JP2018119825A - 時計、および時計の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同時駆動可能モータ数だけ複数のモータを駆動させることができる時計、および時計の制御方法を提供する。【解決手段】時計100は、少なくとも指針を含む作動体120を動作させる複数のモータ122と、複数のモータ122のうち同時に駆動可能な同時駆動モータ数と、複数のモータ122の同時駆動の際の駆動優先順位と、を記憶する記憶部105と、複数のモータ122のうち駆動中のモータの数を監視し、複数のモータ122のうち第1のモータの駆動が停止した後、当該監視により駆動中のモータの数が同時駆動モータ数より少ない場合、第1のモータより駆動優先順位の低い第2のモータを駆動させる制御部101と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、時計、および時計の制御方法に関する。
従来より、複数のモータを備えた電子時計が考案されている。これら複数のモータを同時に動作させた場合は、モータに電力を供給する電池の端子電圧が下がってしまうという事態が生じうる。
このため、例えば、特許文献1には、複数のモータを早送り駆動させる際には、複数のモータを交互に駆動させ、電池負荷の影響を抑えながら早送り駆動を行うことが提案されている。
また、特許文献2には、複数のステッピングモータが駆動される順番が所定の周期ごとに毎回同一となるように、予め設定されたタイミングで前記駆動パルスの出力要求を行うアナログ電子時計が提案されている。この特許文献2に記載の技術によると、重複なく駆動パルスを出力させつつ、複数のモータを同時に高速に駆動させることができる。
特開昭60−162980号公報 特開2013−134189号公報
しかしながら、一般的な電子時計で用いられているステッピングモータにおいては、正転方向に動作させるのに最適化されている場合に、逆転動作をさせる駆動パルスは正転動作をさせる駆動パルスよりも長くなる場合がありうる。また、ステッピングモータの特性に応じて、正転駆動させる駆動パルスの長さが、モータに応じて異なる場合がありうる。このようにモータの駆動パルスが長くなると、連続駆動することが出来るモータ数を減らす、もしくは駆動周波数を遅くせざるを得ない、と行った課題が発生する。ところで、電池の負荷特性、及び、各々のモータの消費する電流によっては、電子時計に搭載されている全てのモータの同時駆動は困難でも、幾つかのモータならば同時に駆動させる事が可能な場合もある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、同時駆動可能モータ数だけ複数のモータを駆動させることができる時計、および時計の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る時計(100)は、少なくとも指針を含む作動体(例えば秒針120A、分針120B、時針120C、日車120E、小時計の小時計指針120D)を動作させる複数のモータ(122)と、前記複数のモータのうち同時に駆動可能な同時駆動モータ数と、前記複数のモータの同時駆動の際の駆動優先順位と、を記憶する記憶部(105)と、前記複数のモータのうち駆動中のモータの数を監視し、前記複数のモータのうち第1のモータの駆動が停止した後、当該監視により駆動中のモータの数が前記同時駆動モータ数より少ない場合、前記第1のモータより前記駆動優先順位の低い第2のモータを駆動させる制御部(制御部101)と、を備える。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記記憶部が記憶する前記駆動優先順位は、少なくとも前記作動体の一周回転にかかるステップ数が少ない場合、及び前記作動体の一周回転にかかる時間が短い場合、のうち少なくとも一方の場合ほど高く設定されるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る時計は、前記作動体として時針、分針、及び、秒針の少なくとも一つにより構成される主表示部と、前記主表示部とは異なる前記作動体により構成される副表示部と、を備え、前記記憶部に記憶される前記駆動優先順位は、前記主表示部における前記作動体の前記駆動優先順位が、前記副表示部における前記作動体の前記駆動優先順位より高く設定されるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記制御部は、前記作動体を所望の駆動目標位置まで動作させるのに必要な必要動作時間を算出し、前記必要動作時間が少ないほど前記駆動優先順位を高く設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記制御部は、前記作動体を所望の目標位置まで動作させるのに必要な必要ステップ数を算出し、前記必要ステップ数が少ないほど前記駆動優先順位を高く設定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る時計は、電源を備え、前記制御部は、前記電源の電源電圧を測定し、前記電源電圧に応じて、前記駆動モータ数を変更するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る時計において、前記記憶部は、前記複数のモータのそれぞれの消費電流値または当該消費電流値に応じた抵抗値を記憶し、前記消費電流値と前記同時駆動モータ数との対応関係を記憶し、前記制御部は、前記作動体を動作させるのに必要なモータのそれぞれの前記消費電流値の合計値を算出し、前記対応関係に基づき前記合計値に応じた前記同時駆動モータ数を読出し、読み出した前記同時駆動モータ数に基づいて前記複数のモータを駆動するようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る時計の制御方法は、少なくとも指針を含む作動体を所望の駆動目標位置に動作させるのに必要な複数の駆動モータの数、動作ステップ数、及び動作方向を決定する動作決定ステップと、前記複数のモータのうち第1のモータの駆動が停止する第1モータ停止ステップと、駆動中のモータの数が同時駆動モータ数未満か否かを判定する判定ステップと、前記第1のモータより駆動優先順位の低い第2モータを駆動させる第2のモータ駆動ステップと、を含む。
本発明によれば、同時駆動可能モータ数だけ複数のモータを駆動させることができる。
第1実施形態に係る時計システムの構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る指針それぞれを一周回転させるのに必要なステップ数、針位置カウンタ値の範囲、駆動優先順位の一例を示す図である。 第1実施形態に係る時計の秒針、分針、時針、小時計指針、および日車の配置例を示す図である。 図3に示す指針それぞれの位置における針位置カウンタの値を示す図である。 指針それぞれが初期位置の例を示す図である。 図5に示す指針それぞれの位置における針位置カウンタの値を示す図である。 図3の位置から図5の位置へ指針を駆動する場合の例を示す図である。 図5の位置から図3の位置へ指針を駆動する場合の例を示す図である。 第1実施形態に係る指針駆動処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る駆動パルスの出力タイミングの例を示す図である。 第1実施形態に係る駆動パルスの出力タイミングの他の例を示す図である。 第2実施形態に係る記憶部が記憶する電源の電圧値の範囲と同時駆動可能なモータの数の例を示す図である。 第2実施形態に係る二次電池の電圧に基づき同時駆動可能なモータの数を設定する処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る駆動時間に応じた駆動優先順位の決定処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る時計システム1の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、時計システム1は、通信機器200と、通信機器200と通信可能な時計100とを備える。
時計100は、制御部101、発振回路102、分周回路103、入力部104、記憶部105、太陽電池106、充放電制御回路107、二次電池109、スイッチ110、無線通信制御部111、電池電圧検出部112、秒針120A、分針120B、時針120C、小時計指針120D、日車120E、輪列機構121A、輪列機構121B、輪列機構121C、輪列機構121D、輪列機構121E、ステッピングモータ122A、ステッピングモータ122B、ステッピングモータ122C、ステッピングモータ122D、およびステッピングモータ122Eを備える。
なお、時計100は、ケース、風防、文字盤(Dial)(図3)、目盛りリング(図3)、バンド等を備えている。文字盤(Dial)、目盛りリング等については、後述する。
本実施形態の時計100は、複数の地域や国の時刻を表示できる世界時計(World time keeping instrument、Worldtime Watch、Worldtime timepiece)、いわゆるワールドタイムウォッチである。
なお、秒針120A(作動体)、分針120B(作動体)、時針120C(作動体)、小時計指針120D(作動体)、および日車120E(作動体)のうち1つを特定しない場合は、指針120(作動体120)という。輪列機構121A、輪列機構121B、輪列機構121C、輪列機構121D、および輪列機構121Eのうち1つを特定しない場合は、輪列機構121という。ステッピングモータ122A、ステッピングモータ122B、ステッピングモータ122C、ステッピングモータ122D、およびステッピングモータ122Eのうち1つを特定しない場合は、モータ122という。
また、制御部101は、電源制御部1011、時刻カウント部1012、通信制御部1013、情報処理部1014、情報送受信部1015、および指針制御部1016を備える。
また、無線通信制御部111は、アンテナ1111、および近距離無線通信部1112を備える。
時計100は、無線通信を介して通信機器200から少なくとも情報を受信し、受信した情報に基づいて、秒針120Aを駆動する。時計100は、時刻を計時し、計時した時刻を、指針120を用いて表示する。
太陽電池106は、例えばソーラーパネルである。太陽電池106は、光エネルギーを電力に変換して、変換した電力を充放電制御回路107に出力する。
充放電制御回路107は、太陽電池106が出力した電力を、二次電池109に充電する。充放電制御回路107は、二次電池109の電圧値が所定の電圧値以上になった場合に放電させるか充電を停止させるように放電制御する。充放電制御回路107は、二次電池109に蓄電された電力を制御部101に供給する。充放電制御回路107は、制御部101に応じて、スイッチ110がオン状態のとき二次電池109に蓄電された電力を無線通信制御部111へ供給する。
二次電池109は、太陽電池106が発電した電気エネルギーを蓄える蓄電池である。二次電池109は、蓄えた電力を制御部101および無線通信制御部111へ供給する。
スイッチ110は、一端が二次電池109に接続され、他端が無線通信制御部111に接続されている。スイッチ110は、電源制御部1011によって制御される。
電池電圧検出部112は、二次電池109の電圧値を検出し、検出した電圧値を示す情報を制御部101へ出力する。
無線通信制御部111には、電源制御部1011の制御に応じて、二次電池109から電源が供給される。無線通信制御部111は、通信制御部1013が出力するデータを通信機器200と行う通信方式の送信信号に変換し、変換した送信信号を電波に変換する。無線通信制御部111は、変換した電波を通信機器200へ送信する。無線通信制御部111は、通信制御部1013の制御に応じて、通信機器200が送信した電波を受信する。無線通信制御部111は、通信制御部1013の制御に応じて、受信した電波を電気信号に変換し、変換した電気信号を受信信号として通信制御部1013へ出力する。なお、実施形態では、送信信号、受信信号を含めて通信電波という。
近距離無線通信部1112は、通信制御部1013が出力するデータを通信機器200と行う通信方式の送信信号に変換し、変換した送信信号をアンテナ1111に出力する。なお、時計100と通信機器200とが通信を行う通信方式は、Wi−Fi(Wireless Fidelity)規格や、Bluetooth(登録商標) LE(Low Energy)(以下、BLEという)規格の通信方式等である。以下の説明では、通信方式がBLEの例を説明する。無線通信制御部111は、アンテナ1111が出力した電気信号を受信信号として通信制御部1013へ出力する。
アンテナ1111は、近距離無線通信部1112が出力した送信信号を電波に変換し、変換した電波を送信する。アンテナ1111は、受信した電波を電気信号に変換し、変換した電気信号を受信信号として近距離無線通信部1112へ出力する。
発振回路102は、例えば水晶振動子を備える。水晶振動子は、水晶の圧電現象を利用し、その機械的共振から第1の周波数を発振するために用いられる受動素子である。水晶振動子の発振周波数は、例えば32kHzである。発振回路102は、水晶振動子を発振させて生成したクロック信号を分周回路103に出力する。
分周回路103は、発振回路102が出力したクロック信号の信号を所望の周波数に分周し、分周した基準信号を制御部101に出力する。基準信号の周波数は、例えば64Hzと32Hzである。
入力部104は、例えば竜頭、プッシュボタンである。入力部104は、利用者の操作を検出し、検出した操作結果を制御部101に出力する。竜頭の検出結果は、竜頭の回転角度等である。プッシュボタンの検出結果は、オン状態、またはオフ状態である。後述するように、本実施形態の時計100では、竜頭の操作によって、動作モードが切り替わる。ここで、動作モードとは、時刻合わせモード、通常動作モード、通信を行う通信モード等である。
記憶部105は、時計100の制御に必要な情報、プログラムを記憶する。記憶部105は、正転時の駆動パルス数に、逆転時の駆動パルス数と逆転時の駆動時間とを対応付けて、指針120ごとに記憶する。記憶部105は、現在の針位置に対応する針位置カウンタの値を記憶する。記憶部105は、指針120を駆動するときの優先順位(以下、駆動優先順位という)を記憶する。記憶部105は、同時駆動可能なモータ122の数を示す情報を記憶する。記憶部105は、後述する主時計の設定、小時計の設定それぞれを記憶する。なお、主時計、小時計については、後述する。
制御部101は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、時計100が備える各部の制御を行う。制御部101は、二次電池109が出力する電力を用いて、各部を駆動する。制御部101は、時刻を計時し、計時した結果に基づいてモータ122を制御することで指針120を運針する。制御部101は、無線通信制御部111が受信した情報に応じて、指針120を駆動する駆動パルスを生成する。制御部101は、入力部104が出力した検出結果に応じて、指針120を調整する駆動パルスを生成する。制御部101は、生成した駆動パルスをモータ122へ出力する。制御部101は、電池電圧検出部112が検出した電圧値が所定値より高い場合にスイッチ110をオン状態に制御し、電圧値が所定値以下である場合にスイッチ110をオフ状態に制御する。
電源制御部1011は、無線通信制御部111の電源をオン状態またはオフ状態を制御する。具体的には、電源制御部1011は、無線通信制御部111が通信機器200と通信するときにのみスイッチ110をオン状態に切り換えて二次電池109から無線通信制御部111に電力を供給するように制御する。また、電源制御部1011は、無線通信制御部111が通信機器200と通信しないときにはスイッチ110をオフ状態に切り換えて二次電池109から無線通信制御部111に電力を供給しないように制御する。また、電源制御部1011は、電池電圧検出部112が検出した二次電池109の電圧値に応じて、各部を制御する。電源制御部1011は、例えば電圧値が閾値より低い場合、指針制御部1016に運針する間隔を変更するように制御する。
時刻カウント部1012は、内部カウンタを備え、分周回路103から入力された基準信号に基づいて現在時刻(時分秒)を計時し、計時した時刻を示す指針位置情報を内部カウンタに保持する。
情報処理部1014は、入力部104が出力する検出結果を記憶部105に記憶させる。検出結果には、例えば、第1のタイムゾーンの協定世界時との時差、第2のタイムゾーンの協定世界時との時差、第3のタイムゾーンの協定世界時との時差、小時計の協定世界時との時差等が含まれる。情報処理部1014は、通信機器200へ送信するデータを生成し、生成したデータを情報送受信部1015に出力する。情報処理部1014は、情報送受信部1015が出力した受信された受信情報を記憶部105に記憶させる。受信情報には、例えば、第1のタイムゾーンの協定世界時との時差、第2のタイムゾーンの協定世界時との時差、第3のタイムゾーンの協定世界時との時差、小時計の協定世界時との時差等が含まれる。
通信制御部1013は、無線通信制御部111を制御して、通信機器200が送信した受信情報を受信する。通信制御部1013は、無線通信制御部111を制御して、通信機器200へ送信情報を送信する。
情報送受信部1015は、情報処理部1014が出力したデータを近距離無線通信部1112へ出力する。情報送受信部1015は、近距離無線通信部1112が出力した受信されたデータを情報処理部1014に出力する。
指針制御部1016は、時刻カウント部1012のカウント値に応じて、運針要求を生成する。指針制御部1016は、生成した運針要求を実行し、駆動パルスを生成してモータ122に出力する。なお、駆動パルスは、指針120を1ステップ正転させる駆動信号であり、または指針120を1ステップ逆転させる駆動信号である。指針制御部1016は、生成した駆動パルスに基づいて、指針120それぞれの針位置に対応する駆動ステップの値をカウントし、カウントした駆動ステップの値を、記憶部105に記憶させる。
ステッピングモータ122A、ステッピングモータ122B、ステッピングモータ122C、ステッピングモータ122D、ステッピングモータ122Eそれぞれは、ステッピングモータである。
ステッピングモータ122Aは、指針制御部1016が出力した駆動パルスによって、輪列機構121Aを介して秒針120Aを駆動する。ステッピングモータ122Bは、指針制御部1016が出力した駆動パルスによって、輪列機構121Bを介して分針120Bを駆動する。ステッピングモータ122Cは、指針制御部1016が出力した駆動パルスによって、輪列機構121Cを介して時針120Cを駆動する。ステッピングモータ122Dは、指針制御部1016が出力した駆動パルスによって、輪列機構121Dを介して小時計指針120Dを駆動する。ステッピングモータ122Eは、指針制御部1016が出力した駆動パルスによって、輪列機構121Eを介して日車Eを駆動する。
輪列機構121A、輪列機構121B、輪列機構121C、輪列機構121D、および輪列機構121Eそれぞれは、少なくとも1つの歯車を含んで構成される。
秒針120Aは、秒針である。分針120Bは、分針である。時針120Cは、時針である。秒針120A、分針120B、時針120C、及び日車120Eの指針群は、第1の国や地域の時刻を表示する。小時計指針120Dは、後述するように分針120D1、時針120D2、および24時針120D3を備える。分針120D1、時針120D2、および24時針120D3の指針群は、第2の国や値域の時刻を表示する。なお、第1の国や地域の時刻と、第2の国や値域の時刻とは、同じ時刻であってもよい。
<通信機器の説明>
次に、通信機器200について説明する。
図1に示すように、通信機器200は、制御部201、入力部202、表示部203、記憶部204、アンテナ205、および近距離無線通信部206を備えている。
通信機器200は、通信機能を有する機器、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機器、コンピュータ等である。通信機器200は、例えばGPS(Global Positioning System;グローバル・ポジショニング・システム)を備えていてもよい。
入力部202は、利用者からの操作入力を検出し、検出した操作結果を制御部201に出力する。入力部202は、例えば表示部203上に設けられているタッチパネルセンサーである。
制御部201は、時計100の主時計と小時計の設定を行うアプリケーションが起動されたとき、ネットワークを介して、通信機器200が使用されている都市の時刻の協定世界時(UTC)との時差を取得し、取得した都市の時刻の協定世界時との時差を対応付けて記憶部204に記憶させる。制御部201は、通信機器200が使用されている都市の現在時刻(第1の時刻)を表す情報と、利用者によって選択された都市の時刻を表す情報を、近距離無線通信部206を介して時計100へ送信する。なお、送信する利用者によって選択された都市の時刻を表す情報は、第1の時刻との時差、協定世界時との時差等であってもよい。協定世界時は、グリニッジ標準時(GMT)等を含む基準となる時刻であればよい。
記憶部204は、通信機器200の制御に必要な情報、プログラム、時計100に対する指示を生成するアプリケーション等を記憶する。記憶部204は、複数の都市それぞれの時刻の協定世界時との時差を対応付けて記憶する。
表示部203は、情報を表示する装置である。表示部203は、一例として液晶表示装置(LCD)、有機EL(ElectroLuminescence)装置によって構成される。表示部203には、制御部201の制御に応じて、例えばアプリケーションの画像等が表示される。
近距離無線通信部206は、アンテナ205を介して少なくとも時計100へ情報の送信を行う。近距離無線通信部206は、制御部201が出力した送信情報に基づいて送信信号を生成し、生成した送信信号を、アンテナ205を介して時計100へ送信する。なお、近距離無線通信部206は、時計100が送信した送信信号を、アンテナ205を介して受信し、受信した信号から情報を抽出し、抽出した情報を受信情報として制御部201へ出力するようにしてもよい。
アンテナ205は、近距離無線通信部206が出力した送信信号を電波に変換して、変換した電波を時計100へ送信する。
<指針120それぞれを一周回転させるのに必要なステップ数、針位置カウンタ値の範囲、駆動優先順位>
次に、指針120それぞれを一周回転させるのに必要なステップ数、針位置カウンタ値の範囲、駆動優先順位の例を説明する。
図2は、本実施形態に係る指針120それぞれを一周回転させるのに必要なステップ数、針位置カウンタ値の範囲、駆動優先順位の一例を示す図である。
図2に示すように、秒針120Aを一周回転させるのに必要なステップ数は、60ステップである。分針120Bを一周回転させるのに必要なステップ数は、480ステップである。時針120Cを一周回転させるのに必要なステップ数は、480ステップである。日車120Eを一周回転させるのに必要なステップ数は、3720ステップである。小時計指針120Dの全てを一周回転させるのに必要なステップ数は、1440ステップである。
また、秒針120Aの針位置カウンタの値の範囲は、0〜59である。分針120Bの針位置カウンタの値の範囲は、0〜479である。時針120Cの針位置カウンタの値の範囲は、0〜479である。日車120Eの針位置カウンタの値の範囲は、0〜3719である。小時計指針120Dの針位置カウンタの値の範囲は、0〜1439である。
また、図2に示す例は、一周回転駆動させるのにかかる駆動ステップ数(駆動パルス数)が少ない、または、一周回転駆動させるのにかかる時間が短いモータ122ほど優先順位を高く設定した例である。例えば、指針120それぞれを一周回転駆動するのに必要なステップ数それぞれを、図2に示した例のように秒針120Aが60ステップ、分針120Bが480ステップ、時針120Cが480ステップ、日車120Eが3720ステップ、小時計指針120Dが1440ステップとすると、優先順位は、1位が秒針、2位が分針、時針、4位が小時計の指針、5位が日車となる。
<文字盤上の配置例>
次に、時計100の秒針120A、分針120B、時針120C、小時計指針120D、および日車120Eの配置例を説明する。
図3は、本実施形態に係る時計100の秒針120A、分針120B、時針120C、小時計指針120D、および日車120Eの配置例を示す図である。
図3に示すように、時計100は、入力部104として、竜頭104a、プッシュボタン104b〜104dを備える。竜頭104aは、例えば、時刻合わせ、タイムゾーン切り換え等に使用される。プッシュボタン104b〜104dは、動作モードの切り換え、各動作モードにおける各種入力等に使用される。
また、時計100は、表示手段として、第1の文字盤72a、第1の目盛りリング74、第2の目盛りリング75、第2の文字盤72b1、第3の文字盤72b2、秒針120A、分針120B、時針120C、分針120D1、時針120D2、24時針120D3、および日車120Eを備えている。
第1の文字盤72aには、インデックスバー73が設けられている。また、第1の文字盤72aの外周には、第1の目盛りリング74が設けられている。第1の目盛りリング74は、固定され、協定世界時との時差を示す情報(−12、−11、・・・、0、1、・・・、14)が刻印されている。第1の目盛りリング74の外周には、第2の目盛りリング75が設けられている。第2の目盛りリング75は、固定され、都市や地域、国を表す情報(MDY、HNL、・・・、LON、PAR、・・・、CXI)が刻印されている。例えばLONは、ロンドンの都市名を表している。なお、図3に示した都市名の省略した表示は一例であり、これに限られない。
主時計は、第1の文字盤72a、秒針120A、分針120B、時針120C、日車120Eで構成されている。主時計は、例えば利用者が滞在している都市や国の時刻を計時して表示している。なお、実施形態では、第1の文字盤72a、秒針120A、分針120B、時針120Cを主表示部という。
小時計は、第2の文字盤72b1、分針120D1、時針120D2で構成されている。小時計は、例えば利用者が主に生活している都市や国の時刻を計時して表示している。
第3の文字盤72b2と24時針120D3は、小時計における時刻の24時間表示をする。また、実施形態では、第1の文字盤72aと日車120Eの組み合わせ、または第2の文字盤72b1と小時計指針120Dの組み合わせのすくなくとも1つを副表示部という。
<指針の駆動>
ここで、指針120それぞれに位置と駆動するためのステップ数、針位置カウンタの値の例を説明する。
図4は、図3に示す指針120それぞれの位置における針位置カウンタの値を示す図である。図4に示す例は、主時計が、28日、8時19分50秒を指し示し、小時計が、午前10時19分を指し示している例である。
図4に示すように、秒針120Aの針位置カウンタの値は、50である。分針120Bの針位置カウンタの値は、158である。時針120Cの針位置カウンタの値は、333である。日車120Eの針位置カウンタの値は、3240である。小時計指針120Dの針位置カウンタの値は、619である。
次に、指針120それぞれを、図5の位置へ駆動する場合を説明する。
図5は、指針120それぞれが初期位置の例を示す図である。なお、初期位置における表示は、主時計が、1日、0時0分0秒を指し示し、小時計が、午前0時0分を指し示している状態の位置である。
図6は、図5に示す指針120それぞれの位置における針位置カウンタの値を示す図である。
図6に示すように、秒針120A、分針120B、時針120C、日車120E、小時計指針120Dそれぞれの針位置カウンタの値は、0である。
次に、図3の位置から図5の位置へ指針120を駆動する場合の例を説明する。
図7は、図3の位置から図5の位置へ指針120を駆動する場合の例を示す図である。
図7に示すように、秒針120Aは、駆動ステップ数が正転方向に10ステップであり、正転時の駆動周波数が64Hzであり、駆動にかかる時間が0.16秒であり、駆動時間に基づく優先順位が1位である。なお、駆動時間に基づく優先順位については、後述する。
分針120Bは、駆動ステップ数が逆転方向に158ステップであり、逆転時の駆動周波数が32Hzであり、駆動にかかる時間が4.93秒であり、駆動時間に基づく優先順位が3位である。
時針120Cは、駆動ステップ数が正転方向に147ステップであり、正転時の駆動周波数が64Hzであり、駆動にかかる時間が2.29秒であり、駆動時間に基づく優先順位が2位である。
日車120Eは、駆動ステップ数が正転方向に480ステップであり、正転時の駆動周波数が64Hzであり、駆動にかかる時間が7.50秒であり、駆動時間に基づく優先順位が4位である。
小時計指針120Dは、駆動ステップ数が逆転方向に619ステップであり、逆転時の駆動周波数が32Hzであり、駆動にかかる時間が19.34秒であり、駆動時間に基づく優先順位が5位である。
次に、図5の位置から図3の位置へ指針120を駆動する場合の例を説明する。
図8は、図5の位置から図3の位置へ指針120を駆動する場合の例を示す図である。
図8に示すように、秒針120Aは、駆動ステップ数が逆転方向に10ステップであり、駆動周波数が32Hzであり、駆動にかかる時間が0.31秒であり、駆動時間に基づく優先順位が1位である。なお、駆動時間に基づく優先順位については、後述する。
分針120Bは、駆動ステップ数が正転方向に158ステップであり、正転時の駆動周波数が64Hzであり、駆動にかかる時間が2.47秒であり、駆動時間に基づく優先順位が2位である。
時針120Cは、駆動ステップ数が逆転方向に147ステップであり、逆転時の駆動周波数が32Hzであり、駆動にかかる時間が4.60秒であり、駆動時間に基づく優先順位が3位である。
日車120Eは、駆動ステップ数が逆転方向に480ステップであり、逆転時の駆動周波数が32Hzであり、駆動にかかる時間が15.00秒であり、駆動時間に基づく優先順位が5位である。
小時計指針120Dは、駆動ステップ数が正転方向に619ステップであり、正転時の駆動周波数が64Hzであり、駆動にかかる時間が9.67秒であり、駆動時間に基づく優先順位が4位である。
なお、指針制御部1016は、指針120の針位置カウンタの値に基づいて、初期位置へ駆動する場合、正転と逆転のいずれの駆動時間が短いかを比較して判別する。
例えば、秒針120Aを図3の位置から図5の位置へ駆動する場合、正転では10ステップ(=0.156秒)、逆転では50ステップ(=1.56秒)である。指針制御部1016は、10ステップと50ステップとを比較し、10ステップとなる正転で駆動することを選択する。
<指針駆動処理>
次に、指針駆動処理手順の例を説明する。
図9は、本実施形態に係る指針駆動処理のフローチャートである。
(ステップS1)指針制御部1016は、記憶部105が記憶する同時駆動可能なモータ数(同時駆動モータ数ともいう)を読み出し、同時駆動可能なモータ数を設定する。
(ステップS2)指針制御部1016は、記憶部105が記憶する駆動優先順位を読み出し、駆動優先順位を設定する。
(ステップS3)情報処理部1014は、通信制御部1013を制御して、通信機器200が送信した情報を、無線通信制御部111を介して受信し、受信した情報を指針制御部1016へ出力する。続けて、指針制御部1016は、受信した情報に基づいて、指針120それぞれの駆動目標位置を求める。続けて、指針制御部1016は、現在の指針120の位置それぞれに対応する針位置カウンタの値を記憶部105から読み出す。続けて、指針制御部1016は、読み出した針位置カウンタの値に基づいて、指針120それぞれの現在位置を求める。続けて、指針制御部1016は、現在位置と駆動目標位置との差分から、正転における駆動パルス数と逆転の場合の駆動パルス数を指針120それぞれについて算出する。
(ステップS4)指針制御部1016は、ステップS3で算出した正転における駆動パルス数を用いて、現在位置から目標位置まで正転で駆動した場合にかかる時間を、指針120それぞれについて算出する。なお、本実施形態では、正転の駆動周波数が64Hzであり、逆転の駆動周波数が32Hzである。このため、例えば秒針120Aの10ステップの駆動時間は、正転時が0.16秒であり、逆転時が0.31秒である。続けて、指針制御部1016は、算出した正転時の駆動パルス数と記憶部105が記憶する正転と逆転との対応表を参照して、逆転の場合の駆動時間を指針120それぞれについて算出する。続けて、指針制御部1016は、現在位置から目標位置まで、正転時と逆転時の駆動時間を比較し、正転時と逆転時の駆動時間のうち、どちらの駆動時間が短い方かを判定する。続けて、指針制御部1016は、正転の方が、駆動時間が短いと判定した指針120について、ステップS3で算出した駆動パルス数を駆動パルス数として決定する。続けて、指針制御部1016は、逆転の方が、駆動時間が短いと判定した指針120について、ステップS3で算出した駆動パルス数を逆転時の駆動パルス数に補正し、補正した逆転時の駆動パルス数を駆動パルス数として決定する。
(ステップS5)指針制御部1016は、駆動が必要なモータ122の中から、ステップS2で設定した駆動優先順位に基づいて、優先順位の高いモータ122を、ステップS1で設定した同時駆動可能な数だけ選択する。
(ステップS6)指針制御部1016は、ステップS5で選択したモータ122へ、ステップS4で選択した駆動方向への1ステップ駆動させる駆動パルスを生成し、生成した駆動パルスを選択したモータ122に供給することで駆動する。
(ステップS7)指針制御部1016は、モータ122に供給した駆動パルスの数と方向(正転、逆転)に応じて、カウント値を更新して針位置を更新する。
(ステップS8)指針制御部1016は、ステップS5で選択したモータ122の中で逆転方向への駆動が終了したモータ122があるか否かを判別する。指針制御部1016は、逆転方向への駆動が終了したモータ122があると判別した場合(ステップS8;YES)、ステップS9の処理に進める。指針制御部1016は、逆転方向への駆動が終了したモータ122がないと判別した場合(ステップS8;NO)、ステップS10の処理に進める。
(ステップS9)指針制御部1016は、バックラッシュ補正駆動を行うように設定する。なお、バックラッシュ補正とは、輪列が有する歯車同士の遊び分に対する逆回転駆動時の補正である。指針制御部1016は、バックラッシュ補正として、例えば、逆転1ステップに対して正転1ステップ駆動を行うようにバックラッシュ補正駆動を行うように設定する。
(ステップS10)指針制御部1016は、選択したモータ122の中で駆動が終了したモータ122があるか否かを判別する。指針制御部1016は、駆動が終了したモータ122があると判別した場合(ステップS10;YES)、ステップS11の処理に進める。指針制御部1016は、駆動が終了したモータ122がないと判別した場合(ステップS10;NO)、ステップS6の処理に戻す。
(ステップS11)指針制御部1016は、駆動中のモータ数を取得する。
(ステップS12)指針制御部1016は、駆動すべきモータ122すべての駆動が終了したか否かを判別する。指針制御部1016は、駆動すべきモータ122すべての駆動が終了していないと判別した場合(ステップS12;NO)、ステップS13の処理に進める。指針制御部1016は、駆動すべきモータ122すべての駆動が終了したと判別した場合(ステップS12;YES)、指針駆動処理を終了する。
(ステップS13)指針制御部1016は、ステップS11で取得した現在駆動しているモータ数、ステップS1で設定した同時可駆動可能なモータ数、ステップS2で設定した優先順位に基づいて、駆動モータを再設定する。例えば、同時駆動可能なモータ数が3であり、1つのモータ122の駆動が終了し、現在2つのモータ122が駆動されている場合、指針制御部1016は、駆動優先順位が4位のモータ122を駆動するモータに加える。再設定後、指針制御部1016は、ステップS6の処理に戻す。
ここで、図9に示した指針駆動処理の具体例を、図3〜図7、図10を参照して説明する。以下の例では、同時駆動可能なモータ数が3つである例である。また、駆動優先順位が、秒針120A、分針120B、時針120C、日車120E、小時計指針120Dの順である例である。
図10は、本実施形態に係る駆動パルスの出力タイミングの例を示す図である。図10において、横軸は時刻を表す。波形g1は、指針制御部1016がステッピングモータ122Aに出力する駆動パルスである。波形g2は、指針制御部1016がステッピングモータ122Bに出力する駆動パルスである。波形g3は、指針制御部1016がステッピングモータ122Cに出力する駆動パルスである。波形g4は、指針制御部1016がステッピングモータ122Dに出力する駆動パルスである。波形g5は、指針制御部1016がステッピングモータ122Eに出力する駆動パルスである。
現在の指針120それぞれの位置が図3の状態であり、目標駆動位置が図5の状態であるとする。この場合、現在位置に対応する針位置カウンタの値それぞれは、図4に示した値であり、目標駆動位置に対応する針位置カウンタの値それぞれは、図6に示した値である。この場合、現在位置から目標駆動位置への正転の駆動ステップ数は、秒針120Aが10(=60−50)ステップであり、分針120Bが322(=480−158)ステップであり、時針120Cが147(=480−333)ステップであり、日車120Eが480(=3720−3240)ステップであり、小時計指針120Dが821(=1440−619)ステップである。
指針制御部1016は、正転時の駆動ステップの値に基づいて、駆動時間を算出する。また、指針制御部1016は、記憶部105を参照して、正転時の駆動パルス数に対応する逆転時の駆動時間を求める。これにより、指針制御部1016は、図7に示したように、指針120それぞれの駆動方向を決定する。
また、記憶部105に記憶されている優先順位は、秒針120Aが1位、分針120Bが2位、時針120Cが2位、小時計指針120Dが4位、日車120Eが5位であるとする。さらに、同時に駆動可能なモータ数が3つであるとする。
このため、指針制御部1016は、秒針120A、分針120B、および時針120Cを1ステップずつ駆動開始する。指針制御部1016は、秒針120A、分針120B、および時針120Cを同時に駆動する。
時刻t1のとき、指針制御部1016は、図10の波形g1、波形g2、および波形g3に示すように、秒針120A、分針120B、および時針120Cを1ステップずつ駆動開始する。
時刻t2のとき、指針制御部1016は、秒針120Aの駆動を終了する。
時刻t3のとき、指針制御部1016は、優先順位が4位である小時計指針120Dの駆動を開始する。これにより、指針制御部1016は、波形g2、波形g3、および波形g4に示すように、分針120B、時針120C、および小時計指針120Dを同時に駆動する。
時刻t4のとき、指針制御部1016は、時針120Cの駆動を終了する。
時刻t5のとき、指針制御部1016は、優先順位が5位である日車120Eの駆動を開始する。これにより、指針制御部1016は、波形g2、波形g4、および波形g5に示すように、分針120B、小時計指針120D、および日車120Eを同時に駆動する。
時刻t6のとき、指針制御部1016は、分針120Bの駆動を終了する。
時刻t7のとき、指針制御部1016は、小時計指針120Dの駆動を終了する。
時刻t8のとき、指針制御部1016は、日車120Eの駆動を終了する。
このように、本実施形態の指針制御部1016は、複数のモータ122うち駆動中のモータ数を監視し、複数のモータのうち駆動優先順位がその時点で最も高い第1のモータの駆動が停止した後、当該監視により駆動中のモータの数が同時駆動可能なモータ数より少ない場合、駆動優先順位が最も高い第1のモータより駆動優先順位の低い第2のモータ、すなわち駆動優先順位がその時点で二番目のモータを駆動させる。
以上のように、本実施形態によれば、指針制御部1016が同時駆動可能なモータ数と、駆動優先順位を設定することで、優先順位に応じてM個(Mは2以上の整数)のモータ122のうちN個(NはM未満の整数)のモータ122を同時に駆動することができる。そして、本実施形態によれば、指針制御部1016が同時に駆動しているモータ数を監視(ステップS10、S11)しているため、N個のモータ122のうち駆動が終了したモータ122があれば、M個のモータ122のうち残りのモータ122の中から次の優先順位のモータ122を選択して同時に駆動することができる。
ここで、図10に示した指針駆動の変形例を説明する。
図10に示した例では、現在位置から目標駆動位置まで駆動するタイミングを説明したが、目標駆動位置に達した後、残りの指針120の駆動中であっても、駆動を終了した指針120を用いて計時を開始する例を説明する。
図11は、本実施形態に係る駆動パルスの出力タイミングの他の例を示す図である。図11において、横軸は時刻を表す。波形g1〜波形g5は、図10と同様である。波形g11は、秒針120Aの計時時の駆動パルスである。波形g12は、分針120Bの計時時の駆動パルスである。
時刻t1〜t6の動作は、図10と同様である。
時刻t11のとき、指針制御部1016は、秒針120Aを1ステップ駆動する。時刻t11において、同時駆動されているモータ122は、ステッピングモータ122D、ステッピングモータ122Eの2つである。このため、指針制御部1016は、同時駆動可能な3つ目として秒針120Aに対応するステッピングモータ122Cも駆動する。
時刻t12のとき、指針制御部1016は、分針120Bの駆動を1ステップ駆動する。時刻t12のとき、同時に駆動されるモータ122は3つとなり、指針制御部1016は、ステッピングモータ122D、ステッピングモータ122E、ステッピングモータ122Bを駆動する。
図11に示したように、本実施形態によれば、通信機器200から受信した目標駆動位置へ全ての指針120の駆動が終了する前であっても、同時駆動可能なモータ122の範囲内で、駆動が完了した指針120を用いて計時を開始することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、記憶部105が同時駆動可能なモータ122の数を示す情報を予め記憶する例を説明したが、これに限られない。同時駆動可能なモータ122の数は、電源の電圧の応じた数であってもよい。
なお、第2実施形態の時計100、通信機器200の構成は、第1実施形態の構成と同様である。
指針制御部1016は、第1実施形態で説明した動作に加えて、さらに電池電圧検出部112が検出した電圧値に応じて、同時駆動可能なモータ122の数を決定する。なお、指針制御部1016は、例えば所定の時間毎に二次電池109の電圧値を示す情報を、電池電圧検出部112から取得する。
記憶部105は、第1実施形態で説明した情報に加えて、電源の電圧値の範囲に同時駆動可能なモータ122の数を対応付けて記憶する。
図12は、本実施形態に係る記憶部105が記憶する電源の電圧値の範囲と同時駆動可能なモータ122の数の例を示す図である。
図12に示す例では、二次電池109の電圧値が2.5V以上に、同時駆動可能モータ数3が対応付けられている。二次電池109の電圧値が2.40V以上且つ2.50V未満に、同時駆動可能モータ数3が対応付けられている。二次電池109の電圧値が2.30V以上且つ2.40V未満に、同時駆動可能モータ数3が対応付けられている。二次電池109の電圧値が2.25Vより大きく且つ2.30V未満に、同時駆動可能モータ数2が対応付けられている。二次電池109の電圧値が2.25V以下に、同時駆動可能モータ数1が対応付けられている。
次に、二次電池109の電圧に基づき同時駆動可能なモータ122の数を設定する処理手順の一例を説明する。
図13は、本実施形態に係る二次電池109の電圧に基づき同時駆動可能なモータ122の数を設定する処理のフローチャートである。
(ステップS21)指針制御部1016は、二次電池109の電圧を監視するタイミング(取得するタイミング)であるか否かを判別する。指針制御部1016は、二次電池109の電圧を監視するタイミングではないと判別した場合(ステップS21;NO)、ステップS21の処理を繰り返す。指針制御部1016は、二次電池109の電圧を監視するタイミングであると判別した場合(ステップS21;YES)、ステップS22の処理に進む。
(ステップS22)指針制御部1016は、電池電圧検出部112が検出した電圧値を取得することで、二次電池109の電圧を測定(取得)する。
(ステップS23)指針制御部1016は、記憶部105を参照して、測定した二次電池109に対応する同時駆動可能なモータ数を決定する。
以上で、指針制御部1016は、二次電池109の電圧に基づき同時駆動可能なモータ122の数を設定する処理を終了する。
第1実施形態では、駆動優先順位に基づいて3つのモータ122を同時駆動する例を説明したが、本実施形態では、二次電池109の電圧値に応じて、同時駆動可能なモータ数を決定することができる。指針制御部1016は、例えば二次電池109の電圧値が2.26Vの場合、2つのモータ122を同時駆動するように制御する。このように、同時に駆動するモータ122の数を制限する理由は、モータ122の消費電流が大きいため、二次電池109の内部抵抗との関係で、二次電池109の端子電圧が下がってしまうためである。
なお、指針制御部1016が選択する優先順位は、この場合であっても、計時に使用される秒針120A、分針120B、および時針120Cを優先することが好ましい。
以上のように、本実施形態によれば、二次電池109の電圧に応じて、同時駆動可能なモータ122の数を可変することができる。
ここで、本実施形態の変形例を説明する。
記憶部105は、モータ122それぞれの消費電流に関する情報(モータ122の抵抗値、電流値等)を記憶する。
指針制御部1016は、モータ122それぞれの消費電流を読み出し、または算出し、消費電流の和を算出する。そして、指針制御部1016は、算出した消費電流の和に応じて、同時駆動可能なモータ122の数を可変するようにしてもよい。この場合であっても、計時に使用される秒針120A、分針120B、および時針120Cを優先することが好ましい。
さらに、二次電池109の電圧値に応じて、上述したモータ122の消費電流の和に基づいて、同時駆動可能なモータ122の数を可変するようにしてもよい。この場合であっても、計時に使用される秒針120A、分針120B、および時針120Cを優先することが好ましい。
このような本実施形態の変形例によれば、同時駆動可能なモータ122の数を可変することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、指針制御部1016が駆動時間に応じて、駆動優先順位を決定する例を、図7、図8を参照しつつ説明する。
指針制御部1016は、現在位置から駆動目的位置までの駆動時間に応じて、図7および図8のように駆動優先順位を決定する。この場合であっても、計時に使用される秒針120A、分針120B、および時針120Cを優先することが好ましい。
図7に示す例において、指針制御部1016は、駆動時間の短い順に、秒針120Aを1位、時針120Cを2位、分針120Bを3位、日車120Eを4位、小時計指針120Dを5位に決定する。
また、図8に示す例において、指針制御部1016は、駆動時間の短い順に、秒針120Aを1位、分針120Bを2位、時針120Cを3位、小時計指針120Dを4位、日車120Eを5位に決定する。
次に、駆動時間に応じた駆動優先順位の決定処理手順の一例を説明する。
図14は、本実施形態に係る駆動時間に応じた駆動優先順位の決定処理のフローチャートである。
(ステップS31)指針制御部1016は、現在位置と駆動目標位置との差から正転時の駆動パルス数を、指針120それぞれについて算出する。
(ステップS32)指針制御部1016は、指針120それぞれの正転時の駆動時間それぞれを算出する。続けて、指針制御部1016は、記憶部105を参照して指針120それぞれの逆転時の駆動時間それぞれを算出する。続けて、指針制御部1016は、算出した正転の駆動時間と、逆転の駆動時間を比較して、駆動時間が短い方の駆動方向に決定する。
(ステップS33)指針制御部1016は、駆動回転方向に応じたモータ122それぞれの駆動に用いる駆動周波数(32Hzまたは64Hz)と駆動ステップ数を用いて、駆動時間それぞれを算出する。なお、指針制御部1016は、ステップS32で、駆動時間それぞれを算出して、記憶部105に記憶させるようにしてもよい。
(ステップS34)指針制御部1016は、算出した駆動時間を比較し、駆動時間が短い程、優先順位を高く設定する。続けて、指針制御部1016は、設定した駆動優先順位を、記憶部105に記憶させる。
以上で、指針制御部1016は、駆動時間に応じた駆動優先順位の決定処理を終了する。
一例として、駆動が必要なステップの駆動時間が各々、秒針120Aが156msec、分針120Bが8msec、時針120Cが40msec、日車120Eが120msec、小時計指針120Dが1msecの場合、指針制御部1016は、駆動優先順位を、1位を小時計指針120D、2位を分針120B、3位を秒針120A、4位を時針120C、5位を日車120Eに設定する。
以上のように、本実施形態によれば、駆動させるのにかかる時間が短いほど、優先順位を高く設定することができる。
また、指針制御部1016は、駆動優先順位を、駆動させるステップ数が少ないほど、優先順位を高くするようにしてもよい。この場合も、指針制御部1016は、設定した駆動優先順位を、記憶部105に記憶させるようにしてもよい。例えば駆動が必要なステップ数が各々、秒針120Aが10ステップ、分針120Bが8ステップ、時針120Cが40ステップ、日車120Eが120ステップ、小時計指針120Dが1ステップの場合の駆動優先順位は、1位が小時計指針120D、2位が分針120B、3位が秒針120A、4位が時針120C、5位が日車120Eである。
なお、本発明における制御部101の機能の一部または全てを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより制御部101が行う処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…時計システム、72…文字盤、73…インデックスバー、74…第1の目盛りリング、75…第2の目盛りリング、100…時計、101…制御部、102…発振回路、103…分周回路、104…入力部、105…記憶部、106…太陽電池、107…充放電制御回路、109…二次電池、112…電池電圧検出部、110…スイッチ、111…無線通信制御部、120…指針、120A…秒針、120B…分針、120C…時針、120D…小時計指針、120D1…分針、120D2…時針、120D3…24時針、120E…日車、121,121A,121B,121C,121D,121E…輪列機構、122…モータ、122A,122B,122C,122D,122E…ステッピングモータ、1011…電源制御部、1012…時刻カウント部、1013…通信制御部、1014…情報処理部、1015…情報送受信部、1016…指針制御部、1111…アンテナ、1112…近距離無線通信部、200…通信機器、201…制御部、202…入力部、203…表示部、204…記憶部、205…アンテナ、206…近距離無線通信部

Claims (8)

  1. 少なくとも指針を含む作動体を動作させる複数のモータと、
    前記複数のモータのうち同時に駆動可能な同時駆動モータ数と、前記複数のモータの同時駆動の際の駆動優先順位と、を記憶する記憶部と、
    前記複数のモータのうち駆動中のモータの数を監視し、前記複数のモータのうち第1のモータの駆動が停止した後、当該監視により駆動中のモータの数が前記同時駆動モータ数より少ない場合、前記第1のモータより前記駆動優先順位の低い第2のモータを駆動させる制御部と、
    を備える時計。
  2. 前記記憶部が記憶する前記駆動優先順位は、少なくとも前記作動体の一周回転にかかるステップ数が少ない場合、及び前記作動体の一周回転にかかる時間が短い場合、のうち少なくとも一方の場合ほど高く設定される、請求項1の時計。
  3. 前記作動体として時針、分針、及び、秒針の少なくとも一つにより構成される主表示部と、
    前記主表示部とは異なる前記作動体により構成される副表示部と、を備え、
    前記記憶部に記憶される前記駆動優先順位は、前記主表示部における前記作動体の前記駆動優先順位が、前記副表示部における前記作動体の前記駆動優先順位より高く設定される、請求項1または請求項2に記載の時計。
  4. 前記制御部は、前記作動体を所望の駆動目標位置まで動作させるのに必要な必要動作時間を算出し、前記必要動作時間が少ないほど前記駆動優先順位を高く設定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の時計。
  5. 前記制御部は、前記作動体を所望の目標位置まで動作させるのに必要な必要ステップ数を算出し、前記必要ステップ数が少ないほど前記駆動優先順位を高く設定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の時計。
  6. 電源を備え、
    前記制御部は、前記電源の電源電圧を測定し、前記電源電圧に応じて、前記同時駆動モータ数を変更する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の時計。
  7. 前記記憶部は、前記複数のモータのそれぞれの消費電流値または当該消費電流値に応じた抵抗値を記憶し、前記消費電流値と前記同時駆動モータ数との対応関係を記憶し、
    前記制御部は、前記作動体を動作させるのに必要なモータのそれぞれの前記消費電流値の合計値を算出し、前記対応関係に基づき前記合計値に応じた前記同時駆動モータ数を読出し、読み出した前記同時駆動モータ数に基づいて前記複数のモータを駆動する、請求項1から請求項6のいずれか1項の時計。
  8. 少なくとも指針を含む作動体を所望の駆動目標位置に動作させるのに必要な複数の駆動モータの数、動作ステップ数、及び動作方向を決定する動作決定ステップと、
    前記複数のモータのうち第1のモータの駆動が停止する第1モータ停止ステップと、
    駆動中のモータの数が同時駆動モータ数未満か否かを判定する判定ステップと、
    前記第1のモータより駆動優先順位の低い第2モータを駆動させる第2のモータ駆動ステップと、
    を含む時計の制御方法。
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