JPH04178142A - 電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電動機の電源入力端子に関するものである。

従来の技術 従来の電動機の一例について第２図、第３図を基に説明
する。第３図において、１は固定子鉄心。

２は巻線、３はリード線、１１は出力軸、１２は玉軸受
、１３は回転子、１４は電動機外枠である。

第２図において４は温度保護装置、６は絶縁スリーブで
ある。

リード線３と巻線２．温度保護装置４はすべて半田付は
等で直接結合されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の技術では、直接結合するために巻
線端とリード線３の裸線部とを一本づつねじりながら巻
き、半田付けにて接続する必要があった。さらに、接続
されたリード線３と、巻線２の結合部分がコイル巻線と
接近した部分にあるため、コイル巻線上部と絶縁する必
要があり、このために絶縁スリーブ６を結合部にかぶせ
て絶縁を行なっている。また、温度保護装置４とリード
線３との結合部も同様である。又、それらリード線３．
温度保護装置４などの部品は、オヒロン系などにより、
コイル巻線上部に縛りっけて固定する必要かあった。

本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであり、
リード線３．絶縁スリーブ６などの部品を廃止し、温度
保護装面の保持機能を有する入力端子成形品により、そ
れら取付の工数をも減らした電動機を提供することを目
的としている。

課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、リード線のかわりに温度
保護装置の保持機能を有する入力端子成形品を用いるも
のである。

作用 温度保護装置の保持機能を有する入力端子成形品を用い
る事でリート線や絶縁スリーブを廃止でき、それらの取
付の工数も削減が可能となるうまた、温度保護装置が巻
線の近傍に設置されることとなるため、巻線の異常発熱
を感知できる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は、本発明の一実施例における電動機の入力端子
成形品７の取付状態を示す斜視図である。

第１図において、入力端子成形品７には複数の導電性の
端子８を有している。それらは、矢視Ａから見た電源入
力側端子８′と、入力端子成形品７の上部端子８とはそ
れぞれａ　−ａ’　、　ｂ　−ｂ’・・・・・・ｈ−ｈ
’と導通している。さらに、入力端子成形品の内側には
、凹部９が２−、所設けられている。

この凹部９に、温度保護装置４をあらかしめ嵌入させて
おく。ここで電動機の仕様などにより、温度保護装置４
はこの凹部２ケ所に２個まで装着か可能である。

次に固定子鉄心１に設けられた凹部１０に、入力端子成
形品７に設けられた凸部１０ａを嵌入ごせることにより
、入力端子成形品７を固定する。

次に、入力端子成形品７の上部端子８には切欠きが設け
られてあり、その切欠きに、巻線２の巻線端を巻き付け
る。この際、温度保護装置４から引き出されているリー
ト線部分も同様に上部端子８の切欠きに巻きつける。こ
れらの巻線端及び温度保護装置４のリード線部分の巻き
つけは、入力端子成形品の上部端子８が一方向に横一列
に配列されているため、非常に結線作業が容易である。

最後に、入力端子成形品の上部端子８のそれぞれの巻き
つけ部を半田付けを行なう。この際、上部端子８は一列
に配列されているため、端子１つ１つを半田付けするの
ではな（、デイツプ半田なとにて、同時に半田付けする
こｋが可能である。

又、入力端子成形品７の固定子鉄心１への装着完了後、
温度保護装置４は、巻線部近傍に確実に固定されるため
、巻線の異常発熱に対し、確実に温度保護装置４が巻線
の温度を感知することができる。

尚、入力端子成形品は入力端子を複数個有するため、巻
線の分巻化について対応可能−である。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、従
来のリード線、絶縁スリーブなどの部品が廃止でき、温
度保護装置の保持機能を持った入力端子成形品を用いる
ことにより、それらの取付工数をも減らすことができる
。また、巻線の結線作業についても大幅な工数短縮、及
び機械化が可能となる。また、半田付は作業についても
デイツプ半田が可能となるために大幅な工数短縮が可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電動機の入力端子成形品まわりの接続
の様子を示した斜視図、第２図は従来の電動機のリード
線の接続の様子を示した斜視図、第３図は従来の電動機
の構造断面図である。 １・・・・・・固定子鉄心、２・・・・・・巻線、３・
・・・・・リード線、４・・・・・・温度保護装置、６
・・・・・・絶縁スリーブ、７・・・・・・入力端子成
形品、８・・・・・・入力端子、９・・・・・・入力端
子成形品凹部、１０・・・・・・固定子鉄心凹部、１１
・・・・・・出力軸、１２・・・・・・玉軸受、１３・
・・・・・回転子、１４・・・・・・電動機外枠。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）電動機の固定子に巻かれている巻線の巻線端と、
   入力端子成形品の端子とを直接接続したことを特徴とす
   る電動機、 （２）前記電動機において、固定子鉄心の側面に凹部を
   設け、入力端子成形品に設けられた凸部を前記凹部に嵌
   入させることにより、入力端子成形品を固定することを
   特徴とする電動機。 （３）前記入力端子成形品において、入力端子を複数個
   有することを特徴とする電動機。（４）前記入力端子成
   形品の電源入力側端子は端子の配列が複数列に対し、電
   動機固定子に巻かれている巻線の巻線端を接続する側の
   端子は一列であることを特徴とする請求項（３）記載の
   電動機。 （５）前記入力端子成形品は凹部を有し、その凹部に温
   度保護装置を嵌入させたことを特徴とする電動機。 （６）前記入力端子成形品に最大２個の温度保護装置を
   嵌入し、固定したことを特徴とする請求項（５）記載の
   電動機。