JPH062634U - チツプインダクタ - Google Patents

チツプインダクタ

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JPH062634U
JPH062634U JP4247392U JP4247392U JPH062634U JP H062634 U JPH062634 U JP H062634U JP 4247392 U JP4247392 U JP 4247392U JP 4247392 U JP4247392 U JP 4247392U JP H062634 U JPH062634 U JP H062634U
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JP
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electrode
lead frame
core portion
inductance element
element body
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JP4247392U
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正男 川手
素樹 今井
厚 田中
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Koa Corp
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Koa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極部の半田がリードフレーム基部に流れ込
むことがなく、実装時の配線パターンシヨート等の不具
合を未然防止できると共に、捲線ワイヤ及び電極部とリ
ードフレームとの接触面積も向上するチツプインダクタ
を提供することを目的とする。 【構成】 両端面に金属箔を固着して電極部5を形成し
たコア部2,4と、該コア部2,4の両電極部5に固着
され、電極部5間に当該コア部を所定回数懸回するよう
に配設された捲線ワイヤをそれぞれの電極部5で16に
示すように半田付けしてなるインダクタンス素子本体1
の両側面に、電極部5位置近傍に凸部35を位置させ、
コア部4下部をアーム33で支えてなるリードフレーム
備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はチツプインダクタに関し、例えば種々の容量のインダクタを同一形状 のリードフレームで実装可能なチツプインダクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のチツプインダクタは、図8に示す形状であつた。即ち、従来の チツプインダクタは、金属フレームの打ち抜き端子部21から略直角に折り曲げ 形成された略三角形状の保持部27の中間部よりインダクタンス素子本体22の 両端電極部26の周縁部を両側より抱き込むように折り曲げられた2つのアーム 片24を突設したリードフレーム20を、両顎部23の端面に金属箔を接着して 電極部26を形成し、顎部23の両端面電極部26間にインダクタンス素子本体 22を所定回数懸回する捲線ワイヤ25を半田付けした当該電極部26に取り付 けた構造となつている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電極部26に捲線ワイヤ25を半田付けするために、半田の表 面張力で電極部26表面が球面状になり、顎部23の端面より突出してしまう。 このため、この電極部26にリードフレーム20をとりつけようとしても、球面 状の電極部26のために斜めの取り付け位置となつてしまう。
【0004】 この電極部26が球面状になることによる取り付け位置のずれる状態を図9に 示す。なお、図9では捲線ワイヤは図示を省略している。 図9において、28が電極部26に形成された半球状の半田であり、図示の様 に打ち抜き端子部21が斜めになつており、両方のリードフレームで傾き方向が 逆になつた様な場合には実装基板等の配線パターンをはみ出し、隣のパターンと 接続してしまうおそれが有るなどの欠点を有していた。
【0005】 さらに、この半球状の半田を有するため、このチツプインダクタを実装基板に 実装等する場合に、この半田が溶けだし、リードフレームを伝つて打ち抜き端子 部21位置まで到達し、極端な場合には実装基板等の配線パターンまで達し、隣 の配線パターンと電気的に接続してしまう等の欠点があつた。 さらに、図8のチツプインダクタをモールドした場合には、この半田の流れ出 しの影響が特に大きく、極端な場合にはモールド部分の破壊のおそれもあつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の課題を解決することを目的としてなされたもので、リードフ レームの取り付け位置の正確な、半田の流れだし等のおそれのないチツプインダ クタを提供することを目的とする。そして、係る目的を達成する一手段として以 下の構成を備える。
【0007】 即ち、両端面に金属箔を固着して電極部を形成したコア部と、該コア部の両電 極部に固着され電極部間に当該コア部を所定回数懸回するように配設された捲線 ワイヤとを配設してなるインダクタンス素子本体と、前記インダクタンス素子本 体の電極部に電気的に接続される電極接続部と、該電極接続部に続き前記インダ クタンス素子本体をコア部端部近傍の下方部分で係止する係止アームと、実装部 の配線パターン等に電気的に接続される端子部とを備えるリードフレームを前記 インダクタンス素子本体のコア部両側端面に有し、前記リードフレームの電極接 続部を所定径を有する略ドーナツ形状とする。
【0008】 又は、両端面に金属箔を固着して電極部を形成したコア部と、該コア部の両電 極部に固着され電極部間に当該コア部を所定回数懸回するように配設された捲線 ワイヤとを配設してなるインダクタンス素子本体と、 前記インダクタンス素子 本体の電極部に電気的に接続される電極接続部と、該電極接続部に続き前記イン ダクタンス素子本体をコア部端部近傍の下方部分で係止する係止アームと、実装 部の配線パターン等に電気的に接続される端子部とを備えるリードフレームを前 記インダクタンス素子本体のコア部両側端面に有し、前記リードフレームの電極 接続部を所定径を有する外方に略半球状に突出した形状とする。
【0009】 そして、コア部の両端面は略半球状の凹部が形成されており、電極部は該コア 部端面の凹部に金属箔を固着した構成とするか、または コア部の両端面は所定 深さを有する略円柱状の凹部が形成されており、電極部は該コア部端面の凹部に 金属箔を固着した構成とする。
【0010】
【作用】
以上の構成において、電極部の半田がリードフレームに流れ込むことがなく、 更に、捲線ワイヤもリードフレームで挟み込まれるようにして固定されるため、 より信頼性が高くなる。また、電極部とリードフレームとの接触面積も向上する 。
【0011】 更に、リードフレームの形状もシンプルとなり、折り曲げ工程も少なくて済、 成型金型としても複雑な物が不要であり、信頼性が上がるとともに製造コストも 少なくなる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を詳細に説明する。 〔第1実施例〕 図1は本考案に係る一実施例のインダクタンス素子本体の構成を示す図、図2 は本実施例のリードフレームの構造を示す図、図3は本実施例の組み立て状態を 示す略中心部よりの断面図である。
【0013】 図中、1はインダクタンス素子本体、10は金属フレームを打ち抜いて成型さ れたリードフレームである。 インダクタンス素子本体1の詳細を図1を参照して先ず説明する。図1におい て、2は連結部、4は両端顎部であり、両部2,4でコア部を構成している。ま た、3はコア部の主に連結部2周囲を所定巻き数懸回されている電線、5は両顎 部4の端部に形成された電極部であり、電極部5には電線3が半田付け等により 電気的に接続される。この半田付けは例えば図に16で示す箇所について行う。
【0014】 図2に示す金属フレームを打ち抜く等して成型した状態のリードフレーム10 の斜視図に明らかなように、リードフレーム10において、11は実装された時 に実装部の配線パターン等と接続される端子部、12は該端子部11端部より略 直角に折り曲げられる先端部に向かつて先細に成型された保持片、13は該保持 片12中間部を上片を残して打ち抜き、残した上辺を中心として端子部11とは 逆の方向に折り曲げたアームであり、保持片12上方には所定径の孔部14が配 設されているドーナツ形状部15を備えられている。
【0015】 図3に示すように図1のインダクタンス素子本体1と、図2に示すリードフレ ーム10とを一体化させてチツプインダクタを完成させるには、インダクタンス 素子本体1の顎部4の両端部より1対のリードフレーム10を、該リードフレー ム10のアーム13が顎部4の下部位置となるように互いに挟み込み、孔部14 を有するドーナツ形状部15が丁度電極部5の位置となるようにする。なお、図 3では電線3は図示を省略している。
【0016】 図3に示すようにこの状態では、電極部5に電線3を半田付けで固着した状態 でも、電極部5における半田の盛り上がりは、丁度孔部14部分となり、実装面 での不具合は一掃される。 更に、電極部5の半田がリードフレーム10に流れ込むことがなく、更に、電 線3もリードフレーム10で挟み込まれるようにして固定されるため、より信頼 性が高くなる。また、電極部5とリードフレーム10との接触面積もドーナツ形 状部15の全面に渡り、図8に示す従来のものと比し、大幅に向上する。
【0017】 更に、リードフレーム10の形状もシンプルとなり、成型金型としても複雑な 物が不要であり、信頼性が上がるとともに製造コストも少なくなる 以上の説明においては、図3に示すようにリードフレーム10のアーム13 によりインダクタンス素子本体1を挟持し、電極部5とドーナツ形状部15とで 互いに固着する例について説明した。しかし、本発明は以上に例に限定されるも のではなく、図3に示すものを更にプラスチツクス等によりモールドして、強度 等を向上させてもよい。このようにモールドすることにより、各部分が直接露出 せずにモールド部材(例えばプラスチツクス等)で保護されることより、チツプ インダクタを単品として流通過程に置く場合など特に適している。この場合には 、端子部11はモールド部材に沿つて底面より側面に折り返すのが望ましい。
【0018】 この場合には、アーム13の折り曲げ孔部にモールド部材が入り込むため、リ ードフレーム10の固定にも適している。 以上説明したように本実施例によれば、電極部5に電線3を半田付けしても、 この時の半田の盛り上がりがあつても、孔部14で影響をなくしており、リード フレーム10がインダクタンス素子本体1とずれて取り付けられるようなことも 無くなる。更に、電極部5とリードフレーム10との接触面積も広くなり、密着 性が向上する。更に、基板等への実装時においても、電極部5の半田部分は孔部 14に多くあり、リードフレーム10の端子部11よりの実装時の熱が半田に達 する割合も減少するため、リードフレーム10に半田が流れ込む事がなくなり、 実装基板等の配線パターンを短結することも防止できる。
【0019】 〔第2実施例〕 以上の説明では、インダクタンス素子本体1の顎部4の端面は略平面である例 を説明した。しかし、本発明は以上例に限定されるものではない。たとえば、顎 部4の側面に凹部(例えば略半球状の凹部)を設け、金属箔をこの凹部に接着し て電極部とした構成としてもよい。このように顎部4の側面に略半球状の凹部を 設けた本発明に係る第2実施例を以下に説明する。
【0020】 第2実施例のコア部の断面図を図4に示す。図4はコア部の略中心位置よりの 断面図であり、図中、7に示すのが顎部4の側面に配設された略半球状の凹部で ある。そして、第2実施例においては、凹部7に金属箔を接着して電極部5を形 成している。 そして、リードフレーム10とインダクタンス素子本体1との一体化に際して は、リードフレーム10のドーナツ形状部15の孔部14と凹部7とが対応する ようにアーム13を折り曲げることにより、十分な強度を以て、かつ接触面積を 殆ど減らすこと無く互いを固着できる。
【0021】 このように、顎部側面に凹部7を設けることにより、半田付けがより強固にで き、また、電極部5も凹部7内にも配設されていることにより、よりコア部との 密着性が増し、リードフレーム10と共に電極部5がコア部と剥離することを防 止できる。なお、この場合でも半田付けにより顎部4側面より半田が盛り上がつ た状態となるが、リードフレーム10の電極部5及び半田部分との接触部がドー ナツ形状であるため、リードフレーム10は曲がつて取り付けられることもない 。
【0022】 〔第3実施例〕 以上の各実施例では、リードフレーム10の電極5との接触部分はドーナツ形 状であり、孔部14が配設されている例について説明した。しかし、本考案は以 上の例に限定されるものではない。たとえば、電極5との接触部分を顎部4の側 面との接触部分が凸部(例えば略半球状の凸部)となる様に構成してもよい。こ のようにリードフレーム10の電極5との接触部分を顎部4の側面との接触部分 が凸部(例えば略半球状の凸部)となる様に構成した本発明に係る第3実施例を 図5及び図6を参照して以下に説明する。
【0023】 図5は本実施例のリードフレームの構造を示す図であり、(A)は斜視図、( B)は略中心部よりの断面図である。また、図6は本実施例の組み立て状態を示 す略中心部よりの断面図である。 図中、1は図1に示す第1実施例と同様のインダクタンス素子本体、30は金 属フレームを打ち抜いて成型された第3実施例のリードフレームである。なお、 インダクタンス素子本体1の両端顎部4の側面は、第1実施例の如くの略平板状 であつても、第2実施例の如くの略半球状の凹部を有する構成であつてもよい。 いずれの場合も同様の作用効果を達成できる。
【0024】 第3実施例におけるリードフレーム30は、図5に明らかなように、上述した 実施例のドーナツ形状部15に替え、略半球状の凸部34を絞り加工等により設 けた構造としている。 なお、リードフレーム30において、31は実装された時に実装部の配線パタ ーン等と接続される端子部、32は該端子部31端部より略直角に折り曲げられ る先端部に向かつて先細に成型された保持片、33は該保持片32中間部を上片 を残して打ち抜き、残した上辺を中心として端子部31とは逆の方向に折り曲げ たアームであり、上述した実施例と同様の構造となつている。
【0025】 図6に示すように、電線3を半田付けにより電極5に接続し、顎部4の側面よ り盛り上がつた図1のインダクタンス素子本体1と、図5に示すリードフレーム 30とを一体化させてチツプインダクタを完成させるには、インダクタンス素子 本体1の顎部4の両端部より1対のリードフレーム30を、該リードフレーム3 0のアーム33が顎部4の下部位置となるように互いに挟み込み、凸部34位置 が丁度電極部5の半田付けした位置となるようにする。なお、図6では電線3は 図示を省略している。
【0026】 図6に示すように、電極部5に電線3を半田付けで固着した状態でも、電極部 5における半田の盛り上がりは、丁度凸部34部分となり、実装面での不具合は 一掃される。 更に、電極部5の半田が凸部34内に止まるため、リードフレーム30の端子 部31等に流れ込むことがなく、更に、電線3もリードフレーム30で挟み込ま れるようにして固定されるため、より信頼性が高くなる。また、電極部5とリー ドフレーム30との接触面積も半田を介して凸部34を中心とした上部全面とな り、図8に示す従来のものと比し、大幅に向上する。
【0027】 更に、リードフレーム30の形状もシンプルとなり、成型金型としても複雑な 物が不要であり、信頼性が上がるとともに製造コストも少なくなる 以上の説明においては、図6に示すようにリードフレーム30のアーム33 によりインダクタンス素子本体1を挟持し、電極部5と凸部34とで互いに固着 する例について説明した。しかし、本発明は以上に例に限定されるものではなく 、図6に示すものを更にプラスチツクス等によりモールドして、強度等を向上さ せてもよい。このようにモールドすることにより、各部分が直接露出せずにモー ルド部材(例えばプラスチツクス等)で保護されることより、チツプインダクタ を単品として流通過程に置く場合など特に適している。この場合には、端子部3 1はモールド部材に沿つて底面より側面に折り返すのが望ましい。
【0028】 この場合には、アーム33の折り曲げ孔部にモールド部材が入り込むため、リ ードフレーム30の固定にも適している。 以上説明したように本実施例によれば、電極部5に電線3を半田付けしても、 この時の半田の盛り上がりがあつても、凸部34で影響をなくしており、リード フレーム30がインダクタンス素子本体1とずれて取り付けられるようなことも 無くなる。更に、電極部5とリードフレーム30との接触面積も広くなり、密着 性が向上する。更に、基板等への実装時においても、電極部5の半田部分がリー ドフレーム30の端子部31に流れ込む事がなくなり、実装基板等の配線パター ンを短結することも防止できる。
【0029】 〔第4実施例〕 以上の説明では、インダクタンス素子本体1の顎部4の端面は略平面であるか 、又は略半球状の凹部を備える例を説明した。しかし、本発明は以上例に限定さ れるものではない。たとえば、顎部4の側面の凹部を例えば略円柱状の円柱状凹 部とし、金属箔をこの円柱状凹部内に接着して電極部とした構成としてもよい。 このように顎部4の側面に略円柱状の円柱凹部を設けた本発明に係る第4実施例 を以下に説明する。
【0030】 第4実施例のコア部の構造を図7に示す。図7において、(A)に略中心位置 での断面図、(B)に側面図を示す。 図中、8に示すのが顎部4の側面に配設された略円柱状の凹部を構成する円柱 凹部である。そして、第4実施例においては、円柱凹部8に金属箔を接着して電 極部5を形成している。
【0031】 そして、リードフレーム10とインダクタンス素子本体1との一体化に際して は、リードフレーム10の第1実施例の孔部14又は第3実施例の凸部35と、 円柱状凹部7とが対応するようにアーム13,33を折り曲げることにより、十 分な強度を以て、かつ接触面積を殆ど減らすこと無く互いを固着できる。 このように、顎部側面に円柱凹部8を設けることにより、半田付けがより強固 にでき、また、電極部5も円柱凹部8内にも配設されていることにより、よりコ ア部との密着性が増し、リードフレーム10と共に電極部5がコア部と剥離する ことを防止できる。
【0032】 特に、半田付けにより顎部4側面より半田が盛り上がつた状態となつても、リ ードフレーム30の凸部35で覆つた状態であるため、半田が流れだすこともな く、凸部35内で電極部5と強固な接着状態を維持することができる。 また、電線3は凸部35により強固に挟み込まれた状態となるため、電極部と 剥離するようなこともなくなる。
【0033】 尚、上述した各実施例においては、強固にリードフレーム部とコア部の電極部 5との接続状態を得ることができ、後でモールド等する場合には、アーム部分を 省略することもできる。このようにアームを省略することにより、リードフレー ムの構造は非常に簡単なもので済、リードフレームの成型金型も簡単な物とでき る。さらに、是に伴い、金型メインテナンスの割合も減らすことが可能となり、 より効率のよい製造も可能となる。
【0034】
【考案の効果】 以上説明したように本考案によれば、電極部の半田がリードフレーム基部に流 れ込むことがなく、実装時の配線パターンシヨート等の不具合を未然防止できる 。更に、捲線ワイヤもリードフレームで挟み込まれるようにして固定されるため 、より信頼性が高くなる。また、電極部とリードフレームとの接触面積も向上す る。
【0035】 更に、リードフレームの形状もシンプルとなり、折り曲げ工程も少なくて済、 成型金型としても複雑な物が不要であり、信頼性が上がるとともに製造コストも 少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例のインダクタンス素子本
体の構成を示す図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のリードフレームの構
造を示す図である。
【図3】第1実施例のチツプインダクタの構造を示す図
である。
【図4】本発明に係る第2実施例のインダクタンス素子
本体のコア部の凹部を示す図である。
【図5】本発明に係る第3実施例のリードフレームの構
造を示す図である。
【図6】第3実施例のチツプインダクタの構造を示す図
である。
【図7】本発明に係る第4実施例のインダクタンス素子
本体のコア部の凹部を示す図である。
【図8】従来のチツプインダクタの構造を示す図であ
る。
【図9】従来のチツプインダクタを実装した場合のリー
ドフレームの状態を示す図である。
【符号の説明】
1 インダクタンス素子本体 2,22 連結部 3,25 電線 4,23 顎部 5,26 電極部 7,8 凹部 10,20,30 リードフレーム 11,21,31 端子部 12,27,32 保持片 13,24,33 アーム 14 孔部 15 ドーナツ形状部 16,28 半田 34 凸部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端面に金属箔を固着して電極部を形成
    したコア部と、該コア部の両電極部に固着され電極部間
    に当該コア部を所定回数懸回するように配設された捲線
    ワイヤとを配設してなるインダクタンス素子本体と、 前記インダクタンス素子本体の電極部に電気的に接続さ
    れる電極接続部と、該電極接続部に続き前記インダクタ
    ンス素子本体をコア部端部近傍の下方部分で係止する係
    止アームと、実装部の配線パターン等に電気的に接続さ
    れる端子部とを備えるリードフレームを前記インダクタ
    ンス素子本体のコア部両側端面に有し、前記リードフレ
    ームの電極接続部を所定径を有する略ドーナツ形状とす
    ることを特徴とするチツプインダクタ。
  2. 【請求項2】 両端面に金属箔を固着して電極部を形成
    したコア部と、該コア部の両電極部に固着され電極部間
    に当該コア部を所定回数懸回するように配設された捲線
    ワイヤとを配設してなるインダクタンス素子本体と、 前記インダクタンス素子本体の電極部に電気的に接続さ
    れる電極接続部と、該電極接続部に続き前記インダクタ
    ンス素子本体をコア部端部近傍の下方部分で係止する係
    止アームと、実装部の配線パターン等に電気的に接続さ
    れる端子部とを備えるリードフレームを前記インダクタ
    ンス素子本体のコア部両側端面に有し、前記リードフレ
    ームの電極接続部を所定径を有する外方に略半球状に突
    出した形状とすることを特徴とするチツプインダクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のチツプインダクタ
    において、 コア部の両端面は略半球状の凹部が形成されており、電
    極部は該コア部端面の凹部に金属箔を固着した構成であ
    ることを特徴とするチツプインダクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のチツプインダクタ
    において、 コア部の両端面は所定深さを有する略円柱状の凹部が形
    成されており、電極部は該コア部端面の凹部に金属箔を
    固着した構成であることを特徴とするチツプインダク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のチツプインダクタ
    において、 コア部の両端面は略平面状であることを特徴とするチツ
    プインダクタ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61177704A (ja) * 1985-02-02 1986-08-09 Tdk Corp チツプ型インダクタの製造方法
JPS61185906A (ja) * 1985-02-13 1986-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd チツプインダクタ−
JPH01220811A (ja) * 1988-02-29 1989-09-04 Tokin Corp 表面実装用チップ型コイルの製造方法

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