JP2010015131A - カメラ本体、交換レンズ、撮像装置 - Google Patents

カメラ本体、交換レンズ、撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】交換レンズ内の複数の可動部材(例えば、フォーカスレンズ、絞り)を同時に駆動可能な撮像装置等を提供する。
【解決手段】交換レンズは、第1可動部材(絞り等)を駆動する第1駆動手段を制御するための指令である第1制御情報と、第2可動部材(フォーカスレンズ等)を駆動する第2駆動手段を制御するための指令である第2制御情報とをカメラ本体から取得する取得手段と、取得した第2制御情報を記憶する記憶手段と、取得した第1及び第2制御情報に基づき第1及び第2駆動手段を制御する制御手段とを備える。第2制御情報(予約制御情報)は、取得手段が第2制御情報を受信した後に第1制御情報を受信したときに第2駆動手段を制御する指令である。制御手段は、第2制御情報を取得した後に第1制御情報を取得したときに、その取得した第1制御情報及び記憶された第2制御情報にしたがい第1及び第2駆動手段を並行して駆動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラ本体と交換レンズを備える撮像装置並びに、撮像装置を構成するカメラ本体及び交換レンズに関する。
カメラ本体と、カメラ本体に着脱可能な交換レンズとを備えた撮像装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の撮像装置は、交換レンズ側に、カメラ側からの命令に従ってレンズや絞りを駆動する駆動手段を設けている。この構成によって、カメラ本体は交換レンズに命令を送信し、フォーカスレンズや絞りの駆動を制御できる。
カメラ本体による交換レンズ内のフォーカスレンズ等の部材の駆動制御における、カメラ本体と交換レンズ間の情報のやり取りについて説明する。以下では、カメラ本体が、フォーカスレンズの駆動を制御した後、絞りの駆動を制御する場合を例にして説明を行なう。
まず、カメラ本体は、フォーカスレンズを駆動するための制御信号を交換レンズに送信する。交換レンズは、この制御信号に従って、フォーカスレンズを駆動するために駆動手段を制御する。フォーカスレンズの駆動を完了すると、交換レンズは、カメラ本体に対して、次の制御を受け付ける旨を示す信号を送信する。カメラ本体は、この次の制御を受け付ける旨を示す信号を受信すると、絞りを駆動するための制御情報を交換レンズに送信する。交換レンズは、この制御信号にしたがって、絞りを駆動するために駆動手段を制御する。このようにして、カメラ本体は、交換レンズに制御情報を送信して、交換レンズ内のフォーカスレンズ等の駆動を制御できる。
特開平3−72308号公報
ところで、フォーカスレンズと絞りを別々に駆動すると、一方の可動部材(例えば、フォーカスレンズ)を駆動した後に、他方の可動部材(例えば、絞り)を駆動することになるため、両方の可動部材の駆動が完了するまでに時間がかかるという問題がある。図13を用いてこれを具体的に説明する。
まず、カメラ本体は、使用者によりシャッタスイッチが全押しされることにより撮影開始が指示されると、フォーカスレンズと絞りのそれぞれについて駆動の必要性を判別する。フォーカスレンズの駆動が必要な場合とは、例えば、画面内の被写体の動きに応じて露光時の合焦位置が予測でき、フォーカスレンズを駆動する必要がある場合である。また、絞りの駆動が必要な場合とは、例えば、使用者の操作に応じて露光時の絞り値(全押し時の絞り値とは異なる絞り値)が設定されている場合である。そしてカメラ本体は、フォーカスレンズと絞りの両方を駆動する必要があると判断された場合、フォーカスレンズと、絞りを駆動するため、制御信号を交換レンズに送信する。
ここで、上述のように、カメラ本体が、交換レンズに対して、一つ一つの動作を行なわせるように制御信号を送信する場合、図13に示すように、交換レンズ内では、フォーカスレンズを駆動した後、絞りを駆動することになる。これでは、使用者がシャッタスイッチを全押ししてから、露光開始までの時間が長くなるので好ましくない。
これを回避するため、カメラ本体から、二つの駆動命令(フォーカスレンズの駆動命令と絞りの駆動命令)を一つの制御情報として、交換レンズに送信することも考えられる。しかし、カメラ本体と交換レンズのデータ間の通信では、一回当たりの通信可能なデータ量が規定されているものが多い。そのため、カメラ本体は、絞りを駆動するための情報と、フォーカスレンズを駆動するための情報とを、一つの命令(制御情報)として、交換レンズに送信できない可能性がある。このため、二つの駆動命令を一つの制御情報として交換レンズに送信することは、有効ではない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、交換レンズ内の複数の可動部材(例えば、フォーカスレンズ、絞り)の駆動を同時に行うことが可能な撮像装置等を提供することにある。
本発明の第1の態様において、カメラ本体に装着可能な交換レンズが提供される。交換レンズは、第1可動部材と、第2可動部材と、第1可動部材を駆動する第1駆動手段と、第2可動部材を駆動する第2駆動手段と、第1駆動手段を制御するための指令である第1制御情報と、第2駆動手段を制御するための指令である第2制御情報とをカメラ本体から取得する取得手段と、取得手段が第2制御情報を取得したときに当該第2制御情報を記憶する記憶手段と、取得手段を介して取得した第1及び第2制御情報に基づき第1駆動手段及び第2駆動手段を制御する制御手段とを備える。制御手段は、取得手段が第2制御情報を取得した後に第1制御情報を取得したときに、取得した第1制御情報及び記憶された第2制御情報にしたがい第1駆動手段及び第2駆動手段を並行して駆動する。
本発明の第2の態様において、上記の交換レンズに装着可能なカメラ本体が提供される。カメラ本体は、第1制御情報と第2制御情報とを交換レンズに送信する送信手段を備える。
本発明の第3の態様において、交換レンズと、交換レンズを装着可能なカメラ本体とを備える撮像装置が提供される。交換レンズは、第1可動部材と、第2可動部材と、第1可動部材を駆動する第1駆動手段と、第2可動部材を駆動する第2駆動手段と、第1駆動手段を制御するための指令である第1制御情報と、第2駆動手段を制御するための指令である第2制御情報とをカメラ本体から取得する取得手段と、取得手段が第2制御情報を取得したときに当該第2制御情報を記憶する記憶手段と、取得手段を介して取得した第1及び第2制御情報に基づき第1駆動手段及び第2駆動手段を制御する制御手段とを備える。
カメラ本体は、第1制御情報と第2制御情報とを交換レンズに送信する送信手段を備える。交換レンズの制御手段は、取得手段が第2制御情報を取得した後に第1制御情報を取得したときに、当該取得した第1制御情報及び記憶された第2制御情報にしたがい第1駆動手段及び第2駆動手段を並行して駆動する。
本発明によれば、一の可動部材(第2可動部材)を駆動するための一の制御情報(第2制御情報)の受信後に他の可動部材(第1可動部材)を駆動するための他の制御情報(第1制御情報)を受信したときに、一の可動部材(第2可動部材)を駆動する駆動手段を制御する指令である一の制御情報(第2制御情報)を設けた。これにより、カメラ本体が、第1可動部材を駆動するための第1制御情報と、第2可動部材を駆動するための第2制御情報を一つの制御情報(命令)として交換レンズに送信できない場合であっても、交換レンズ側において、第1可動部材の駆動と第2可動部材の駆動を同時に行なうことが可能となり、第1可動部材の駆動と第2可動部材双方の駆動完了に要する時間を低減できる。
本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラ1の斜視図 本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラ1の構成例を示す図 本発明の実施の形態1におけるカメラ本体と交換レンズ間の同期・非同期の切り替えを説明するための図 本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラ1の動作例を説明するためのタイミングチャート フォーカスレンズの駆動が必要である場合の例を説明するための図 フォーカスレンズの駆動が必要である場合の例を説明するための図 本発明の実施の形態1におけるカメラ本体の動作例を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1における交換レンズの動作例を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2における、フォーカスレンズと絞りの駆動開始タイミングの遅延量の設定動作例を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2における、フォーカスレンズと絞りの同時駆動の動作例を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2における、フォーカスレンズと絞りの同時駆動の制御を説明するための図 本発明の実施の形態3における、連写撮影時の予約制御の動作例を説明するための図 本発明の課題を説明するための図
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して説明する。以下の実施の形態では、交換レンズとカメラ本体とを含むデジタルカメラを例として説明する。
以下に説明する実施形態では、交換レンズ内の可動部材(例えば、フォーカスレンズ、絞り)の同時駆動を可能とするため、予約制御情報を設けている。予約制御情報とは、カメラ本体から交換レンズに送信される、交換レンズ内の所定の可動部材を駆動するための条件を指定したコマンドである。交換レンズは、予約制御情報を受けても、すぐには、予約制御情報で指示された所定の可動部材の駆動を開始しない。予約制御情報の後に所定の別の制御情報を受信したときに、交換レンズは、予約制御情報に指定する可動部材と、その後に受信した別の制御情報に基づく別の可動部材とを同時(並行)に駆動する。このように予約制御情報を設けることで、制御情報のサイズを拡張することなく、交換レンズ内の複数の可動部材の同時駆動を実現する。なお、以下では、交換レンズで受信されたときに、その制御情報の内容が実施されるタイプの制御情報を「第1制御情報」という。これに対して、予約制御情報のような、予約制御情報の受信後に別の制御情報を受信したタイミングで、制御情報の内容が実行されるタイプの制御情報を「第2制御情報」という。
(実施の形態1)
1.構成
1−1 全体構成の概要
図1は、一実施の形態に係るデジタルカメラ1の斜視図である。図2は、本実施の形態に係るデジタルカメラ1の構成図である。
図1に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ1は、カメラ本体2と、カメラ本体2に着脱可能な交換レンズ3とを備える。
図2に示すように、カメラ本体2は、CMOSセンサ201、シャッタ202、信号処理プロセッサ203(DSP)、バッファメモリ204、液晶モニタ205、電子ビューファインダー206(EVF)、電源207、ボディマウント208、フラッシュメモリ209、カードスロット210、CPU211、シャッタスイッチ212、ストロボ213、マイク214、およびスピーカー215を備える。
また交換レンズ3は、レンズマウント301、ズームレンズ303やフォーカスレンズ304を含むレンズ系、フォーカスレンズ304を駆動させるフォーカス駆動部306、絞り307、絞り307を駆動させる絞り駆動部308、ズームリング309、フォーカスリング310、レンズコントローラ311、バッファメモリ312及びフラッシュメモリ314を備える。
1−2 カメラ本体の構成
カメラ本体2は、交換レンズ3のレンズ系によって集光された被写体像を撮像して、撮像した画像データをメモリカード等の記憶媒体に記録できるように構成されている。
CMOSセンサ201は、受光素子と、AGC(ゲイン・コントロール・アンプ)と、ADコンバータを含んで構成される。受光素子は、レンズ系によって集光された光学的信号を電気信号に変換し、画像データを生成する。またAGCは、CMOSセンサ201から出力された電気信号を増幅するものである。ADコンバータは、CMOSセンサ201から出力された電気信号をデジタル信号に変換するものである。なお、CMOSセンサ201は、CPU211から受信した制御信号に従って、露光、転送、電子シャッタなどの各種の動作を行う。この各種動作は、タイミングジェネレータ等で実現可能である。
メカシャッタ202は、レンズ系を介して入射された、CMOSセンサ201に対する光学的信号の遮断又は通過を切り替える。メカシャッタ202は、メカシャッタ駆動部によって駆動される。メカシャッタ駆動部は、モータ、バネ等の機構部品からなり、CPU211の制御によって、メカシャッタ202を駆動する。要するに、メカシャッタ202は、開けたり閉じたりして、CMOSセンサ201に当たる光の量を時間的に調整するものである。
信号処理プロセッサ203(DSP)は、ADコンバータによってデジタル信号に変換された画像データに、所定の画像処理を施すものである。所定の画像処理としては、ガンマ変換、YC変換、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が考えられるが、これに限られるものではない。
バッファメモリ204は、信号処理プロセッサ203で処理を行う際、および、CPU211で制御処理を行う際に、ワークメモリとして作用する。バッファメモリ204は、例えば、DRAMなどで実現可能である。
液晶モニタ205は、カメラ本体2の背面に配置されるものであり、CMOSセンサ201で生成された画像データまたはその画像データに所定の処理が施された画像データを表示可能である。ここで液晶モニタ205に入力される画像信号は、信号処理プロセッサ203から液晶モニタ205に出力される際、DAコンバータによってデジタル信号からアナログ信号に変換される。
電子ビューファインダー206は、カメラ本体2に配置されるものであり、CMOSセンサ201で生成された画像データまたはその画像データに所定の処理が施された画像データを表示可能である。電子ビューファインダー206に入力される画像信号も同様に、信号処理プロセッサ203から電子ビューファインダー206に出力される際、DAコンバータによってデジタル信号からアナログ信号に変換される。
ここで液晶モニタ205と電子ビューファインダー206への表示は、表示切替手段217によって、一方に表示されるようにしている。すなわち、液晶モニタ205に画像が表示されている間は、電子ビューファインダー206には何も表示されない。また、電子ビューファインダー206に画像が表示されている間は、液晶モニタ205には何も表示されないように構成されている。表示切替手段217は、例えば、切り替えスイッチなどの物理的な構造で実現することができる。例えば、信号処理プロセッサ203と液晶モニタ205が電気的に接続されている場合、切り替えスイッチが切り替えられることによって、信号処理プロセッサ203と液晶モニタ205との電気的な接続が切断され、信号処理プロセッサ203と電子ビューファインダー206とが電気的に接続される。なお上記に限られず、表示切替手段217は、CPU211などから制御信号に基づいて、液晶モニタ205と電子ビューファインダー206への表示の切り替えを行なってもよい。
以上のように、液晶モニタへの表示と、電気ビューファインダーへの表示とを切り替えるようにしている。但し、これは、構成上の制限からくる問題であるため、液晶モニタへの表示と、電子ビューファインダーへの表示を同時に行なうようにしてもかまわない。ここで、同時に表示する場合、液晶モニタに表示する画像と、電子ビューファンダーへ表示する画像は、同じ画像であっても、違う画像であってもかまわない。
電源207は、デジタルカメラ1で消費するための電力を供給する。電源207は、例えば乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また、電源207はコードにより外部から供給される電力をデジタルカメラ1に供給するものであってもよい。
ボディマウント208は、交換レンズ3のレンズマウント301と相俟って、交換レンズ3の着脱を可能にする部材である。ボディマウント208は、交換レンズ3と接続端子等を用い電気的に接続可能であるとともに、係止部材等のメカニカルな部材によって機械的にも接続可能である。ボディマウント208は、交換レンズ3に含まれるレンズコントローラ311からの信号をCPU211へ出力できるとともに、CPU211からの信号を交換レンズ3のレンズコントローラ311に出力できる。すなわち、CPU211は、交換レンズ3側のレンズコントローラ311と制御信号やレンズ系に関する情報などを送受信可能である。なお、CPU211と、レンズコントローラ311との間で送受信される制御情報等は、カメラ本体2側に設けられたカメラ伝送路250と、交換レンズ側に設けられたレンズ伝送路350によって、伝送される。
フラッシュメモリ209は、内蔵メモリとして用いられる記憶媒体である。フラッシュメモリ209は、画像データまたはその画像データに所定の処理が施された画像データを記憶可能である。また、デジタル化された音声信号も記憶可能である。加えて、画像データや音声信号の他にCPU211の制御のためのプログラムや設定値などを記憶可能である。
カードスロット210は、メモリカード218を着脱するためのスロットである。メモリカード218は、画像データまたはその画像データに所定の処理が施された画像データを記憶可能である。また、デジタル化された音声信号も記憶可能である。要するにメモリカード218は、記憶媒体である。
CPU211は、カメラ本体2全体を制御するものである。CPU211は、マイクロコンピュータで実現してもよく、ハードワイヤードな回路で実現してもよい。すなわち、CPU211は、各種の制御を実行する。なお、CPU211の各種制御は、2−1で記載する。
シャッタスイッチ212は、カメラ本体2の上面に設けられた釦であり、使用者からの半押しおよび全押し操作を検知する操作手段である。シャッタスイッチ212は、使用者から半押し操作を受け付けると、半押し信号をCPU211に出力する。一方、シャッタスイッチ212は、使用者から全押し操作を受け付けると、全押し信号をCPU211に出力する。これらの信号に基づいて、CPU211は様々な制御を行なう。なお、本実施の形態において全押し信号とは撮影開始信号である。
ストロボ213は、CPU211からの制御信号に基づいて、被写体に対して光の照射を行なうものである。例えば、ストロボ213は、キセノンランプやコンデンサー等を用いて実現できる。このように構成した場合、ストロボ213は、コンデンサーに高電圧の電荷を蓄積しておき、この電荷をキセノンランプの電極に加えることによって、光を照射するようにしている。
マイク214は、音声を電気信号に変換するものである。このマイク214から出力された電気信号は、ADコンバータによってデジタル信号に変換される。ADコンバータで変換されたデジタル信号は、CPU211の制御に従って、フラッシュメモリ209またはメモリカード218に記憶される。
スピーカー215は、電気信号を音声に変換するものである。ここでスピーカー215へ入力される電気信号は、DAコンバータでデジタル信号から電気信号に変換されたものである。DAコンバータへの出力は、CPU211の制御によって、フラッシュメモリ209またはメモリカード218から読み出されたデジタル信号が出力される。
1−3 交換レンズの構成
レンズ系は、ズームレンズ303とフォーカスレンズ304と対物レンズ302を含んで構成され、被写体からの光を集光する。ズームレンズ303は、ズームリング309によって駆動され、ズーム倍率を調整するものである。フォーカスレンズ304は、フォーカス駆動部306又はフォーカスリング310によって駆動され、ピントの調節を行なうようにしたものである。要するに、フォーカスレンズ304やズームレンズ303は可動部材である。なお、フォーカスレンズ304は、第2可動部材の一例である。
フォーカス駆動部306は、レンズコントローラ311の制御信号にしたがって、フォーカスレンズ304を駆動させるようにしたものである。フォーカス駆動部306は、モータやドライバなどで構成される。フォーカス駆動部306は、第2駆動手段の一例である。
絞り307は、レンズ系を通過する光の量を調整するものである。例えば、光の調整は、5枚羽根などで構成される開口部を大きくしたり、小さくしたりすることで可能である。絞り307は、第1可動部材の一例である。
絞り駆動部308は、絞り307の開口部の大きさを変更するものである。絞り駆動部308は、モータやドライバなどで構成される。実施の形態1では、レンズコントローラ311の制御信号に基づいて、絞り307の開口部の大きさを変更するようにしている。ここで開口部の大きさは、F値によって指定可能である。絞り駆動部308は、第1駆動手段の一例である。
ズームリング309は、交換レンズ3の外装に設けられ、使用者からの操作に応じて、ズームレンズ303を駆動させるものである。また、フォーカスリング310は、交換レンズ3の外装に設けられ、使用者からの操作に応じて、フォーカスレンズ304を駆動させるものである。ズームリング309は、使用者によって回動操作されると、機械的な方法で、ズームレンズ303を駆動させる。なお、ズームリング309は、ズームレンズ303を電気的に駆動させるようにしてもよい。
レンズコントローラ311は、交換レンズ3全体を制御するものである。レンズコントローラ311は、マイクロコンピュータで実現してもよく、ハードワイヤードな回路で実現してもよい。すなわち、レンズコントローラ311は、各種の制御を実行する。なお、レンズコントローラ311の各種制御は、2−2で記載する。
バッファメモリ312は、レンズコントローラ311で制御処理を行う際に、ワークメモリとして作用する。バッファメモリ312は、例えば、DRAMなどで実現可能である。
フラッシュメモリ314は、レンズコントローラ311と電気的に接続して構成される。そして、フラッシュメモリ314は、制御プログラムやパラメータ等が記憶可能になっている。
2.カメラ本体及び交換レンズの制御
2−1.カメラ本体のCPUの制御
CPU211は、絞り307を駆動するための絞り制御情報(第1制御情報)と、予約制御情報としての予約レンズ制御情報(第2制御情報)と、を交換レンズ3に送信可能である。CPU211は、送信手段の一例である。
絞り制御情報は、絞り駆動部308を制御するための情報として、目標となる絞り307の開口径に関する情報を含む。
予約レンズ制御情報は、交換レンズ3が予約レンズ制御情報の受信後、絞り制御情報を受信した際にフォーカスレンズ304を駆動させるための制御情報である。予約レンズ制御情報は、絞り制御情報を取得した際にフォーカス駆動部306を制御するための情報として、制御目標となる、フォーカスレンズ304の位置に関する情報(絶対的位置又は相対的位置)を含む。
なお、絞り制御情報と予約レンズ制御情報は、異なるタイプの制御情報である。絞り制御情報は、交換レンズ3側が絞り制御情報を取得した直後に、絞り駆動部308を制御する情報である。一方、予約レンズ制御情報は、交換レンズ側が予約レンズ制御情報を取得したとしても、絞り制御情報が取得されるまで、フォーカス駆動部306を制御しない情報である。
このような予約レンズ制御情報により、交換レンズ3において、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に(並行に)駆動できるようにしている。つまり、レンズコントローラ311は、フォーカス駆動部306と絞り駆動部308を並行に制御できる。
なお、カメラ本体2は、交換レンズ3が受信したときに、フォーカスレンズ304を即座に駆動させるための制御情報(第1制御情報)も交換レンズ3に送信可能である。
2−1−1.カメラ本体及び交換レンズでの同期・非同期の切り替え
ここで、カメラ本体2と交換レンズ3間の同期について説明する。本実施の形態では、カメラ本体2のCMOSセンサ201の駆動と、交換レンズ3のフォーカスレンズ304や絞り307の駆動の同期を取ることができるように構成されている。カメラ本体2と交換レンズ3との同期を開始する場合、CPU211は、レンズコントローラ311に対して、同期開始のための信号を送信する。また、カメラ本体2と交換レンズ3との同期を終了させる場合、CPU211は、レンズコントローラ311に対して、同期終了のための信号を送信する。これにより、交換レンズ3は、カメラ本体2との同期を取ることができるようになっている。
図3を用いて、交換レンズ3における同期・非同期の切り替え制御を説明する。なお、説明を容易にするため、CPU211を、カメラ本体2として、レンズコントローラ311を、交換レンズ3として、説明を行なう。
まず、同期を開始するための動作を説明する。カメラ本体2は、同期開始コマンドを、交換レンズ3に送信する(図3のA1)。交換レンズ3は、同期開始処理を実行する(図3のA2)。同期開始処理には、レンズコントローラ311の駆動周波数を30Hzから60Hzに調整するために各部に通知する処理が含まれる。これは、非同期時におけるレンズコントローラ311の駆動周波数と、同期時におけるレンズコントローラ311の駆動周波数が異なるように構成されているからである。具体的な同期開始処理には、非同期時において駆動する必要がある残存処理を完了するように各部に通知する処理と、変更される周波数に対応するように各部に通知する処理などがある。交換レンズ3は、このような通知を各部に行なったことを検知すると、非同期状態(自励モード)から抜ける(図3のA3)。この後、交換レンズ3は、モード切替待ち状態に入る。このモード切替待ち状態は、交換レンズ3の各部が、残存処理を完了するための処理や新たな周波数(変更後の周波数)に対応するための処理を行なっているために、設けられる。なお、交換レンズ3は、非同期状態から抜けると、開始コマンド応答をカメラ本体2に送信する(図3のA4)。カメラ本体2は、この開始コマンド応答を受信すると、同期時における通信を開始する(図3のA5)。具体的にカメラ本体2は、同期時に動作するための動作設定コマンドを交換レンズ3に送信する。カメラ本体2は、動作設定コマンド送信後に、同期信号を送信する(図3のA6)。交換レンズ3は、所定の遅延時間経過後に、同期動作を開始する(図3のA7)。この際、交換レンズ3は、カメラ本体2から動作設定コマンドで指示されたフォーカス駆動(例えば、ウォブリング)を実行する(図3のA8)。
次に、同期を終了するための動作を説明する。カメラ本体2は、同期終了コマンドを交換レンズ3に送信する(図3のB1)。交換レンズ3は、同期終了処理を実行する(図3のB2)。同期終了処理には、レンズコントローラ311の駆動周波数を60Hzから30Hzに調整する処理が含まれる。同期終了処理は、上記の同期開始処理と同様の動作である。交換レンズ3は、同期終了処理の完了を確認すると、同期状態から抜ける(図3のB3)。交換レンズ3は、終了コマンド応答をカメラ本体2に送信する(図3のB4)。カメラ本体2は、同期信号の出力を停止する(図3のB5)。交換レンズ3は、非同期状態(自励モード)に入る。
以上のようにして、カメラ本体2と交換レンズ3との間の同期・非同期が切り替えられる。
2−1−2.同期時及び非同期時の一回当たりに通信可能なデータ量
デジタルカメラ1では、カメラ本体2と交換レンズ3間において、一回の通信で送信される制御情報のデータ量に制限がある。すなわち、カメラ本体2は、一回のデータ送信で、例えば、所定のデータ量の制御情報しか送信できない。なお、制御信号と異なる他の信号(例えば、カメラ本体の状態を示す信号)は、制御情報のデータではないため、制限された制御情報のデータ量と関係なく、制御情報と同時に送信できる。本実施の形態では、非同期時において一回で通信可能な制御情報のデータ量を4バイトとし、同期時において一回で通信可能な制御情報のデータ量を32バイトとして規定している。
なお、本実施の形態の絞り制御情報や予約レンズ制御情報は、4バイトで構成され、交換レンズ3側で絞り制御情報を取得した際にフォーカスレンズ304を制御するための予約レンズ制御情報は、4バイトで構成される。すなわち、カメラ本体2は、非同期時において、絞り制御情報とレンズ制御情報とを一つの制御情報として、交換レンズ3に送信することができない。なお、これらの制御情報は、4バイトで限定されない。また、非同期時の通信可能な制御情報のデータ量も同様に、上記例に限定されない。
2−2.レンズコントローラの制御
レンズコントローラ311は、絞り制御情報および予約レンズ制御情報を取得する。また、レンズコントローラ311は、予約レンズ制御情報を取得した後に、絞り制御情報を取得した場合、予約レンズ制御情報及び絞り制御情報に応じて、フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308を並行して制御する。
並行して制御するとは、フォーカス駆動部306と絞り駆動部308とを同時に稼動させることを含む概念であるが、それのみならず、フォーカス駆動部306と絞り駆動部308とを逐次交互に切り換えながら稼動する場合も含む。例えば、フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308を並行して制御する場合、下記のように制御できる。レンズコントローラ311は、フォーカス駆動部306に制御信号を送信した後に、絞り駆動部308に制御信号を送信する。これによって、フォーカス駆動部306がフォーカスレンズ304を駆動している間に並行して絞り駆動部308が絞り307を駆動する。他の制御としては、まず、レンズコントローラ311は、取得した予約レンズ制御情報の一部の制御情報をフォーカス駆動部306に送信する。フォーカス駆動部306は、この一部の制御情報にしたがいフォーカスレンズ304を駆動する。また、レンズコントローラ311は、取得した絞り制御情報の一部の制御情報を絞り駆動部308に送信する。絞り駆動部308は、この一部の制御情報にしたがい絞り307を駆動する。レンズコントローラ311は、これらの処理を取得した制御情報の制御が終わるまで繰り返す。このようにすれば、フォーカスレンズと、絞りを逐次切り換えながら駆動することができる。
これによって、交換レンズ3は、フォーカスレンズ304と絞り307を並行に駆動することができる。なお、レンズコントローラ311は取得手段の一例であり、制御手段の一例である。
レンズコントローラ311は、カメラ本体2から予約レンズ制御情報を取得すると、取得した予約レンズ制御情報をバッファメモリ312に記憶する。なお、レンズコントローラ311は記憶手段の一例であり、バッファメモリ312は記憶媒体の一例である。
3.動作
以上のように構成されたデジタルカメラ1の動作例を、図4のタイミングチャートを用いて説明する。なお、交換レンズ3は、カメラ本体2と同期状態であるとする。
カメラ本体2において、シャッタスイッチ212の半押しを受け付けると、CPU211は、オートフォーカス(以下「AF」という。)動作のための制御信号を交換レンズ3に送信する(t1)。この後、カメラ本体2と交換レンズ3はそれぞれAF動作に必要な所定の動作を行い、CMOSセンサ201に形成される被写体像の合焦状態を調整する(t1〜t2)。AF動作中又はAF動作完了後に、カメラ本体2においてシャッタスイッチ212の全押しを受け付けると、CPU212は、同期終了のための信号を交換レンズ3に送信する(t2)。交換レンズ3は、同期終了のための信号を受けると、同期状態を非同期状態に切り替える(t2)。
ここで、上記シャッタスイッチ212の全押しを受け付けた後であって、CMOSセンサ201の露光開始前において、フォーカスレンズ304及び絞り307を駆動する必要がある場合の例を説明する。
この期間においてフォーカスレンズ304を駆動する必要がある場合とは、例えば、以下の2つの場合が考えられる。第1の場合は、図5に示すように、AF動作中にシャッタスイッチ212が全押しを受け付けた場合であって、フォーカスレンズ304の合焦位置がすでに検出できている場合である。第2の場合は、図6に示すように、移動する被写体に対してAF動作を行っている場合であり、被写体の移動に追随するフォーカスレンズ304の駆動の軌跡により、被写体の動きを予測してフォーカスレンズ304の合焦位置を推測できる場合である。
また、上記の期間において絞り307を駆動する必要がある場合とは、例えば、半押し時に撮像された画像データの測光結果により撮影時の露出状態を制御するため、絞り307を駆動する場合などである。
図4に戻り、フォーカスレンズ304及び絞り307を駆動する必要がある場合、カメラ本体2は、予約レンズ制御情報を交換レンズ3に送信する(t3)。予約レンズ制御情報は、シャッタスイッチ212の全押し(撮像開始信号の出力)からCMOSセンサ201の露光開始前にカメラ本体2から交換レンズ3に送信される。交換レンズ3では、予約レンズ制御情報を受信すると、この予約レンズ制御情報をバッファメモリ312に記憶する。そして、交換レンズ3は、交換レンズ3が、カメラ本体2から制御情報を受信したことを通知するための制御応答をカメラ本体2に送信する(t4)。制御応答は、交換レンズ3がカメラ本体3からの次の制御を受け付け可能である旨を示す情報でもある。
カメラ本体2は、制御応答を受信すると、絞り制御情報を交換レンズ3に送信する(t5)。交換レンズ3は、絞り制御情報を受信すると、バッファメモリ312に記憶した予約レンズ制御情報及び受信した絞り制御情報に応じて、フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308を制御する。フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308による、フォーカスレンズ304及び絞り307の駆動が完了すると、交換レンズ3は、制御応答をカメラ本体2に送信する(t6)。制御応答は制御完了通知の役割も果たす。
カメラ本体2では、制御応答の受信によって、フォーカスレンズ304及びフォーカス駆動部306の駆動の制御が完了したことを検知し、CMOSセンサ201及びシャッタ202を制御して、露光を開始する。そしてカメラ本体2では、露光完了後、CMOSセンサ201から画像データが出力される。そのとき、カメラ本体2は、同期開始の信号を交換レンズに送信する(t7)。
以上のように、カメラ本体2は、交換レンズ3に対して、予約レンズ制御情報と絞り制御情報とを別々のタイミングに送信し、交換レンズは、これらの制御情報によって、フォーカスレンズ304と絞り307を並行して駆動できる。
上記の動作を実現する、カメラ本体2及び交換レンズ3の動作を図7〜8のフローチャートを用いてより具体的に説明する。
図7を用いてカメラ本体2の動作を説明する。以下では、図4におけるステップt2以降の動作説明を行なう。CPU211は、シャッタスイッチ212で全押しを受け付けると(S11)、絞り307の駆動が必要か否かを判別する(S12)。
CPU211は、絞り307の駆動が必要であると判別した場合、さらにフォーカスレンズ304の駆動が必要か否かを判別する(S13)。CPU211は、フォーカスレンズ304の駆動が必要であると判別した場合、予約レンズ制御情報を交換レンズ3に送信する(S14)。その後、CPU211は、交換レンズ3からの制御応答を待つ(S15)。制御応答を受信すると、CPU211はステップS16に移行する。一方、ステップS13において、CPU211は、フォーカスレンズ304の駆動が不必要であると判別した場合、ステップS16に移行する。ステップS16では、CPU211は、絞り制御情報を交換レンズ3に送信する。その後、ステップS19に移行する。
一方、ステップS12において、絞り307の駆動が不要であると判別した場合、CPU211は、フォーカスレンズ304の駆動が必要であるか否かを判別する(S13)。CPU211は、フォーカスレンズ304の駆動が必要であると判別した場合、予約レンズ制御情報を送信する(S14)。CPU211が、レンズ制御情報を送信する、又は、フォーカスレンズ304の駆動が不要であると判別すると、ステップS16に移行する。
ステップS17において、CPU211は制御応答を交換レンズ3から受信するまで待機する。CPU211は制御応答を受信すると、CMOSセンサ201及びシャッタ202によって露光(被写体像の撮像)を行なうよう制御する(S18)。
図8を用いて交換レンズ3の動作を説明する。上記と同様に図4の時刻t2以降の動作についての説明を行なう。レンズコントローラ311は、予約レンズ制御情報を受信するまで待機する(S31)。レンズコントローラ311は、予約レンズ制御情報を受信すると、予約レンズ制御情報をバッファメモリ312に記憶する(S32)。その後、レンズコントローラ311は制御応答をカメラ本体2に送信する(S33)。レンズコントローラ311は絞り制御情報を受信するまで待機する(S34)。レンズコントローラ311は、絞り制御情報を受信すると、フォーカスレンズ304及び絞り307を同時に駆動するよう、フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308を制御する(S35)。その後、レンズコントローラ311は、フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308における、フォーカスレンズ304及び絞り307の駆動が完了したことを検知すると(S36)、制御応答をカメラ本体2に送信する(S37)。フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308の駆動の完了は、フォーカス駆動部306や絞り駆動部308から出力される駆動完了信号に基づいて判断できる。なお、フォーカス駆動部306や絞り駆動部308は、駆動完了を知らせるための駆動完了信号を、レンズコントローラ311に送信できるように構成されている。
4.まとめ
本実施の形態1では、交換レンズ3と、交換レンズ3を接続可能なカメラ本体2と、を備えるデジタルカメラ1である。交換レンズ3は、絞り307を駆動する絞り駆動部308と、フォーカスレンズ304を駆動するフォーカス駆動部306と、絞り駆動部308を制御するための絞り制御情報と、絞り制御情報を取得した際にフォーカス駆動部306を制御するための予約レンズ制御情報と、をカメラ本体2から取得するレンズコントローラ311と、レンズコントローラ311が予約レンズ制御情報を取得した場合、予約レンズ制御情報をバッファメモリ312に記憶するレンズコントローラ311と、レンズコントローラ311が、予約レンズ制御情報を取得した後に、絞り制御情報を取得した場合、取得した絞り制御情報及び記憶された予約レンズ制御情報に応じて、フォーカス駆動部306及び絞り駆動部308を並行して制御するレンズコントローラ311と、を有する。一方、カメラ本体2は、絞り制御情報と、予約レンズ制御情報とを送信するCPU211と、を有し、CPU211は、交換レンズ3に制御情報を送信する際の通信制限によって、絞り制御情報と、予約レンズ制御情報とを一つの制御情報として送信できない期間を有する。
このような予約制御情報を用いることで、コマンド(制御情報)の情報量を増加させることなく、フォーカスレンズと絞りのような2つの可動部材を同時に駆動することが可能となる。すなわち、カメラ本体が、絞りを駆動するための絞り制御情報と、フォーカスを駆動するためのレンズ制御情報を、一つの制御情報として交換レンズに送信できない場合であっても、交換レンズ側において、絞りの駆動と、フォーカスレンズの駆動を並行に行なうことが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動する例を説明したが、所定の条件が満たされる場合には、予約レンズ制御情報を受けた場合であっても、フォーカスレンズ304と絞り307とを同時に駆動しない方が好ましい場合もある。例えば、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動することで、消費される電力が大きくなる場合、フォーカスレンズの駆動と絞りの駆動が干渉する場合、またはレンズコントローラ311の負荷処理が大きくなる場合等は、いずれか一方のみを駆動することが好ましい。本実施形態では、そのような条件が満たされる場合に、フォーカスレンズ304と絞り307のいずれか一方のみを駆動するように制御する例を説明する。
図9のフローチャートを参照し、レンズコントローラ301は、予約レンズ制御情報の受信後に絞り制御情報を受けたときに、予約レンズ制御情報にしたがいフォーカスレンズ304を駆動し、同時に、絞り307を絞り制御情報にしたがい駆動した場合の消費電力が所定値よりも大きくなる可能性があるか否かを判断する(S51)。レンズコントローラ301は、消費電力が所定値よりも大きくなる可能性のある場合、電力オーバーに関する遅延量Aに遅延量t1を設定する(S53)。遅延量t1は、消費電力が所定値以下になるような値に決定される。レンズコントローラ301は、消費電力が所定値よりも大きくなる可能性のない場合、遅延量Aを0に設定する(S52)。
次に、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動した場合に、絞り307の駆動がフォーカスレンズ304の駆動に干渉する可能性があるか否かを判断する(S54)。例えば、絞り307の駆動により発生する振動がフォーカスレンズ304の駆動に影響を及ぼす場合がある。そのような場合、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動するのは好ましくないため、いずれか一方を駆動した後、他方を駆動するようにする。レンズコントローラ301は、絞り307の駆動がフォーカスレンズ304の駆動(又はその逆)に干渉する可能性がある場合、干渉に関する遅延量Bに遅延量t2を設定する(S56)。遅延量t2は、フォーカスレンズ304の駆動と絞り307の駆動とが互いに干渉しないような値に決定される。干渉の可能性がない場合、レンズコントローラ301は遅延量Bを0に設定する(S55)。
次に、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動した場合にレンズコントローラ311の処理負荷が所定値より大きくなる可能性があるか否かを判断する(S57)。レンズコントローラ311の処理負荷が所定値より大きくなる可能性がある場合、レンズコントローラ301は、負荷オーバーに関する遅延量Cに遅延量t3を設定する(S59)。遅延量t3は、レンズコントローラ301の処理負荷が所定量より大きくならないような値に決定される。レンズコントローラ301の処理負荷が所定量より大きくなる可能性がない場合、レンズコントローラ301は遅延量Cを0に設定する(S58)。
レンズコントローラ301は、以上のように設定された遅延量A、B、Cのうちの最大のものを遅延量Dに設定する(S60)。
そして、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ駆動部306の駆動を開始し、その開始から遅延量Dの時間経過後に絞り駆動部308の駆動を開始する(S61)。
以上のように、本実施形態では、所定の条件を満たす場合に、絞り307の駆動をフォーカスレンズ304の駆動から遅延量だけ遅延させて動作させる。これにより、予約制御情報を受けた場合であっても、フォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動が好ましくない状況下においては、同時駆動を行わないように制御できる。
図10は、フォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動開始後の制御フローである。この制御は図9に示す制御に引き続いて行われる。
図9に示す制御の後、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動した場合の消費電力が所定値よりも大きいか否か、または大きくなる可能性があるか否かを判断する(S71)。消費電力が所定値よりも大きい場合、または大きくなる可能性がある場合、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304のみを駆動するように制御する(S74)。
消費電力が所定値よりも大きく、かつ、大きくなる可能性がない場合、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動した場合に、絞り307の駆動がフォーカスレンズ304の駆動(又はその逆)に干渉する可能性があるか否かを判断する(S72)。干渉の可能性がある場合、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304のみを駆動するように制御する(S74)。
干渉の可能性がない場合、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動した場合にレンズコントローラ311の処理負荷が所定値より大きいか、または、大きくなる可能性があるか否かを判断する(S73)。処理負荷が所定値より大きいか、または、大きくなる可能性がある場合、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304のみを駆動するように制御する(S74)。レンズコントローラ301の処理負荷が所定値より大きくなく、かつ、大きくなる可能性がない場合、レンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動する。
以上のように、フォーカスレンズ304と絞り307を同時駆動の間、消費電力が所定値より大きくなる等、所定の条件が満たされると、同時駆動を解除し、フォーカスレンズ304のみ駆動するようにする。図11は、図9に示すような制御を行ったときのフォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動の例を示した図である。図11の例では、時刻t2において、フォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動が開始され、時刻t3において、消費電力、干渉、処理負荷に関する条件のうちの少なくとも1つが満たされると、絞り307の駆動が停止され、フォーカスレンズ304のみが駆動されるよう制御される。その後、時刻t4において、消費電力、干渉、処理負荷に関する条件の全てが解除された状態になると、再度、フォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動が実行される。このように、本実施形態のレンズコントローラ301は、フォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動開始後も継続して、消費電力、干渉、処理負荷に関する条件について監視しつづけ、それらの状態に基づいてフォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動を制御する。
以上のような制御により、フォーカスレンズ304と絞り307の駆動に関する消費電力を低減でき、また、フォーカスレンズ304を精度よく制御できる。さらには、レンズコントローラ301の処理負荷を一定の範囲に制限できるため、レンズコントローラ301の処理能力が低い場合であっても、フォーカスレンズ304及び絞り307の駆動制御以外の負荷を十分に処理することが可能となる。
なお、本実施形態では、同時駆動を解除する場合、フォーカスレンズ304の駆動を継続し、絞り307の駆動を停止するよう制御したが、その逆に、フォーカスレンズ304の駆動を停止し、絞り307の駆動を継続するよう制御してもよい。
(実施の形態3)
本実施形態では、連写撮影モード時における予約制御に関するフォーカスレンズ304と絞り307の同時駆動について説明する。
連写撮影の場合、画像の撮影毎に焦点を検出する必要がある。よって、一の画像の撮影後、次の画像の撮影のための焦点検出のために、フォーカスレンズ304を所定位置に移動させる必要がある。その際、一の画像の撮影後に、焦点検出の準備のためにフォーカスレンズ304を所定の位置(前回の画像撮像の焦点位置から少しずれた位置)に移動させるとともに、絞り307の値も所定の開口に制御する必要がある。すなわち、そのような焦点検出の準備動作において、フォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動する必要がある。この同時駆動において実施の形態1の予約制御を利用できる。
図12は、連写撮影時においてカメラ本体2から交換レンズ3へ送信される制御情報と、その制御情報に基づくフォーカスレンズ304の制御を説明した図である。時刻t1〜t5が1枚目の連写画像の撮像に対する制御であり、時刻t5〜t11が2枚目の連写画像の撮像に対する制御である。
時刻t2にて、シャッタスイッチ212が全押しされると連写が開始される。1枚目の画像の撮像が終了すると(時刻t5)、時刻t5〜t6で2枚目の画像の撮像のためのAF動作の準備が行われる。すなわち、この期間に、フォーカスレンズ304を所定位置に移動するとともに、絞り307を所定の開口に制御する。このため、1枚目の画像の露光期間中(時刻t4〜t5)において、予約レンズ制御情報がカメラ本体2から交換レンズ3へ送信される。さらに、露光終了時(時刻t5)に、絞り制御情報がカメラ本体2から交換レンズ3へ送信される。交換レンズ3は、絞り制御情報を受信した時点で、先に受信した予約レンズ制御情報及び後に受信した絞り制御情報に基づき、時刻t5〜t6においてフォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動する。このようにフォーカスレンズ304と絞り307を同時に駆動することで、2枚目の画像のAF動作のための準備動作を迅速に行うことができる。
以降、同様に、前の画像の撮像時の露光期間においてカメラ本体2から交換レンズ3へ予約レンズ制御情報を送信し、露光期間終了時に絞り制御情報を送信する。これにより、次の画像のAF動作のための準備動作を迅速に行うことができる。なお、図12において、n枚目の連写画像に対する制御は時刻t5〜t11の制御となる。
(他の実施の形態)
本発明の実施の形態として、上記の実施の形態を例示した。しかし、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、他の実施の形態においても実現可能である。そこで、本発明の他の実施の形態を以下まとめて説明する。
本発明の実施の形態では、CMOSセンサは、受光素子、AGC及びADコンバータを備えていた。しかし、これに限られず、CMOSセンサ、AGC及びADコンバータをそれぞれ別体として構成してもよい。撮像手段をCMOSセンサで構成することで、消費電力を低減できるという利点があるが、撮像手段は、被写体像を撮像して、画像データ(デジタル信号又は電気信号)を生成できるものであれば、どのような構成であってもかまわない。例えば、撮像手段をCCDイメージセンサで構成してもよい。
また、本発明の実施の形態では、第1制御情報として絞り制御情報を、第2制御情報として予約レンズ制御情報を用いた例を説明した。しかし、これに限られず、第1制御情報としてフォーカスレンズを駆動するためのレンズ制御情報を用い、第2制御情報として、レンズ制御情報を取得した際に絞りを制御する予約絞り制御情報を用いるようにしてもかまわない。
また、本発明の実施の形態において、同時駆動とは、フォーカスレンズの駆動期間と、絞りの駆動期間との少なくとも一部が重なるようにフォーカスレンズと絞りを駆動することを含む。
加えて、本発明の実施の形態では、第1可動部材の例として、絞りを用い、第2可動部材の例として、フォーカスレンズを用いた。しかし、可動部材はこれらに限られず、第1又は第2可動部材として、例えば、ズームレンズ、補正レンズ等を用いることも可能である。
また、本発明の実施の形態では、一の予約制御情報により同時に駆動可能なアクチュエータの数は2であったが、一の予約制御情報によって、より多くのアクチュエータを同時に駆動できるようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態の予約レンズ制御は、静止画の撮影用の制御として好適であるが、動画撮像時の制御にも適用できることは言うまでもない。
なお、図13は課題を説明するための図であって、本発明の理解を容易にするために作成された図であるため、従来技術を示したものではない。
すなわち、本発明は、上記実施の形態に限られず、種々な構成で実現可能である。
本発明は、カメラ本体と、交換レンズとを備える撮像装置に適用可能である。具体的には、デジタルカメラやムービー等に利用できる。
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体
3 交換レンズ
201 CMOSセンサ
202 シャッタ
203 信号処理プロセッサ
204 バッファメモリ
209 フラッシュメモリ
211 CPU
212 シャッタスイッチ
303 ズームレンズ
304 フォーカスレンズ
306 フォーカス駆動部
307 絞り
308 絞り駆動部
311 レンズコントローラ
312 バッファメモリ
314 フラッシュメモリ

Claims (12)

  1. カメラ本体に装着可能な交換レンズであって、
    第1可動部材と、
    第2可動部材と、
    前記第1可動部材を駆動する第1駆動手段と、
    前記第2可動部材を駆動する第2駆動手段と、
    前記第1駆動手段を制御するための指令である第1制御情報と、前記第2駆動手段を制御するための指令である第2制御情報とを前記カメラ本体から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記第2制御情報を取得したときに前記第2制御情報を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段を介して取得した前記第1及び第2制御情報に基づき前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記取得手段が前記第2制御情報を取得した後に前記第1制御情報を取得したときに、前記取得した第1制御情報及び前記記憶された第2制御情報にしたがい前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を並行して駆動する、
    交換レンズ。
  2. 前記第1可動部材及び第2可動部材のいずれか一方はフォーカスレンズであり、他方は絞りである、請求項1記載の交換レンズ。
  3. 前記取得手段は、前記交換レンズの制御と前記カメラ本体の制御が非同期の期間において、前記第2制御情報を前記カメラ本体から取得する、請求項1記載の交換レンズ。
  4. 前記取得手段が取得する前記第1及び第2制御情報は、前記カメラ本体が撮影開始を示す信号を受け取った後から露光を開始するまでに、前記カメラ本体から送信される、
    請求項1記載の交換レンズ。
  5. 前記取得手段が取得する前記第1及び第2制御情報は、前記カメラ本体が連写撮影モードに設定された場合において、前記カメラ本体が一の画像の露光を開始した後に、前記カメラ本体から送信される、
    請求項1記載の交換レンズ。
  6. 前記制御手段は、前記取得手段が前記第2制御情報を取得した後に前記第1制御情報を取得したときに、前記第1制御情報及び前記第2制御情報にしたがい前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動を同時に開始する、請求項1記載の交換レンズ。
  7. 前記制御手段は、前記取得手段が前記第2制御情報を取得した後に前記第1制御情報を取得したときに所定の条件が成り立つ場合は、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段の駆動開始タイミングを異ならせて、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を並行して駆動する、請求項1記載の交換レンズ。
  8. 前記所定の条件とは、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を同時に駆動させたときの消費電力に関する条件である、請求項6記載の交換レンズ。
  9. 前記所定の条件とは、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を同時に駆動させたときの動作干渉の有無に関する条件である、請求項6記載の交換レンズ。
  10. 前記所定の条件とは、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を同時に駆動させたときの制御手段の処理負荷に関する条件である、請求項6記載の交換レンズ。
  11. 請求項1に記載の交換レンズに装着可能なカメラ本体であって、前記第1制御情報と前記第2制御情報とを前記交換レンズに送信する送信手段を備える、カメラ本体。
  12. 交換レンズと、前記交換レンズを装着可能なカメラ本体とを備える撮像装置であって、
    前記交換レンズは、
    第1可動部材と、
    第2可動部材と、
    前記第1可動部材を駆動する第1駆動手段と、
    前記第2可動部材を駆動する第2駆動手段と、
    前記第1駆動手段を制御するための指令である第1制御情報と、第2駆動手段を制御するための指令である第2制御情報とを前記カメラ本体から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記第2制御情報を取得したときに当該第2制御情報を記憶する記憶手段と、
    前記取得手段を介して取得した前記第1及び第2制御情報に基づき前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を制御する制御手段とを備え、
    前記カメラ本体は、前記第1制御情報と前記第2制御情報とを前記交換レンズに送信する送信手段を備え、
    前記交換レンズの制御手段は、前記取得手段が前記第2制御情報を取得した後に前記第1制御情報を取得したときに、当該取得した第1制御情報及び前記記憶された第2制御情報にしたがい前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を並行して駆動する、
    撮像装置。
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