JP2002034231A - リニアスライダ - Google Patents

リニアスライダ

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JP2002034231A
JP2002034231A JP2000219193A JP2000219193A JP2002034231A JP 2002034231 A JP2002034231 A JP 2002034231A JP 2000219193 A JP2000219193 A JP 2000219193A JP 2000219193 A JP2000219193 A JP 2000219193A JP 2002034231 A JP2002034231 A JP 2002034231A
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Japan
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linear
linear motor
frame
fixed base
slider
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JP2000219193A
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Masashi Tamai
真史 玉井
Fumihiro Tara
文宏 多良
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石とコア間の磁気的空隙の幅が磁気吸
引力による変化せずに、推力の変動をなくすことができ
る、小型・軽量のリニアスライダを提供する。 【解決手段】 固定台1に平行に対向配置されたフレー
ム14と、フレーム14を案内支持する一対の第1のリ
ニアガイド2と、固定台1上に垂直に配設した界磁ヨー
ク6と永久磁石7よりなるリニアモータ5の固定子と、
コア8にコイル9を巻回したリニアモータ5の可動子と
を備えたリニアスライダにおいて、フレーム14をコ字
状断面に、固定台1を平板状断面として、フレーム14
の脚部14Aと固定台1との間に第1リニアガイド2を
配置してある。また、リニアモータ5の固定子を固定台
1上の中央に配置し、リニアモータ5の可動子をフレー
ム14の脚部14Aの内側に配置して、リニアモータ5
の固定子のフレーム14側とフレーム14の凹部14B
との間に第2のリニアガイド11を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機または半導
体製造装置等のテーブル送りに利用されるリニアスライ
ダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機または半導体製造装置等の
テーブル送りに利用されると共に、リニアモータによ
り、テーブルを固定台に対して自在に移動させることの
できるリニアスライダは、図5のようになっている。図
5は、従来のリニアモータにおける推力方向から見た正
断面図を示している。なお、図では、界磁極の両側で電
機子が対向配置される磁束貫通型構造で、かつ、ムービ
ングコイル形のリニアモータの例を用いて説明する。図
において、31は固定台、32は固定台31上で左右両
端に設けたガイドレール、33はガイドレール32と対
でリニアガイドを構成するスライダ、34はガイドレー
ル32上の長手方向(紙面と垂直方向)に沿って移動す
るように設けた平板状のフレームであって、フレーム3
4の上面には被搭載物を載置する図示しないテーブルを
固定する。35はリニアモータ、36は固定台31上に
垂直に固定した界磁ヨーク、37は界磁ヨーク36を固
定台31に固定するヨーク支持板、38は界磁ヨーク3
6上の長手方向(紙面と垂直方向)に沿って複数並べて
配設した永久磁石、39は永久磁石38と磁気的空隙を
介して対向配置され、電磁鋼板を積層して成るコア、4
0はコア39の巻線収納部に巻回して成るコイルで、コ
イル40の周囲を図示しない樹脂モールドによりコア3
9に固着している。41はコア39をフレーム34に固
定するためのコの字状をしたコア支持板である。特に、
コア付きのリニアモータの場合において、電機子部のコ
イル40に電流を流して励磁し、可動子がリニアガイド
の長手方向に向かって走行する時に、可動子に1000
N乃至3000Nの推力が働き、永久磁石38とコア3
9間の磁気的空隙部では推力の数倍におよぶ磁気吸引力
が働いているため、リニアモータ35は、界磁ヨーク3
6と永久磁石38とからなるリニアモータ界磁部(固定
子)の両面にコア39とコイル40とからなるリニアモ
ータ電機子部(可動子)を構配置することで磁気吸引力
を相殺させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、仮に界磁ヨーク36の中心が固定台31の中心に対
して左右に偏心して取付けられていると、可動子を推力
方向に走行させたときに、磁気吸引力によって永久磁石
38とコア39の間にある磁気的空隙の幅G1、G2の
何れか一方が広く他方が狭くなり、しかも界磁ヨーク3
6が固定台31に片持ち支持されているためたわみを生
じやすく、磁気的空隙の幅G1、G2の寸法精度がさら
に悪化して推力が変動するという問題があった。また、
コア支持板41の内側両面に固着されたコア39にも、
磁気吸引力が働いており、フレーム34にコア支持板4
1を片持ちで支持してため、フレーム34のコア39を
固着する部分にたわみが生じ、永久磁石38とコア39
の間にある磁気的空隙の幅G1、G2の寸法精度に悪影
響を与え、推力が変動するという問題があった。その結
果、リニアモータ35の可動子の推力が変動すると、可
動子をリニアガイドに沿って移動させた場合に可動子の
ヨーイングやローリング方向の運動精度を悪化させ、リ
ニアガイドの摩擦抵抗による寿命低下や位置決め精度が
悪くなるという問題があった。そこで、磁気吸引力によ
って、永久磁石38とコア39間における磁気的空隙の
幅G1、G2に差が生じた際のたわみを少なくするため
に、界磁ヨーク36の板厚またはコア支持板41のコア
固着部分の板厚を厚くするなどして剛性を高めようとす
ると、かえって界磁ヨーク36、コア支持板41が大型
化し、重量が大きくなるという問題があった。本発明
は、上記問題を解決するためになされたものであり、永
久磁石と電機子のコア間における磁気的空隙の幅が磁気
吸引力による変化することなく、推力の変動をなくすこ
とができると共に、小型・軽量のリニアスライダを提供
することを目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、請求項1の本発明は、固定台に平行に対向配置され
たフレームと、前記フレームの両側に設けられ、かつ、
前記フレームを移動自在に案内支持するガイドレールと
スライダからなる一対の第1のリニアガイドと、前記固
定台上に垂直に互いに対向するように間隔を置いて2個
配設してなるリニアモータ界磁部と、前記リニアモータ
界磁部と一定の空隙を介して対向配置されたリニアモー
タ電機子部とを備え、前記リニアモータ界磁部と前記リ
ニアモータ電機子部の何れか一方を固定子に他方を可動
子として、可動子を前記第1のリニアガイド上に沿って
往復動させるようにしたリニアスライダにおいて、前記
フレームをコ字状の断面形状とし、前記固定台を平板状
の断面形状とすると共に、前記フレームを構成する脚部
と前記固定台との間に前記第1のリニアガイドを配置し
てあり、前記リニアモータの固定子を前記固定台上の中
央に配置し、可動子を前記フレームの脚部の内側に配置
すると共に、前記リニアモータの固定子のフレーム側と
前記フレームを構成する凹部との間に第2のリニアガイ
ドを配置したものである。請求項2の本発明は、請求項
1に記載のリニアスライダにおいて、前記リニアモータ
界磁部は磁性体からなる界磁ヨークに沿って交互に磁極
が異なる複数の永久磁石より構成されると共に、前記リ
ニアモータ電機子部はコアにコイルを巻装して構成され
たものである。請求項3の本発明は、請求項1に記載の
リニアスライダにおいて、前記リニアモータ界磁部は磁
性体からなる界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複
数の永久磁石より構成されると共に、前記リニアモータ
電機子部はコイルを樹脂モールドにより偏平状に固着し
て構成されたものである。請求項4の本発明は、固定台
に平行に対向配置された被搭載物を保持するフレーム
と、前記フレームの両側に設けられ、かつ、前記フレー
ムを移動自在に案内支持するガイドレールとスライダか
らなる一対の第1のリニアガイドと、前記固定台上に垂
直に互いに対向するように間隔を置いて2個配設してな
るリニアモータ界磁部と、前記リニアモータ界磁部と一
定の空隙を介して対向配置されたリニアモータ電機子部
とを備え、前記リニアモータ界磁部と前記リニアモータ
電機子部の何れか一方を固定子に他方を可動子として、
可動子を前記第1のリニアガイド上に沿って往復動させ
るようにしたリニアスライダにおいて、前記フレームを
平板状の断面形状とし、前記固定台をコ字状の断面形状
とすると共に、前記フレームと前記固定台を構成する脚
部との間に前記第1のリニアガイドを配置してあり、前
記リニアモータの可動子を前記フレームの下側中央に配
置し、固定子を前記固定台の脚部の内側に配置すると共
に、前記リニアモータの可動子の固定台側と前記固定台
を構成する凹部との間に第2のリニアガイドを配置した
ものである。請求項5の本発明は、請求項4に記載のリ
ニアスライダにおいて、前記リニアモータ界磁部は磁性
体からなる界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数
の永久磁石より構成されると共に、前記リニアモータ電
機子部はコアにコイルを巻装して構成されたものであ
る。請求項6の本発明は、請求項4に記載のリニアスラ
イダにおいて、前記リニアモータ界磁部は磁性体からな
る界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数の永久磁
石より構成されると共に、前記リニアモータ電機子部は
コイルを樹脂モールドにより偏平状に固着して構成され
たものである。
【0005】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基
づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す
リニアモータの推力方向から見た正断面図である。な
お、本発明が従来と同じ構成要素については同一符号を
付してその説明を省略し、異なる点のみ説明する。図に
おいて、1は固定台、2は第1のリニアガイド、3はガ
イドレール、4はスライダ、5はリニアモータ、6は界
磁ヨーク、7は永久磁石、8はコア、9はコイル、11
は第2のリニアガイド、12はガイドレール、13はス
ライダ、14はフレームである。本発明が従来と異なる
点は、以下のとおりである。フレーム14をコ字状の断
面形状とし、固定台1を平板状の断面形状とすると共
に、フレーム14を構成する脚部14Aと固定台1との
間に第1リニアガイド2を配置し、リニアモータ5の固
定子を固定台上の中央に配置し、可動子をフレーム14
の脚部14Aの内側に配置した点である。また、リニア
モータ5の固定子のフレーム14側とフレーム14を構
成する凹部14Bとの間に第2のリニアガイド11を配
置した点である。このリニアモータ5の可動子は、コア
8にコイル9を巻装して図示しない樹脂モールドにより
固着して構成し、固定子は界磁ヨーク6の長手方向に沿
って設けた永久磁石7を配置して構成している(ムービ
ングコイル型リニアモータ)。次に動作について説明す
る。リニアモータ電機子部のコイル5に電流を流して励
磁すると、可動子に推力が発生すると共に、可動子が固
定子に対して第1および第2のリニアガイド2、11に
沿って、永久磁石7とコア8間における空隙の幅G1、
G2を一定に保ちながら自在に走行移動する。したがっ
て、本実施例はリニアスライダに第1及び第2のリニア
ガイド2、11を設け、可動子が固定子に対して相対的
に走行した際に、界磁ヨーク6の中心を磁気的空隙G
1、G2間の中心に位置するように規制する構成にした
ので、磁気吸引力により界磁ヨーク6が磁気的空隙G
1、G2の何れか一方側に偏心するのを防ぐことができ
る。また、従来構造では片持ちであった界磁ヨーク6を
両端支持しているので、界磁ヨーク6の磁気吸引力に対
するたわみの剛性が向上させることができ、その結果、
磁気吸引力に差が生じた際の界磁ヨークのたわみが少な
くし、界磁ヨーク6の板厚を薄くしても磁気的空隙の精
度を維持し、界磁ヨークを小型・軽量化することができ
る。また、その結果、磁気的空隙の幅G1、G2の寸法
精度に悪影響を与えることはないので、リニアモータ5
の推力が変動するといった問題が解消され、可動子を第
1および第2のリニアガイド2、11に沿って移動させ
た場合に可動子のヨーイングやローリング方向の運動精
度を悪化させたり、リニアガイドの摩擦抵抗による寿命
低下や位置決め精度が悪くなるという問題も一切なくす
ことができる。
【0006】図2は、本発明の第2の実施例を示すリニ
アモータの推力方向から見た正断面図である。図におい
て、10はコア支持板、15はリニアモータ、16は界
磁ヨークである。第2の実施例が、第1の実施例と異な
る点は、リニアモータ5の可動子を構成する位置と固定
子を構成する位置において、界磁ヨーク16と永久磁石
7とからなる界磁部と、コア8にコイル9を巻装してな
る電機子部とを入れ替えて配置する構成にした点である
(ムービングマグネット型リニアモータ)。なお、動作
については、第1の実施例と同じであるため、説明を省
略する。第2の実施例は、このような構成にしたので、
第1の実施例と同様に、永久磁石と電機子のコア間にお
ける磁気的空隙の幅を磁気吸引力により変化させること
なく、推力の変動をなくすことができると共に、小型・
軽量のリニアスライダを提供することができる。
【0007】図3は、本発明の第3の実施例を示すリニ
アモータの推力方向から見た正断面図である。図におい
て、17はフレーム、18は固定台、19はリニアモー
タである。第3の実施例が、第1、第2の実施例と異な
る点は、フレーム17を平板状の断面形状とし、固定台
18をコ字状の断面形状とすると共に、フレーム17と
固定台18を構成する脚部18Aとの間に第1リニアガ
イド2を配置してあり、リニアモータ19の可動子をフ
レーム17の下側中央に配置し、固定子を固定台18の
脚部18Aの内側に配置すると共に、リニアモータ19
の可動子の固定台18側と固定台18を構成する凹部1
8Bとの間に第2のリニアガイド11を配置した点であ
る(ムービングマグネット型リニアモータ)。なお、動
作については、第1の実施例と同じであるため、説明を
省略する。第3の実施例は、このような構成にしたの
で、第1、第2の実施例と同様に、永久磁石と電機子の
コア間における磁気的空隙の幅を磁気吸引力により変化
させることなく、推力の変動をなくすことができると共
に、小型・軽量のリニアスライダを提供することができ
る。
【0008】図4は、本発明の第4の実施例を示すリニ
アモータの推力方向から見た正断面図である。第4の実
施例が第3の実施例と異なる点は、リニアモータの可動
子を構成する位置と固定子を構成する位置において、界
磁ヨーク16と永久磁石7とからなる界磁部と、コア8
にコイル9を巻装してなる電機子部とを入れ替えて配置
する構成にした点である(ムービングコイル型リニアモ
ータ)。なお、動作については、第1の実施例と同じで
あるため、説明を省略する。第4の実施例は、このよう
な構成にしたので、第1乃至第3の実施例と同様に、永
久磁石と電機子のコア間における磁気的空隙の幅を磁気
吸引力により変化させることなく、推力の変動をなくす
ことができると共に、小型・軽量のリニアスライダを提
供することができる。なお、本実施例のリニアスライダ
では、コア付きのリニアモータの事例を用いて説明した
が、この他に、界磁ヨークと永久磁石より構成されるリ
ニアモータ界磁部と、コイルを樹脂モールドにより偏平
状に固着してなるリニアモータ電機子部とで構成するコ
アレスリニアモータを用いるようにしても良く、リニア
モータの形式に限定されることはない。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の実施例によ
れば、リニアスライダに第1及び第2のリニアガイドを
設け、可動子が固定子に対して相対的に走行した際に、
界磁ヨークの中心または電機子部の中心を磁気的空隙間
の中心に位置するように規制する構成にしたので、磁気
吸引力により界磁ヨークが磁気的空隙の何れか一方側に
偏心するのを防ぐことができる効果がある。また、従来
構造では片持ちであった界磁ヨークを両端支持している
ので、界磁ヨークの磁気吸引力に対するたわみの剛性が
向上させることができ、その結果、磁気吸引力に差が生
じた際の界磁ヨークのたわみが少なくし、界磁ヨークの
板厚を薄くしても磁気的空隙の精度を維持し、界磁ヨー
クを小型・軽量化することができる効果がある。。ま
た、その結果、磁気的空隙の幅の寸法精度に悪影響を与
えることはないので、、リニアモータ5の推力が変動す
るといった問題が解消され、可動子をリニアガイドに沿
って移動させた場合に可動子のヨーイングやローリング
方向の運動精度を悪化させたり、リニアガイドの摩擦抵
抗による寿命低下や位置決め精度が悪くなるという問題
も一切なくすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すリニアモータの推
力方向から見た正断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示すリニアモータの推
力方向から見た正断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示すリニアモータの推
力方向から見た正断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示すリニアモータの推
力方向から見た正断面図である。
【図5】従来のリニアモータの推力方向から見た正断面
図である。
【符号の説明】
1 固定台 2 第1のリニアガイド 3 ガイドレール 4 スライダ 5 リニアモータ 6 界磁ヨーク 7 永久磁石 8 コア 9 コイル 10 コア支持板 11 第2のリニアガイド 12 ガイドレール 13 スライダ 14 フレーム 15 リニアモータ 16 界磁ヨーク 17 フレーム 18 固定台 19 リニアモータ 20 リニアモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定台に平行に対向配置されたフレーム
    と、前記フレームの両側に設けられ、かつ、前記フレー
    ムを移動自在に案内支持するガイドレールとスライダか
    らなる一対の第1のリニアガイドと、前記固定台上に垂
    直に互いに対向するように間隔を置いて2個配設してな
    るリニアモータ界磁部と、前記リニアモータ界磁部と一
    定の空隙を介して対向配置されたリニアモータ電機子部
    とを備え、前記リニアモータ界磁部と前記リニアモータ
    電機子部の何れか一方を固定子に他方を可動子として、
    可動子を前記第1のリニアガイド上に沿って往復動させ
    るようにしたリニアスライダにおいて、 前記フレームをコ字状の断面形状とし、前記固定台を平
    板状の断面形状とすると共に、前記フレームを構成する
    脚部と前記固定台との間に前記第1のリニアガイドを配
    置してあり、 前記リニアモータの固定子を前記固定台上の中央に配置
    し、可動子を前記フレームの脚部の内側に配置すると共
    に、前記リニアモータの固定子のフレーム側と前記フレ
    ームを構成する凹部との間に第2のリニアガイドを配置
    したことを特徴とするリニアスライダ。
  2. 【請求項2】前記リニアモータ界磁部は磁性体からなる
    界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数の永久磁石
    より構成されると共に、前記リニアモータ電機子部はコ
    アにコイルを巻装して構成される請求項1に記載のリニ
    アスライダ。
  3. 【請求項3】前記リニアモータ界磁部は磁性体からなる
    界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数の永久磁石
    より構成されると共に、前記リニアモータ電機子部はコ
    イルを樹脂モールドにより偏平状に固着して構成される
    請求項1に記載のリニアスライダ。
  4. 【請求項4】固定台に平行に対向配置された被搭載物を
    保持するフレームと、前記フレームの両側に設けられ、
    かつ、前記フレームを移動自在に案内支持するガイドレ
    ールとスライダからなる一対の第1のリニアガイドと、
    前記固定台上に垂直に互いに対向するように間隔を置い
    て2個配設してなるリニアモータ界磁部と、前記リニア
    モータ界磁部と一定の空隙を介して対向配置されたリニ
    アモータ電機子部とを備え、前記リニアモータ界磁部と
    前記リニアモータ電機子部の何れか一方を固定子に他方
    を可動子として、可動子を前記第1のリニアガイド上に
    沿って往復動させるようにしたリニアスライダにおい
    て、 前記フレームを平板状の断面形状とし、前記固定台をコ
    字状の断面形状とすると共に、前記フレームと前記固定
    台を構成する脚部との間に前記第1リニアガイドを配置
    してあり、 前記リニアモータの可動子を前記フレームの下側中央に
    配置し、固定子を前記固定台の脚部の内側に配置すると
    共に、前記リニアモータの可動子の固定台側と前記固定
    台を構成する凹部との間に第2のリニアガイドを配置し
    たことを特徴とするリニアスライダ。
  5. 【請求項5】前記リニアモータ界磁部は磁性体からなる
    界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数の永久磁石
    より構成されると共に、前記リニアモータ電機子部はコ
    アにコイルを巻装して構成される請求項4に記載のリニ
    アスライダ。
  6. 【請求項6】前記リニアモータ界磁部は磁性体からなる
    界磁ヨークに沿って交互に磁極が異なる複数の永久磁石
    より構成されると共に、前記リニアモータ電機子部はコ
    イルを樹脂モールドにより偏平状に固着して構成される
    請求項4に記載のリニアスライダ。
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