JPH06255075A - 輪転印刷機内で不都合なエーロゾルが沈積することを阻止する装置 - Google Patents

輪転印刷機内で不都合なエーロゾルが沈積することを阻止する装置

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JPH06255075A
JPH06255075A JP6005861A JP586194A JPH06255075A JP H06255075 A JPH06255075 A JP H06255075A JP 6005861 A JP6005861 A JP 6005861A JP 586194 A JP586194 A JP 586194A JP H06255075 A JPH06255075 A JP H06255075A
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JP
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roller
aerosol
receptor
collecting
droplet generator
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JP6005861A
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Martin H Schoeps
ハインツ シェプス マルティン
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Koenig and Bauer AG
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Koenig and Bauer AG
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    • B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F7/00—Rotary lithographic machines
    • B41F7/20—Details
    • B41F7/24—Damping devices
    • B41F7/30—Damping devices using spraying elements

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体粒滴がレセプターローラに衝突した場合
に生ずる浮遊するエーロゾルを排出することにある。 【構成】 液体粒滴発生装置と、液体粒滴発生装置によ
り生ぜしめられた液体粒滴がレセプターローラに衝突す
ることによって生ずる浮遊するエーロゾルを捕集する捕
集装置とが設けられていて、この捕集装置がレセプター
ローラの周面の近くに配置されていてかつレセプターロ
ーラが液体粒滴を引渡す少なくとも１つの別のローラと
協働している。この場合捕集装置が、レセプターローラ
の回転方向で見て、レセプターローラとこのレセプター
ローラと協働する後続のローラとの接触ラインの前後に
配置されていてかつこの接触ラインに向けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲第１項
の上位概念に記載の形式の、輪転印刷機内で不都合なエ
ーロゾルが沈積することを阻止する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】湿し媒体を塗布ローラを介して版胴に着
ける湿し媒体ローラに、スプレー装置を介して湿し媒体
を供給する湿し装置は公知である（アメリカ合衆国特許
第４０４４６７４号明細書）。この場合軸方向で湿し媒
体ローラに亘って配置されたスプレーノズルは両側で同
じ方向に延びる噴霧シールドによって流出する湿し媒体
から遮蔽されている。
【０００３】更に輪転印刷機の湿し媒体ローラに湿し媒
体を供給するためのブラシ式湿し装置（アメリカ合衆国
特許第４１４３５９６号明細書）及びはねかけ式湿し装
置（アメリカ合衆国特許第４０３４６７０号明細書）が
公知である。
【０００４】これら装置の場合不都合には、単数又は複
数の湿し媒体ローラに対して噴霧された湿し媒体がエー
ロゾルとして部分的に制御されずに印刷機内で浮遊する
ようになる。
【０００５】アメリカ合衆国特許第４０４４６７４号明
細書から公知の装置では、特に湿し媒体が高速噴流でノ
ズルから流出しかつ湿し媒体ローラが滑らかな硬質の周
面を備えている場合には、湿し媒体はエーロゾルとして
湿し媒体ローラの周面と軸方向に延びる噴霧シールドの
縁部との間のギャップから流出するようになる。
【０００６】しなしながらこの種の流出するエーロゾル
は不都合な影響をもたらす。それというのも、一方では
湿し媒体損失が生ぜしめられかつ他方ではギャップを介
して流出する湿し媒体もしくはエーロゾルが既に版胴か
ら戻されたインキ粒子と混合されるからである。
【０００７】このインキ粒子はノズル流出部の近くで沈
積し、これによってノズル流出部を狭めひいては流出す
る湿し媒体の噴霧円錐角を変化させる。これによって矢
張り湿し媒体は不均一に供給されるようになる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、輪転
印刷機の構成部分に不都合な影響を及ぼすエアゾールが
沈積することを阻止することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲第１項の特徴部分に記載の本発明の
構成によって解決された。
【００１０】
【発明の効果】本発明によって次のような利点が得られ
る。即ち；揮発した不都合な湿し媒体及び／又はインキ
粒子を排出することによって、使用目的に応じて印刷イ
ンキ又は湿し媒体もしくは洗浄液体が回収される。
【００１１】従って塗布ローラによって直ちに搬出でき
ない不都合なインキ粒子も除くこともできるので、少な
くともノズル流出開口を介して流出する噴霧円錐角の横
断面に不都合な影響が及ぼされることはない。
【００１２】更に、印刷機部分上への極めて細かく分配
された粒子の不都合な沈積を阻止することによって、印
刷機部分の耐食性の被覆を使用せずに済む。
【００１３】
【実施例】第１図で概略的な側面図で図示された本発明
による装置は、全体を符号１で示された、液体粒滴用の
供給装置又は液体粒滴発生装置と、全体を符号２で示さ
れた、液体粒滴用の排出装置又はエーロゾル・捕集装置
とから構成されている。
【００１４】液体粒滴発生装置１及び捕集装置２は共通
にケーシング３内に収容されていて、このケーシング
は、レセプターローラ４及びこのレセプターローラと協
働する均しローラ６として構成された２つの塗布ローラ
に対して軸方向に延びている。レセプターローラ４は別
の塗布ローラ７を介して版胴８に接続されている。
【００１５】液体粒滴発生装置１及び捕集装置２は３度
乃至９０度の角度αを成して配置されている。この場合
ケーシング３内の両装置１，２を垂直線１１を中心とし
て旋回させることもできるので、垂直線１１に対して鏡
面対称的に配置されたシリンダグループ、例えばローラ
４，６，７及び版胴８も、同様に液体粒滴で負荷するこ
とができる。
【００１６】ケーシング３は横断面をほぼＵ字形に形成
されかつ自由縁部１２，１３で均しローラ６もしくはレ
セプターローラ４の周面に向けられている。レセプター
ローラ４及び均しローラ６に対する自由縁部１２，１３
の間隔は最小であり、ほぼ０．５ｍｍ乃至２５ｍｍであ
る。
【００１７】下側もしくは後方のケーシング部分内には
液体粒滴発生装置１の軸方向に配置された多数のノズル
１４，１６、有利には扁平噴流発生ノズルが設けられて
いる（第２図では２つのノズル１４，１６のみを図
示）。ノズル１４，１６はケーシングに定置の保持部材
１７、例えば軸方向に延びる薄板条片内に形状接続的に
固定されている。
【００１８】ノズル１４，１６はそれぞれ、電気的な接
続部１９を介して湿し媒体の供給を制御するマグネット
弁１８に接続されている。湿し媒体供給はマグネット弁
１８の接続部２１を介して行なわれる。
【００１９】レセプターローラ４及び均しローラ６に対
して軸方向に延びる、Ｕ字形横断面のケーシング３の上
側の自由縁部１２は、後続の上側のケーシング部分２２
によってヒンジ２３を中心として旋回可能であるので、
上側のケーシング部分２２を開放旋回させた場合、下側
のケーシング部分２４に固定されているノズル１４，１
６を備えた保持部材１７が露出する。
【００２０】レセプターローラ４及び均しローラ６の方
向で開放された前方のケーシング部分内には液体粒滴発
生装置１及び捕集装置２が収容されている。液体粒滴発
生装置１及び捕集装置２は案内薄板２６によって仕切ら
れていて、この案内薄板２６は上側及び下側のケーシン
グ部分に対して平行に配置されていてかつレセプターロ
ーラ４及び均しローラ６の軸方向に延びている。
【００２１】レセプターローラ４及び均しローラ６の方
向に延びる案内薄板２６の端部２７はレセプターローラ
４及び均しローラ６に対して軸方向に延びる縁部２８に
よってレセプターローラ４の周面の直前まで達してい
る。
【００２２】このために案内薄板２６はＢ方向でレセプ
ターローラ４及び均しローラ６に対して調節可能に配置
されているので、案内薄板２６の縁部２８とレセプター
ローラ４の周面との間に設けられるギャップｆはほぼ
０．５ｍｍ乃至２５ｍｍの大きさで調節可能である。
【００２３】このために案内薄板２６は２部分から構成
されかつ互いにオーバーラップされている。この場合案
内薄板２６は概略的に図示されたねじ３１及び案内薄板
の上側部分に設けられた長孔を介して矢印Ｂ方向で移動
可能である。
【００２４】案内薄板２６は下側のケーシング部分２４
上に形状接続的に配置された支持体３３を介して保持さ
れている。支持体３３は運動方向Ｃでねじスピンドル３
４及びねじスピンドルに固定された操作部材、ローレッ
トナット３６を介して高さ調節可能である。従って案内
薄板２６は同時に前記運動方向Ｃでも調節される。
【００２５】案内薄板２６はその第２の端部３７の方向
で下側のケーシング部分２４に向けて直角に折り曲げら
れて、下側のケーシング部分２４にまで達している。案
内薄板２６は運動方向Ｃで高さ調節可能である。
【００２６】更に案内薄板２６は、その第２の端部３７
が平行に延びる保持部材１７に対して間隔ｄをおいて延
びるように、折り曲げられているので、湿し媒体又はイ
ンキ粒子を排出せしめる捕集装置用の排出通路３９が形
成される。
【００２７】この排出通路３９の端部で下側のケーシン
グ部分２４には、洗浄装置又はフィルタ装置（図示せ
ず）に接続される単数又は複数の排出管片４１が配置さ
れている。案内薄板２６はノズル１４，１６の近くでＵ
字形の切欠き４２を有していて、この切欠きを介してノ
ズル１４，１６のスプレーヘッドが突出している。
【００２８】液体粒滴発生装置１及び捕集装置２は端面
側で、ローラ４，６の輪郭に適合したサイドシールド４
３，４４によって制限されている。
【００２９】ケーシング３内に配置された液体粒滴発生
装置１及び捕集装置２はレセプターローラ４及び均しロ
ーラ６に対して、ノズル１４，１６の噴流４６がレセプ
ターローラ４の周面に向けられるように、配置されてい
る。
【００３０】レセプターローラ４及び均しローラ６の方
向に向けられた捕集装置２の開口４７は、軸方向長さ全
体に亘ってレセプターローラ４と均しローラ６との間の
接触ライン５５に向けられている。開口４７は横断面で
見て、内径ｅを有している。
【００３１】本発明の装置の作用形式は次ぎの通りであ
る。
【００３２】ノズル１４，１６から例えば湿し媒体が時
計周り方向で回転するレセプターローラ４に供給されか
つこのレセプターローラ４によって、逆時計周り方向に
回転する均しローラ６と協働して形成された接触ライン
５５の方向に搬送される。
【００３３】湿し媒体を供給することによって、レセプ
ターローラ４の周りを周回する空気流によってレセプタ
ーローラ４の回転方向に連行されるエーロゾル、つまり
揮発し易い霧状の粒子が生ずる。
【００３４】縁部２８の後方で流出する前記粒子は開口
４７を介して排出される。この場合案内薄板２６の第１
の端部２７の縁部２８は流れ技術的に剥離縁として用い
られるので、揮発性のエーロゾルは縁部２８の背後に偏
向されて、排出される。
【００３５】均しローラ６及びレセプターローラ４の空
気流はローラギャップにおいて物理学的な条件に基づき
捕集装置２の方向に偏向される。従って揮発し易い粒子
は開口４７を介して排出される。これによってこれまで
利用されなかった湿し媒体粒子が回収される。
【００３６】このことは逆時計周り方向に回転する均し
ローラ６にも該当し、この均しローラ６は、最早制御し
て排出できないエーロゾルの一部を戻し案内する。
【００３７】更に、インキ粒子が塗布ローラ７を介して
版胴８からレセプターローラ４に戻される。このような
インキ粒子は従来では制御不能に液体粒滴発生装置内で
浮遊しかつノズル１４，１６の開口の近くで堆積した。
このようなインキ粒子も本発明により同様に吸出でき
る。
【００３８】ギャップ２９を残してレセプターローラ４
の近くに位置する、案内薄板２６の第１の端部２７の縁
部２８は種々の横断面を有することができる、例えばこ
の縁部を上側のケーシング部分２２又は下側のケーシン
グ部分２４の方向に折り曲げて、縁をシャープに又は縁
を丸めて形成できる。
【００３９】縁部２８は、案内薄板２６の端部２７の材
料厚さの二倍又は四倍に相応する直径を有する横断面が
円形の隆起部を備えることができる。更に、縁部２８を
等倍の材料厚さで直角に形成することもできる。
【００４０】更に、湿し媒体を版胴に着けるために、ス
プレーノズルの代りにはねかけ式湿し装置又はブラシ式
湿し装置を使用することもできる。更に本発明の装置に
よって、洗浄媒体をインキ着けローラ、インキ練りロー
ラ、インキ中間ローラ及びゴム胴に供給することもでき
る。
【００４１】更に、インキ装置のローラにインキを供給
する場合にも本発明の装置を使用することができる。
【００４２】第４図では本発明の装置の第２実施例が図
示されている。この場合ケーシング３内には、液体粒滴
用の、例えばスプレー式湿し装置としての液体粒滴発生
装置１のみが配置されている。ケーシング３は同様に上
側及び下側のケーシング部分２２，２４から構成されて
いて、この場合上側のケーシング部分２２はヒンジ２３
を介して旋回可能である。
【００４３】所属のマグネット弁１８を有する、ノズル
１６を受容するケーシングに定置の保持体１７は上側の
ケーシング部分２２の下側に曲げ込まれていてかつ枢着
された上側のケーシング部分２２の支持部材として用い
られる。
【００４４】上側のケーシング部分２２にはケーシング
５０を備えた、全体を符号４９で示された捕集装置が載
設されていて、この捕集装置４９は液体粒滴発生装置１
に対して平行に配置されている。
【００４５】更に捕集装置４９は、第４図横断面で見て
Ｕ字形の成形形状を有していて、捕集装置の、レセプタ
ーローラ４及び均しローラ６の周面の方向に向いた自由
縁部５１，５２はギャップを残してローラ周面にまで達
している。
【００４６】この場合捕集装置４９のケーシング５０の
開口５３はレセプターローラ４と均しローラ６との間の
ローラギャップに向けられているので、有利には第１の
捕集装置の縁部５１は均しローラ６の周面の近くにかつ
第２の縁部５２はレセプターローラ４の周面の近くに案
内される。開口５３は同様に内径ｅを有している。捕集
装置４９の自由縁部５２の端部は別の成形形状を有する
ことができる。
【００４７】捕集装置４９のケーシング５０は液体粒滴
発生装置１の上側のケーシング部分２２に概略的に図示
されたあり溝式結合部材５４を介して摩擦接続的に及び
形状接続的に結合されているので、捕集装置４９は矢印
Ｂの方向で移動可能である。
【００４８】更に冷却装置、例えば横断面を概略的に示
した冷却ホースを捕集装置４９のケーシング５０内に組
み込むか又は図示のようにケーシングの外側に設けるこ
とができるので、排出される粒子を凝縮することができ
る。
【００４９】捕集装置４９は排出される媒体、例えば吸
出される媒体用の排出導管５７を備えている。その他の
点では捕集装置は第１実施例の構成に該当する。
【００５０】第５図の別の実施例で図示された捕集装置
５８は、上側のケーシング部分２２に対して平行に延び
る、このケーシング部分上に配置された排出トラフ５９
を有していて、この排出トラフの上方には単数又は複数
の冷却装置６１が設けられていて、この冷却装置におい
て過剰の液体粒滴が凝縮されて、排出トラフ内に滴下し
かつ排出導管５７を介して排出される。
【００５１】更に冷却装置の代りに金属プレートとして
の、陰極又は陽極として形成された電極６２を配置する
こともでき、この電極においては、プラス又はマイナス
の電荷を備えた媒体、例えば湿し媒体が液体粒滴発生装
置によりノズル１４，１６を介して供給された場合に、
液体粒滴が滴下する。
【００５２】第６図の別の実施例で図示された捕集装置
６３は第４図で図示の捕集装置４９と類似の機能を有す
るが、この捕集装置６３は液体粒滴発生装置１とは完全
に別個に配置されていてかつこの場合過剰の媒体はレセ
プターローラ４と塗布ローラ７との間の流入側のローラ
ギャップから吸出される。
【００５３】この場合液体粒滴発生装置１は、レセプタ
ーローラ４の回転方向で見て、ローラギャップの手前に
配置されている。更に捕集装置６３をレセプターローラ
４と塗布ローラ７との間の流出側のローラギャップ内に
配置することもできる。
【００５４】第６図では選択的に鎖線で捕集装置６７の
別の実施例が図示されている。捕集装置６７は湿し媒体
供給装置１の上側のケーシング部分２２上に配置され
る。この捕集装置は第４図による捕集装置４９のように
構成できるが、この場合均しローラ６は使用されない。
排出導管５７は吸出装置に接続されている。
【００５５】エーロゾル・捕集装置として構成された上
記捕集装置４９，５８，６３，６７によって浮遊するエ
ーロゾルを捕集することができる。この場合エーロゾル
は上記冷却又は凝縮装置５６，６１，６２によって液体
粒滴に戻されて、排出される。エーロゾルを凝縮せずに
排出することもできる。
【００５６】浮遊するエーロゾルは印刷インキ、湿し媒
体もしくは印刷インキと湿し媒体との主要成分から成
る。
【００５７】エーロゾル（霧）・捕集装置２，４９，５
８，６３，６７は、レセプターローラ４の周面に対して
間隔ｆを置いてしかもレセプターローラ周方向の所定の
位置で、レセプターローラ４の回転方向で見て、レセプ
ターローラ４とこのレセプターローラと協働する後続の
ローラ６，７との接触ライン５５の前後に配置されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の装置の概略的な側面図。
【図２】第１図II−II線に沿った断面図。
【図３】ローラギャップに位置する捕集装置を概略的に
示した図。
【図４】本発明の装置の第２実施例の概略的な側面図。
【図５】本発明の装置の第３実施例の概略的な側面図。
【図６】本発明の装置の第４実施例の概略的な側面図。
【符号の説明】
１ 供給装置もしくは液体粒滴発生装置 ２，４９，５８，６３，６７ 排出装置又は捕集装置 ３ ケーシング ４ レセプターローラ ６ 均しローラ ７ 塗布ローラ ３９，５３ 排出通路 ５５ 接触ライン ５９ 排出トラフ ６２ 電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 輪転印刷機内で不都合なエーロゾルが沈
    積することを阻止する装置であって、液体粒滴発生装置
    （４）と、液体粒滴発生装置（４）により生ぜしめられ
    た液体粒滴がレセプターローラ（４）に衝突することに
    よって生ずる浮遊するエーロゾルを捕集する捕集装置と
    が設けられていて、この捕集装置がレセプターローラ
    （４）の周面の近くに配置されていてかつレセプターロ
    ーラ（４）が液体粒滴を引渡す少なくとも１つの別のロ
    ーラと協働している形式のものにおいて、捕集装置
    （２；４９；５８；６３；６７）が、レセプターローラ
    （４）の回転方向で見て、レセプターローラ（４）とこ
    のレセプターローラと協働する後続のローラ（６，７）
    との接触ライン（５５）の前後に配置されていてかつこ
    の接触ライン（５５）に向けられていることを特徴とす
    る、輪転印刷機内で不都合なエーロゾルが沈積すること
    を阻止する装置。
  2. 【請求項２】 液体粒滴発生装置のためにブラシ式湿し
    装置、はねかけ式湿し装置又はスプレー式湿し装置が設
    けられている、請求項１記載の装置。
  3. 【請求項３】 液体粒滴発生装置のために印刷インキ用
    のスプレー装置が設けられている、請求項１記載の装
    置。
  4. 【請求項４】 発生した浮遊するエーロゾルを捕集する
    捕集装置として、接触ライン（５５）から離反する排出
    通路（３９；５３）が設けられており、捕集装置が液体
    粒滴発生装置（１）に形状接続的に結合されている、請
    求項１から３までのいずれか１項記載の装置。
  5. 【請求項５】 エーロゾルを捕集する捕集装置が、排出
    トラフ（５９）の上側に配置された冷却装置（６１）を
    有している、請求項１から４までのいずれか１項記載の
    装置。
  6. 【請求項６】 エーロゾルを捕集する捕集装置が、排出
    トラフ（５９）の上方に配置された、陰極又は陽極とし
    て構成された電極を有していて、この電極において、プ
    ラス又はマイナスの電荷を備えた浮遊するエーロゾルが
    沈殿するようになっている、請求項１から５までのいず
    れか１項記載の装置。
JP6005861A 1993-01-25 1994-01-24 輪転印刷機内で不都合なエーロゾルが沈積することを阻止する装置 Pending JPH06255075A (ja)

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US (1) US5438923A (ja)
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