JPH06262552A - 工業用ロボット - Google Patents
工業用ロボットInfo
- Publication number
- JPH06262552A JPH06262552A JP5417193A JP5417193A JPH06262552A JP H06262552 A JPH06262552 A JP H06262552A JP 5417193 A JP5417193 A JP 5417193A JP 5417193 A JP5417193 A JP 5417193A JP H06262552 A JPH06262552 A JP H06262552A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- robot
- frame
- guide rail
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単軸ロボットアクチュエータにおいて、容易
に精度よく製造することが可能であり、また、小型化も
可能な工業用ロボットを提供する。 【構成】 フレーム10とモータブラケット18と、ス
ライダ26が移動するためのガイドレール20とモール
ド樹脂により一体成形した。
に精度よく製造することが可能であり、また、小型化も
可能な工業用ロボットを提供する。 【構成】 フレーム10とモータブラケット18と、ス
ライダ26が移動するためのガイドレール20とモール
ド樹脂により一体成形した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業用ロボットに関
し、特に、単軸ロボットアクチュエータに関するもので
ある。
し、特に、単軸ロボットアクチュエータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】単軸ロボットアクチュエータ100の構
造は、図2に示すように、ロボット本体であるフレーム
110と、フレーム110の両端部を閉塞するモータカ
バー112と、エンドカバー114とよりなる。そし
て、フレーム110内部には、モータ116を固定する
ためのモータブラケット118とガイドレール120が
設けられている。また、モータブラケット118とエン
ドカバー114との間にはボールネジ122が配されて
いる。そして、ガイドレール120には、移動自在にト
ラック124が設けられ、このトラック124には、ス
ライダ126が配される。
造は、図2に示すように、ロボット本体であるフレーム
110と、フレーム110の両端部を閉塞するモータカ
バー112と、エンドカバー114とよりなる。そし
て、フレーム110内部には、モータ116を固定する
ためのモータブラケット118とガイドレール120が
設けられている。また、モータブラケット118とエン
ドカバー114との間にはボールネジ122が配されて
いる。そして、ガイドレール120には、移動自在にト
ラック124が設けられ、このトラック124には、ス
ライダ126が配される。
【0003】以上の単軸ロボットアクチュエータ100
であると、モータ116を回転させるとボールネジ12
2も回転し、ガイドレール120に沿ってトラック12
4とスライダ126が移動する。
であると、モータ116を回転させるとボールネジ12
2も回転し、ガイドレール120に沿ってトラック12
4とスライダ126が移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の単軸ロボッ
トアクチュエータ100において、ロボットの移動精度
を高めるためには、上記各部品を個々に精度よく加工
し、組み立てる必要がある。したがって、精度を上げる
ために各部品の製造工程数が多くなるという問題があ
る。また、各部品を組み合わせる場合にネジなどの締め
付け部品の関係により、単軸ロボットアクチュエータの
大きさを小型化するには限度があった。
トアクチュエータ100において、ロボットの移動精度
を高めるためには、上記各部品を個々に精度よく加工
し、組み立てる必要がある。したがって、精度を上げる
ために各部品の製造工程数が多くなるという問題があ
る。また、各部品を組み合わせる場合にネジなどの締め
付け部品の関係により、単軸ロボットアクチュエータの
大きさを小型化するには限度があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、容易
に精度よく製造することが可能であり、また、小型化も
可能な工業用ロボットを提供する。
に精度よく製造することが可能であり、また、小型化も
可能な工業用ロボットを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の工業用ロボット
は、単軸ロボットアクチュエータにおいて、ロボット本
体を構成するフレームと、モータを固定するためのモー
タブラッケトと、スライダが移動するためのガイドレー
ルとをモールド樹脂により一体成形したものである。
は、単軸ロボットアクチュエータにおいて、ロボット本
体を構成するフレームと、モータを固定するためのモー
タブラッケトと、スライダが移動するためのガイドレー
ルとをモールド樹脂により一体成形したものである。
【0007】
【作 用】上記構成の工業用ロボットであると、フレー
ム、モータブラケット、ガイドレールをモールド樹脂に
より一体成形するため、高精度なロボットを製造するこ
とができる。
ム、モータブラケット、ガイドレールをモールド樹脂に
より一体成形するため、高精度なロボットを製造するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
明する。
【0009】符号10は、本実施例の単軸ロボットアク
チュエータ1のモールド樹脂により一体成形されたフレ
ームであって、上面、前面が開口し、底面10aから左
右両側壁10b,10cが突出している。このフレーム
10の中央部には、モータ16を取り付けるためのモー
タブラケット18が一体成形され、後面にはモータカバ
ー12がモールド樹脂により一体成形されている。ま
た、このモールド樹脂により一体成形する際に、ガイド
レール20も同時にモールドして、フレーム10の底面
に埋金する。さらに、モータカバー12の位置には、ケ
ーブルを通すためのケーブル孔28を設け、モータブラ
ケット18には、ボールネジ22を挿入するための挿入
孔30を一体成形する。また、モータブラケット18に
は、縦孔19が設けられている。
チュエータ1のモールド樹脂により一体成形されたフレ
ームであって、上面、前面が開口し、底面10aから左
右両側壁10b,10cが突出している。このフレーム
10の中央部には、モータ16を取り付けるためのモー
タブラケット18が一体成形され、後面にはモータカバ
ー12がモールド樹脂により一体成形されている。ま
た、このモールド樹脂により一体成形する際に、ガイド
レール20も同時にモールドして、フレーム10の底面
に埋金する。さらに、モータカバー12の位置には、ケ
ーブルを通すためのケーブル孔28を設け、モータブラ
ケット18には、ボールネジ22を挿入するための挿入
孔30を一体成形する。また、モータブラケット18に
は、縦孔19が設けられている。
【0010】そして、この単軸ロボットアクチュエータ
1を組み立てる場合には、モータブラケット18にモー
タ16を取り付けるとともに、挿入孔30にボールネジ
22の一端を取り付け、さらに、その他端をエンドカバ
ー14に取り付け、このエンドカバー14をフレーム1
0の前面にネジ止めする。そして、縦孔19を利用して
モータ16とボールネジ22の一端をカップリングして
締結する。また、ガイドレール20にトラック24を取
り付けるとともに、このトラック24にスライダ26を
取り付ける。また、スライダ26の底面から垂設された
取り付け部25にボールネジ22のナット25を固定す
る。
1を組み立てる場合には、モータブラケット18にモー
タ16を取り付けるとともに、挿入孔30にボールネジ
22の一端を取り付け、さらに、その他端をエンドカバ
ー14に取り付け、このエンドカバー14をフレーム1
0の前面にネジ止めする。そして、縦孔19を利用して
モータ16とボールネジ22の一端をカップリングして
締結する。また、ガイドレール20にトラック24を取
り付けるとともに、このトラック24にスライダ26を
取り付ける。また、スライダ26の底面から垂設された
取り付け部25にボールネジ22のナット25を固定す
る。
【0011】上記構成の単軸ロボットアクチュエータ1
であると、切削部品の削減と取り付けベース面(フレー
ム10の底面10a)に対するガイドの上下および左右
の平行度を金型により作り出すことができるため、高精
度な切削部品が不要となる。したがって、組み立て工数
も削減され、それぞれの部品を組み合わせる部分が少な
くなるため、強度的に満足できる最小の大きさの単軸ロ
ボットアクチュエータを得ることができる。
であると、切削部品の削減と取り付けベース面(フレー
ム10の底面10a)に対するガイドの上下および左右
の平行度を金型により作り出すことができるため、高精
度な切削部品が不要となる。したがって、組み立て工数
も削減され、それぞれの部品を組み合わせる部分が少な
くなるため、強度的に満足できる最小の大きさの単軸ロ
ボットアクチュエータを得ることができる。
【0012】なお、スライダ26も取り付け部25によ
ってモールド樹脂で一体成形してもよい。
ってモールド樹脂で一体成形してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上により本発明の工業用ロボットであ
ると、部品点数を削減でき、組み立て工数も削減でき、
さらに一体成形によりガイド面に対するガイドの上下お
よび左右の平行度を高精度なものにすることができる。
ると、部品点数を削減でき、組み立て工数も削減でき、
さらに一体成形によりガイド面に対するガイドの上下お
よび左右の平行度を高精度なものにすることができる。
【0014】また、部品の組み合わせ部分が少なくなる
ため、組み立て後の精度ばらつきの少ない、しかも強度
的に満足できる最小の形状の工業用ロボットが得られ
る。
ため、組み立て後の精度ばらつきの少ない、しかも強度
的に満足できる最小の形状の工業用ロボットが得られ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す単軸ロボットアクチュ
エータの分解斜視図である。
エータの分解斜視図である。
【図2】従来の単軸ロボットアクチュエータの分解斜視
図である。
図である。
1 単軸ロボットアクチュエータ 10 フレーム 12 モータカバー 14 エンドカバー 16 モータ 18 モータブラケット 20 ガイドレール 22 ボールネジ 24 トラック 26 スライダ
Claims (1)
- 【請求項1】単軸ロボットアクチュエータにおいて、 ロボット本体を構成するフレームと、モータを固定する
ためのモータブラッケトと、スライダが移動するための
ガイドレールとをモールド樹脂により一体成形したこと
を特徴とする工業用ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5417193A JPH06262552A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 工業用ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5417193A JPH06262552A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 工業用ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262552A true JPH06262552A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12963103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5417193A Pending JPH06262552A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 工業用ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06262552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012061545A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Yaskawa Electric Corp | ロボット及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5417193A patent/JPH06262552A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012061545A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Yaskawa Electric Corp | ロボット及びその製造方法 |
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