JPH06263121A - 梱包用緩衝材の製造方法及び製造装置 - Google Patents

梱包用緩衝材の製造方法及び製造装置

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JPH06263121A
JPH06263121A JP5087715A JP8771593A JPH06263121A JP H06263121 A JPH06263121 A JP H06263121A JP 5087715 A JP5087715 A JP 5087715A JP 8771593 A JP8771593 A JP 8771593A JP H06263121 A JPH06263121 A JP H06263121A
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JP
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mold
cap
cushioning material
shaped
pulp
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JP5087715A
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Michitaka Shimizu
通隆 清水
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SANTOMI SANGYO KK
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SANTOMI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 古紙を素材としたパルプモールドを利用し
て、簡単な金型で所定の形状が容易に得られ、しかも作
業性に富んだ梱包用緩衝材を得るための製造方法及び製
造装置を提供する。 【構成】 略円錐状あるいは角錐状のキャップ状部6を
有する古紙等からなるパルプモールドBを、キャップ上
部61を上面にして下型2上に支持した後、所定の形状
に切断する刃3と、物品D等を収納する収納用凹部8を
形成する押潰し突起部4と、キャップ上部61の頂部6
2に弾性する弾性押さえ部5とを具備する上型1を下方
に移動させ、キャップ上部61の頂部62を押潰すよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新聞、雑誌、牛乳パッ
ク等の古紙等から成形されてなるパルプモールドを利用
して、梱包用等の緩衝材として利用することができる梱
包用緩衝材を得る為の製造方法及び、製造装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の梱包用の緩衝材としては、発泡ス
チロールあるいはプラスチック樹脂等が使用されてい
る。例えば、家庭用電気製品や香水等を輸送する場合に
は、発泡スチロールあるいはプラスチック樹脂等を製品
に対応した形状に成形し、該製品の破損や傷等を防止し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発泡ス
チロールやプラスチック樹脂等を使用する梱包用緩衝材
では、発泡スチロールやプラスチック樹脂等をそれぞれ
物品の形状に対応させる必要がある為、色々な種類の金
型を必要とし、又金型の段取りや金型の管理にも人手や
時間を費やすと共に、金型にも多額な費用を費やしてい
た。又更に、発泡スチロールやプラスチック樹脂等の成
型は、原料を流し込み固める為作業性が悪く、その為製
品単価も高いものになっていた。更に、発泡スチロール
やプラスチプク樹脂等は、難燃性の為区分して処理しな
ければならず、余分な手間ヒマを費やしていた。本発明
は上記事情に鑑みてなされたもので、古紙を素材として
簡単な金型で所定の形状を容易に得られ、作業性に富ん
だ製造方法及び製造装置を提供とすることを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題の
解決を図ったもので、略円錐状あるいは角錐状のキャッ
プ状部を、格子状に複数個連続して成形された、古紙等
からなるパルプモールドを素材とした梱包用緩衝材の製
造方法において、前記パルプモールドの一部のキャップ
状部の頂部を押潰すことにより、物品等の収納用凹部を
形成した事を特徴とする梱包用緩衝材の製造方法を提供
する。又、略円錐状あるいは角錐状のキャップ状部を、
格子状に複数個連続して成形された、古紙等からなるパ
ルプモールドを素材とした梱包用緩衝材の製造装置にお
いて、前記パルプモールドのキャップ上部の下面側を支
持する下型と、キャップ上部の頂面側を押圧する上型と
を有し、該上型には前記パルプモールドを所定の形状に
切断する刃と、前記パルプモールドのキャップ上部の一
部の頂面側を押潰して物品等の収納用凹部を形成する押
潰し突起部と、収納凹部の周囲のキャップ上部の頂部に
弾接する弾性押さえ部とを具備している事を特徴とする
梱包用緩衝材の製造装置を提供する。
【0005】
【作用】本発明の梱包用緩衝材Aの製造方法及び製造装
置では、略円錐状あるいは角錐状のキャップ状部6を有
する古紙等からなるパルプモールドBを、キャップ状部
6を上面にして下型2上に支持した後、所定の形状に切
断する刃3と、物品D等を収納する凹部を形成する押潰
し突起部4とキャップ上部61の頂部62に弾性する弾
性押さえ部5とを具備する上型1を下方に移動させ、キ
ャップ上部61の頂部62を押潰した後、再度上型1を
上方に移動させ、梱包用緩衝材Aを取り出すのである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面で詳細に説
明する。図1〜図6に示した本発明の実施例について説
明すると、図1は本装置を用いた押し潰す前の状態を示
す要部断面図で、パルプモールドBのキャップ上部61
を上面にして下型2に支持してある。図2は図1の状態
から上型1を下方に移動させ、前記パルプモールドBの
キャップ上部61の一部の頂部62を押し潰した状態を
示した要部断面図である。図3は、本発明の製造方法及
び製造装置により得られた一対の梱包用緩衝材Aの間に
物品Dを収納させる状態を示した斜視図で、図4は図3
に示す状態を組合わせた時の要部断面図である。図5は
前記一対の梱包用緩衝材Aの間に、同一形状の梱包用緩
衝材Aの切取り片Cを嵌合させた状態の要部断面図であ
る。図6は前記梱包用緩衝材A上に物品D’を載置後、
箱体Eに収納させるようにした時の他の実施例の斜視図
である。本装置は、まず中抵圧ポリエチレン等からなる
下型2上にパルプモールドBのキャップ上部61の下面
側を支持し、次に前記パルプモールドBのキャップ上部
61の頂面側を押圧する上型1を上方より下方に移動さ
せるのである。該上型1には刃3等を圧入するためベニ
ヤ板等が適している。前記上型1には前記パルプモール
ドBを所定の形状に切断する刃3が設けられていると共
に、前記パルプモールドBのキャップ上部61の一部の
頂面側を押潰して物品D等の収納用凹部8を形成する押
潰し突起部4と前記収納用凹部8の周囲のキャップ上部
61の頂部62に弾接するため、ゴム等から成形された
弾性押え部5が具備されている。前記押潰し突起部4に
は多品種の物品Dに即対応できるため木材等が適してい
る。このようにして形成された梱包用緩衝材Aの収納用
凹部8に物品Dを収納するのである。又、高さのある物
品においては、梱包用緩衝材Aの収納用凹部8の周囲の
キャップ状部6に前記梱包用緩衝材Aと同一形状の梱包
用緩衝材Aの切取り片Cを嵌合すれば高さのある物品
D’の収納用凹部8を形成することができる。以上のご
とくして、形成された物品Dの収納用凹部8に物品Dを
収納した後、紐類あるいはテープ類(図示せず)で固定
すればより強固になる。又、物品Dを収納した後、箱体
E等の外装体を挿入してもよい。
【0007】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明は
次の様な実用上優れた効果を奏する。 (1)パルプモールドの一部のキャップ状部の頂部を押
潰して形成するので、物品等の収納用凹部を容易に所定
形状に形成することができる。従って、軽量で緩衝効果
に優れた梱包用緩衝材を安価に得ることができる。 (2)パルプモールドのキャップ上部の頂面側を押圧す
る上型に弾性押さえ部を有しているので、型離れがよ
く、作業能率を高めることができ、又製品を傷つけるこ
ともない。 (3)上型に所定の形状に切断する刃と、物品等の収納
用凹部を形成する押潰し突起部を有しているので、一工
程で切断と所定形状とを自由に得ることができ便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置を用いた押潰す前の状態を示す要部断面
図である。
【図2】図1の状態から上型を下方に移動させた状態を
示した要部断面図である。
【図3】本発明の製造方法及び製造装置により得られた
一対の梱包用緩衝材の間に物品収納させた状態を示す斜
視図である。
【図4】図3に示す状態を組合わせた時の要部断面図で
ある。
【図5】同一形状の梱包用緩衝材の切取り片を嵌合させ
た時の要部断面図である。
【図6】物品を収納する場合の他の実施例の斜視図であ
る。
【符号の説明】
A・・・・梱包用緩衝材 B・・・・パルプモールド C・・・・切取り片 D・・・・物品 D’・・・物品 E・・・・箱体 1・・・・上型 2・・・・下型 3・・・・刃 4・・・・押潰し突起部 5・・・・弾性押さえ部 6・・・・キャップ状部 61・・・・キャップ上部 62・・・・頂部 7・・・・押潰し部分 8・・・・収納用凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円錐状あるいは角錐状のキャップ状部
    を、格子状に複数個連続して成形された、古紙等からな
    るパルプモールドを素材とした梱包用緩衝材の製造方法
    において、前記パルプモールドの一部のキャップ状部の
    頂部を押潰すことにより、物品等の収納用凹部を形成し
    た事を特徴とする梱包用緩衝材の製造方法。
  2. 【請求項2】 略円錐状あるいは角錐状のキャップ状部
    を、格子状に複数個連続して成形された、古紙等からな
    るパルプモールドを素材とした梱包用緩衝材の製造装置
    において、前記パルプモールドのキャップ上部の下面側
    を支持する下型と、キャップ上部の頂面側を押圧する上
    型とを有し、該上型には前記パルプモールドを所定の形
    状に切断する刃と、前記パルプモールドのキャップ上部
    の一部の頂面側を押潰して物品等の収納用凹部を形成す
    る押潰し突起部と、収納凹部の周囲のキャップ上部の頂
    部に弾接する弾性押さえ部とを具備している事を特徴と
    する梱包用緩衝材の製造装置。
JP5087715A 1993-03-10 1993-03-10 梱包用緩衝材の製法 Expired - Lifetime JPH0811431B2 (ja)

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JP5087715A JPH0811431B2 (ja) 1993-03-10 1993-03-10 梱包用緩衝材の製法

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JPH0811431B2 JPH0811431B2 (ja) 1996-02-07

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180489A (ja) * 1975-01-08 1976-07-14 Utsui Kk
JPH0352706U (ja) * 1989-09-29 1991-05-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5180489A (ja) * 1975-01-08 1976-07-14 Utsui Kk
JPH0352706U (ja) * 1989-09-29 1991-05-22

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