JPH0424786Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424786Y2 JPH0424786Y2 JP5443287U JP5443287U JPH0424786Y2 JP H0424786 Y2 JPH0424786 Y2 JP H0424786Y2 JP 5443287 U JP5443287 U JP 5443287U JP 5443287 U JP5443287 U JP 5443287U JP H0424786 Y2 JPH0424786 Y2 JP H0424786Y2
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- JP
- Japan
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- stator
- molded
- linear motor
- guide
- base
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、計測器や工作機等の超精密位置決め
用リニアモータの固定子に係り、とくにそのコイ
ルの構造に関する。
用リニアモータの固定子に係り、とくにそのコイ
ルの構造に関する。
従来、この種の装置として第6図に表わすリニ
アモータがある。
アモータがある。
第6図aは一部を切り欠いた平面図、第6図b
は正断面図である。
は正断面図である。
基台1と走行テーブル2にそれぞれ摺動可能に
したリニアガイド3を取り付け、長手方向に走行
テーブル2が移動するリニアスライダにおいて、
基台1の(横)幅の中央部には長手方向の移動磁
界を発生する固定子コイル4が巻装成形し敷設さ
れ、その固定子コイル4を挟んで走行テーブル2
には異極性の界磁マグネツト(永久磁石)N、S
を対向させている。
したリニアガイド3を取り付け、長手方向に走行
テーブル2が移動するリニアスライダにおいて、
基台1の(横)幅の中央部には長手方向の移動磁
界を発生する固定子コイル4が巻装成形し敷設さ
れ、その固定子コイル4を挟んで走行テーブル2
には異極性の界磁マグネツト(永久磁石)N、S
を対向させている。
また、固定子コイル4はその下部をベース17
の凹部に衝立させ、その周囲をエポキシ樹脂16
で充填固着させており、走行テーブル2の側面に
は等ピツチで配設された磁性体突起7に対向する
位置検出素子8が基台1の内側面に装着されてい
る。
の凹部に衝立させ、その周囲をエポキシ樹脂16
で充填固着させており、走行テーブル2の側面に
は等ピツチで配設された磁性体突起7に対向する
位置検出素子8が基台1の内側面に装着されてい
る。
このように対向する界磁マグネツト間にギヤツ
プワインデイング式固定子コイル4を有するリニ
アモータでは、固定子コイル4を中心にして、界
磁マグネツト6及び位置検出素子8,7等の間隙
寸法がリニアモータの機能に大きな影響を及ぼ
す。
プワインデイング式固定子コイル4を有するリニ
アモータでは、固定子コイル4を中心にして、界
磁マグネツト6及び位置検出素子8,7等の間隙
寸法がリニアモータの機能に大きな影響を及ぼ
す。
ところで、従来例における固定子コイル4の成
形手段は、巻回したコイルそのものを長方形に型
づくり、界磁マグネツト6の間隙を調整してお
り、工程が煩瑣でコスト高となるばかりでなく、
間隙を一様に微少に成形することは至難であつ
た。
形手段は、巻回したコイルそのものを長方形に型
づくり、界磁マグネツト6の間隙を調整してお
り、工程が煩瑣でコスト高となるばかりでなく、
間隙を一様に微少に成形することは至難であつ
た。
ここにおいて本考案は、ギヤツプワインデイン
グ式固定子コイルの固定手段を改良し、ギヤツプ
ワインデイング式固定子コイルの真直精度を向上
し、界磁マグネツトや位置検出素子等との間隙を
均一にするリニアモータの固定子を提供すること
をその目的とする。
グ式固定子コイルの固定手段を改良し、ギヤツプ
ワインデイング式固定子コイルの真直精度を向上
し、界磁マグネツトや位置検出素子等との間隙を
均一にするリニアモータの固定子を提供すること
をその目的とする。
本考案は、
固定子コイルに高剛性の巻芯を設け、その巻芯
に固定子コイルを巻回し、エポキシ樹脂等でモー
ルドして形成しこのコイルを剛性の高い上下ガイ
ドの中央部長手方向に設けた溝に嵌め込み、矯正
することにより真直度、平面度を保つようにした
リニアモータの固定子である。
に固定子コイルを巻回し、エポキシ樹脂等でモー
ルドして形成しこのコイルを剛性の高い上下ガイ
ドの中央部長手方向に設けた溝に嵌め込み、矯正
することにより真直度、平面度を保つようにした
リニアモータの固定子である。
固定子コイルを高剛性の平面状の巻芯に巻回し
巻線の歪が矯正され、かつその表面をエポキシ樹
脂等でモールドして固定子を形成するから、固定
子の相対向する界磁マグネツトに対応する真直
度・平面度が厳密に保持することができ、間隙を
微少に調整でき、リニアモータの推力の変動を防
止したり、間隙を小さくすることにより推力を高
めることができる。また位置検出素子の検出精度
を高めることができる。
巻線の歪が矯正され、かつその表面をエポキシ樹
脂等でモールドして固定子を形成するから、固定
子の相対向する界磁マグネツトに対応する真直
度・平面度が厳密に保持することができ、間隙を
微少に調整でき、リニアモータの推力の変動を防
止したり、間隙を小さくすることにより推力を高
めることができる。また位置検出素子の検出精度
を高めることができる。
本考案の一実施例における固定子主要部の構成
と組立方を表わす斜視図を第1図に示す。
と組立方を表わす斜視図を第1図に示す。
巻芯15に固定子コイルが巻回され、エポキシ
樹脂16でモールドされた成形固定子5の下部が
下ガイド10の中央に設けられたガイド溝12に
嵌め込むようにして挿入衝立され、基台の前端側
部および後端側部には横ガイド11がそれぞれネ
ジ18で取り付けられ、かつ成形固定子5の上部
には上ガイド9が被せられ、上ガイド9に設けた
ガイド溝に成形固定子5の上部が嵌め込むように
して挿入され、前・後端側部の横ガイド11にお
のおのネジ18を介して上ガイド9が螺着し、リ
ニアモータの基台へ下ガイド10に穿孔した基台
取付穴13を通して取付ボルトにて固着し、リニ
アモータの固定子が構成される。
樹脂16でモールドされた成形固定子5の下部が
下ガイド10の中央に設けられたガイド溝12に
嵌め込むようにして挿入衝立され、基台の前端側
部および後端側部には横ガイド11がそれぞれネ
ジ18で取り付けられ、かつ成形固定子5の上部
には上ガイド9が被せられ、上ガイド9に設けた
ガイド溝に成形固定子5の上部が嵌め込むように
して挿入され、前・後端側部の横ガイド11にお
のおのネジ18を介して上ガイド9が螺着し、リ
ニアモータの基台へ下ガイド10に穿孔した基台
取付穴13を通して取付ボルトにて固着し、リニ
アモータの固定子が構成される。
第2図は成形固定子の組立後の構成を表わし、
第2図aは側面図、第2図bは正断面図である。
第2図aは側面図、第2図bは正断面図である。
また、高剛性の巻芯15の形状と固定子コイル
の巻き方を第3図に示し、第3図aは平面図、第
3図bは側面図である。もつとも第3図aにおけ
る固定子コイル14はその一部を表わしたに過ぎ
ない。
の巻き方を第3図に示し、第3図aは平面図、第
3図bは側面図である。もつとも第3図aにおけ
る固定子コイル14はその一部を表わしたに過ぎ
ない。
さらに、第4図は成形固定子をモールドする手
法を示す図で、第4図aは樹脂成形型の一方から
モールドされた成形固定子を取り出す前の平面
図、第4図bはモールドされるときの断面図であ
る。
法を示す図で、第4図aは樹脂成形型の一方から
モールドされた成形固定子を取り出す前の平面
図、第4図bはモールドされるときの断面図であ
る。
第5図はこの一実施例のリニアモータ全体の構
成を表わし、第5図aは一部を切り欠いた平面
図、第5図bは正断面図である。
成を表わし、第5図aは一部を切り欠いた平面
図、第5図bは正断面図である。
すべての図面において、同一符号は同一もしく
は相当部分を示す。
は相当部分を示す。
このように本考案は、巻線スロツトを有する絶
縁材よりなる巻芯15には固定子コイル15が巻
回してあり、エポキシ樹脂等の樹脂16でモール
ドして、成形固定子5を形成し、この成形固定子
5の上底部と下底部を緊密に嵌め合わせて、ガイ
ド溝12を有する剛性の高い下ガイド10と、同
じく高剛性の上ガイド9間に、成形固定子5を上
下から挟み込み、剛性の低い成形固定子5の長手
方向の歪を矯正するようにし、上ガイド9と下ガ
イド10の両側端部を横ガイド11,11をネジ
18で固定し、固定子4の真直度を保持するよう
にする。
縁材よりなる巻芯15には固定子コイル15が巻
回してあり、エポキシ樹脂等の樹脂16でモール
ドして、成形固定子5を形成し、この成形固定子
5の上底部と下底部を緊密に嵌め合わせて、ガイ
ド溝12を有する剛性の高い下ガイド10と、同
じく高剛性の上ガイド9間に、成形固定子5を上
下から挟み込み、剛性の低い成形固定子5の長手
方向の歪を矯正するようにし、上ガイド9と下ガ
イド10の両側端部を横ガイド11,11をネジ
18で固定し、固定子4の真直度を保持するよう
にする。
かくして本考案によれば、高剛性のガイドに基
づき剛性の低い固定子が矯正保持されるので、長
手方向の真直度が保たれ、リニアモータのギヤツ
プ不平衡による推力変動をなくすとともに、モー
タの推力を高めることができる。また、テーブル
の位置検出精度を高めることができる。そして、
リニアモータの動作の信頼性が格別と向上し、か
つ生産および保守に係るコストが著しく低減され
る。
づき剛性の低い固定子が矯正保持されるので、長
手方向の真直度が保たれ、リニアモータのギヤツ
プ不平衡による推力変動をなくすとともに、モー
タの推力を高めることができる。また、テーブル
の位置検出精度を高めることができる。そして、
リニアモータの動作の信頼性が格別と向上し、か
つ生産および保守に係るコストが著しく低減され
る。
第1図は本考案の一実施例における固定子主要
部の構成と組立方を表わす斜視図、第2図は成形
固定子の組立後の構成図、第3図は巻芯の形状
図、第4図は成形固定子をモールドする手法を示
す図、第5図はリニアモータ全体構成図、第6図
は従来例の説明図である。 1……基台、2……走行テーブル、3……リニ
アガイド、4……固定子、5……成形固定子、6
……界磁マグネツト、7……磁性体板、8……位
置検出素子、9……上ガイド、10……下ガイ
ド、11……横ガイド、12……ガイド溝、13
……基台取付穴、15……巻芯、16……エポキ
シ樹脂。
部の構成と組立方を表わす斜視図、第2図は成形
固定子の組立後の構成図、第3図は巻芯の形状
図、第4図は成形固定子をモールドする手法を示
す図、第5図はリニアモータ全体構成図、第6図
は従来例の説明図である。 1……基台、2……走行テーブル、3……リニ
アガイド、4……固定子、5……成形固定子、6
……界磁マグネツト、7……磁性体板、8……位
置検出素子、9……上ガイド、10……下ガイ
ド、11……横ガイド、12……ガイド溝、13
……基台取付穴、15……巻芯、16……エポキ
シ樹脂。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 基台上のリニアガイドを摺動して走行する走行
テーブルに配設した異極性の界磁マグネツトの間
に、基台にそなえた移動磁界をつくるように巻回
された固定子コイルを空隙を介して設けるリニア
モータの固定子において、 剛性平板状の巻芯15に固定子コイル4を巻回
し樹脂で周囲をモールド成形した成形固定子5
と、 この成形固定子5の上・下底部をそれぞれ緊密
に嵌め込むガイド溝12を有する上・下ガイド
9,10と、 それら上・下ガイド9,10の両側端部をおの
おのネジ18で固定する横ガイド11,11と よりなることを特徴とするリニアモータの固定
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5443287U JPH0424786Y2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5443287U JPH0424786Y2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63164374U JPS63164374U (ja) | 1988-10-26 |
JPH0424786Y2 true JPH0424786Y2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=30881420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5443287U Expired JPH0424786Y2 (ja) | 1987-04-10 | 1987-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424786Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4711160B2 (ja) * | 2001-08-20 | 2011-06-29 | 株式会社安川電機 | リニアモータ電機子およびリニアモータ |
-
1987
- 1987-04-10 JP JP5443287U patent/JPH0424786Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63164374U (ja) | 1988-10-26 |
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