JP3742474B2 - オーディオ装置を有するコンピュータ・システム - Google Patents
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Description
【発明の技術分野】
本発明は、コンピュータ用のオーディオ・システムに関し、より詳細には、コンピュータ全体及びその一部に電力が供給されたとき、または電力が切断されたときに発生するノイズを除去するためのオーディオ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザの要求によってグラフィック、音声、及びイメージ情報を表示するためのものとして、マルチメディアは、コンピュータ・システムに関する最も急速に成長しているアプリケーションの1つである。マルチメディアは、テキスト、オーディオ、グラフィック、スチール・イメージ、及び動画の集合体を、コンピュータが制御できる単一のプロダクトに変換する。マルチメディアは、コンピュータ、ビデオまたはコンパクトディスク・プレーヤ、ビデオ・モニタ、光学的スキャナ、オーディオ・カード、ミュージック・シンセサイザ等の組み合わせを含んでおり、これらは有効なソフトウエアによって結合されている。
【0003】
マルチメディアへの傾向は、コンパクト・ディスク・プレーヤと同等の音響品質を有する、ますます改良されたコンピュータ音響システムの提供を必要とすることになった。このような音響品質を得るために、コンピュータ中に複数の別々のオーディオ増幅器を備えて、高品質音響を内部/外部スピーカまたはヘッドフォンに供給すようにしている。さらに、マルチメディア・システムは通常、ブート・ビート音、警報音、音声注釈、音楽等の音声再生のために、ラウド・スピーカ及びヘッドフォンのいずれか一方または両方のための、一体的なジャックを備えている。
【0004】
このような一体的なオーディオ増幅器及びラウド・スピーカが提供されることにより、コンピュータへの電源の変動に関連するある種の問題が生じてしまう。通常、オーディオ・システムへの電源を急速に遮断したり又は供給したりすることにより、「クリック」音及び「ポップ」音として通常知られている異質でいらいらするノイズ音が生じてしまう。このようなクリック音及びポップ音は、オーディオ増幅器のアセンブリからから電源を急激に遮断することによって生じるとともに、オーディオ増幅器に該増幅器の標準動作範囲外の電圧が供給されることによって生じる。これら以外も、クリック音及びポップ音は、オーディオ増幅器アセンブリから電源が遮断される前に、オーディオ増幅器へのオーディオ入力が不安定になった場合にも発生する。いずれの場合においても、オーディオ増幅器は、1またはそれ以上のいらいらするクリック音又はポップ音をスピーカを介して発生してしまう。コンピュータ・システムに電源が変動的(周期的)に供給された時のノイズを除去することが好ましい。さらに、この動作を制御するためにディジタル・ピンの数を制限することができるが、このようにすると、制御が難しくなる。したがって、ピンの数を少なくして、マルチメディア・コンピュータのターンオン及びターンオフに関連して発生するポップ音又はクリック音を制御するための方法が必要である。
【0005】
別の傾向においては、コンピュータの適切な電源管理が、エネルギ保存及び環境保護等の種々の理由により重要である。今日のデスクトップ型のパーソナル・コンピュータの多くは、エネルギを節約するためにパワーダウン機能を有している。このようなシステムにおいては、コンピュータが所定時間の間アイドリング状態を継続すると、該コンピュータが自動的にデイスク・ドライブをパワーダウンし、かつある種の電子装置から電源を遮断する。キーボード操作の検出、または予め設定した他のイベント動作の検出により、コンピュータは、多数の電子的サブシステムに電源を供給することによって、自動的に「ウェイク・アップ(目を覚ます)」する。さらに、オーディオ発生を必要としないアプリケーションにおいては、オーディオ・システムを「スリープ(眠らせる)」させることによって、該オーディオ・システムから電源を遮断することが好ましい。しかしながら、エネルギ節約の目的でオーディオ・システムの電源供給の増大または低下を行うことはまた、電源がオーディオ増幅器に変動的に供給されることになり、ポップ音及びスナップ音が生じてしまうことになる。しかしながら、現在においては、ポップ音及びスナップ音はもはや、システム動作の大多数のイベントに関連するだけではない。事実、ポップ音及びスナップ音は通常、コンピュータが使用されていないときでも発生する。したがって、このようなランダムに発生する可能性のあるポップ音及びスナップ音は、解決しなければならない問題である。さらに、ランダムに発生するポップ音及びスナップ音の除去は、ディジタル制御ピンをできるだけ少なく用いて、実行する必要がある。
【0006】
【発明の概要】
コンピュータ全体またはその一部分のターンオフに関連して発生する可聴ノイズを除去することができる、コンピュータ用のオーディオ電源制御システムが提供される。コンピュータは、電源を有しており、該電源は、許容できる安定した動作レベルに到達したことを表す電源適正(POWERGOOD)信号を提供する。遅延発生器が備えられ、該遅延発生器は、POWERGOOD信号のアサートから所定の遅延時間後に出力を供給する。遅延発生器の出力はまた、オーディオ増幅器をミューティングして該オーディオ増幅器への電源の変動的供給に関連して発生するポップ音を除去するために、POWERGOOD信号のデアサートが生じると直ちに、デアサートされる。ある実施例においては、オーディオ増幅器のミューティングは、FETスイッチによって実行される。別の実施例においては、オーディオ増幅器のミューティングは、アナログ・スイッチによって実行される。
【0007】
本発明はまた、電源電圧ラインとオーディオ増幅器及びデカップリング・コンデンサとの間に接続されたダイオードを備えている。電源が遮断されると、該ダイオードは逆バイアスされて、電源電圧ラインをオーディオ増幅器の電源電圧入力端子及びデカップリング・コンデンサから分離する。デカップリング・コンデンサに蓄積されたエネルギはオーディオ増幅器に供給され、これにより、オーディオ増幅器への電源電圧はゆっくりと低下する。その結果、1つだけのディジタル信号を用いて、ポップ音、クリック音、スナップ音が発生せずに、オーディオ・システムの遮断が指令される。
【0008】
他の実施例においては、オーディオ電源制御システムは、コンピュータの「ウェイクアップ」または「スリープ」に関連する可聴ノイズを排除する。「スリープ」モードの期間中は、トランジェント(遷移)・ノイズを低減するために、増幅器から電源を遮断する前に、オーディオ・システムはスピーカ・ミューティング信号をアサートする。「ウェイクアップ」モードの期間中は、増幅器に電源が供給されてから所定の期間中、スピーカ・ミューティング信号が増幅器へ供給される。この制御は、単一のディジタル出力を用いて経済的に実行される。本発明のこれら及び他の特徴は、図面に沿った以下の説明を読めば、理解されるであろう。
【0009】
【実施の態様】
図1には、本発明によるオーディオ・サブシステムを備えたコンピュータ・システムSが示されている。これは、コンピュータ・システムを例示的に表しているだけであり、当業者にとっては、他の変形が極めて簡単に実現できるものである。好適な実施例においては、該システムSに対して2つの主要なバスが接続されている。該バスの一方は、アドレス/データ部分及び制御信号部分を含んでいるPCIバス、すなわち周辺要素相互接続バスPである。システムSにおける他方の主要なバスは、ISAバスIである。ISAバスIは、アドレス部分、データ部分110、及び制御信号部分112を含んでいる。PCIバスP及びISAバスIは、システムSの根幹を形成するものである。
【0010】
CPU/メモリ・サブシステム100が、PCIバスPに接続されている。プロセッサ200は、インテル社のペンティアムプロセッサであることが好ましく、60MHzまたは66MHzで動作することが好ましいが、必要に応じて、インテル社の80486、該80486にコンパチブルなプロセッサ、または他のプロセッサを用いることができる。プロセッサ200は、データ部分202、アドレス部分204、及び制御部分206を提供し、これらはホスト・バスHBを形成している。レベル2(L2)の、すなわち外部キャッシュ・メモリ・システム208はホスト・バスHBに接続されており、コンピュータ・システムの動作を改善するための付加的なキャッシュ容量を提供している。L2キャッシュ208を、必要に応じて、固定的に具備することもでき、また取り外し可能にすることもできる。キャッシュ/メモリ・コントローラ及びPCIブリッジ・チップ210は、制御部分206、アドレス部分204に接続されており、該チップ210は、インテル社の82434Xで構成されるか、または、タイトルが“SINGLE BANK, MULTIPLE WAY CACHE MEMORY”の米国特許出願08/324016、タイトルが“MEMORY CONTROLLER WITH POSTING QUEUES FOR PROCESSOR AND I/O BUS OPERATIONS AND ORDERING LOGIC FOR CONTROLLING THE QUEUES”の米国特許出願08/324246に開示されているチップで構成される。なお、これらの米国特許出願は、1994年10月14日に出願されたものであり、これらは本出願において参照される。ブリッジ・チップ210は、L2キャッシュ208と接続され、キャッシュ・コントローラを備えており、それにより、L2キャッシュ208内のキャッシュ・メモリ・デバイスの動作を制御する。ブリッジ・チップ210はまた、一連のデータ・バッファ212を制御するよう接続されている。データ・バッファ212は、インテル社の82433X、若しくは、上記した米国特許出願08/32426、またはタイトルが“DATA ERROR DETECTION AND CORRECTION SYSTEM”で1994年10月14日に出願された米国特許出願08/323263に開示されているものと同様なバッファで構成することが好ましい。なお、米国特許出願08/323263も本出願において参照される。また、データ・バッファ212は、主メモリ・アレイへのデータを処理するために用いられている。該データ・バッファ212は、プロセッサ・データ部分202に接続されており、ブリッジ・チップ210から制御信号を受信する。データ・バッファ212はまた、PCIバスPにも接続されており、該バスを介してデータを転送する。メモリ・アレイ214には、データ・バッファ212からメモリ・データ・バス218が接続され、一方、メモリ・アドレス及びメモリ制御信号バス220がブリッジ・チップ210から接続されている。
【0011】
ビデオ・コントローラ300はPCIバスPに接続されている。ビデオ・メモリ304は、グラフィック・データを記憶するために用いられ、またビデオ・グラフィック・コントローラ300及びディジタル/アナログ変換器(RAMDAC)306に接続されている。ビデオ・グラフィック・コントローラ300は、ビデオ・メモリ304の動作を制御して、要求があったときに、データを書き込み及び読み出すことができるようにする。ビデオ・コネクタ308がRAMDAC306に接続されている。モニタ(図示せず)がビデオ・コネクタ308に接続されている。ネットワーク・インターフェース・コントローラ(NIC)120が、PCIバスPに接続されている。好ましくは、該コントローラ120は、単一の集積回路で構成され、またPCIバス・マスタ/スレーブとして動作するに必要な能力を有し、かつイーサネット・インターフェースとして動作する回路を備えている。相互イーサネット・コネクタ124が、システムSに備えられており、かつフィルタ/変換回路126に接続されている。該回路126はコントローラ120に接続されている。これにより、ネットワークまたはイーサネット接続を形成し、コンピュータ/システムをローカル・エリア・ネットワーク(RAN)へ接続する。
【0012】
PCI−ISAブリッジ130は、PCIバスPとISAバスIとの間で信号を変換するために用いられている。PCI−ISAブリッジ130は、必要なアドレス・バッファ及びデータ・バッファ及びラッチ、PCIバスに対するアトリビューション(属性)及びバス・マスタ制御ロジック、ISAアトリビューション回路、ISAシステムに通常用いられているISAバス・コントローラ、IDE(集積化されている駆動電子装置)インターフェース、及びDAMコントローラを備えている。PCI−ISAブリッジ130は、好適には単一の集積化回路で構成されるが、他の組み合わせ回路を用いることも可能である。一連のISAスロット134は、ISAバスIに接続されており、ISAアダプタ・カードを受け取る。一連のIDEスロット133は、ISAバスI及びPCI−ISAブリッジ・チップ130に接続されており、ハードディスク・ドライブ、テープ・ドライブ及びCD−ROMドライブ等の種々のIDEデバイスからの信号を受け取る。一連のPCIスロット135はPCIバスPに接続され、PCIアダプタ・カードを受け取る。
【0013】
組み合わせI/Oチップ136は、ISAバスIに接続されている。該組み合わせI/Oチップ136は、好適には、フロッピ・ディスク・コントローラ、リアルタイム・クロック発生器(RTC)、CMOSメモリ、2つのUART、及び種々のアドレス・デコード・ロジックを含んでいる。フロッピ・ディスク・ドライブへのケーブルに接続されているフロッピ・ディスク・コントローラ138は、組み合わせI/Oチップ136、及びISAバスIへ接続されている。シリアル・ポート・コネクタ137がまた、組み合わせI/Oチップ136に接続されている。データ・バッファ144がISAバスIに接続されており、本発明によるコンピュータ・システムSへ、種々のオーディオ機能を提供するオーディオ・システム400を含むコンピュータ・システムの種々の追加の構成要素に対する追加XバスXを備えている。フラッシュROM154は、自身の制御信号、データ信号及びアドレス・デコード信号を、データ転送用のXバスXから受け取る。好適には、フラッシュROM154は、コンピュータ・システムに対するBIOS情報を含み、BIOSの校正を許可するために再度プログラムすることができる。8042またはキーボード・コントローラ156は、XバスXに接続されている。キーボード・コントローラ156は、汎用設計のものであり、キーボード・コネクタ158、及びマウスまたはポインティング・デバイスのコネクタ160に接続されている。さらに、種々の機能のシステム・ロジック・チップ132がXバスXに接続されている。該種々の機能のシステム・ロジック・チップ132は、パーソナル・コンピュータ・システムに通常備えられているカウンタ、PCIバスP及びISAバスIの両方のためのインターラプト・コントローラ、改善されたパラレル・ポート回路、及び電源管理ロジック、並びに、他の機能の回路とを含んでいる。
【0014】
コンピュータ・システムSは、調整された電源600により動作し、該電源は、すべての構成要素に接続されているとともに、システム内の種々の回路に安定した電源を供給することにより、不安定な電源電圧または電源電圧変動によって生じるデータ消失または他の機能システム・エラーを排除することができる。このようなシステムにおける構成要素の不安定な動作または不所望な動作は、特にパワーアップ等の動作エベントの遷移期間に生じるものである。また、調整された電源600のにおける障害により、電源電圧をそのレベル以上または以下にしてしまい、このような電源障害がシステムの動作中の構成要素に供給されると、該構成要素に一時的または永久的な障害が生じてしまう。したがって、以下に説明するような、電源監視/制御回路がコンピュータ・システムSにおいて用いられ、それにより、システムの調整された電源600の出力をモニタし、かつ、該出力電圧が所定の範囲外になった場合に構成要素の動作を不能化するようにしている。電源600は、電源適正(POWERGOOD)信号を供給し、該POWERGOOD信号は、オーディオ・システム400を含む複数のシステムにおいて用いられる。POWERGOOD信号はTTL信号であり、調整された電源600によって出力された電源電圧が正常の電圧であり、かつ電源に障害が生じていないことを表している。POWERGOOD信号は、CPU等のシステムの構成要素をイネーブル(不動作)状態にするために用いられる。逆に言えば、POWERGOOD信号はリセット信号と考えることもでき、POWERGOODラインが障害状態を表しているとき、該POWERGOOD信号をCPU等の構成要素が受信したときに、該構成要素はリセット、スタンバイ、または他の非動作状態となる。電源600及びPOWERGOOD信号の詳細については、Tran等に付与され本出願人に譲渡された米国特許第5224010号に開示されており、その内容は、本明細書において参照されている。
【0015】
図には、オーディオ・サブシステム400の詳細な構成が示されている。オーディオ・サブシステム400は、コンピュータ・システムSに関する、CD-ROMオーディオ出力信号を搬送するCD-ROMヘッダ401と、スピーカ入力信号及びスピーカ出力信号を搬送するスピーカ・ヘッダ402とを備え、これにより、スピーカ・サブシステム400ではなく、コンピュータ・システムS内に通常具備されるスピーカを一体化することができる。XバスX上の制御、アドレス、及びデータ信号は、FMシンセサイザ・デバイス408、及びオーディオ・コーディック(CODEC:符号/復号器)410に供給される。FMシンセサイザ・デバイス408は、その出力信号をコーディック410への入力信号として供給する。コーディック410は多数の会社から入手可能であるが、該コーディックは、アナログ/ディジタル変換器、ディジタル/アナログ変換器、コーディック410の内部レジスタと通信を行うためのディジタル・インターフェースを備えた、16ビットのステレオ・コーディックであることが好ましい。
【0016】
図2にさらに示されているように、コーディック410は、アナログ・ステレオ出力信号を、ラインアウト・ドライバ414、ヘッドフォン・ドライバ416、及びPCスピーカ・ドライバ418に供給する。オーディオ・システム400はまた、ボリューム制御ポテンショメータ420を備え、それにより、ヘッドフォン・ドライバ416及びスピーカ・ドライバ418への信号の音量レベルを制御することができる。スピーカ・ヘッダ422は、スピーカ・ドライバ418からコンピュータ・システムSの内部スピーカへスピーカ出力信号を供給するために、具備されている。ヘッドフォン・ジャック424は、図示されていないヘッドフォンとヘッドフォン・ドライバ416との間を電気的に接続するために具備されている。同様に、ラインアウト・ジャック426は、ラインアウト・ドライバ414への電気的接続を行うために備えられている。ラインイン・ジャック428及びマイクロフォン・ジャック430は、コーディック410のアナログ入力に対応するデバイスを接続するために、オーディオ・システム400に設けられている。コーディック410、ヘッドフォン・ドライバ416、及びスピーカ・ドライバ418は、オーディオ電源制御装置412から、コンピュータの電源供給ラインの状態信号を受け取る。オーディオ電源制御装置412は、コーディック410の汎用目的のI/OビットからPOWER(電源)信号を受け取り、該信号により、コンピュータの一部分または全体がスリープ・モードにあるか、ウエィクアップ・モードにあるかを報知する。
【0017】
図3には、システムSの全体がターンオンまたはターンオフに期間中に発生されるポップ音及びクリック音を除去するためのオーディオ電源制御装置の構成が示されている。この実施例においては、POWERGOOD信号が遅延して供給されるように構成しており、これにより、コンピュータ・システムSのパワーアップのときに、コンピュータ・システムSのオーディオ増幅器700をミューティングすることができるようにしている。さらに、コンピュータ・システムSのパワーダウンのときにも、POWERGOOD信号によりオーディオ増幅器700をミューティングできるようにしている。
【0018】
図3の実施例においては、オーディオ増幅器は、ミューティングすなわちボリューム制御入力ピンを備えている。オーディオ増幅器700として、フィリップス社の半導体デバイスTDA7056Aを用いることが好ましく、ヘッドフォン・ドライバ416中のオーディオ増幅器700、及びスピーカ・ドライバ418(図7)中のオーディオ増幅器700の2つを用いることが好ましい。TDA7056Aは、対数制御特性のDCボリューム制御機能を有する増幅器である。DCボリューム制御電圧が0.3V以下の場合には、デバイスはミューティング・モードに切り替わる。オーディオ増幅器700はまた、電圧入力、オーディオ入力等の他の入力、及びオーディオ出力を備えている。
【0019】
コンピュータが電源遮断(シャットダウン)しているとき、コンピュータ・システムSの他のサブシステム、例えば、ディスク・ドライバは、電源電圧ラインの残存電圧を素早く消費してしまう。増幅器700から電源電圧を極めて高速で遮断することにより、増幅器700が推奨範囲外で動作することになってしまい、これにより、ミューティング入力が入力された場合でも、クリック音、ポップ音、またはスナップ音が発生してしまう可能性がある。この問題を解決するために、ダイオード702からなるスイッチを用いて、コンピュータのシャットダウンのときに、増幅器への電源電圧入力を電源電圧ラインから分離する。さらに、エネルギ・レゾルバが備えられ、該レゾルバは、増幅器から電源電圧をゆるやかに遮断するために用いられる。
【0020】
図3に示されるように、オーディオ増幅器700の電圧入力は、ダイオード702に接続されている。該ダイオード702のアノード端子は、電源600から12Vの電圧を供給する電源電圧ラインに接続されており、ダイオード702のカソード端子は、オーディオ増幅器700の電圧入力端子に接続されている。複数のエネルギ・レゾルバ、すなわちデカップリング・キャパシタ704、706が、ダイオード702のカソード端子に接続されている。デカップリング・アプリケーションにおいて一般的であるように、キャパシタ704、706の他端は、アースされている。パワーダウンの期間中、ダイオード702が逆バイアスされ、それにより、電源電圧ラインを、デカップリング・キャパシタ704、706及びオーディオ増幅器700の電圧入力から分離する。デカップリング・キャパシタ704、706に充電されたエネルギはオーディオ増幅器700に供給され、それにより、オーディオ増幅器700への電源電圧はゆるやかに低下する。その結果、ポップ音、クリック音またはスパップ音を発生することなく、オーディオ・システムの遮断を実現できる。
【0021】
オーディオ増幅器700へのオーディオ入力に関しては、コーディック410からのオーディオ信号が、抵抗708の一端に供給される。抵抗708の他端は、第1の端子どうしが接続されかつ第2の端子がそれぞれアースされた、並列接続された抵抗710及びキャパシタ712からなるRC結合に接続されている。抵抗708の第2の端子と抵抗710の第1の端子とキャパシタ712とは、キャパシタ714の一端に接続されている。キャパシタ714の他端は、オーディオ増幅器のオーディオ入力に接続されている。抵抗708、710及びキャパシタ712、714は、ローパス・フィルタ(LPフィルタ)を構成しており、該ローパス・フィルタによりオーディオ帯域外の信号を除去する。さらに、抵抗708、710及びキャパシタ712、714は、オーディオ増幅器700を、ノイズに関連する電磁的干渉(EMI)から保護する。
【0022】
ミューティング回路に関しては、POWERGOOD信号がANDゲート744の第1の入力端子に供給される。ANDゲート744の第2の入力端子はプルアップ用の抵抗とキャパシタからなる(RC)結合に接続されており、該RC結合は、+5Vに接続された抵抗740と一端がアースされているキャパシタ742とで形成されている。抵抗740とキャパシタ742の接続点は、ANDゲート744の第2の入力端子に接続されている。以下に説明するように、RC結合740、742は、POWERGOOD信号を遅延させてANDゲート744を介して出力し、POWERGOOD信号の供給(アサート)から短時間後に、オーディオ信号をミューティングする。ANDゲート744はまた、POWERGOOD信号の消滅(デアサート)から直ちにオーディオ信号をミューティングする。このようにしない場合は、オーディオ増幅器700がオーディオ信号を増幅してスピーカ730にオーディオ出力を供給してしまうことになる。
【0023】
ANDゲート744の出力、すなわちAUDIO ON信号は、抵抗716に供給される。該抵抗716の他端は、キャパシタ718の第1の端子に接続されている。該キャパシタ718の他方の端子は、アースされている。RC結合716、718は、電源600から生じたノイズに関連するEMIがオーディオ増幅器700を介して生じないようにする。キャパシタ718の第1の端子は、PチャンネルMOSFET720のゲート入力端子に接続されている。該MOSFET720のソース端子はアースされており、ドレイン端子はオーディオ増幅器700のボリューム入力端子に接続されている。さらに、デカップリング・キャパシタ722の一方の端子はオーディオ増幅器700のボリューム入力端子に接続され、他方の端子はアースされている。MOSFET720は、フィリップス・セミコンダクタ社等の多数の製造会社から入手可能なJ176であることが好ましい。MOSFET720は、POWERGOOD信号のTTLレベルを、TDA7056Aの内部バイアス要求から分離する。POWERGOOD信号がデアサートされると、MOSFET720が導通状態になり、かつオーディオ増幅器700のDCボリューム制御電圧を0.3V以下にプルダウンして、オーディオ・システムをミューティングする。このようにして、パワーオン及びパワーダウンの期間中、電源400が安定していない場合でも、オーディオ・システムは短時間の間ミューティングされる。オーディオ増幅器700のオーディオ出力は続いてスピーカ730に供給され、ユーザに対してオーディオ再生を発生する。
【0024】
図4(A)及び(B)には、POWERGOOD信号とAUDIO ON信号とのタイミング関係が示されている。図4(A)は、パワーアップのシーケンスを示している。番号752に示されている期間中、POWERGOOD信号が低レベルであり、それにより、電源が適切ではないことを表している。それに対応して、電源600の電圧出力からの+5 VDC信号、オーディオ増幅器700(図3)からのVIN信号、AUDIO ON信号がゼロである。754によって表した期間に、電源600から電源電圧が有効状態になると、POWERGOOD信号がアサートされる。このとき、+5 VDC供給が、電源600の出力に得られる。しかしながら、電源電圧ラインの電圧VINがキャプティブ負荷を駆動するので、5Vに到達するためには所定の短い時間を要する。したがって、期間754において、オーディオ増幅器700はポップ音及びクリック音をランダムに発生する可能性がある。したがって、本発明においては、期間754の間、オーディオ増幅器700を不動作状態にするものである。期間754の終点において、VINは、オーディオ増幅器700が必要とする最低動作電圧の1.5Vに到達する。
【0025】
期間756の始点において、VINが必要最低限の電圧レベルに到達すると、AUDIO ON信号がアサートされて、スピーカ730にオーディオ増幅器700が音声信号を供給できるようになる。抵抗740及びキャパシタ742のインピーダンス値は、VINが増幅器700の最低動作電圧1.5Vに到達した後にAUDIO ON信号が好適にアサートされるように、選択されている。
【0026】
図4(B)には、POWERGOOD信号とAUDIO ON信号とのタイミング関係のパワーダウン場合のシーケンスが示されている。図4(B)において、電源が遮断されたことを示すために、POWERGOOD信号が期間760においてデアサートされる。POWERGOOD信号がデアサートされた後に、+5Vの電源ラインの電圧がゼロ・ボルトに低下しはじめる。期間762の間、VINもまた、ゆっくりではあるが、ゼロ・ボルトに低下する。AUDIO ON信号は、期間762においてPOWERGOOD信号がデアサートされるとすぐに、デアサートされる。AUDIO ON信号の速やかなデアサートは、オーディオ増幅器700が電源の遮断時にすぐにミューティングされなければならないので、必要である。期間764において、電源が遮断された後、POWERGOOD、+5 VDC、VIN、AUDIO ONを含むすべての信号がゼロ・レベルになる。したがって、図3及び図4に示されているように、ANDゲート744に関連して抵抗740及びキャパシタ742からなるRC結合を追加したことにより、コンピュータ・システムのパワーアップの期間に、AUDIO ON信号をPOWERGOOD信号より遅延させることができる。さらに、AUDIO ON信号は、POWERGOOD信号がデアサートされるやいなや、デアサートされる。このように、図3の回路は、コンピュータ・システムSのパワーアップ及びパワーダウンに関連してオーディオ構成要素から発生されるポップ音及びクリック音のような可聴ノイズの生成から、保護することができる。
【0027】
抵抗及びキャパシタのインピーダンスは、アプリケーションでの要求に応じて遅延時間が調整されるように、可変とすることも可能である。例えば、あるコンピュータ・システムは平均的なコンピュータ・システムよりも、周辺機器をより多く駆動し、それにより電源ラインの電圧VINの負荷が増大する。電源600の電源電圧ラインの電圧VINに大きな負荷がかかっていると、VINはゆっくりと増大することになる。このような場合、抵抗740及びキャパシタ742のインピーダンス値は、RC遅延時間を変化させ、かつVINのスルー(slew)・レート特性を較正するために調整される。
【0028】
図5及び図6には、パワーアップ及びパワーダウンに関連しているポップ音及びクリック音からコンピュータSを保護するための回路が示されており、該回路は、ミューティング制御入力端子を備えていないオーディオ増幅器に対するものである。このような増幅器は、ミューティング入力端子が無いため、コンピュータ・システムのパワーアップ及びパワーダウンに関連するポップ音及びクリック音を除去するには好適ではない。なお、このような理由により、該増幅器は安価である。図5及び図6の実施例は、安価な増幅器を用いているコンピュータ・システムのための、ノイズ保護を提供する。
【0029】
図5の実施例はステレオ・システムであり、よって2つのオーディオ信号、すなわち、右側オーディオ信号AUDIO R及び左側オーディオ信号AUDIO Lを受け取る。図5の上段をみると、抵抗708、710及びキャパシタ712(図3)で示されるような適宜のローパス・フィルタ(LPフィルタ)を介した後のオーディオ入力AUDIO Rが、ACカップリング・キャパシタ800に供給され、該キャパシタ800により、AUDIO RのDC(直流)成分を除去する。キャパシタ800は抵抗802に接続され、該抵抗802は抵抗804に接続されている。抵抗804の出力は、増幅器806の反転入力端子に接続されている。増幅器806は、カリフォルニアのサンバレにあるフィリップス・セミコンダクタ社から入手できるTDA1308ヘッドフォーン・ドライバを用いることが好適である。
【0030】
抵抗808は、増幅器806の出力端子と該増幅器806の反転入力端子との間に接続されている。2つの抵抗804及び808の組み合わせにより、オーディオ増幅器806の出力を調整するための利得ファクタを決定している。オーディオ増幅器806の出力端子はACカップリング・キャパシタ820に接続され、該キャパシタ820はスピーカ730に接続されている。ACカップリング・キャパシタ820は、増幅器806の出力がスピーカ730に供給される前にそのDC電圧を除去する。なおこれは、すべてのスピーカはAC入力を必要とするからである。
【0031】
オーディオ増幅器806の正側(非反転)入力端子はキャパシタ810に接続され、該キャパシタの他方端はアースされている。増幅器806の非反転入力端子はまた、プルダウン抵抗812とプルアップ抵抗814とに接続されている。オーディオ増幅器806の非反転入力端子はさらに、MOSFETトランジスタ816のソース端子に接続されており、該トランジスタ816はフィリップス・セミコンダクタ社から入手可能な2N7002トランジスタを用いることが好ましい。トランジスタ816のドレイン端子は、2つの抵抗802、804の接続点に接続されている。トランジスタ816のゲート端子は、プルアップ抵抗824及びMOSFETトランジスタ822のドレイン端子に接続されており、該トランジスタ822もまた、モデル2N7002で構成されることが好ましい。トランジスタ822のソース端子はアースされており、一方、ゲート端子はANDゲート744の出力端子に接続されている。図3に関連して先に説明したように、ANDゲート744は、その一方の入力としてPOWERGOOD信号を受け取り、他方の信号として抵抗740とキャパシタ742のRC結合の出力を受け取る。
【0032】
右側オーディオ信号に関連した上記したものと同様な構成要素の回路が、図5のステレオ回路の左側オーディオ信号AUDIO Lのための第2のオーディオ・チャンネルを駆動するために具備されている。この場合、第2のオーディオ信号AUDIO Lが同様なローパス・フィルタ(LPフィルタ)を通過した後に、ACカップリング・キャパシタ840に供給される。キャパシタ840の出力は、抵抗842に供給されている。抵抗842の出力端子は抵抗844に接続され、該抵抗844はオーディオ増幅器807の反転入力端子に接続されている。2つの抵抗842、844の接続点は、MOSFETトランジスタ818のドレイン端子に接続されており、該トランジスタ818は、2N7002トランジスタであることが好ましい。トランジスタ818のソース端子はトランジスタ816のソース端子に接続され、該トランジスタ818のゲート端子はトランジスタ816のゲート端子に接続されている。これにより、ANDゲート744からのAUDIO ON信号は、トランジスタ816、818の両方を駆動して、左右のオーディオ・チャンネルのミューティングを制御する。
【0033】
抵抗846は、増幅器807の反転入力端子と増幅器807の出力との間に接続されている。増幅器807の出力端子は、ACカップリング・キャパシタ848に供給される。該キャパシタ848の出力は、第2のスピーカ731に接続されている。このように、ミューテイング回路が第2のオーディオ・チャンネルを制御するように構成されている。
【0034】
これら増幅器のVCC入力は、ダイオード702、キャパシタ704、706に接続されている。図3に関連して先に述べたように、ダイオード702は一方向スイッチとして動作して、電源電圧を、エネルギ・レゾルバ、すなわちキャパシタ704、706への方向にのみ供給する。電源遮断の期間中、キャパシタ704、706は増幅器806、807に一時的に電圧を供給し、それにより、電源電圧が完全に遮断されるまで、これらの増幅器をミューテイングすることができる。
【0035】
コンピュータ・システムSのパワーアップ及びパワーダウンの間、ANDゲート744の出力がトランジスタ822のゲート端子を駆動する。増幅器806、807がミューテイングされるべきであることを示すためにAUDIO ON信号がデアサートされると、トランジスタ822、816はターンオンして、増幅器806の反転入力端子をACグランドにシャントする。ACグランドは、キャパシタ810及び抵抗812、814からなる分圧器によって提供される。増幅器806の反転入力端子はACグランドにシャントする必要があるが、これは、DC的アースではスピーカ730にポップ音を発生してしまうからである。AUDIO ON信号がアサートされると、トランジスタ822、816はオフ状態となってACグランドへのシャント経路を遮断する。したがって、増幅器806、807はもはやミューテイングされておらず、スピーカ730、731に音声信号を供給することができる。
【0036】
図5の実施例においては、個別のトランジスタを用いており、該トランジスタの各々は、ボードの別々の位置に配置され、かつテストされることを必要とする。組み立て及びテストのコストを低減するための、本発明の第3の実施例が図6に示されている。この実施例においては、トランジスタ816、818がアナログ・スイッチ852、854に置き換えられている。4つのアナログ・スイッチが1つのパッケージ内に収納できるので、システムの製造時に4つのアナログ・スイッチを同時に配置することができ、したがって、コンピュータ・システムSの組み立て及びテストを単純化することができる。
【0037】
図6の実施例は図5の実施例と多数の構成要素が共通であり、したがって、図5において同様な番号がつけられた構成要素の説明を、図6の構成要素の説明に適用できるものである。図6において、ANDゲート744の出力はインバータ850に供給される。該インバータ850の出力は、アナログ・スイッチ852、854に供給され、これらのアナログ・スイッチは、好適には、モトロラ社のスイッチMC14066で構成される。アナログ・スイッチ852、854はそれぞれ、増幅器806、807の入力端子及び出力端子間に接続されている。AUDIO ON信号がデアサートされると、インバータ850は、アナログ・スイッチ852、854をオンして、オーディオ増幅器806、807の反転入力端子と出力端子とをショートする。このような動作により、オーディオ増幅器806、807の利得がゼロになり、したがって、オーディオ増幅器806、807をミューティングすることができる。
【0038】
また、AUDIO ON信号がデアサートされたときに、アナログ・スイッチ852、854はオフ状態にされる。したがって、オーディオ増幅器806の抵抗802、808の値によって定まる利得、及びオーディオ増幅器807の抵抗842、846の値によって定まる利得は、5〜6が好適である新しい利得ファクタに変更され、オーディオ信号がスピーカ730、731への出力端子に供給される。
【0039】
図7及び図8には、オーディオ・システム400の第4の実施例が示されており、該オーディオ・システムは、節電機能すなわち「グリーンPC」を有するシステムをサポートすることができる。図7及び図8に示された回路は、コンピュータ・システムSの「スリープ」モードまたは「ウェイクアップ」モードの期間中に発生されるノイズから、または、節電の目的のためにオーディオ・サブシステムだけを選択的にパワーオンまたはパワーオフすることからユーザを保護する機能をさらに備えている。図7において、POWER信号が一対の遅延発生器437、439に供給される。遅延発生器437においては、POWER信号がインバータ440に供給され、該インバータの出力端子は抵抗442及びダイオード444のカソード端子に接続されている。抵抗442の他方の端子及びダイオード444のアノード端子は、キャパシタ446、448の一方の端子に接続され、かつインバータ450の入力端子に接続されており、これらのキャパシタ446、448の他方の端子はアースされている。インバータ450の出力端子はインバータ452の入力端子に接続されており、インバータ452の出力端子に自動パワーダウン制御(APDC)信号を発生する。
【0040】
同様に、第2の遅延発生器439において、抵抗456及びダイオード458のアノード端子に接続された出力端子を有するインバータ454に、POWER信号が供給される。抵抗456の他方の端子及びダイオード454のカソード端子は、キャパシタ460、462の一方の端子及びインバータ464の入力端子に接続されており、これらキャパシタ460、462の他方の端子はアースされている。インバータ464の出力端子インバータ468の入力端子に接続され、該インバータ468の出力端子からスピーカ・ミューティング(SPKMUTE)信号を出力する。インバータ450、464は、入力信号が標準的なディジタル遷移状態をではなくアナログ遷移状態を有しているので、発振を防止するためにシュミット・トリガ型で構成されることが好ましい。
【0041】
コンピュータ・システムSが所定の時間アイドリング状態にあるとき、パワーダウン・シーケンスが実行される。アイドリング状態であるかどうか及びパワーダウン・シーケンスであるかどうかの決定の詳細については、周知であるので、ここでは詳細に説明しない。一例は、米国特許第4980836号に開示されている。このパワーダウン・シーケンスの期間中、POWER信号は、該信号を低レベルにすることによって、否定化される。インバータ440、454は、論理的低レベル入力をその出力端子において論理的高レベルにすることによって否定化する。ダイオード458が順方向バイアスされるので、高レベルの信号が抵抗456をバイパスし、それにより、キャパシタ460、462がインバータ454の出力によって急速に充電される。したがって、SPKMUTE信号は、POWER信号が低レベルになってから極めて短時間の遅延の後に高レベルになる。これと反対に、インバータ440からの反転されたPOWER信号は、ダイオード444が逆バイアスされるので、抵抗442を介することになり、キャパシタ446、448との組み合わせで、比較的長い遅延を得ることができる。APDC信号は、該比較的長い遅延の後、すなわちSPKMUTE信号の遅延よりも十分に長い遅延の後に、出力(アサート)される。このように、コンピュータがパワーダウンしたとき、APDC信号がアクティブ状態になる少し前に、SPKMUTE信号がアクティブ状態になる。これにより、増幅器がターンオフする前にオーディオ出力をミューティングすることができ、よって、パワーダウンによって生じる生じるポップ音及びスナップ音を除去することができる。
【0042】
コンピュータ・システムSがパワーダウン状態からウェイクアップ状態になると、POWER信号がアサートされる。インバータ440、454は、高レベルの入力信号を論理的低レベルの出力信号に反転する。ダイオード444が順方向バイアスされるので、信号が抵抗442をバイパスし、APDC信号は比較的急速に反転される。一方、SPKMUTE信号は、インバータ454の低レベル出力がダイオード458を逆バイアスして抵抗456とキャパシタ460、462が放電回路を形成するので、比較的長い遅延時間の間保持される。このように、SPKMUTE信号が反転されるよりも所定時間前に、APDC信号が反転される。したがって、SPKMUTE信号がPOWER信号が供給された後にデアサートされるので、パワーアップによって生じるポップ音及びスナップ音が除去される。
【0043】
図8には、残りの、電源及びドライバ回路が、オーディオ電源制御ブロック412の出力に関連して示されている。
【0044】
図8の上方左側に示されているように、ダイオード568が、オーディオ増幅器520、530、554に対して一方の方向に電流を供給するようにバック・バイアスされている。ダイオード568のアノード端子は電源に供給されており、ダイオード568のカソード端子は複数のデカップリング・キャパシタ496、498、550、及びオーディオ増幅器520、530、554の電源供給端子に接続されている。コンピュータ・システムS全体に電源を変動的に供給している間、ダイオード568は逆バイアスされて、デカップリング・キャパシタ496〜500及びオーディオ増幅器520、530、554の電源供給端子を電源電圧ラインから分離する。電源が遮断されると、ダイオード568は、オーディオ・システム400へ供給される電源電圧を分離し、一方、デカップリング・キャパシタ496〜550に充電されたエネルギは、オーディオ増幅器520、530、554に供給され、それにより、オーディオ増幅器520、530、554への電源はゆっくりと低下するので、オーディオ・ノイズを発生することなく遮断制御を確実に実行することができる。
【0045】
図8の下方左側に示されているように、インバータ468からのSPKMUTE信号はNPNトランジスタ504のベースに供給されており、該トランジスタのエミッタはアースされている。トランジスタ504のコレクタは、プルアップ抵抗508、デカップリング・キャパシタ506、及び増幅器520、530のボリューム制御入力に接続されている。トランジスタ504のコレクタはまた、ヘッドフォンのボリューム(音量)を調整するためのポテンショメータ510の一端に接続されており、該ポテンショメータ510の他端はアースされている。SPKMUTE信号がアサートされると、増幅器520、530のボリューム入力端子が低レベルにクランプされ、それにより増幅器520、530をミューティングする。
【0046】
増幅器520、530それぞれのボリューム制御入力は、コンピュータへ電源を変動的に供給する間にノイズを除去する回路にも接続されている。図8において、POWERGOOD信号が抵抗570に供給される。なお、抵抗570の他方の端子はキャパシタ572の第1の端子に接続されている。キャパシタ572の第2の端子はアースされている。RC結合570、572は、電源600によって生じたノイズに関連するEMIが、オーディオ増幅器520、530を介して発生されるのを防止する。キャパシタ572の第1の端子はPチャンネルMOSFETトランジスタ574のゲート端子に接続されている。MOSFET574のソース端子はアースされており、ドレイン端子はオーディオ増幅器520、530のそれぞれのボリューム入力端子に接続されている。さらに、デカップリング・キャパシタ576がオーディオ増幅器520、530のそれぞれのボリューム入力端子に接続されており、該キャパシタ576の他方の端子がアースされている。MOSFET574は、フィリップス・セミコンダクタ社等の多数の製造業者から入手可能なJ176を用いることが好ましい。MOSFET574は、POWERGOOD信号のTTLレベルを、オーディオ増幅器520、530が必要とする内部バイアスから分離する。POWERGOOD信号がデアサートされると、MOSFET574が導通状態となり、オーディオ・システムをミューティングするために、オーディオ増幅器520、530のDCボリューム制御電圧を0.3V以下にする。
【0047】
図8の下方右側に示されているように、左側オーディオ(AUDIO L)信号が増幅器520の入力端子に供給されて、該増幅器が左側ヘッドフォン出力(LHPOUT)を出力し、右側オーディオ(AUDIO R)信号が増幅器530の入力端子に供給されて、該増幅器が右側ヘッドフォン出力(RHPOUT)を出力する。増幅器520の出力は抵抗522の一方の端子に接続され、該抵抗522の他方の端子はデカップリング・キャパシタ524及びACカップリング・キャパシタ526に接続されている。キャパシタ526の他方の端子はヘッドフォン・ジャック424の左側ヘッドフォン入力端子に接続されている。同様に、増幅器530の出力端子は抵抗532の一方の端子に接続され、該抵抗532の他方の端子はデカップリング・キャパシタ534及びACカップリング・キャパシタ536に接続されている。ACカップリング・キャパシタ536のは、ヘッドフォン・ジャック424の右側ヘッドフォン入力端子に接続されている。
【0048】
図8の上方右側には、内部スピーカ556用の増幅器554に関連するサポート回路が示されている。インバータ468からのSPKMUTE信号は、NPNトランジスタ552のベース端子に接続されており、該トランジスタのエミッタ端子はアースされている。該トランジスタ552のコレクタ端子は増幅器554のボリューム制御入力端子に接続されており、それにより、SPKMUTE信号がアサートされると、増幅器554をミューティングすることができる。増幅器554のボリューム制御入力端子はさらに、ポテンショメータ512、キャパシタ514、抵抗516の組み合わせに接続されており、該組み合わせは、増幅器554がミューティングされるべきではないときに、スピーカの音量を調整するためのものである。
【0049】
増幅器554のボリューム制御入力はさらに、コンピュータに電源を変動的に供給する期間にノイズを除去するための回路に接続されている。図8の上方右側に示されているように、POWERGOOD信号は抵抗560の一方の端子に供給され、該抵抗560の他方の端子はキャパシタ562の一方の端子に接続されている。キャパシタ562の他方の端子はアースされている。RC結合560、562は、電源600から生じたノイズに関連するEMIがオーディオ増幅器554を介して出力されるのを防止する。キャパシタ562の一方の端子は、PチャンネルMOSFETトランジスタ564のゲート端子に接続され、該MOSFET564のソース端子はアースされており、ドレイン端子はオーディオ増幅器554のボリューム入力端子に接続されている。さらに、デカップリング・キャパシタ566がオーディオ増幅器554のボリューム入力端子の一方の端子に接続されており、該キャパシタ566の他方の端子はアースされている。MOSFET564は、フィリップス・セミコンダクタ社等の多数の製造業者から入手可能なJI76を用いることが好ましい。FET566は、POWERGOOD信号のTTLレベルを、オーディオ増幅器520、530が必要とする内部バイアスから分離する。コンピュータがターンオフされると、POWERGOOD信号がデアサートされ、それにより、MOSFET564が導通し、オーディオ増幅器554のDCボリューム制御電圧を0.3V以下にして、オーディオ・システムをミューティングする。
【0050】
この実施例においては、右側オーディオ信号は抵抗546及びキャパシタ548に供給されている。該右側オーディオ信号は、キャパシタ550を介して増幅器554の入力端子に交流的に結合されている。増幅器554の出力はスピーカ556に供給され、ユーザにオーディオ情報を伝達する。この実施例においては、ノモラル・スピーカ・システムに関連して説明したが、ステレオ・スピーカ・システムにおいても適用できることは明らかであり、この場合、右側オーディオ信号を処理する増幅器554とともに、左側オーディオ信号を処理する第2の増幅器を用いることになる。
【0051】
コンピュータ・システムSが通常の節電パワーダウン状態からパワーアップされると、APDC信号がアクティブ状態となっている時間よりも長い間、SPKMUTE信号がアクティブ状態となるので、増幅器はターンオンされつつある期間中、ミューティングされる。コンピュータ・システムSが節電動作期間中にパワーダウンされる場合に、APDC信号がアクティブ状態になる前にSPKMUTE信号がアクティブ状態になって、オーディオ増幅器から電力が遮断される前にミューティングすることができることも、明らかであろう。したがって、コンピュータ・システムSをウェイクアップするか、またはスリープ状態にする場合に生じるポップ音及びスナップ音は、ディジタル制御ピンを最小数だけ用いて実行される上記したような制御により、除去できる。
【0052】
さらに、コンピュータ・システムS全体のターンオン及びターンオフの期間中に発生するポップ音、スナップ音またはクリック音もまた、除去することができる。電源遮断においては、ダイオード568が、電源電圧ラインをデカップリング・キャパシタ496〜500及びオーディオ増幅器520、530、554への電圧入力端子から分離する。デカップリング・キャパシタ496〜500に充電されたエネルギはオーディオ増幅器520、530、554に供給され、各増幅器への電源電圧がゆっくりと低下する。その結果、オーディオ増幅器520、530、554の遮断が指令される。さらに、POWERGOOD信号がデアサートされて電源電圧がもはや動作電圧範囲にないことが示されると、FET564、574は、それぞれのDCボリューム制御入力端子を介してオーディオ増幅器520、530、554を直ちにミューティングする。したがって、オーディオ・システムは、AC電源電圧が供給された後及び遮断された後の短い期間、効果的にミューティングされる。ミューティングの制御と、供給電圧及びオーディオ増幅器の分離との組み合わせにより、コンピュータ・システムの電源変動によって生じるポップ音、クリック音またはスナップ音を除去することができる、低価格の装置を提供することができる。
【0053】
上記した本発明の説明は例示的かつ説明的なものであり、サイズ、形状、材料、構成要素、回路要素、ワイヤ接続及び接続端子、並びに図示された回路及び構造並びに動作方法の詳細についての種々の変形が、本発明の技術思想から逸脱することなく可能であることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーディオ・システムを備えたコンピュータ・システムのブロック図である。
【図2】本発明のオーディオ・システムのブロック図である。
【図3】コンピュータに電源を変動的に供給するときに発生するノイズを除去するための、オーディオ・サブシステムの第1の実施例の該略図である。
【図4】図3の回路の動作を示しているタイミング図である。
【図5】コンピュータに電源を変動的に供給するときに発生するノイズを除去するための、オーディオ・サブシステムの第2の実施例の該略図である。
【図6】コンピュータに電源を変動的に供給するときに発生するノイズを除去するための、オーディオ・サブシステムの第3の実施例の該略図である。
【図7】コンピュータが電源セーブ・モードに入るかまたは出るときにノイズを除去するための、オーディオ・システムの第4の実施例の部分の概略図である。
【図8】電源周期的供給中、及び電源セーブ・モードへの入出中にノイズを除去するための、オーディオ・システムの第4の実施例の別の部分の概略図である。
Claims (20)
- コンピュータ・システムにおいて、
プロセッサと、
前記プロセッサに接続されたディスプレイと、
前記プロセッサに接続されたディスクと、
前記プロセッサに接続されたキーボードと、
前記プロセッサに接続され、オーディオ信号を発生するためのコーディック(符号/復号器)と、
前記コンピュータ・システムに電力を供給するための電源であって、該電源からの電力の適正状態を示すステータス信号を有している電源と、
前記ステータス信号を受け取るよう結合された遅延発生器であって、前記ステータス信号のアサートから所定の時間後にアサートされ、該ステータス信号がデアサートされると同時にデアサートされる出力を有する遅延発生器と、
前記オーディオ信号を増幅するための増幅器であって、電源入力を有し、かつ利得ファクタを受け取るよう構成された増幅器と、
前記遅延発生器の出力及び前記増幅器に接続されて、該増幅器に利得ファクタを供給する利得制御回路であって、前記遅延発生器の出力のアサートが生じるときに前記増幅器をミューティングするために、該増幅器の利得をゼロにし、それ以外の場合は利得ファクタでオーディオ信号を増幅するように、前記増幅器を制御するための利得制御回路と、
前記電源と前記増幅器の電源入力端子との間に接続された電源スイッチであって、電力が前記電源からのみ前記増幅器の電源入力端子に供給されるようにする電源スイッチと、
前記増幅器の電源入力端子に接続されたエネルギ・レゾルバと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 請求項1記載のコンピュータ・システムにおいて、前記遅延発生器は、前記ステータス信号に結合される第1の入力端子と、抵抗とキャパシタンスとに接続された第2の入力端子とを有するANDゲートを備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項2記載のコンピュータ・システムにおいて、前記所定の時間は、前記抵抗とキャパシタンスとによって定められることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項1記載のコンピュータ・システムにおいて、前記エネルギ・レゾルバは、1または複数のキャパシタンスで構成されていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項1記載のコンピュータ・システムにおいて、前記増幅器は、前記オーディオ信号を受け取るオーディオ入力端子を有し、該システムはさらに、前記オーディオ信号と前記オーディオ入力端子との間に接続されたローパス・フィルタを備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項5記載のコンピュータ・システムにおいて、前記ローパス・フィルタは、
第1及び第2の端子を有し、該第1の端子が前記オーディオ入力端子に接続された第1の抵抗と、
第1の端子と第2の端子を有する第2の抵抗と、第1の端子と第2の端子を有する第1のキャパシタンスとであって、これらの第1の端子が前記第1の抵抗の前記第2の端子に接続され、これら第2の端子がアースに接続されている第2の抵抗及び第1のキャパシタンスと、
前記第1の抵抗の前記第2の端子に接続された第1の端子と、前記増幅器の前記オーディオ入力端子に接続された第2の端子とを有する第2のキャパシタンスと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 請求項1記載のコンピュータ・システムにおいて、該システムはさらに、前記ステータス信号と前記ミューティング・スイッチの制御入力端子との間に接続された電磁的干渉フィルタを備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項7記載のコンピュータ・システムにおいて、前記干渉フィルタは、
前記ステータス信号に結合された第1の端子と前記ミューティング・スイッチの制御入力端子に接続された第2の端子とを有する抵抗と、
前記ミューティング・スイッチの制御入力端子に接続された第1の端子とアースに接続された第2の端子とを有するキャパシタと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 請求項1記載のコンピュータ・システムにおいて、前記電源スイッチは、カソードとアノードとを有するダイオードを備え、該アノードは前記電源に接続され、前記カソードは前記増幅器の電源入力端子に接続されていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項1記載のコンピュータ・システムにおいて、前記コーディックはさらに第2のオーディオ信号を発生し、該システムはさらに、
前記第2のオーディオ信号を増幅する第2の増幅器であって、電源入力端子を有し、かつ第2の利得ファクタを受け取るよう構成されている第2の増幅器と、
前記遅延発生器の出力端子と前記第2の増幅器とに接続されて、該第2の増幅器に利得ファクタを供給する第2の利得制御回路であって、前記遅延発生器の出力がアサートされたときに前記第2の増幅器の利得をゼロにして該第2の増幅器をミューティングし、それ以外の場合に前記第2の増幅器が第2の利得ファクタで前記第2のオーディオ信号を増幅するように、制御する第2の利得制御回路と、
前記電源と前記第2の増幅器の電源入力端子との間に接続された第2の電源スイッチであって、前記電源からのみ前記第2の増幅器の電源入力端子に電力を供給するようにするための第2の電源スイッチと、
前記第2の増幅器の電源入力端子に接続された第2のエネルギ・レゾルバと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - コンピュータ・システムにおいて、
プロセッサと、
前記プロセッサに接続されたディスプレイと、
前記プロセッサに接続されたディスクと、
前記プロセッサに接続されたキーボードと、
前記プロセッサに接続され、オーディオ信号を発生するためのコーディックと、
前記コンピュータ・システムに電力を供給するための電源であって、該電源からの電力の適正状態を示すステータス信号を有している電源と、
前記ステータス信号を受け取るよう結合された遅延発生器であって、前記ステータス信号のアサートから所定の時間後にアサートされ、該ステータス信号がデアサートされると同時にデアサートされる出力を有する遅延発生器と、
前記オーディオ信号を増幅するための増幅器であって、電源入力端子を有し、かつ利得ファクタを受け取るよう構成された増幅器と、
前記電源と前記増幅器の電圧入力端子との間に接続された電源スイッチであって、前記電源からのみ前記増幅器の電圧入力端子に電力を供給するようにするための第2の電源スイッチと、
前記第増幅器の電圧入力端子に接続されたエネルギ・レゾルバと、
前記遅延発生器の出力端子に接続されたミューティング・スイッチであって、前記増幅器のボリューム制御入力端子に接続された出力端子を有し、前記遅延発生器の出力のアサートが生じたときに該増幅器をミューティングするためのミューティング・スイッチと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 請求項11記載のコンピュータ・システムにおいて、前記遅延発生器は、前記ステータス信号に結合される第1の入力端子と、抵抗とキャパシタンスとに接続された第2の入力端子とを有するANDゲートを備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項12記載のコンピュータ・システムにおいて、前記所定の時間は、前記抵抗とキャパシタンスとによって定められることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項11記載のコンピュータ・システムにおいて、前記エネルギ・レゾルバは、1または複数のキャパシタンスで構成されていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項11記載のコンピュータ・システムにおいて、前記増幅器は、前記オーディオ信号を受け取るオーディオ入力端子を有し、該システムはさらに、前記オーディオ信号と前記オーディオ入力端子との間に接続されたローパス・フィルタを備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項15記載のコンピュータ・システムにおいて、前記ローパス・フィルタは、
第1及び第2の端子を有し、該第1の端子が前記オーディオ入力端子に接続された第1の抵抗と、
第1の端子と第2の端子を有する第2の抵抗と、第1の端子と第2の端子を有する第1のキャパシタンスとであって、これらの第1の端子が前記第1の抵抗の前記第2の端子に接続され、これら第2の端子がアースに接続されている第2の抵抗及び第1のキャパシタンスと、
前記第1の抵抗の前記第2の端子に接続された第1の端子と、前記増幅器の前記オーディオ入力端子に接続された第2の端子とを有する第2のキャパシタンスと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 請求項11記載のコンピュータ・システムにおいて、該システムはさらに、前記ステータス信号と前記ミューティング・スイッチの制御入力端子との間に接続された電磁的干渉フィルタを備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項17記載のコンピュータ・システムにおいて、前記干渉フィルタは、
前記ステータス信号に結合された第1の端子と前記ミューティング・スイッチの制御入力端子に接続された第2の端子とを有する抵抗と、
前記ミューティング・スイッチの制御入力端子に接続された第1の端子とアースに接続された第2の端子とを有するキャパシタと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 請求項11記載のコンピュータ・システムにおいて、前記電源スイッチは、カソードとアノードとを有するダイオードを備え、該アノードは前記電源に接続され、前記カソードは前記増幅器の電源入力端子に接続されていることを特徴とするコンピュータ・システム。
- 請求項11記載のコンピュータ・システムにおいて、前記コーディックはさらに第2のオーディオ信号を発生し、該システムはさらに、
前記第2のオーディオ信号を増幅する第2の増幅器であって、電源入力端子を有し、第2の利得ファクタを受け取るよう構成されている第2の増幅器と、
前記電源と前記第2の増幅器の電源入力端子との間に接続された第2の電源スイッチであって、前記電源からのみ前記第2の増幅器の電源入力端子に電力を供給するようにするための第2の電源スイッチと、
前記第2の増幅器の電源入力端子に接続された第2のエネルギ・レゾルバと、
前記遅延発生回路の出力端子に接続された制御入力端子と前記第2の増幅器のボリューム制御入力端子に接続された出力端子とを有する第2のミューティング・スイッチであって、前記遅延発生回路の出力のアサートが生じたときに前記第2の増幅器をミューティングする第2のミューティング・スイッチと
を備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。
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