JPH06251281A - 機械警備システム - Google Patents
機械警備システムInfo
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- JPH06251281A JPH06251281A JP5638293A JP5638293A JPH06251281A JP H06251281 A JPH06251281 A JP H06251281A JP 5638293 A JP5638293 A JP 5638293A JP 5638293 A JP5638293 A JP 5638293A JP H06251281 A JPH06251281 A JP H06251281A
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- JP
- Japan
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- security
- input
- sensor
- monitoring center
- input channel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 警備対象区域に配設されたセンサ等の故障に
因ることが明らかな誤報を効率よく適切に処理するこ
と。 【構成】 警備対象区域内に設けられたセンサ等(S
n,Kn)の作動に応じた出力を受け取るための入力チ
ャンネル(An)を有し、入力チャンネルから得られた
情報に基づいて警備のための警備情報を通信回線(3)
を介して監視センタ(4)に送るように構成された機械
警備システム(1)において、センサ等に障害が発生し
た場合、監視センタからの指令により指定されたセンサ
の作動、及び又は指定された入力チャンネルへの入力に
基づく発報を抑え、その他の正常なセンサ等の作動にの
み応答して発報信号を監視センタに送る。
因ることが明らかな誤報を効率よく適切に処理するこ
と。 【構成】 警備対象区域内に設けられたセンサ等(S
n,Kn)の作動に応じた出力を受け取るための入力チ
ャンネル(An)を有し、入力チャンネルから得られた
情報に基づいて警備のための警備情報を通信回線(3)
を介して監視センタ(4)に送るように構成された機械
警備システム(1)において、センサ等に障害が発生し
た場合、監視センタからの指令により指定されたセンサ
の作動、及び又は指定された入力チャンネルへの入力に
基づく発報を抑え、その他の正常なセンサ等の作動にの
み応答して発報信号を監視センタに送る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械警備システムに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】警備対象区域内に配設されたセンサの作
動に基づいて警備情報を監視センタに送るようにした機
械警備システムが公知である。この種の機械警備システ
ムを用いる場合、警備対象区域内には警備員を常駐させ
ておかず、センサの作動に基づく発報によって所定の警
備情報が監視センタに送られてきた場合にはじめて警備
員を現場に派遣するという運用システムを採用するのが
一般的である。
動に基づいて警備情報を監視センタに送るようにした機
械警備システムが公知である。この種の機械警備システ
ムを用いる場合、警備対象区域内には警備員を常駐させ
ておかず、センサの作動に基づく発報によって所定の警
備情報が監視センタに送られてきた場合にはじめて警備
員を現場に派遣するという運用システムを採用するのが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の機
械警備システムにあっては、警備対象区域から異常(侵
入)信号が監視センタに送られてきた場合において、こ
の異常信号がセンサ等の故障或いは調整不良等による誤
発報に基づくものであることが明らかであっても、これ
を復旧させるために警備員又は技術担当者を現場へ早急
に派遣しなければならず、このための要員確保のために
運用コストの大巾な増大を招くという問題点を有してい
る。
械警備システムにあっては、警備対象区域から異常(侵
入)信号が監視センタに送られてきた場合において、こ
の異常信号がセンサ等の故障或いは調整不良等による誤
発報に基づくものであることが明らかであっても、これ
を復旧させるために警備員又は技術担当者を現場へ早急
に派遣しなければならず、このための要員確保のために
運用コストの大巾な増大を招くという問題点を有してい
る。
【0004】このような不具合は、主として、最終退出
者が警備対象区域を警備開始状態として退出しようとし
たときに生じるのであるが、この場合、最終退出者に警
備解除操作を行ってもらい、その後なるべく早く要員を
現場に派遣し、センサ等の障害に対処する方法もある。
この方法は、より少ない要員によるシステムの運用を可
能にするが、最終退出者が帰ってから要員が現場に到着
するまでの間が警備のデッドタイムとなってしまうとい
う問題を生じる。
者が警備対象区域を警備開始状態として退出しようとし
たときに生じるのであるが、この場合、最終退出者に警
備解除操作を行ってもらい、その後なるべく早く要員を
現場に派遣し、センサ等の障害に対処する方法もある。
この方法は、より少ない要員によるシステムの運用を可
能にするが、最終退出者が帰ってから要員が現場に到着
するまでの間が警備のデッドタイムとなってしまうとい
う問題を生じる。
【0005】本発明の目的は、したがって、警備対象区
域に配設されたセンサ等の故障に因ることが明らかな誤
報が監視センタに送られてきた場合に、監視センタにお
いてこの障害を効率よく適切に処理することができるよ
うにした機械警備システムを提供することにある。
域に配設されたセンサ等の故障に因ることが明らかな誤
報が監視センタに送られてきた場合に、監視センタにお
いてこの障害を効率よく適切に処理することができるよ
うにした機械警備システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、警備対象区域内に設けられたセンサ
等の作動に応じた出力を受け取るための入力チャンネル
を有し、入力チャンネルから得られた情報に基づいて警
備のための警備情報を通信回線を介して監視センタに送
るように構成された機械警備システムにおいて、監視セ
ンタからの指令によって指定されたセンサの作動による
発報、及び又は監視センタからの指令によって指定され
た入力チャンネルへの入力による発報を制御することが
できるようにした点にある。
の本発明の特徴は、警備対象区域内に設けられたセンサ
等の作動に応じた出力を受け取るための入力チャンネル
を有し、入力チャンネルから得られた情報に基づいて警
備のための警備情報を通信回線を介して監視センタに送
るように構成された機械警備システムにおいて、監視セ
ンタからの指令によって指定されたセンサの作動による
発報、及び又は監視センタからの指令によって指定され
た入力チャンネルへの入力による発報を制御することが
できるようにした点にある。
【0007】
【作用】センサ等に障害が発生した場合、監視センタか
らの指令により指定されたセンサの作動、及び又は指定
された入力チャンネルへの入力に基づく発報を抑えるこ
とにより、その他の正常なセンサ等の作動に応答して発
報信号が監視センタに送られる。
らの指令により指定されたセンサの作動、及び又は指定
された入力チャンネルへの入力に基づく発報を抑えるこ
とにより、その他の正常なセンサ等の作動に応答して発
報信号が監視センタに送られる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による機械警備システムの
一実施例を示す構成図である。この機械警備システム1
は、警備対象施設に設けられている警備用端末装置T
1、・・・、Tnと、これらの警備用端末装置T1、・
・・、Tnと公衆回線交換網2を含んで成る通信システ
ム3によって接続される監視センタ4とを備えている。
一実施例を示す構成図である。この機械警備システム1
は、警備対象施設に設けられている警備用端末装置T
1、・・・、Tnと、これらの警備用端末装置T1、・
・・、Tnと公衆回線交換網2を含んで成る通信システ
ム3によって接続される監視センタ4とを備えている。
【0010】監視センタ4には、警備のための監視業務
を行なうコンピュータシステム5が設けられており、コ
ンピュータシステム5に設けられている通信制御機能に
より、監視センタ4と各警備用端末装置との間で所要の
データ通信を行なうことができる。このような機能を果
たすためのコンピュータシステム5のハードウエアの構
成は公知であるから、そのハードウエアの構成の詳細を
図示するのを省略する。なお、本実施例では、各警備用
端末装置が、公衆回線交換網によって監視センタ4と接
続される構成を示したが、各警備用端末装置は専用回線
によって監視センタ4と接続されていてもよく、又はそ
の他の適宜の通信回線により接続されていてもよい。
を行なうコンピュータシステム5が設けられており、コ
ンピュータシステム5に設けられている通信制御機能に
より、監視センタ4と各警備用端末装置との間で所要の
データ通信を行なうことができる。このような機能を果
たすためのコンピュータシステム5のハードウエアの構
成は公知であるから、そのハードウエアの構成の詳細を
図示するのを省略する。なお、本実施例では、各警備用
端末装置が、公衆回線交換網によって監視センタ4と接
続される構成を示したが、各警備用端末装置は専用回線
によって監視センタ4と接続されていてもよく、又はそ
の他の適宜の通信回線により接続されていてもよい。
【0011】図2を参照すると、警備用端末装置T1
は、通信制御機能を有する公知の構成のマイクロコンピ
ュータシステムとして構成された制御部10を有してい
る。制御部10において、11は中央演算処理ユニット
(CPU)、12は読み出し専用メモリ(ROM)、1
3はランダムアクセスメモリ(RAM)、14は入出力
インターフェイス部(I/O)、15は通信システム3
と接続される通信制御部で、これらは内部バス16によ
って相互にデータの授受を行なうことができる。なお、
以下においては、警備用端末装置T1についてのみ説明
するが、他の警備用端末装置T2乃至Tnも全く同様に
構成されている。
は、通信制御機能を有する公知の構成のマイクロコンピ
ュータシステムとして構成された制御部10を有してい
る。制御部10において、11は中央演算処理ユニット
(CPU)、12は読み出し専用メモリ(ROM)、1
3はランダムアクセスメモリ(RAM)、14は入出力
インターフェイス部(I/O)、15は通信システム3
と接続される通信制御部で、これらは内部バス16によ
って相互にデータの授受を行なうことができる。なお、
以下においては、警備用端末装置T1についてのみ説明
するが、他の警備用端末装置T2乃至Tnも全く同様に
構成されている。
【0012】図示の実施例では、I/014にはn個の
入力チャンネルが設定されており、これらn個の入力チ
ャンネルのために符号A1乃至Anで示される入力端子
が設けられている。入力端子A2乃至Anには、警備用
端末装置T1に割り当てられた警備区域内に配設されて
いるセンサK2乃至Knがそれぞれ接続されており、こ
れらのセンサK2乃至Knの作動により、対応する入力
端子のレベルがアースレベルから高レベル状態に変化す
る構成である。なお、これらの入力端子には、複数のセ
ンサを直列に接続してなる所謂センサループを接続する
構成であってもよい。
入力チャンネルが設定されており、これらn個の入力チ
ャンネルのために符号A1乃至Anで示される入力端子
が設けられている。入力端子A2乃至Anには、警備用
端末装置T1に割り当てられた警備区域内に配設されて
いるセンサK2乃至Knがそれぞれ接続されており、こ
れらのセンサK2乃至Knの作動により、対応する入力
端子のレベルがアースレベルから高レベル状態に変化す
る構成である。なお、これらの入力端子には、複数のセ
ンサを直列に接続してなる所謂センサループを接続する
構成であってもよい。
【0013】入力端子A1は、多重入力装置20の出力
20A及び警備用端末装置T1に割り当てられた警備区
域の警備を開始、解除するための操作ボックス30の出
力30Aとデータ伝送ライン17によって接続されてい
る。多重入力装置20は、多重通信ライン21を介して
多重入力装置20と図示の如く接続されている警備のた
めのセンサS1、S2、・・・Snからのアナログ出力
信号の各レベル状態を、時分割方式により適宜の順序又
はアットランダム、あるいは所与のルールに従った順序
でチェックし、その結果を示すセンサ出力データDA1
乃至DAnを内部メモリ20Bに蓄積しておく機能を有
している。
20A及び警備用端末装置T1に割り当てられた警備区
域の警備を開始、解除するための操作ボックス30の出
力30Aとデータ伝送ライン17によって接続されてい
る。多重入力装置20は、多重通信ライン21を介して
多重入力装置20と図示の如く接続されている警備のた
めのセンサS1、S2、・・・Snからのアナログ出力
信号の各レベル状態を、時分割方式により適宜の順序又
はアットランダム、あるいは所与のルールに従った順序
でチェックし、その結果を示すセンサ出力データDA1
乃至DAnを内部メモリ20Bに蓄積しておく機能を有
している。
【0014】内部メモリ20Bに蓄積されたセンサ出力
データDA1乃至DAnは適宜の時間間隔で更新されて
おり、これらのセンサ出力データDA1乃至DAnの値
は所与の基準レベルと比較され、この基準レベルを越え
るセンサ出力データが異常出力と見なされ、これに対応
するセンサが作動したと判断される。この様にしてセン
サの作動が判別される、作動したと判別されたセンサを
示すデータが所定の通信手順に従い、データ伝送ライン
17を介して制御部10に伝送される。すなわち、多重
通信ライン21と接続されている警備のためのセンサが
作動したか否かが多重入力装置20において個別的に判
断され、どのセンサが作動したかと言う情報がデータ伝
送ライン17を介して制御部10に伝送される。
データDA1乃至DAnは適宜の時間間隔で更新されて
おり、これらのセンサ出力データDA1乃至DAnの値
は所与の基準レベルと比較され、この基準レベルを越え
るセンサ出力データが異常出力と見なされ、これに対応
するセンサが作動したと判断される。この様にしてセン
サの作動が判別される、作動したと判別されたセンサを
示すデータが所定の通信手順に従い、データ伝送ライン
17を介して制御部10に伝送される。すなわち、多重
通信ライン21と接続されている警備のためのセンサが
作動したか否かが多重入力装置20において個別的に判
断され、どのセンサが作動したかと言う情報がデータ伝
送ライン17を介して制御部10に伝送される。
【0015】操作ボックス30もまた、データ伝送ライ
ン17を介して制御部10との間でデータ通信を行なう
機能を有しており、警備の開始、解除に関する所要のデ
ータ通信が操作ボックス30と制御部10との間で実行
される。I/O14の入力端子A1乃至Anからの入力
情報はRAM13にストアされる。
ン17を介して制御部10との間でデータ通信を行なう
機能を有しており、警備の開始、解除に関する所要のデ
ータ通信が操作ボックス30と制御部10との間で実行
される。I/O14の入力端子A1乃至Anからの入力
情報はRAM13にストアされる。
【0016】ROM12内には、監視センタ4のコンピ
ュータシステム5において実行される発報制御プログラ
ムに基づく指令信号に従い、センサの作動に基づくこれ
らの入力チャンネルからの入力情報を処理し、その処理
結果に応じて警備のための警備情報を監視センタ4に送
るための発報処理プログラムがストアされている。
ュータシステム5において実行される発報制御プログラ
ムに基づく指令信号に従い、センサの作動に基づくこれ
らの入力チャンネルからの入力情報を処理し、その処理
結果に応じて警備のための警備情報を監視センタ4に送
るための発報処理プログラムがストアされている。
【0017】図3は上述した発報制御プログラムP1を
示すフローチャートであり、以下、図3を参照して所要
の警備用端末装置に対する発報制御処理について説明す
る。この発報制御プログラムP1のスタート後、先ずス
テップ41に入り、ここで発報制御処理の選択が実行さ
れる。この選択処理は、コンピュータシステム5のCR
T表示装置5bに表示される所定の選択項目の中から
「発報制御処理」をその入力キー装置5bを使って予め
定められた手順で選択することにより行なわれる。
示すフローチャートであり、以下、図3を参照して所要
の警備用端末装置に対する発報制御処理について説明す
る。この発報制御プログラムP1のスタート後、先ずス
テップ41に入り、ここで発報制御処理の選択が実行さ
れる。この選択処理は、コンピュータシステム5のCR
T表示装置5bに表示される所定の選択項目の中から
「発報制御処理」をその入力キー装置5bを使って予め
定められた手順で選択することにより行なわれる。
【0018】次のステップ42では、発報制御すべき制
御部のアドレスをやはり入力キー装置5aとCRT表示
装置5bとを使用して選択する。次のステップ43で
は、ステップ42で選択された制御部において異常信号
入力があっても無視すべき発報制御対象入力の選択を行
なう。この選択は、所要の入力チャンネルに対応する入
力端子、センサであり、これらの内の1つ又は複数を指
定することである。なお、この場合、例えば、入力端子
A1を選択し、センサS1乃至Snの作動を全て無視す
ることも可能であるし、センサS1のみを選択してセン
サS1の作動のみを無視することも可能である。
御部のアドレスをやはり入力キー装置5aとCRT表示
装置5bとを使用して選択する。次のステップ43で
は、ステップ42で選択された制御部において異常信号
入力があっても無視すべき発報制御対象入力の選択を行
なう。この選択は、所要の入力チャンネルに対応する入
力端子、センサであり、これらの内の1つ又は複数を指
定することである。なお、この場合、例えば、入力端子
A1を選択し、センサS1乃至Snの作動を全て無視す
ることも可能であるし、センサS1のみを選択してセン
サS1の作動のみを無視することも可能である。
【0019】このようにして発報制御の対象入力の選択
が終了すると、ステップ44に進み、ここで、入力キー
装置5aに設けられている制御開始ボタン(図示せず)
が押されたか否かが判別される。制御開始ボタンが押さ
れないうちはステップ44が繰り返し実行されており、
制御開始ボタンが押されると、ステップ44の判別結果
がYESとなり、ステップ45に入る。
が終了すると、ステップ44に進み、ここで、入力キー
装置5aに設けられている制御開始ボタン(図示せず)
が押されたか否かが判別される。制御開始ボタンが押さ
れないうちはステップ44が繰り返し実行されており、
制御開始ボタンが押されると、ステップ44の判別結果
がYESとなり、ステップ45に入る。
【0020】ステップ45において、ステップ42で選
択された発報制御対象入力を示す所定のフォーマットの
制御情報が送信される。ステップ46でこの制御情報の
送信が正常に終了されたか否かがチェックされ、送信正
常終了の場合にはステップ47に入り、送信が正常に終
了した旨の表示をCRT表示装置5bによって行ない本
プログラムの実行を終了する。一方、ステップ46にお
いて送信が正常に終了しなかったと判別されると、ステ
ップ48に入り、ここで送信異常終了表示をCRT表示
装置5bによって行ない、本プログラムの実行が終了す
る。送信異常終了表示があった場合には、本プログラム
をもう1度最初から実行させる必要がある。
択された発報制御対象入力を示す所定のフォーマットの
制御情報が送信される。ステップ46でこの制御情報の
送信が正常に終了されたか否かがチェックされ、送信正
常終了の場合にはステップ47に入り、送信が正常に終
了した旨の表示をCRT表示装置5bによって行ない本
プログラムの実行を終了する。一方、ステップ46にお
いて送信が正常に終了しなかったと判別されると、ステ
ップ48に入り、ここで送信異常終了表示をCRT表示
装置5bによって行ない、本プログラムの実行が終了す
る。送信異常終了表示があった場合には、本プログラム
をもう1度最初から実行させる必要がある。
【0021】このようにして、監視センタ4から発報制
御のための制御情報が指令信号として所要の制御部に送
られると、この制御情報はその制御部10のRAM13
内にストアされる。
御のための制御情報が指令信号として所要の制御部に送
られると、この制御情報はその制御部10のRAM13
内にストアされる。
【0022】次に、図4を参照して、RAM13内にス
トアされた制御情報に基づく発報制御処理について説明
する。図4は、ROM12内にストアされており、所定
周期で起動される発報処理プログラムP2を示すフロー
チャートであり、ステップ51で制御情報が受信された
か否かの判別が行なわれ、制御情報が受信された場合に
はステップ52に入り、ここで、制御情報の更新が行な
われ、しかる後、ステップ53に入る。ステップ51で
制御情報が受信されていないと判断された場合には、ス
テップ52を実行することなく、ステップ53に入る。
トアされた制御情報に基づく発報制御処理について説明
する。図4は、ROM12内にストアされており、所定
周期で起動される発報処理プログラムP2を示すフロー
チャートであり、ステップ51で制御情報が受信された
か否かの判別が行なわれ、制御情報が受信された場合に
はステップ52に入り、ここで、制御情報の更新が行な
われ、しかる後、ステップ53に入る。ステップ51で
制御情報が受信されていないと判断された場合には、ス
テップ52を実行することなく、ステップ53に入る。
【0023】ステップ53では、いずれかの入力端子か
らセンサ作動信号、すなわち異常信号が入力されたか否
かが判別される。異常信号入力がない場合にはこのプロ
グラムの実行が終了するが、ステップ53で異常信号が
入力されたと判別されると、ステップ54に入り、ここ
で、その異常信号に関するデータが更新された制御情報
と照合され、発報制御対象入力であるか否かが判別され
る。ステップ54でその異常信号が発報制御対象入力で
ないと判別されると、ステップ55に入り、ここで、発
報信号(侵入検知信号)を監視センタ4に送信するため
の発報信号送信処理が実行され、本プログラムの実行が
終了する。一方、ステップ54で、その異常信号が発報
制御対象入力であると判別されると、ステップ54の判
別結果はYESとなり、ステップ55を実行することな
しに本プログラムの実行が終了する。
らセンサ作動信号、すなわち異常信号が入力されたか否
かが判別される。異常信号入力がない場合にはこのプロ
グラムの実行が終了するが、ステップ53で異常信号が
入力されたと判別されると、ステップ54に入り、ここ
で、その異常信号に関するデータが更新された制御情報
と照合され、発報制御対象入力であるか否かが判別され
る。ステップ54でその異常信号が発報制御対象入力で
ないと判別されると、ステップ55に入り、ここで、発
報信号(侵入検知信号)を監視センタ4に送信するため
の発報信号送信処理が実行され、本プログラムの実行が
終了する。一方、ステップ54で、その異常信号が発報
制御対象入力であると判別されると、ステップ54の判
別結果はYESとなり、ステップ55を実行することな
しに本プログラムの実行が終了する。
【0024】したがって、この構成によれば、例えば警
備用端末装置T1のセンサK2に故障が生じた場合、監
視センタ4から入力端子A2が発報制御対象入力である
旨の制御情報を警備用端末装置T1の制御部10に送信
しておくことにより、その入力端子A2に異常信号が入
力されることによりステップ54の判別結果がYESと
なっても、ステップ55が実行されないので、センサK
2に対して、所謂シャントをかけたのと同様の状態とす
ることができる。この結果、特定のセンサ等に故障が生
じた場合、この影響を排除して、他の残りの正常なセン
サ等の作動に応答して発報信号を監視センタ4に送信す
ることができる。
備用端末装置T1のセンサK2に故障が生じた場合、監
視センタ4から入力端子A2が発報制御対象入力である
旨の制御情報を警備用端末装置T1の制御部10に送信
しておくことにより、その入力端子A2に異常信号が入
力されることによりステップ54の判別結果がYESと
なっても、ステップ55が実行されないので、センサK
2に対して、所謂シャントをかけたのと同様の状態とす
ることができる。この結果、特定のセンサ等に故障が生
じた場合、この影響を排除して、他の残りの正常なセン
サ等の作動に応答して発報信号を監視センタ4に送信す
ることができる。
【0025】このため、例えば最終退出者が操作ボック
ス30によって警備開始状態とした場合に、特定のセン
サ等に故障があるためループ異常が表示された場合、上
述の如くして、監視センタ4からこのセンサ出力による
発報を直ちに抑制し、当該警備区域をこの状態で警備開
始状態とすることができる。従って、技術員の夜間出勤
を著しく減少させることができるほか、技術員等に対す
る無理な割り込み作業の割り当てをも著しく減少させる
ことができる。
ス30によって警備開始状態とした場合に、特定のセン
サ等に故障があるためループ異常が表示された場合、上
述の如くして、監視センタ4からこのセンサ出力による
発報を直ちに抑制し、当該警備区域をこの状態で警備開
始状態とすることができる。従って、技術員の夜間出勤
を著しく減少させることができるほか、技術員等に対す
る無理な割り込み作業の割り当てをも著しく減少させる
ことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、警備用端末装置側の特
定のセンサ等に故障が生じた場合、監視センタから指令
信号を警備用端末装置側に送信することにより、その特
定のセンサ等の出力による発報を直ちに抑制し、この影
響を排除して、他の残りの正常なセンサ等の作動に応答
して発報信号を監視センタに送信することができる。従
って、技術員の夜間出勤を著しく減少させることができ
るほか、技術員等に対する無理な割り込み作業の割り当
てをも著しく減少させることができる。
定のセンサ等に故障が生じた場合、監視センタから指令
信号を警備用端末装置側に送信することにより、その特
定のセンサ等の出力による発報を直ちに抑制し、この影
響を排除して、他の残りの正常なセンサ等の作動に応答
して発報信号を監視センタに送信することができる。従
って、技術員の夜間出勤を著しく減少させることができ
るほか、技術員等に対する無理な割り込み作業の割り当
てをも著しく減少させることができる。
【図1】本発明による機械警備システムの概略構成図。
【図2】図1の警備用端末装置の1つの詳細ブロック
図。
図。
【図3】図1の監視センタのコンピュータシステムにお
いて実行される制御プログラムを示すフローチャート。
いて実行される制御プログラムを示すフローチャート。
【図4】図2の制御部のCPUにおいて実行される発報
処理プログラムを示すフローチャート。
処理プログラムを示すフローチャート。
1 機械警備システム 4 監視センタ 5 コンピュータシステム 10 制御部 A1乃至An 入力端子 K2乃至Kn センサ S1乃至Sn センサ T1乃至Tn 警備用端末装置
Claims (1)
- 【請求項1】 警備対象区域内に設けられたセンサ等の
作動に応じた出力を受け取るための入力チャンネルを有
し、入力チャンネルから得られた情報に基づいて警備の
ための警備情報を通信回線を介して監視センタに送るよ
うに構成された機械警備システムにおいて、前記監視セ
ンタからの指令によって指定されたセンサの作動による
発報、及び又は前記監視センタからの指令によって指定
された入力チャンネルへの入力による発報を制御するこ
とができるようにしたことを特徴とする機械警備システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5638293A JPH06251281A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 機械警備システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5638293A JPH06251281A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 機械警備システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06251281A true JPH06251281A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=13025712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5638293A Pending JPH06251281A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | 機械警備システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06251281A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6822990B2 (en) | 2000-09-08 | 2004-11-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Semiconductor laser device |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5638293A patent/JPH06251281A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6822990B2 (en) | 2000-09-08 | 2004-11-23 | Mitsui Chemicals, Inc. | Semiconductor laser device |
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