JPH06260509A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06260509A
JPH06260509A JP4164393A JP4164393A JPH06260509A JP H06260509 A JPH06260509 A JP H06260509A JP 4164393 A JP4164393 A JP 4164393A JP 4164393 A JP4164393 A JP 4164393A JP H06260509 A JPH06260509 A JP H06260509A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】GaAs MESFETのT字型ゲート電極の
形成方法を改善する。 【構成】半導体基板上に誘電体薄膜を堆積し、熱処理に
より形状を加工した化学増幅型レジスト開口パターンを
形成し、化学増幅型レジスト開口パターンをマスクとし
て誘電体薄膜をエッチングし、全面に第1の導電体を堆
積し、その上にフォトレジスト開口パターンを形成し、
この内に第2の導電体を形成し、第2の導電体をマスク
として第1の導電体を選択的に除去し、その後、化学増
幅型レジストを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係わり、特に、T字型のゲート電極を有する電界効果
トランジスタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術において、GaAsショット
キ障壁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、GaAs
MESFETと呼ぶ)のマイクロ波およびミリ波長帯
での増幅素子としての実用化のためのGaAs MES
FETの高周波特性の改善による高性能化の手段とし
て、T字型ゲート電極を採用し、ゲート抵抗の低減を行
っている。又、T字型ゲート電極の「ひさし」の張り出
し部を非対称にすることが、GaAs MESFETの
高周波特性の改善に有効であることも知られている。
このT字型ゲート電極の「ひさし」の張り出し部を非対
称にすることの有効性は、例えば、実開昭63−188
964号に述べられているように、GaAsMESFE
Tの高周波特性の改善には、T字型ゲート電極の「ひさ
し」の張り出し部によるゲート電極とソース電極間およ
びゲート電極とドレイン電極間の寄生容量が重要であ
り、特に、ドレイン電極側のT字型ゲート電極の「ひさ
し」の張り出し部の長さを短縮することによる、ゲート
電極とドレイン電極間の寄生容量Cgdの低減が、GaA
s MESFETの高周波特性の改善に著しい効果を有
する。
【0003】このような、ゲート抵抗の低減を目的とし
た、T字型ゲート電極の製造方法は、例えば、上記実開
昭63−188964号に「ひさし」の張り出し部が非
対称であるT字型ゲート電極の製造方法が、又、特開平
3−263834号公報に「曲線状」の形状部分を持つ
T字型ゲート電極の製造方法が示されている。以下、こ
れらの文献を引用し、そのT字型ゲート電極の製造方法
について説明する。
【0004】先ず、実開昭63−188964号に示さ
れているT字型ゲート電極の形成方法を、各工程におけ
る断面図である図8(a)〜(d)を用いて説明する。
【0005】図8(a)に示したように、半導体基板1
上のゲート電極の基部101となる矩形のゲート電極部
分102をTi−Ptにより形成した後、全面にSiO
2 膜21を堆積させる。つぎに、図8(b)に示すよう
に、フォトレジスト22を使用したエッチバック法によ
り、矩形のゲート電極部分102の上面を露出させる。
つぎに、フォトレジスト22を除去した後、例えば、ス
パッタリング法によりAu層23を堆積し、フォトレジ
ストパターン(図示しない)を形成し、フォトレジスト
パターンをマスクとしAu層23の選択エッチングを行
うことにより、図8(c)に示すような、ゲート電極の
ひさし部103となるAu層23のパターンを形成す
る。つぎに、SiO2 膜21の除去を行い、図8(d)
に示すように、ドレイン電極側107よりソース電極側
108に大きく突出するAu層からなるひさし部を有す
るT字型ゲート電極を形成する。
【0006】以上の工程において、Au層23の選択エ
ッチング時のマスクとなるフォトレジストパターンのパ
ターン寸法の中心が、矩形のゲート電極部分102の寸
法中心に対して異なる位置にあるように、フォトレジス
トパターンを形成することにより、図8(c)に示すよ
うに、ゲート電極の頭部となるAu層23のパターンの
寸法中心が、矩形のゲート電極部分102の寸法中心に
対して異なる位置にあるように形成できるため、「非対
称のひさし形状」を有するT字型ゲート電極の形成が可
能となる。
【0007】次に、特開平3−263834号公報に示
されているゲート電極の基部が「曲線状」の形状部分を
持つT字型ゲート電極の形成方法を、各工程における断
面図である図9(a)〜(e)および図10(a)〜
(e)を用いて説明する。
【0008】先ず、図9(a)に示すように、半導体基
板1上に誘電体膜2を堆積する。つぎに、図9(b)に
示すように、誘電体膜2上に部分的に開口部を持つよう
に、第1層目のフォトレジスト3の開口パターンを形成
する。つぎに、図9(c)に示すように、第1層目のフ
ォトレジスト3の開口部断面形状を曲線状に加工する。
つぎに、図9(d)に示すように、加工された誘電体膜
2および第1層目のフォトレジスト3の形成された半導
体基板1上に、全面に遠紫外露光可能な第2層目のフォ
トレジスト4を形成する。つぎに、図9(e)に示すよ
うに、第2層目のフォトレジスト4上に、第1層目のフ
ォトレジスト3の開口部より大きな開口部を有し、か
つ、第1層目のフォトレジスト3の開口部を完全に含む
ように、第3層目のフォトレジスト5の開口パターンを
形成する。
【0009】つぎに、第3層目のフォトレジスト5をマ
スクとして、半導体基板1の上より全面に、遠紫外光を
露光し、第2層目のフォトレジスト4の現像工程を行う
ことにより、図10(a)に示すように、第2層目のフ
ォトレジスト4が、第1層目のフォトレジスト3及び第
3層目のフォトレジスト5の開口部よりも大きな開口部
を有し、その開口部が、第1層目及び第3層目のフォト
レジスト開口部を完全に含むように、第2層目のフォト
レジスト4の開口パターンを形成し、全体としてゲート
開口パターン部105を形成する。つぎに、図10
(b)に示すように、第1層目のフォトレジスト3をマ
スクとして、開口部の下に露出した部分の誘電体膜2を
エッチングにより選択的に除去する。つぎに、図10
(c)に示すように、開口部下に露出した半導体基板1
の表面をエッチングにより選択的に除去する。つぎに、
図10(d)に示すように、加工された誘電体および3
層のフォトレジストが形成された半導体基板1の上部よ
り全面に導電体膜6を堆積する。つぎに、3層のフォト
レジストを半導体基板1上の誘電体膜2上から除去し、
この時、導電体膜6のうち第3層目のフォトレジスト5
上に堆積した部分が同時に除去され、図10(e)に示
すように、半導体基板1と連結している部分の形状のみ
が残った導電体膜6をT字型ゲート電極として半導体基
板1上に形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にお
いて、GaAs MESFETの高周波特性の高性能化
の手段のためのT字型ゲート電極は、ゲート電極抵抗の
低減、あるいは、寄生容量(特に、ゲート電極とドレイ
ン電極間の寄生容量Cgd)の低減等の実用化を目的にし
て採用されている。
【0011】しかしながら、T字型ゲート電極の実用化
においては、その有効性は認められるものの、T字型ゲ
ート電極の形成のための製造方法に問題を有しており、
このことは、上述した従来技術の例においても見ること
ができる。
【0012】例えば、図8に示した、実開昭63−18
8964号に述べられている、「ひさし」の張り出し部
を非対称にするT字型ゲート電極の製造方法には、「エ
ッチバック法」と呼ばれるT字型ゲート電極の製造方法
が用いられているが、この製造方法においては、図8
(c)に示されているように、ゲート電極の基部101
となる矩形のゲート電極部分102上に、ゲート電極の
頭部となるAu層23のパターンを形成するため、ゲー
ト電極の基部の幅はゲート電極の長さ(通常ゲート長:
Lgと称されている)より大きくできず、ゲート電極抵
抗の低減のために、ゲート電極の基部101を、図9,
図10で示した従来技術のような「曲線状」の形状にし
て、ゲート断面積を大きくするのは困難である。
【0013】一方、図9,図10に示した、特開平3−
263834号公報に述べられている、ゲート電極の基
部が「曲線状」の形状部分を持つT字型ゲート電極の製
造方法は、「レジスト・リフトオフ法」と呼ばれている
T字型ゲート電極の製造方法であり、図9(c)に示す
ように、熱処理により、マスクとして用いた第1層目の
フォトレジスト3の開口部断面形状を曲線状に加工する
ものであるが、この従来例の「レジスト・リフトオフ
法」においても、ゲート電極抵抗の低減のためには、図
10(d)に示す堆積したゲート電極金属の導電体膜6
の厚膜化を行う必要がある。しかしながら、この導電体
膜6の厚膜化は、実用化時の問題となる。例えば、ゲー
ト電極金属の導電体膜6を厚膜化すると、半導体基板1
上の3層のフォトレジストは硬化や形状の変形を起こす
場合がある。このフォトレジストの硬化は、ゲート電極
金属の導電体膜6の堆積を、通常、蒸着法で行うため、
主に、導電体膜6の堆積時の熱により起きる。このフォ
トレジストの硬化は、「レジスト・リフトオフ法」にお
いて、特に、図10(d)に示した後の、3層のフォト
レジストと導電体膜6のうちの第3層目のフォトレジス
ト5上に堆積した部分とを除去する工程において、3層
のフォトレジストの除去性が困難になり、3層のフォト
レジストや導電体膜6が除去されずに残る、という実用
化時の問題となる。
【0014】更に、この導電体膜6の堆積時の熱によ
り、半導体基板1上の3層のフォトレジストが形状の変
形を起こし、図10(d)における図示とは異なり、導
電体膜6の、第3層目のフォトレジスト5上に堆積した
部分と、半導体基板1と連結している部分とが接合し、
上記の除去が行えないという問題が起きる場合もある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
基板上に誘電体薄膜を堆積する工程と、前記誘電体薄膜
上に化学増幅型レジスト開口パターンを形成する工程
と、熱処理により、化学増幅型レジスト開口パターンの
形状を加工する工程と、化学増幅型レジスト開口パター
ンをマスクとし、前記誘電体薄膜を開口形状に加工する
工程と、化学増幅型レジスト開口パターンが形成された
前記半導体基板の上部から、全面に第1の導電体を堆積
する工程と、前記化学増幅型レジスト開口パターンの上
部に、前記化学増幅型レジスト開口パターンの開口寸法
より大きいフォトレジスト開口パターンを形成する工程
と、前記フォトレジスト開口パターン内に第2の導電体
を堆積する工程と、前記第2の導電体をマスクとし、前
記全面に堆積された第1の導電体を選択的に除去する工
程と、前記フォトレジストパターンを除去する工程と、
前記化学増幅型レジスト開口パターンを除去する工程と
を有する半導体装置の製造方法である。ここで前記化学
増幅型レジストの開口パターンを形成する工程で、パタ
ーンの開口断面の横方向に、少なくとも1つのダミー開
口パターンを配置し、熱処理により、化学増幅型レジス
トの開口パターンとダミー開口パターンの形状を加工す
ることができる。
【0016】
【実施例】次に図面を参照して本発明を説明する。
【0017】図1(a)〜(e)および図2(a)〜
(e)は本発明の第1の実施例におけるT型金属電極、
例えばGaAs MESFETのT型ゲート電極の形成
工程を説明するための断面図である。
【0018】先ず、図1(a)に示すように、半導体基
板1上に、第1のフォトレジスト層7の開口パターンを
形成する。つぎに、図1(b)に示すように、第1のフ
ォトレジスト層7をマスクとして、開口部の下に露出し
た部分の半導体基板1の表面のコンタクト層112をエ
ッチングにより選択的に除去してリセス部116を形成
しここに動作層111を露出させる。例えば図1(a)
および(b)に示した工程では、GaAs基体上に分子
線エピタキシャル法により動作層111およびコンタク
ト層112を成長しコンタクト層112の表面を主面1
17とした半導体基板1上に、i線(波長365nm)
リソグラフィ(例えば、ニコン社のi線ステッパー;N
SR−1775i7A、および、住友化学社のi線レジ
スト;PFI−15A・膜厚1μm程度)を用いて、第
1のフォトレジスト層7の開口パターンを形成し、ウェ
ットエッチングにより、幅1.3μm、深さ100nm
程度の半導体基板1のコンタクト層112の選択エッチ
ングを行ってリセス部116を形成する。
【0019】つぎに、図1(c)に示すように、第1の
フォトレジスト層7を除去した後、半導体基板1上に、
誘電体膜2を、LP−CVD法により膜厚100nm程
度に堆積する。つぎに、図1(d)に示すように、選択
的にエッチングを行った半導体基板1の表面の上方にゲ
ート開口部105を持つように、誘電体膜2上に化学増
幅レジスト層8の開口パターンを形成する。誘電体膜2
上の化学増幅レジスト層8の開口パターンは、i線(波
長365nm)リソグラフィ(例えば、ニコン社のi線
スンテッパー;NSR−1775i7A、および、東京
応化社のi線化学増幅レジスト;THMR−iN100
・膜厚500nm程度)で、目合わせマーク(図示しな
い)を用いて、半導体基板1の選択エッチングされた部
分の上部に、0.4μm程度の開口幅で形成する。尚、
化学増幅レジストに関しては、例えば雑誌「NIKKE
I MICRODEVICES」1991年5月号の第
75頁乃至第77頁、あるいは特開平4−130326
号公報に説明されている。
【0020】つぎに図1(e)に示すように、化学増幅
レジスト層8の開口部断面形状を曲線状に加工するため
に、化学増幅レジスト層8を含めた半導体基板1を、ホ
ットプレート(ホットプレートの温度は、250〜30
0℃程度)により、熱処理(処理時間は4〜5分程度)
を行う。
【0021】次に図2(a)に示すように、化学増幅レ
ジスト層8をマスクとして誘電体薄膜2の選択エッチン
グを混合ガス系(CHF3 およびO2 )によるMIE
(Magnetron Ion Etching)を用
いて行う。次に図2(b)に示すように、加工された誘
電体膜6および化学増幅レジスト層8が形成された半導
体基板1の上方より全面に、第1の導電体6の膜を堆積
する。この第1の導電体6の膜は、WSi−TiN−P
t(膜厚は、各々、100nm,80nm,30nm程
度)の順で、スパッタ法により堆積する。
【0022】次に図2(c)に示すように、第1の導電
体6の上に、化学増幅レジスト層8をマスクとしてエッ
チングにより形成した誘電体膜2の開口部より大きな開
口部を持つ、第2のフォトレジスト層9の開口パターン
を形成し、第2のフォトレジスト層9をマスクとして、
第2の導電体10を選択的に堆積する。
【0023】この第1の導電体6の膜上の第2のフォト
レジスト層9の開口パターンは、i線(波長365n
m)リソグラフィ(例えば、ニコン社のi線ステッパ
ー;NSR−1775i7A、および、住友化学社のi
線レジスト;PFI−15A・膜厚1μm程度)と、イ
メージ・リバース・プロセス(キャノン社、STAR−
2000)とを用いることにより、開口断面を逆テーパ
ー形状とし、開口幅を1μm程度とする。又、第2の導
電体10は、第2のフォトレジスト層9をマスクとし、
第1の導電体膜6を給電層とした、金(Au)の選択め
っきにより堆積する。
【0024】つぎに、図2(d)に示すように、第2の
フォトレジスト層9を除去した後、第2の導電体10を
マスクとして、第1の導電体6の膜を、アルゴン(A
r)ガスを用いたイオンミリング法で選択的に除去す
る。
【0025】つぎに図2(e)に示すように、酸素(O
2 )プラズマ処理、および、有機溶媒処理等を行い、化
学増幅レジスト層8を除去し、半導体基板1と連結して
いる部分の形状のみが残った第1の導電体の膜6および
第2の導電体10を、半導体基板1上に形成したT字型
ゲート電極113として得る。
【0026】以上の本実施例の説明において、化学増幅
レジスト層8の代りに、通常のフォトリソグラフィーで
用いられるノボラック樹脂を主成分とした従来のポジ型
レジストを本発明のT字型ゲート電極の形成方法に用い
ることは、実用的ではない。
【0027】これは、従来のノボラック樹脂を主成分と
したポジ型レジストの耐熱性が160℃程度と低いた
め、図1(e)に示したような、化学増幅レジスト層8
の開口部断面形状を曲線状に加工するための熱処理に必
要な温度制御が困難になるためである。これに対して、
多くの化学増幅型レジストは、300℃程度以上の耐熱
性を持つことが知られており、本発明のT字型ゲート電
極の形成方法に適している。
【0028】又、以上の本実施例の説明において、スパ
ッタ法により第1の導電体6の膜を堆積することを述べ
たが、第1の導電体6のスパッタ法による堆積時には、
半導体基板1上の化学増幅レジスト層8は、200℃程
度以上になり、熱処理により曲線状に加工した開口部断
面形状を維持するためには、第1の導電体6の堆積時の
温度以上で熱処理による加工を行う必要があり、この点
においても、化学増幅型レジストは本発明のT字型ゲー
ト電極の形成方法に適している。
【0029】なお、本発明のT字型ゲート電極は、Ga
As FET等の高周波特性の改善として効果があるた
め、T字型ゲート電極のいわゆるゲート長;Lgは微細
な寸法(0.5μm程度以下)が必要になるが、化学増
幅型レジストは高解像度用レジストとして開発実用化が
検討されており、この点からも、化学増幅型レジストは
本発明のT字型ゲート電極の形成方法に適している。
【0030】本実施例を用いたT字型ゲート電極形状の
実用化における従来の技術に対する有効性は、例えば、
図8に図示して説明した「エッチバック法」と比較する
と、図8の中でT字型ゲート電極の基部101となるゲ
ート電極部分102が矩形であり、これに対し、本実施
例では、図1(e)に示したように、熱処理により、化
学増幅レジスト層8の開口部断面形状を曲線状に加工す
るため、図2(e)に示したように、T字型ゲート電極
金属の基部6の断面積を大きくすることが可能となり、
ゲート抵抗の低減の効果が増大することは明らかであ
る。
【0031】又、従来技術の図9および図10で図示し
て説明した「レジスト・リフトオフ法」と比較すると、
「レジスト・リフトオフ法」では、3層のフォトレジス
トと導電体膜6のうちの第3層目のフォトレジスト5上
に堆積した部分との除去工程において、図10(d)に
見られるように、第3層目のフォトレジスト5上に堆積
した部分の導電体膜6と、半導体基板1と連結している
部分の導電体膜6との分離部分から有機溶剤等が浸入す
ることによりこれらの除去が行われるが、この分離部分
の間隔が狭いと除去が不完全になりやすい。一方、従来
技術の図10(d)の第3層目のフォトレジスト5上に
堆積した導電体膜6に相当する本考案の化学増幅レジス
ト層8の除去工程では図2(d)に見られるように、す
でに、選択的に除去されており、化学増幅レジスト層8
は、十分に有機溶剤等に接することができる。このた
め、これらのレジスト層の除去工程においても、本発明
の効果は明らかである。
【0032】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照して説明する。図3(a)〜(e)および図4
(a)〜(e)は、本発明の第2の実施例における金属
電極の形成工程を説明するための断面図である。
【0033】先ず、図3(a)に示すように、動作層1
11およびコンタクト層112を有する半導体基板1上
に、第1のフォトレジスト層7の開口パターンを形成す
る。つぎに、図3(b)に示すように、第1のフォトレ
ジスト層7をマスクとして、開口部の下に露出した部分
の半導体基板1の表面を、エッチングにより選択的に除
去する。つぎに、図3(c)に示すように、第1のフォ
トレジスト層7を除去した後、半導体基板1上に、誘電
体膜2を堆積する。
【0034】つぎに、図3(d)に示すように、選択的
にエッチングを行った半導体基板1の表面の上方に開口
部を持つように、誘電体膜2上に化学増幅レジスト層8
の開口パターンを形成する。このとき、同時に、所望す
る金属電極の形成位置の化学増幅レジスト層8のゲート
開口パターン部105の両側に、化学増幅レジスト層8
のダミー開口パターン部106を形成する。つぎに、図
3(e)に示すように、化学増幅レジスト層8を含めた
半導体基板1の熱処理を行い、化学増幅レジスト層8の
開口部断面形状を曲線状に加工する。
【0035】つぎに、図4(a)に示すように、化学増
幅レジスト層8をマスクとして、開口部の下に露出した
部分の誘電体膜2をエッチングにより選択的に除去す
る。つぎに、図4(b)に示すように、加工された誘電
体膜6および化学増幅レジスト層8が形成された半導体
基板1の上方より全面に、第1の導電体6の膜を堆積す
る。つぎに、図4(c)に示すように、第1の導電体6
の膜上に、化学増幅レジスト層8をマスクとしてエッチ
ングにより形成した誘電体膜2の開口部より大きな開口
部を持つ第2のフォトレジスト層9の開口パターンを形
成し、第2のフォトレジスト層9をマスクとして、第2
の導電体10を選択的に堆積する。このとき、化学増幅
レジスト層8のダミー開口パターン上は、第2のフォト
レジスト層9がダミー開口部を完全に含むようにして、
ダミー開口部には第2の導電体膜10を堆積しない。つ
ぎに、図4(d)に示すように、第2のフォトレジスト
層9を除去した後、第2の導電体10をマスクとして、
第1の導電体6の膜を選択的に除去する。つぎに、化学
増幅レジスト層8を除去し、図4(e)に示すように、
半導体基板1と連結している部分の形状のみが残った第
1の導電体の膜6および第2の導電体10を、半導体基
板1上に形成する。
【0036】本実施例においての、上述したT字型ゲー
ト電極の製造工程は、第1の実施例で述べた工程で可能
である。
【0037】しかし、本実施例においては、第1の実施
例とは異なり、図3(d)に示したように、所望する金
属電極の形成位置にある化学増幅レジスト層8のゲート
開口パターン部105の両側に、化学増幅レジスト層8
のダミー開口パターン部106を形成し、その後、ベー
ク処理により、化学増幅レジスト層の開口部断面形状を
曲線状に加工する。従って、本実施例においては、ダミ
ー開口パターン部106により、ゲート開口パターン部
105とダミー開口パターン部106との間の化学増幅
レジスト層8の寸法を設定することにより、熱処理によ
る加工効果が設定でき、ゲート開口パターン部105の
断面形状の設定が可能となる。すなわちゲート開口パタ
ーン部105に対するダミー開口パターン部の位置、大
きさにより、熱処理後のゲート開口パターン部105の
曲線断面を所定の形状となるように制御することができ
る。
【0038】次に本発明の第3の実施例について図面を
参照して説明する。図5(a)〜(e)および図6
(a)〜(e)は、本発明の第3の実施例における金属
電極の形成工程を説明するための断面図である。
【0039】先ず、図5(a)に示すように、コンタク
ト層112および動作層111を設けた半導体基板1上
に、第1のフォトレジスト層7の開口パターンを形成す
る。つぎに、図5(b)に示すように、第1のフォトレ
ジスト層7をマスクとして、開口部の下に露出した部分
の半導体基板1の表面を、エッチングにより選択的に除
去して動作層112に達するリセス部116を形成す
る。つぎに、図5(c)に示すように、第1のフォトレ
ジスト層7を除去した後、半導体基板1上に、誘電体膜
2を堆積する。
【0040】つぎに、図5(d)に示すように、選択的
にエッチングを行った半導体基板1の表面の上方に開口
部を持つように、誘電体膜2上に化学増幅レジスト層8
の開口パターンを形成する。このとき、同時に、所望す
る金属電極の形成位置の化学増幅レジスト層8のゲート
開口パターン105の片側のみに、化学増幅レジスト層
8のダミー開口パターン106を形成する。
【0041】つぎに、図5(e)に示すように、化学増
幅レジスト層8をマスクとして、開口部の下に露出した
部分の誘電体膜2をエッチングにより選択的に除去す
る。つぎに、図6(a)に示すように、化学増幅レジス
ト層8を含めた半導体基板1の熱処理を行い、化学増幅
レジスト層8の開口部断面形状を曲線状に加工する。つ
ぎに、図6(b)に示すように、加工された誘電体膜6
および化学増幅レジスト層8が形成された、半導体基板
1の上方より全面に、第1の導電体6の膜を堆積する。
つぎに、図6(c)に示すように、第1の導電体6上
に、化学増幅レジスト層8をマスクとしてエッチングに
より形成した誘電体膜2の開口部より大きな開口部を有
する第2のフォトレジスト層9の開口パターンを形成
し、第2のフォトレジスト層9をマスクとして、第2の
導電体10を選択的に堆積する。このとき、化学増幅レ
ジスト層8のダミー開口パターン上は、第2のフォトレ
ジスト層9がダミー開口部を完全に含むようにして、ダ
ミー開口部には第2の導電体10堆積しない。つぎに図
6(d)にに示すように、第2のフォトレジスト層9を
除去した後、第2の導電体10をマスクとして、第1の
導電体6の膜を選択的に除去する。つぎに、化学増幅レ
ジスト層8を除去し、図6(e)に示すように、半導体
基板1と連結している部分の形状のみが残った導電体膜
6および第2の導電体10を、半導体基板1上にゲート
電極として形成する。
【0042】本実施例においては、第2の実施例とは異
なり、図5(d)に示したように、ダミー開口パターン
部106は、片側のドレイン電極側107にのみ形成し
ている。
【0043】本実施例は、特に、ソース電極側108の
T字型ゲート電極の「ひさし」の張り出し部による、ゲ
ート電極とソース電極間の寄生容量Cgsが、高周波特性
に対しての改善に影響が少ないGaAs MESFET
等に適用する場合に効果を持つ。すなわち、本実施例で
は、図6(e)に示したように、ドレイン電極側107
のゲート電極の基部101の「高さ」を高くし、ゲート
電極とドレイン電極間の寄生容量Cgdを低減し、かつ、
ソース電極側108のゲート電極の基部の「高さ」を低
くし、第2の導電体10の埋め込み性を向上することに
より、ゲート電極抵抗を低減することが可能となる。
【0044】尚、この第3の実施例において、上述した
T字型ゲート電極の製造工程は、第1および第2の実施
例で述べた工程で可能である。また、ダミー開口パター
ン部106の効果は、第2の実施例での説明と同じであ
る。
【0045】又、第3の実施例においては第1および2
の実施例とは異なり、図5(e)に示したように、誘電
体膜2の選択的エッチングを行った後、化学増幅レジス
ト層8の開口部断面形状の加工を行っている。これは、
誘電体膜2の選択的エッチング時には、サイドエッチン
グにより、化学増幅レジスト層8のゲート開口パターン
部105の開口寸法が広がるが、熱処理加工後に誘電体
膜2の選択的エッチングを行うとゲート開口パターン部
105のソース電極側107の垂直性が低下しているた
め、ソース電極側107のサイドエッチングが増大して
しまう理由による。
【0046】図7(A)に第3の実施例の図6(d)の
工程を拡大して示した断面を示す。又、図7(B)に第
3の実施例の図6(e)の後、ソース電極115および
ドレイン電極114を形成してGaAs MESFET
を製造した断面を示す。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ゲート抵
抗の低減を目的とした、T字型ゲート電極の製造方法に
おいて、T字型ゲート電極の「ひさし」の張り出し部を
形成するために、ゲート電極金属の堆積時に、「ひさ
し」の張り出し部の下部に、熱処理により曲線状の開口
断面形状に加工した化学増幅レジスト層を用い、更に、
この化学増幅レジスト層の開口部分の横方向に、ダミー
開口パターンを配置し、熱処理により化学増幅レジスト
層の開口部分を曲線状の開口断面形状に加工する際に、
「ひさし」の張り出し部の下部の高さを設定可能にでき
るため、ゲート抵抗の低減と、ゲート電極の寄生容量
(特に、GaAs MESFETのゲート電極とドレイ
ン電極間の寄生容量Cgd)の低減と、を実用化できると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を工程順に示した断面図
である。
【図2】図1に続く工程を順に示した断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を工程順に示した断面図
である。
【図4】図3に続く工程を順に示した断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を工程順に示した断面図
である。
【図6】図5に続く工程を順に示した断面図である。
【図7】第3の実施例の一部を拡大して示した断面図で
ある。
【図8】従来技術を工程順に示した断面図である。
【図9】他の従来技術を工程順に示した断面図である。
【図10】図9に続く工程を順に示した断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 誘電体膜 3 第1層目のフォトレジスト 4 第2層目のフォトレジスト 5 第3層目のフォトレジスト 6 第1の導電体 7 第1のフォトレジスト層 8 化学増幅レジスト層 9 第2のフォトレジスト層 10 第2の導電体 21 SiO2 膜 22 フォトレジスト 23 Au層 101 ゲート電極の基部 102 矩形のゲート電極部分 103 ゲート電極のひさし部 105 ゲート開口パターン部 106 ダミー開口パターン部 107 ドレイン電極側 108 ソース電極側 111 動作層 112 コンタクト層 113 T字型ゲート電極 114 ドレイン電極 115 ソース電極 116 リセス部 117 主面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/28 L 7376−4M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主面上に誘電体薄膜を堆積
    する工程と、前記誘電体薄膜上に化学増幅型レジスト開
    口パターンを形成する工程と、熱処理により、化学増幅
    型レジスト開口パターンの形状を加工する工程と、前記
    化学増幅型レジスト開口パターンをマスクとし、前記誘
    電体薄膜を開口形状に加工する工程と、前記化学増幅型
    レジスト開口パターンが形成された前記半導体基板の上
    部から、全面に第1の導電体を堆積する工程と、前記化
    学増幅型レジスト開口パターンの上部に、前記化学増幅
    型レジスト開口パターンの開口寸法より大きいフォトレ
    ジスト開口パターンを形成する工程と、前記フォトレジ
    スト開口パターン内に第2の導電体を堆積する工程と、
    前記第2の導電体をマスクとして前記全面に堆積された
    第1の導電体を選択的に除去する工程と、前記フォトレ
    ジストパターンを除去する工程と、前記化学増幅型レジ
    スト開口パターンを除去する工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板の主面にショットキ障壁ゲー
    ト型電界効果トランジスタのコンタクト層が形成され、
    前記コンタクト層の下に動作層が形成され、前記コンタ
    クト層を選択的にエッチング除去し前記動作層を選択的
    に露出させ、しかる後に前記誘電体薄膜を堆積すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の導電体は前記第1の導電体を
    電流路としてメッキにより堆積することを特徴とする請
    求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記化学増幅型レジストの開口パターン
    の開口断面の横方向に、少なくとも1つのダミー開口パ
    ターンを形成し、熱処理により、化学増幅型レジストの
    開口パターンとダミー開口パターンの形状を加工するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の導電体によりゲー
    ト電極を構成することを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
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