JPS6369366A - 電話機複合型フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話機の内蔵された電話機複合型ファクシミ
リ装置に関する。

〔概要〕

本発明は、ファクシミリ用回線と通話用回線とを有する
電話機複合型ファクシミリ装置において、上記ファクシ
ミリ回線を用いて通話または上記通話用回線を用いてフ
ァクシミリ通信を行うよう制御する回線切替手段を設け
ることにより、電話機とファクシミリの双方を制御によ
り切り換えて任意に利用できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の電話機複合型ファクシミリ装置では、１
本の回線を通常は電話機に接続し、制御によりファクシ
ミリ装置へ接続する切替え手段を有している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の電話機複合型ファクシミリ装置では、電
話機を備えているにもかかわらず、ファクシミリの自動
着信手段を利用している場合、ファクシミリ装置へかか
る電話はファクシミリが着信するため利用できない、こ
のような場合、相手先からかけられた電話を受けて通話
を行うためには、ファクシミリ装置とはまた別に通話用
の電話機を用意しなければならず、回線を２本用意する
だけではなく、電話機も装置内蔵電話機および通話用電
話機の２台を用意する必要があり、経済的にも設置スペ
ース的にも利用者に負担がかかる欠点があった。

さらに利用面では、次のような不都合があった。

■　通話用電話機へかかってきた電話で、通話による打
ち合わせ後、相手先からファクシミリを受けなければな
らない場合（または当方からファクシミリを送る場合）
、通話用回線をファクシミリへ切替えることができない
ため、相手に電話をかけ直してもらう（または当方から
かけ直す）必要があり、不便であった。

■　通話用電話機とファクシミリ装置の設置された場所
が離れている場合、ファクシミリ使用中にファクシミリ
装置の内Ｒ電話機は使用できないため、通話をしながら
ファクシミリを受けて、相手と打ち合わせを行うことが
できない不便があった。

スナワち、従来の電話機複合型ファクシミリ装置は、電
話機とファクシミリとの複合機でありながら、電話機利
用中は、ファクシミリが利用できず、ファクシミリ利用
中は、電話機が利用できない欠点があった。

本発明の目的は、上記の欠点を除去することにより、電
話機とファクシミリの双方を制御により任意に利用でき
る電話機複合型ファクシミリ装置を提供することにある
。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ファクシミリ用回線と、通話用回線と、ファ
クシミリ装置部と、電話機部とを備えた電話機複合型フ
ァクシミリ装置において、上記ファクシミリ用回線を上
記電話機部に接続させ、または上記通話用回線を上記フ
ァクシミリ装置部に接続させる回線切替手段を備えたこ
とを特徴とする。

〔作用〕

回線切換手段として例えば二つの回線切替リレーとその
制御部とより構成することにより、通常時は、ファクシ
ミリ用回線をファクシミリ装置部へ、通話用回線を電話
機部へ接続しておく、そして、例えばファクシミリ使用
後回線を切らずに通話したい場合は、上記通話用回線と
上記ファクシミリ装置部とを解放状態として、上記ファ
クシミリ用回線を上記電話機部に切替え接続し通話を可
能とする。また反対に、上記通話用回線を用いてファク
シミリを使用する場合も上記と反対の切替えで実現でき
る。

従って、電話機とファクシミリの双方を制御により任意
に利用することが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

図は本発明の一実施例を示すブロック構成図である。本
実施例は、相手先からの呼出しに対してファクシミリの
自動着信で応答するためのファクシミリ用回線１と、相
手先からの呼出しに対して人が電話に出て応答するため
の通話用回線２と、ファクシミリ周回ｖＡ１と通話用回
線２との切替え。

を行う回線切替リレー３および４と、回線切替リレー３
および４を介して、それぞれファクシミリ用回線１およ
び通話用回線２に接続されたファクシミリ装置部６およ
び電話機部７と、回線切替リレー３および４を制御する
回線切替制御部５と、この回線切替制御部５に接続され
たオペレータの操作部１０と、回線切替リレー４に接続
された回線閉結用の疑似負荷８および９とを含んでいる
。そして、ファクシミリ装置部６は、ファクシミリ送受
信部６ａと、リンガ−検出部６ｂと、ＣＭ　Ｌ　ＩＪシ
レーｃとを含み、電話機部７は、送受話部７ａと、音発
生部７ｂと、フックスイッチ７ｃとを含んでいる。

本発明の特徴は、図において、ファクシミリ周回′ｊ！
ＡＩと、通話用回線２を同時に所定の切替えを行うため
の回線切替リレー３および４と、回線切替制御部５とを
設けたことにある。

次に、本実施例の動作について説明する。

ファクシミリ回線１および通話用回線２の接続は、操作
部１０におけるオペレータの操作に従い制御を行う回線
切替制御８部５により、回線切替リレー３および４を切
替えて行う０回線制御を行う各状態における回線切替リ
レー３および４の制御状態を次に示す。

■　通常状態（ファクシミリ用回線１がファクシミリ装
置部６に接続、通話用回線２が電話機部７に接続。） 回線切替リレー３−Ｍ状態 回線切替リレー４−Ｍ状態 ここで、Ｍ状態は、図中のＣとＭが接続、Ｂが解放状態
である。

■　逆接続切替制御（ファクシミリ用回線１にてファク
シミリ使用後回線を切らずに通話に切替える、または、
通話用回線２にて通話後回線を切らずにファクシミリへ
切替える。） 回線切替リレー３　回線切替リレー４ ここで、Ｂ状態は、図中のＣとＢが接続、Ｍが解放の状
態である。逆接続状態では、ファクシミリ回線１が電話
機部７へ、通話用回線２がファクシミリ装置部６へ接続
される。回線保留状態は、回線を切らずに切替える場合
切替時に２本の回線がショート状態となることを防止す
るために、各回線を−たん回線閉結用の疑似負荷８また
は９に接続し、ファクシミリ装置部６および電話機部７
を各回線から解放する。

■　逆接続状態から通常状態へ回線を切らずにもどす場
合。■の制御手順と逆に制御を行う。

〔発明の効果〕

以上、説明したように本発明は、電話機複合型ファクシ
ミリ装置に２本の独立した回線を制御する機能を持たせ
ることにより、内蔵電話機を通話用回線に、ファクシミ
リをファクシミリ用（自動着信専用）回線に接続して独
立に使用できる他、必要に応じてオペレータの操作によ
り、ファクシミリ用回線に電話機を接続して通話するこ
とや、通話用回線にファクシミリを接続して通信を行う
ことが、電話をかけなおす必要なく、容易にできる効果
がある。また、通話用電話機を別に用意する必要がない
ため、無駄がなくスペース効率を高める効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 １・・・ファクシミリ用回線、２・・・通話用回線、３
．４・・・回線切替リレー、５・・・回線切替制御部、
６・・・ファクシミリ装置部、６ａ・・・ファクシミリ
送受信部、６ｂ・・・リンガ−検出部、６ｃ・・・ＣＭ
Ｌリレー、７・・・電話機部、７ａ・・・送受話部、７
ｂ・・・音発生部、７ｃ・・・フックスイッチ、８．９
・・・疑似負荷、１０・・・操作部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファクシミリ用回線（１）と、通話用回線（２）
   と、ファクシミリ装置部（６）と、電話機部（７）とを
   備えた電話機複合型ファクシミリ装置において、 上記ファクシミリ用回線を上記電話機部に接続させ、ま
   たは上記通話用回線を上記ファクシミリ装置部に接続さ
   せる回線切替手段（３、４、５）を 備えたことを特徴とする電話機複合型ファクシミリ装置
   。