JP4129591B2 - 永久磁石形同期リニアモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FA機器の搬送システム、例えば工作機械のテーブル送りや半導体製造装置のステッパ駆動機構などに利用される高精度な永久磁石形同期リニアモータに関し、特にその電機子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、FA機器の搬送システム、例えば工作機械のテーブル送りや半導体製造装置のステッパ駆動機構などに利用される永久磁石形同期リニアモータとしては、図9、図11のようになっている。なお、リニアモータは何れも永久磁石の磁石列を水平面上に形成し、この磁石列の上方に磁気的空隙を介して電機子を対向させた構造(ギャップ対向形)のものを例示して説明する。
【0003】
[第1の従来技術]
図9は第1の従来技術を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。このリニアモータは、8ポール9スロットでオープンスロット形の構成となっている。図において、1は界磁極、11は平板状の界磁ヨーク、12は界磁ヨーク11に交互に極性が異なるように直線状に並べて配置した複数個の永久磁石、2は永久磁石12の磁石列(X方向)と磁気的空隙を介してZ方向に対向配置された電機子であり、電機子2を相対移動する可動子に、界磁極1を固定子とした構成である。21は電機子コアであって、電磁鋼板を櫛歯状に打ち抜き、スロット21aを形成する主ティース21bと、主ティース21bを連結する継鉄部24とを有する鋼板を積層固定したものである。22はスロット21aに巻回収納した電機子巻線である。23は電機子コア21の両端に設けた補助ティースであって、電機子コア両端の端効果により発生するコギング推力を低減する手段を施したものである(例えば、特願2000−118022号、国際特許公開WO01/80408、実公平7−53427号公報)。
【0004】
また、図10は第1の従来技術のコギング推力波形を示した図である。図10に示すコギング推力波形のように、主ティース21bに働くコギング推力F1と、補助ティース23に働くコギング推力F2とがF1+F2≒0となる条件に基づいて、主ティース21bの長さHtと補助ティース23の長さHdが0<Hd<Htの範囲で設定するとともに、併せて補助ティース23のティース幅Bdと主ティース21bのティース幅BtがBd<Btの範囲で設定されている。上記の条件により、当該リニアモータはコギング推力を最小とすることができるようになっている。
【0005】
[第2の従来技術]
図11は第2の従来技術を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。第2の従来技術が第1の従来技術と異なる点は、電機子2が電機子コア21を複数の分割されたコアブロック29で構成すると共に、コアブロック29を構成する継鉄部の一方側面に凸状の係合部29aを設け、また、他方側面に凹状の係合部29bを設けて、夫々隣り合う係合部を嵌合させて結合するようにした点である。このような構成のリニアモータは、スロット内に電機子巻線を容易に、かつ、高密度に巻回することができると共に、長ストローク化の要求に対して容易に設計の自由度を変えられるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術ではコギング推力低減のため、電機子コア端部の端効果をキャンセルする、あるいは端効果の影響を抑制するなどの手段を施しているが、実機においては、必ずしもコギング推力を低減させることができないという課題がある。
【0007】
すなわち、リニアモータの設計の際には主ティースの形状寸法、界磁極と電機子との間の磁気的空隙長(ギャップ長)などの設計値、界磁極に使用する永久磁石の磁気特性の代表値を用いてコギング推力が最小となる条件を求め、補助ティースの形状寸法を決定している。これに対して、実際に製作したリニアモータは、第1の従来技術および第2の従来技術に共通して、電機子コアの打ち抜き時の寸法ばらつきや誤差、界磁極と電機子を組み合わせる際のギャップ長の誤差、永久磁石自体の形状誤差や、永久磁石を界磁ヨークに固定し組み立てる際の寸法ばらつきや誤差、電機子コアや界磁ヨーク、永久磁石などの磁性部材の磁気特性のばらつきや代表値との差違などにより、電機子の主ティース、および補助ティースにおける界磁極の磁石列の方向(X方向)のピッチ誤差あるいは磁石列と直交する方向(Z方向)のギャップ長の誤差が生じ、コギングング推力がほぼゼロとなる寸法条件がずれ、コギング推力が大きくなってしまう問題があった。
【0008】
このうち、第2の従来技術では、電機子コアはコアブロックの係合部を嵌合させて構成するため、コアブロックの形状誤差などの加工上と、嵌合における機械的な突き当たりの状態の相違といった組立上の影響により、電機子の主ティースおよび補助ティースの界磁極の磁石列の方向(X方向)のピッチ精度を阻害する。したがって、電機子コアの抜き型をどのように高精度に製作したとしても公差は存在し、型の磨耗などによる影響も受けて、ティースのX方向のピッチ精度が悪くなり、コギング推力が大きくなってしまう問題があった。その結果、このような問題が、リニアモータを組み込んだ工作機械や半導体製造装置などのコンタリング性能、あるいは位置決め性能を劣化させる原因となっていた。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減することが可能な、高精度な永久磁石形同期リニアモータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明は、交互に極性が異なるように複数の永久磁石を直線状に並べて配置した界磁ヨークからなる界磁極と、前記界磁極の永久磁石の磁石列と磁気的空隙を介して対向するように配置した電機子とを備え、前記電機子は、主ティースとスロットを有する電機子コアと、前記電機子コアのスロットにコイルを巻回した電機子巻線と、前記電機子コアにおける永久磁石の磁石列方向に沿う方向の端部に配置した補助ティースより構成してあり、前記界磁極と前記電機子との何れか一方を相対移動する可動子に、他方を固定子とする永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記補助ティースは、前記主ティースに対する前記補助ティースの位置を可変できるように、前記電機子コアの両端部の少なくとも何れか一方端に補助ティース位置調整手段を備えてあり、前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースを前記界磁極の長手方向と直交する方向または界磁極の長手方向に移動させるようにしたX―Zステージを用いたものであることを特徴としている。
【0011】
請求項2の本発明は、請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースに設けた案内溝と、前記補助ティースの側面に設けられ、先端に偏芯カム状頭部を有する操作部と、前記補助ティースを案内支持する支持部材とから構成され、前記偏芯カム状頭部の外周を前記案内溝の内周に接触させた状態で前記操作部を回転させることにより、前記補助ティースを前記偏芯カム状頭部の偏芯寸法分だけ界磁極の長手方向と直交する方向に上下動させるようにしたものである。
【0012】
請求項3の本発明は、請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースの磁気的空隙側と反対側に設けられ、先端に雌ねじ溝を有する凸部と、前記凸部と嵌合する凹部を有して前記補助ティースを案内支持する支持部材と、先端と後端に頭部を有し、かつ、中間部に雌ねじ部を有して前記補助ティース内部を軸方向に貫通するように挿設した操作部とから構成され、前記操作部を回転させることにより、前記補助ティースを界磁極の長手方向に向かって移動させるようにしたものである。
【0013】
請求項4の本発明は、請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記電機子の上面に当該電機子を固定するための電機子取付板を設けてあり、前記補助ティース位置調整手段は、前記電機子取付板の雌ねじ部と螺合し、電機子取付板側から補助ティースの上面を押し当てるように設けられた固定ねじと、電機子取付板のキリ穴に挿入され、補助ティースの雌ねじ部と螺合するように設けられた調整ねじより構成されたものである。
【0014】
請求項5の本発明は、請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースの雌ねじ部と螺合し、前記補助ティース側から前記電機子コアの端面を押し当てるように設けられた固定ねじと、前記補助ティースのキリ穴に挿入され、前記電機子コアの雌ねじ部と螺合するように設けられた調整ねじより構成されたものである。
【0015】
請求項6の本発明は、請求項5記載の永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記補助ティースを前記永久磁石の磁石列と直交する方向で2分割し、前記補助ティース位置調整手段を前記分割した補助ティースに夫々設けたものである。
【0016】
請求項7の本発明は、請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータにおいて、前記電機子コアは、複数の分割されたコアブロックで構成されると共に、前記コアブロックを構成する継鉄部の一方側面に凸状の係合部を、他方側面に凹状の係合部を設け、夫々隣り合う係合部を嵌合させて結合したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図に基づいて説明する。
【0018】
[第1の実施例]
図1は本発明の第1の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。本発明の構成要素が従来技術と同じものについては同一符号を付してその説明を省略し、異なる点のみ説明する。なお、第1の実施例から第4の実施例にかかるリニアモータは、従来技術と同様に8ポール、9スロットのギャップ対向形の例を示している。また、主ティースの長さHtと補助ティースの長さHdの範囲の設定、主ティースのティース幅Btと補助ティースのティース幅の範囲の設定についても従来技術と同じである。
図において、26は磁性体からなる補助ティース、3は補助ティース位置調整手段である。本発明が従来技術と異なる点は、以下のとおりである。すなわち、電機子コア21と補助ティース26が分離して構成してあり、電機子コア21と補助ティース26の間に主ティース21bに対する補助ティース26の位置を可変できるようにした補助ティース位置調整手段3を設けた点である。具体的には、補助ティース位置調整手段3は補助ティース26を界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)および界磁極1の長手方向(X方向)に微小に移動させるように、例えばスライダとガイドレールからなるリニアガイドなどで構成される移動機構、いわゆるX−Zステージを用いている。このX−Zステージには補助ティース26を当該X方向に移動させるための第1手動操作部31と、補助ティース26を当該Z方向に移動させるための第2手動操作部32とが設けられている。なお、ここでは補助ティースの位置調整の方法を説明したが、補助ティースを固定する機構についてはその説明を省略する。
【0019】
次に、動作を説明する。X−Zステージの一方の第1手動操作部31を回転させると、補助ティース26は界磁極の長手方向(X方向)に移動し、他方の第2手動操作部32を回転させると、補助ティース26は界磁極の長手方向と直交する方向(Z方向)に移動し、補助ティース26の長さHd、電機子コアの両端に位置する主ティース21bと補助ティース26の中心間の距離が調整される。
【0020】
第1の実施例は上記の構成にしたので、コギング推力が設計値よりも大きくなった場合でも、補助ティース26の相対位置を可変とするX−Zステージのような補助ティース位置調整手段3を用いて、補助ティース26を界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)および界磁極1の長手方向(X方向)に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。その結果、リニアモータのコギング推力を評価する場合の設計と製作による繰り返し評価作業が不要になり、実機の形状寸法や磁性部材の実際の磁気特性が設計値からずれても容易にコギング推力を小さくすることが可能な高精度な永久磁石形同期リニアモータを提供することができる。
【0021】
[第2の実施例]
次に本発明の第2の実施例について説明する。図2は本発明の第2の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータであって、(a)はその側断面図、(b)は(a)の調整手段3をリニアモータの進行方向から見た正面図である。図において、27は磁性体からなる補助ティース、27aは案内溝、33は手動操作部であって、先端に偏芯カム状頭部33aを有し、後端に雄ねじ部33bを有している。34は磁性体からなる支持部材、34aは支持部材34の側面に補助ティース27側に突出するように設けられたリニアガイドであって、補助ティース27の上下移動を許容し、回転や左右方向への移動を拘束するものである。34bは雌ねじ部では手動操作部33の雄ねじ部33bと螺合するようになっている。第2の実施例の特徴は以下のとおりである。
すなわち、本実施例に係る補助ティース位置調整手段3は、補助ティース27の側面に設けた略四角形状の案内溝27aと、補助ティース27の側面に設けられ、先端に偏芯カム状頭部33aを有する手動操作部33と、補助ティース27を案内支持する支持部材34とから構成され、偏芯カム状頭部33aの外周を案内溝27aの内周に接触させた状態で手動操作部33を回転させることにより、補助ティース27を偏芯カム状頭部33aの偏芯寸法分だけ界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)に上下動させるようにしたものである。なお、ここでは補助ティースの位置調整の方法を説明したが、補助ティースを固定する機構についてはその説明を省略する。
【0022】
次に、動作を説明する。
手動操作部33を回転させると、手動操作部33の先端に設けた偏芯カム状頭部33aの外周が補助ティース27の案内溝27aの内周の上下2つの位置で常に接触した状態で偏芯カム状頭部33aが回転するため、補助ティース27が偏芯カム状頭部33aの動きに応じて支持部材34に設けたリニアガイド34aに沿って、偏芯カム状頭部33aの偏芯寸法分だけ界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)に上下動し、補助ティース27の長さHdが調整される。
【0023】
第2の実施例は上記構成にしたので、コギング推力が設計値よりも大きくなった場合でも、補助ティース27の相対位置を可変とするような偏芯カム状頭部33aを備えた補助ティース位置調整手段3を用いて、補助ティース27を界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。
【0024】
[第3の実施例]
次に本発明の第3の実施例について説明する。図3は本発明の第3の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータであって、(a)はその側断面図、(b)は(a)の調整手段3をリニアモータの進行方向から見た正面図である。図において、28は磁性体からなる補助ティース、28aは凸部、28bは凸部35aの先端中央部に設けられ、手動操作部35を半分収容する雌ねじ溝、35は手動操作部、36は磁性体からなる支持部材、36aは支持部材36の凸部35aと対向する位置に凸部35aと嵌合する凹部、36bは雌ねじ溝28bと対向する凹部36aの位置に設けられ、手動操作部35を半分収容する半円溝である。半円溝36bは凸部28aと凹部36aとが嵌合して抜けを防止するようになっている。第3の実施例の特徴は以下のとおりである。すなわち、本実施例に係る補助ティース位置調整手段3は、補助ティース28の磁気的空隙側と反対側に設けられ、先端に雌ねじ溝28bを有する凸部28aと、該凸部28aと嵌合する凹部36aを有して補助ティース28を案内支持する支持部材36と、先端と後端に頭部を有し、かつ、中間部に雄ねじ部を有して補助ティース28の内部を軸方向に貫通するように挿設した手動操作部35とから構成され、手動操作部35を回転させることにより、補助ティース28を界磁極1の長手方向(X方向)に向かって移動させるようにした、いわゆる送りねじ機構を有した点である。なお、ここでは補助ティースの位置調整の方法を説明したが、補助ティースを固定する機構についてはその説明を省略する。
【0025】
次に、動作を説明する。
手動操作部35のねじは補助ティース28のねじ溝35bと螺合しており、この状態で手動操作部35を回転させると、補助ティース28はリニアモータの進行方向に移動し、電機子コアの両端に位置する主ティースと補助ティース28の中心間の距離が調整される。
【0026】
第3の実施例は上記構成にしたので、コギング推力が設計値よりも大きくなった場合でも、補助ティース28の相対位置を可変とするよう、補助ティース28および手動操作部34に設けた送りねじ機構のような補助ティース位置調整手段3を用いて、補助ティース28を界磁極1の長手方向(X方向)に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。
【0027】
[第4の実施例]
次に本発明の第4の実施例について説明する。
図4は本発明の第4の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。図5は図4の一点鎖線で囲まれたA部の拡大断面図である。図4および図5において、5は電機子、51は電機子コア、51aはスロット、51bは主ティース、52は電機子巻線、53は補助ティース、53aは雌ねじ部、54aは係合部(凸状)、54bは係合部(凹状)、56はコアブロック、6は電機子取付板、61は雌ねじ部、62はキリ穴、7は補助ティース位置調整手段、71は固定ねじ、72は調整ねじである。本発明の特徴は以下のとおりである。第4の実施例が第1〜第3の実施例と基本的に異なる点は、電機子コア51がセミオープンスロット形状を有するコアブロック56で構成された点である。この補助ティース位置調整手段7は、電機子取付板6の雌ねじ部61と螺合し、電機子取付板6側から補助ティース53の上面を押し当てるように設けられた固定ねじ71と、電機子取付板6のキリ穴62に挿入され、補助ティース53の雌ねじ部53aと螺合するように設けられた調整ねじ72より構成される。
【0028】
次に動作について説明する。
このような構成において、調整ねじ72を補助ティース53の雌ねじ部53aにねじ込むことにより、界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)に補助ティース53を移動させ、界磁極1と補助ティース53のギャップ長が調整される。それから、界磁極1と補助ティース53のギャップ長を調整した後に、固定ねじ71を電機子取付板6の雌ねじ部61にねじ込み、補助ティース53の上面に固定ねじ71の先端を押し当てるようにすると、補助ティース53が電機子取付板6に固定され、電機子取付板6、電機子コア51および補助ティース53が一体化される。
【0029】
第4の実施例は上記構成にしたので、補助ティース位置調整手段7を用いて、補助ティース53を界磁極1の長手方向と直交する方向(Z方向)に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。また、例えば機械加工装置などでよく使われるガントリ構造採用のシステムなどでは、一対、または対をなした複数のリニアモータにて移動対象物を駆動する。このような場合には、永久磁石12や主ティース51bの磁石列方向のピッチなど加工組立精度のよいリニアモータを一対、または複数台製作することは困難なことであり、製作できたとしてもその製造、品質管理上のコストは膨大になる。その際、上記補助ティース位置調整手段7を用いることで、個々のリニアモータのコギング推力を最小の状態にチューニングできるため、システム全体としてのコギング推力を低減することが可能である。それから、個々のリニアモータでは補助ティース位置調整手段7のチューニングによりコギング推力の波形成分が変化する作用がある。この作用を利用して、個々のリニアモータではコギング推力を最小とせずに、コギング推力波形に相互に位相を持たせることにより、加工組立誤差による個々のリニアモータのコギング推力を全体として相殺させて、極小に抑制することができる。
【0030】
[第5の実施例]
次に第5の実施例を説明する。
図6は第5の実施例を示す補助ティース周辺部の拡大断面図であって、図4のA部の位置に相当するものである。なお、第5の実施例は第4の実施例と同様に電機子コア51がセミオープンスロット形状を有するコアブロック56で構成される。図において、53bはキリ穴、56aは雌ねじ部である。本発明の特徴は以下のとおりである。すなわち、電機子コア51の端部に設けた略L字形状の補助ティース53に補助ティース位置調整手段9を備える点は第4の実施例と同じであるが、該補助ティース53の位置調整方向が異なる。この補助ティース位置調整手段7は、補助ティース53の雌ねじ部53aと螺合し、補助ティース53側から電機子コア51の端面を押し当てるように設けられた固定ねじ71と、補助ティース53のキリ穴53bに挿入され、電機子コア51の雌ねじ部56aと螺合するように設けられた調整ねじ72より構成される。
【0031】
次に動作について説明する。
このような構成において、調整ねじ72を電機子コア51の雌ねじ部56aにねじ込むことにより、主ティース51bのピッチ方向に補助ティース53を移動させ、補助ティース53と主ティース51bのピッチ長が調整される。それから、補助ティース53と主ティース51bのピッチ長を調整した後に、固定ねじ71を補助ティース53の雌ねじ部53aにねじ込み、電機子コア51の端面に固定ねじ71の先端を押し当てるようにすると、補助ティース53が電機子コア51に固定される。
【0032】
第5の実施例は上記構成にしたので、補助ティース位置調整手段7を用いて、補助ティース53を界磁極1の長手方向(X方向)にそのピッチ長を調整可能なため、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。その他、一対または対をなした複数のリニアモータにて移動対象物を駆動する場合のコギング推力に関し、補助ティース位置調整手段7による作用、効果などは第4の実施例と同様に得られる。
【0033】
[第6の実施例]
次に本発明の第6の実施例について説明する。
図7は本発明の第6の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。図8は図7の一点鎖線で囲まれたB部の拡大断面図である。本発明の特徴は以下のとおりである。図7および図8において、リニアモータはギャップ対向形のものに替えて電機子の両側に磁気的空隙を介して永久磁石の磁石列を配置した構造(磁束貫通形)を適用したものであって、電機子は紙面と垂直な方向に図示しない電機子取付板を固定する構成となっている。また、電機子コア51の端部に設けた補助ティース53には夫々2つの独立した補助ティース位置調整手段7が設けられており、その基本構成は第5の実施例で示したギャップ対向形のものと同じであるため、その動作については説明を省略する。
【0034】
第6の実施例は上記構成にしたので、夫々独立した補助ティース位置調整手段7を用いることで、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによる、夫々の磁気的空隙面で発生するコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。また、図7の磁束貫通形のリニアモータを上下に2つのリニアモータがあると考えると、第4の実施例で述べた、一対、または対をなした複数のリニアモータの場合と同等と見ることができ、同様のコギング低減作用を得ることが可能なことが理解される。
【0035】
なお、各実施例で説明した補助ティース位置調整手段は補助ティースの片方の端部に設けても良いし、両方の端部に設けても構わない。また、第4の実施例乃至第6の実施例において、リニアモータの積厚(紙面の奥行き方向の厚さ)が大きい場合は、固定ねじ、調整ねじ、雌ねじ部およびキリ穴からなる補助ティース位置調整手段を積厚方向に複数に配置しても構わない。また、第1の実施例乃至第3の実施例は、一体型コアのもので説明したが、これに替えて、分割コアのもので構成しても構わない。また、第4の実施例乃至第6の実施例は、分割型コアのもので説明したが、一体型コアのもので構成しても構わない。また、第1の実施例乃至第3の実施例は、オープンスロット形のもので説明したが、これに替えてセミオープン形のもので構成しても構わない。
また、第4の実施例乃至第6の実施例は、セミオープン形のもので説明したが、オープンスロット形のもので構成しても構わない。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば以下の効果がある。
(1)第1の実施例は上記構成にしたため、コギング推力が設計値よりも大きくなった場合でも、補助ティースの相対位置を可変とするX−Zステージのような補助ティース位置調整手段を用いて、補助ティースを界磁極の長手方向と直交する方向および界磁極の長手方向に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。その結果、リニアモータのコギング推力を評価する場合の設計と製作による繰り返し評価作業が不要になり、実機の形状寸法や磁性部材の実際の磁気特性が設計値からずれても容易にコギング推力を小さくすることが可能な高精度な永久磁石形同期リニアモータを提供することができる。
【0037】
(2)第2の実施例は上記構成にしたため、コギング推力が設計値よりも大きくなった場合でも、補助ティースの相対位置を可変とするような偏芯カム状頭部を備えた補助ティース位置調整手段を用いて、補助ティースを界磁極の長手方向と直交する方向に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。
【0038】
(3)第3の実施例は上記構成にしたため、コギング推力が設計値よりも大きくなった場合でも、補助ティースの相対位置を可変とするよう、補助ティースおよび手動操作部に設けた送りねじ機構からなる補助ティース位置調整手段を用いて、補助ティースを界磁極の長手方向に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。
【0039】
(4)第4の実施例は上記構成にしたので、補助ティース位置調整手段により補助ティースを界磁極の長手方向と直交する方向に移動することにより、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。
【0040】
(5)第5の実施例は上記構成にしたので、補助ティース位置調整手段により補助ティースを界磁極の長手方向にそのピッチ長を調整可能なため、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによるコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。
【0041】
(6)第6の実施例は上記構成にしたので、夫々独立した補助ティース位置調整手段を用いることで、電機子のティースや界磁極の磁石のピッチ誤差といった加工組立や、部材の材料特性のバラツキなどによる、夫々の磁気的空隙面で発生するコギング推力の発生を極力低減し、コギング推力を設計値である最小値に調整することができる。以上のようなことから、本リニアモータは、コンタリング性能が高く、高精度加工ができる工作機械あるいは高速に微小位置決めを行なえる、高スループットの半導体製造装置などに適用可能といった大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータであって、(a)はその側断面図、(b)は(a)の調整手段3をリニアモータの進行方向から見た正面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータであって、(a)はその側断面図、(b)は(a)の調整手段3をリニアモータの進行方向から見た正面図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。
【図5】図4の一点鎖線で囲まれたA部の拡大断面図である。
【図6】第5の実施例を示す補助ティース周辺部の拡大断面図であって、図4のA部の位置に相当するものである。
【図7】本発明の第6の実施例を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。
【図8】図7の一点鎖線で囲まれたB部の拡大断面図である。
【図9】第1の従来技術を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。
【図10】第1の従来技術のコギング推力波形を示した図である。
【図11】第2の従来技術を示す永久磁石形同期リニアモータの側断面図である。
【符号の説明】
1 界磁極
11 界磁ヨーク
12 永久磁石
2 電機子
21 電機子コア
21a スロット
21b 主ティース
22 電機子巻線
24 継鉄部
26、27 補助ティース
27a 案内溝
28 補助ティース
28a 凸部
28b 雌ねじ溝
29 コアブロック
29a 係合部(凸状)
29b 係合部(凹状)
3 補助ティース位置調整手段
31 第1手動操作部
32 第2手動操作部
33 手動操作部(操作部)
33a 偏芯カム状頭部
33b 雄ねじ部
34 支持部材
34a ガイドレール
34b 雌ねじ部
35 手動操作部
36 支持部材
36a 凹部
36b 半円溝
5 電機子
51 電機子コア
51a スロット
51b 主ティース
52 電機子巻線
53 補助ティース
53a 雌ねじ部
53b キリ穴
54a 係合部(凸状)
54b 係合部(凹状)
56 コアブロック
56a 雌ねじ部
6 電機子取付板
61 雌ねじ部
62 キリ穴
7 補助ティース位置調整手段
71 固定ねじ
72 調整ねじ

Claims (7)

  1. 交互に極性が異なるように複数の永久磁石を直線状に並べて配置した界磁ヨークからなる界磁極と、前記界磁極の永久磁石の磁石列と磁気的空隙を介して対向するように配置した電機子とを備え、
    前記電機子は、主ティースとスロットを有する電機子コアと、前記電機子コアのスロットにコイルを巻回した電機子巻線と、前記電機子コアにおける永久磁石の磁石列方向に沿う方向の端部に配置した補助ティースより構成してあり、
    前記界磁極と前記電機子との何れか一方を相対移動する可動子に、他方を固定子とする永久磁石形同期リニアモータにおいて、
    前記補助ティースは、前記主ティースに対する前記補助ティースの位置を可変できるように、前記電機子コアの両端部の少なくとも何れか一方端に補助ティース位置調整手段を備えてあり、
    前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースを前記界磁極の長手方向と直交する方向または界磁極の長手方向に移動させるようにしたX―Zステージを用いたものであることを特徴とする永久磁石形同期リニアモータ。
  2. 前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースに設けた案内溝と、前記補助ティースの側面に設けられ、先端に偏芯カム状頭部を有する操作部と、前記補助ティースを案内支持する支持部材とから構成され、前記偏芯カム状頭部の外周を前記案内溝の内周に接触させた状態で前記操作部を回転させることにより、前記補助ティースを前記偏芯カム状頭部の偏芯寸法分だけ界磁極の長手方向と直交する方向に上下動させるようにした請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータ。
  3. 前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースの磁気的空隙側と反対側に設けられ、先端に雌ねじ溝を有する凸部と、前記凸部と嵌合する凹部を有して前記補助ティースを案内支持する支持部材と、先端と後端に頭部を有し、かつ、中間部に雌ねじ部を有して前記補助ティース内部を軸方向に貫通するように挿設した操作部とから構成され、前記操作部を回転させることにより、前記補助ティースを界磁極の長手方向に向かって移動させるようにした請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータ。
  4. 前記電機子の上面に当該電機子を固定するための電機子取付板を設けてあり、
    前記補助ティース位置調整手段は、前記電機子取付板の雌ねじ部と螺合し、電機子取付板側から補助ティースの上面を押し当てるように設けられた固定ねじと、電機子取付板のキリ穴に挿入され、補助ティースの雌ねじ部と螺合するように設けられた調整ねじより構成されたことを特徴する請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータ。
  5. 前記補助ティース位置調整手段は、前記補助ティースの雌ねじ部と螺合し、前記補助ティース側から前記電機子コアの端面を押し当てるように設けられた固定ねじと、前記補助ティースのキリ穴に挿入され、前記電機子コアの雌ねじ部と螺合するように設けられた調整ねじより構成されたことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータ。
  6. 前記補助ティースを前記永久磁石の磁石列と直交する方向で2分割し、前記補助ティース位置調整手段を前記分割した補助ティースに夫々設けたことを特徴とする請求項5記載の永久磁石形同期リニアモータ。
  7. 前記電機子コアは、複数の分割されたコアブロックで構成されると共に、前記コアブロックを構成する継鉄部の一方側面に凸状の係合部を、他方側面に凹状の係合部を設け、夫々隣り合う係合部を嵌合させて結合したことを特徴とする請求項1に記載の永久磁石形同期リニアモータ。
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