JPH0625770U - 断線検知付き信号接続回路 - Google Patents
断線検知付き信号接続回路Info
- Publication number
- JPH0625770U JPH0625770U JP6629492U JP6629492U JPH0625770U JP H0625770 U JPH0625770 U JP H0625770U JP 6629492 U JP6629492 U JP 6629492U JP 6629492 U JP6629492 U JP 6629492U JP H0625770 U JPH0625770 U JP H0625770U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- common
- terminal equipment
- signal transmission
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡素な回路で確実な断線検知が可能であり、且
つ信頼性の高い伝送システムを得ることにある。 【構成】共通2線式信号伝送路と各端末機器とを接続す
る接続回路において、前記共通2線式信号伝送路と各端
末機器との間に、一方は各端末機器に接続し他方を共通
2線式信号伝送路に接続するコンデンサと、一方を前記
各端末機器の内の端末機器主局側に有する直流電源或い
はこの主局以外の端末機器従局側に有する検出器に接続
し,他方を共通2線式信号伝送路に接続する検出器と、
この検出器の信号によって断線の検知を表示せしめる前
記端末機器主局に有する表示器とから構成されたもので
ある。
つ信頼性の高い伝送システムを得ることにある。 【構成】共通2線式信号伝送路と各端末機器とを接続す
る接続回路において、前記共通2線式信号伝送路と各端
末機器との間に、一方は各端末機器に接続し他方を共通
2線式信号伝送路に接続するコンデンサと、一方を前記
各端末機器の内の端末機器主局側に有する直流電源或い
はこの主局以外の端末機器従局側に有する検出器に接続
し,他方を共通2線式信号伝送路に接続する検出器と、
この検出器の信号によって断線の検知を表示せしめる前
記端末機器主局に有する表示器とから構成されたもので
ある。
Description
【0001】
本考案は、共通2線式信号伝送路と各端末機器との間を接続するための断線検 知付き信号接続回路に関するものである。
従来、電気信号を用いた共通2線式信号伝送路において接続される機器間の距 離は長く、しばしば伝送路が切断され、切断された箇所を特定するため、伝送信 号自身に機器間の接続状態を表わす情報を変調して利用していた。 図3は従来の伝送用交流信号に接続情報を変調して行なう接続図であり、1は 共通2線式伝送路(以下単に伝送路という)で、両端には終端抵抗2によって端 末処理されているが、3で伝送路1が切断されている状態を表している。伝送路 1には端末機器としての端末機器主局4、端末機器従局6が直接に接続されてい る。 各端末機器4,5,6の中で特に端末機器主局4は主局として動作し、端末機 器従局5,6との接続状態を出力回路8,9から信号として出力しており、端末 機器従局5,6の側でも端末機器主局4との接続状態をそれぞれ出力回路10,11 から信号として出力している。 いま、伝送路1がX印3で切断されており、出力回路9と11の出力回路は開と なり、断線を検知するが、出力回路8と10は接続がされており閉となるはずであ るが、長い伝送路における反射波のため誤検出し、開となってしまう。
【0002】
このように従来の接続回路においては、伝送路の途中が切断された場合、伝送 路両端点に備けられた終端抵抗は無効となり、切断点での反射信号により接続さ れているはずの機器間の信号も伝送不可能となってしまい、切断点の特定は困難 であった。また切断点の特定には伝送信号波形を検波し、増巾するなどして利用 する方法等も考えられるが、回路が複雑であり、伝送中の信号波形により調整す る必要があり、信頼性に欠ける要素が多々あった。 本考案は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、簡 素な回路で確実な断線検知が可能であり、且つ信頼性の高い伝送システムを得る 断線検知付き接続回路を提供するものである。
【0003】
つまり、この目的を達成するための手段は、共通2線式信号伝送路と各端末機 器とを接続する接続回路において、前記共通2線式信号伝送路と各端末機器との 間に、一方は各端末機器に接続し他方を共通2線式信号伝送路に接続するコンデ ンサと、一方を前記各端末機器の内の端末機器主局側に有する直流電源或いはこ の主局以外の端末機器従局側に有する検出器に接続し、他方を共通2線式信号伝 送路に接続する検出器と、この検出器の信号によって断線の検知を表示せしめる 前記端末機器主局に有する表示器とから構成されたものである。 すなわち、共通2線の伝送路と機器の間は伝送用交流信号のみが通過する様に コンデンサにて接続し、伝送路に掛る断線検知用の直流電圧と混触しない様にす る。一方、断線検知用の直流電源および検知器、例えば電圧検出用リレーと伝送 路の間は断線検知用直流信号のみが通過する様にリアクタにて接続し、伝送路に 掛る伝送用交流信号と混触しない様にする。 この様な接続回路を伝送路と各端末機器との間に設置することにより従来の伝 送機器を変更する事なく断線箇所の特定を行なう事が出来る。
【0004】
いま伝送用交流信号の搬送周波数を1MHZとし伝送路の特性インピーダンスを 75Ωとする。交流信号通過のコンデンサの静電容量を1μFとすると、コンデン サのインピーダンスZc は、 Zc =1/(2π×106 ×10-6)= 0.16Ω 従って、75Ωに比べ充分に低いので、交流信号は充分にかつ損失なくコンデン サを通過する。 一方、断線検知用直流電圧と交流信号との混触防止用のリアクタのリアクタン スを10mHとすると、リアクタのインピーダンスZl は、 Zl =2π×106 ×10×10-3=62.8 kΩ 従って、75Ωに比べ充分に高いので、交流信号を減衰させることなく直流電流 のみを通過させる事ができる。
【0005】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいた詳述する。 図1は本考案の一実施例を示す全体構成図、図2は図1の主要部接続回路図で あり、図中、図3と同符号のものは同じ機能を有する部分である。 図1,2において、伝送路1は端末機器主局4、端末機器従局5,6との間に 本考案の共通接続回路7を介して接続されている。この共通接続回路7はさらに 機器側端子15と、伝送路側端子16との間をコンデンサ18を介して接続し、直流側 端子17と伝送路側端子16との間をリアクタ19を介して接続している。
【0006】 かようなごとく構成された接続回路において、端末機器主局4の共通接続回路 7には直流電源12が端子17を介して供給されており、その直流電圧は伝送路1を 介して端末機器従局5の共通接続回路7の端子17に接続された検知器としての例 えば電圧検出リレー13に掛り、このリレーを閉とする。 しかし伝送路1は矢印3で切断されており、端末機器従局6の共通接続回路7 の端末17に接続された電圧検出リレー14には直流電圧は供給されない。従って、 電圧検出リレー13,14の出力結果は、正確に端末機器主局4との接続状態を表わ す。すなわち、端末機器主局4においては、電圧検出リレー13,14の接点13′,1 4 ′によって断線箇所が表示器に表示され、端末機器従局6が断線していること が検知される。ここで、検知器として電圧検出リレー13,14を取り上げたが、こ れに限ったものではない。また、検知器での動作を表示器に示すようにしている が、これに限ったものでなく他の箇所に送信するなど種々の手段を含まれる。
【0007】
以上説明したように本考案によれば、簡単な回路で確実な断線検知が可能であ り、より信頼性の高い伝送システムを得ることが出来、実用上、極めて有用性の 高いものである。
【0008】
【図1】図1は本考案の一実施例を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】図2は図1の主要部接続回路図である。
【図3】図3は従来の一例を示す伝送用交流信号に接続
情報を変調して行なう接続図である。
情報を変調して行なう接続図である。
【0009】
1 共通2線式伝送路 2 終端抵抗 4 端末機器主局 5 端末機器従局 6 端末機器従局 12 直流電源 18 コンデンサ 19 リアクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 共通2線式信号伝送路と各端末機器とを
接続する接続回路において、前記共通2線式信号伝送路
と各端末機器との間に、一方は各端末機器に接続し他方
を共通2線式信号伝送路に接続するコンデンサと、一方
を前記各端末機器の内の端末機器主局側に有する直流電
源或いはこの主局以外の端末機器従局側に有する検出器
に接続し、他方を共通2線式信号伝送路に接続する検知
器と、この検知器の信号によって断線の検知を表示せし
める前記端末機器主局に有する表示器とから構成された
ことを特徴とする断線検知付き信号接続回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6629492U JPH0625770U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 断線検知付き信号接続回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6629492U JPH0625770U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 断線検知付き信号接続回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625770U true JPH0625770U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=13311663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6629492U Pending JPH0625770U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 断線検知付き信号接続回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625770U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506508A (ja) * | 2012-12-18 | 2016-03-03 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ケーブルシステムにおける問題検出 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP6629492U patent/JPH0625770U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506508A (ja) * | 2012-12-18 | 2016-03-03 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | ケーブルシステムにおける問題検出 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0287369B1 (en) | Remote disconnection and shortcircuiting apparatus | |
JP3056500B2 (ja) | 誘導結合式通信用アダプタ装置 | |
JPH0625770U (ja) | 断線検知付き信号接続回路 | |
JPS62207033A (ja) | 電力線搬送通信装置 | |
JPH02501025A (ja) | 地区内ネットワーク用の短絡同軸ケーブル検出器 | |
US4110565A (en) | Duplex telephone signalling system | |
JPH09205498A (ja) | 電話回線監視装置 | |
JPS6215936A (ja) | 路側通信装置のケ−ブル断線検知方法 | |
JPH02149052A (ja) | 通信コネクタ接続検出回路 | |
JPS59162464A (ja) | 伝送信号線の断線検出装置 | |
JPH0430696A (ja) | 伝送端末装置 | |
JPS5915540B2 (ja) | 接点信号伝送回路の異常検出装置 | |
KR200178397Y1 (ko) | 점검장치와 전자제어장치간 통신장치 | |
JPH0799820B2 (ja) | 回線切替装置 | |
JPS64756B2 (ja) | ||
JPH10208180A (ja) | 信号伝送方法 | |
JPH02243094A (ja) | 集中監視装置 | |
JPH0276432A (ja) | アドレス重複検出機能付通信装置 | |
JPH1084561A (ja) | 2線式伝送装置 | |
JPH05308306A (ja) | 電路に印加された搬送信号の受信方法及び受信装置 | |
JPS5933594U (ja) | ガス漏れ報知設備の中継器 | |
JPS5933589U (ja) | 火災報知設備の中継器 | |
JPS5968096A (ja) | 加入回線の断線監視装置 | |
JPS60148255A (ja) | 安全装置 | |
JPS61198823A (ja) | 入力信号線の未接続検出方式 |