JPH1063313A - プロセス制御相互監視方式 - Google Patents

プロセス制御相互監視方式

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JPH1063313A
JPH1063313A JP22332996A JP22332996A JPH1063313A JP H1063313 A JPH1063313 A JP H1063313A JP 22332996 A JP22332996 A JP 22332996A JP 22332996 A JP22332996 A JP 22332996A JP H1063313 A JPH1063313 A JP H1063313A
Authority
JP
Japan
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lan
control
processing
result
master
Prior art date
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Pending
Application number
JP22332996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Ando
英彰 安藤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH1063313A publication Critical patent/JPH1063313A/ja
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセス処理内部のタイミング異常の現象に
よるプロセス結果の差異を早期に確認できるプロセス制
御相互監視方式を提供すること。 【解決手段】 両制御装置1、2へのプロセス設備情報
の取り込みにLAN(A)3を用いる。プロセス処理結
果の相手装置への通知にはLAN(B)4を用いる。L
AN(A)にはシーケンスコントローラ5を接続する。
マスタからスレーブへ切り替えるために切替装置6を設
ける。プロセス処理結果を相互監視のために登録し、相
手プロセス処理結果と自己のプロセス処理結果の処理状
況及び制御項目内容を比較する。この比較により、信号
タイミングによる差及びプロセス処理内の処理順序差に
対する相異を発見し、早期に対策を講じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2重化された制御
装置におけるプロセス処理結果を相互に監視するプロセ
ス制御相互監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御装置を2重化した場合のシ
ステム構成を図3に示す。図中、1及び2はプロセス制
御装置で、一方、例えば制御装置1をマスタ制御装置、
他方をスレーブ制御装置とする。3´はプロセスライン
情報の取り込みに用いるLAN(local area
network)、5はシーケンスコントローラ、6
はマスタ、スレーブの切替を行う切替装置である。
【0003】2重化方式の制御装置では、両制御装置
1、2にプロセスライン情報をLAN3´等を経由して
取り込み、内部でプロセス処理を行うことになる。その
場合、マスタ系にのみ制御権を与えてシーケンスコント
ローラ5に制御情報を伝え、スレーブ系に対しては制御
権を与えず制御情報を出力させないようにする。
【0004】制御装置1、2のマスタからスレーブへの
切替は、制御装置関連の異常を検出して自動的に処理す
るか、マスタからスレーブへ切替操作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】2重化により装置自体
は高密度化、複雑化されていても、故障の検出・判断が
明確なため、切り替えは適確に行われる。
【0006】しかし、処理装置をプロセスを稼働させな
がら取り替える場合(連続操業など高い設備稼働率を要
求される場合)のように、能力などに差のある処理装置
を交換作業の一時期だけ2重化する場合には、各プロセ
ス処理内容の差については確認をしていないため、制御
装置内のプロセス制御に関する異常を検出できないのが
現状であり、以下のような問題がある。
【0007】(1).制御装置内のプロセス処理が複雑
化しているため、プロセスライン情報の組み合わせ、処
理時間差によりプロセス判断において一部分異なり、次
のプロセス制御時に最終結果となるケースが発生する。
【0008】(2).プロセス処理結果の差異が何らか
の原因で連続した場合には、シーケンス制御が不都合に
なるまでは、あたかも正常のように制御動作が行われ
る。プラント停止後、最終の不都合条件は明確となる
が、真の原因の判明はなかなか困難である。
【0009】(3).真の原因を究明する場合、プロセ
ス処理結果差異の時間経過による累積値により、換言す
れば処理過程での情報不足により、原因究明が阻まれ
る。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、プロセス処理結果を相互に監視・判定することによ
り、プロセス処理内部のタイミング異常の現象によるプ
ロセス結果の差異を早期に確認できるプロセス制御相互
監視方式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセス制御
用の処理装置を2重化構成とし、 1)プラント設備情報はLAN(A)経由でマスタ、ス
レーブ両制御装置に取り込み、マスタ、スレーブ共に同
様に処理させる、 2)プロセス処理結果を相互監視に登録すると同時に、
LAN(B)を経由して相手装置に伝達し、マスタ側で
は制御出力としてLAN(A)経由でシーケンスコント
ローラに出力する、 3)相手プロセス処理結果と登録されている自己のプロ
セス処理結果の処理発生状況及び各制御項目内容を a)相手からプロセス処理結果が送られて来ない、 b)相手からプロセス処理結果が送られて来る、 c)相互のプロセス処理時間にLAN送信時間を加味し
た時間以上である、 d)制御項目単位の比較範囲以上の差を検出、を比較条
件として比較する、 4)相互監視処理にて相異を検出した場合に、異常内容
と時間等を外部に通知し、設備状況判断を要求する、な
どの機能を持たせて相互監視を行うようにしたことを特
徴とする。特に、プロセス稼働状態で交換する旧装置と
新装置のように能力に差がある処理装置を2重化した場
合に有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態を示
す。図中、1はマスタ制御装置、2はスレーブ制御装
置、3はプラント設備情報などの取り込みに用いるLA
N(A)、4は相手装置にプロセス結果を知らせるため
のLAN(B)、5は前記LAN(A)に接続したシー
ケンスコントローラ、6は切替装置である。マスタ制御
装置1及びスレーブ制御装置2は、例えばプロセス設備
を稼働させながら処理装置を高能力のものと取り替えて
設備能力を高める場合の旧装置と新装置の関係とする。
つまり、能力などに差のある処理装置を2重化してい
る。
【0013】次に、図2に示す処理ブロック図を参照し
ながら動作について説明する。
【0014】1)プラント設備情報はLAN(A)3経
由でマスタ、スレーブ両制御装置1、2に取り込み(図
2の入力(A)の取り込み(S1))、マスタ、スレー
ブ共に同様に処理させる(S2)。
【0015】2)プロセス処理結果を相互監視に登録す
る(S3)と同時に、出力(B)(S4)としてLAN
(B)4を経由して相手装置に伝達する。マスタ側であ
れば(S5)、制御出力(出力(A))としてLAN
(A)3経由でシーケンスコントローラ5に出力する
(S6)。
【0016】3)LAN(B)4経由で受信した相手プ
ロセス処理結果、つまり入力(B)(S7)と登録され
ている自己のプロセス処理結果の処理発生状況及び各制
御項目内容を比較する。比較条件は、 a)相手からプロセス処理結果が送られて来ない、 b)相手からプロセス処理結果が送られて来る、 c)相互のプロセス処理時間にLAN送信時間を加味し
た時間以上である、 d)制御項目単位の比較範囲以上の差を検出、とする。
【0017】4)相互監視処理にて相異を検出した場合
に、異常内容と時間等を外部に通知し、設備状況判断を
要求する。
【0018】5)異常時には切替装置6により自動的に
切り替わり、プロセス制御は相手装置が司る。これは、
従来のシステム構成の場合と同様である。
【0019】このような相互監視により、 a)プロセス処理結果が必要な時期(タイミング)に出
力されていること、 b)プロセス処理結果が必要以上に出力されているこ
と、 c)プロセス処理が正常に推移していないこと、といっ
た内容を早期に判定することができる。
【0020】このため、信号タイミングによる差及びプ
ロセス処理内の処理順序差に対する相異を発見できるよ
うになり、プロセス状態が異常となる以前に対策するこ
とが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プロセス
処理結果を相互に監視し、処理状況及び各制御項目内容
を比較するようにしたので、信号タイミングによる差及
びプロセス処理内の処理順序差に対する相異を発見でき
るようになり、早期の対策によりプロセス制御の信頼性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシステム構成図。
【図2】一実施形態における処理ブロック図。
【図3】従来例を示すシステム構成図。
【符号の説明】
1…マスタ制御装置 2…スレーブ制御装置 3…LAN(A) 4…LAN(B) 5…シーケンスコントローラ 6…切替装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス制御用の処理装置を2重化構成
    とし、 1)プラント設備情報はLAN(A)経由でマスタ、ス
    レーブ両制御装置に取り込み、マスタ、スレーブ共に同
    様に処理させる、 2)プロセス処理結果を相互監視に登録すると同時に、
    LAN(B)を経由して相手装置に伝達し、マスタ側で
    は制御出力としてLAN(A)経由でシーケンスコント
    ローラに出力する、 3)相手プロセス処理結果と登録されている自己のプロ
    セス処理結果の処理発生状況及び各制御項目内容を a)相手からプロセス処理結果が送られて来ない、 b)相手からプロセス処理結果が送られて来る、 c)相互のプロセス処理時間にLAN送信時間を加味し
    た時間以上である、 d)制御項目単位の比較範囲以上の差を検出、を比較条
    件として比較する、 4)相互監視処理にて相異を検出した場合に、異常内容
    と時間等を外部に通知し、設備状況判断を要求する、な
    どの機能を持たせて相互監視を行うようにしたことを特
    徴とするプロセス制御相互監視方式。
JP22332996A 1996-08-26 1996-08-26 プロセス制御相互監視方式 Pending JPH1063313A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007018026A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Mitsubishi Electric Corp コントローラ
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