JPH06251171A - ノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュータ - Google Patents

ノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュータ

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Publication number
JPH06251171A
JPH06251171A JP5032910A JP3291093A JPH06251171A JP H06251171 A JPH06251171 A JP H06251171A JP 5032910 A JP5032910 A JP 5032910A JP 3291093 A JP3291093 A JP 3291093A JP H06251171 A JPH06251171 A JP H06251171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maskable interrupt
cpu
interrupt
request signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5032910A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Tomosawa
菊雄 友澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5032910A priority Critical patent/JPH06251171A/ja
Publication of JPH06251171A publication Critical patent/JPH06251171A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暴走することがないノンマスカブル割込機能
付きマイクロコンピュータを提供することを目的とす
る。 【構成】 割込信号入力端子1と、この割込信号入力端
子1に有効エッジが現れたとそれと検出してノンマスカ
ブル割込要求信号を発生する有効エッジ判断回路2と、
スタック領域として用意された書き込み読み出し可能な
記憶手段と、スタックポインタ41、及び割込要求信号
の発生によりスタックポインタが指し示すスタック領域
へ戻り先アドレスを退避し、またノンマスカブル割込処
理からの戻り命令によりその時のスタックポインタ41
が指し示すスタック領域から戻り先アドレスを復帰させ
る演算部40を備えたCPU4と、有効エッジ判断回路
2とCPU4との間に設けられ、リセット解除から最初
の命令の実行完了までの間に、ノンマスカブル割込要求
信号のCPU4に対する入力を阻止するノンマスカブル
割込信号発生禁止回路3とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムによるマス
ク(割込発生禁止)ができないノンマスカブル割込機能
を備えたノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のノンマスカブル割込機能付きマイ
クロコンピュータにおいては、割込信号入力端子に有効
エッジが現れると直ちに割込が発生し、プログラムによ
るマスクはできないようになっていることは勿論、ハー
ド的にも禁止されることはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、割込を
いっさい禁止することができないノンマスカブル割込機
能を有するマイクロコンピュータは、リセット解除から
スタックポインタの設定完了までの間に、割込信号入力
端子に有効エッジが現れると、スタックポインタが不定
或いは期待する値ではない初期値の状態でノンマスカブ
ル割込が起動されることになり、ノンマスカブル割込か
ら戻る際に、戻る先を正しく読む事ができず暴走する可
能性が生じたり、破壊したくないデータは破壊してしま
うと言う課題がある。例えば、リセットによりスタック
ポインタが“0FFFFH”番地に初期化されるマイク
ロコンピュータを使用していて、その先のアドレスにR
AMが実装されていない場合には、リセット解除からス
タックポインタの設定完了までの間に、割込信号入力端
子に有効エッジが現れてノンマスカブル割込が起動され
ると、ノンマスカブル割込処理から戻る際に戻り先を正
しく読むことができずに暴走してしまう。そして、この
ような暴走が起こる度合は、リセット解除から、スタッ
クポインタの設定が遅れれば遅れるほど増大する。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、スタックポインタに所定値が設
定された後にノンマスカブル割込に起動をかけるように
して暴走することがないようにしたノンマスカブル割込
機能付きマイクロコンピュータを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るノンマスカ
ブル割込機能付きマイクロコンピュータは、割込信号入
力端子と、この割込信号入力端子に有効エッジが現れる
とそれを検出してノンマスカブル割込要求信号を発生す
る有効エッジ判断回路と、スタック領域として用意され
た書き込み読み出し可能な記憶手段と、スタックポイン
タ、及び割込要求信号の発生によりスタックポインタが
指し示すスタック領域へ戻り先アドレスを退避し、また
ノンマスカブル割込処理からの戻り命令によりその時の
スタックポインタが指し示すスタック領域から戻り先ア
ドレスを復帰させる演算部を備えたCPUと、有効エッ
ジ判断回路とCPUとの間に設けられ、リセット解除か
ら最初の命令の実行完了までの間に、ノンマスカブル割
込要求信号のCPUに対する入力を阻止するノンマスカ
ブル割込信号発生禁止回路とを設けたものである。
【0006】
【作用】本発明においては、リセット解除から最初の命
令の実行完了までの間に割込信号入力端子に有効エッジ
が現れ、それを有効エッジ判断回路が検出してノンマス
カブル割込要求信号を発生したとしても、その割込要求
信号はノンマスカブル割込信号発生禁止回路によりCP
Uに入力するのが阻止される。そして、最初の命令が実
行されてスタックポインタに適切な設定値が設定された
後にCPUにその割込要求信号が入力し、ノンマスカブ
ル割込処理が起動するので、戻り先アドレス等が適切な
スタック領域に退避することができ、そして、ノンマス
カブル割込処理から戻る際に、戻る先を正しく読む事が
でき、暴走するようなことがなくなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例のノンマスカブル割
込機能付きマイクロコンピュータの構成図である。図1
において、1は割込信号入力端子であり、割込のための
エッジ信号が入力される。2は有効エッジ判断回路であ
り、割込信号入力端子1に有効エッジが現れるとそれを
識別し、ノンマスカブル割込要求信号を発生する。3は
ノンマスカブル割込信号発生禁止回路であり、この回路
は有効エッジ判断回路2とCPU4との間にも接続さ
れ、リセット解除ハードウエアからリセット信号を入力
していない場合、この回路によりノンマスカブル割込要
求信号をCPU4に転送する。リセット解除からスタッ
クポインタが或る値をセットするまでの間にノンマスカ
ブル割込要求信号が発生した場合、この回路によりCP
U4に入力するのが阻止される。4はCPUであり、演
算部40及びスタックポインタSP41、プログラムカ
ウンタ42等のレジスタ群を有する。5は読み書き可能
なスタック領域である。6はリセットハードウエアであ
る。7はリセット解除ハードウエアである。
【0008】上記のように構成されたノンマスカブル割
込機能付きマイクロコンピュータにおいて、例えば、或
るプログラムを演算処理している時に、割込信号入力端
子1に信号が入力され、有効エッジ判断回路2はこの信
号に有効エッジが含まれていると、それを識別し、ノン
マスカブル割込要求信号を生成する。このノンマスカブ
ル割込要求信号がノンマスカブル割込信号発生禁止回路
3に入力されると、ここではこのノンマスカブル割込信
号発生禁止回路3はリセット解除ハードウエアからリセ
ット信号を入力していないので、この割込要求信号をC
PU4に送信する。CPU4の演算部40はこのノンマ
スカブル割込要求信号を受けてから、直ちに実行中のプ
ログラムを中断し、割込プログラムを実行する。その
際、例えば、実行中のプログラムのアドレスがCPU4
のプログラムカウンタPC42に記憶されているとする
と、演算部40はCPU4のスタックポインタSP41
に記憶されているアドレスを2減らし、プログラムカウ
ンタPC42のアドレスをその時のスタックポインタS
P41の指し示すスタックメモリ5の領域に退避させ
る。割込処理の実行が終了すると、演算部40は割込プ
ログラムの復帰命令によりスタックメモリ5に退避され
ているプログラムのアドレスをその時のスタックポイン
タ41に示される値に基づいて読み出してプログラムカ
ウンタPC42に設定し、そのプログラムカウンタPC
42のアドレスに相当するプログラムから演算処理を再
開する。
【0009】一方、例えば、或るプログラムの演算を実
行する前に、リセットハードウエア6からのリセット信
号によりスタックポインタSP41の値が初期化され、
そして、この初期化された値のアドレスにはRAMが実
装されていない場合において、リセット解除ハードウエ
ア7によるリセット解除からスタックポインタSP41
が或る値をセットするまでの間に、ノンマスカブル割込
要求信号が発生した場合については次のように動作す
る。ノンマスカブル割込信号発生禁止回路3はリセット
解除ハードウエア7からリセット解除信号を入力した後
に、有効エッジ判断回路2からノンマスカブル割込要求
信号を入力するとこの割込要求信号を一時的に保持し、
そして、外部には出力しない。一方、CPU4の演算部
40は最初の命令を実行するとスタックポインタSP4
1に適当な値を設定するように構成されており、演算部
40がスタックポインタSP41への設定を終えると、
ノンマスカブル割込信号発生禁止回路3に対して命令実
行完了の信号を送出する。ノンマスカブル割込信号発生
禁止回路3はこの信号を受けとると、CPU4に対して
それまで保持していた割込要求信号を出力する。CPU
4はこの割込要求信号の入力により所定の割込プログラ
ムを起動する。この時、スタックポインタSP41には
所望の値が設定されているので、上述の場合と同様に処
理され、ノンマスカブル割込処理から戻るさいにおいて
も戻り先を正しく読むことができ、暴走等の起こる余地
はなくなる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、リセット
解除から命令実行完了の間に、ノンマスカブル割込要求
信号が発生しても、それを阻止し、最初の命令が実行さ
れて、スタックポインタに所望の値が設定されてから、
その割込要求信号をCPUに転送するようにしたので、
スタックポインタに不定或いは期待する値ではない初期
値が設定される恐れはなくなり、暴走したりデータが破
壊されることがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のノンマスカブル割込機能付
きマイクロコンピュータの構成図である。
【符号の説明】
1 割込信号入力端子 2 有効エッジ判断回路 3 ノンマスカブル割込信号発生禁止回路 4 CPU 40 演算部 41 スタックポインタ 42 プログラムカウンタ 5 スタックメモリ 6 リセットハードウエア 7 リセット解除ハードウエア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 割込信号入力端子と、 該割込信号入力端子に有効エッジが現れるとそれを検出
    してノンマスカブル割込要求信号を発生する有効エッジ
    判断回路と、 スタック領域として用意された書き込み読み出し可能な
    記憶手段と、 スタックポインタ、及び前記割込要求信号の発生により
    該スタックポインタが指し示すスタック領域へ戻り先ア
    ドレスを退避し、またノンマスカブル割込処理からの戻
    り命令によりその時のスタックポインタが指し示すスタ
    ック領域から戻り先アドレスを復帰させる演算部を備え
    たCPUと、 前記有効エッジ判断回路と前記CPUとの間に設けら
    れ、リセット解除から最初の命令の実行完了までの間
    に、ノンマスカブル割込要求信号の前記CPUに対する
    入力を阻止するノンマスカブル割込信号発生禁止回路と
    を有することを特徴とするノンマスカブル割込機能付き
    マイクロコンピュータ。
JP5032910A 1993-02-23 1993-02-23 ノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュータ Pending JPH06251171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032910A JPH06251171A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 ノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5032910A JPH06251171A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 ノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06251171A true JPH06251171A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12372059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5032910A Pending JPH06251171A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 ノンマスカブル割込機能付きマイクロコンピュータ

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JP (1) JPH06251171A (ja)

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