
その信号パルスに従って高速駆動が可能であるというこ
とになる。その後ステップ430に進む。
【0133】また、上記ステップ427にて設定された
駆動可能な速度L(低速)であると判断された場合に
も、ステップ427からステップ429へ分岐する。 [ステップ429] 上記ステップ426にて算出した
駆動量に従ってズームモータを駆動開始する。
【0134】この場合はマニュアル操作によるズームな
ので、その駆動速度は操作部材ZMLNGの操作にとも
なうZDL1,ZDL2の信号パルスの速度に依存す
る。よって一律な低速駆動というわけではないが高速駆
動はできないので一定速度以下での駆動が可能であると
いうことになる。その後ステップ430に進む。 [ステップ430] ズームモータを駆動し変倍光学系
が動くことによるピントの移動量を計算して、これを補
正するためのフォーカスレンズの駆動量を算出する。そ
してステップ431へ進む。 [ステップ431] 上記ステップ407にて設定され
た駆動可能な速度がH(高速)であるかL(低速)であ
るかをチェックする。もしも、ステップ407にて設定
された駆動可能な速度がH(高速)であればステップ4
32へ進む。 [ステップ432] ステップ430にて算出されたフ
ォーカスレンズの駆動量に基いてフォーカスレンズを高
速にて駆動開始する。そしてステップ434へ進む。
【0135】また、上記ステップ431にて設定された
駆動可能な速度がL(低速)であると判断された場合に
も、ステップ431からステップ433へ分岐する。 [ステップ433] 上記ステップ430にて算出され
たフォーカスレンズの駆動量に基いてフォーカスレンズ
を低速にて駆動開始する。そしてステップ434へ進
む。 [ステップ434] 上記ステップ428または429
にて駆動開始したズームモータの駆動が所定量に達した
かどうかをチェックする。もしも、所定量に達していれ
ばステップ435へと進む。 [ステップ435] ズームモータの駆動を終了させ
る。そしてステップ436へ進む。
【0136】また、上記ステップ434にてズームモー
タの駆動が所定量に達していなかった場合にも、ステッ
プ434からステップ436へと分岐してくる。 [ステップ436] 上記ステップ432または433
にて駆動開始したフォーカスモータの駆動が所定量に達
したかどうかをチェックする。もしも、所定量に達して
いればステップ437へと進む。 [ステップ437] フォーカスモータの駆動を終了さ
せる。この後、プログラムは図15のステップ402へ
と戻る。
【0137】また、上記ステップ436にてフォーカス
モータの駆動が所定量に達していなかった場合にも、ス
テップ436から図15のステップ402へと戻る。更
に、ステップ425にて操作部材ZMLNGの操作が行
われておらず、ZDL1,ZDL2の信号パルスが入力
されていない場合にも、ステップ425から図15のス
テップ402へと戻る。
【0138】以上で第6の実施例としてのレンズ側マイ
クロコンピュータLPRSの動作の説明を終了する。
【0139】(第7の実施例)以上説明した第6の実施
例においては、カメラ側マイクロコンピュータPRSか
らレンズ側マイクロコンピュータLPRSに送信される
BLレベル情報に基づいて、レンズ側モータの駆動速度
を単純に高速と低速の2段階に切換えるものであった
が、現代のマイクロコンピュータ等の技術を用いれば当
然ながらよりきめ細かな制御も可能である。
【0140】図18は第6の実施例よりもきめ細かな速
度切換えを行う例を示す図であるが、これはBLレベル
によるモータの速度切換えをズームモータとフォーカス
モータとにおいて独立させており、尚且、ズームモータ
とフォーカスモータのそれぞれについて高速(H)と低
速(L)以外に中速(M)を持たせた例である。
【0141】この実施例によれば、“BLレベル4”に
おいてはフォーカスモータとズームモータはともに高速
(H)駆動可能、“BLレベル3”においてはフォーカ
スモータは高速(H)駆動可能であり、ズームモータは
中速(M)駆動可能、“BLレベル2”においてはフォ
ーカスモータは中速(M)駆動可能であり、ズームモー
タは低速(L)駆動可能、“BLレベル1”においては
フォーカスモータとズームモータはともに低速(L)駆
動可能というように制御することになる。
【0142】なお、更にこの実施例にて説明したよう
な、レンズLNSとして、ズームモータとフォーカスモ
ータと絞り駆動用モータの3種のモータを搭載したレン
ズに限るものではなく、例えば防振機構を駆動するアク
チュエータを持ったレンズ、収差可変用アクチュエータ
を持ったレンズ、ティルト又はシフト機構を駆動するア
クチュエータを持ったレンズ等幅広く応用できるもので
ある。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズの機能に応じた複数のアクチュエータ、該複数の
アクチュエータを制御する制御手段、カメラとの通信を
行う通信手段、及び、前記複数のアクチュエータの数量
に関するデータを、或は、前記複数のアクチュエータが
動作可能となる判定レベルに関するデータを、或は、前
記複数のアクチュエータが動作するのに必要な電力レベ
ルに関するデータを記憶した記憶手段を具備したレンズ
と、電池の残存容量を検出する残存容量検出手段、該残
存容量検出手段による検出結果を複数の中の指示される
判定レベルと比較してカメラが動作可能かどうかを判定
する判定手段、装着される前記レンズとの通信を行う通
信手段、及び、該通信手段を介して前記記憶手段にて記
憶されているアクチュエータの数量を、或は、アクチュ
エータが動作可能となる判定レベルに関するデータを、
或は、アクチュエータが動作するのに必要な電力レベル
に関するデータを受信することにより、このデータに基
づいて前記判定手段における電池の残存容量に対する判
定レベルを選択的に切り換える判定レベル切換手段を具
備したカメラとを備え、カメラは、受信するアクチュエ
ータの数量のデータに基づいて判定手段における電池の
残存容量に対する動作禁止の判定レベルを選択的に切り
換えたり、受信するアクチュエータが動作可能となる判
定レベルに関するデータに基づいて判定手段における電
池の残存容量に対する動作禁止の判定レベルを選択的に
切り換えたり、受信するアクチュエータが動作するのに
必要な電力レベルに関するデータに基づいて判定手段に
おける電池の残存容量に対する動作禁止の判定レベルを
選択的に切り換えたりするようにしている。
【0144】よって、レンズ内のアクチュエータの数量
や所要とする電力量に対応させて電池の残存容量レベル
と比較される動作禁止の判定レベルを最適に切り換え、
アクチュエータ数の増えた高機能レンズが充分にその機
能を発揮しつつ電力の無駄やカメラとレンズのミスマッ
チを生じることないカメラシステムを提供可能となる。
【0145】また、本発明によれば、電池の残存容量を
検出する残存容量検出手段、該残存容量検出手段による
検出結果を記憶する記憶手段、装着されるレンズとの通
信を行う通信手段を具備したカメラと、レンズの機能に
応じた複数のアクチュエータ、該複数のアクチュエータ
を制御する制御手段、前記カメラとの通信を行う通信手
段、該通信手段を介して前記記憶手段にて記憶されてい
る電池の残存容量結果を判別する判別手段、及び、該判
別手段による判別結果に応じて、前記制御手段において
同時に駆動することのできるアクチュエータの数を切り
換えるアクチュエータ数切換手段、或は、前記判別手段
による判別結果に応じて、前記制御手段において駆動す
るアクチュエータの駆動速度を変化させる速度可変手段
を具備したレンズとを備え、レンズは、電池の残存容量
結果を判別する判別手段による判別結果に応じて制御手
段において同時に駆動することのできるアクチュエータ
の数を切り換えたり、判別手段による判別結果に応じて
制御手段において駆動するアクチュエータの駆動速度を
変化させるようにしている。
【0146】よって、電池の残存容量レベルに適した所
要電力量となるようにレンズ内のアクチュエータの制御
をそれぞれ交換レンズ内において切り換え、アクチュエ
ータ数の増えた高機能レンズが充分にその機能を発揮し
つつ電力の無駄やカメラとレンズのミスマッチを生じる
ことないカメラシステムを提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカメラの上面図
である。
【図2】図1のカメラの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1のカメラ側マイクロコンピュータの動作を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例において電圧値と電池の
残存容量レベルと動作禁止の判定レベルとの対応関係を
示す図である。
【図5】図1のレンズ側マイクロコンピュータの動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例におけるカメラ側マイク
ロコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例におけるレンズ側マイク
ロコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施例においてレンズ毎のアク
チュエータが動作するに必要な電力レベルに関する図で
ある。
【図9】本発明の第3の実施例において電圧値と電池の
残存容量レベルとレンズ側への供給可能電力の関係を示
す図である。
【図10】本発明の第4の実施例においてレンズ毎のア
クチュエータが動作するに必要な電力レベルに関する図
である。
【図11】本発明の第5の実施例におけるカメラ側マイ
クロコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第5の実施例において電圧値と電池
の残存容量レベルとレンズ内モータ制御との関係を示す
図である。
【図13】本発明の第5の実施例におけるレンズ側マイ
クロコンピュータの動作の一部を示すフローチャートで
ある。
【図14】図13の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明の第6の実施例におけるレンズ側マイ
クロコンピュータの動作の一部を示すフローチャートで
ある。
【図16】図15の動作の続きを示すフローチャートで
ある。
【図17】本発明の第6の実施例において電圧値と電池
の残存容量レベルとレンズ内モータ制御との関係を示す
図である。
【図18】本発明の第7の実施例において電圧値と電池
の残存容量レベルとレンズ内モータ制御との関係を示す
図である。
【符号の説明】
LNS 複数のモータを持つレンズ PRS カメラ側マイクロコンピュータ LPRS レンズ側マイクロコンピュータ FMTR フォーカスレンズ駆動用モータ ZMTR ズームレンズ駆動用モータ DMTR 絞り駆動用モータ SNS 測距センサ LCM レンズインターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36 17/14 7513−2K

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの機能に応じた複数のアクチュエ
    ータ、該複数のアクチュエータを制御する制御手段、カ
    メラとの通信を行う通信手段、及び、前記複数のアクチ
    ュエータの数量に関するデータを記憶した記憶手段を具
    備したレンズと、 電池の残存容量を検出する残存容量検出手段、該残存容
    量検出手段による検出結果を複数の中の指示される判定
    レベルと比較してカメラが動作可能かどうかを判定する
    判定手段、装着される前記レンズとの通信を行う通信手
    段、及び、該通信手段を介して前記記憶手段にて記憶さ
    れているアクチュエータの数量を受信することにより、
    このデータに基づいて前記判定手段における電池の残存
    容量に対する判定レベルを選択的に切り換える判定レベ
    ル切換手段を具備したカメラと、の組み合わせより成る
    カメラシステム。
  2. 【請求項2】 レンズの機能に応じた複数のアクチュエ
    ータ、該複数のアクチュエータを制御する制御手段、カ
    メラとの通信を行う通信手段、及び、前記複数のアクチ
    ュエータが動作可能となる判定レベルに関するデータを
    記憶した記憶手段を具備したレンズと、 電池の残存容量を検出する残存容量検出手段、該残存容
    量検出手段による検出結果を複数の中の指示される判定
    レベルと比較してカメラが動作可能かどうかを判定する
    判定手段、装着される前記レンズとの通信を行う通信手
    段、及び、該通信手段を介して前記記憶手段にて記憶さ
    れているアクチュエータが動作可能となる判定レベルに
    関するデータを受信することにより、このデータに基づ
    いて前記判定手段における電池の残存容量に対する判定
    レベルを選択的に切り換える判定レベル切換手段を具備
    したカメラと、の組み合わせより成るカメラシステム。
  3. 【請求項3】 レンズの機能に応じた複数のアクチュエ
    ータ、該複数のアクチュエータを制御する制御手段、カ
    メラとの通信を行う通信手段、及び、前記複数のアクチ
    ュエータが動作するのに必要な電力レベルに関するデー
    タを記憶した記憶手段を具備したレンズと、 電池の残存容量を検出する残存容量検出手段、該残存容
    量検出手段による検出結果を複数の中の指示される判定
    レベルと比較してカメラが動作可能かどうかを判定する
    判定手段、装着される前記レンズとの通信を行う通信手
    段、及び、該通信手段を介して前記記憶手段にて記憶さ
    れているアクチュエータが動作するのに必要な電力レベ
    ルに関するデータを受信することにより、このデータに
    基づいて前記判定手段における電池の残存容量に対する
    判定レベルを選択的に切り換える判定レベル切換手段を
    具備したカメラと、の組み合わせより成るカメラシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 アクチュエータが動作するのに必要な電
    力レベルに関するデータは、複数のアクチュエータの駆
    動時における駆動速度に関連付けられたデータであるこ
    とを特徴とする請求項3記載のカメラシステム。
  5. 【請求項5】 電池の残存容量を検出する残存容量検出
    手段、該残存容量検出手段による検出結果を記憶する記
    憶手段、装着されるレンズとの通信を行う通信手段を具
    備したカメラと、 レンズの機能に応じた複数のアクチュエータ、該複数の
    アクチュエータを制御する制御手段、前記カメラとの通
    信を行う通信手段、該通信手段を介して前記記憶手段に
    て記憶されている電池の残存容量結果を判別する判別手
    段、及び、該判別手段による判別結果に応じて、前記制
    御手段において同時に駆動することのできるアクチュエ
    ータの数を切り換えるアクチュエータ数切換手段を具備
    したレンズと、の組み合わせより成るカメラシステム。
  6. 【請求項6】 電池の残存容量を検出する残存容量検出
    手段、該残存容量検出手段による検出結果を記憶する記
    憶手段、装着されるレンズとの通信を行う通信手段を具
    備したカメラと、 レンズの機能に応じた複数のアクチュエータ、該複数の
    アクチュエータを制御する制御手段、前記カメラとの通
    信を行う通信手段、該通信手段を介して前記記憶手段に
    て記憶されている電池の残存容量結果を判別する判別手
    段、及び、該判別手段による判別結果に応じて、前記制
    御手段において駆動するアクチュエータの駆動速度を変
    化させる速度可変手段を具備したレンズと、の組み合わ
    せより成るカメラシステム。
  7. 【請求項7】 複数のアクチュエータは、少なくとも焦
    点調節用レンズの駆動モータ及び焦点距離調節用レンズ
    の駆動モータであることを特徴とする請求項1,2,
    3,6又は7記載のカメラシステム。
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