JP2001053864A - 携帯電話機用のハンズフリー装置 - Google Patents

携帯電話機用のハンズフリー装置

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JP2001053864A
JP2001053864A JP23021199A JP23021199A JP2001053864A JP 2001053864 A JP2001053864 A JP 2001053864A JP 23021199 A JP23021199 A JP 23021199A JP 23021199 A JP23021199 A JP 23021199A JP 2001053864 A JP2001053864 A JP 2001053864A
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JP
Japan
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call
incoming
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automatic
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JP23021199A
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English (en)
Inventor
Akihiko Kimura
昭彦 木村
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Mitsuoka Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Mitsuoka Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動着信モードか手動着信モードかの切り替
え設定が可能な携帯電話機用のハンズフリー装置にあっ
て、着信モード設定が自動であるか手動であるかが明瞭
に分かり、着信応答の操作が容易に行え、また、自動着
信モード設定でも運転者が席を離れているときは自動着
信しないようにする。また、携帯電話機の設定を何ら変
更することなく携帯電話機を装置にセットするだけで、
ハンズフリー動作を可能とする。 【解決手段】 着信モード設定が自動であるか手動であ
るかがタッチパネル7のバックライト8の色により即座
に分かり、また、自動着信モード時には着信操作をしな
くても自動的に着信動作し、ハンズフリーにて通話する
ことができる。また、手動着信モード状態で着信した時
にはバックライト8が点滅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に接続
して使用され、同電話機を手に持たなくても通話や通話
の操作を行うことができる携帯電話機用のハンズフリー
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電話機用のハンズフリー装置
においては、呼び出し信号から一定時間の後、自動的に
フックスイッチをオフして着信応答し、ハンズフリー動
作を開始するもの(特開昭62-250750号公報)、着信し
たときのトーンリンガーが何回か鳴ると、自動車電話に
接続されたハンズフリー装置を自動的に通話モードにす
るもの(特開平4-68948号公報)、車速が一定以上の
時、着信すると自動的にハンズフリーの通話を開始する
もの(特開平3-198540号公報)、等が知られている。
【0003】また、ハンズフリー装置ではないが、携帯
電話機において、自動車搭乗時に用いられるドライブモ
ード機能を備えたものがある。このモードを設定してお
くことで、着信時に「運転中です」という内容のメッセ
ージを相手先に通知することができる。この場合、かか
って来た電話は、利用者が契約している留守番電話サー
ビスセンターに接続され、相手のメッセージが録音され
る。携帯電話機には着信ありの情報が送られるが、実際
に着信動作しているわけではないので、その時点で着信
応答することはできない。
【0004】また、同じくハンズフリー装置ではない
が、携帯電話機において、相手先からの伝言メモを受け
付ける伝言メモモード機能を備えたものがある(特開平
10-229433号公報、同10-294786号公報)。電話機をこの
モードに設定しておくことで、呼び出し音が所定回数鳴
った後、着信応答できないというメッセージを相手先に
送り、それに応える相手先からのメッセージを伝言メモ
として電話機のメモリに記憶し、後ほど再生して聞くこ
とができる。この場合、運転中であるメッセージを出す
には、その都度、電話機を操作して応答メッセージを入
れ換える必要がある。また、着信中と分かれば、応答メ
ッセージを返している途中でも着信応答操作が可能とさ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のハンズフリー装置においては、自動設定
の時は自動着信するが、手動設定の時は手動で着信操作
する必要があり、着信時に利用者が的確に設定モードを
判断して着信操作をしなければならない。ところが、運
転中に現在設定されているモードが自動着信モードなの
か手動着信モードなのかを運転者が即座に知ることがで
きるようにはなっておらず、その確認は難しい。また、
信号待ちで停止するごとに手動に切り替えるのは運転者
にとって煩雑である。
【0006】また、車速を検出してハンズフリー通話に
入るものにおいては、車速の判定に、装置と車との接続
が必要である。また、従来のハンズフリー装置では、ハ
ンズフリーをセットしたまま運転者が席を離れていて
も、自動的に着信応答してしまうので、通話相手が混乱
することがある。
【0007】また、携帯電話機のドライブモード設定を
行うものでは、着信時に携帯電話機は実際に着信動作を
しているわけではないので、その時点で着信応答できな
い。運転中でも状況に応じて運転者の判断で着信応答で
きる方が使い勝手が良く、その時には運転の妨げになら
ない方法で通話できる必要がある。また、運転終了後に
ドライブモードの解除操作が必要であり、解除を忘れる
と、着信があっても携帯電話機は着信動作をせず、着信
音も鳴らないので、着信に気が付かない。
【0008】また、伝言メモの機能を使うものでは、応
答メッセージを入れ換える手順が煩雑である。運転の時
には、その旨を示すメッセージに入れ換えないと、通話
相手は応答できない理由を知ることができない。運転終
了後は再度メッセージ内容を元に戻す必要がある。応答
メッセージを返している途中に、着信応答操作が可能な
ものにおいても、ハンズフリー動作ではないので、運転
中に携帯電話機でそのような操作を行うことは危険が大
きい。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、自動着信モードか手動着信モー
ドかの切り替え設定が可能な携帯電話機用のハンズフリ
ー装置にあって、待ち受け状態での着信モード設定が自
動であるか手動であるかが明瞭に分かり、しかも、着信
応答の操作が容易に行え、また、ハンズフリー動作とす
るために車速判定を行う必要がなく、さらには、自動着
信モード設定でも運転者が席を離れているときは、不用
意に自動着信しないようにして通話相手に混乱を与えな
いようにすることを目的とする。また、本発明は、同じ
く自動着信モードか手動着信モードかの切り替え設定が
可能な携帯電話機用のハンズフリー装置にあって、携帯
電話機の設定を何ら変更することなく携帯電話機を装置
にセットするだけで、装置が手動着信モードであって
も、所定時間、手動着信操作をしなければ自動的に着信
応答し、運転中であることを示すメッセージを相手に返
し、相手のメッセージを記録可能であり、この間、音声
はハンズフリー装置を通して聞くことができ、電話に出
られる状態なら通話可能であり、さらには、携帯電話機
を装置から外した時に設定を戻す煩わしさのないものと
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、携帯電話機に接続して使用
され、同電話機を手に持たなくても通話や通話の操作を
行うことができる、マイク、スピーカ、及び音響エコー
処理回路を備えた携帯電話機用のハンズフリー装置にお
いて、着信時の応答を指示入力する操作キーと、電話機
の状態を判別して、通話の制御に必要な処理を行い、電
話機に信号を出力する制御回路と、前記操作キー又はそ
の周辺に備えられ、電話機の状態を識別表示する複数色
の発光装置と、着信時に自動的に着信応答する自動着信
モードか、手動操作による着信応答を行う手動着信モー
ドかの設定を切り替える自動/手動切り替えスイッチと
を備え、前記自動着信モードの設定と手動着信モードの
設定とで、待ち受け状態での前記発光装置の色を切り替
え、さらに、前記手動着信モードの場合、前記制御回路
が着信を判別した時に前記発光装置が点滅するようにし
たものである。
【0011】上記構成においては、自動着信モード設定
と手動着信モード設定とを任意に切り替えることがで
き、しかも、待ち受け状態での着信モード設定が自動で
あるか手動であるかが発光装置の色により一目瞭然に分
かり、また、自動着信モード時には着信操作をしなくて
も自動的に着信動作し、ハンズフリーにて通話すること
ができる。また、手動着信モード状態で着信した時には
発光装置が点滅するので、着信操作をしなければならな
いことが容易かつ即座に分かる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置において、前
記操作キーが、装置のケース全体又は一部が可動するパ
ネルを持つタッチスイッチ若しくは静電容量スイッチか
ら構成されるものである。この構成においては、手動着
信モード状態で着信した時、ケースに触れるだけで着信
応答の操作が行えるので、操作が容易で、運転中に注意
力がそがれることがない。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置
において、車両の座席に人が着席しているかどうかを検
出判別する人体検出センサをさらに備え、前記制御回路
は、自動着信モードの場合でも、前記人体検出センサが
人体を検出していない時に着信しても、自動着信の制御
をしないものである。この構成においては、自動着信モ
ード設定でも運転者が席を離れているときは、不用意に
自動着信しないので、通話相手に混乱を与えることがな
い。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、携帯電話
機に接続して使用され、同電話機を手に持たなくても通
話や通話の操作を行うことができる、マイク、スピー
カ、及び音響エコー処理回路を備えた携帯電話機用のハ
ンズフリー装置において、着信時の応答を指示入力する
操作キーと、電話機の状態を判別して、通話の制御に必
要な処理を行い、電話機に信号を出力する制御回路と、
着信してからの経過時間を計測し、タイミング信号を発
生するタイマと、着信時に自動的に着信応答する自動着
信モードか、手動操作による着信応答を行う手動着信モ
ードかの設定を切り替える自動/手動切り替えスイッチ
と、予め着信応答のメッセージを記録しておき、必要な
時に読み出しを行う応答メッセージ発生回路と、相手の
メッセージを記録する通話相手メッセージ記録回路とを
備え、前記制御回路は、前記手動着信モードの設定時
に、着信に応答しないで放置されると、所定の時間後に
前記タイマが発生する信号によって、着信応答信号を電
話機に出力し、さらに、通話開始後に前記応答メッセー
ジ発生回路がメッセージを送話信号として出力し、さら
に前記通話相手メッセージ記録回路が受話信号の記録を
開始し、前記応答メッセージと通話相手メッセージは前
記スピーカから音声出力され、この間に前記操作キーが
操作されると、前記応答メッセージの出力は中断され、
通常の通話を行うように制御するものである。
【0015】上記構成においては、装置が自動着信モー
ドである時は勿論のこと、手動着信モードであっても、
所定時間、手動着信操作をしなければ自動的に着信応答
し、運転中であることを示すメッセージを相手に返し、
相手のメッセージを記録可能であり、この間、音声をハ
ンズフリーにて聞くことができ、電話に出られる状態な
ら操作キーを操作することにより通話可能となる。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置において、前
記操作キーが、装置のケース全体又は一部が可動するパ
ネルを持つタッチスイッチ若しくは静電容量スイッチか
ら構成されるものである。この構成においては、上記請
求項2と同等の作用が得られる。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は請求項5に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置
において、携帯電話機の設定を変更することなく同電話
機が装置に接続されると、前記通話制御装置は前記動作
を行うように構成されているものである。この構成にお
いては、携帯電話機の設定を何ら変更することなく携帯
電話機を装置にセットするだけで、自動又は手動による
ハンズフリー動作が行え、また、携帯電話機を装置から
外した時に設定を戻す煩わしさもない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
携帯電話機用のハンズフリー装置について図面を参照し
て説明する。図1(a)(b)はハンズフリー装置の外
観及び内部構造を示す図である。ハンズフリー装置1
は、携帯電話機に接続して使用され、同電話機を手に持
たなくても通話や通話操作を可能とするものである。本
体ケース2内には、マイク3、スピーカ4、制御回路基
板5等が配置され、ケース2の一部に半透明な可動面か
ら成るタッチパネル6が構成され、このタッチパネル6
の内方にタッチスイッチ7及び携帯電話機(又は本装
置)の状態を識別表示するための複数の発光色に切り替
え可能なLED等から成るバックライト8(発光装置)
が配置されている。ケース2の外面に臨んで、各種の操
作キー9、自動/手動切り替えスイッチ10、車両の座
席に人が着席しているかどうかを検出判別する赤外線セ
ンサ11(人体検出センサ)が配置されている。上記タ
ッチパネル6及びタッチスイッチ7は、着信時の応答を
指示入力するための操作キーとして機能する。
【0019】制御回路基板5には、携帯電話機の状態を
判別して、通話の制御に必要な処理を行い、携帯電話機
に信号を出力する制御回路が設けられている。自動/手
動切り替えスイッチ10は、着信時に自動的に着信応答
するか(自動着信モード)、手動操作による着信応答を
行うか(手動着信モード)の設定を切り替えるためのも
のである。バックライト8は、電話機の待ち受け状態に
おいて自動着信モードか手動着信モードかで発光色が切
り替わり(例えば、前者で青色、後者で赤色)、さら
に、手動着信モードの場合で制御回路が着信を判別した
時には点滅する。なお、図示していないが、本装置に
は、バッテリ電源を内蔵し、又は外部電源アダプター
(車載の場合はシガレットヒータ電源)が接続される。
【0020】図2は第1実施形態によるハンズフリー装
置及び携帯電話機の機能ブロック構成を示す。携帯電話
機20は、送受信用のRF回路21、ベースハンド処理
回路22、通話制御回路23、マイク24、スピーカ2
5、ハンズフリー装置とのインタフェース26等を有す
る。ハンズフリー装置1には、上記の他に、携帯電話機
の通話制御回路23からの状態判定信号が入力される携
帯電話状態判定回路31、自動/手動判別回路32、通
話制御回路23に対して着信応答信号を出力する着信応
答信号発生回路33、バックライト駆動回路34、人体
検出処理回路35、インタフェース26を介して受話信
号及び送話信号を入出力するエコーキャンセル回路36
(音響エコー処理回路)等が設けられている。操作キー
9の一つである着信ボタン9aは、タッチスイッチ7と
同等の操作信号を入力するための部材であり、タッチス
イッチ7が機能する場合には省くことも可能である。
【0021】自動/手動判別回路32は、携帯電話状態
判定回路31、自動/手動切り替えスイッチ10、及び
人体検出処理回路35からの信号を受け、バックライト
駆動回路34にバックライト制御信号を、着信応答信号
発生回路33に着信応答信号発生トリガーをそれぞれ出
力する。なお、携帯電話状態判定回路31、自動/手動
判別回路32、着信応答信号発生回路33等は、一般に
マイクロプロセッサ(CPU)により構成され、プログ
ラムによりそれら処理が成される。
【0022】次に、本実施形態によるハンズフリー装置
1の使用方法及び動作について説明する。図3はハンズ
フリー装置1の着信動作のフローチャートである。本ハ
ンズフリー装置1は、通常、車両の運転席の前方上部に
配置され、携帯電話機20との間はコードで接続され
る。使用者は、ハンズフリー装置1の自動/手動切り替
えスイッチ10をいずれかに設定した状態とし、携帯電
話機20は何らの設定を変更することなく、通常の待ち
受け状態のままとして使用する。バックライト8は自動
着信モードか手動着信モードかに応じた色で発光した状
態となる。
【0023】ハンズフリー装置1における携帯電話状態
判定回路31は、待ち受け状態にある携帯電話機20の
通話制御回路23から出力される携帯電話機の動作状態
を示す信号(携帯電話状態判定信号)より着信信号の有
無を調べ(#1)、所定の着信信号が識別されると、着
信検出信号を自動/手動判別回路32に出力する。自動
/手動判別回路32は、着信モード設定が自動着信か手
動着信かを調べ(#2)、自動着信モード設定時には、
さらに、赤外線センサ11からの検出信号に基づいて人
体検出処理回路35により運転者が着席しているか否か
を調べ(#3)、人体検出信号を自動/手動判別回路3
2に出力する。これにより、自動着信モード設定時に、
運転者が着席していれば、何らの着信操作を行わずと
も、ハンズフリー装置1は自動着信動作を行う。自動着
信の場合、着信してもバックライト8の発光は変わるこ
となく、着信応答信号発生回路33は着信応答信号(フ
ックスイッチ信号)を通話制御回路23に自動送出し
(#4)、エコーキャンセル回路36を介してハンズフ
リーによる通話を開始する(#5)。
【0024】手動着信モード設定時には、着信すると、
自動/手動判別回路32はタッチスイッチ7(着信ボタ
ン9a)のバックライト8を点滅させ(#6)、使用者
がタッチスイッチ7又は着信ボタン9aを押し下げるこ
とで(#7でYES)、ハンズフリー装置1はハンズフ
リーによる通話を開始する(#5)。タッチスイッチ7
が静電容量スイッチの場合は、ケースに触れるだけで着
信応答が可能である。また、自動着信モード設定の場合
に、上記#3において運転者が座席を離れていると判別
された時は、自動着信動作をしないで、手動着信と同等
の動作となる。
【0025】また、人体検出処理回路35での運転席に
人がいるか否かの判断の切り替えは、人の有無で直ちに
行うのではなく、検出後に遅れをもたせて切り替える。
また、自動/手動判別回路32は、着信検出信号と、自
動/手動切り替えスイッチ10と、人体検出信号から、
下記のロジックで判定を行い、着信ボタン9aに対する
バックライト制御信号及び着信応答信号発生トリガーを
出力する。
【表1】
【0026】表1に示されるように、着信がない時で、
切り替えスイッチ10が手動設定時には、バックライト
制御信号は手動表示色となり、切り替えスイッチ10が
自動設定時には、バックライト制御信号は自動表示色
(但し、人体検出時であり、人体検出がない時は手動表
示色)となる。また、着信があると、切り替えスイッチ
10が手動設定時には、人体検出に関係なくバックライ
ト制御信号は点滅表示し、自動設定時には自動表示色の
まま(但し、人体検出時であり、人体検出がない時は点
滅表示)、着信応答信号発生トリガーを出力する。
【0027】本実施形態の装置によれば、自動着信モー
ド設定と手動着信モード設定とを任意に切り替えること
ができ、バックライト駆動回路34は、上記バックライ
ト制御信号に従ったバックライト色とパターンでバック
ライト8を点灯する。従って、待ち受け状態でのモード
設定が自動着信であるか手動着信であるかが、バックラ
イト8の色により一目瞭然に分かり、自動着信モード時
には着信操作をしなくても自動的に着信動作し、ハンズ
フリーにて通話することができる。また、手動着信モー
ド状態で着信した時には、バックライト8が点滅するの
で、着信操作をしなければならないことが即座に分か
る。
【0028】また、着信応答信号発生トリガーは、着信
応答信号発生回路33に入力され、そのトリガーを受け
て携帯電話機を着信応答動作させる信号を発生して通話
制御回路23に出力する。この着信応答動作の信号は、
着信検出から一定時間経過した後に出力すると、利用者
の動作との整合を取り易い。また、着信後に着信ボタン
9aが押されると、着信応答信号発生回路33はトリガ
ーを受けた場合と同様に着信応答信号を発生して、通話
制御回路23に出力する。また、タッチスイッチ7は、
ハンズフリー装置1の本体ケース2の可動面に構成され
ているので、利用者が本体ケース2に軽く触れるだけ
で、着信ボタン9aを押した場合と同様の信号を発生
し、手動の着信応答を行うことができる。
【0029】図4は第2実施形態によるハンズフリー装
置及び携帯電話機の機能ブロック構成を示す。本実施形
態のハンズフリー装置1は、マイク3と、スピーカ4
と、着信時の応答を指示入力する着信ボタン9a(操作
キー)と、自動/手動切り替えスイッチ10と、受話信
号及び送話信号を入出力するエコーキャンセル回路36
(音響エコー処理回路)と、携帯電話状態判定回路31
と、自動/手動判別回路32と、着信してからの経過時
間を計測してタイミング信号を発生するタイマ41と、
タイミング信号に基づき着信応答信号を出力する着信応
答信号発生回路33と、予め着信応答のメッセージが記
録された応答メッセージ発生回路42と、通話相手メッ
セージ記録回路43とを備えている。携帯電話機20
は、先の実施形態のものと同等である。
【0030】本実施形態によるハンズフリー装置1にお
いては、装置が自動着信モードである時は勿論のこと、
手動着信モードであっても、所定時間、手動着信操作を
しなければ自動的に着信応答し、運転中であることを示
すメッセージを相手に返し、相手のメッセージを記録可
能であり、この間、音声をハンズフリーにて聞くことが
でき、電話に出られる状態なら操作キーを操作すること
により通話可能となる。詳細には、着信応答信号発生回
路33は、手動着信モードの設定時に、着信に応答しな
いで放置されると、所定の時間後にタイマ41が発生す
る信号によって、着信応答信号を携帯電話機20の通話
制御回路23に出力し、さらに、通話開始後に応答メッ
セージ発生回路42がメッセージを送話信号として出力
し、通話相手メッセージ記録回路43が受話信号の記録
を開始し、応答メッセージと通話相手メッセージはスピ
ーカ4から音声出力され、この間に着信ボタン9aが操
作されると、応答メッセージの出力は中断され、ハンズ
フリー通話を行うことができる。
【0031】図5は、本実施形態によるハンズフリー装
置1の着信動作のフローチャートである。ハンズフリー
装置1は、携帯電話機20が着信すると(#11でYE
S)、自動/手動切り替えスイッチ10の状態を自動/
手動判別回路32により判別し(#12)、手動着信設
定であれば、携帯電話状態判定回路31は着信検出信号
をタイマ41に出力し、タイマ41を起動する(#1
3)。タイマ41は着信応答するまでの時間をカウント
する。タイマ41がタイムアウトするまでの間に着信ボ
タン9aが押されると(#14)、着信応答信号発生回
路33より着信応答信号が携帯電話機20の通話制御回
路23に出力され(#22)、タイマ41は停止され
(#23)、エコーキャンセル機能が動作してハンズフ
リー通話が開始される(#24)。
【0032】上記において着信ボタン9aが押されない
まま、タイマ41がタイムアウトすると(#15でYE
S)、着信応答信号発生回路33が起動されて、着信応
答信号を自動的に通話制御回路23に送出する(#1
6)。これにより、携帯電話機20が通話を開始すると
(#17)、携帯電話状態判定回路31が通話中である
ことを検出し、その信号を受けて応答メッセージ発生回
路42は、「運転中である」ことを伝えるメッセージ
を、インタフェース26を介して携帯電話機20に出力
する(#18)。同時に、通話相手メッセージ記録回路
43は、相手が話すメッセージの記憶を開始する(#1
9)。応答メッセージ、通話相手メッセージ共に、ハン
ズフリーのスピーカ4で出力されるので、運転者は何も
操作しなくても相手の声を聞くことができる。また、相
手がメッセージを入れている間に、着信ボタン9aを押
すと(#20)、応答メッセージ発生回路、通話相手メ
ッセージ記録回路の動作が停止し、エコーキャンセル回
路36が機能してハンズフリー通話が開始される(#2
1)。
【0033】本実施形態の装置においては、ハンズフリ
ー装置1に対して携帯電話機20を接続する際に、携帯
電話機20の設定を何ら変更しなくても所望の機能が得
られるので、使い勝手が良く、容易に自動又は手動によ
るハンズフリー通話が可能となる。携帯電話機20をハ
ンズフリー装置1から外した時にも携帯電話機20の設
定を戻す煩わしさがない。
【0034】また、携帯電話機20に留守録の応答をす
る機能が設定されているものであっても、その留守録の
応答に入るタイミングよりも早いタイミングでハンズフ
リー装置1が着信応答するように、時間設定しておくこ
とで、留守録の機能が起動されてしまうことがない。ま
た、「運転中である」ことを伝える応答メッセージは、
携帯電話機20の留守録メッセージとは別個に、ハンズ
フリー装置1に予め記憶させたものを用いるので、メッ
セージを入れ替えるような手間を要しない。
【0035】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記第2実施
形態では、着信ボタン9aを使用する例を示したが、第
1実施形態と同様に、装置のケース全体又は一部が可動
するパネルを持つタッチスイッチ若しくは静電容量スイ
ッチを備えたものとすれば、第1実施形態のものと同等
の作用効果が付加される。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、手動着信モードになっている時、運転者が手動着
信操作をしなければならないと容易に認識でき、しか
も、着信応答の操作が容易に行える。また、ハンズフリ
ー動作とするために車速判定を行う必要がないので、構
成が簡単になる。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、装置のケースに軽く触れるだけで着信
応答ができるので、運転者は運転から注意をそらすこと
なく着信操作を行うことができる。
【0038】また、請求項3に記載の発明によれば、上
記効果に加えて、運転席を離れている時には自動着信応
答しないので、通話相手の混乱を防ぐことができる。
【0039】また、請求項4に記載の発明によれば、携
帯電話機をハンズフリー装置にセットすることで、運転
中に着信応答できない場合でも運転中を示すメッセージ
を伝え、さらにそれに対する相手のメッセージを記録で
きるので、運転に支障を与えることがない。さらに、着
信応答可能な場合には操作キーを操作するだけで即座に
通常の通話に入ることができるので、状況に合わせて最
適な対応が可能になる。この場合の通話はハンズフリー
で行うことができるので、運転の妨げにならない。
【0040】また、請求項5に記載の発明によれば、上
記請求項4の効果に加えて、装置のケースに軽く触れる
だけで着信応答ができ、運転者は運転から注意をそらす
ことなく着信操作を行うことができる。
【0041】また、請求項6に記載の発明によれば、携
帯電話機の設定を何ら変えることなくハンズフリー装置
にセットするだけで、上記請求項4の効果が得られ、ま
た、運転終了後に携帯電話をハンズフリー装置から外し
て持ち出した後は、携帯電話の設定を特に変更しなくて
も通常の発信や着信の動作が可能になるので、元の設定
に戻し忘れるという心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の実施形態に係るハンズフリ
ー装置の外観図、(b)は(a)のA−A線断面図であ
る。
【図2】 第1実施形態によるハンズフリー装置及び携
帯電話機の機能ブロック構成図である。
【図3】 本実施形態によるハンズフリー装置の着信動
作のフローチャートである。
【図4】 第2実施形態によるハンズフリー装置及び携
帯電話機の機能ブロック構成図である。
【図5】 本実施形態によるハンズフリー装置の着信動
作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハンズフリー装置 2 本体ケース 3 マイク 4 スピーカ 6 タッチパネル 7 タッチスイッチ 8 バックライト(発光装置) 9 操作キー 9a 着信ボタン 10 自動/手動切り替えスイッチ 11 赤外線センサ(人体検出センサ) 20 携帯電話機 31 携帯電話状態判定回路 32 自動/手動判別回路 33 着信応答信号発生回路 36 エコーキャンセル回路(音響エコー処理回路) 41 タイマ 42 応答メッセージ発生回路 43 通話相手メッセージ記録回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 AA16 BB02 EE11 FF03 FF22 FF23 GG08 HH03 MM04 5K039 AA01 BB04 CC02 CC06 EE11 EE17 5K067 AA34 BB03 BB04 DD13 DD16 DD43 EE02 EE32 FF13 FF23 FF38 HH05 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機に接続して使用され、同電話
    機を手に持たなくても通話や通話の操作を行うことがで
    きる、マイク、スピーカ、及び音響エコー処理回路を備
    えた携帯電話機用のハンズフリー装置において、 着信時の応答を指示入力する操作キーと、 電話機の状態を判別して、通話の制御に必要な処理を行
    い、電話機に信号を出力する制御回路と、 前記操作キー又はその周辺に備えられ、電話機の状態を
    識別表示する複数色の発光装置と、 着信時に自動的に着信応答する自動着信モードか、手動
    操作による着信応答を行う手動着信モードかの設定を切
    り替える自動/手動切り替えスイッチとを備え、 前記自動着信モードの設定と手動着信モードの設定と
    で、待ち受け状態での前記発光装置の色を切り替え、さ
    らに、 前記手動着信モードの場合、前記制御回路が着信を判別
    した時に前記発光装置が点滅するようにしたことを特徴
    とする携帯電話機用のハンズフリー装置。
  2. 【請求項2】 前記操作キーが、装置のケース全体又は
    一部が可動するパネルを持つタッチスイッチ若しくは静
    電容量スイッチから構成されることを特徴とする請求項
    1に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置。
  3. 【請求項3】 車両の座席に人が着席しているかどうか
    を検出判別する人体検出センサをさらに備え、 前記制御回路は、自動着信モードの場合でも、前記人体
    検出センサが人体を検出していない時に着信しても、自
    動着信の制御をしないことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置。
  4. 【請求項4】 携帯電話機に接続して使用され、同電話
    機を手に持たなくても通話や通話の操作を行うことがで
    きる、マイク、スピーカ、及び音響エコー処理回路を備
    えた携帯電話機用のハンズフリー装置において、 着信時の応答を指示入力する操作キーと、 電話機の状態を判別して、通話の制御に必要な処理を行
    い、電話機に信号を出力する制御回路と、 着信してからの経過時間を計測し、タイミング信号を発
    生するタイマと、 着信時に自動的に着信応答する自動着信モードか、手動
    操作による着信応答を行う手動着信モードかの設定を切
    り替える自動/手動切り替えスイッチと、 予め着信応答のメッセージを記録しておき、必要な時に
    読み出しを行う応答メッセージ発生回路と、 相手のメッセージを記録する通話相手メッセージ記録回
    路とを備え、 前記制御回路は、前記手動着信モードの設定時に、着信
    に応答しないで放置されると、所定の時間後に前記タイ
    マが発生する信号によって、着信応答信号を電話機に出
    力し、さらに、通話開始後に前記応答メッセージ発生回
    路がメッセージを送話信号として出力し、さらに前記通
    話相手メッセージ記録回路が受話信号の記録を開始し、
    前記応答メッセージと通話相手メッセージは前記スピー
    カから音声出力され、この間に前記操作キーが操作され
    ると、前記応答メッセージの出力は中断され、通常の通
    話を行うように制御することを特徴とする携帯電話機用
    のハンズフリー装置。
  5. 【請求項5】 前記操作キーが、装置のケース全体又は
    一部が可動するパネルを持つタッチスイッチ若しくは静
    電容量スイッチから構成されることを特徴とする請求項
    4に記載の携帯電話機用のハンズフリー装置。
  6. 【請求項6】 携帯電話機の設定を変更することなく同
    電話機が装置に接続されると、前記通話制御装置は前記
    動作を行うように構成されていることを特徴とする請求
    項4又は請求項5に記載の携帯電話機用のハンズフリー
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008504770A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の電話通信装置
GB2422070B (en) * 2005-01-07 2009-11-18 Honda Access Kk In-vehicle hand-free apparatus

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JP2008504770A (ja) * 2004-06-30 2008-02-14 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の電話通信装置
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