JP2014032067A - 電波修正時計、及び時刻修正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】時刻修正時における省電力化を図れる電波修正時計、及び時刻修正方法を提供する。
【解決手段】電波修正時計1は、内部時刻をカウントする内部カウンター93Aと、内部時刻を表示する指針10と、現在時刻を取得する受信処理手段91と、基準信号に基づいて現在時刻を更新する修正カウンター93Bと、指針10を正転方向に駆動させる指針駆動手段17と、時刻を修正する表示時刻制御手段95と、を備え、表示時刻制御手段95は、内部時刻が現在時刻よりも遅れている場合、指針駆動手段17により指針10を早送りさせる第一修正モードを実施し、内部時刻が現在時刻よりも進んでいる場合、指針10の運針速度を停止させ、修正カウンター93Bでカウントされる現在時刻が、内部カウンター93Aの内部時刻と一致するタイミングで指針10の駆動速度を通常運針速度に戻す第二修正モードを実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、指針により時刻を表示し、その表示時刻を修正する時刻修正機能を有する電波修正時計、及び電波修正時計における時刻修正方法に関する。
従来、表示された時刻を自動的に修正する電波修正時計が知られている。
このような電波修正時計には、指針を逆転(反時計回り方向への回転駆動)させず、正転(時計周り方向への回転駆動)のみにより時刻を修正する時計がある(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の時計は、指針(時針、分針、秒針)により時刻を表示させるアナログ時計であり、例えばアラームの設定時刻を表示させる場合や、外国の時刻を指針により表示させる場合において、指針の表示位置を、現在の表示位置から所定の指針位置まで指針を移動させる際に、指針を早送りさせている。
特開2011−53159号公報
ところで、上記特許文献1は、例えばアラームの設定時刻を表示させる場合や、外国の時刻を指針により表示させる場合において、指針を早送りして所定の位置に移動させる時計である。
一方、表示時刻を所定の修正時刻に修正する際、表示時刻が修正時刻よりも進んでいる場合、上記特許文献1のような指針の早送りのみにより時刻修正を実施すると、指針を回転させる量が多くなり、時刻修正に要する時間も長くなる。このため、指針を駆動させるための駆動電力も増大してしまうという課題がある。
本発明は、時刻修正時における省電力化を図れる電波修正時計、及び時刻修正方法を提供することを目的とする。
本発明の電波修正時計は、内部時刻をカウントする内部時刻計時手段と、前記内部時刻を表示する指針と、現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、基準信号生成手段から出力される基準信号に基づいて、前記現在時刻を更新する現在時刻更新手段と、前記指針を正転方向に駆動させて指針位置を変化させる指針駆動手段と、前記内部時刻、及び前記現在時刻を比較し、これらの内部時刻及び現在時刻が異なる場合に、前記内部時刻及び前記指針の表示位置を修正する時刻修正手段と、を備え、前記時刻修正手段は、前記内部時刻が前記現在時刻よりも遅れている場合、前記指針駆動手段により前記指針を早送りさせて前記指針の表示位置を修正する第一修正モードを実施し、前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでいる場合、前記指針の運針速度を通常運針速度未満に低下させ、前記現在時刻更新手段により更新された前記現在時刻が、前記内部時刻と一致するタイミングで前記指針の駆動速度を前記通常運針速度に戻すことで前記指針の表示位置を修正する第二修正モードを実施することを特徴とする。
なお、本発明で述べる「通常運針速度」とは、時刻修正を実施していない時に指針を運針させる速度であり、例えば秒針を60秒間で1回転、分針を60分間で1回転、時針を12時間で1回転させる運針速度である。
また、現在時刻取得手段としては、例えば、GPS衛星等の位置情報衛星から発信される衛星信号から送信される衛星信号を受信して、受信した衛星信号に基づいて現在時刻を取得する構成や、所定の基地局から発信される時刻情報を含む標準電波を受信して、受信した標準電波に含まれる現在時刻を取得する構成等を用いることができる。
本発明では、表示時刻が現在時刻よりも遅れている場合、第一修正モードにより指針を早送り駆動させて時刻修正を行う。また、内部時刻が現在時刻よりも進んでいる場合、第二修正モードにより、基準信号に基づいて更新される現在時刻が、内部時刻と一致するまで、つまり、現在時刻が内部時刻に追いつくまで、指針の運針速度を低下させ、現在時刻と内部時刻とが一致したタイミングで運針速度を通常速度に戻すことで時刻修正を実施する。この場合、指針を早送り駆動させる必要がなく、指針駆動に係る電力を低減できる。したがって、例えば、ソーラーパネル等の発電装置により発電された電力を用いて電波修正時計を駆動させる場合では、発電装置のエネルギー収支を向上させることができ、2次電池から供給される電力を用いて時計を駆動させる場合では、電池寿命を長くすることができる。
また、内部時刻と現在時刻との時刻差によっては、第一修正モードで指針を早送りさせて時刻修正を行う場合よりも早く時刻修正を完了させることができる。
本発明の電波修正時計では、前記時刻修正手段は、前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでおり、前記内部時刻及び前記現在時刻の時刻差が所定の閾値未満である場合、前記第二修正モードを実施し、前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでおり、前記時刻差が前記閾値以上である場合に、前記第一修正モードを実施することが好ましい。
ここで、本発明の閾値としては、指針の運針速度低下が許容される時間を設定する。このような閾値(時間)としては、例えばユーザーアンケート等により得られる平均許容時間であってもよく、ユーザーの感覚によって適宜設定された値としてもよい。
本発明では、閾値を設けることで、ユーザーが、時計の故障等による動作不良と、第二修正モードが実施された場合の時刻修正との違いを容易に判断できる。つまり、第二修正モードにおいて、運針速度を通常運針速度未満にしても、運針速度が低下する時間は閾値未満となり、閾値以上の長時間に亘って運針速度が低下された状態が継続しない。したがって、ユーザーは、閾値に対応する時間が経過した後に、指針が駆動しているか否かを確認することで、容易に、時計の動作不良と時刻修正動作とを判別することができる。
本発明の電波修正時計では、前記時刻修正手段は、前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでいる場合で、前記第一修正モードによる時刻修正に要する第一修正時間が、前記第二修正モードによる時刻修正に要する第二修正時間よりも短い場合、前記第一修正モードを実施し、前記第二修正時間が前記第一修正時間より短い場合、前記第二修正モードを実施することが好ましい。
本発明では、第一修正時間と第二修正時間とを比較し、より早く時刻修正が完了する一方により時刻修正を実施する。これにより、迅速な時刻修正ができ、ユーザーの利便性が向上する。
本発明の電波修正時計において、前記時刻修正手段は、前記第二修正モードにおいて、前記指針の運針を停止させることが好ましい。
本発明では、第二修正モードにおいて、指針の運針を停止させる。このため、第二修正モードを実施している間の指針の駆動に係る消費電力を、通常運針時よりも低減できる。また、第二修正モードにおいて、指針位置が変化しないため、低速で指針を駆動させる場合に比べて、より早く現在時刻が内部時刻に追い付き、迅速に時刻修正を完了することができる。
本発明の電波修正時計において、前記時刻修正手段は、前記第二修正モードにおいて、前記通常運針速度よりも低い運針速度で前記指針を駆動させることが好ましい。
本発明では、第二修正モードにおいて、指針を停止させず、通常運針速度よりも低い速度で運針させる。この場合、ユーザーは、指針が動いているか停止しているかを判断することで、時計が故障しているのか、第二修正モードによる時刻修正中であるかを容易に判別することができる。
本発明の時刻修正方法は、内部時刻をカウントする内部時刻計時手段と、前記内部時刻を表示する指針と、現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、前記指針を正転方向に駆動させて指針位置を変化させる指針駆動手段と、を備えた電波修正時計における時刻修正方法であって、前記内部時刻が前記現在時刻よりも遅れている場合、前記指針駆動手段により前記指針を早送りさせて前記指針の表示位置を修正する第一修正モードを実施し、前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでいる場合、前記指針の運針速度を通常運針速度未満に低下させ、前記現在時刻を基準信号生成手段から出力される基準信号に基づいて更新して、その更新された前記現在時刻が前記内部時刻と一致したタイミングで、前記指針の駆動速度を前記通常運針速度に戻すことで前記指針の表示位置を修正する第二修正モードを実施することを特徴とする。
本発明では、上述した発明と同様、内部時刻が現在時刻よりも進んでいる場合に、基準信号に基づいて更新される現在時刻が、内部時刻と一致するまで、指針の運針速度を低下させ、現在時刻と内部時刻とが一致したタイミングで運針速度を通常速度に戻す第二修正モードにより時刻修正を実施する。このため、指針を早送り駆動させる必要がなく、指針駆動に係る電力を低減できる。したがって、例えば発電装置により発電された電力を用いて電波修正時計を駆動させる場合では、発電装置のエネルギー収支を向上させることができ、電池から供給される電力を用いて時計を駆動させる場合では、電池寿命を長くすることができる。
本発明に係る第一実施形態の電波修正時計の概略構成を示すブロック図。 第一実施形態の電波修正時計の正面図。 第一実施形態の電波修正時計における時刻修正処理を示すフローチャート。 本発明に係る第二実施形態の電波修正時計における時刻修正処理を示すフローチャート。
以下、本発明の第一実施形態について、図面に基づいて説明する。
[電波修正時計の概略構成]
図1は、本実施形態に係る電波修正時計1の概略構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態の電波修正時計1の正面図である。
電波修正時計1は、フレームにより構成される時刻データを含む標準電波を受信して、当該標準電波に基づくTCO(Time Code Out)信号を復調する。そして、当該電波修正時計1は、TCO信号を符号化して時刻データを取得し、当該時刻データに基づいて内部時刻情報を修正する。
このような電波修正時計1は、図1に示すように、アンテナ2、受信回路3、制御装置4、表示手段5、操作手段6、及び指針駆動手段17を備える。
表示手段5は、図2に示すように、時針11、分針12、及び秒針13からなる指針10と、指針10により時刻を表示させるための文字板14とを備える。
操作手段6は、図1及び図2に示すように、りゅうず15やボタン16を備える。
また、電波修正時計1は、文字板14の裏面に設けられるソーラーパネル18(図2参照)を備え、ソーラーパネル18により発電された電力を二次電池(図示略)に蓄電する。そして、二次電池に蓄電された電力を用いて、受信回路3、制御装置4、及び指針駆動手段17等の各構成を駆動させる。
なお、本実施形態では、ソーラーパネル18により発電される電力を二次電池に蓄電する構成を例示するが、これに限定されず、その他の発電装置が設けられる構成としてもよい。また、発電装置が設けられない構成としてもよく、この場合、各構成に電力を供給する電池を備える構成とすることができる。
アンテナ2は、標準電波を受信して、受信した標準電波に応じた受信信号を受信回路3に出力する。
受信回路3は、制御装置4から入力される制御信号に基づいて、アンテナ2を介して標準電波を受信し、当該標準電波に応じた受信信号を復調して、復調信号としてのTCO信号を生成する。そして、当該受信回路3は、生成したTCO信号を、制御装置4の制御回路9に出力する。このような受信回路3は、詳しい図示を省略するが、同調回路、増幅回路、バンドパスフィルター、包絡線検波回路等を備える。
なお、本実施形態に係る受信回路3は、日本の標準電波「JJY」の他、アメリカ合衆国の標準電波「WWVB」、ドイツの標準電波「DCF77」、イギリスの標準電波「MSF」、中華人民共和国の標準電波「BPC」等の各地域における標準電波を受信可能に構成されている。
制御装置4は、電波修正時計1の動作を制御する。例えば、制御装置4は、受信回路3に制御信号を出力して当該受信回路3の動作を制御する。また、制御装置4は、受信回路3から入力されるTCO信号をデコードしてTC(Time Code)を生成し、当該TCに基づいて内部時刻を修正する。更に、制御装置4は、当該内部時刻に基づいて指針10を駆動させる。このような制御装置4の構成は、後に詳述する。
指針駆動手段17は、ステッピングモーター171、ステッピングモーター171の駆動を制御するモーター駆動回路172、及びステッピングモーター171の駆動力を指針10に伝達する輪列(図示略)を備えている。このステッピングモーター171は、指針10により後述する計時手段93でカウントされる内部時刻に応じた時刻表示を実施する際、及び、受信回路3で受信した標準電波に基づいた時刻修正を実施する際に、指針10を正転方向(時計周り方向)に駆動させる。
具体的には、表示手段5に通常の時刻表示をさせる場合、指針駆動手段17は、指針10を通常運針速度で運針させる。この場合、モーター駆動回路172は、ステッピングモーター171に、1Hzの駆動信号を入力する。これにより、ステッピングモーター171は、例えば、秒針13を60秒間で1回転させ、分針12を1時間で1回転させ、時針11を12時間で1回転させる。
一方、時刻修正において、指針10を早送り駆動させる場合、モーター駆動回路172は、例えば1秒間に64パルスの駆動信号をステッピングモーター171に入力する。これにより、指針10は64倍速の速さで早送り運針される。
なお、本実施形態では、電波修正時計1に1つのステッピングモーター171が設けられ、このステッピングモーター171から出力される駆動力により、時針11、分針12、及び秒針13を駆動させる構成を例示するが、これに限られない。例えば、秒針13を、秒駆動モーターにより駆動させ、時針11及び分針12を時分駆動モーターにより駆動させる構成などとしてもよい。また、分針12及び秒針13を、分秒駆動モーターにより駆動させ、時針11を時駆動モーターにより駆動させる構成などとしてもよい。
[制御装置の構成]
制御装置4は、電波修正時計1全体の動作を制御するものであり、発振回路7、分周回路8及び制御回路9を備える。
発振回路7及び分周回路8は、所定周波数の基準信号を生成及び出力する基準信号生成手段として構成されている。
具体的に、発振回路7は、水晶振動子等の図示しない基準信号源が接続されており、当該発振回路7は、基準信号源を高周波発振させ、当該高周波発振により発生する発振信号を分周回路8に出力する。
分周回路8は、入力される発振信号を分周する。この分周回路8は、所定の基準信号(例えば、1Hzのパルス信号)を、制御回路9に出力する。
[制御回路の構成]
制御回路9は、CPU等の演算処理回路等を備えて構成されている。この制御回路9は、受信処理手段91(現在時刻取得手段)、制御手段92、計時手段93(内部時刻計時手段,現在時刻更新手段)、外部操作制御手段94、及び表示時刻制御手段95(時刻修正手段)を備える。
受信処理手段91は、受信した標準電波の種類を判別し、受信回路3から入力されるTCO信号(Time Code Out:タイムコード出力)を符号化して、現在の時刻データ(現在時刻)を取得し、当該時刻データを制御手段92に出力する。つまり、受信処理手段91は、本発明の現在時刻取得手段として機能する。
制御手段92は、受信回路3に制御信号を出力して、当該受信回路3の受信動作を制御する。通常、制御手段92は、計時手段93によって計時される時刻が予め設定された受信処理時刻(例えば、午前2時)になると、受信回路3に受信動作を行わせる。
また、制御手段92は、表示時刻制御手段95に制御信号を出力して、時刻データが取得された場合に、当該時刻データに基づいて、計時手段93により計時されている内部時刻を修正させ、表示時刻制御手段95により、指針10で表示される表示時刻を修正させる。
計時手段93は、内部時刻をカウントする内部カウンター93A(内部時刻計時手段)、及び受信処理手段91により取得された時刻データ(現在時刻)がセットされる修正カウンター93B(現在時刻更新手段)を備える。
そして、計時手段93は、分周回路8から入力される基準信号に基づいて、内部カウンター93Aの内部時刻のカウントを行う。また、計時手段93は、受信処理手段91により現在時刻が取得されると、その現在時刻を修正カウンター93Bにセットし、分周回路8から入力される基準信号に基づいて、現在時刻のカウントを行う。
すなわち、内部カウンター93Aには、指針10の表示時刻に対応した内部時刻が格納され、修正カウンター93Bには、正確な現在時刻が格納される。
外部操作制御手段94は、りゅうず15及びボタン16の操作を検出し、当該操作に応じた制御を指示する。このような制御として、アンテナ2で受信される標準電波の種類を設定する制御や、標準電波を受信して内部時刻を修正させる手動受信処理(強制受信処理)を行う制御等が挙げられる。
表示時刻制御手段95は、制御手段92から出力される制御信号に基づき、前述の時針11、分針12及び秒針13からなる指針10の駆動を制御する。
具体的には、表示時刻制御手段95は、計時手段93で計時される内部時刻(内部カウンター93Aの値)が1秒毎に更新されると、モーター駆動回路172に駆動信号を入力して、ステッピングモーター171を駆動させ、指針10を1秒分運針させる。
また、表示時刻制御手段95は、本発明の時刻修正手段としても機能する。すなわち、表示時刻制御手段95は、受信処理手段91により現在時刻が取得されると、計時手段93により計時される内部時刻と、取得した現在時刻とを比較する。そして、表示時刻制御手段95は、これらの表示時刻及び現在時刻が異なる場合、指針10の駆動状態を変化させて、表示時刻を修正する。
なお、表示時刻制御手段95による時刻修正処理の詳細については、後述する。
[電波修正時計1における時刻修正処理]
次に、電波修正時計1による時刻修正処理について、図3に基づいて説明する。
図3は、本実施形態における電波修正時計1における時刻修正処理を示すフローチャートである。
電波修正時計1の制御手段92は、上述したように、計時手段93によって計時される時刻が予め設定された受信処理時刻になった場合や、外部操作制御手段94の操作により時刻修正処理を要求する操作が実施された場合に、時刻修正処理を実施する。
この時刻修正処理では、図3に示すように、制御手段92は、まず、受信処理手段91により、標準電波を受信させる(ステップS1)。
このステップS1により、受信処理手段91は、受信回路3を駆動させ、アンテナ2から入力された標準電波からTCO信号を抽出し、当該TCO信号を符号化して現在時刻を取得する。また、計時手段93は、現在時刻が取得されると、修正カウンター93Bに当該現在時刻をセットし、基準信号に基づいて、修正カウンター93Bの値(現在時刻)をカウントする。
次に、表示時刻制御手段95は、取得した現在時刻と、内部カウンター93Aにより計時される内部時刻とを比較して、同一であるか否かを判定する(ステップS2)。
このステップS2において、現在時刻と内部時刻とが同一である場合、表示時刻制御手段95は、時刻修正処理を終了させ、指針10を通常運針速度で運針させる。つまり、時刻修正を実施せず、通常の時刻表示処理を実施する。
ステップS2において、現在時刻と内部時刻とが異なる時刻であると判定された場合、表示時刻制御手段95は、内部時刻が現在時刻に対して進んでいるか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、表示時刻制御手段95は、内部カウンター93Aの内部時刻の時、分、及び秒と、修正カウンター93Bにセットされた現在時刻の時、分、及び秒と、を比較する。したがって、例えばカレンダー表示に用いる月及び日は、比較の対象としない。
このステップS3において、「No」と判定された場合、つまり、内部時刻が現在時刻に対して遅れている場合、表示時刻制御手段95は、内部時刻と現在時刻との時刻差を算出し、当該時刻差に応じて、指針駆動手段17のモーター駆動回路172を制御して、ステッピングモーター171を早送り駆動させる第一修正モードを実施する(ステップS4)。
例えば、上述のように、指針駆動手段17が早送り運針時に、64倍速で指針10を駆動可能な構成であり、内部時刻が現在時刻よりも1秒間進んでいる場合、表示時刻制御手段95は、1/64秒間の早送り駆動を実施させる。これにより、約0.02秒後に、指針10に表示される時刻が、現在時刻に追い付き、表示時刻が修正される。
また、表示時刻制御手段95は、内部カウンター93Aの内部時刻を、修正カウンター93Bの現在時刻で更新する。
以上の後、制御手段92は、時刻修正処理を終了させる。
一方、ステップS3において、「Yes」と判定された場合、つまり、内部時刻が現在時刻に対して進んでいる場合、表示時刻制御手段95は、内部時刻と現在時刻との時刻差を算出する(ステップS5)。そして、この時刻差が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6において、「Yes」と判定された場合、つまり、内部時刻と現在時刻との時刻差が所定の閾値以上である場合、表示時刻制御手段95は、ステップS4の処理を実施して、第一修正モードにより、指針10を早送り駆動させることで、指針10により表示させる時刻を修正する。
一方、ステップS6において、「No」と判定された場合、つまり、内部時刻と現在時刻との時刻差が所定の閾値未満である場合、表示時刻制御手段95は、第二修正モードを実施する。
具体的には、表示時刻制御手段95は、計時手段93による内部カウンター93Aの値(内部時刻)のカウントを停止させ、指針駆動手段17におけるステッピングモーター171の駆動を停止させる。これにより、指針10の運針が停止される(ステップS7)。
また、表示時刻制御手段95は、内部カウンター93Aの値と、修正カウンター93Bの値とを比較し、修正カウンター93Bの値が、内部カウンター93Aの値と同値になったか否か、つまり、内部時刻と、計時手段93によりカウントされる現在時刻とが同一になったか否かを判定する(ステップS8)。言い換えれば、ステップS1で現在時刻が取得されてから、ステップS5により算出された時刻差に対応した時間が経過し、現在時刻が内部時刻に追い付いたか否かを判定する。
ステップS8において、「No」と判定されると、つまり、修正カウンター93Bでカウントされる現在時刻が、内部カウンター93Aの内部時刻に追い付いていない場合は、ステップS7に戻る。
一方、ステップS8において、「Yes」と判定された場合、つまり、修正カウンター93Bでカウントされる現在時刻が、内部カウンター93Aの内部時刻と同一になったタイミングで、表示時刻制御手段95は、計時手段93による内部カウンター93Aの内部時刻のカウントを再開させ、指針10の運針速度を元の通常運針速度に戻して運針を再開させる(ステップS9)。
以上の後、制御手段92は、時刻修正処理を終了させる。
なお、上述した閾値としては、時刻修正に要する時間に基づいて適宜設定することができる。つまり、本実施形態では、上記のように、内部時刻が現在時刻よりも進んでいる場合、指針10の運針を停止させ、現在時刻が内部時刻になったタイミングで再び通常運針速度での運針を開始させる。この時、指針10を停止させる期間が長すぎると、ユーザーは、電波修正時計1が故障等の動作不良であるのか、時刻修正動作の途中であるのかを容易に判別することが困難となる。例えば、指針10が1時間以上進んでいる場合に、1時間以上運針を停止させると、ユーザーは、当該1時間の間、動作不良であるか、時刻修正中であるかを確認することができず、また、正確な時刻の確認もできなくなる。
また、1つのステッピングモーター171により指針10を駆動させる構成において、例えば早送り駆動時に指針10を64倍速で駆動させる場合、第一修正モードによる時刻修正に要する時間(第一修正時間)と、第二修正モードによる時刻修正に要する時間(第二修正時間)とは、約11分を境にして逆転する。つまり、内部時刻及び現在時刻の時刻差が11分未満である場合は、第二修正時間が第一修正時間よりも短く、11分を超える場合には、第一修正時間が第二修正時間よりも短くなる。
したがって、1つのステッピングモーター171により指針10を駆動させ、64倍速で指針10を早送り駆動可能な本実施形態では、閾値として、11分の半分程度(例えば5分〜6分程度)に設定されていることが好ましい。このような閾値に設定されていることで、時刻修正に係る時間の短縮化を図れ、かつ、運針が停止している期間も短くなるため、ユーザーは、電波修正時計1が時刻修正動作の途中であるか、動作不良であるかを容易に判断することも可能となる。
なお、閾値としては、第一修正時間と第二修正時間とがほぼ同じ時間となる時間(本実施形態では11分)としてもよい。この場合、第一修正モード及び第二修正モードのうち、時刻修正がより早く完了するいずれか一方により時刻修正を実施することができる。
また、例えばユーザーが操作手段6を操作することで、ユーザーの感覚に応じて、適宜閾値を設定可能な構成としてもよい。つまり、第二修正モードにおいて、ユーザーが、指針10の停止を許容する時間は、ユーザーの感覚に応じて異なってくる。このような場合でも、ユーザーにより閾値が設定可能な構成であれば、例えば1分以上の指針停止は許容できないユーザーでは、閾値を1分として設定することができ、例えば30分程度までの指針停止を許容できるユーザーでは、閾値を30分として設定することができる。
[本実施形態の時刻修正処理に係る時間]
上述した様な本実施形態の電波修正時計1における時刻修正に係る時間について、以下説明する。
以下の表1は、1つのステッピングモーター171により指針10を駆動させ、早送り修正時に、ステッピングモーター171を64倍速で駆動可能な指針駆動手段17を用いた際の、時刻修正に係る時間を示した表である。
Figure 2014032067
上記表1に示すように、本実施形態では、閾値を11分以内とすることで、従来に比べて、時刻修正に係る時間を短縮させることができる。また、内部時刻と現在時刻との時刻差が閾値以上である場合でも、64Hzの駆動パルスをステッピングモーター171に入力して指針10を早送り駆動させるので、従来と同様の時間で時刻修正を実施することができる。
また、本実施形態では、1つのステッピングモーター171により指針10を駆動させる例を示したが、上述したように、秒針13を、秒駆動モーターにより駆動させ、時針11及び分針12を時分駆動モーターにより駆動させる構成などとしてもよく、分針12及び秒針13を、分秒駆動モーターにより駆動させ、時針11を時駆動モーターにより駆動させる構成などとしてもよい。表2に、秒駆動モーター及び時分駆動モーターを用いた場合の時刻修正に係る時間、表3に、分秒駆動モーター及び時駆動モーターを用いた場合の時刻修正に係る時間を示す。なお、表2において、時分駆動モーターは、12stepで分針12を6度運針させるものとする。また、表3において、時駆動モーターは、15stepで時針11を、30度運針させるものとする。
Figure 2014032067
Figure 2014032067
表2に示すように、時分駆動モーター及び秒駆動モーターを用いる場合では、指針10を早送りして修正する第一修正時間が短縮される。したがって、閾値としては、第一修正時間と第二修正時間とがほぼ同じ時間となる「2分14秒」の半分程度の約1分を採用することができる。この場合、時刻修正における、指針10を停止させる時間の最大時間が短くなる。したがって、ユーザーは、指針10が停止していても、時刻修正の途中であるか、電波修正時計1の動作不良であるか、1分以内に判断することができる。
また、表3に示すように、時駆動モーター及び秒駆動モーターを用いる場合では、第一修正時間がより短縮される。この場合では、閾値としては、第一修正時間と第二修正時間とがほぼ同じ時間となる「55秒」を採用してもよい。この場合では、第一修正モード及び第二修正モードのうち、修正に係る時間が早い一方により時刻修正を行うことができる。また、第一修正モードによる修正が行われた場合でも、第二修正モードによる修正が行われた場合でも、1分以内に時刻修正が終了するため、ユーザーは、指針10が停止していても、時刻修正の途中であるか、電波修正時計1の動作不良であるか、容易に判断することができる。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の電波修正時計1では、時刻修正処理において、指針10を早送り駆動させて時刻を修正する指針駆動手段17を備える。そして、表示時刻制御手段95は、計時手段93により計時される内部時刻、つまり指針10により表示される表示時刻と、受信回路3から入力されたTCOデータに基づいた時刻データ(現在時刻)とを比較する。
ここで、内部時刻が現在時刻よりも遅れている場合に、その時刻差に応じて、指針10を早送り駆動させる第一修正モードを実施する。一方、内部時刻が現在時刻よりも進んでおり、その時刻差が所定の閾値未満である場合、第二修正モードを実施する。つまり、表示時刻制御手段95は、修正カウンター93Bにセットされた現在時刻が、停止されている内部カウンター93Aの内部時刻に追い付くまで指針10を停止させ、現在時刻がカウントアップされて内部時刻に追い付くと、指針10を通常運針速度で駆動させる。
このため、第二修正モードによる時刻修正では、時刻差に対応した待機時間の間、指針10の駆動を停止させるので、指針10を早送り駆動させる場合に比べて、指針10の駆動に要する電力消費量を抑えることができる。したがって、ソーラーパネル18を用いた発電装置のエネルギー収支を向上させることができる。なお、本実施形態では、ソーラーパネル18を用いた発電装置を例示するが、ソーラーパネル18以外の発電装置を用いた場合であっても同様に、エネルギー収支を向上できる。また、発電装置が設けられず、電池等の電力により電波修正時計1が駆動される構成である場合でも、電池の電力消費を抑えることができ、電池寿命を向上させることができる。
本実施形態の電波修正時計1では、内部時刻が現在時刻よりも進んでおり、かつ、その時刻差が所定の閾値以上である場合は、第一修正モードによる時刻修正を実施する。
このため、閾値以上の長時間、指針10が停止したままとなる不都合が回避され、ユーザーは、電波修正時計1の動作不良と、時刻修正処理とを容易に判別することができる。
本実施形態では、第二修正モードにおいて、指針10が停止される。
このため、第二修正モードによる時刻修正中では、指針10の駆動に係る電力が「0」となり、時刻修正に要する電力を最大限減らすことができる。
また、第二修正モードによる時刻修正中、指針10による表示時刻が変化しないため、例えば、現在時刻が内部時刻に追い付くまで指針10の運針速度を通常運針速度よりも低減させる場合に比べ、より早く現在時刻が内部時刻に追い付き、より早く時刻修正を完了させることができる。
[第二実施形態]
次に、本発明に係る第二実施形態について、図面に基づいて説明する。
上述した第一実施形態では、表示時刻制御手段95では、内部時刻が現在時刻よりも進んでおり、その時刻差が所定閾値未満である場合に、指針10を停止させ、内部時刻と現在時刻とが一致するタイミングで、指針10を通常運針速度に戻す処理をした。この場合、例えば短い期間であっても、指針10が停止した状態となり、ユーザーは、電波修正時計1が動作不良であるか、時刻修正中であるかを容易に判別することができない。これに対して、本実施形態では、表示時刻制御手段95は、内部時刻が現在時刻よりも進んでおり、その時刻差が所定閾値未満である場合、指針10を通常運針速度よりも低い所定の低運針速度で、指針10を駆動させる点で、上記第一実施形態と相違する。
なお、本実施形態は、上記第一実施形態と同様の構成を有するため、図1及び図2を用い、各構成の詳細な説明は省略又は簡略化する。
図4は、本実施形態における電波修正時計1における時刻修正処理を示すフローチャートである。
本実施形態では、上記第一実施形態と略同様の処理により時刻修正が実施されるが、図4に示すように、ステップS6において「No」と判定された場合、つまり、内部時刻と現在時刻との時刻差が閾値未満であると判定された場合の処理が、上記第一実施形態と異なる。
具体的には、本実施形態では、ステップS6において、「No」と判定されると、表示時刻制御手段95は、計時手段93による内部カウンター93Aの値(内部時刻)のカウントを通常よりも遅くする。そして、表示時刻制御手段95は、この内部カウンター93Aの値に合わせて、指針駆動手段17におけるステッピングモーター171の駆動を通常運針速度よりも低い所定の低運針速度で駆動させる(ステップS10)。
この後、第一実施形態と同様、ステップS8の処理を実施し、内部カウンター93Aの値と、修正カウンター93Bの値とを比較し、修正カウンター93Bの値が、内部カウンター93Aの値と同値になったか否かを判定する。
ステップS8において、「No」と判定された場合は、ステップS10に戻り、指針10の低速での運針を継続する。一方、ステップS8において、「Yes」と判定された場合、第一実施形態のステップS9を実施し、表示時刻制御手段95は、指針10の駆動を通常運針速度に戻し、内部カウンター93Aのカウントの速度も通常速度に戻す。
なお、本実施形態では、ステップS8において、内部カウンター93Aの内部時刻と、修正カウンター93Bの現在時刻とが一致したタイミングまで、指針10を低運針速度で運針させる例を示したが、これに限らない。
例えば、内部カウンター93Aの内部時刻と、修正カウンター93Bの現在時刻とが、所定時間差(例えば5秒)になった際に、内部カウンター93Aのカウント及び指針10の運針を停止させてもよい。この場合、上記第一実施形態と同様に、修正カウンター93Bによりカウントされる現在時刻が、内部カウンター93Aの内部時刻と一致したタイミングで、指針10を通常運針速度で駆動させ、内部カウンター93Aの内部時刻を通常速度でカウントする。このような構成では、例えば修正カウンター93Bによりカウントされる現在時刻が、内部カウンター93Aの内部時刻を追い抜く不都合を防止できる。
[第二実施形態の作用効果]
本実施形態では、第二修正モードにおいて、指針10を停止させるのではなく、通常の運針速度よりも低い低運針速度で指針10を駆動させる。
この場合、第二修正モードでの時刻修正が実施されている間でも、指針10が低速で運針されているので、ユーザーは、指針10が停止する電波修正時計1の動作不良と、時刻修正動作とを容易に判別することができる。
[実施形態の変形]
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述したような電波修正時計1において、標準電波の受信処理を実施中に、指針10の駆動を停止させる構成としてもよい。この場合、受信処理中のステッピングモーター171のパルス駆動が停止されることで、ステッピングモーター171から発せられるノイズ成分の影響をなくすことができ、標準電波の受信感度を向上させることができる。
この場合、表示時刻制御手段95は、指針10の針位置に対応した時刻を記憶する針位置記憶部を備えることが好ましい。これにより、表示時刻制御手段95は、受信処理が失敗(タイムアウト)した場合でも、針位置記憶部に記憶された指針10の表示時刻と、内部カウンター93Aの内部時刻との時刻差に基づいて、指針10を内部時刻に応じた位置に戻すことができる。
また、上記のように受信処理中に指針10の駆動を停止させる場合、ユーザーの操作手段6の操作に基づいて受信処理及び時刻修正処理を実施する強制受信モードと、予め設定された時刻(例えば午前2時等)において受信処理及び時刻修正処理を自動的に実施する自動受信モードとで、時刻修正方法を異ならせてもよい。
例えば、強制受信モードにより、時刻修正を実施する場合、ユーザーに対して標準電波の受信状態(受信レベル)を知らせるために、指針10のうちの1つ(通常は秒針13)を、受信レベルに応じた位置に移動させる。この場合、表示時刻制御手段95は、強制受信モードによる時刻修正が実施されると、まず、秒針13を0秒位置に早送り駆動させて移動させ、停止させる。これにより、ユーザーは、受信処理が開始されたことを把握することができる。その後、表示時刻制御手段95は、1分間隔で受信した標準電波の受信レベルを表示する。具体的には、受信レベルが低い場合に秒針13を早送り駆動させて低レベル表示位置(例えば40秒位置)に移動させ、受信レベルが高い場合に秒針13を早送り駆動させて高レベル表示位置(例えば50秒の位置)に移動させる。
ここで、標準電波は、1秒毎に出力される0.5秒のパルス(1)と、0.8秒のパルス(0)との組み合わせにより構成され、0秒のマーカーを送信した時点での分、時、1月1日からの通算日、年、曜日、うるう秒の有無等を含む信号となり、1分周期で発信されている。この標準電波のうち、実際に時刻修正として用いる信号部分は、最初の0秒から55秒程度の間に発信された信号であり、残りの5秒程度の間に発信された部分は、時刻修正とは無関係な信号となる。
したがって、表示時刻制御手段95は、上記のような時刻修正とは無関係な信号が発信される5秒程度の間に、指針10を早送り駆動させて、受信レベルの表示を更新する。すなわち、強制受信モードによる時刻修正では、1分間隔で、秒針13を早送りさせて、低レベル表示位置及び高レベル表示位置のいずれかに移動させる。これにより、分針12及び時針11も内部時刻に合わせて1分毎に、1分に対応した角度だけ移動されることになる。
例えば、強制受信モードを開始した時点での内部時刻が、1時10分30秒である場合、表示時刻制御手段95は、まず、指針10を早送り駆動させ、秒針13を0秒位置に移動させる。すなわち、指針10は、1時11分00秒を示すことになり、表示時刻制御手段95の針位置記憶部には、1時11分00秒が記憶される。
この後、最初に受信した標準電波の受信レベルが低い場合、表示時刻制御手段95は、指針10を正転方向に40秒分早送り駆動させて、1時11分40秒の位置に移動させ、針位置記憶部にも1時11分40秒が記憶される。その後、再び標準電波が受信され、標準電波の受信レベルが高い場合、表示時刻制御手段95は、指針10を正転方向に70秒分早送り駆動させて、1時12分50秒の位置に指針10を移動させ、針位置記憶部にも1時12分50秒が記憶される。以降、現在時刻が取得されるまで、或いは、受信処理がタイムアウトとなるまで、同様の処理を繰り返す。
この後、上述した第一実施形態及び第二実施形態におけるステップS1(図3、図4参照)以降の処理を実施する。
ここで、ステップS2の処理において、「Yes」と判定された場合(現在時刻と内部時刻とが同一時刻である場合)、表示時刻制御手段95は、内部カウンター93Aの内部時刻と、針位置記憶部に記憶される時刻との時刻差を算出し、指針10を早送り駆動させて内部時刻に合わせる。
この際、上述したように、受信処理中、時針11及び分針12も、秒針13の移動に連動して、1分毎に約1分分移動されるので、内部時刻の時分と、時針11及び分針12が示す時分の位置はほぼ同じ位置となる。したがって、例えば秒針13を受信レベル表示位置から0秒位置に早送りして移動させる等、僅かな駆動量で指針10の表示位置を内部時刻に合わせることができる。
一方、ステップS2で「No」と判定され、ステップS3において「No」と判定された場合、又は、ステップS6において「Yes」と判定された場合、第一修正モードを実施する。この場合、秒針13は受信レベル表示位置に位置しているので、表示時刻制御手段95は、内部時刻と現在時刻との時刻差に加え、内部時刻と針位置記憶部に記憶された時刻との時刻差(秒針13を受信レベル表示位置から0秒位置までの移動させるための時間分)を考慮して、指針10を早送り駆動させる。例えば、秒針13が低レベル表示位置(40秒位置)に位置している場合、内部時刻と現在時刻との時刻差に20秒を加えた時間分を早送り駆動させる。
一方、第二修正モードによる時刻修正では、例えばステップS7において、現在時刻が針位置記憶部に記憶される時刻になるタイミングで指針10の運針速度を通常運針速度に戻し、内部カウンター93Aの内部時刻を、修正カウンター93Bの現在時刻で更新する。
なお、現在時刻及び内部時刻の時刻差と、現在時刻及び針位置記憶部に記憶される時刻の時刻差とを比較して、現在時刻及び内部時刻の時刻差が大きい場合、例えば、現在時刻が1時50分00秒、内部時刻が1時50分55秒、針位置が1時50分50秒の場合、内部カウンター93Aの内部時刻(1時50分55秒)を針位置記憶部の時刻(1時50分50秒)に修正した上で、内部時刻と現在時刻とが一致するタイミングで指針10の駆動を通常運針速度に戻す処理をしてもよい。
また、現在時刻及び針位置記憶部に記憶される時刻の時刻差が大きい場合、例えば、現在時刻が1時50分00秒、内部時刻が1時50分30秒、針位置が1時50分50秒の場合、修正カウンター93Bの現在時刻とともに、内部カウンター93Aの内部時刻も針位置記憶部に記憶される時刻(1時50分50秒)までカウントアップさせ、その後、内部カウンター93Aの内部時刻を停止させ、修正カウンター93Bの現在時刻と内部時刻とが一致するタイミングで指針10の駆動を通常運針速度に戻す処理をしてもよい。
一方、自動受信モードでは、上述の強制受信モードのような指針10による受信レベルの表示を実施しない。したがって、この場合、針位置記憶部には、受信処理が開始された際に指針10が表示する時刻(例えば2時00分00秒)が記憶されることになる。
この場合、ステップS2において、現在時刻と内部時刻とが同一と判定されると、内部時刻と針位置記憶部に記憶される時刻との時刻差分だけ、指針10を早送りさせる。また、ステップS4の第一修正モードによる修正では、内部時刻と現在時刻との時刻差に加え、内部時刻と針位置記憶部に記憶される時刻との時刻差分に加えた時間分、指針10を早送り駆動させる。すなわち、現在時刻と針位置記憶部に記憶される時刻との時刻差分だけ、指針10を早送り駆動させる。
一方、第二修正モードでは、例えばステップS7において、現在時刻、内部時刻、及び針位置記憶部に記憶される時刻に応じて、指針10を停止させる時間を変更してもよい。
例えば、現在時刻が1時59分00秒、内部時刻が2時04分00秒、針位置記憶部に記憶される時刻が2時00分00秒である場合、現在時刻が針位置記憶部に記憶される時刻となったタイミングで指針10を通常運針速度に戻し、内部カウンター93Aの内部時刻を現在時刻で更新する。なお、内部カウンター93Aの内部時刻を針位置記憶部に記憶される時刻に修正し、修正カウンター93Bの現在時刻が内部カウンター93Aの内部時刻に一致したタイミングで指針10を通常運針速度に戻す処理をしてもよい。
また、例えば、現在時刻が2時02分00秒、内部時刻が2時04分00秒、針位置記憶部に記憶される時刻が2時00分00秒である場合、第一修正モードにより指針10を早送り駆動させて現在時刻2時02分00秒の位置まで駆動させ、その後、通常運針速度に戻すとともに、内部カウンター93Aの内部時刻を現在時刻で更新する。
上記第一実施形態では、閾値として、第一修正モードの時刻修正に要する第一修正時間と、第二修正モードの時刻修正に要する第二修正時間とが同一となる時間の半分を閾値として設定したが、例えば、第一修正時間と第二修正時間とが同一となる時間を閾値としてもよい。
この場合、第一修正モード及び第二修正モードのうち、より早く修正動作が完了する一方により時刻修正を実施することができる。
上記第二実施形態では、第二修正モードにおいて、指針10の運針速度を通常の運針速度よりも低い低運針速度で運針させることで、時計の動作不良と、第二修正モードによる時刻修正動作とを容易に判別できるようにしたがこれに限定されない。
例えば、表示手段5に、第二修正モードでの時刻修正動作が実施されていることを示す修正報知手段を設け、第二修正モードでの時刻修正時に、この修正報知手段により時刻修正中である旨をユーザーに知らせる構成などとしてもよい。このような修正報知手段としては、例えば、文字板に「時刻修正中」「通常運針中」等の時計の駆動状態を示す表示部と、これらの表示部のいずれかを指す表示針とを備える構成が例示できる。この場合、表示時刻制御手段95は、時刻修正を実施する際に、表示針が「時刻修正中」を示す状態に当該表示針を移動させる。
また、修正報知手段としては、その他、例えばLED等の照明を点灯させたり、音声により時刻修正動作を知らせたりする構成等としてもよい。
このような修正報知手段を設けることで、例えば第一実施形態のように第二修正モードにおいて指針10を停止させる場合でも、ユーザーは、修正報知手段により報知される情報を確認することで、電波修正時計1の動作不良と、時刻修正動作とを容易に判別することができる。
上記第一及び第二実施形態では、現在時刻取得手段として、標準電波を受信し、標準電波に含まれるTCOデータから時刻データを取得する例を示すが、これに限定されない。例えば、GPS衛星等の位置情報衛星から発信される衛星信号から送信される衛星信号を受信し、衛生信号に含まれる現在時刻を取得する構成としてもよい。
その他、いかなる手段により、現在時刻を取得する構成としてもよい。
上記第一実施形態では、内部時刻が現在時刻よりも進んでいる場合に、時刻差が閾値以上である場合に、第一修正モードでの時刻修正を実施する例を示したが、例えば、時刻差に関わらず、第二修正モードでの時刻修正を実施する構成としてもよい。この場合、上記第二実施形態のように、指針10の運針速度を低運針速度に設定したり、上述したような修正報知手段を設ける構成としたりすることが好ましい。
また、上記第一実施形態において、指針駆動手段17として、時針11、分針12、及び秒針13を1つのステッピングモーターにより駆動する構成を例示し、その他の例として、分針12及び秒針13を分秒駆動モーターにより駆動させ、時針11を時駆動モーターにより駆動させる構成、時針11及び分針12を時分駆動モーターにより駆動させ、秒針13を秒駆動モーターにより駆動させる構成を例示したが、これに限定されない。例えば、時針11、分針12、及び秒針13がそれぞれ異なるステッピングモーターにより駆動させる構成、つまり3つのステッピングモーターが設けられる構成などとしてもよい。
また、上記のように指針駆動手段17が複数のステッピングモーターを有する構成である場合、複数のステッピングモーターのいずれか1つの駆動を停止、又は低速駆動させ、他のステッピングモーターを早送り駆動させる構成としてもよい。
例えば、秒針13を、秒駆動モーターにより駆動させ、時針11及び分針12を時分駆動モーターにより駆動させる構成では、表2に示すように、内部時刻(表示時刻)が30秒進んでいる場合、秒針13は、0.47秒の早送り駆動で現在時刻に対応した指針位置に修正でき、時針11及び分針12は、早送り駆動では、修正に134・98秒の時間を要する。このような場合、例えば、時分駆動モーターのみ30秒間停止させ、秒駆動モーターを0.47秒間早送り駆動させてもよい。この場合でも、時分駆動モーターの駆動に要する電力を低減でき、秒駆動モーター及び時分駆動モーターの双方を早送り駆動させる場合に比べて、省電力化を図ることができる。また、秒針13のみではあるが、より迅速に現在時刻に対応した指針位置に移動させることができ、ユーザーは正確な現在時刻における秒を把握することができる。
また、カレンダーを表示させるカレンダー表示部を備える構成などとしてもよい。この場合、カレンダー表示部により表示される表示日が、標準電波等に基づいて取得される現在日と異なり、かつ表示日が現在日よりも進んでいる場合に、現在日が表示日となるまでカレンダーの表示部の表示切り替えを行わない構成としてもよい。なお、現在日がカレンダーにより表示される表示日に追い付くまで、指針の駆動を停止させる等の構成とすると、非常に長い期間、指針が駆動されないことになり、現実的ではない。したがって、カレンダーの表示を切り替えるカレンダー駆動機構と、指針の駆動機構とを別の駆動機構とすることが好ましい。この場合、指針10を通常運針速度で駆動させつつ、カレンダー駆動機構を停止させることで、時刻表示を通常通り駆動させることができる。
また、時刻修正を実施する時間帯に応じて閾値を変更する構成としてもよい。例えば、上記第一及び第二実施形態では、例えば午前2時等の予め設定された時刻で受信処理及び時刻修正処理が実施される。この場合、ユーザーが就寝中である等、電波修正時計1を使用していない時間である可能性が高く、このような場合では、閾値をより大きくしてもよく、また内部時刻と現在時刻との時刻差に関わらず、第二修正モードによる時刻修正を実施してもよい。
上記第一及び第二実施形態では、正転方向にのみ駆動可能なステッピングモーター171を例示したが、例えば、逆転方向にも駆動可能なステッピングモーター171を用いてもよい。すなわち、本実施形態の電波修正時計1は、少なくとも通常運針時及び時刻修正時において、ステッピングモーター171を正転方向に駆動させ、指針10を正転方向に駆動させる構成であればよい。
1…電波修正時計、2…アンテナ、3…受信回路、4…制御装置、5…表示手段、7…発振回路、8…分周回路、9…制御回路、10…指針、11…時針、12…分針、13…秒針、17…指針駆動手段、18…ソーラーパネル、91…受信処理手段(現在時刻取得手段)、92…制御手段、93…計時手段、93A…内部カウンター(内部時刻計時手段)、93B…修正カウンター(現在時刻更新手段)、95…表示時刻制御手段(時刻修正手段)、171…ステッピングモーター。

Claims (6)

  1. 指針と、
    内部時刻をカウントする内部時刻計時手段と、
    現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
    基準信号生成手段から出力される基準信号に基づいて、前記現在時刻を更新する現在時刻更新手段と、
    前記指針を正転方向に駆動させて指針位置を変化させる指針駆動手段と、
    前記内部時刻、及び前記現在時刻を比較し、これらの内部時刻及び現在時刻が異なる場合に、前記内部時刻及び前記指針の表示位置を修正する時刻修正手段と、を備え、
    前記時刻修正手段は、前記内部時刻が前記現在時刻よりも遅れている場合、前記指針駆動手段により前記指針を早送りさせて前記指針の表示位置を修正する第一修正モードを実施し、
    前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでいる場合、前記指針の運針速度を通常運針速度未満に低下させ、前記現在時刻更新手段により更新された前記現在時刻が、前記内部時刻と一致するタイミングで前記指針の駆動速度を前記通常運針速度に戻すことで前記指針の表示位置を修正する第二修正モードを実施する
    ことを特徴とする電波修正時計。
  2. 請求項1に記載の電波修正時計において、
    前記時刻修正手段は、
    前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでおり、前記内部時刻及び前記現在時刻の時刻差が所定の閾値未満である場合、前記第二修正モードを実施し、
    前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでおり、前記時刻差が前記閾値以上である場合に、前記第一修正モードを実施する
    ことを特徴とする電波修正時計。
  3. 請求項1に記載の電波修正時計において、
    前記時刻修正手段は、前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでいる場合で、
    前記第一修正モードによる時刻修正に要する第一修正時間が、前記第二修正モードによる時刻修正に要する第二修正時間よりも短い場合、前記第一修正モードを実施し、
    前記第二修正時間が前記第一修正時間より短い場合、前記第二修正モードを実施する
    ことを特徴とする電波修正時計。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電波修正時計において、
    前記時刻修正手段は、前記第二修正モードにおいて、前記指針の運針を停止させる
    ことを特徴とする電波修正時計。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電波修正時計において、
    前記時刻修正手段は、前記第二修正モードにおいて、前記通常運針速度よりも低い運針速度で前記指針を駆動させる
    ことを特徴とする電波修正時計。
  6. 内部時刻をカウントする内部時刻計時手段と、前記内部時刻を表示する指針と、現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、前記指針を正転方向に駆動させて指針位置を変化させる指針駆動手段と、を備えた電波修正時計における時刻修正方法であって、
    前記内部時刻が前記現在時刻よりも遅れている場合、前記指針駆動手段により前記指針を早送りさせて前記指針の表示位置を修正する第一修正モードを実施し、
    前記内部時刻が前記現在時刻よりも進んでいる場合、前記指針の運針速度を通常運針速度未満に低下させ、前記現在時刻を基準信号生成手段から出力される基準信号に基づいて更新して、その更新された前記現在時刻が前記内部時刻と一致したタイミングで、前記指針の駆動速度を前記通常運針速度に戻すことで前記指針の表示位置を修正する第二修正モードを実施する
    ことを特徴とする時刻修正方法。
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