JPH0625316Y2 - 締付金具付きバンドヒータ - Google Patents

締付金具付きバンドヒータ

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JPH0625316Y2
JPH0625316Y2 JP6921589U JP6921589U JPH0625316Y2 JP H0625316 Y2 JPH0625316 Y2 JP H0625316Y2 JP 6921589 U JP6921589 U JP 6921589U JP 6921589 U JP6921589 U JP 6921589U JP H0625316 Y2 JPH0625316 Y2 JP H0625316Y2
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JP
Japan
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insulating
tightening
plate
terminal
band heater
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Application number
JP6921589U
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JPH038523U (ja
Inventor
幸有 林田
康次 下見
Original Assignee
石原ヒーター製造株式会社
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、プラスチック成形機のノズルやシリンダー
などのような円筒部の加熱に適したバンドヒータの改良
に関するものである。
[従来の技術] 従来のバンドヒータは、電熱線を絶縁性芯板に巻装し、
絶縁板を介して外装金属体内に内装した上、曲げ加工を
施してヒータ本体を構成し、その使用に当たっては、締
付金具を備えた締付バンドを用いて被加熱対象物に密着
状態で取り付けて使用するのが通常であった。
第6図に示したのは、この様な締付バンドを使用するバ
ンドヒータの発熱部の斜視図で、電熱線1を巻装した絶
縁性芯板2の両端部において端子部13を固着し、電熱
線1と接続する構成を採るのが通常である。
[考案が解決しようとする課題] この様なバンドヒータは、その使用に際して別途締付バ
ンドを必要とするため、部品点数が多くなり、コストア
ップに通じる難点があるほか、締付バンドの取付状態に
よっては締付ムラを生じ、締付力が不均一になる恐れが
あった。すなわち、被加熱対象物に対する面着状態の良
否が作業者の注意力によって左右されていた。
そこで、この考案の目的とするところは、上記のような
締付バンドを必要とせず、部品点数を削減できるととも
に、作業者の注意力の良否に拘らず、良好な締付状態が
得られるバンドヒータを提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的達成のため、この考案においては、ヒータ本体
自体に締付金具を装備せしめた。
すなわち、電熱線を絶縁性芯板に巻装し、絶縁板を介し
て外装金属体内に内装して曲げ加工を施してなるバンド
ヒータにおいて、外装金属体の対向端部における上面部
において互いに締着可能な締付金具を固着することによ
って締付バンドを用いること無く、被加熱対象物に取付
け可能としたものである。
この場合、通常は端子部が位置する端部に締付金具が位
置するため、端子部の取付け方、並びに発熱部の構成が
問題となる。すなわち、端子部が端部から中央寄りに位
置することになるため、通常通り端子部間を電熱線で接
続するとヒータ端部においては発熱部が存在せず、ヒー
タ全面に渡る均一発熱が得られなくなる。
そこで、この考案では、端子部の取付け方、並びに発熱
部の構成についても改良を加えており、締付金具間にお
いて外装金属体の上面部に形成した透孔からターミナル
ロッドを突出させた端子部は、上記絶縁性芯板上に重畳
的に内装した絶縁性隔離板とその上面に位置しターミナ
ルロッドの挿通孔を有する絶縁板との間に保持して電熱
線と接続する構成としている。すなわち、従来のバンド
ヒータにおいては、前述の通り、電熱線を巻装した絶縁
性芯板の両端部に端子部を固着していたのに対し、この
考案では、この絶縁性芯板および従来から用いられてい
た絶縁板とは別個に絶縁性隔離板を重畳的に内装し、こ
の絶縁性隔離板とその上面に位置する絶縁板との間にお
いて端子部を保持する構成としたものである。
端子部の取付位置としては、締付金具間において端部の
締付金具寄りでも、また中央部近傍でも良い。
従来からもバンドヒータには、略C字型に曲げ加工した
ワンピース型と、略半円形に曲げ加工した一対の分割体
を用いるツーピース型とがあるが、この考案は両者いず
れにも適用可能である。
[作用] 上記構成のバンドヒータは、ヒータ本体に締付金具を備
えるものであるから、別途締付バンドを使用する必要が
なく、部品点数が削減でき、コストダウンが可能とな
る。
単に締付金具を設けたというだけでなく、端子部の取付
け方、並びに発熱部の構成についても改良を加えている
ので、ヒータ性能を犠牲にすることもない。そればかり
か、むしろ、所定位置において当初から締付金具を備え
るため、締付金具の位置ずれなどがなく、被加熱対象物
に装着して締付金具で締め付ければ、作業者の注意力に
左右されず、常に良好な締付状態が得られ、被加熱対象
物と好ましい面着状態が得られるものである。
[実施例] 以下添付図面に示した実施例について説明する。第1図
はこの考案に係る締付金具付きバンドヒータの一実施例
を示す斜視図で、略C字型に曲げ加工したワンピース型
を示している。図面において、1は電熱線で絶縁性芯板
2に巻装され、絶縁板3、4を介して外装金属体5内に
内装されている。外装金属体5は、通常、図示の通り、
囲繞板5aと押え板5bで構成され、囲繞板5aの上端
は押え板5b上に打着される。6は、外装金属体の対向
端部における上面部(この例においては、押え板5bの
上面部)に固着した一対の締付金具で、ボルト6aとこ
のボルト6aの螺合孔を有する丸杆6bと、この丸杆6
bを回転可能に保持すると共に、押え板5bの上面にス
ポット溶接などによって固着される固定板6cからなっ
ている。ボルト6aを締め付ければ、ヒータ径が縮小さ
れ円筒状被加熱対象物の表面にヒータ加熱面を密着させ
ることができる。7aは端子部7のターミナルロッド、
8はリード線接続用のナットである。締付金具6が存在
するため、端子部7は端部から中央寄りに取り付けられ
ている。この端子部7の取付け方、並びに発熱部の構成
は第2図ないし第4図に示される通りである。
すなわち、上記絶縁性芯板2上に絶縁性隔離板9を重畳
的に内装し、その上面に位置する絶縁板3との間におい
て端子部7の座部7bを保持して取り付けられている。
ターミナルロッド7aは、絶縁板3に形成した挿通孔3
aおよび押え板5bに形成した透孔5cを通して外部に
突出されている。絶縁性隔離板9は端子部座部7bと電
熱線1との短絡を防止して端子部を保持するために設け
られており、図示の通り、左右に分離して必要箇所のみ
に配置されている。他の絶縁板と同じく、一枚ものでも
良いが、かさ張りを避けるためである。絶縁性芯板2に
巻装された電熱線1は、両端部の小孔10から上方へ引
き出され、絶縁性隔離板9の小孔11を通って端子部座
部7bに接続されている。12は絶縁ワッシャである。
この例では、絶縁性隔離板9上に端子部座部7bを載置
し、絶縁板3との間で挟持する構造を示しているが、端
子部座部7bにおいて絶縁板3に固着する構成とするこ
ともできる。
第5図は他実施例を示すもので、端子部7を中央部近傍
に配している。
この場合、絶縁性芯板2を2枚並列に配置した状態と
し、一方の芯板の中央部において電熱線1の両端部を引
き出しており、中央部に配した一枚の絶縁性隔離板9の
上で端子部座部7aに接続している。なお、この例で
は、締付金具6は、一対設けられている。
上記実施例は、いずれもワンピース型を示しているが、
一対の分割体を用いるツーピース型においても外装金属
体の二箇所の対向端部において互いに締付可能な締付金
具を設ければ同様に実施可能である。
また、締付金具は、上記構造のものに限られず、要する
に、対向端部間において互いに締付可能な構造であれば
良く、掛け金具構造など各種のものが採用可能である。
[考案の効果] この考案に係るバンドヒータは、上述の通り、締付金具
付きバンドヒータであり、使用に際して別途締付バンド
を必要とせず、部品点数を削減し得たのはもちろん、コ
ストダウンを図ることができたものである。また、当初
から好ましい位置において製品自体に締付金具が取り付
けられているため、作業者の注意力とは無関係に常に好
ましい締付力が得られ、締付ムラが生じる恐れがなく、
被加熱対象物と良好な面接触状態が得られるという利点
も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る締付金具付きバンドヒータの
一実施例を示す斜視図、 第2図は、第1図におけるII-II線断面図、 第3図は、同縦断面図、 第4図は、同組立状態を示す分解斜視図、 第5図は、他実施例の分解斜視図、 第6図は、従来のバンドヒータの発熱部の斜視図であ
る。 1……電熱線、2……絶縁性芯板 3、4……絶縁板、5……外装金属体 6……締付金具、7……端子部 7a……ターミナルロッド 9……絶縁性隔離板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電熱線を絶縁性芯板に巻装し、絶縁板を介
    して外装金属体内に内装して曲げ加工を施してなるバン
    ドヒータにおいて、外装金属体の対向端部における上面
    部において互いに締着可能な締付金具を固着し、締付金
    具間において外装金属体の上面部に形成した透孔からタ
    ーミナルロッドを突出させた端子部は、上記絶縁性芯板
    上に重畳的に内装した絶縁性隔離板とその上面に位置し
    ターミナルロッドの挿通孔を有する絶縁板との間に保持
    して電熱線と接続してなる締付金具付きバンドヒータ。
JP6921589U 1989-06-13 1989-06-13 締付金具付きバンドヒータ Expired - Lifetime JPH0625316Y2 (ja)

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JPH038523U JPH038523U (ja) 1991-01-28
JPH0625316Y2 true JPH0625316Y2 (ja) 1994-07-06

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ID=31604324

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JP6838741B2 (ja) * 2017-04-20 2021-03-03 株式会社テックヘイワ バンドヒータ
WO2021251040A1 (ja) * 2020-06-11 2021-12-16 日精樹脂工業株式会社 射出装置

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