JPH06264018A - インクジェット捺染インク、かかるインクを用いた捺染方法、機器および得られる捺染物 - Google Patents
インクジェット捺染インク、かかるインクを用いた捺染方法、機器および得られる捺染物Info
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- JPH06264018A JPH06264018A JP32694393A JP32694393A JPH06264018A JP H06264018 A JPH06264018 A JP H06264018A JP 32694393 A JP32694393 A JP 32694393A JP 32694393 A JP32694393 A JP 32694393A JP H06264018 A JPH06264018 A JP H06264018A
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Abstract
維を含む布帛用の、染色特性、吐出特性および長期安定
性に優れたインクジェット捺染用インクを得て、そのイ
ンクを用いるインクジェット捺染により、良好な捺染物
を提供する。 【構成】 5〜30重量%のビニルスルホン基および/
またはモノクロルトリアジン基を有する反応染料ならび
に水性液媒体を含むインクジェット捺染用インクの液媒
体中に少なくとも10〜2000ppmのリン酸イオン
(PO4 3- )を含有させ、さらに適宜、重合度3以上の
ポリリン酸イオンを含有させ、そのインクを用いて布帛
上にインクジェット記録装置で捺染する。
Description
可能な主としてセルロース繊維及び/又はポリアミド繊
維から構成される木綿、絹等の織布または不織布あるい
はこれらの繊維と他の繊維からなる混紡織布あるいは混
紡不織布の捺染に適したインクジェット捺染用インク、
ならびにそのインクを用いたインクジェット捺染方法及
び機器に関する。
ローラー捺染であるが、これらの方式は、多品種少量生
産には不向きであり、流行への迅速な対応も困難である
ことから最近では、無製版の電子捺染システムが要望さ
れている。
る捺染方法が数多く提案されており各方面からの期待も
大きくなっている。
洗浄を行なった後でも十分な濃度で発色していること、
(2)吐出のノズルを目詰りさせないこと、(3)イン
クが布帛上で速やかに乾燥すること、(4)布帛上で不
規則なにじみが少ないこと、(5)保存中に物性の変化
や吐出特性の変化、固形分の析出がないこと、(6)長
時間にわたる耐久においても吐出特性に変化のないこ
と、特に熱エネルギーを利用した方式による捺染の場合
に、発熱ヘッド上での断線や異物の沈着を生じないこ
と、等の性能が要求される。これらの要件を満足させる
ために、従来から以下のような手段が提案されてきた。
の濃度を十分高くする方法が一般的であり、これは特
に、200pl以下の小液滴を用いる場合および吸収力
の強い布帛に対する場合には必須の手法である。しかし
ながら、こうしたインクは、ノズル先端からのインク中
の水分の蒸発の為に、増粘したり、固形分である染料が
析出して上記(2)の問題を引き起こす。
の多価アルコールを添加する等の手段がとられてきた
が、それは染料濃度が5%を越えるような場合は有効で
はなく、染料と溶剤の組み合わせが極めて特異的な場合
を除いて、満足な結果は得られない。
影響が大きく、セルロース繊維及び/又はポリアミド繊
維を主体とした布帛に対して水系インクを用いる場合は
特に問題はない。
(特開昭61−231289号公報)あるいはカルボン
酸基含有ポリマー(特開昭62−283174号公報)
のインクへの添加など数多くの提案がされているが、い
ずれもインクに基づく上記(1)および(2)の問題は
避けられない。
料の構造に基づく場合もあれば、添加物によって改善さ
れる場合もあって、詳しい検討は行なわれていないのが
現状である。
しての染色が要望されているが、布帛毎に最適なインク
組成は異なる。すなわち染料と布帛の染色機構がイオン
結合であるか、共有結合であるか、単なる繊維内への拡
散によるものかで用いる染料の種類から固着条件まで大
きく異なるし、ポリエステルとセルロース系繊維では水
系インクを用いる場合水に対する親和性がかなり異なる
ため添加剤を含めた液媒体全体の設計に工夫が必要であ
る。従って対象とする布帛毎にインクに求められる技術
課題が少しずつ、異なることから個別のインク設計が必
要とされている。
うな要件を単独で満足させる方法は、従来技術で見い出
せても、これらの要件を同時に満足させる捺染インクは
今迄のところ知られていない。
および/またはポリアミド繊維を含む布帛上で、鮮明か
つ高濃度の染色、短期および長期にわたる安定性、常温
保存中の染色特性の安定性および熱エネルギーを使用す
ることによってインクを吐出させる場合の信頼性の高い
捺染という要件を同時に満足するインクを提供し、さら
にそのインクを用いた捺染方法および機器を提供するこ
とにある。
明によって達成される。すなわち本発明は、5〜30重
量%のビニルスルホン基および/またはモノクロルトリ
アジン基を有する反応染料ならびに水性液媒体を含むイ
ンクジェット捺染用インクであって、該液媒体中に少な
くとも10〜2000ppmのリン酸イオン(PO
4 3- )を含有することを特徴とするインクジェット捺染
用インク、かかるインクを用いる捺染方法、機器および
その方法によって得られた捺染物を提供する。
に満足させるべくインクの改良を行なった結果、ビニル
スルホン基、モノクロルトリアジン基を有する反応染料
を含むインク中に一定量のリン酸イオンを含有させるこ
とによって、セルロース繊維および/またはポリアミド
繊維を含有する布帛に対して均染性、染着率等の発色特
性が格段に改善され、しかも長時間にわたって安定した
吐出特性が得られて、長期間保存したインクを用いても
吐出特性、発色特性に何ら変化がないことを知見し、本
発明に至った。
ンクジェットヘッドを使用した場合、特に顕著であっ
た。
量のリン酸イオンの存在によって水性液媒体中において
染料間の相互作用が抑制され分子レベルでの染料の繊維
に対する反応特性が飛躍的に向上したためと思われる。
定化はリン酸イオンによる緩衝効果と染料の凝集防止効
果に基づくものと思われる。
いた場合、本発明のインクは染料によるヘッドヒーター
上への沈着物の堆積が抑制されることが確認された。
濃度範囲は、10〜2000ppmであり、好ましくは
20〜1500ppm、より好ましくは30〜1000
ppmである。この濃度範囲内であれば、本発明のイン
クで用いられる染料を用いた系においては、通常懸念さ
れる目詰まり性の問題は捺染分野での使用においては対
応可能である。具体的には塩類の形で添加され、好まし
くはナトリウムまたはアンモニウム塩型が用いられる。
は、発色性の改善効果が不十分であることは勿論、イン
クの吐出性劣化が起こる場合もある。さらに、熱エネル
ギーを利用したインクジェットヘッドを使用した場合、
1×108 パルス程度の駆動により、キャビテーション
によるヒーター破壊が起こり得る。
超える場合は、発色性の問題以外に、ノズル径がかなり
大きい場合でも、インク組成によってはノズル先端付近
でリン酸塩自身の析出による目詰まりを起こすことがあ
り、さらに、熱エネルギー利用のヘッドを使用した場
合、ヘッドヒーター上に沈着物の堆積が起こって、発泡
力の低下による不吐出が発生することがある。
基及び/又はモノクロルトリアジン基を有する反応染料
であり、かかる反応基を持つ反応染料とリン酸イオンを
共存させることにより上述したような効果が顕著とな
る。そのような相乗効果の理由は、反応性の強弱におい
て上記の2反応基がバランス的に優れているためと思わ
れる。例えば、反応性の強いジクロルトリアジン基では
本発明の効果は得られないし、反応性の弱いトリクロロ
ピリミジン基では効果が顕著ではない。染料の具体例と
しては、C.I.リアクティブイエロー2,15,3
7,42,76,95 C.I.リアクティブレッド2
1,22,24,31,33,45,58,111,1
12,114,180,218,226 C.I.リア
クティブブルー15,19,21,38,49,72,
77,176,203,220 C.I.リアクティブ
オレンジ5,12,13,35, C.I.リアクティ
ブブラウン7,11,33,46 C.I.リアクティ
ブグリーン8,19 C.I.リアクティブバイオレッ
ト2,6,22 C.I.リアクティブブラック5,
8,31,39等で代表されるものが挙げられるが以上
の染料に限定されるものではない。
され、色相の異なったものと併用することも可能であ
り、その使用量としては、一般的にはインク全量に対し
て合計で5〜30重量%、好ましくは5〜25重量%、
より好ましくは5〜20重量%の範囲である。5重量%
未満では発色濃度が不十分であり、一方、30重量%を
越えるとインクの吐出適性が十分ではなくなる。
水については、インク全量に対して30〜90重量%、
好ましくは40〜90重量%、より好ましくは50〜8
5重量%の範囲である。
が、インクの液媒体として一般的な有機溶剤も併用する
ことができる。例えば、アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトン又はケトアルコール類;テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のオキシエチレン又はオキシプロピレン付加重合
体;エチレングリコール、プロピレングリコール、トリ
メチレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレン
グリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含
むアルキレングリコール類;1,2,6−ヘキサントリ
オール等のトリオール類;チオジグリコール;グリセリ
ン;エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エー
テル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエ
チル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テル類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチ
ル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又
はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキ
ルエーテル類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げ
られる。
インクの全重量に対して重量%で3〜60%、好ましく
は5〜50%の範囲である。
混合物としても使用できるが、好ましい液媒体組成は、
溶剤としてチオジグリコール、重合度2〜4のオキシエ
チレンまたはオキシプロピレンの重合体及びそのモノま
たはジアルキルエーテルを含有するものである。中で
も、チオジグリコール単独もしくはジエチレングリコー
ル、チオジグリコール混合系は特に良好なものである。
発明の前述した効果は十分得られるが、さらに、重合度
が3以上のポリリン酸イオンを含有させることにより、
前述の布帛に対して均染性、染着性などの発色特性を改
善することはもとより、記録物の滲みを防止することが
できることが知見された。
インクを布上に付着した後のスチーミング工程で染料の
マイグレーションを防止するためであると推測される。
ク全重量に対して、好ましくは10〜6000ppm、
より好ましくは10〜4000ppmである。
構成成分として各種の分散剤;アニオンまたはノニオン
形の界面活性剤;ポリビニルアルコール、水溶性樹脂等
の粘度調整剤;ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン等の表面張力調整剤;蛍光増白剤;アルカリ金属イ
オンを含むpH調整剤、防カビ剤等を必要に応じて添加
することもできる。
/またはポリアミド繊維を50%以上含有する布帛、特
に、アルカリ性物質を少なくとも含有するセルロース繊
維および/またはポリアミド繊維を50%以上含有する
布帛に使用するのが好ましい。その布帛の製造方法に特
に制限はないが、特開昭63−168382号公報、特
公平3−46589号公報等に記載の布帛を用いること
ができる。布帛を構成する繊維や糸の物理的特性として
は、一般に繊維長が長く、糸や繊維の太さが細くかつ、
より数が多いものが、本発明のインクには適している。
の場合は、平均繊維長が25〜60mm、平均繊維太さ
が0.6〜2.2d、平均より数が70〜150/cm
の繊維から構成される布帛、ポリアミド繊維である絹繊
維を主体として含有する布帛の場合は平均繊維太さ2.
5〜3.5dで構成される平均糸太さ14〜147dの
絹糸による布帛が好適である。
の前処理方法を併用することが出来る。特に、布帛に
0.01〜5重量%のアルカリ性物質を含有させたも
の、又は、水溶性金属塩、水溶性高分子、尿素、及びチ
オ尿素の群から選ばれる物質を、0.01〜20重量%
含有させたものがより好ましい場合がある。
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アル
カリ金属、モノ、ジ、トリエタノールアミン等のアミン
類、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム
等の炭酸もしくは重炭酸アルカリ金属等が挙げられる。
酢酸カルシウム、酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアン
モニア及びアンモニア化合物等がある。又、スチーミン
グ及び乾熱下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸ナト
リウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質とし
ては、反応性染料の染色に用いられる炭酸ナトリウム及
び重炭酸ナトリウムである。
コシ、小麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
等のセルロース系物質、アルギン酸ナトリウム、アラビ
ヤゴム、ローカスイトビーンガム、トラガントガム、グ
アーガム、タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン、カゼ
イン等の蛋白質物質、タンニン系物質、リグニン系物質
等の天然水溶性高分子が挙げられる。
ニルアルコール系化合物、ポリエチレンオキサイド系化
合物、アクリル酸系水溶性高分子、無水マレイン酸系水
溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系高
分子やセルロース系高分子が好ましい。
リ金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物の様に、典型
的なイオン結晶を作るものであって、pH4〜10であ
る化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例とし
ては、例えば、アルカリ金属では、NaCl,Na2 S
o4 ,KCl,CH3 COONa等が挙げられ、又、ア
ルカリ土類金属としては、CaCl2 ,MgCl2 等が
挙げられる。中でもNa,K,Caの塩類が好ましい。
整することも好ましく、構成する繊維の公定水分率(セ
ルロース繊維8.5%、絹繊維12%)の5〜100%
増し、より好ましくは、6〜80%増しに調整した布帛
が好適である。
記前処理剤の水溶液に浸せき後、ローラーで絞り、必要
に応じて乾燥させる工程が一般的であるが限定されるも
のではない。
の重量、W″は水洗後、絶乾した布帛の重量を表す。
布帛にインクジェット記録方式で付与する。
れの方式でも良いが、例えば特開昭54−59936号
公報記載のような、熱エネルギーを利用してインクをノ
ズルから吐出させる方式が、本発明のインクには最も適
しており、長時間の連続的記録においても、発熱ヘッド
での異物の沈着や断線が発生せず、発色性、均染性に優
れた、安定した捺染が可能である。
染を行うのに好適な装置の一例として、記録ヘッドの室
内のインクに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、
その熱エネルギーより液滴を発生させる装置が挙げられ
る。
1、図2及び図3に示す。図1はインク吐出ヘッドの縦
断面図であり、図2はその横断面図である。
ガラス、セラミックスまたはプラスチック板等と、感熱
記録に用いられる発熱ヘッド15とを接着して得られ
る。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成される保護
膜16、アルミニウム電極17−1,17−2、ニクロ
ム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層19、アル
ミナ等の放熱性のよい基板20よりなっている。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急激に
発熱し、ここに接しているインクに気泡が発生し、その
圧力でメニスカス23が突出してインクが吐出し、オリ
フィス22より記録小滴24となり、セルロース繊維/
又はポリアミド繊維を含有する布帛25に向かって飛翔
する。図3には図1に示すヘッドを多数並べたマルチヘ
ッドの外観図を示す。このマルチヘッドはマルチ溝26
を有するガラス板27と、図1に説明したものと同様な
発熱ヘッド28を密着して製作されている。
ッドを組み込んだインクジェット記録装置の一例を示
す。図中、61はワイピング部材としてのブレードであ
り、その一端はブレード保持部材によって保持されて固
定端となり、カンチレバーの形態をなす。ブレード61
は記録ヘッドによる記録領域に隣接した位置に配設さ
れ、又、本例の場合、記録ヘッドの移動経路中に突出し
た形態で保持される。62はキャップであり、ブレード
61に隣接するホームポジションに配設され、記録ヘッ
ドの移動方向と垂直な方向に移動して吐出口面と当接
し、キャッピングを行う構成を備える。更に63はブレ
ード61に隣接して設けられる吸収体であり、ブレード
61と同様、記録ヘッドの移動経路中に突出した形態で
保持される。上記ブレード61、キャップ62、吸収体
63によって吐出回復部64が構成され、ブレード61
及び吸収体63によってインク吐出口面に付着した水
分、塵埃等の除去が行われる。
出口面に対向する布帛にインクを吐出して記録を行う記
録ヘッド、66は記録ヘッド65を搭載してその移動を
行う為のキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸
67と摺動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモー
タ68によって駆動されるベルト69と接続している。
これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動
が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及びその
隣接した領域の移動が可能となる。
モータ駆動の布送りローラである。これらの構成によっ
て記録ヘッドの吐出口面と対向する位置へ布帛が給布さ
れ記録が進行するにつれて排布ローラ53を配した排布
部へ排布される。
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時と同一の位置にある。この
結果、この移動においても記録ヘッド65の吐出口面は
ワイピングされる。
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の時間間
隔で行なわれ、この移動に伴って上記ワイピングが行わ
れる。
インクの入ったチューブを収容したインクカートリッジ
の一例を示す図である。ここで40は供給用インクの収
容部、例えば、インク袋であり、その先端にはゴム製の
栓42が設けられている。この栓42に針を挿入するこ
とにより、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能
ならしめる。44は廃インクを受容する吸収体である。
インク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフ
ィン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明
のインクにとって好ましく、上記の部品が一体になった
ものにも好適に用いられる。
て、この中にはインク収容部、例えばインク吸収体が収
納されており、その中のインクが複数のオリフィスを有
するヘッド部71からインク滴として吐出される構成に
なっている。インク吸収体の材料としては、ポリウレタ
ンを用いることが本発明のインクにとって好ましい。7
2は記録ユニット内部を大気に連通させる為の連通口で
ある。この記録ユニット70は、図4で示す記録ヘッド
に代えて用いられるものであって、キャリッジ66に対
し着脱自在になっている。
捺染を行なうためには、吐出液滴が20〜200pl,
インク打込量が4〜40nl/mm2 ,駆動周波数1.
5KHz以上およびヘッド温度35〜60℃の条件が好
ましい。
帛上に付与されるが、この状態では単に付着しているに
過ぎないので、引続き繊維への染料の反応定着及び未定
着の染料の除去工程を施すのが好ましい。このような反
応定着及び未反応の染料の除去方法は、従来公知の方法
で良く、例えば、スチーミング法、HTスチーミング
法、サーモフィックス法、あらかじめアルカリ処理した
布帛を用いない場合は、アルカリパッドスチーム法、ア
ルカリブロッチスチーム法、アルカリショック法、アル
カリコールドフィックス法等による処理の後、洗浄する
従来公知の方法に準じて行うことができる。中でも、ス
チーミング法、HTスチーミング法において本発明の効
果が顕著である。
所望の大きさに切り離され、切り離された片は縫着、接
着、溶着等、最終的な加工品を得るための工程が施さ
れ、ネクタイ、ハンカチ等の加工品を得ることができ
る。
さらに具体的に説明する。なお文中、「部」および
「%」とあるのは全て重量基準である。実施例1 (実施例1−1) 反応染料(C.I.Reactive Yellow 95) 10部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 リン酸一ナトリウム 0.06部 水 54.9部 上記全成分を混合し、2時間攪拌した後、フロロポアフ
ィルターFP−100(商品名、住友電工製)にて濾過
し、インク(A)を得た。
〜(F)を得た。 (実施例1−2)インクB 反応染料(C.I.Reactive Red 226) 10部 チオジグリコール 15部 ジエチレングリコール 10部 テトラエチレングリコールジメチルエーテル 5部 リン酸二ナトリウム 0.08部 水 59.9部 (実施例1−3)インクC 反応染料(C.I.Reactive Blue 15) 13部 チオジグリコール 23部 トリエチレングリコールモノブチルエーテル 6部 リン酸一ナトリウム 0.004部 トリポリリン酸ナトリウム 0.01部 水 58部 (実施例1−4)インクD 反応染料(C.I.Reactive Brown 11) 2部 反応染料(C.I.Reactive Orange 12) 1.5部 反応染料(C.I.Reactive Black 39) 6.5部 チオジグリコール 23部 ジエチレングリコール 5部 ジプロピレングリコール 3部 リン酸一ナトリウム 0.12部 水 58.9部 (実施例1−5)インクE 反応染料(C.I.Reactive Blue 49) 15部 チオジグリコール 16部 ジエチレングリコール 17部 リン酸一ナトリウム 0.03部 リン酸二ナトリウム 0.04部 トリポリリン酸ナトリウム 0.05部 水 51.9部 (実施例1−6)インクF 反応染料(C.I.Reactive Red 218) 15部 チオジグリコール 16部 ジエチレングリコール 12部 トリプロピレングリコール 5部 リン酸一ナトリウム 0.05部 リン酸三ナトリウム 0.02部 水 51.9部実施例2 実施例1−1〜1−6のインクA〜Fおよび下記の組成
で実施例1と同様の手法で調製した比較用インクG〜I
を、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置で
あるカラーバブルジェットコピアPIXEL PRO
(商品名、キヤノン製)用ヘッド(ノズル数256、飛
翔液滴20〜40pl)に搭載して、10本のノズルで
2×108 パルスの連続印字を行なったときの、ノズル
の目詰まり、吐出液滴量、吐出速度の低下の有無などを
調べた。インクG 反応染料(C.I.Reactive Yellow 95) 10部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 リン酸一ナトリウム 0.0008部 水 55部インクH 反応染料(C.I.Reactive Yellow 95) 10部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 リン酸一ナトリウム 0.26部 水 54.7部インクI 反応染料(反応基がジクロルトリアジンの染料、C.I.Reactive Yellow 1) 10部 チオジグリコール 24部 ジエチレングリコール 11部 リン酸一ナトリウム 0.06部 水 54.9部 また、同じヘッドで3分間連続して英数文字を印字した
後印字を停止し、キャップをしない状態で7日間放置し
て、ノズルの先端付近での固形物の付着による目詰りを
調べた(ヘッドはいづれも35〜60℃の範囲に昇温し
て使用した。)。また、インクA〜I 100ccをガ
ラスビンに入れ、50℃に20日間保存し、インクの保
存安定性を調べた。インクの性質および評価結果を表1
に示す。
ルジェットコピアPIXEL PRO(商品名、キヤノ
ン製)に搭載し、予めアルカリ処理した綿100%の敷
布(平地細布、エジプト綿100%、水分率15%)、
及び絹100%の敷布(羽二重 8匁付、水分率18
%)にプリントを行い、104℃で10分間の蒸熱処理
による定着を行い、その後、中性洗剤で洗浄して、染色
品の均染性について肉眼観察にて評価した。その結果を
表2に示す(プリントは2×10cmのベタサンプルを
インク打込量16nl/mm2 の条件で作成した。)。
含むインク(A〜F)を用いた場合より比較用インク
(G〜I)を用いた方が劣っていた。
行ったときに、ノズルの目詰り、吐出液滴量や吐出速度
の減少等がおこらなかったノズル数を測定し、下記の基
準で評価 ○:10本 △:6〜9本 ×:5本以下 *3 3分間連続印字後、キャップをしないで7日間放
置した時のノズルの先端付近での固形物の付着による目
詰りの状態を下記の基準で評価 ○:目詰り無し △:目詰りはあるが吸引により回復 ×:吸引しても目詰りは回復しない *4 インクを50℃に20日間保存した後、ガラスビ
ン内に異物が発生するか否かを目視し、判定した。また
保存インクを16nl/mm2 の打込量で印字発色さ
せ、保存前のインクを用いた場合のプリント物の発色濃
度と比較した。
れば、被染色布帛をセルロース繊維及び/又はポリアミ
ド繊維を主体として構成される布帛に対して、滲みがな
く鮮明で、且つ、高濃度の染色物を得ることが可能とな
る。
期にわたって安定し、常温で保存しても染色特性に変化
がない。
器により、長時間にわたってヘッドノズルにおける目詰
り等の発生しない、吐出性能の信頼性が高いインクジェ
ット印捺を行うことができる。特に、熱エネルギーによ
るインクの発泡現象によってインクを吐出させるタイプ
の記録においては、格段に良好である。
図である。
る。
Claims (15)
- 【請求項1】 5〜30重量%のビニルスルホン基およ
び/またはモノクロルトリアジン基を有する反応染料な
らびに水性液媒体を含むインクジェット捺染用インクで
あって、該液媒体中に少なくとも10〜2000ppm
のリン酸イオン(PO4 3- )を含有することを特徴とす
るインクジェット捺染用インク。 - 【請求項2】 重合度3以上のポリリン酸イオンを含有
する請求項1記載のインクジェット捺染用インク。 - 【請求項3】 セルロース繊維および/またはポリアミ
ド繊維を含有する布帛に対し請求項1または2記載のイ
ンクをインクジェット方式により付与後、染着処理し、
次いで洗浄処理を行なうインクジェット捺染方法。 - 【請求項4】 前記インクを付与する前に、前記布帛に
前処理を施す、請求項3記載のインクジェット捺染方
法。 - 【請求項5】 インクジェット方式が熱エネルギーを利
用するものである請求項3記載のインクジェット捺染方
法。 - 【請求項6】 請求項1または2記載のインクを収容す
る収容部および該インクを吐出する吐出ヘッド部を有す
る記録ユニット。 - 【請求項7】 吐出ヘッド部が熱エネルギー利用のイン
ク吐出ヘッドを有するものである請求項6記載の記録ユ
ニット。 - 【請求項8】 請求項1または2記載のインクの収容部
を有するインクジェットカートリッジ。 - 【請求項9】 請求項6記載の記録ユニットを有するイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項10】 吐出ヘッド部が熱エネルギー利用のイ
ンク吐出ヘッドを有するものである請求項9記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項11】 請求項1または2記載のインクを吐出
する記録ヘッド、該インクの収容部を有するインクカー
トリッジおよび該インクカートリッジから該記録ヘッド
に至るインク供給部を有するインクジェット記録装置。 - 【請求項12】 記録ヘッドが熱エネルギーを利用して
インクを吐出するものである請求項11記載のインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項13】 請求項3記載のインクジェット捺染方
法で捺染された捺染物。 - 【請求項14】 請求項13記載の捺染物をさらに加工
して得られた加工品。 - 【請求項15】 前記加工品が前記捺染物を所望の大き
さに切り離し、切り離された片に対して最終的な加工品
を得るための工程を施して得られたものである請求項1
4記載の加工品。
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