JP2924846B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JP2924846B2
JP2924846B2 JP9087437A JP8743797A JP2924846B2 JP 2924846 B2 JP2924846 B2 JP 2924846B2 JP 9087437 A JP9087437 A JP 9087437A JP 8743797 A JP8743797 A JP 8743797A JP 2924846 B2 JP2924846 B2 JP 2924846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pll
reference frequency
clock
cpu
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9087437A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10268967A (ja
Inventor
廣之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP9087437A priority Critical patent/JP2924846B2/ja
Publication of JPH10268967A publication Critical patent/JPH10268967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2924846B2 publication Critical patent/JP2924846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、送信機および受信機の同調に使用されるPL
L(Phase Locked Loop;位相同期ル
ープ)装置を内蔵または外部で制御するマイクロコンピ
ュータを内蔵した半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の半導体集積回路の構成を
図3に示す。図3を参照して、PLL基準周波数発生装
置22と周辺装置24を内蔵したマイクロコンピュータ
は、PLL基準周波数発生装置22が発生する基準周波
数クロックの各立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジと
毎回同期して、CPU23および周辺回路24を動作さ
せるというものでなく、CPU23及び周辺回路24は
駆動クロック発生回路21からの独自のクロック、すな
わち駆動クロック発生回路21からのCPU駆動クロッ
ク及び周辺装置駆動クロックで動作している。
【0003】また、図4に、この種の第2の従来技術の
構成を示す。外部のPLL装置をコントロールするマイ
クロコンピュータでは、PLL基準周波数発生装置32
の駆動クロックは駆動クロック発生回路31から与えら
れており、CPU33及び周辺回路34の駆動クロック
とは全く別の発振周波数を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術で
は、PLL装置における、基準周波数とVCO(電圧制
御発振器)からの周波数の位相比較を行うタイミング、
すなわち基準周波数の立ち上がりエッジまたは立ち下が
りエッジで、PLL装置以外のノイズが、PLL装置内
蔵マイクロコントローラでは、1/整数分の1回の割合
で、PLL装置のチャージ・ポンプの出力に影響を与え
る。なお、PLL装置は、位相比較回路、低域通過フィ
ルタ(LPF)、LPFの出力を制御電圧入力とするV
CO、及び必要に応じて分周回路を備えて構成され、位
相比較回路は入力基準信号とVCOの出力信号又はその
分周出力との位相差を検出し、誤差信号は例えばチャー
ジ・ポンプ回路を介してLPFに供給される。また、V
COは例えばリング・オシレータとチャージ・ポンプ回
路から構成される。
【0005】例えばPLL装置の基準周波数が25kH
zで、表示装置の駆動周波数が15kHzの場合、基準
周波数の3周期に一回の割合で、チャージポンプの出力
に影響を与える。
【0006】また、外部のPLL装置をコントロールし
ているマイクロコントローラでは、装置の基準周波数と
マイクロコントローラの動作クロックとは全く同期しな
いため、非同期のタイミングで、PLL装置のチャージ
ポンプ出力に影響を与えることになる。
【0007】いま、PLL装置がロック状態であるとす
ると、外部のノイズがない状態では、チャージポンプの
出力はハイ・インピーダンス状態になるが、外部ノイズ
が影響すると、チャージポンプの出力がハイレベルまた
はローレベルを出力し、PLLの平衡状態を乱し、PL
L装置のロック周波数が変動することになる。このた
め、PLL装置で決定された周波数以外の余分の周波数
が出力され、PLL装置の特性を悪化させる。
【0008】したがって、本発明の目的は、上記問題点
を解消するとともに、PLLのキャリア変動が少なくな
り、良好なPLL特性を得ることができる半導体集積回
路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、PLL装置を制御するCPUと、前記P
LL装置へ供給するPLL基準周波数を発生するPLL
基準周波数発生回路と、を備え前記CPUの駆動クロ
ックとして前記PLL基準周波数発生回路から出力され
るPLL基準周波数の整数倍の周波数のクロックを供給
し、前記CPUの駆動クロックと前記PLL基準周波数
発生回路からの前記PLL基準周波数信号との立ち上が
り及び/又は立ち下がりのエッジタイミングが合わされ
ていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、PLL装置の基準周波数の整数倍のクロックをマイ
クロコントローラおよび周辺装置の駆動クロックし、
PLL装置の位相比較時に、PLL装置以外のノイズが
定常的に発生させるようにしており、ノイズ分を上乗せ
したチャージポンプ出力でPLL装置のロック状態を平
衡させるようにしたものである。すなわち、本発明の実
施の形態によれば、常時、位相比較後のチャージポンプ
にノイズが乗ることになり、誤差出力が常時同じとな
る。
【0011】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。
【0012】
【実施例1】図1は、本発明の第1の実施例の構成を示
す図である。図1を参照すると、本実施例においては、
駆動クロック発生器1からPLL基準周波数発生回路2
に駆動クロックが伝達される。PLL基準周波数発生回
路2においては、PLL基準周波数frefを発生すると
ともに、CPU3及びその他周辺装置4を動作させるP
LL基準周波数の整数倍のクロック(n×fref)を発
生させる。
【0013】例えば、PLL基準周波数が25kHz
で、CPU3および周辺装置4の駆動周波数が75kH
zであれば、駆動クロック発生器1の発振周波数を75
kHzとし、PLL基準周波数発生回路2に伝達する。
PLL基準周波数発生回路2においては、PLL基準周
波数として1/3分周した25kHzを発生させ、か
つ、CPU3、周辺回路4の駆動クロックとして75k
Hzを発生させる。
【0014】
【実施例2】図2に本発明の第2の実施例の構成を示
す。図2を参照すると、本実施例においては、駆動クロ
ック発生器11からPLL基準周波数発生回路12に駆
動クロックが伝達される、PLL基準周波数発生回路1
2においては複数のPLL基準周波数を発生させ選択す
るとともに、CPU13及びその他周辺装置14を動作
させる選択されたPLL基準周波数の整数倍のクロック
を発生させる。
【0015】例えば、PLL基準周波数が25kHz、
3kHzで、CPU13および周辺装置14の駆動周波
数が75kHzであれば、駆動クロック発生器11の発
振周波数を75kHzとし、PLL基準周波数発生回路
12に伝達する。PLL基準周波数発生回路12におい
ては、PLL基準周波数として1/3分周した25kH
zと、1/25分周した3kHzと、を発生させ、どち
らかを選択する。そしてCPU13、周辺回路14の駆
動クロックとして、複数のPLL基準周波数の最小公倍
数の75kHzを発生させる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
PLLの位相比較タイミング、すなわちPLL基準周波
数タイミングの立ち上がり、または立ち下がりのエッジ
タイミングで定常的にPLL装置以外の装置ノイズをP
LL誤差電圧に含め、PLLをロックさせることができ
る。このために、PLLのキャリア変動が少なくなり、
良好なPLL特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す図である。
【図3】第1の従来技術の構成を示す図である。
【図4】第2の従来技術の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、35 駆動クロック発生回路 2、12、22、32 PLL基準周波数発生回路 3、13、23、33 CPU 4、14、24、34 周辺回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/08 H03L 7/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLL装置を制御するCPUと、前記PL
    L装置へ供給するPLL基準周波数を発生するPLL基
    準周波数発生回路と、を備え前記CPUの駆動クロックとして 前記PLL基準周波数
    発生回路から出力されるPLL基準周波数の整数倍の周
    波数のクロックを供給し、前記CPUの駆動クロックと
    前記PLL基準周波数発生回路からの前記PLL基準周
    波数信号との立ち上がり及び/又は立ち下がりのエッジ
    タイミングが合わされていることを特徴とする半導体集
    積回路装置
  2. 【請求項2】PLL装置を制御するCPUと、周辺回路
    と、前記PLL装置へ供給するPLL基準周波数を発生
    するPLL基準周波数発生回路と、駆動クロック発生回
    路と、を含む半導体装置であって前記駆動クロック発生回路は、前記PLL基準周波数発
    生回路から出力されるPLL基準周波数の整数倍の周波
    数のクロックを前記PLL基準周波数発生回路に供給す
    るとともに、前記PLL基準周波数の整数倍の周波数の
    クロックを前記CPU及び前記周辺回路の各駆動クロッ
    クとして供給し前記PLL基準周波数発生回路は、前記駆動クロック発
    生回路から入力されたクロックを整数分の1分周した周
    波数の前記PLL基準周波数を前記PLL装置へ供給
    、 前記CPU及び前記周辺回路の各駆動クロックと前記P
    LL基準周波数発生回路からの前記PLL基準周波数信
    号との立ち上がり及び又は立ち下がりのエッジタイミン
    グが合わされ 前記PLL装置では、位相比較時、前記PLL装置以外
    の前記CPU又は前記周辺装置のノイズが定常的に発生
    されており、該ノイズを上乗せしたチャージポンプ出力
    で前記PLL装置のロック状態を平衡させることで、前
    記PLL装置の誤差出力を常時同じものとなるようにし
    ことを特徴とする半導体集積回路装置
JP9087437A 1997-03-21 1997-03-21 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP2924846B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9087437A JP2924846B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9087437A JP2924846B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10268967A JPH10268967A (ja) 1998-10-09
JP2924846B2 true JP2924846B2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=13914849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9087437A Expired - Fee Related JP2924846B2 (ja) 1997-03-21 1997-03-21 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2924846B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW565758B (en) * 2001-09-19 2003-12-11 Alps Electric Co Ltd Computer suppressing of unnecessary signals

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10268967A (ja) 1998-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6879188B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
US6640311B1 (en) Redundant oscillator and method for generating a regulated signal
KR20050052526A (ko) 집적된 pll을 구비한 펄스-폭 변조 제어기
KR0138220B1 (ko) 위상동기루프회로의 클럭지연보상 및 듀티제어 장치
JP2003347936A (ja) クロック整形回路および電子機器
US6300838B1 (en) Method and apparatus for derivative controlled phase locked loop systems
JP4405711B2 (ja) 周波数シンセサイザのサイクル・スリップを低減する方法および装置
US7199624B2 (en) Phase locked loop system capable of deskewing
JP2924846B2 (ja) 半導体集積回路
JPH09102739A (ja) Pll回路
EP0881775A1 (en) A clock generator
JP2877185B2 (ja) クロック発生器
JPH09246959A (ja) 周波数合成装置
JP3000360U (ja) 通信機器用基準信号生成回路
JP3267945B2 (ja) 周波数シンセサイザ装置と周波数生成方法
JPH10289032A (ja) 半導体集積回路のクロック回路
JP3248453B2 (ja) 発振装置
JP3982095B2 (ja) 位相同期回路
JP3008938B1 (ja) Pll回路
KR100564242B1 (ko) 동기화 시스템의 동기 클럭 안정화 장치 및 그 방법
JP2001527313A (ja) 位相同期ループ周波数発生源におけるロードプルを減少させる方法と装置
JP2003264431A (ja) 信号発生装置
JPS5964928A (ja) 集積回路
JPH06303135A (ja) クロック発生回路
JP2003143007A (ja) 温度補償型高周波発振器および通信機器

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507

Year of fee payment: 11

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110507

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120507

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120507

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees