JPH06253531A - Lcdバイアス電源回路 - Google Patents

Lcdバイアス電源回路

Info

Publication number
JPH06253531A
JPH06253531A JP3387593A JP3387593A JPH06253531A JP H06253531 A JPH06253531 A JP H06253531A JP 3387593 A JP3387593 A JP 3387593A JP 3387593 A JP3387593 A JP 3387593A JP H06253531 A JPH06253531 A JP H06253531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
bias power
lcd
lcd bias
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3387593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Muramatsu
裕司 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
Priority to JP3387593A priority Critical patent/JPH06253531A/ja
Publication of JPH06253531A publication Critical patent/JPH06253531A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】LCDを使用している情報処理装置のロジック
電源オフ時に、プロセッサによるLCDバイアス電源の
オフ制御を不要とし、その制御に要する回路を簡略化す
る。 【構成】リセット回路2はロジック電源からDC/DC
コンバータ1によりLCDバイアス電源を変換・出力す
るLCDバイアス電源回路に、ロジック電源のオフ時に
おける電圧低下を検出してリセット信号aを出力する。
このリセット信号aにより、LCDバイアス電源の残留
電力を放電するためのトランジスタ3,トランジスタ5
を負荷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLCDを使用した情報処
理装置においてLCDにバイアス電圧を供給するLCD
バイアス電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLCDバイアス電源回路において
は、特別な放電回路が無かった。したがってロジック電
源のオフに伴いLCDバイアス電源をオフするか、プロ
セッサの制御によってLCDバイアス電源のみをオフす
る手段を設けてロジック電源がオフされる前にLCDバ
イアス電源をオフするためのコマンドをプロセッサに発
行するかの手法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】LCDはその特性とし
て、LCDバイアス電源をロジック電源よりも先にオフ
しないと破壊してしまうことがある。このために従来
は、プロセッサにコマンドを発行してLCDバイアス電
源のオフを行わなければならず、またこのLCDバイア
ス電源もコマンド発行からすぐには完全なオフ状態には
ならず、完全にオフするまでにはある一定の時間が必要
であった。
【0004】このため、プロセッサはこのLCDバイア
ス電源が完全にオフするまではロジック電源がオフしな
いよう考慮する必要があるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のLCDバイアス
電源回路は、ロジック電源の電圧低下を検出した検出信
号によりLCDバイアス電源から残留電力を強制的に放
電する手段を備えることを特徴とする。
【0006】また、前記ロジック電源をLCDバイアス
電源に変換するDC/DCコンバータと、前記ロジック
電源の切断を検出するリセット回路と、エミッタが前記
LCDバイアス電源に接続された第1のトランジスタ
と、この第1のトランジスタのコレクタとグランドとの
間に接続された第1の抵抗と、エミッタが前記ロジック
電源に接続された第2のトランジスタと、前記第1のト
ランジスタのベースと前記第2のトランジスタのコレク
タ間に接続された第2の抵抗と、前記第2のトランジス
タのベースと前記リセット回路との間に接続された第3
の抵抗とを備えることを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明のLCDバイアス電源回路の
一実施例の回路ブロック図、図2は図1に示した実施例
においてロジック電源オフ時のロジック電源とLCDバ
イアス電源との電圧降下の過程を示す波形図である。
【0009】図1を参照すると、本実施例のLCDバイ
アス電源回路において、DC/DCコンバータ1は+5
Vのロジック電源からLCDバイアス電源である−25
Vに変換して出力するコンバータであり、リセット信号
aにより出力をオン/オフする(リセット信号aがハイ
レベルでオン,ローレベルでオフする)。
【0010】リセット回路2はロジック電源の電圧レベ
ルを検出し、+5Vのロジック電源電圧が4.75Vよ
りも低下するとリセット信号aを出力するアクティブロ
ー出力の集積回路である。
【0011】第2のトランジスタ5はベースにリセット
信号aが第3の抵抗7を経由して接続されており、エミ
ッタはロジック電源に接続され、コレクタは第2の抵抗
6を経由して第1のトランジスタ3のベースに接続され
ている。
【0012】トランジスタ3はエミッタがLCDバイア
ス電源に接続され、コレクタは第1の抵抗4を経由して
グランドに接続されている。
【0013】続いて、本実施例の動作について説明す
る。
【0014】図示していないLCDにLCDバイアス電
圧を供給している状態では、ロジック電源は+5Vの状
態であり、リセット信号aはハイレベルとなり、抵抗7
を通じて接続されているトランジスタ5はオフ状態とな
る。
【0015】このとき、トランジスタ3のベースはハイ
インピーダンスの状態となるため、トランジスタ3もオ
フ状態となる。
【0016】したがって、LCDバイアス電源とグラン
ド間はハイインピーダンス状態であり、DC/DCコン
バータ1により変換・出力された−25VがLCDバイ
アス電圧としてLCDに供給される。
【0017】次に、ロジック電源オフ時にロジック電源
電圧が低下して4.75V以下になると、リセット回路
2がこの電圧低下を検出してアクティブ(ローレベル)
のリセット信号aを出力する。このリセット信号aによ
ってDC/DCコンバータ1の出力はオフされる。
【0018】これと同時に、リセット信号aが抵抗7を
通じてトランジスタ5のベースに入力され、トランジス
タ5はオン状態となり、トランジスタ5のコレクタはハ
イレベルとなる。
【0019】したがって、トランジスタ5のコレクタと
抵抗6を経由してベースに接続されているトランジスタ
3がオン状態となり、抵抗4を経由してLCDバイアス
電源はグランドに接続されることになる。
【0020】この状態でLCDバイアス電源に残留して
いる電力はトランジスタ3と抵抗4とを経由して直ちに
放電される。
【0021】抵抗4,抵抗6はトランジスタ3を過電流
による破壊から保護するとともに、ロジック電源オフ時
にLCDバイアス電源に残留している電力の放電時間を
設定するために用いられる。抵抗7はリセット回路2の
リセット信号a出力に対する負荷が過大になるのを防止
するために用いられる。
【0022】図2において、破線で示した放電曲線Aは
本発明のLCDバイアス電源回路を使用しない場合のL
CDバイアス電源の電圧降下の過程を示し、実線で示し
た放電曲線Bは本発明のLCDバイアス電源回路を使用
した場合のLCDバイアス電源電圧の電圧降下の過程を
示している。
【0023】図2に示すように、ロジック電源はオフ時
においてその電源系に接続された静電容量のため、ロジ
ック電源電圧はかなり緩やかに下がっていくという特性
を持っている。
【0024】従来のLCDバイアス電源回路は供給ユニ
ットの静電容量のため、放電曲線A(破線)に示すよう
に緩やかな電圧降下特性を有していた。
【0025】これに対し、本発明のLCDバイアス電源
回路においては、ロジック電源の電圧低下を検出し、そ
の検出信号を用いてLCDバイアス電源から残留電力を
強制的に放電させているため、放電曲線B(実線)に示
すようにリセット信号aに同調してロジック電源より先
にLCDバイアス電源はグランドレベルに落ちることに
なる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明のLCDバイ
アス電源回路は、ロジック電源の電圧低下を検出し、そ
の検出信号によりLCDバイアス電源から残留している
電力を強制的に放電するため、ロジック電源のオフ時に
おけるプロセッサの負担を軽減することができるという
効果を有する。
【0027】また、制御装置から電源の供給を受けてい
る表示装置の場合には、制御装置のプロセッサからLC
Dバイアス電源のオフ制御に必要な信号を出力する必要
がないという効果を有する。
【0028】さらに、プロセッサにコマンドを発行して
LCDバイアス電源のオフを行っていた従来回路に比較
して、コマンドデコーダやレジスタ等の回路を削除でき
るので、回路が簡略化されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のLCDバイアス電源回路の一実施例の
回路ブロック図である。
【図2】図1に示した実施例においてロジック電源オフ
時のロジック電源とLCDバイアス電源との電圧降下の
過程を示す波形図である。
【符号の説明】
1 DC/DCコンバータ 2 リセット回路 3,5 トランジスタ 4,6,7 抵抗 a リセット信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロジック電源の電圧低下を検出した検出
    信号によりLCDバイアス電源から残留電力を強制的に
    放電する手段を備えることを特徴とするLCDバイアス
    電源回路。
  2. 【請求項2】 前記ロジック電源をLCDバイアス電源
    に変換するDC/DCコンバータと、前記ロジック電源
    の切断を検出するリセット回路と、エミッタが前記LC
    Dバイアス電源に接続された第1のトランジスタと、こ
    の第1のトランジスタのコレクタとグランドとの間に接
    続された第1の抵抗と、エミッタが前記ロジック電源に
    接続された第2のトランジスタと、前記第1のトランジ
    スタのベースと前記第2のトランジスタのコレクタ間に
    接続された第2の抵抗と、前記第2のトランジスタのベ
    ースと前記リセット回路との間に接続された第3の抵抗
    とを備えることを特徴とする請求項1記載のLCDバイ
    アス電源回路。
JP3387593A 1993-02-24 1993-02-24 Lcdバイアス電源回路 Withdrawn JPH06253531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3387593A JPH06253531A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 Lcdバイアス電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3387593A JPH06253531A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 Lcdバイアス電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06253531A true JPH06253531A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12398696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3387593A Withdrawn JPH06253531A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 Lcdバイアス電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06253531A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154644A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Sanyo Electric Co Ltd 表示駆動回路
KR100536833B1 (ko) * 1999-07-05 2005-12-14 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시소자의 화이트스크린 에러 방지방법 및 그에 따른 장치
JP2006078806A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Sharp Corp 表示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100536833B1 (ko) * 1999-07-05 2005-12-14 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시소자의 화이트스크린 에러 방지방법 및 그에 따른 장치
JP2001154644A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Sanyo Electric Co Ltd 表示駆動回路
JP2006078806A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Sharp Corp 表示装置
JP4557649B2 (ja) * 2004-09-09 2010-10-06 シャープ株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3742474B2 (ja) オーディオ装置を有するコンピュータ・システム
JPH0637613A (ja) Cmosパワーオンリセット回路
JPS63174519A (ja) 出力回路の異常検出報知回路
JPH06253531A (ja) Lcdバイアス電源回路
US6646503B2 (en) Circuit configuration for detecting a functional disturbance
JPH0666592B2 (ja) 電力増幅装置
US6181088B1 (en) Cathode ray tube apparatus having a protection circuit for protecting a cathode ray tube driving circuit and a method therefor
JP2000040037A (ja) データ保護装置、データ保護方法、及び記憶媒体
JPH11274856A (ja) 水晶発振器の発振停止検出回路
JPH05257502A (ja) オン/オフされる電子機器中の装置
JP3980680B2 (ja) D−ramカード
JP3128435B2 (ja) レジューム機能付コンピュータシステム
JP2697965B2 (ja) 突入電流防止回路を備えた回路ユニット
JP2780567B2 (ja) 集積回路の給電装置
JPH0726748Y2 (ja) リセット回路
JP2583359B2 (ja) 電源電圧監視回路
JP2892208B2 (ja) メモリバックアップ回路
JP2809840B2 (ja) バッテリ電源供給回路
JP2850272B2 (ja) スイッチ入力検出回路
JPH06245396A (ja) 車両バッテリー電源の電圧降下検出回路
JP2858484B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP2004012535A (ja) Pdp用ドライバ
JPH01272307A (ja) 電力増幅装置
JP2626165B2 (ja) 半導体装置のリセット回路
JP2533126B2 (ja) 電源バックアップ方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509