JPH06262411A - フィンガーチャック - Google Patents
フィンガーチャックInfo
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- JPH06262411A JPH06262411A JP5075412A JP7541293A JPH06262411A JP H06262411 A JPH06262411 A JP H06262411A JP 5075412 A JP5075412 A JP 5075412A JP 7541293 A JP7541293 A JP 7541293A JP H06262411 A JPH06262411 A JP H06262411A
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- Japan
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- chuck
- work
- front wall
- chuck body
- spider
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/40—Expansion mandrels
- B23B31/4006—Gripping the work or tool by a split sleeve
- B23B31/4033—Gripping the work or tool by a split sleeve using mechanical transmission through the spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16195—Jaws movement actuated by levers moved by a coaxial control rod
- B23B31/16229—Jaws movement actuated by levers moved by a coaxial control rod using mechanical transmission through the spindle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
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- B23B31/02—Chucks
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- B23B31/18—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable pivotally movable in planes containing the axis of the chuck
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2215/00—Details of workpieces
- B23B2215/08—Automobile wheels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/18—Pivoted jaw
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/33—Member applies axial force component
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チャック本体の前面からワーク取付面までの
距離を短くして、チャック本体の機械的剛性を向上する
とともに、張出部の周囲のスペースを有効に利用して、
チャック本体の厚みを薄くする。 【構成】 チャック本体1の前壁2の中央部に後方張出
部8を設け、張出部8に対応する部分の前壁2の前面に
凹部9を形成する。凹部9にワークWを芯出しするコレ
ットチャック式の芯出装置11の後半部を収容し、ボル
ト13で張出部8に取り付ける。前壁2の外周部にワー
クWのエッジWbを把持する複数のジョウ17を配設す
る。張出部8の外周にドロー部材27の案内部30を摺
動自在に嵌合する。案内部30の外周に球面座31を介
しスパイダ33を支持し、ドロー部材27によりスパイ
ダー33及びロッド23を介しジョウ17を開閉する。
距離を短くして、チャック本体の機械的剛性を向上する
とともに、張出部の周囲のスペースを有効に利用して、
チャック本体の厚みを薄くする。 【構成】 チャック本体1の前壁2の中央部に後方張出
部8を設け、張出部8に対応する部分の前壁2の前面に
凹部9を形成する。凹部9にワークWを芯出しするコレ
ットチャック式の芯出装置11の後半部を収容し、ボル
ト13で張出部8に取り付ける。前壁2の外周部にワー
クWのエッジWbを把持する複数のジョウ17を配設す
る。張出部8の外周にドロー部材27の案内部30を摺
動自在に嵌合する。案内部30の外周に球面座31を介
しスパイダ33を支持し、ドロー部材27によりスパイ
ダー33及びロッド23を介しジョウ17を開閉する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークを芯出しする
芯出装置と、ワークの外周部を把持する複数のジョウと
を備えたフィンガーチャックにおいて、チャック本体の
機械的剛性を改善する技術に関するものである。
芯出装置と、ワークの外周部を把持する複数のジョウと
を備えたフィンガーチャックにおいて、チャック本体の
機械的剛性を改善する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィンガーチャックは、例えば図
4に示すように、チャック本体51の前部に平板状の前
壁52を設け、この前壁52の前面中央部にワークWを
芯出しする芯出装置53を突設するとともに、前壁52
の前面外周部にはワークWを把持する複数のジョウ54
を配設し、ドロー部材55によりスパイダー56及びロ
ッド57を介してジョウ54を開閉するように構成され
ている。
4に示すように、チャック本体51の前部に平板状の前
壁52を設け、この前壁52の前面中央部にワークWを
芯出しする芯出装置53を突設するとともに、前壁52
の前面外周部にはワークWを把持する複数のジョウ54
を配設し、ドロー部材55によりスパイダー56及びロ
ッド57を介してジョウ54を開閉するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のフィ
ンガーチャックによると、平板状の前壁52の前面に芯
出装置52の全体が突設されているので、チャック本体
51の前面からワーク取付面までの距離が長くなり、チ
ャック本体51の機械的剛性が低下し、その結果、高速
回転したときにワークWにビビリが発生しやすく、仕上
面精度が低下するという問題点があった。
ンガーチャックによると、平板状の前壁52の前面に芯
出装置52の全体が突設されているので、チャック本体
51の前面からワーク取付面までの距離が長くなり、チ
ャック本体51の機械的剛性が低下し、その結果、高速
回転したときにワークWにビビリが発生しやすく、仕上
面精度が低下するという問題点があった。
【0004】そこで、この発明の課題は、チャック本体
の前面からワーク取付面までの距離を短くして、チャッ
ク本体の機械的剛性を向上できるフィンガーチャックを
提供することにある。
の前面からワーク取付面までの距離を短くして、チャッ
ク本体の機械的剛性を向上できるフィンガーチャックを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、ワークの中央部に係合してワークを
芯出しする芯出装置と、ワークの外周部を把持する複数
のジョウとを備え、前記ジョウをドロー部材によりスパ
イダーを介して開閉するように構成したフィンガーチャ
ックにおいて、チャック本体の前壁の中央部に後方張出
部を設け、その張出部に対応する部分の前壁の前面に凹
部を形成し、凹部には前記芯出装置を少なくともその一
部を収容した状態で設置し、張出部の外周には前記ドロ
ー部材の案内部を摺動自在に嵌合し、案内部の外周に前
記スパイダを支える球面座を設けて構成される。
めに、この発明は、ワークの中央部に係合してワークを
芯出しする芯出装置と、ワークの外周部を把持する複数
のジョウとを備え、前記ジョウをドロー部材によりスパ
イダーを介して開閉するように構成したフィンガーチャ
ックにおいて、チャック本体の前壁の中央部に後方張出
部を設け、その張出部に対応する部分の前壁の前面に凹
部を形成し、凹部には前記芯出装置を少なくともその一
部を収容した状態で設置し、張出部の外周には前記ドロ
ー部材の案内部を摺動自在に嵌合し、案内部の外周に前
記スパイダを支える球面座を設けて構成される。
【0006】
【作用】この発明のフィンガーチャックによれば、チャ
ック本体の前壁に形成した凹部に芯出装置が少なくとも
その一部を収容した状態で設置されるので、チャック本
体の前面からワーク取付面までの距離が短くなり、チャ
ック本体の機械的剛性が向上する。また、前壁の後方張
出部の外周にドロー部材の案内部が嵌合され、その案内
部の外周にスパイダを支える球面座が設けられるので、
張出部の周囲のスペースを有効に利用し、そこでドロー
部材の案内部及びスパイダーをチャック軸線方向へ摺動
させることができ、凹部を形成するための張出部を備え
ているにもかかわらず、チャック本体の厚みを比較的薄
くすることができる。
ック本体の前壁に形成した凹部に芯出装置が少なくとも
その一部を収容した状態で設置されるので、チャック本
体の前面からワーク取付面までの距離が短くなり、チャ
ック本体の機械的剛性が向上する。また、前壁の後方張
出部の外周にドロー部材の案内部が嵌合され、その案内
部の外周にスパイダを支える球面座が設けられるので、
張出部の周囲のスペースを有効に利用し、そこでドロー
部材の案内部及びスパイダーをチャック軸線方向へ摺動
させることができ、凹部を形成するための張出部を備え
ているにもかかわらず、チャック本体の厚みを比較的薄
くすることができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
及び図2に基づいて説明する。フィンガーチャックのチ
ャック本体1は、前壁2をボルト3で周壁4に組み付
け、周壁4をボルト5で後壁6に組み付けて構成される
とともに、前壁2及び後壁6を貫通するボルト7によっ
て主軸(図示略)に取り付けられる。前壁2の中央部に
は後方張出部8が設けられ、その張出部8に対応する部
分の前壁2の前面には凹部9が形成されている。
及び図2に基づいて説明する。フィンガーチャックのチ
ャック本体1は、前壁2をボルト3で周壁4に組み付
け、周壁4をボルト5で後壁6に組み付けて構成される
とともに、前壁2及び後壁6を貫通するボルト7によっ
て主軸(図示略)に取り付けられる。前壁2の中央部に
は後方張出部8が設けられ、その張出部8に対応する部
分の前壁2の前面には凹部9が形成されている。
【0008】前記凹部9にはワークW(図示例ではアル
ミホィール)の中央孔Waに係合してワークWを芯出し
するコレットチャック式の芯出装置11がその後半部を
収容した状態で設置されている。芯出装置11のケーシ
ング12は凹部9に嵌合されてボルト13で張出部8に
固定され、その内部には複数のコレット14が収容され
ている。ケーシング12の中央部にはテーパ付ロッド1
5がチャック軸線方向に摺動自在に挿通され、その進退
移動に伴いコレット14を開閉して、ワークWの中央孔
Waを内側から把持及び解放するようになっている。
ミホィール)の中央孔Waに係合してワークWを芯出し
するコレットチャック式の芯出装置11がその後半部を
収容した状態で設置されている。芯出装置11のケーシ
ング12は凹部9に嵌合されてボルト13で張出部8に
固定され、その内部には複数のコレット14が収容され
ている。ケーシング12の中央部にはテーパ付ロッド1
5がチャック軸線方向に摺動自在に挿通され、その進退
移動に伴いコレット14を開閉して、ワークWの中央孔
Waを内側から把持及び解放するようになっている。
【0009】前壁2の外周部には、ワークWの外周エッ
ジWbを把持する複数のジョウ17が配設されている。
ジョウ17はボルト18で揺動体19に取り付けられ、
揺動体19は支軸20によりブラケット21に支持され
るとともに、ピン22を介してロッド23に連結されて
いる。ブラケット21にはジョウ17と対向するように
受顎24が固定され、ロッド23のチャック軸線方向の
進退移動に伴いジョウ17との間でエッジWbを把持及
び解放するように構成されている。
ジWbを把持する複数のジョウ17が配設されている。
ジョウ17はボルト18で揺動体19に取り付けられ、
揺動体19は支軸20によりブラケット21に支持され
るとともに、ピン22を介してロッド23に連結されて
いる。ブラケット21にはジョウ17と対向するように
受顎24が固定され、ロッド23のチャック軸線方向の
進退移動に伴いジョウ17との間でエッジWbを把持及
び解放するように構成されている。
【0010】後壁6の軸心孔26にはドロー部材27が
挿通され、その内部には主軸側アクチュエータ(図示
略)の駆動力を前記テーパ付ロッド15に伝えるスライ
ダ28が挿入されている。ドロー部材27の内端には後
壁6と張出部8との間の空間に拡がるように円板部29
が形成され、その外周には案内部30が一体的に設けら
れている。案内部30は張出部8の外周に摺動自在に嵌
合され、これによってドロー部材27がチャック軸線方
向へ摺動案内される。
挿通され、その内部には主軸側アクチュエータ(図示
略)の駆動力を前記テーパ付ロッド15に伝えるスライ
ダ28が挿入されている。ドロー部材27の内端には後
壁6と張出部8との間の空間に拡がるように円板部29
が形成され、その外周には案内部30が一体的に設けら
れている。案内部30は張出部8の外周に摺動自在に嵌
合され、これによってドロー部材27がチャック軸線方
向へ摺動案内される。
【0011】前記案内部30の外周には球面座31が嵌
合されて環状プレート32により抜止めされている。球
面座31には三角形状のスパイダー33が傾動及び回動
自在に支持され、その頂点部には前記ロッド23がナッ
ト34により結合されている。そして、ドロー部材27
が主軸側アクチュエータ(図示略)により駆動されるこ
とにより、スパイダ33及びロッド23を介してジョウ
17が開閉されるようになっている。
合されて環状プレート32により抜止めされている。球
面座31には三角形状のスパイダー33が傾動及び回動
自在に支持され、その頂点部には前記ロッド23がナッ
ト34により結合されている。そして、ドロー部材27
が主軸側アクチュエータ(図示略)により駆動されるこ
とにより、スパイダ33及びロッド23を介してジョウ
17が開閉されるようになっている。
【0012】なお、前壁2の外周部には、ジョウ17と
は異なる円周位置でエッジWbを押圧してワークWの外
周部のビビリ(うねり)を防止するプッシャ装置36が
複数配設されている。プッシャ装置36はシリンダ37
内にピストンロッド38を収容し、その先端に受座39
を取り付けて構成されている。ピストンロッド38を付
勢するための加圧エアは外部供給源からスライダ28の
エア通路40及び前壁2のエア通路41を介してシリン
ダ37内に供給される。
は異なる円周位置でエッジWbを押圧してワークWの外
周部のビビリ(うねり)を防止するプッシャ装置36が
複数配設されている。プッシャ装置36はシリンダ37
内にピストンロッド38を収容し、その先端に受座39
を取り付けて構成されている。ピストンロッド38を付
勢するための加圧エアは外部供給源からスライダ28の
エア通路40及び前壁2のエア通路41を介してシリン
ダ37内に供給される。
【0013】上記のように構成した本実施例のフィンガ
ーチャックにおいては、チャック本体1の前壁2に形成
した凹部9に芯出装置11がその後半部を収容した状態
で設置されている。このため、チャック本体1の前面か
らワーク取付面までの距離を短くして、チャック本体1
の機械的剛性を向上することができる。また、前壁2の
後方張出部8の外周にドロー部材27の案内部30が嵌
合され、その外周にスパイダ33を支える球面座31が
設けられている。従って、張出部8の周囲のスペースを
有効に利用し、そこでドロー部材27の案内部30及び
スパイダー33をチャック軸線方向へ摺動させることが
でき、凹部9を形成するための張出部8を備えているに
もかかわらず、チャック本体1の厚みを比較的薄くし
て、全体をコンパクトに構成することが可能である。
ーチャックにおいては、チャック本体1の前壁2に形成
した凹部9に芯出装置11がその後半部を収容した状態
で設置されている。このため、チャック本体1の前面か
らワーク取付面までの距離を短くして、チャック本体1
の機械的剛性を向上することができる。また、前壁2の
後方張出部8の外周にドロー部材27の案内部30が嵌
合され、その外周にスパイダ33を支える球面座31が
設けられている。従って、張出部8の周囲のスペースを
有効に利用し、そこでドロー部材27の案内部30及び
スパイダー33をチャック軸線方向へ摺動させることが
でき、凹部9を形成するための張出部8を備えているに
もかかわらず、チャック本体1の厚みを比較的薄くし
て、全体をコンパクトに構成することが可能である。
【0014】ところで、上記実施例では、芯出装置11
としてコレットチャック式のものを例示したが、これに
かえ、図3に示すような揺動アーム型チャックを使用す
ることもできる。この場合も、チャック本体1の前面か
らワーク取付面までの距離を短くできるように、芯出装
置11のケーシング12はその後半部を前壁2の凹部9
に収容した状態でボルト13で張出部8に固定されてい
る。
としてコレットチャック式のものを例示したが、これに
かえ、図3に示すような揺動アーム型チャックを使用す
ることもできる。この場合も、チャック本体1の前面か
らワーク取付面までの距離を短くできるように、芯出装
置11のケーシング12はその後半部を前壁2の凹部9
に収容した状態でボルト13で張出部8に固定されてい
る。
【0015】ケーシング12の内部には複数のブロック
43が軸44により揺動自在に支持され、各ブロック4
3にはチャックアーム45が装着されている。また、ケ
ーシング12の中央部には摺動体46がチャック軸線方
向へ摺動自在に収容され、その外周にはブロック43の
凸部47が嵌合する凹部48が形成されている。摺動体
46は段付ボルト49を介し前記スライダ28に結合さ
れていて、主軸側アクチュエータによるスライダ28の
チャック軸線方向への移動に伴い、摺動体46及びブロ
ック43を介しチャックアーム45が開閉され、これに
よってワークWの中央孔Waが内側から把持及び解放さ
れるようになっている。
43が軸44により揺動自在に支持され、各ブロック4
3にはチャックアーム45が装着されている。また、ケ
ーシング12の中央部には摺動体46がチャック軸線方
向へ摺動自在に収容され、その外周にはブロック43の
凸部47が嵌合する凹部48が形成されている。摺動体
46は段付ボルト49を介し前記スライダ28に結合さ
れていて、主軸側アクチュエータによるスライダ28の
チャック軸線方向への移動に伴い、摺動体46及びブロ
ック43を介しチャックアーム45が開閉され、これに
よってワークWの中央孔Waが内側から把持及び解放さ
れるようになっている。
【0016】その他、芯出装置として主軸側アクチュエ
ータを必要としないスプリングセンタを用いるなど、こ
の発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変
更して具体化することも可能である。
ータを必要としないスプリングセンタを用いるなど、こ
の発明は上記実施例に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変
更して具体化することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、チャック本体の前壁に芯出装置を収容する凹部を形
成したので、チャック本体の前面からワーク取付面まで
の距離を短くして、チャック本体の機械的剛性を向上で
きるとともに、張出部の外周にドロー部材の案内部を嵌
合し、案内部の外周に球面座を介してスパイダーを支持
したので、張出部の周囲のスペースを有効に利用して、
チャック本体の厚みを薄くできるという優れた効果を奏
する。
ば、チャック本体の前壁に芯出装置を収容する凹部を形
成したので、チャック本体の前面からワーク取付面まで
の距離を短くして、チャック本体の機械的剛性を向上で
きるとともに、張出部の外周にドロー部材の案内部を嵌
合し、案内部の外周に球面座を介してスパイダーを支持
したので、張出部の周囲のスペースを有効に利用して、
チャック本体の厚みを薄くできるという優れた効果を奏
する。
【図1】本発明の一実施例を示すフィンガーチャックの
正面図である。
正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】芯出装置の別例を示すフィンガーチャックの断
面図である。
面図である。
【図4】従来のフィンガーチャックを示す断面図であ
る。
る。
1・・チャック本体、2・・前壁、4・・周壁、6・・
後壁、8・・張出部、9・・凹部、11・・芯出装置、
14・・コレット、17・・ジョウ、27・・ドロー部
材、28・・スライダ、30・・案内部、31・・球面
座、33・・スパイダー、45・・チャックアーム、W
・・ワーク。
後壁、8・・張出部、9・・凹部、11・・芯出装置、
14・・コレット、17・・ジョウ、27・・ドロー部
材、28・・スライダ、30・・案内部、31・・球面
座、33・・スパイダー、45・・チャックアーム、W
・・ワーク。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークの中央部に係合してワークを芯出
しする芯出装置と、ワークの外周部を把持する複数のジ
ョウとを備え、前記ジョウをドロー部材によりスパイダ
ーを介して開閉するように構成したフィンガーチャック
において、チャック本体の前壁の中央部に後方張出部を
設け、その張出部に対応する部分の前壁の前面に凹部を
形成し、凹部には前記芯出装置を少なくともその一部を
収容した状態で設置し、張出部の外周には前記ドロー部
材の案内部を摺動自在に嵌合し、案内部の外周に前記ス
パイダを支える球面座を設けてなることを特徴とするフ
ィンガーチャック。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07541293A JP3183367B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | フィンガーチャック |
US08/204,734 US5464233A (en) | 1993-03-08 | 1994-03-02 | Finger chuck for use with machine tool |
KR94004093A KR970009142B1 (en) | 1993-03-08 | 1994-03-03 | Finger chuck |
TW083101851A TW235258B (en) | 1993-03-08 | 1994-03-03 | Finger shape chuck |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07541293A JP3183367B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | フィンガーチャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262411A true JPH06262411A (ja) | 1994-09-20 |
JP3183367B2 JP3183367B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=13575441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07541293A Expired - Fee Related JP3183367B2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | フィンガーチャック |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5464233A (ja) |
JP (1) | JP3183367B2 (ja) |
KR (1) | KR970009142B1 (ja) |
TW (1) | TW235258B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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