JPH0718011Y2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH0718011Y2
JPH0718011Y2 JP1987141439U JP14143987U JPH0718011Y2 JP H0718011 Y2 JPH0718011 Y2 JP H0718011Y2 JP 1987141439 U JP1987141439 U JP 1987141439U JP 14143987 U JP14143987 U JP 14143987U JP H0718011 Y2 JPH0718011 Y2 JP H0718011Y2
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JP
Japan
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substrate
bearing member
optical pickup
objective lens
frame
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JP1987141439U
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JPS6448709U (ja
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郁夫 春日
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光ディスク装置や光磁気ディスク装置等に用
いることができる光ピックアップ装置に関する。
(従来の技術) 光ディスク装置や光磁気ディスク装置等に用いられる光
ピックアップ装置は、薄型のポータブル型と、家庭用な
どの標準寸法型に分けられる。そして、薄型は薄型とし
て、標準寸法型は標準寸法型として専用の一体成形フレ
ームに組み込まれている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の光ピックアップ装置によれば、薄型のものは薄型
として、標準寸法型のものは標準寸法型としてそれぞれ
専用のフレームに組み込む必要があるため、それぞれの
フレームについて品質を管理しなければならず、管理が
面倒であると共にコストが高くなる。また、フレームに
は寸法上の制約があり、取りつけ部の設計の自由度が制
限される。さらに、フレームを一体成形により作ってい
るため、成形時に、肉厚の不均一や局部的な形状の相違
等によってフレームに歪みを生じ、光学素子の位置決め
精度を低下させたり、フレームに取付けられた光学素子
がフレームの歪みによって歪み、光学的な収差を発生さ
せやすいという問題もある。
本考案は、かかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、薄型の光ピックアップ装置にも、比較的厚い
標準寸法型にも適用できるように、汎用性および共通性
をもたせるとともに、光学素子を取付ける固定支持フレ
ームを精度保持のための冷間圧延板でなる基板に重ねる
ことにより、光学的な収差が少なく精度を高めることが
できる光ピックアップ装置を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、冷間圧延板よりなる基板と、成形品よりなり
上記基板に固定支持された固定支持フレームとでフレー
ムを構成し、上記フレームをガイド軸に沿って移動させ
る軸受部材を設け、固定支持フレームには、半導体レー
ザ、ビームスプリッタ、受光素子を含む光学素子が取付
け、冷間圧延板よりなる基板には、少なくとも対物レン
ズを保持した対物レンズブロックを位置制御可能に支持
し、上記軸受部材を、冷間圧延板よりなる基板の側面ま
たは背面に選択的に取付け可能にしたことを特徴とす
る。
(作用) 冷間圧延板よりなる基板と、成形品よりなる固定支持フ
レームとでフレームが構成される。対物レンズを除き、
半導体レーザ、ビームスプリッタ、受光素子を含む光学
素子は固定支持フレームに取付けられる。この固定支持
フレームは、均質で高強度で高剛性の冷間圧延板からな
る基板により精度よく固定支持される。対物レンズは、
対物レンズブロックを介して冷間圧延板よりなる基板に
位置制御可能に支持され、トラッキングおよびフォーカ
シングに供される。上記基板に取付けられた軸受部材を
ガイド軸に沿って移動させることにより光ピックアップ
装置を移動させることができる。軸受部材を基板の側面
に取付ければ光ピックアップの薄型化を図ることがで
き、軸受部材を基板の背面に取付ければ光ピックアップ
の厚さ寸法が多少大きくなる代わりに横方向の広がりは
小さくなる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案に係る光ピックアップ
装置の実施例を説明する。
第1図乃至第5図において、符号30は光学素子を支持す
る固定支持フレームであり、この支持フレーム30の底面
側には開放溝34,38,40と開放部36が形成されている(第
5図参照)。上記各開放溝34,38,40は、中央部の上記開
放部36を介して互いに連通すると共に、開放溝34,38及
び開放溝38,40は互いに90度の角度をなしている。支持
フレーム30の一側部からは開放溝34に連通する孔32が形
成され、孔32には半導体レーザ10が嵌め込まれている。
上記開放溝34にはホルダ18によって保持された回折格子
16が嵌め込まれている。上記開放部36には半導体レーザ
10からのレーザ光を分割するビームスプリッタ12が斜め
に固定されている。支持フレーム30の外端部には開放溝
38に連通する傾斜面42が形成されており、この傾斜面42
には、上記ビームスプリッタ12で分割されたレーザ光を
図示されない記録媒体としての光ディスクに対し直角に
導くための全反射ミラー26が固着されている。上記開放
溝40には凹レンズでなるセンサレンズ20を保持したホル
ダ22が嵌められている。支持フレーム30の外端面には上
記レンズ20を通ったレーザ光を受光する受光素子14がホ
ルダ24によって固定されている。このようにして半導体
レーザ10やビームスプリッタ12や受光素子14やミラー26
を含む光学素子を保持した支持フレーム30はその底面側
が基板46上に乗せられ、基板46にねじ止め等により固着
されている。これにより支持フレーム30はその底面が基
板46で覆われている。
上記基板46は、均質で高強度で高剛性の冷間圧延板で作
られる。基板46は、図示されない前記光ディスクと平行
に配置されている。基板46には上記支持フレーム30の取
りつけ部の側方において軸受48が固定されており、この
軸受48には軸50が嵌められている。軸50の上端部には対
物レンズブロック52が軸方向に移動可能かつ回転可能に
嵌められている。対物レンズブロック52には軸50を挟ん
で対物レンズ54とバランスウェート56が嵌められてお
り、また、これらレンズ54とバランスウェート56を結ぶ
線に直交する線上に軸50を挟んで一対のフォーカシング
用コイル58,58が固着されている。これらのコイル58,58
にはそれぞれ2個一組のトラッキング用コイル60,60が
固着されている。上記対物レンズ54は前記ミラー26の上
方に位置している。
基板46には2個一組の馬蹄形のコア62,62が両側に固定
されており、上方に立ち上がった各コア62,62の一対の
磁極片のうちの一方の磁極片には永久磁石64,64が固着
されている。各コア62,62の一方の磁極片は上記フォー
カシング用コイル58,58内に進出すると共に、各コア62,
62の一対の磁極片によって上記コイル58,58の一辺とコ
イル60,60とが挟み込まれている。従って、コイル58,58
に通電制御することにより対物レンズブロック52を対物
レンズ54の光軸方向に移動させてフォーカシング制御を
行うことができ、コイル60,60に通電制御することによ
り対物レンズ54と共にブロック52を軸50の周りに回動さ
せてトラッキング制御を行うことができる。上記ブロッ
ク52、対物レンズ54、コイル58,60、永久磁石64,64等を
含む構成部分はフォーカシング及びトラッキングを行う
アクチュエータを構成しており、このアクチュエータ部
分にはカバー80が被せられている。カバー80には対物レ
ンズ54からの光を通すための窓孔82が形成されている。
上記基板46の一端部には、ガイド軸78に係合する軸受部
66が形成されている。また、基板46の他側部には軸受部
材68をねじ止めするための折り曲げ部47が上に向けて形
成されている。軸受部材68は両端部に軸受部70,70を有
している。軸受部70,70は、上記ガイド軸78と平行の図
示されない別のガイド軸によって貫通される。基板46は
これらのガイド軸に案内されて移動することができ、こ
れによって光ピックアップ装置全体を図示されないディ
スクの記録トラックを横切る方向に移動させるようにな
っている。
基板46にはその背面側に別の軸受部材72をねじ止めする
ことができるようになっている。軸受部材72の両端部に
は折り曲げ部が形成され、この折り曲げ部にそれぞれ軸
受部74,76が形成されている。各軸受部74,76は前記ガイ
ド軸78と同様のガイド軸によって貫通される。基板46は
これらのガイド軸に案内されて移動することができ、も
って光ピックアップ装置全体をディスクの記録トラック
を横切る方向に移動させることができる。
二つの軸受部材68,72は選択的に用いられる。例えばポ
ータブル型の光ディスク装置のように薄型化が求められ
る場合は軸受部66と軸受部材68が用いられ、同軸受部材
68が基板46の側面に形成された折り曲げ部47に取りつけ
られる。一方、薄型化は要求されないが、前後左右方向
への広がりの防止が要求される場合は軸受部材72が用い
られ、同軸受部材72が基板46の背面に取りつけられる。
軸受部材68を用いる場合は、基板46の水平方向に広がる
だけで厚さ方向へは広がらないので、光ピックアップ装
置の高さ寸法、即ち、基板46の底面からディスク面まで
の寸法を例えば15.5mm以下にすることができる。
前記半導体レーザ10から射出したレーザ光は、回折格子
16を通ったあと一部がビームスプリッタ12で直角に曲げ
られ、さらにミラー26で上方に直角に曲げられて対物レ
ンズ54を通り、図示されないディスクの記録トラック上
に収束させられる。ディスクによって反射された光は対
物レンズ54を通りミラー26で反射され、ビームスプリッ
タ12を通り、センサレンズ20を通ったあと受光素子14に
よって受光される。受光素子14からは周知のようにディ
スクに記録されている情報信号のほかフォーカス信号と
トラック信号を得ることができ、情報信号の読み取りの
ほかにフォーカシング制御及びトラッキング制御にも供
される。
上記実施例によれば、光ピックアップ装置をガイド軸に
沿って移動させるための軸受部を軸受部材として光ピッ
クアップ装置の基板46から分離独立させると共に、上記
軸受部材を上記基板46の側面と背面に選択的に取りつけ
可能にしたため、光ピックアップ装置本体部分は共通の
構成としながら、ポータブル型のような薄型の光ピック
アップ装置と、家庭用等の標準寸法型の光ピックアップ
装置の両方に適用でき、品質の安定化およびコストの低
廉化を図ることができる。また、ガイド軸の位置やその
構造等が異なる場合には、軸受部材のみの設計変更によ
って対応できるため、設計の自由度が増す。さらに、冷
間圧延板よりなる基板46に成形品よりなる固定支持フレ
ーム30を固定することによってフレームを構成し、固定
支持フレーム30に半導体レーザ、ビームスプリッタ、受
光素子を含む光学素子を取付け、上記基板46で、少なく
とも対物レンズ54を保持した対物レンズブロック52を位
置制御可能に支持したため、均質、高強度、高剛性の冷
間圧延板でなる基板46により組立後のフレームの変形が
防止され、収差の少ない安定した光学特性を得ることが
できる。また、このような収差の少ない安定した光学特
性を得るための上記基板46を利用してその側面または背
面に軸受部材を選択的に取付けることができるという利
点もある。軸受部材の取りつけ時に同軸受部材と光ピッ
クアップ本体との位置決めを相対的に調整することによ
り光ピックアップ装置の取りつけ角度調整を行うことも
できる。
なお、基板46に対するフレーム30の取りつけ、基板46に
対する軸受部材68,72の取りつけは、ねじ止めに限られ
るものではなく、かしめや接着や溶着その他の適宜の手
段を用いてよい。また、光学素子によっては支持フレー
ムに組み込んだあと調整が必要なものがある。そのよう
なものについては、例えば板ばねを介して弾性的に移動
可能に取りつければよい。また、支持フレームまたは基
板に調整穴を形成し、調整を行なってもよい。なお、調
整穴を形成した場合でも、これにより、本願考案の上述
の効果を損なうことはない。
(考案の効果) 本考案によれば、光ピックアップ装置をガイド軸に沿っ
て移動させるための軸受部を軸受部材として光ピックア
ップ装置の基板から分離独立させると共に、上記軸受部
材を上記基板の側面と背面に選択的に取りつけ可能にし
たため、光ピックアップ装置本体部分は共通の構成とし
ながら、ポータブル型のような薄型の光ピックアップ装
置と、家庭用のような標準寸法型の光ピックアップ装置
の両方に適用でき、品質の安定化およびコストの低廉化
を図ることができる。さらに、冷間圧延板よりなる基板
に成形品よりなる固定支持フレームを固定することによ
ってフレームを構成し、固定支持フレームに半導体レー
ザ、ビームスプリッタ、受光素子を含む光学素子を取付
け、上記基板で、少なくとも対物レンズを保持した対物
レンズブロックを位置制御可能に支持したため、均質、
高強度、高剛性の冷間圧延板でなる基板により組立後の
フレームの変形が防止され、収差の少ない安定した光学
特性を得ることができる。また、このような収差の少な
い安定した光学特性を得るための上記基板を利用してそ
の側面または背面に軸受部材を選択的に取付けることが
できるという利点もある。また、ガイド軸の位置やその
構造等が異なる場合には、軸受部材のみの設計変更によ
って対応できるため、設計の自由度が増す。光学装置を
保持する基板には、対物レンズブロックを軸方向に移動
可能かつ回転可能に支持する軸が設けられていて、この
基板の側面または背面を選択して直接上記軸受部材を取
付けるようになっているため、記録媒体と対物レンズと
の位置関係を正確に出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光ピックアップ装置の実施例を示
す分解斜視図、第2図は同上実施例の平面図、第3図は
同上側面断面図、第4図は第2図中の線IV−IVに沿う断
面図、第5図は上記実施例中の支持フレームの底面図で
ある。 10……半導体レーザ、12……ビームスプリッタ、14……
受光素子、26……全反射ミラー、46……基板、68,72…
…軸受部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷間圧延板よりなる基板と、成形品よりな
    り上記基板に固定支持された固定支持フレームとでフレ
    ームが構成され、 上記フレームをガイド軸に沿って移動させる軸受部材を
    有し、 上記固定支持フレームには、半導体レーザ、ビームスプ
    リッタ、受光素子を含む光学素子が取付けられ、 上記冷間圧延板よりなる基板には、少なくとも対物レン
    ズを保持した対物レンズブロックが位置制御可能に支持
    され、 上記軸受部材は、上記冷間圧延板よりなる基板の側面ま
    たは背面に選択的に取付け可能であることを特徴とする
    光ピックアップ装置。
JP1987141439U 1987-09-16 1987-09-16 光ピックアップ装置 Expired - Lifetime JPH0718011Y2 (ja)

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JP1987141439U JPH0718011Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16 光ピックアップ装置
DE3831425A DE3831425C2 (de) 1987-09-16 1988-09-15 Optische Abnehmervorrichtung
US07/245,416 US4962999A (en) 1987-09-16 1988-09-16 Optical pick-up device

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JPS6448709U JPS6448709U (ja) 1989-03-27
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