JPS6331376Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6331376Y2
JPS6331376Y2 JP3666582U JP3666582U JPS6331376Y2 JP S6331376 Y2 JPS6331376 Y2 JP S6331376Y2 JP 3666582 U JP3666582 U JP 3666582U JP 3666582 U JP3666582 U JP 3666582U JP S6331376 Y2 JPS6331376 Y2 JP S6331376Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
coil
shaped holder
holder
chiyoke
Prior art date
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Application number
JP3666582U
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English (en)
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JPS58140630U (ja
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Publication date
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチヨークコイル装置に関する。
従来、この種装置として相対向する一対の板状
ホルダ間に、複数のコイルサポートを円周上等間
隔に位置させて架設し、それらコイルサポートの
外周にチヨークコイルを巻装したものが知られて
いるが、各板状ホルダを一枚の板により形成する
と、チヨークコイルの電磁誘導作用により各板状
ホルダに大きな渦電流が流れるため、板状ホルダ
の抵抗によつて電力損を生じ、その温度が高くな
るという不具合がある。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、極めて
簡単な構造により各板状ホルダに大きな渦電流が
流れないようにした、前記チヨークコイル装置を
提供することを目的とする。
そしてこの目的を達成するために本考案は、相
対向する一対の板状ホルダ間に複数のコイルサポ
ートを円周上等間隔に位置させて架設し、それら
コイルサポートの外周にチヨークコイルを巻装し
たチヨークコイル装置において、各板状ホルダを
複数の板状ホルダ素体に分割し、その相隣る板状
ホルダ素体の相対向する端部間に、その間の直接
接触を回避すべく一部のコイルサポートを介装
し、該一部のコイルサポート及び前記相隣る板状
ホルダ素体を共通の連結具を介して一体的に結合
すると共に、その連結具と各板状ホルダ素体との
間に絶縁部材を介装したことを特徴とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、11,12は所定の間隔をあけて対向配
設された、略二等辺三角形をなす一対の鋼板製板
状ホルダで、それらの間に4本のコイルサポート
2を介してチヨークコイル3が設けられる。各板
状ホルダ11,12は同一形状であり、それは略直
角三角形をなす一対の板状ホルダ素体41,42
りなり、その互いに直交する長辺と短辺に、それ
ぞれ互いに逆向きに、且つ直角に折曲げ形成され
た、両板状ホルダ素体41,42相互の接合部5
と、電気機器に対する取付部6が設けられてい
る。いま各板状ホルダ素体41,42の、接合部5
の突出する側の面にアングル形の支持ブラケツト
7が接合部5と直交する関係にスポツト溶着され
ている。
コイルサポート2は第3図に示すようにガラス
布とエポキシ樹脂との複合板よりなり、その一側
縁にはチヨークコイルの巻数に対応して複数のコ
イル保持溝8が形成されている。
両板状ホルダ11,12は、それらの両板状ホル
ダ素体41,42の相対向する端部に位置する前記
接合部5相互を突合せた状態で所定の間隔をあけ
て対向配設され、その際に両板状ホルダ素体41
2の前記取付部6はそれぞれ外向きに置かれる。
各板状ホルダ11,12の両接合部5間において、
その上部および中間部にそれぞれ二枚一組のコイ
ルサポート2の端部が、それらのコイル保持溝8
を外側に向けて挟まれ、これにより前記両接合部
5間の直接接触が回避される。そしてその両接合
部5およびコイルサポート2端部は、それらを貫
通するボルト9とそのボルト9に螺合されるナツ
ト10とにより、相互に一体的に結合される。而
してそのボルト9およびナツト10は互いに協働
して本考案の連結具Cを構成するものであつて、
その連結具Cと各ホルダ素体41,42との間に
は、絶縁部材としての絶縁ブツシユ16が介装さ
れる。
また各板状ホルダ11,12の両支持ブラケツト
7の上面にはそれぞれ二枚一組のコイルサポート
2の端部が、それらのコイル保持溝8を外側に向
けて載置され、一対のボルト11、ナツト12に
より各支持ブラケツト7に固着される。
これにより両板状ホルダ11,12が、それぞれ
二枚の板状ホルダ素体41,42に分割されると共
にそれらが絶縁体としてのコイルサポート2、絶
縁ブツシユ16を介して連結され、また各コイル
サポート2が90度の間隔を以て両板状ホルダ11
2間に円周上等間隔に架設される。
各コイルサポート2のコイル保持溝8には銅帯
13が嵌込まれて螺旋に巻付けられ、これにより
各コイルサポート2の外周にチヨークコイル3が
巻装される。チヨークコイル3の巻始め端末14
および巻終り端末15はそれぞれ直角に折曲げら
れ、それらは図示しないリード線を介して電気機
器に接続される。
以上のように本考案によれば、相対向する一対
の板状ホルダ間に複数のコイルサポートを円周上
等間隔に位置させて架設し、それらコイルサポー
トの外周にチヨークコイルを巻装したチヨークコ
イル装置において、各板状ホルダを複数の板状ホ
ルダ素体に分割し、その相隣る板状ホルダ素体の
相対向する端部間に、その間の直接接触を回避す
べく一部のコイルサポートを介装し、該一部のコ
イルサポート及び前記相隣る板状ホルダ素体を共
通の連結具を介して一体的に結合すると共に、そ
の連結具と各板状ホルダ素体との間に絶縁部材を
介装したので、板状ホルダの、分割された複数の
ホルダ素体相互間の絶縁効果により、板状ホルダ
自身に大きな渦電流が流れることを効果的に防止
することができ、その渦電流に起因した電力損等
の不都合を回避することができる。しかもチヨー
クコイルを巻装させるためのコイルサポートを相
隣る板状ホルダ素体間の絶縁手段として、またそ
の板状ホルダ素体間を連結するための連結具を、
コイルサポートを板状ホルダに固着する固着手段
としてそれぞれ兼用することができるから、全体
として構造簡単でコストの低減および組立性の向
上に大いに寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は平面図、第3図はコイルサポ
ートの斜視図である。 C……連結具、11,12……板状ホルダ、2…
…コイルサポート、3……チヨークコイル、41
2……板状ホルダ素体、16……絶縁部材とし
ての絶縁ブツシユ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向する一対の板状ホルダ11,12間に複数
    のコイルサポート2を円周上等間隔に位置させて
    架設し、それらコイルサポート2の外周にチヨー
    クコイル3を巻装したチヨークコイル装置におい
    て、各板状ホルダ11,12を複数の板状ホルダ素
    体41,42に分割し、その相隣る板状ホルダ素体
    1,42の相対向する端部間に、その間の直接接
    触を回避すべく一部のコイルサポート2を介装
    し、該一部のコイルサポート2及び前記相隣る板
    状ホルダ素体41,42を共通の連結具Cを介して
    一体的に結合すると共に、その連結具Cと各板状
    ホルダ素体41,42との間に絶縁部材16を介装
    したことを特徴とする、チヨークコイル装置。
JP3666582U 1982-03-16 1982-03-16 チヨ−クコイル装置 Granted JPS58140630U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3666582U JPS58140630U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 チヨ−クコイル装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3666582U JPS58140630U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 チヨ−クコイル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58140630U JPS58140630U (ja) 1983-09-21
JPS6331376Y2 true JPS6331376Y2 (ja) 1988-08-22

Family

ID=30048085

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JP3666582U Granted JPS58140630U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 チヨ−クコイル装置

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JP (1) JPS58140630U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58140630U (ja) 1983-09-21

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