JPH06291882A - 機械警備システム - Google Patents
機械警備システムInfo
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- JPH06291882A JPH06291882A JP9645193A JP9645193A JPH06291882A JP H06291882 A JPH06291882 A JP H06291882A JP 9645193 A JP9645193 A JP 9645193A JP 9645193 A JP9645193 A JP 9645193A JP H06291882 A JPH06291882 A JP H06291882A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送信端末装置における発報通報に関する過去
の作動状況を容易に把握できるようにすること。 【構成】 送信端末装置(Tn)からの警備情報を通信
回線(3)を介して監視センタ(4)の受信端末装置
(14)で受信するようにした機械警備システム(1)
において、送信端末装置において発生した発報通報のた
めの各種の作動データを該作動データの発生時刻を示す
時刻デ−タと共に記憶する記憶手段(10)を送信端末
装置側に設け、記憶手段の記憶内容を外部からの要求に
応じて読み出すことができるようにした。
の作動状況を容易に把握できるようにすること。 【構成】 送信端末装置(Tn)からの警備情報を通信
回線(3)を介して監視センタ(4)の受信端末装置
(14)で受信するようにした機械警備システム(1)
において、送信端末装置において発生した発報通報のた
めの各種の作動データを該作動データの発生時刻を示す
時刻デ−タと共に記憶する記憶手段(10)を送信端末
装置側に設け、記憶手段の記憶内容を外部からの要求に
応じて読み出すことができるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、警備用送信端末装置側
における過去の作動状況を把握することができるように
した機械警備システムに関するものである。
における過去の作動状況を把握することができるように
した機械警備システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】警備区域内に、警備用の送信端末装置を
設け、この送信端末装置を電話回線等を介して監視セン
タの受信端末装置と接続しうる構成とし、所定の警備用
センサからの出力に基づく警備情報を必要に応じて送信
端末装置から監視センタの受信端末装置に送るようにし
た機械警備システムが公知である。
設け、この送信端末装置を電話回線等を介して監視セン
タの受信端末装置と接続しうる構成とし、所定の警備用
センサからの出力に基づく警備情報を必要に応じて送信
端末装置から監視センタの受信端末装置に送るようにし
た機械警備システムが公知である。
【0003】この種の警備システムにあっては、警備区
域内に侵入者があったことがセンサ等により検知された
場合、このことを直ちに、且つ確実に監視センタに通報
することが極めて重要であり、このため、特に、監視セ
ンタへの通報に関して事故が生じた場合には、センサか
らの異常出力に応答して監視センタへの通報のためにダ
イヤリング動作が行なわれたのか否か、また、何回目の
ダイヤリングにより監視センタとの間で回線が接続され
たのか等に関する過去の作動状態を知ることができるよ
うにすることが、より信頼性の高いシステムを構築して
いく等のために必要である。
域内に侵入者があったことがセンサ等により検知された
場合、このことを直ちに、且つ確実に監視センタに通報
することが極めて重要であり、このため、特に、監視セ
ンタへの通報に関して事故が生じた場合には、センサか
らの異常出力に応答して監視センタへの通報のためにダ
イヤリング動作が行なわれたのか否か、また、何回目の
ダイヤリングにより監視センタとの間で回線が接続され
たのか等に関する過去の作動状態を知ることができるよ
うにすることが、より信頼性の高いシステムを構築して
いく等のために必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
システムにあっては、例えばセンサが作動することによ
りそのセンサから得られた出力に基づいて所要の警備情
報を発生させ、この警備情報を受信端末装置に送るだけ
であり、且つ内部的動作に関する情報は送信端末装置内
で表示を行うだけであるから、監視センタでは警備対象
区域内で何が生じたのかを詳しく知ることはできないも
のである。
システムにあっては、例えばセンサが作動することによ
りそのセンサから得られた出力に基づいて所要の警備情
報を発生させ、この警備情報を受信端末装置に送るだけ
であり、且つ内部的動作に関する情報は送信端末装置内
で表示を行うだけであるから、監視センタでは警備対象
区域内で何が生じたのかを詳しく知ることはできないも
のである。
【0005】したがって、従来のこの種のシステムで
は、発報通報に関する過去の動作を後で把握することは
不可能である。また、監視センタに通報されない内部的
な動作についても、同様に記憶されておらず、結局、端
末装置の過去の動作について、後日これを解析すること
はできない。このため、センサが異常出力を発生したに
も拘わらず監視センタに通報がなされなかったようなト
ラブルが生じた場合、その原因が通信回線側にあるの
か、又は警備装置側にあるのかの原因究明を困難なもの
としていた。
は、発報通報に関する過去の動作を後で把握することは
不可能である。また、監視センタに通報されない内部的
な動作についても、同様に記憶されておらず、結局、端
末装置の過去の動作について、後日これを解析すること
はできない。このため、センサが異常出力を発生したに
も拘わらず監視センタに通報がなされなかったようなト
ラブルが生じた場合、その原因が通信回線側にあるの
か、又は警備装置側にあるのかの原因究明を困難なもの
としていた。
【0006】本発明の目的は、したがって、送信端末装
置における発報通報に関する過去の作動状況を容易に把
握することができるようにした改善された機械警備シス
テムを提供することにある。
置における発報通報に関する過去の作動状況を容易に把
握することができるようにした改善された機械警備シス
テムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、警備対象区域に警備用の送信端末装
置を設け、送信端末装置からの警備情報を通信回線を介
して監視センタの受信端末装置で受け取ることにより監
視センタにおいて警備対象区域の監視を行うようにした
機械警備システムにおいて、送信端末装置において発生
した発報通報のための各種の作動データを該作動データ
の発生時刻を示す時刻デ−タと共に記憶する記憶手段を
送信端末装置側に設け、記憶手段の記憶内容を外部から
の要求に応じて読み出すことができるようにした点にあ
る。
の本発明の特徴は、警備対象区域に警備用の送信端末装
置を設け、送信端末装置からの警備情報を通信回線を介
して監視センタの受信端末装置で受け取ることにより監
視センタにおいて警備対象区域の監視を行うようにした
機械警備システムにおいて、送信端末装置において発生
した発報通報のための各種の作動データを該作動データ
の発生時刻を示す時刻デ−タと共に記憶する記憶手段を
送信端末装置側に設け、記憶手段の記憶内容を外部から
の要求に応じて読み出すことができるようにした点にあ
る。
【0008】
【作用】警備用の送信端末装置において発生した発報通
報に関する所定の作動データ、例えば、センサの発報、
監視センタへの通報のためのダイヤリング動作等の作動
データが、それらの作動データの発生時刻を示す時刻デ
ータと共に記憶手段内に記憶される。この記憶された各
データの内容は、外部からの要求に応じて読み出され、
外部、例えば監視センタの受信端末装置へアップロード
データとして送ることができる。
報に関する所定の作動データ、例えば、センサの発報、
監視センタへの通報のためのダイヤリング動作等の作動
データが、それらの作動データの発生時刻を示す時刻デ
ータと共に記憶手段内に記憶される。この記憶された各
データの内容は、外部からの要求に応じて読み出され、
外部、例えば監視センタの受信端末装置へアップロード
データとして送ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明による機械警備システムの
ブロック図を示し、この機械警備システム1は警備対象
施設に設けられている警備用端末装置T1、T2、・・
・、Tnを備えており、これらの警備用端末装置T1、
T2、・・・、Tnは公衆回線交換網2を含んで成る通
信システム3を介して監視センタ4と接続することがで
きる構成となっている。本実施例では、警備用端末装置
T1、T2は同一の警備対象施設である工場5の警備の
ために設けられている。
ブロック図を示し、この機械警備システム1は警備対象
施設に設けられている警備用端末装置T1、T2、・・
・、Tnを備えており、これらの警備用端末装置T1、
T2、・・・、Tnは公衆回線交換網2を含んで成る通
信システム3を介して監視センタ4と接続することがで
きる構成となっている。本実施例では、警備用端末装置
T1、T2は同一の警備対象施設である工場5の警備の
ために設けられている。
【0011】図2を参照すると、警備用端末装置T1
は、工場5内の適宜の箇所に設けられたセンサS1、S
2、・・・、Snからの出力に応答して、所要の警備情
報を出力することができる警備情報出力装置6を具えて
いる。この警備情報出力装置6は、センサS1乃至Sn
と接続されたセンサ検出用入出力装置7、中央演算処理
装置(CPU)8、CPU8で実行されるプログラムを
ストアしておくための読出し専用メモリ(ROM)9、
ランダムアクセスメモリ(RAM)10、時刻データを
供給するための時計装置11、外部とデータの授受を行
なうためのデータ伝送用入出力装置12、及びこれらを
相互に接続するためのバス13が図示の如く接続されて
成っている。他の警備用端末装置T2、・・・、Tnも
同様の構成と成っている。
は、工場5内の適宜の箇所に設けられたセンサS1、S
2、・・・、Snからの出力に応答して、所要の警備情
報を出力することができる警備情報出力装置6を具えて
いる。この警備情報出力装置6は、センサS1乃至Sn
と接続されたセンサ検出用入出力装置7、中央演算処理
装置(CPU)8、CPU8で実行されるプログラムを
ストアしておくための読出し専用メモリ(ROM)9、
ランダムアクセスメモリ(RAM)10、時刻データを
供給するための時計装置11、外部とデータの授受を行
なうためのデータ伝送用入出力装置12、及びこれらを
相互に接続するためのバス13が図示の如く接続されて
成っている。他の警備用端末装置T2、・・・、Tnも
同様の構成と成っている。
【0012】図1に戻ると、監視センタ4には、警備用
監視装置14が設けられている。この警備用監視装置1
4は、中央演算処理装置(CPU)15、CPU15で
実行されるプログラムをストアしておくための読出し専
用メモリ(ROM)16、ランダムアクセスメモリ(R
AM)17、その時々の正確な時刻情報を供給するため
の時刻情報供給装置である親時計装置18を有し、これ
らは、バス19により相互に接続されている。バス19
には、さらに、通信システム3と接続されているデータ
伝送用入出力装置20と、キー入力装置21及び表示装
置22と接続されているインターフェイス部23とが接
続されており、警備用監視装置14はデータ伝送用入出
力装置20を介して、各警備用端末装置との間でデータ
伝送を行なうことができ、各警備用端末装置からの警備
情報を受信することができる。
監視装置14が設けられている。この警備用監視装置1
4は、中央演算処理装置(CPU)15、CPU15で
実行されるプログラムをストアしておくための読出し専
用メモリ(ROM)16、ランダムアクセスメモリ(R
AM)17、その時々の正確な時刻情報を供給するため
の時刻情報供給装置である親時計装置18を有し、これ
らは、バス19により相互に接続されている。バス19
には、さらに、通信システム3と接続されているデータ
伝送用入出力装置20と、キー入力装置21及び表示装
置22と接続されているインターフェイス部23とが接
続されており、警備用監視装置14はデータ伝送用入出
力装置20を介して、各警備用端末装置との間でデータ
伝送を行なうことができ、各警備用端末装置からの警備
情報を受信することができる。
【0013】図3は、各警備用端末装置の警備情報出力
装置のROM9内にストアされている端末装置用制御プ
ログラムP1を示すフローチャートである。図4は、警
備用監視装置14のROM16内にストアされている監
視装置用制御プログラムP2を示すフローチャートであ
る。
装置のROM9内にストアされている端末装置用制御プ
ログラムP1を示すフローチャートである。図4は、警
備用監視装置14のROM16内にストアされている監
視装置用制御プログラムP2を示すフローチャートであ
る。
【0014】次に、図3を参照して、センサから異常信
号が出力された場合における端末装置側の制御処理につ
いて説明する。端末装置用制御プログラムP1は、端末
装置における電源投入によって起動され、ステップ41
において発報状態か否かが公知の方法で判別される。ス
テップ41は発報状態と判別されるまで実行され続け、
いずれかのセンサからの出力に応答して発報状態と判別
されると、ステップ41の判別結果がYESとなり、ス
テップ42に入る。
号が出力された場合における端末装置側の制御処理につ
いて説明する。端末装置用制御プログラムP1は、端末
装置における電源投入によって起動され、ステップ41
において発報状態か否かが公知の方法で判別される。ス
テップ41は発報状態と判別されるまで実行され続け、
いずれかのセンサからの出力に応答して発報状態と判別
されると、ステップ41の判別結果がYESとなり、ス
テップ42に入る。
【0015】ステップ42では、その時の発報情報の内
容がその発報情報の発生時における時計装置11からの
時刻データと共にRAM10内に記憶され、次のステッ
プ43に入る。ステップ43では、発報情報を監視セン
タ4側に送るための通報処理が開始されると共に、この
通報処理の開始を示す通報処理開始情報が、その通報処
理開始時における時計装置11からの時刻データと共に
RAM10内に記憶される。しかる後、ステップ44に
入り、監視センタ4との間の回線接続処理が実行され
る。図示の実施例では、端末装置と監視センタ4との間
は、公衆回線交換網2を含む通信システム3を介して両
者が接続される構成であり、ステップ44では、このた
めのダイヤリング動作が実行される。
容がその発報情報の発生時における時計装置11からの
時刻データと共にRAM10内に記憶され、次のステッ
プ43に入る。ステップ43では、発報情報を監視セン
タ4側に送るための通報処理が開始されると共に、この
通報処理の開始を示す通報処理開始情報が、その通報処
理開始時における時計装置11からの時刻データと共に
RAM10内に記憶される。しかる後、ステップ44に
入り、監視センタ4との間の回線接続処理が実行され
る。図示の実施例では、端末装置と監視センタ4との間
は、公衆回線交換網2を含む通信システム3を介して両
者が接続される構成であり、ステップ44では、このた
めのダイヤリング動作が実行される。
【0016】次のステップ45では、監視センタ4との
間での通信回線接続が正常に行なわれたか否かが判別さ
れ、接続が正常に行なわれたと判別されると、ステップ
45の判別結果はYESとなり、ステップ46に入る。
ステップ46では、後述する如くして、監視センタ4側
から送られてくる親時計装置18の時刻情報が受信され
たか否かが判別される。時刻情報が受信された場合に
は、ステップ46の判別結果はYESとなってステップ
47に入り、ここで、発報情報を監視センタ4に送信す
るための通報処理が実行される。しかる後、ステップ4
8で通報が正常に実行され終了したか否かが判別され
る。ステップ48で通報が正常に終了したと判別される
とその判別結果はYESとなり、ステップ49で通報正
常終了情報記憶動作が実行される。すなわち、ステップ
49では、通報が正常に行なわれたことを示す所定のコ
ードにその正常終了判別時刻において得られた時刻デー
タを付加したデータがRAM10内にストアされ、これ
により、通報正常終了情報記憶動作が終了する。しかる
後、ステップ50において通信回線の切断処理を実行
し、ステップ41に戻る。
間での通信回線接続が正常に行なわれたか否かが判別さ
れ、接続が正常に行なわれたと判別されると、ステップ
45の判別結果はYESとなり、ステップ46に入る。
ステップ46では、後述する如くして、監視センタ4側
から送られてくる親時計装置18の時刻情報が受信され
たか否かが判別される。時刻情報が受信された場合に
は、ステップ46の判別結果はYESとなってステップ
47に入り、ここで、発報情報を監視センタ4に送信す
るための通報処理が実行される。しかる後、ステップ4
8で通報が正常に実行され終了したか否かが判別され
る。ステップ48で通報が正常に終了したと判別される
とその判別結果はYESとなり、ステップ49で通報正
常終了情報記憶動作が実行される。すなわち、ステップ
49では、通報が正常に行なわれたことを示す所定のコ
ードにその正常終了判別時刻において得られた時刻デー
タを付加したデータがRAM10内にストアされ、これ
により、通報正常終了情報記憶動作が終了する。しかる
後、ステップ50において通信回線の切断処理を実行
し、ステップ41に戻る。
【0017】一方、ステップ48の判別結果がNOの場
合には、ステップ52に入り、ここで通報が正常に行な
われなかったことを記憶するための、通報異常終了情報
記憶動作が実行される。この記憶動作は、通報が正常に
行なわれなかったことを示す所定のコードにその異常終
了判別時刻において得られた時刻データを付加したデー
タをRAM10内にストアする動作であり、ステップ5
2の実行が終了するとステップ53に入る。なお、ステ
ップ45の判別結果がNOとなった場合には、ステップ
51において接続異常終了情報記憶動作が実行される
が、この記憶動作もまた、ステップ52において実行さ
れる記憶動作と同様に、接続異常終了を示す所定のコー
ドに時刻データを付加したデータがRAM10内にスト
アされる。
合には、ステップ52に入り、ここで通報が正常に行な
われなかったことを記憶するための、通報異常終了情報
記憶動作が実行される。この記憶動作は、通報が正常に
行なわれなかったことを示す所定のコードにその異常終
了判別時刻において得られた時刻データを付加したデー
タをRAM10内にストアする動作であり、ステップ5
2の実行が終了するとステップ53に入る。なお、ステ
ップ45の判別結果がNOとなった場合には、ステップ
51において接続異常終了情報記憶動作が実行される
が、この記憶動作もまた、ステップ52において実行さ
れる記憶動作と同様に、接続異常終了を示す所定のコー
ドに時刻データを付加したデータがRAM10内にスト
アされる。
【0018】ステップ51又は52の実行終了後、ステ
ップ53に入り、ここで通信回路の切断処理が実行され
る。次に、ステップ54に進み、ここで再通報回数が1
8回以上となったか否かが判別される。再通報回数が1
8回に達していない場合にはステップ54の判別結果は
NOとなり、ステップ56において再通報開始情報記憶
動作が実行された後、ステップ44に入り、再び接続処
理を行なう。なお、ステップ56での記憶動作は、ステ
ップ43での記憶動作と同様である。一方、再通報回数
がすでに18回以上である場合には、ステップ54の判
別結果がYESとなり、ステップ55に入り、発報があ
ったにも拘わらず監視センタ4へ通報できなかったこと
を示す所定のコードにその時の時刻データを付したデー
タをRAM10にストアする、通報不能情報記憶動作が
実行される。この後、ステップ41に戻り、次の発報を
待つことになる。
ップ53に入り、ここで通信回路の切断処理が実行され
る。次に、ステップ54に進み、ここで再通報回数が1
8回以上となったか否かが判別される。再通報回数が1
8回に達していない場合にはステップ54の判別結果は
NOとなり、ステップ56において再通報開始情報記憶
動作が実行された後、ステップ44に入り、再び接続処
理を行なう。なお、ステップ56での記憶動作は、ステ
ップ43での記憶動作と同様である。一方、再通報回数
がすでに18回以上である場合には、ステップ54の判
別結果がYESとなり、ステップ55に入り、発報があ
ったにも拘わらず監視センタ4へ通報できなかったこと
を示す所定のコードにその時の時刻データを付したデー
タをRAM10にストアする、通報不能情報記憶動作が
実行される。この後、ステップ41に戻り、次の発報を
待つことになる。
【0019】すなわち、各端末装置においては、センサ
からの出力に応答して発報があったと判別されると、図
3に示すフローチャートに従い、発報の内容を示す発報
情報ステップ42、監視センタ4との間で通信回線を確
立するための接続処理が実行される毎に通報の開始があ
ったことを示す通報開始情報(ステップ43)、監視セ
ンタ4との間で通信回線を確立するための再接続処理が
実行される毎に再通報の開始があったことを示す再通報
開始情報(ステップ56)、接続処理の結果接続が正常
に行なわれなかったことを示す接続異常終了情報(ステ
ップ51)、通報が正常に行なわれなかったことを示す
通報異常終了情報(ステップ52)、接続処理の結果接
続が正常に行なわれ発報情報が監視センタ4に送られた
ことを示す通報正常終了情報(ステップ49)、及び再
通報の回数が18回に達したことにより通報動作を打ち
切ったことを示す通報不能情報(ステップ55)が、そ
れらの事象発生時において時計装置11から得られた時
刻データと共にRAM10にストアされる。RAM10
にはこれらのデータを多数格納しておくためのエリアが
予め確保されており、順次得られるこの種のデータを順
次メモリし、このエリアでは、常に最新の何個か分のデ
ータがストアされている。このデータのストア容量は、
適宜に定めることができる。
からの出力に応答して発報があったと判別されると、図
3に示すフローチャートに従い、発報の内容を示す発報
情報ステップ42、監視センタ4との間で通信回線を確
立するための接続処理が実行される毎に通報の開始があ
ったことを示す通報開始情報(ステップ43)、監視セ
ンタ4との間で通信回線を確立するための再接続処理が
実行される毎に再通報の開始があったことを示す再通報
開始情報(ステップ56)、接続処理の結果接続が正常
に行なわれなかったことを示す接続異常終了情報(ステ
ップ51)、通報が正常に行なわれなかったことを示す
通報異常終了情報(ステップ52)、接続処理の結果接
続が正常に行なわれ発報情報が監視センタ4に送られた
ことを示す通報正常終了情報(ステップ49)、及び再
通報の回数が18回に達したことにより通報動作を打ち
切ったことを示す通報不能情報(ステップ55)が、そ
れらの事象発生時において時計装置11から得られた時
刻データと共にRAM10にストアされる。RAM10
にはこれらのデータを多数格納しておくためのエリアが
予め確保されており、順次得られるこの種のデータを順
次メモリし、このエリアでは、常に最新の何個か分のデ
ータがストアされている。このデータのストア容量は、
適宜に定めることができる。
【0020】なお、ステップ54で再通報回数の上限値
を18回としたが、この回数は他の適宜の値としてもよ
いことは勿論である。
を18回としたが、この回数は他の適宜の値としてもよ
いことは勿論である。
【0021】次に、図4を参照して監視装置用制御プロ
グラムP2について説明する。このプログラムP2もま
た、警備用監視装置14の電源投入により起動され、先
ずステップ61でいずれかの端末装置と接続されたか否
かが判別される。ステップ61でいずれかの端末装置と
接続されたことが判別されると、ステップ61の判別結
果はYESとなりステップ62に入る。ステップ62で
は、親時計装置18からの時刻情報がその時接続されて
いる端末装置に向けて送信される。この時刻情報の送信
は、端末装置に設けられている時刻装置11の時刻の較
正のためであり、端末装置で時刻情報が受信されると、
時計装置11の時刻を較正するための時刻較正動作が実
行されるが、図3に示すフローチャートにおいてはこの
時刻較正動作についてのステップを図示するのを省略し
てある。次のステップ63では、端末装置から送信され
てきた各種の警備情報の受信、処理が実行され、その
後、ステップ64において、端末装置との間の通信回線
が切断されたか否かが判別される。ステップ64で回線
が切断されたことが判別されるとステップ64の判別結
果がYESとなり、ステップ61に戻る。
グラムP2について説明する。このプログラムP2もま
た、警備用監視装置14の電源投入により起動され、先
ずステップ61でいずれかの端末装置と接続されたか否
かが判別される。ステップ61でいずれかの端末装置と
接続されたことが判別されると、ステップ61の判別結
果はYESとなりステップ62に入る。ステップ62で
は、親時計装置18からの時刻情報がその時接続されて
いる端末装置に向けて送信される。この時刻情報の送信
は、端末装置に設けられている時刻装置11の時刻の較
正のためであり、端末装置で時刻情報が受信されると、
時計装置11の時刻を較正するための時刻較正動作が実
行されるが、図3に示すフローチャートにおいてはこの
時刻較正動作についてのステップを図示するのを省略し
てある。次のステップ63では、端末装置から送信され
てきた各種の警備情報の受信、処理が実行され、その
後、ステップ64において、端末装置との間の通信回線
が切断されたか否かが判別される。ステップ64で回線
が切断されたことが判別されるとステップ64の判別結
果がYESとなり、ステップ61に戻る。
【0022】一方、ステップ61の判別結果がNOとな
るとステップ65に入り、ここでいずれかの端末装置の
RAM10にストアされている通報処理に関するデータ
要求コマンドが、キー入力装置21から入力されたか否
かが判別される。データが要求されていない場合にはス
テップ61に戻り、データが要求されている場合にはス
テップ66に入る。ステップ66では、データが要求さ
れている所要の端末装置との間で通信回線の接続を行な
うための接続処理が実行され、次のステップ67でデー
タ送信要求コマンドが端末装置に送信される。ステップ
68では、データ送信要求コマンド応答して端末装置か
ら送られてきた所要の一連のデータを受信し、RAM1
7内にストアする。ステップ68で受信され、、ストア
されたデータはステップ69において表示処理され、受
信されたデータの内容が表示装置22において所定のフ
ォーマットにて表示される。
るとステップ65に入り、ここでいずれかの端末装置の
RAM10にストアされている通報処理に関するデータ
要求コマンドが、キー入力装置21から入力されたか否
かが判別される。データが要求されていない場合にはス
テップ61に戻り、データが要求されている場合にはス
テップ66に入る。ステップ66では、データが要求さ
れている所要の端末装置との間で通信回線の接続を行な
うための接続処理が実行され、次のステップ67でデー
タ送信要求コマンドが端末装置に送信される。ステップ
68では、データ送信要求コマンド応答して端末装置か
ら送られてきた所要の一連のデータを受信し、RAM1
7内にストアする。ステップ68で受信され、、ストア
されたデータはステップ69において表示処理され、受
信されたデータの内容が表示装置22において所定のフ
ォーマットにて表示される。
【0023】このように、図3に示す端末装置用プログ
ラムP1に従って得られ、RAM10にストアされてい
る発報情報の通報に関する作動データ及び時刻データ
は、所望により、監視センタ4に送信され、監視センタ
4においてその内容を知ることができる。従って、端末
装置におけ発報通報に関する作動状況を外部から任意に
チェックすることができ、発報通報に関するトラブルが
生じた場合、端末装置が正常に作動したのか否かを即座
に知ることができる。なお、端末装置に適宜のデータ読
み取り装置を接続してRAMにストアされているこれら
の内容を読み出すことも勿論可能である。
ラムP1に従って得られ、RAM10にストアされてい
る発報情報の通報に関する作動データ及び時刻データ
は、所望により、監視センタ4に送信され、監視センタ
4においてその内容を知ることができる。従って、端末
装置におけ発報通報に関する作動状況を外部から任意に
チェックすることができ、発報通報に関するトラブルが
生じた場合、端末装置が正常に作動したのか否かを即座
に知ることができる。なお、端末装置に適宜のデータ読
み取り装置を接続してRAMにストアされているこれら
の内容を読み出すことも勿論可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば上述の如く、端末装置に
おける発報通報に関する過去の動作状態を時刻データと
共に記録しておき、必要に応じてこの記録されたデータ
を読み出すことができる構成であるから、機械警備のた
めの情報を送信する送信端末装置とこれを受信する受信
端末装置との間で通信に関するトラブルが生じた場合、
この原因を後日解析することが可能となり、システムの
改善等に大いに役立てることができる。さらに、この記
録されたデータは外部からの指令により読み出すことが
できるので、作業者が現場に行くことなしに必要なデー
タを入手することができ、システムの運用コストの低減
を期待することができる。
おける発報通報に関する過去の動作状態を時刻データと
共に記録しておき、必要に応じてこの記録されたデータ
を読み出すことができる構成であるから、機械警備のた
めの情報を送信する送信端末装置とこれを受信する受信
端末装置との間で通信に関するトラブルが生じた場合、
この原因を後日解析することが可能となり、システムの
改善等に大いに役立てることができる。さらに、この記
録されたデータは外部からの指令により読み出すことが
できるので、作業者が現場に行くことなしに必要なデー
タを入手することができ、システムの運用コストの低減
を期待することができる。
【図1】本発明による機械整備システムの一実施例の概
略構成図。
略構成図。
【図2】図1に示す警備用端末装置のうち1つの詳細ブ
ロック図。
ロック図。
【図3】図1の警備用端末装置において実行される制御
処理プログラムを示すフローチャート。
処理プログラムを示すフローチャート。
【図4】図1の警備用監視装置において実行される監視
装置用制御プログラムを示すフローチャート。
装置用制御プログラムを示すフローチャート。
1 機械警備システム 3 通信システム 4 監視センタ 6 警備情報出力装置 10 RAM 11 時計装置 14 警備用監視装置 S1乃至Sn センサ T1乃至Tn 警備用端末装置
Claims (1)
- 【請求項1】 警備対象区域に警備用の送信端末装置を
設け、該送信端末装置からの警備情報を通信回線を介し
て監視センタの受信端末装置で受け取ることにより該監
視センタにおいて前記警備対象区域の監視を行うように
した機械警備システムにおいて、前記送信端末装置にお
いて発生した発報通報のための各種の作動データを該作
動データの発生時刻を示す時刻デ−タと共に記憶する記
憶手段を前記送信端末装置側に設け、該記憶手段の記憶
内容を外部からの要求に応じて読み出すことができるよ
うにしたことを特徴とする機械警備システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9645193A JPH06291882A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 機械警備システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9645193A JPH06291882A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 機械警備システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291882A true JPH06291882A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=14165387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9645193A Pending JPH06291882A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 機械警備システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291882A (ja) |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP9645193A patent/JPH06291882A/ja active Pending
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