JPH0626322B2 - 自動車電話 - Google Patents

自動車電話

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JPH0626322B2
JPH0626322B2 JP61130177A JP13017786A JPH0626322B2 JP H0626322 B2 JPH0626322 B2 JP H0626322B2 JP 61130177 A JP61130177 A JP 61130177A JP 13017786 A JP13017786 A JP 13017786A JP H0626322 B2 JPH0626322 B2 JP H0626322B2
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JP
Japan
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driver
call
hands
seat
free
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JP61130177A
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智宏 江崎
義注 太田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車電話にかかわり、特に、運転者が安全に
かつ有効的に通話状態に入るために好適な着信方式の自
動車電話に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動車電話は、一般用の電話器と同様に、通話時
にはハンドセットを手で持って通話を行わなければなら
ない。しかし、一般用の電話とは異なり、運転者が運転
中に通話状態に入ると、片手運転となり安全上非常に危
険である。このため、運転者が安全に通話を行うために
は、車を安全な場所に停車させてから通話状態に入らな
ければならない。このことは、発呼の場合は、実用上あ
まり問題ではないが、着呼の場合は、運転者が運転中の
場合で車内に同乗者がいない状態では、直ちに安全に停
車できるとは限らず、実用上不便を感じるか、片手運転
を行う方法しかなかった。この問題を解決するため、特
開昭55-143851号公報に記載のように、車内のサンバイ
ザ等に通話用マイクを有し、またスピーカを車内の適当
な位置に配置し、手動スイッチの操作により通話状態に
入り、ハンドセットを持つことなく通話が行えるように
したハンドフリー通話機能をもつ自動車電話が考えられ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、着呼があった場合の自動着信について
は考慮されておらず、着呼があったときに手でスイッチ
を入れて通話状態にするため、操作が煩わしいばかりで
なく、交通上の安全性に問題があった。一方で、運転者
は、運転中を含め運転席に居る限り、手を使用しないい
わゆるハンドフリー通話には常時対応可能である。
本発明の目的は、着呼があった場合、有効的かつ運転席
に居る運転者が手を使わないで通話状態に入れる便利で
安全な自動車電話を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、運転者が運転席に居ることを検出する手段
を設け、その検出信号に応じてハンドフリー通話に切り
換えることによって達成される。
本発明は、通常の移動機とハンドセットおよび運転者用
のハンドフリー通話装置を併せもつ自動車電話におい
て、上記ハンドセットとハンドフリー通話装置とを切り
換える手段と、運転者が運転席に居ることを検出する検
出手段または車の走行を検出する速度検出手段とをも
ち、着呼があった場合に、着呼信号を受けて、上記検出
手段からの信号に応じて、所定の指示を上記切換手段に
与えるとともに、上記移動機に対しオフフック信号を送
出する機能を有する制御部を設けて構成したものであ
る。
〔作用〕
上記の構成において、制御部は、着呼信号を受けたと
き、運転席に人が居ないことを示す信号または車が走行
していないことを示す信号を検出手段から受けた場合、
切換手段を通常のハンドセット側に閉じる指示を出す。
一方、運転席に人が居ることを示す信号または車が走行
していることを示す信号を検出手段から受けた場合、制
御部は切換手段をハンドフリー装置側に切り換える指示
を出すとともに、移動機に対しオフフックの制御信号を
発し、ハンドフリー通話状態に入る。以上の動作によっ
て、運転席に人が居れば、着呼があった場合、自動的に
ハンドフリー通話状態に入ることが可能となり、運転者
は手を使わないで通話ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図を用いて説
明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示した図である。図
において、1は自動車電話用の移動機、2はアンテナ、
3は自動車電話用のハンドセット、4はハンドフリー回
路、5はスピーカ、6はマイク、7は切換器、8はマイ
クロプロセッサ、9はシートスイッチ、10は終話スイ
ッチである。
一般的な自動車用電話装置としては、移動機1、アンテ
ナ2およびハンドセット3から構成されており、ダイヤ
リングのためのプッシュスイッチ等はハンドセット3と
一体となっているが、第1図では図示されていない。ハ
ンドフリー回路4はマイク6およびスピーカ5に接続さ
れ、それぞれを駆動するための回路と、ハウリング防止
のための回路、例えば音声スイッチを用いて、送話と受
話の損失レベルをコントロールする回路、を有してい
る。マイク6は、運転者の声が入るような所、例えば車
内のサンバイザ等にセットし、スピーカ5も車内の適当
な所にセットする。さらに、ハンドセット通話とハンド
フリー通話とを切り換える切換器7を移動機1との間に
設けて、ハンドセット3とハンドフリー回路4の選択を
行う。以上の構成により、ハンドフリー通話と通常のハ
ンドセット通話が任意に選択可能となる。
一方、マイクロプロセッサ8は、移動機1から着呼信号
Aを受け付け、移動機1に対しては、電話回線の開閉を
示すオン/オフ・フックの制御を行う制御信号Bを、ま
た切換器7に対しても切換制御を行う切換信号Cを出力
する構成になっており、さらに、運転席に人が居るかど
うかを検出するシートスイッチ9、およびハンドフリー
通話の終了時に操作する終話スイッチ10からの信号も
得る構成となっている。
第2図は本実施例で用いるマイクロプロセッサ8の動作
を示すフローチャートである。以下、第2図に従って本
実施例の動作を説明する。
自動車電話装置に着信があった場合、基地局と移動機1
との間に回線が設定される。移動機1はマイクロプロセ
ッサ8に対し着呼信号を送出する。マイクロプロセッサ
8は、シートスイッチ9の状態を読んで、運転席に人が
居るかどうかを判断する。運転席に人が居ない場合は、
マイク6が一般に運転席を対象として固定していること
や、運転者以外は手が自由に使えることから、通常のハ
ンドセット通話を行うよう、切換器7をハンドセット側
に制御し、着信音を送出し、ハンドセット3が取り上げ
られる(オフフック)のを待つ。ハンドセット通話を行
った後、終話時にハンドセット3を置く(オンフック)
ことにより終了する。一方、運転席に人が居る場合に
は、運転者はハンドフリー通話であれば運転中であって
も手を使う必要がないため、常時ハンドフリー通話に入
ることが可能な状態にある。従って、例えば、着信があ
った場合、一回だけ着信音を送出して運転者に着信があ
ったことを知らせた後、マイクロプロセッサ8は、切換
器7に対しハンドフリー回路4側に切り換えるように制
御した後、移動機1に対してオフフックの信号を送出
し、自動的にハンドフリー通話に入る。終話時には、運
転者が終話スイッチ10を操作して、終話であることを
マイクロプロセッサ8に指示し、マイクロプロセッサ8
は移動機1に対してオンフック信号を送出し、通話を終
了する。
本実施例によれば、ハンドフリー通話機能をもつ自動車
電話において、着信時における自動着信でハンドフリー
通話に入ることにより、運転者は全く手を使わずに通話
ができ、煩わしさからの解放と交通上の安全性の向上が
もたらされ、かつ、運転者の運転席に居るか居ないかを
検出することによって、不用意にハンドフリー通話に入
って通話の混乱を招くということもないという効果があ
る。
上述の動作において、ハンドフリー通話の場合の着信音
は、1回発生にとらわれることなく、数回の発生でもよ
い。また、着信音発生を行わなくてもよい。さらに、ハ
ンドフリー通話の場合、着信音発生、ハンドフリー回路
への切換、オフフック信号送出の各動作の順序は、上記
順序に限ることはない。
上記実施例の説明では、運転席に人が居るかどうかの検
出をシートスイッチ9によって行ったが、これに限るこ
となく、例えば運転席に設けられた圧力センサによって
人の体重から検出を行ってもよい。あるいは、光電変換
素子を用い、人が運転席につくことによる光のしゃ断か
ら検出を行ってもよい。また、終話については、終話ス
イッチ10を操作する方式に限らず、例えばマイク6か
らの出力信号あるいはスピーカ5への入力信号が一定時
間(例えば10秒間)無いことを検出して、終話動作を
行ってもよい。
また、車速センサを用いて車が動いているか否かを検出
し、動いていれば必ず運転者が運転席に居るのでハンド
フリー通話を行い、動いていなければハンドセット通話
を行うといったことも考えられる。第3図は、このよう
な考えに基づいた本発明の他の実施例の構成を示した図
である。第3図において、第1図と同一符号は同一物を
示し、また符号11は車が走行していることを検出する
車速センサである。動作は第1図の場合とほぼ同様であ
り、車速センサ11は車の走行を検出し、車が走行して
いるときは、第2図に示したハンドフリー通話と同様な
動作を行う。
さらに、同乗者が居り、運転者が運転中、同乗者がハン
ドセットで電話に出るといった状況では、手動操作等で
切換器7をハンドセット側に切り換えられるような配慮
も考えられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、着呼があった際、運転者は一切手を使
わずに自動的に通話状態に入れるため、便利さと交通上
の安全性とを向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車電話の構成を示すブ
ロック図、第2図は該実施例で用いるマイクロプロセッ
サの処理の流れを示すフローチャート、第3図は本発明
の他の実施例の自動車電話の構成を示すブロック図であ
る。 1……移動機 3……ハンドセット 4……ハンドフリー回路 5……スピーカ 6……マイク 7……切換器 8……マイクロプロセッサ 9……シートスイッチ 10……終話スイッチ 11……車速センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドセット通話手段と、ハンドフリー通
    話手段と、前記2つの通話手段を切り換える切換手段と
    を有する自動車電話において、運転席に人が居ることを
    検出する検出手段および車の走行を検出する速度検出手
    段のうちの少くとも1つと、着信音発生手段と、オフフ
    ック信号発生手段とを設け、着信信号を受信し、前記検
    出手段により運転席に人が居ることを検出した場合また
    は前記速度検出手段が車の走行を検出した場合、前記切
    換手段によりハンドフリー通話手段に切り換えるととも
    に、前記着信音発生手段およびオフフック信号発生手段
    によりそれぞれ着信音およびオフフック信号を発生する
    ことを特徴とする自動車電話。
JP61130177A 1986-06-06 1986-06-06 自動車電話 Expired - Lifetime JPH0626322B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61130177A JPH0626322B2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 自動車電話

Applications Claiming Priority (1)

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JP61130177A JPH0626322B2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 自動車電話

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JPS62287730A JPS62287730A (ja) 1987-12-14
JPH0626322B2 true JPH0626322B2 (ja) 1994-04-06

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JP61130177A Expired - Lifetime JPH0626322B2 (ja) 1986-06-06 1986-06-06 自動車電話

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JPH0824325B2 (ja) * 1993-01-25 1996-03-06 日本電気株式会社 携帯電話機
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