JP2009149446A - 特に乗客搬送用のエレベータ - Google Patents

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    • B60L2200/26Rail vehicles

Abstract

【課題】比較的好適な製造コストでエレベータケージを直接駆動する駆動モータの比較的高い出力能力を達成できるような種類のエレベータを開発する。
【解決手段】スライドシュー60は、エレベータケージの移動方向xおよび横方向yに対して垂直な法線方向zに案内するための摺動案内面62を有している。ガイドレールのセグメントが僅かな振動で中間スペース45bに誘導されることを保証するため、摺動案内面61には横方向yに案内するための面取り部63が設けられる。摺動案内面61、62と平行に延びるスロット状の溝65、66をスライドシュー60内に設けることが、少ない振動ひいては低ノイズで励磁モジュール41がレール上を案内されることにさらに貢献する。
【選択図】図7

Description

本発明はエレベータシャフトと、エレベータシャフト内を案内されるエレベータケージと、エレベータケージを直接駆動する駆動モータとを有するエレベータ、特に人員搬送用のエレベータに関する。駆動モータにはエレベータケージに配設された能動的な一次部分と、エレベータシャフト内の固定位置に配設され、エアギャップによって一次部分から間隔をあけられた受動的な二次部分とが備えられている。
従来型のエレベータのエレベータケージは通常は電動モータによって駆動される駆動プーリを通るワイヤケーブルによってエレベータシャフト内を上下に移動する。このエレベータケージの間接的な駆動は、駆動プーリおよび電動モータのための追加スペースを要するという欠点が伴う。
さらに、エレベータケージの直接駆動機構を備えたエレベータが先行技術で知られている。欧州特許出願第0785162A1号はエレベータケージがリニアモータによって直接駆動されるエレベータを記載している。リニアモータはエレベータケージに配設された一次部分とエレベータシャフトの壁に固定され、永久磁石を備えた二次部分とを備えている。一次部分には三相電流が供給される巻線が備えられている。このようにして、一次部分を、ひいてはエレベータケージを二次部分に対して直線移動させる電磁力を形成する進行磁界が生成される。
エレベータケージを直接駆動するリニアモータはさらに、欧州特許出願第0858965A1号からも知られている。横方向への力が小さいことに関して、このリニアモータは、エレベータケージに配設され、相互に反対の2列の永久磁石から形成された二次部分を有している。これに対して一次部分は二次部分の永久磁石の間に配置された巻線からなっている。
エレベータケージを直接駆動するためにリニアモータを搭載することは確かに、ワイヤケーブルによる間接的駆動のエレベータとは異なり、電動モータおよび駆動プーリのための追加スペースが必要ないという利点を備えている。その上、リニアモータを装備することでエレベータケージと連結される釣合い重りが不要になる。出力能力が不充分であり、経済的な側面で製造経費が比較的高いことは、特に高さが比較的高いエレベータシャフトの場合には、知られているリニアモータは不利であることが判明している。製造経費の観点からは、エレベータシャフトの壁面全体に二次部分または一次部分のいずれかを備えることが必要になろう。そこで、一次部分は幾つかの巻線を備え、二次部分は永久磁石を備えているので、コストは比較的高くなる。
本発明の目的は、比較的好適な製造コストでエレベータケージを直接駆動する駆動モータの比較的高い出力能力を達成できるように、冒頭に述べた種類のエレベータを開発することにある。
上記の目的を達成するため、本発明によって請求項1に対応して、上記の特徴を有するエレベータであって、駆動モータは電磁推進力の作用で一次部分を二次部分に対して直線的に移動させる横方向磁束モータとして形成され、二次部分は、軟磁性材料からなり、所定の長さの複数のセグメントへと細分された少なくとも1本のレールを備えており、セグメントは中間部材によってエレベータシャフトの壁に固定される。
この種類のエレベータは横方向磁束機械の場合、比較的高い力密度が生ずるという知識を利用している。その理由は、縦方向の磁束原理で動作するリニアモータとは対照的に、横方向の磁束モータの場合の磁束は移動方向に対して垂直に案内され、その結果、磁極ピッチが比較的小さくなり、ひいては高い力密度を実現できるからである。
二次部分を軟磁性材料から製造されたレールとして構成することによって、比較的経済的な製造が保証され、エレベータシャフトに比較的簡単に取り付けることができる。磁束を発生させるために必要である磁石と巻線が可動一次部分に配置されるので、経済的な側面でより好適な軟磁性材料から受動的な二次部分を製造すれば充分である。本発明の意味での軟磁性材料とは、例えば鉄やフェライトのような容易に帯磁および消磁可能な材料のことであると理解されたい。さらに、レールは中実材料製でもよく、軟磁性材料で積層してもよい。
エレベータケージの移動方向に対して横に延びる磁束を発生するため、一次部分は有利には、交互に配置された磁石と軟磁性中間部材とからなる少なくとも1つのコレクタ、並びにエレベータケージの移動方向に延びる少なくとも1つの励磁巻線を備えた励磁モジュールを備え、磁石はコレクタ内に配置されて、極性が交番する所定の磁極ピッチを形成する。
励磁モジュールを備えることによって一次部分をモジュール構造にすることができる。このようにして、例えばそれぞれ必要な性能能力に応じて、幾つかの励磁モジュールを互いに隣接して、および/または互いに前後して配設することができる。コレクタ内での磁石の間隔は磁極ピッチに対応しており、磁石によって発生された磁束は軟磁性の中間部材によって二次部分に伝達される。磁石は効果的に永久磁石として構成され、例えばそのために例えばネオジムのような希土類金属からなっている。
幾つかの励磁モジュールが存在する場合に、励磁モジュールによって生成された磁界の不都合な電磁結合が発生することを防止するため、レールはエレベータケージの移動方向に間隔を隔てた複数個のセグメントに細分される。励磁モジュール間の間隔が少なくとも最長のセグメントの長さになるように選択されれば、相前後して配置された2つの励磁モジュールが同一のセグメントと連動することが避けられる。その理由は、間隔を隔てたセグメントの配置に起因する個々のセグメント間のエアギャップが磁束の分散を防止する磁束抵抗になるからである。このように、本発明によるレールの細分化は磁界線が主として横方向、すなわちエレベータケージの移動方向に対して垂直に延びる結果をもたらす。セグメントが中間部材上に配置されることによって、さらにセグメントの簡単な取り付けと精密な位置合わせも配慮される。
従属請求項の内容は、本発明によるエレベータの有利な実施形態を示している。
このように、構造的な観点から、中間部材をエレベータシャフトの壁に固定された支持部材上に配置することが有利である。さらに、磁束への妨害作用を避けるために、中間部材および支持部材を非磁性材料、好適にはアルミニウムで製造することが有利である。中間部材と支持部材は好適には同じ材料からなっているので、同じ熱膨張率を有している。したがって中間部材と支持部材との間の熱誘発応力は防止される。
セグメントは有利なことに互いに、また中間部材とエレベータケージの移動方向に間隔を隔てて連結可能である。このような実施形態の場合、力の流れは主としてセグメントを通過する。ただし、本発明によるエレベータの特に好適な実施形態では、エレベータケージの移動方向ではセグメントは間隔を隔てており、中間部材は互いに連結されているので、力の流れは基本的に中間部材によって取り込まれる。いずれの場合も依然としてよじれ力のみを受ける支持部材は、熱に誘発される長さの膨張を可能にするためにエレベータケージの移動方向に間隔を隔てることができる。それぞれの使用例に応じて、支持部材を省くことも可能である。あるいは、セグメントと中間部材とをエレベータケージの異動方向に間隔を隔て、支持部材を互いに連結して、力の流れが主として支持部材を通るようにすることもできる。
本発明によるエレベータの好適な開発に関連して、中間部材にはエレベータケージの移動方向に対して垂直な横方向に一次部分を案内するための案内面が備えられる。あるいは、またはそれに加えて、中間部材にはエレベータケージの移動方向および横方向に対して垂直である法線方向に一次部分を案内するための案内面が備えられる。
セグメントは好適にはフォースロック式および/またはシェープロック式および/またはマテリアルロック式に中間部材と連結された固定部が備えられる。このような実施形態によってセグメントを中間部材上に簡単に取り付け、またセグメントを中間部材上に確実に固定することができる。セグメントを中間部材上に簡単かつ精密に位置合わせすることを保証するため、固定部には突起部を設け、対応して形成された中間部材の溝内にシェープロック式に挿入される。
経済的な製造という観点から、セグメントを同じ長さにすることが有利である。エレベータケージの振動を防止し、一次部分がレール上を低ノイズで移動することを保証するため、端部の中間部材の両端は面取りされることが有利である。
最後に、本発明によるエレベータの有利な開発では、レールは少なくとも片側に等間隔に配置された歯を備え、歯によって形成されるレールの歯ピッチはコレクタの磁極ピッチの整数倍である。レールに歯を備えることによって、一次部分と二次部分との間の磁束密度が高まり、ひいては力密度が比較的高くなる。二次部分が例えば互いに隣接して配置された何本かのレールによって形成されれば、レールの歯ピッチが互いに変位するようにレールを配設することが有利である。その理由は、発生する横方向の力をこのようにして最小限にすることができるからである。
エレベータの斜視図である。 励磁モジュールの第一の実施形態の斜視図である。 図2aに示された励磁モジュールの正面図である。 励磁モジュールの第二の実施形態の斜視図である。 図3aに示された励磁モジュールの正面図である。 励磁モジュールの第三の実施形態の斜視図である。 図4aに示された励磁モジュールの正面図である。 励磁モジュールとレールのセグメントとのサイズの関係を示した図面である。 図5aに基づく図面である。 図5aに基づく図面である。 2つの励磁モジュールが前後に配置され、レールが連続している場合の磁界線の進路を示した図面である。 2つの励磁モジュールが前後に配置され、レールがセグメント化された場合の磁界線の進路を示した図面である。 スライドシューを備えた励磁モジュールを下から見た斜視図である。 中間部材に固定されたレールの端面図である。 二次部分のセグメントが相互連結された場合の力の流れの図面である。 二次部分の支持部材が相互連結された場合の図9aに示された図面である。 二次部分の中間部材が相互連結された場合の図9aに示された図面である。 二次部分の斜視図である。 二次部分上を案内される一次部分の端面図である。 (a)は二次部分のレールの斜視図であり、(b)は(a)のXIIbで示した領域の拡大図であり、(c)は固定部によって支持部材上に配置されたレールの端面図である。 固定部のさらに別の実施形態の斜視図である。 推進力と横方向の力の向きを示した、図2bに記載の励磁モジュールの端面図である。 推進力と横方向の力の向きを示した、図14aに記載の励磁モジュールの平面図である。 推進力と横方向の力の向きを示した、図3bに記載の励磁モジュールの正面図である。 推進力と横方向の力の向きを示した、図15aに記載の励磁モジュールの平面図である。 推進力と横方向の力の向きを示した、図4bに記載の励磁モジュールの正面図である。 推進力と横方向の力の向きを示した、図16aに記載の励磁モジュールの平面図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 駆動モータの励磁モジュールの異なる配置を示した図である。 電流強度が未調整の場合の推進力の定量的進路を示した図面である。 電流強度が未調整の場合の電流強度の定量的進路を示した図面である。 電流強度が調整された場合の推進力の定量的進路を示した図面である。 電流強度が調整された場合の電流強度の定量的進路を示した図面である。 励磁モジュールに供給される電流強度の調整を示した図面である。
本発明によるエレベータの詳細および更なる利点は好適な実施形態の例の以下の説明によって明らかになる。
図1に示されているエレベータの場合、エレベータケージ20は数階11にわたって延びるエレベータシャフト10内を移動可能に配設されている。エレベータケージ20にはエレベータシャフト10内に配設された案内21に沿ってエレベータケージ20を移動させる幾つかのガイドローラ20が備えられている。
エレベータケージ20は駆動モータ30によって直接駆動される。この目的のため、横方向磁束モータとして設計されている駆動モータ30は能動的な一次部分40と受動的な二次部分50とを備えている。一次部分40はエレベータケージ20に配設され、一方、二次部分50はエレベータシャフト10の壁12に固定され、エアギャップによって一次部分40から間隔を隔てられている。一次部分40は電磁的に発生される推進力Fの作用で二次部分50に対して直線的に移動可能である。
特に図2aから4bに示されるように、一次部分40はエレベータケージ20の移動方向xに対して横方向に延びる磁束を発生するため、励磁モジュール41を備えている。励磁モジュール41は少なくとも1つのコレクタ44aから44e、並びにエレベータケージ20の移動方向xに延びる少なくとも1つの励磁巻線48を備えている。コレクタ44aから44eは交互に配置された幾つかの永久磁石42および軟磁性材料からなる中間部材43から構成されている。永久磁石42は極性が交番するようにコレクタ44aから44e内に配置され、磁極ピッチを形成する。
図2aおよび2bに示されている励磁モジュール41の実施形態は、2つのコレクタ44c、44dを備え、これらのコレクタはほぼI字形に形成され、エレベータケージ20の移動方向xに互いに平行に配置され、各々が励磁巻線48を備えている。材料を節減する設計という観点から、幾つかの励磁モジュール41を配置する場合は、隣接するコレクタを励磁するために、通常は銅製である励磁巻線48のフィードバックを利用することができる。
これに対して、図3aおよび3bに示されている励磁モジュール41の実施形態は、コレクタ44eを三面で囲み、励磁巻線48を備えた底板47aと2つの脚部47bとから構成されたヨーク47を備えている。脚部47bは各々が中間スペース45bを介してコレクタ44eから隔てられ、コレクタ44eの対向する2つの側面に沿って延在している。セグメント52に細分されたレール51として構成された二次部分50は中間スペース45b内に配置されている。ヨーク47はレール51のセグメント52から一次部分40への戻り磁束を保証する役割を果たす。代替実施形態では、励磁モジュール41は2つ以上のコレクタ44eを備えることができる。ヨーク47はさらに、戻り磁束を保証するためにそれぞれの追加コレクタ44e用のさらに別の脚部47bを有している。幾つかの励磁モジュール41が互いに隣接して配置されている場合は、ヨーク47および励磁巻線48を、幾つかのコレクタ44cのヨーク47および/または励磁巻線48が同時に使用されるように設計することができる。このようにして軽量かつ材料節減モードの構造が保証される。
図4aおよび4bに示されている励磁モジュール41の実施形態の場合は、ほぼU字形に形成され、開放側で互いに対面し、中間スペース45aで隔てられた2つのコレクタ44a、44bが備えられている。コレクタ44a、44bは、エレベータケージ20の移動方向xに延びる励磁巻線48をそれぞれが備えている脚部46を有している。レール51のセグメント52は中間スペース45a内に配置されている。
図4aから明らかであるように、励磁巻線48に三相電流が供給されると、二次部分50を導通し、エレベータケージ20の移動方向xに対して横方向に延びる磁束Mが生ずる。この種類の磁束Mは図2aから3bに示された励磁モジュール41の実施形態の場合にも発生する。しかし、図2aおよび2bに示された実施形態は、レール51のセグメント52が2つのコレクタの間に配置されるのではなく、コレクタ44c、44dがセグメント52の間に延在している点で励磁モジュール41のその他の実施形態とは異なっている。エレベータケージ20の移動方向xに対して横方向に延びる磁束Mを生成するには、コレクタ44c、44dとセグメント52の配置のような反転は重要ではない。
図5aから5cによって例えば鉄またはフェライトのような軟磁性材料から形成されたレール51が、エレベータケージ20の移動方向xで等間隔lを隔てた複数のセグメント52から構成されていることが分かる。レール51にはさらに、図6aおよび6bから明らかであるように複数の歯53が設けられている。レール51が個々のセグメント52に細分されているにも関わらず、歯53は等間隔に配設されている。このように形成されているレール51の歯ピッチはコレクタ44aから44eの磁極ピッチの整数倍、例えば磁極ピッチの2倍に相当する。歯53はレール51の一側面、または二側面上に配設され、横方向に延在することができる。図6aおよび6bからさらに明らかであるように、二次部分は何本かのレール51からなることができる。この場合、歯53はレール51の歯ピッチが互いに変位して配置されるように配設される。
図5aから5cが示すように、幾つかの励磁モジュール41a、41bは、2つの励磁モジュール41a、41b間の間隔dが少なくとも最長のセグメント52の長さlになるようにエレベータケージ20の移動方向xに互いに前後して配置される。このようにして、セグメント52の長さに関わりなく、2つの励磁モジュール41a、41bが同一のセグメント52と同時に連動しないことが保証される。このように、連続するレール51をベースにした図6aに示すような励磁モジュール41a、41bによって生成される磁界の電磁結合に起因する磁束Mの分散は、図6bから明らかであるように大幅に避けられる。
コレクタ44aから44eの中間部材43、図3aおよび3bに示された励磁モジュール41のヨーク47、およびレール51は受動部品、すなわち単なる界磁導通部品である。目標の界磁コンダクタンスを達成するため、これらの受動部品は、例えば軟鉄製のような相互に電気絶縁された板からなる積層板として構成できる。このような積層板は接着によって有利に製造可能である。この場合、個々の板の片側または両側にニカワ層が塗布され、互いに積層された後で圧力および熱の作用で互いに接着される。例えば溶接、打ち抜き積層、またはリベット止めのようなほかの製造方法とは対照的に、接着には2枚またはそれ以上の板間の磁束Mの導通を損なう短絡を避けることができるという利点がある。
レール51上での確実な案内を保証するため、励磁モジュール41にはガイドローラまたはスライドシュー60を備えることができる。図3aおよび3bに示した実施形態と同様の励磁モジュール41をベースにした図7に示すように、スライドシュー60はコレクタ44eの下面に配置されている。したがって、このようにスライドシュー40とヨーク47との間の所定位置に締め付けられたコレクタ44eは確実に固定される。スライドシュー60にはエレベータケージ20の移動方向xに対して垂直な横方向yに案内するための摺動案内面61が備えられている。このスライドシュー60はさらに、エレベータケージ20の移動方向xおよび横方向yに対して垂直な法線方向zに案内するための摺動案内面62を有している。ガイドレール51のセグメント52が僅かな振動で中間スペース45bに誘導されることを保証するため、摺動案内面61には横方向yに案内するための面取り部63が設けられる。摺動案内面61、62と平行に延びるスロット状の溝65、66をスライドシュー60内に設けることが、少ない振動ひいては低ノイズで励磁モジュール41がレール51上を案内されることにさらに貢献する。溝65、66によって摺動案内面61、62は弾力的に設計される。このような弾力的な設計によって、相対運動のために一次部分40と二次部分50との間に必要なエアギャップは、励磁モジュール41の移動中、一定に留まる。
図7に示された励磁モジュール41に対応して設計された二次部分50が図8に示されている。二次部分50は励磁モジュール41の中間スペース45bに係合する3本のレール51を備えている。レール51は溝56に係合する固定部54aによってエレベータシャフト10の壁12に固定された中間部材71上に配設されている。中間部材71には、励磁モジュール41を確実に案内するためにスライドシュー60の真直な案内面61、62と連動する案内面72、73が備えられている。
特に図1から明らかであるように、エレベータケージ20は駆動モータ30によって直接駆動される。間接的に駆動される従来型のエレベータの場合のようなワイヤケーブルは必要ない。それでもなお、エレベータケージ20を移動させるために必要な推進力Fを軽減するため、エレベータケージ20と連結された釣合い重りを備えることができる。この場合は、駆動モータ30のさらに別の一次部分40を釣合い重りに配置することができる。あるいは、釣合い重りに固定された単一の一次部分40だけを備えることも可能である。
図9aから9cに見られるように、セグメント52を支持する中間部材71が配置されている支持部材70がエレベータシャフト10の壁12に固定されている。支持部材70および中間部材71は例えばアルミニウムのような非磁性材料から製造される。図9aから9cはセグメント52、中間部材71、および支持部材70の配置が異なる場合の、二次部分50内に伝達される力の流れKの進路を示している。図9aに示された実施形態の場合は、セグメント52だけが互いに連結されている。この場合は力の流れKは主としてセグメント52を通る。これに対して図9bでは、支持部材70だけが互いに連結されている。したがって、力の流れKは中間部材71を経てセグメント52から支持部材70へと伝わる。図9cに示された実施形態の場合は中間部材71だけが互いに連結されているので、力の流れKはセグメント52から中間部材71へと伝わる。図9cに示されている実施形態は特に有利であることが実証されている。この場合、セグメント52は互いに間隔を隔てているので、図6bに示すように、前後して配置されている2つの励磁モジュール41a、41bの電磁結合を回避することができる。加えて、相互に連結された中間部材71によってセグメント52の精密な配置と位置合わせ、および励磁モジュール41の確実な案内が可能になる。同じ材料から製造された中間部材71と支持部材70は同じ熱膨張率を有しているので、熱によって誘発される長さの変化によって支持部材70と中間部材71との間に力の流れKを損なう応力は発生しない。力の流れKは中間部材71を経て導き出されるので、支持部材70はよじれ力だけを取り込む。したがってそれぞれの使用例によっては、支持部材70だけを省き、中間部材71をエレベータシャフト10の壁12に直接固定するだけで充分である場合もある。
励磁モジュール41をレール51上で少ない振動と低ノイズで誘導するには、セグメント52を精密に位置合わせする必要がある。図10に見られるように、中間部材71上に配置されたセグメント52は中間部材71によって横方向yに位置合わせ可能である。そのために、中間部材71はねじ74によって支持部材70上に固定される。連続的に配置された幾つかのセグメント52を蝶ねじによって調整する位置合わせ板76を使用して、移動方向xでの位置合わせが可能である。
図10によってさらに、横方向yでの励磁モジュール41の案内を保証する案内面72を見ることができる。案内面72は図7に示されているスライドシュー60の摺動案内面61、または図11に示されているガイドローラ64と連動可能である。それぞれの用例に応じてスライドシュー60またはガイドローラ64を備える。
図12の(a)から(c)によって、レール51が固定部54aにより中間部材71に取り付けられることを見ることができる。固定部54aは歯53を設けていないレール51の側に配置されている。固定部54はレール51と一体構造でもよく、レール51と連結された別個の部品でもよい。固定部54aは中間部材71の溝56に係合し、少なくともフォースロック式、およびシェープロック式に中間部材71と連結されている。そのために、固定部54aには突起部55が設けられ、押圧シートによって対応する設計の溝56内に配置される。その代わりに、または補足的に、固定部54aの穴57に係合するねじ連結によって中間部材71と固定部54aとを連結することができる。さらにそれぞれの用例に応じて、固定部54aと中間部材71とを互いに溶接することが有利な場合もある。
固定部材54a、ひいてはレール51を中間部材71にシェープロック式に固定することによって、据付け中にレール51またはセグメント52を中間部材71上に簡単に位置合わせできるという利点が得られる。その上、固定部54aは力の流れKが中間部材71に効率よく伝達されることにも貢献する。
セグメント52または歯53が積層板として構成されれば、例えば超音波溶接のような材料結合によって中間部材71と連結される固定部54bを備え、積層板をクランプ式に保持することが有利である。このような固定部54bは図13に示されている。固定部54bは経済的な製造の観点から、好適には熱可塑性合成材料から製造される。
エレベータケージ20の移動に必要な推進力Fとは別に、励磁モジュール41は避けられない横方向力Fを発生する。図2aから4bに示されている励磁モジュール41とは別の実施形態の場合の推進力Fおよび横方向力Fの向きが図14aから16bに示されている。推進力Fおよび横方向力Fは一定ではなく、周期的な変動を受ける。ほぼ一定の推進力Fを得るために、幾つかの励磁モジュール41aから41dを前後に配置し、その供給電圧を所定の位相角だけ変位させることが有利である。位相角を適切に選択することによって、励磁モジュール41aから41bによってそれぞれ発生される推進力を重ねあわせて、時間に関してほぼ一定である合成推進力FvRを形成することができる。その上、このようにしてそれぞれの横方向力Fを補償し、または少なくとも最小限にすることが可能である。
幾つかの励磁モジュール41aから41dの別の配置が図17aから17lに示されている。図17aには全部で4つの励磁モジュール41a、41bで構成された二相駆動モータ30が示されており、励磁モジュール41aの供給電圧は励磁モジュール41bの供給電圧に対して90°の位相角だけ変位されている。図17bに示されている駆動モータ30は3つの励磁モジュール41a、41bだけが備えられている点で図17aに示されている駆動モータ30と異なっており、励磁モジュール41bの長さは励磁モジュール41aの長さの2倍である。図17cに示されている駆動モータ30の設計は交互に配置された全部で5つの励磁モジュール41a、41bを有しており、中央の励磁モジュール41a、41bは端部の励磁モジュール41aの2倍以上の長さを有している。このようにして、より高い駆動モータ30の出力能力が生ずる。
互いに隣接して配設された2つの励磁モジュール41a、41bを有する駆動モータ30が図17dおよび17eに示されている。図17dに示されている駆動モータは全部で8つの励磁モジュール41a、41bを有しているのに対して、図17eに示されている駆動モータ30は、中間の励磁モジュール41a、41bの長さが長いので、同じ出力能力のために6つの励磁モジュール41a、41bで処理している。発生する横方向力Fを補償するため、供給電圧の位相が変位された励磁モジュール41a、41bは互いに隣接して配置されている。
図17fおよび17gはそれぞれ三相駆動モータ30を示している。図17fに示されている駆動モータ30は全部で6つの励磁モジュール41aから41cで構成されており、一方、図17gに示されている駆動モータ30は全部で5つの励磁モジュール41aから41cを有している。励磁モジュール41aから41cの供給電圧はいずれの場合も120°の位相角だけ変位されている。
四相駆動モータ30が図17hおよび17iに示されている。図17hに示されている駆動モータ30は全部で8つの励磁モジュール41aから41dで構成されており、これらは移動方向xに互いに前後して配設され、その供給電圧はいずれの場合も90°の位相角だけ変位されている。図17iに示されている駆動モータ30は、同じ位相の2つの励磁モジュールが複合されて中央の励磁モジュール41aを形成している点で図17hに示されている駆動モータ30と異なっている。図17jには2列の励磁モジュール41aから41dで構成されている四相駆動モータ30が示されている。励磁モジュール41aから41dは、互いに対向する励磁モジュール41a、41b;41c、41dの位相が異なるように新たに配置されている。
励磁モジュール41a、41b;41c、41dが2つの群GおよびG内に配置されている四相駆動モータ30が図17kおよび17lに示されている。群GおよびG内の励磁モジュール41a、41b、41c、41dの供給電圧はいずれも90°の位相角だけ変位されており、第一群Gの励磁モジュール41a、41bの供給電圧は第二群Gの励磁モジュール41c、41dの供給電圧に対して45°の位相角だけ変位されている。その結果、各々が45°の位相角だけ変位された4つの相が存在し、それらが推進力Fを発生する。励磁モジュール41aから41dを群に分けて配置することによって、励磁モジュール41aから41dをレール51上で案内する、構造が簡単な案内を達成できる。その理由は、励磁モジュール41aから41dを群GおよびG内に細分することによって、駆動モータ30の案内面を短くできるからである。
幾つかの励磁モジュール41a、41bが存在する場合、エレベータケージ20を駆動する推進力FvRは、図18aに見られるように個々の励磁モジュール41a、41bによって発生される推進力Fva、Fvbの合力として生じる。個々の推進力Fva、Fvbの進路は、ほぼ台形の電流進路を有する従来の供給電圧の場合、図18bに示されるように、正弦振動の方形形状とほぼ対応するに過ぎない。したがって、合成推進力FvRは不都合な変動にさらされる。したがって一定の推進力FvRを達成するため、励磁モジュール41a、41bの個々の推進力Fva、Fvbが図19aに見られるように、正弦振動の方形形状と正確に対応していることが必要である。個々の励磁モジュール41a、41bのこの種類の推進力Fva、Fvbの進路は、励磁モジュール41a、41bに供給される電流強度I、Iが調整された場合に生ずる。図19bは励磁モジュール41a、41bによって発生された推進力Fva、Fvbの進路がそれぞれ正弦振動の方形形状を有するように調整された電流強度I、Iの進路を示している。
図20には電流強度Iの調整を明らかにする調整回路が示されている。励磁モジュール41とは別に、調整回路内には電流調整器R、目標値送信機S、位置または速度調整器R、およびテーブルTがある。テーブルTに基づいて、電流Iの目標値を必要な推進力Fおよびエレベータケージ20の速度、並びに位置に応じてあらかじめ決定することができる。電流Iの目標値はさらに、速度調整器Rによっても影響される。次に電流調整器Rはあらかじめ定められた目標値に対応して、励磁モジュール41に送られる予定の電流強度Iを調整する。
前述のエレベータは比較的低い製造コストでエレベータケージ20を駆動する駆動モータ30の比較的高い出力能力を特徴としている。その理由は主として一次部分40と二次部分50とを有する横方向磁束モータとして駆動モータ30を設計したことにある。二次部分50をセグメント52に分割されたレール51として構成することによって、横方向での有効な磁束Mを達成可能である。とりわけ、幾つかの励磁モジュール41aから41dを上記のように配置し、励磁モジュール41に供給される電流強度Iを調整することによって、一定の推進力Fを保証できる。

Claims (22)

  1. エレベータシャフト(10)と、エレベータシャフト(10)内を案内されるエレベータケージ(20)と、エレベータケージ(20)を直接駆動する駆動モータ(30)とを有し、駆動モータ(30)がエレベータケージ(20)に配設された能動的な一次部分(40)と、エレベータシャフト(10)内の固定位置に配設され、エアギャップによって一次部分(40)から間隔をあけられた受動的な二次部分(50)とを備えるエレベータ、特には人員搬送用のエレベータであって、駆動モータ(30)が電磁推進力(F)の作用で一次部分(40)を二次部分(50)に対して直線的に移動させる横方向磁束モータとして形成され、二次部分(50)が、軟磁性材料からなり所定の長さ(l)の複数のセグメント(52)へと細分された少なくとも1本のレール(51)を備えていることを特徴とするエレベータ。
  2. セグメント(52)は中間部材(71)によってエレベータシャフト(10)の壁(12)に固定されることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 中間部材(71)はエレベータシャフト(10)の壁(12)に固定された支持部材(70)上に配置され、および/または
    中間部材(71)にはエレベータケージ(20)の移動方向(x)に対して垂直な横方向(y)に一次部分(40)を案内するための案内面(72)が備えられ、および/または
    中間部材(71)にはエレベータケージ(20)の移動方向(x)および横方向(y)に対して垂直である法線方向(z)に一次部分(40)を案内するための案内面(73)が備えられ、および/または
    セグメント(52)にはフォースロック式および/またはシェープロック式および/またはマテリアルロック式に中間部材(71)と連結された固定部(54a、54b)が備えられ、および/または
    中間部材(71)の端部は面取りされていることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ。
  4. 中間部材(71)と支持部材(70)とは同じ材料から製造され、および/または
    中間部材(71)と支持部材(70)とは非磁性材料、好適にはアルミニウムから製造されることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  5. セグメント(52)は互いに連結され、中間部材(71)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に間隔を隔てられ、または
    セグメント(52)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に間隔を隔てられ、中間部材(71)は互いに連結されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載のエレベータ。
  6. 支持部材(70)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に間隔を隔てられ、または
    セグメント(52)と中間部材(71)とはエレベータケージ(20)の移動方向(x)に間隔を隔てられ、支持部材(70)は互いに連結されていることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  7. 固定部(54a)は突起部(55)を備え、中間部材(71)の対応して形成された溝(56)内にシェープロック式に挿入されることを特徴とする請求項3に記載のエレベータ。
  8. セグメント(52)は同じ長さ(l)を有し、および/または
    レール(51)は少なくとも片側に等間隔に配置された歯(53)を備え、歯(53)によって形成されるレール(51)の歯ピッチは一次部分(40)の磁極ピッチの整数倍であり、および/または
    何本かのレール(51)が歯(53)によって形成された歯ピッチによって互いにオフセットするように配設されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のエレベータ。
  9. エレベータケージ(20)の移動方向(x)に対して横方向に延びる磁束を発生するため、一次部分(40)は交互に配置された磁石(42)と軟磁性中間部材(43)とからなる少なくとも1つのコレクタ(44a、44b;44c、44d;44e)、並びにエレベータケージ(20)の移動方向(x)に延びる少なくとも1つの励磁巻線(48)を備えた励磁モジュール(41)を備え、磁石(42)はコレクタ(44a、44b;44c、44d;44e)内に配置され、極性が交番する所定の磁極ピッチを形成することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  10. ほぼU字形に形成され、開放側で互いに対面し、中間スペース(45a)で隔てられた2つのコレクタ(44a、44b)を備え、該コレクタ(44a、44b)が励磁巻線(48)を備えた脚部(46)を有するとともに、二次部分(50)は中間スペース(45a)内に配置されていること、または
    ほぼI字形に形成され、エレベータケージ(20)の移動方向(x)に互いに平行に延在するように配置され、各々が励磁巻線(48)を備えた2つのコレクタ(44c、44d)を備えること、または
    コレクタ(44e)を少なくとも部分的に囲む、二次部分(50)から一次部分(40)への戻り磁束用のヨーク(47)を備え、ヨーク(47)は励磁巻線(48)および少なくとも2つの脚部(47b)を備えた底板(47a)を備え、脚部(47b)は中間スペース(45b)を介してコレクタ(44e)から隔ててコレクタ(44d)の対向する2つの側面に沿って延在し、二次部分(50)は中間スペース(45b)内に配置されていることを特徴とする請求項9に記載のエレベータ。
  11. 少なくとも2つの単相励磁モジュール(41a、41b)を備え、その供給電圧は所定の位相角だけ変位され、エレベータケージ(20)の移動方向(x)に互いに前後して、または互いに隣接して所定スペース(d)を隔てて配置されていることを特徴とする請求項9および10のいずれか一項に記載のエレベータ。
  12. レール(51)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に間隔を隔てて所定の長さ(l)の複数のセグメント(52)に細分され、励磁モジュール(41a、41b)間の間隔(d)は少なくとも最長のセグメント(52)の長さ(l)に達することを特徴とする請求項7に記載のエレベータ。
  13. 一次部分(40)の中間部材(43)および/またはヨーク(47)および/またはレール(51)は積層板として構成され、積層板は軟鉄からなる、互いに電気絶縁された板から構成されることを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載のエレベータ。
  14. 積層板は接着によって製造されることを特徴とする請求項13に記載のエレベータ。
  15. 励磁モジュール(41)にはガイドローラ(64)またはスライドシュー(60)が備えられ、スライドシュー(60)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に対して垂直な横方向(y)に案内するための少なくとも1つの摺動案内面(61)、および/またはエレベータケージ(20)の移動方向(x)および横方向(y)に対して垂直な法線方向(z)に案内するための少なくとも1つの摺動案内面(62)を有することを特徴とする請求項9から14のいずれか一項に記載のエレベータ。
  16. 摺動案内面(61、62)は弾力的に形成され、および/または
    横方向(y)に案内するための摺動案内面(61)にはレール(50)を励磁モジュール(41)内に誘導するための面取り部(63)が備えられていることを特徴とする請求項15に記載のエレベータ。
  17. エレベータケージ(20)はエレベータシャフト(10)内をエレベータケージ(20)と反対向きに移動される釣合い重りと連結され、駆動モータ(30)の一次部分(40)はエレベータケージ(20)の箇所に加えて、またはその代わりに釣合い重りの箇所に配設され、および/またはエレベータケージ(20)をエレベータシャフト(10)内で案内する案内手段(21、22)が備えられていることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載のエレベータ。
  18. ほぼ一定の推進力(F)を得るために、一次部分(40)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に互いに隣接して、または互いに前後して配置され、エレベータケージ(20)の移動方向(x)に対して横方向に延びる磁束(M)を発生する少なくとも2つの単相励磁モジュール(41、41b、41c、41d)を備え、該励磁モジュールの供給電圧は所定の位相角だけ変位されることを特徴とする請求項1から17のいずれか一項に記載のエレベータ。
  19. 3つの励磁モジュール(41a、41b、41c)がエレベータケージ(20)の移動方向(x)に互いに前後して配置され、該モジュールの供給電圧はどの場合にも120°の位相角だけ変位され、または
    4つの励磁モジュール(41a、41b、41c、41d)がエレベータケージ(20)の移動方向(x)に互いに前後して配置され、該モジュールの供給電圧はどの場合にも90°の位相角だけ変位されることを特徴とする請求項18に記載のエレベータ。
  20. 励磁モジュール(41、41b、41c、41d)は少なくとも2つの群(G、G)内に配設され、群(G、G)内の励磁モジュール(41a、41b、41c、41d)の供給電圧はいずれの場合も少なくとも90°の位相角だけ変位されるとともに、第一群(G)内の励磁モジュール(41a、41b)の供給電圧は第二群(G)内の励磁モジュール(41c、41d)の供給電圧に対して45°の位相角だけ変位されることを特徴とする請求項18および19のいずれか一項に記載のエレベータ。
  21. 同相の励磁モジュール(41a、41a;41b、41b;41d、41d)は駆動モータ(30)の中央部内にエレベータケージ(20)の移動方向(x)に互いに前後して配設され、および/または
    異なる位相の励磁モジュール(41a、41b)はエレベータケージ(20)の移動方向(x)に対して垂直な横方向(y)に互いに隣接して配設されることを特徴とする請求項18から20のいずれか一項に記載のエレベータ。
  22. 同相の励磁モジュール(41a、41a;41b、41b;41d、41d)は駆動モータ(30)の他の励磁モジュール(41b、41a;41c)の長さの2倍、また複数倍に対応するユニットへと複合され、および/または
    励磁モジュール(41a、41b)に供給される電流強度(I、I)の調整がなされ、励磁モジュール(41a、41b)の電流強度(I、I)は、励磁モジュール(41a、41b)によって発生される推進力(Fva、Fvb)の進路がいずれの場合も正弦波振動の方形形状を有するように調整されることを特徴とする請求項18から21のいずれか一項に記載のエレベータ。
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