JPH06259161A - パワー制御回路 - Google Patents

パワー制御回路

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JPH06259161A
JPH06259161A JP5044261A JP4426193A JPH06259161A JP H06259161 A JPH06259161 A JP H06259161A JP 5044261 A JP5044261 A JP 5044261A JP 4426193 A JP4426193 A JP 4426193A JP H06259161 A JPH06259161 A JP H06259161A
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靖 笹木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パワーダウン解除直後に、マスタクロックの発
振が不安定となる、位相制御回路を内蔵する集積回路
の、不安定クロックによる誤動作を防止する。 【構成】集積回路100の外部より入力される、周波数
の決まっているフレーム信号120の周期ごとに、マス
タクロック250によるカウント動作を行い、このカウ
ント値、すなわち決まった時間内でのマスタクロック発
振回数を測定し、その発振回数が正常ならば、クロック
が安定,異常ならば不安定を判断し、マスタクロック2
50の安定が検出されてから、前記マスタクロック25
0を、本集積回路100のシステムクロック750とし
て用いるよう制御し、パワー制御解除直後の、不安定な
クロックによる、集積回路100の誤動作を防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワー制御回路に関し、
特に携帯用の通信装置等のように、パワーダウン機能を
有し、位相制御回路等によりシステムクロックを内部で
自己発振して動作する集積回路において、パワーダウン
解除直後にクロックの発振が不安定な集積回路の誤動作
を防止する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、エネルギの有効活用を
反映してか、各種装置で低消費電力化が望まれている。
よって、当然集積回路においても、未使用時や、スタン
バイ時等の消費電力を抑えるため、パワー制御回路が搭
載されている。
【0003】以下、図9,図10,図11を参照して、
位相制御回路を内蔵する集積回路の、従来のパワー制御
回路について説明する。図9において、従来の集積回路
100では、外部よりのパワー制御信号110が“1”
レベル入力が通常動作、“0”レベル入力でパワーダウ
ン動作する。外部フレーム信号120は8kHz,マス
タクロック250は、位相制御回路200が発振する1
024kHz前後のクロック、分周回路300は、前記
マスタクロック250を128分周して8kHz前後の
内部フレーム信号350を発生する回路である。位相制
御回路200は、外部フレーム信号120と内部フレー
ム信号350とが同期化するよう、マスタクロックの発
振周波数を制御する回路でもあり、外部フレーム信号1
20の立ち上がりに対し、内部フレーム信号350の立
ち上がりが進んでいる場合は、マスタクロック250の
発振周波数を1024kHzより低い周波数(位相差に
応じて)に制御するため、内部フレーム信号350の発
振周期が伸び、次の内部フレーム信号350の立ち上が
りが遅れて、外部フレーム信号120と内部フレーム信
号350の位相差が縮まる。同様に、外部フレーム信号
120の立ち上がりに対し、内部フレーム信号350の
立ち上がりが遅れている場合は、マスタクロック250
の発振周波数を1024kHzより高い周波数(位相差
に応じて)に制御するため、内部フレーム信号350の
発振周期が縮み、次の内部フレーム信号350の立ち上
がりが早まり、外部フレーム信号120と内部フレーム
信号350の位相差が縮まる。
【0004】以上の位相制御動作により、内部フレーム
信号350と外部フレーム信号120を同期化し、外部
フレーム信号120に同期化したシステムクロック75
0(=マスタクロック)にて、その他の機能回路800
を動作させる。よって、外部フレーム信号120に同期
したデータ信号等を、本回路800にて、誤ることなく
受け取ることも可能となる。
【0005】ここで、従来例のパワー制御動作を、図1
0,図11を用いて説明する。図10に示すように、a
点でパワー制御信号110が“1”から“0”レベルへ
と変化し、通常動作モードからパワーダウンモードにな
ると、位相制御回路はマスタクロック250の発振を直
ちに停止し、その出力は“0”レベルとなる、これによ
りシステムクロック750も、当然“0”レベルとなる
ため、集積回路内のシステムクロック750による回路
800の動作がすべて停止して、回路800内の消費電
力を抑えることができる。
【0006】次に、図11に示すように、再びパワー制
御信号110を“1”とし、パワーダウンを解除する
と、位相制御回路200はマスタクロック250の発振
を開始し、再び外部フレーム信号120と内部フレーム
信号350が同期化するよう動作する。しかしながら、
従来例では、マスタクロック250をそのままシステム
クロック750として用いるため、パワーダウン解除直
後に、図11のクロック250のように、マスタクロッ
クの発振が不安定な位相制御回路においては、不安定な
システムクロック750により、その他の内部回路80
0を動作するため、パワーダウン解除直後は、集積回路
100が誤動作する欠点がある。
【0007】また、クロックが安定か、不安定かを知る
手段がないため、本集積回路100を外部よりマイコン
等で制御する場合、マイコンはパワー解除直後より、集
積回路100が完全に動作すると保証されるだけの、任
意の時間を必ず待(この間のデータ出力等は、無効とし
て処理する)たなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のパワー制御回路
の構成では、パワーダウン解除直後に、位相制御回路の
出力するマスタクロック250が不安定であると、マス
タクロック250をそのままシステムクロック750と
して用いているため、前記システムクロック750が不
安定となるので、集積回路100の動作が保証されない
という欠点がある。また、クロックが安定したか、否か
は、本集積回路100も、これを制御する外部のマイコ
ン等も、知る術がないため、仮にクロックが早く安定し
ていても、常に集積回路が完全に動作すると保証される
だけの、任意の時間を必ず待たなければならないという
欠点がある。
【0009】本発明の目的は、前記欠点を解決し、不安
定なシステムクロックが発生しないようにしたパワー制
御回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、パワー
ダウンする機能と位相制御回路とを内蔵し、前記位相制
御回路を源とするシステムクロックにて動作するパワー
制御回路において、マスタクロックを分周して内部フレ
ーム信号を発生する分周回路と、前記マスタクロックを
発生するとともに、外部からの外部フレーム信号と前記
内部フレーム信号とが同期化すように、前記マスタクロ
ックの発振を制御し、外部または内部からの第一のパワ
ー制御信号に応じてパワーダウンする前記位相制御回路
と、前記マスタクロックでカウント動作し、前記外部フ
レームの任意のタイミングごとにカウント値を出力し、
前記カウント値出力直後にリセットまたはプリセットし
てカウント動作を繰り返すカウンタと、前記カウント値
をデコードし前記マスタクロックの安定,不安定を判断
し、クロック安定検出信号を出力するデコーダと、前記
第一のパワー制御信号と前記クロック安定検出信号より
第二のパワー制御信号を出力するパワー制御信号発生回
路と、前記第二のパワー制御信号と前記マスタクロック
より前記システムクロックを生成するシステムクロック
発生回路とを備え、前記カウンタと前記デコーダにて前
記マスタクロックの安定を検出し、前記マスタクロック
の安定検出の後、前記システムクロックを発生するよう
になしたことを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明について説明
する。図1は、本発明の第1の実施例のパワー制御回路
を示すブロック図である。
【0012】図1において、本実施例の構成は、パワー
ダウンする機能と位相制御回路200とを内蔵し、前記
位相制御回路200を源とするシステムクロックにて動
作する集積回路100において、マスタクロック250
を分周して内部フレーム信号350を発生する分周回路
300と、前記マスタクロック250を発生するととも
に、前記集積回路100外部よりの外部フレーム信号1
20と前記内部フレーム信号350とが同期化すよう
に、前記マスタクロック250の発振を制御する回路
で、前記集積回路100の外部または内部よりの第一の
パワー制御信号110に応じてパワーダウンする前記位
相制御回路200と、前記マスタクロック250でカウ
ント動作し、前記外部フレーム信号120の任意のタイ
ミングごとにカウント値を出力し、前記カウント値出力
直後にリセットまたはプリセットしてカウント動作を繰
り返すカウンタ400と、前記カウント値をデコードし
前記マスタクロック250の安定,不安定を判断し、ク
ロック安定検出信号550を出力するデコーダ500
と、前記パワー制御信号110と前記クロック安定検出
信号550より第二のパワー制御信号650を出力する
パワー制御信号発生回路600と、前記第二のパワー制
御信号650と前記マスタクロック250より前記シス
テムクロック750を生成するシステムクロック発生回
路700とを備え、前記カウンタ400と前記デコーダ
500にて前記マスタクロック250の安定を検出し、
前記マスタクロック250の安定検出の後、前記システ
ムクロック750を発生することで、パワーダウン解除
後の集積回路100の安定動作を保証する。
【0013】集積回路100内へ外部から入力される第
一のパワー制御信号110は、“1”レベル入力で通常
動作、“0”レベル入力でパワーダウン動作をする。外
部フレーム信号120は8kHz、マスタクロック25
0は位相制御回路200が発振する1024kHz前後
のクロック、分周回路300は前記マスタクロック25
0を128分周して8kHz前後の内部フレーム信号3
50を発生する回路である。位相制御回路200は、外
部フレーム信号120と内部フレーム信号350とが同
期化するよう、マスタクロック250の発振周波数を、
従来例とまったく同じに制御する回路である。カウンタ
400は外部フレーム信号120が“1”レベルの区間
はリセットされ、外部信号が“0”レベルの区間では、
マスタクロック250にてカウント動作を続け、外部フ
レーム信号120が立ち上がり直前のカウント値450
を、デコーダ500へと出力する回路である。デコーダ
500はカウント値450をデコードして、クロック安
定検出信号550を、外部フレーム信号120の立ち上
がりに同期して出力する回路であり、図3の(A)に示
す対応で、カウント値450の各入力に対し、クロック
安定化検出信号550を出力する。パワー制御信号発生
回路600は前記第一のパワー制御信号110と、前記
クロック安定検出信号550より、第二のパワー制御信
号650を出力する回路であり、その回路構成例を図4
(A)に示す。
【0014】図4の(A)において、パワー制御信号発
生回路600は、第一のパワー制御信号110とクロッ
ク安定検出信号550とが入力されるAND回路610
と、第一のパワー制御信号110が入力されるインバー
タ620と、S−R型フリップフロップ630とを有
し、第二のパワー制御信号650を出力する。
【0015】システムクロック発生回路700は、第二
のパワー制御信号650とマスタクロック250との論
理積(AND)を、システムクロック750として出力
する回路である。以上により、発生する外部フレーム信
号に同期した、システムクロック750にて、内部の機
能回路800は動作する。
【0016】次に、図1,図3の(A),(B)、図4
の(A)、図5,図6を参照して、本発明の第1の実施
例のパワー制御動作を説明する。
【0017】図5,図6は、図1の第1の実施例の回路
動作のそれぞれ第1の部分,第2の部分を示すタイミン
グ図である。図5の第1の部分に引き続いて、図6の第
2の部分となり、第1,第2部分を合わせて、全体の回
路動作を示すことになる。
【0018】第一のパワー制御信号110が“0”レベ
ルとなるパワーダウンモードでは、本実施例も従来例と
同様に、位相制御回路200はマスタクロック250の
発振を直ちに停止し、その出力は“0”レベルとなる、
これによりシステムクロック750は、常に“0”レベ
ル(第二のパワー制御信号650とマスタクロック25
0との論理積)となるため、集積回路100内のシステ
ムクロック750による、内部の機能回路800の動作
は停止して、回路800内の消費電力を抑えることがで
きる。
【0019】次に、図5,図6に示すように、a点で第
一のパワー制御信号110が“0”から“1”レベルへ
と変化し、第一のパワーダウンモードが解除されると、
位相制御回路200はマスタクロック250の発振を開
始し、再び外部フレーム信号120と内部フレーム信号
350が同期化するよう動作しはじめる。ここで、カウ
ンタ400は、外部フレーム信号120(8kHz)の
“0”レベルの区間(62.5μSEC)を、位相制御
回路200が発生するマスタクロック250(安定して
いれば1024kHz)にてカウンタ400でカウント
し、外部フレーム信号120の立ち上がり直前のカウン
トデータを、カウント値出力450として外部フレーム
信号120の立ち上がりで、デコーダ500へと出力す
る。ここで、マスタクロック250が安定していれば、
当然そのカウント値は、62.5μSEC/(1/10
24kHz)=64カウントとなり、位相のズレやジッ
タを考慮すれば、63〜65の範囲の値となる。マスタ
クロック250が不安定であれば、カウント値は、62
以下や66以上になる。よって、このカウント値を図3
の(A)に示す対応でデコードすることで、クロックの
安定・不安定を判定することができる。図5,図6でb
点からc点の間は、カウント値出力が58となっている
ため、クロックが不安定であるとデコーダ500は判断
し、クロック安定検出信号550の出力を“0”とす
る。c点からは、カウント値が63となり、クロックが
安定するため、クロック安定検出信号550の出力を
“1”とする。パワー制御信号発生回路600、すなわ
ち図4の(A)は、第一のパワー制御信号110が
“0”になると、第二のパワー制御信号650も、直ち
に“0”となるパワーダウン優先の回路であり、第二の
パワー制御信号650が“1”(パワーダウン解除)と
なるのは、第一のパワー制御信号110が“1”とな
り、パワダウン解除となった後、はじめてクロック安定
検出信号550が“1”になるときであり、図6におい
ては、c点でこれより第二のパワー制御信号650が解
除され“1”となる。システムクロック発生回路700
は、マスタクロック250と第二のパワー制御信号65
0との論理積により、システムクロック750を発生す
るので、図6のc点以降、安定化したマスタクロックが
システムクロック750として出力され、機能回路80
0を動かすようになる。
【0020】すなわち、本実施例のパワー制御回路は、
外部フレーム信号120が“0”レベルの決まった時間
(62.5μSEC)を、位相制御回路200が発生す
るマスタクロック250(安定すれば1024kHz)
にてカウントし、そのカウント値、すなわち一定時間に
発生したマスタクロック250の個数により、デコーダ
500でクロックの安定,不安定を検出し、クロックの
安定が検出されてから、第二のパワー制御信号650を
解除し、システムクロック750を発生するため、パワ
ー制御解除直後の集積回路100内の、機能回路800
の正常動作を保証することができる。
【0021】なお、前記デコーダ500の構成を図3の
(B)に示す回路とすると、カウント値が連続して63
〜65の値のみに、クロック安定検出信号550のを
“1”とする。すなわち、連続して複数回クロックの安
定を検出することで、より確かな回路動作が保証され
る。
【0022】また、本実施例では、カウンタ400のカ
ウントクロックに、位相制御回路200が発生するマス
タクロック250を用いたが、分周回路300の各分周
段階ごとに生成されるクロックにて実現することも可能
である。
【0023】図2は本発明の第2の実施例のパワー制御
回路を示すブロック図である。図2において、本発明の
第2の実施例のパワー制御回路が、図1の第1の実施例
と相違する点は、パワー制御信号発生回路600の構成
が、図4の(A)から、図4の(B)になった点と、分
周回路300にリセット機能を付加した点と、第二のパ
ワー制御信号650を、出力端子900で外部に出力で
きる点とである。
【0024】まず、図4の(A)と図4の(B)との相
違点を説明する。図4の(B)の回路は、(A)の回路
の第二のパワー制御信号650の出力に、遅延回路64
0と、インバータ660と、AND回路680を付加し
て、第二のパワー制御信号650の立ち上がり時に、遅
延回路640の遅延量幅のリセット信号670を出力す
る機能を追加した回路で、このリセット信号670によ
り、前記分周回路300をリセットする。なお、第二の
パワー制御信号650が変化するタイミングは、外部フ
レーム信号120の立ち上がりなので、リセット信号6
70の出力も、外部フレーム信号120に同期している
ことになる。
【0025】ここで、図5,図6と図7,図8とを参照
して動作の相違点について説明する。
【0026】図7は図2の第2の実施例の動作の第1の
部分を示すタイミング図である。図8は図7の第1の部
分に続く第2の部分を示すタイミング図である。図7,
図8を組み合わせて、全体のタイミング図となる。
【0027】第1の実施例では、図5,図6に示すよう
に、c点において確かにマスタクロック250の発振は
安定しているが、マスタクロック250を分周した内部
フレーム信号350と、外部フレーム信号120が同期
しているとは限らない。よって、位相制御回路200が
マスタクロック250の発振周波数を制御して同期化す
るには、時間がかかる場合がある。
【0028】一方、第2の実施例においては、図7,図
8に示すように、c′点で、クロックの安定を検出する
と、第1の実施例と同様に、外部フレーム信号120に
同期して、第2のパワー制御信号650が“1”となる
ため、リセット信号670が発生し、分周回路300を
リセットするため、強制的に外部フレーム信号120
と、内部フレーム信号350の同期化が実行され、引き
込み時間が短縮される。
【0029】また、出力端子900により、第2のパワ
ー制御信号650を集積回路100の外部に出力できる
ことで、外部のマイコン等が本集積回路100を制御す
る際に、出力端子900を監視することで、集積回路1
00が安定動作しているか否かを確認できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパワー制
御回路は、外部フレーム信号の“0”レベルの区間を、
位相制御回路が発生するマスタクロックにてカウント
し、そのカウント値によりマスタクロックが、安定した
か否かをデコーダで検出し、クロック安定が検出された
後に、第二のパワー制御信号を解除し、システムクロッ
クを発生して供給するため、パワーダウン解除後の、不
安定なクロックによる誤動作は起こらず、機能回路80
0の正常動作を保証することができるという効果があ
り、また特に第2の実施例で示したように、出力端子か
ら第二の制御信号を集積回路外部に出力することで、外
部のマイコン等でも、本集積回路が安定したクロックに
よって動作しているか否かを確認でき、さらにパワーダ
ウン解除後のクロックが安定した時点で、分周回路を外
部フレーム信号に同期してリセットすることもできるの
で、外部フレーム信号に対する、内部フレーム信号の引
きこみ時間も短くできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のパワー制御回路を示し
たブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のパワー制御回路を示し
たブロック図である。
【図3】(A),(B)は図1のデコーダのカウント値
とクロック安定検出信号の対応、今回のカウント値,過
去のカウント値とクロック安定検出信号の対応をそれぞ
れ示した図である。
【図4】(A),(B)は、それぞれ図1のパワー制御
信号発生回路,図2のパワー制御信号発生回路を示すブ
ロック図である。
【図5】図1の第1の実施例の回路動作の第1の部分を
示すタイミング図である。
【図6】図5の第1の部分に続く第2の部分を示すタイ
ミング図である。
【図7】図2の第2の実施例の回路動作の第1の部分を
示すタイミング図である。
【図8】図7の第1の部分に続く第2の部分を示すタイ
ミング図である。
【図9】従来のパワー制御回路を示すブロック図であ
る。
【図10】図9のパワー制御回路のターンオン時のタイ
ミング図である。
【図11】図9のパワー制御回路のターンオフ時のタイ
ミング図である。
【符号の説明】
100 集積回路 110 第一のパワー制御信号 120 外部フレーム信号 200 位相制御回路 250 マスタクロック 300 分周回路 350 内部フレーム信号 400 カウンタ 450 カウント値 500 デコーダ 550 クロック安定検出信号 600 パワー制御信号発生回路 630 R−S型フリップフロップ 640 遅延回路 650 第二のパワー制御信号 670 分周回路リセット信号 700 システムクロック発生回路 750 システムクロック 800 システムクロックにて動作する回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーダウンする機能と位相制御回路と
    を内蔵し、前記位相制御回路を源とするシステムクロッ
    クにて動作するパワー制御回路において、マスタクロッ
    クを分周して内部フレーム信号を発生する分周回路と、
    前記マスタクロックを発生するとともに、外部からの外
    部フレーム信号と前記内部フレーム信号とが同期化すよ
    うに、前記マスタクロックの発振を制御し、外部または
    内部からの第一のパワー制御信号に応じてパワーダウン
    する前記位相制御回路と、前記マスタクロックでカウン
    ト動作し、前記外部フレームの任意のタイミングごとに
    カウント値を出力し、前記カウント値出力後にリセット
    またはプリセットしてカウント動作を繰り返すカウンタ
    と、前記カウント値をデコードし前記マスタクロックの
    安定,不安定を判断し、クロック安定検出信号を出力す
    るデコーダと、前記第一のパワー制御信号と前記クロッ
    ク安定検出信号より、第二のパワー制御信号を出力する
    パワー制御信号発生回路と、前記第二のパワー制御信号
    と前記マスタクロックより、前記システムクロックを生
    成するシステムクロック発生回路とを備え、前記カウン
    タと前記デコーダにて前記マスタクロックの安定を検出
    し、前記マスタクロックの安定検出の後、前記システム
    クロックを発生するようになしたことを特徴とするパワ
    ー制御回路。
  2. 【請求項2】 前記分周回路の分周段階ごとに生成され
    る任意のクロックを、前記カウンタのカウントクロック
    に選んで用いることを特徴とする請求項1に記載のパワ
    ー制御回路。
  3. 【請求項3】 前記デコーダは、前記マスタクロックの
    安定検出が複数回連続して検出された場合のみに、前記
    クロック安定検出信号を出力することを特徴とする請求
    項1に記載のパワー制御回路。
  4. 【請求項4】 前記分周回路が、前記第二のパワー制御
    信号によるパワーダウン状態を解除された直後のみに、
    前記外部クロックに同期してリセットされる機能を有
    し、前記外部フレーム信号と前記内部フレーム信号との
    同期化時間を短縮することを特徴とする請求項1に記載
    のパワー制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010268105A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Renesas Electronics Corp マイクロコンピュータ

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