JPH0626016U - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0626016U
JPH0626016U JP6473392U JP6473392U JPH0626016U JP H0626016 U JPH0626016 U JP H0626016U JP 6473392 U JP6473392 U JP 6473392U JP 6473392 U JP6473392 U JP 6473392U JP H0626016 U JPH0626016 U JP H0626016U
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郁夫 春日
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Abstract

(57)【要約】 【目的】対物レンズ保持体を回動可能かつ移動可能に支
持するための支持軸を極めて簡単に形成することができ
るとともに、支持軸の垂直度が極めて良好で、レンズ光
軸精度を高くすることができる対物レンズ駆動装置を得
る。 【構成】対物レンズを保持する保持体12に駆動用コイ
ル14を取付け、対物レンズ保持体12を支持軸26に
対して回動可能かつ軸方向に移動可能に設け、駆動用マ
グネット22を有するヨーク板18を駆動用マグネット
22がコイルに対向するように配設してなる対物レンズ
駆動装置において、ヨーク板18と一体に、モールド一
体成形により支持軸26を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光ピックアップなどに用いられる対物レンズ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ピックアップなどに用いられる対物レンズ駆動装置の例として、対物レンズ 保持体を支持軸に対して回転可能かつ軸方向に移動可能に設け、対物レンズ保持 体にはフォーカシング駆動用コイルとトラッキング駆動用コイルとを取付けてお き、フォーカシング駆動用マグネットとトラッキング駆動用マグネットとをヨー クに取付けて上記フォーカシング駆動用コイルとトラッキング駆動用コイルにそ れぞれ対向させて配置したものがある。本出願人の出願にかかる特開平1−30 7029号公報記載のものはその例である。
【0003】 図12は、上記従来の対物レンズ駆動装置の要部を示す。図12において、プ レス成形された外ヨーク91と内ヨーク93は重ねられて接着等により固定され 、外ヨーク91の中心孔98に支持軸90が圧入等によって固植されている。支 持軸90には対物レンズ保持体97が回動可能かつ軸方向に移動可能に設けられ ている。対物レンズ保持体97には図示されない対物レンズが一体に設けられる とともに駆動用コイル96が一体に取付けられている。駆動用コイル96は、外 ヨーク91の内周面に固定された駆動用マグネット95の内周面と適宜の間隙を おいて対向している。駆動用コイル96はフォーカシング駆動用コイルとトラッ キング駆動用コイルからなり、駆動用マグネット95はフォーカシング駆動用マ グネットとトラッキング駆動用マグネットからなる。フォーカシング駆動用コイ ルに通電制御することにより対物レンズ保持体97とともに対物レンズが支持軸 90方向に移動してフォーカシング制御が行われ、トラッキング駆動用コイルに 通電制御することにより対物レンズ保持体97とともに対物レンズが支持軸90 の周りに回動してトラッキング制御が行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の対物レンズ駆動装置によれば、対物レンズ保持体97の支持軸90 方向への摺動及び支持軸90の周りへの回動を円滑に行わせるために、通常、ス テンレス鋼などで作った支持軸90の表面を樹脂(例えば、商品名「テフロン」 など)でコーティングしている。ところが、ヨーク91の中心孔98に支持軸9 0を圧入によって固植するには、図11に示すように、支持軸90のヨークへの 圧入部94はコーティングされないようにする必要があるため、ヨークへの圧入 部94をマスキングしてコーティングを行い、対物レンズ保持体が摺接する部分 だけに樹脂コーティング90を施すようにしている。従って、支持軸の加工工程 が多くなり、コスト高となる難点があり、また、コーティング後支持軸90をヨ ークに圧入する際にコーティング面に傷がついたり、コーティング面が剥がれや すく、信頼性が低いという難点があった。
【0005】 さらに、プレス成形されたヨーク91の中心孔98に支持軸90を圧入等によ って固植するようになっているため、プレス成形時のヨーク91の中心孔98の 垂直度のずれや、支持軸90の圧入時の垂直度のずれなどが累積して支持軸90 の傾きが大きくなり、レンズ光軸精度の低下によって光ピックアップなどの性能 に影響するというような問題点があった。
【0006】 本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、対物レンズ 保持体を回動可能かつ移動可能に支持するための支持軸を極めて簡単に形成する ことができるとともに、支持軸の垂直度が極めて良好で、レンズ光軸精度を高く することができる対物レンズ駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】 本考案の他の目的は、駆動用マグネットの位置決めが容易である対物レンズ駆 動装置を提供することにある。 本考案のさらに他の目的は、全体の傾角調整を容易にした対物レンズ駆動装置 を提供することにある。 本考案のさらに他の目的は、補助ヨーク板も容易に組み込むことができる対物 レンズ駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、対物レンズ保持体に駆動用コイルが取付けられ、対物 レンズ保持体は支持軸に対して回動可能かつ軸方向に移動可能に設けられ、駆動 用マグネットを有するヨーク板が上記駆動用マグネットが上記コイルに対向する ように配設されてなる対物レンズ駆動装置において、上記ヨーク板と一体に、モ ールド一体成形により上記支持軸が形成されていることを特徴とする。
【0009】 請求項2記載の考案は、ヨーク板に対する駆動用マグネットの位置決め部がモ ールド一体成形により形成されてなるものである。 請求項3記載の考案は、軸保持部に支持軸の傾角調整用の調整面が形成されて なるものである。 請求項4記載の考案は、駆動用コイルを挾んでヨーク板と対向する補助ヨーク 板が設けられ、ヨーク板、補助ヨーク板がモールド一体成形により連結されてな るものである。
【0010】
【作用】
請求項1記載の考案では、ヨーク板を金型に位置決めしてモールド一体成形す ることにより、支持軸がヨーク板に連結された状態で樹脂で一体成形される。ヨ ーク板と支持軸との垂直度は、モールド成形に用いる金型の精度に依存する。
【0011】 請求項2記載の考案では、モールド一体成形された位置決め部によってヨーク 板に対する駆動用マグネットの位置決めが行われる。 請求項3記載の考案では、基準面に対する調整面の当接位置を調整することに より支持軸の傾角を調整することができる。 請求項4記載の考案では、モールド一体成形により、ヨーク板とともに補助ヨ ーク板が一体に連結される。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案にかかる対物レンズ駆動装置の実施例につい て説明する。 図1ないし図3において、樹脂の一体成形等によって作られたフレーム10の 上には、外ヨーク板18と内ヨーク板20とが樹脂によって一体に連結されかつ 支持軸26が樹脂で一体成形されてなる固定ユニット1が載せられている。上記 支持軸26によって可動ユニット2が支持されている。以下、フレーム10、固 定ユニット1、可動ユニット2の順に詳細に説明する。
【0013】 図4、図5において、フレーム10は長手方向の一側縁部のほぼ中央部に半導 体レーザ46を有し、半導体レーザ46から出射したレーザ光の進路上に、回折 格子48と、レーザビームを側方(図において左方)に反射するビームスプリッ タ50を有している。ビームスプリッタ50で反射されたレーザ光の進路上には レーザ光を上方に反射して後述の対物レンズ及び光ディスクに導くミラー52を 有している。光ディスクで反射され、上記対物レンズ及びミラー52を逆行し、 ビームスプリッタ50を透過したレーザ光の進路上には光学楔を兼ねたセンサレ ンズ54を有し、センサレンズ54の後方(図において右側)に光検出器56を 有している。フレーム10の図において左側の内底部には球面をなす凹部30が 形成されている。凹部30の外側には、凹部30の中心に対して角度90°をな す位置にそれぞれ孔58,60が形成されている。フレーム10の図において右 端部にはフォーク状のガイド部62が形成されており、ガイド部62がガイド軸 64を挾み込むことにより、フレーム10がガイド軸64に沿って図4において 上下方向、すなわち光ディスクの半径方向に移動可能に保持されている。
【0014】 次に、固定ユニット1について説明する。図6ないし図9において、固定ユニ ット1を構成する外ヨーク板18は円の一部が扇形に切り欠かれた平面形状にな っていて、中心孔15を有し、中心孔15を挾んで180°離れた位置の外周縁 部が折り曲げられて部分円筒状の周壁が形成されている。外ヨーク板18の上に は内ヨーク板20が重ねられている。内ヨーク板20も外ヨーク板18と同様に 中心孔17を挾んで180°離れた位置の外周縁部が折り曲げられて部分円筒状 の周壁が形成されている。外ヨーク板18にはその中心点に対して角度90°を なす位置であって上記フレーム10の孔58,60と重なる位置にねじ孔70, 72が設けられている。
【0015】 外ヨーク板18と内ヨーク板20の各部分円筒状の周壁は所定の間隙をおいて 内外で対向している。外ヨーク板18と内ヨーク板20が直接重なり合う部分に は外ヨーク板18と内ヨーク板20を貫通する孔が形成されていて、これらの孔 を通して樹脂によりリベット部38がモールド一体成形されることにより外ヨー ク板18と内ヨーク板20が一体に連結されている。また、上記モールド一体成 形と同時に外ヨーク板18の中心孔15に樹脂が充填されてベース部28が形成 されるとともに、支持軸26が樹脂により一体成形され、支持軸26は、ベース 部28から内ヨーク板20の中心孔17を貫通して立ち上がっている。上記ベー ス部28の底面は球面になっていて、あとで詳細に説明する支持軸26の傾角調 整用の調整面32となっている。
【0016】 また、上記モールド一体成形と同時に、外ヨーク板18の底部の、外ヨーク板 18と内ヨーク板20の各部分円筒状の周壁間に、後述の駆動マグネットを位置 決めするための突堤44が一体成形され、さらに突堤44の上に突起66が一体 成形されている。突堤44は駆動マグネットの高さ方向すなわち支持軸26方向 の位置決めを行うものであり、突起66は駆動マグネットの周方向の位置決めを 行うものである。
【0017】 このように、外ヨーク板18、内ヨーク板20を樹脂により成形して一体に連 結するに当っては、外ヨーク板18、内ヨーク板20を成形金型内に位置決めし た状態でモールド一体成形する。従って、外ヨーク板18、内ヨーク板20、支 持軸26の相対的な位置関係、特に各ヨーク板18,20に対する支持軸26の 垂直度は金型の精度に依存し、金型を精度良く作成しておけば、上記相対位置関 係や支持軸26の垂直度は必要にして充分な精度を出すことができる。
【0018】 図1ないし図3に示すように、外ヨーク板18の対をなす部分円筒状周壁の内 面にはそれぞれフォーカス用駆動マグネット22とトラッキング用駆動マグネッ ト24が接着等によって固定されている。各駆動マグネット22,24は上記突 堤44の上面に当接させられることにより支持軸26方向の位置決めがなされ、 また、各駆動マグネット22,24は上記突起66で区分されて周方向の位置決 めがなされている。こうして、固定ユニット1が構成されている。
【0019】 上記固定ユニット1は、そのベース部28の球面からなる調整面32が前記フ レーム10の球面からなる凹部30に落とし込まれている。フレーム10の前記 二つの孔58,60には傾角調整ねじ34,36が挿入され、これら調整ねじ3 4,36は外ヨーク18の前記ねじ孔70,72に捩じ込まれている。フレーム 10には取付けねじ42によって板ばね40の一端部が固定され、板ばね40の 先端部は、外ヨーク18の上記ねじ孔70,72から支持軸26を挾んで最も遠 い位置を押圧している。従って、傾角調整ねじ34,36を締め付け、又は緩め ることにより、上記調整面32が上記凹部30に摺接しながら、かつ、板ばね4 0の弾力により、又はこの弾力に抗して、上記調整面32をなす球の中心を中心 として回動し、上記固定ユニット1の傾き角度が変化する。図1に示すように、 調整ねじ34によって支持軸26の一方向の傾角θrを調整することができ、一 方、図3に示すように、支持軸26に関し調整ねじ34に対して90°離れた位 置にある調整ねじ36により、上記傾角θrに対して直交する方向の傾角θjを 調整することができる。このようにして、フレーム10に対する支持軸26の傾 角を微調整することができる。
【0020】 支持軸26には前記可動ユニット2が支持軸26方向に移動可能に、かつ、支 持軸26の周りに回動可能に設けられている。可動ユニット2は、支持軸26の 外周側に挿入されることにより支持軸26に沿って移動可能かつ支持軸26の周 りに回動可能な保持体12を有し、この保持体12には対物レンズ16の保持枠 が一体に設けられるとともに、駆動コイル14が固着されている。上記対物レン ズは、図4、図5について説明したミラー52によって反射されたレーザ光の光 路上にあり、このレーザ光を光ディスク85の記録ピット上に集束させ、また、 光ディスク85からの反射光を上記ミラー52に導くようになっている。上記駆 動コイル14は、複数の渦巻状のパターンコイルが絶縁材で挾み込まれてなるシ ート状のコイルであり、ほぼC字状に成形されて保持体12の外周面に固着され ている。上記パターンコイルはフォーカス用駆動コイルとトラッキング用駆動コ イルからなり、フォーカス用駆動コイルはフォーカス用駆動マグネット22と対 向し、トラッキング用駆動コイルはトラッキング用駆動マグネット24と対向し ている。
【0021】 以上説明した実施例では、フレーム10がガイド64に沿って移動することに より全体が一体的に移動してシーク動作が行われる。そして、フォーカス用駆動 コイルを通電制御することによりフォーカス用駆動マグネット22との間で発生 する推力により対物レンズ16を含む可動ユニット2が支持軸26方向に移動し てフォーカス制御が行われ、トラッキング用駆動コイルを通電制御することによ りトラッキング用駆動マグネット24との間で発生する推力により対物レンズ1 6を含む可動ユニット2が支持軸26の周りに回動してトラッキング制御が行わ れる。
【0022】 なお、モールド一体成形に使用する樹脂は、カーボンファイバー、あるいはテ フロン(商品名)などの摺動性改善のためのフィラーを配合したものを用いるの が望ましい。こうすれば、支持軸26表面をコーティングしなくても、可動ユニ ット2の支持軸26方向への摺動および支持軸26の周りへの回動が円滑に行わ れるという利点がある。
【0023】 以上説明した実施例によれば、次のような作用効果がある。 ヨーク板18,20と一体に、モールド一体成形により支持軸26を形成した ため、支持軸26の加工工程が少なく、極めて容易に支持軸26を形成すること ができ、コストの低廉化を図ることができる。 成形樹脂にフィラーを配合するなどして摺動性のよい樹脂を用いれば、支持軸 26の表面をコーティングする必要がないから、コーティング面に傷がついたり 、コーティングが剥がれたりすることもなく、信頼性の高い対物レンズ駆動装置 を得ることができる。また、フィラーは内部まで分散しているため、表面が摩耗 しても次々と新しい層が現れ、摩耗による性能低下を押さえることができる。 樹脂は制振性に優れているため、有害な振動が樹脂性の支持軸26によって抑 制され、有害な振動が可動ユニットに伝達されるのを抑制することができる。 モールド成形金型の精度によって支持軸26の傾きを抑えることができ、光ピ ックアップなどの性能の向上を図ることができる。また、樹脂にフィラーを配合 すれば、ベース材としての樹脂とフィラーとの内部摩擦により制振性がさらに向 上するという利点がある。 支持軸26は樹脂によるモールド一体成形で設けられるため、支持軸26のベ ース部を樹脂のまわり込みによって補強することができ、圧入や接着等によって 支持軸26を設ける場合に比べ、上記樹脂のまわり込み部を含めた支持軸26全 体の長さを短くすることができ、対物レンズ駆動装置全体の薄型化が可能になる 。 駆動マグネットの支持軸26方向および周方向の基準面となる突堤44、突起 66および可動ユニット2全体の傾角調整のための球面をなす調整面32も同時 にモールド一体成形することができ、コスト及び精度等の面で有利であるし、外 ヨーク18と内ヨーク20など、複数の部品の組立をモールド成形により同時に 行うことができるため、この点からもコスト及び精度等の面で有利である。
【0024】 なお、駆動ユニット2全体の傾角調整のための球面をなす調整面32を受ける フレーム側の受け面は、必ずしも球面でなくてもよい。例えば、図10に示すよ うに、フレーム78に形成した孔80を受け部とし、孔80の周縁部で上記調整 面32を受けるようにしてもよい。また、3個以上の点で上記調整面32を受け るようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】 請求項1記載の考案によれば、レンズ保持体の支持軸を、ヨーク板と一体にモ ールド一体成形により形成したため、支持軸の加工工程が少なく、極めて容易に 支持軸を形成することができるし、摺動性のよい樹脂を用いれば、支持軸の表面 をコーティングする必要がないから、コーティング面に傷がついたり、コーティ ングが剥がれたりすることもなく、信頼性の高い対物レンズ駆動装置を得ること ができる。また、樹脂は制振性に優れているため、有害な振動が樹脂性の支持軸 によって抑制され、有害な振動が可動ユニットに伝達されるのを抑制することが できる。さらに、モールド成形金型の精度によって支持軸の傾きを抑えることが でき、光ピックアップなどの性能の向上を図ることができる。
【0026】 請求項2記載の考案によれば、ヨーク板に対する駆動用マグネットの位置決め 部もモールド一体成形により形成したため、駆動用マグネットの位置決め基準面 を別工程で設ける煩わしさがなく、コスト及び精度等の面で有利である。
【0027】 請求項3記載の考案によれば、支持軸の傾角調整用の調整面を形成したため、 モールド一体成形による軸保持部の形成と同時に調整面が形成されることになり 、この点からもコスト及び精度等の面で有利である。
【0028】 請求項4記載の考案によれば、駆動用コイルを挾んでヨーク板と対向する補助 ヨーク板を設け、ヨーク板、補助ヨーク板をモールド一体成形により連結したた め、ヨーク板と補助ヨーク板とを有する対物レンズ駆動装置を、容易に低コスト で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる対物レンズ駆動装置の実施例を
示す側面断面図。
【図2】同上平面図。
【図3】同上正面断面図。
【図4】上記実施例中のフレームの平面図。
【図5】同上フレームの正面断面図。
【図6】上記実施例中の固定ユニットの平面図。
【図7】同上固定ユニットの側面断面図。
【図8】同上固定ユニットの正面断面図。
【図9】同上固定ユニットの底面図。
【図10】本考案にかかる対物レンズ駆動装置の別の実
施例の要部を示す側面断面図。
【図11】従来の対物レンズ駆動装置に用いられている
支持軸の例を示す正面図。
【図12】従来の対物レンズ駆動装置の例を示す正面断
面図。
【符号の説明】
12 保持体 14 駆動用コイル 16 対物レンズ 18 ヨーク板 20 補助ヨーク板 22 駆動用マグネット 26 支持軸 32 調整面 44 位置決め部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを保持する保持体に駆動用コ
    イルが取付けられ、上記対物レンズ保持体は支持軸に対
    して回動可能かつ軸方向に移動可能に設けられ、駆動用
    マグネットを有するヨーク板が上記駆動用マグネットが
    上記コイルに対向するように配設されてなる対物レンズ
    駆動装置において、 上記ヨーク板と一体に、モールド一体成形により上記支
    持軸が形成されてなる対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 駆動用マグネットの位置決め部がモール
    ド一体成形により形成されてなる請求項1記載の対物レ
    ンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 支持軸の傾角調整用の調整面がモールド
    一体成形により形成されてなる請求項1記載の対物レン
    ズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 駆動用コイルを挾んでヨーク板と対向す
    る補助ヨーク板が設けられ、ヨーク板、補助ヨーク板が
    モールド一体成形により連結されてなる請求項1記載の
    対物レンズ駆動装置。
JP1992064733U 1992-08-24 1992-08-24 対物レンズ駆動装置 Expired - Lifetime JP2566381Y2 (ja)

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CN93109945A CN1044417C (zh) 1992-08-24 1993-08-23 物镜驱动装置
US08/110,960 US5488594A (en) 1992-08-24 1993-08-24 Objective actuator for positioning an optical pick-up device

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