JPH05100847A - 情報処理装置のメモリ保護方式 - Google Patents
情報処理装置のメモリ保護方式Info
- Publication number
- JPH05100847A JPH05100847A JP3259255A JP25925591A JPH05100847A JP H05100847 A JPH05100847 A JP H05100847A JP 3259255 A JP3259255 A JP 3259255A JP 25925591 A JP25925591 A JP 25925591A JP H05100847 A JPH05100847 A JP H05100847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- address
- processor
- stack area
- memory
- upper limit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロセッサにメモリ内のスタック領域への書
き込み処理が生じた時、使用可能なスタック領域の上限
を超え、他の領域のデータを破壊しないように監視す
る。 【構成】 スタック領域を持つメモリとプロセッサで構
成される情報処理装置において、前記スタック領域の使
用可能な上限のアドレスを格納する比較アドレスレジス
タ5と、プロセッサ1がメモリ3にデータを書き込むと
きのアドレスと比較アドレスレジスタ5に格納されてい
るアドレスとを比較し、一致していた場合、スタック領
域を使用可能な上限まで使用してしまったことをプロセ
ッサ1に通知する比較回路6とを備えている。
き込み処理が生じた時、使用可能なスタック領域の上限
を超え、他の領域のデータを破壊しないように監視す
る。 【構成】 スタック領域を持つメモリとプロセッサで構
成される情報処理装置において、前記スタック領域の使
用可能な上限のアドレスを格納する比較アドレスレジス
タ5と、プロセッサ1がメモリ3にデータを書き込むと
きのアドレスと比較アドレスレジスタ5に格納されてい
るアドレスとを比較し、一致していた場合、スタック領
域を使用可能な上限まで使用してしまったことをプロセ
ッサ1に通知する比較回路6とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置のメモリ保
護方式に関し、特にスタック領域のオーバーフロー監視
方式に関する。
護方式に関し、特にスタック領域のオーバーフロー監視
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置は、プロセッサ内に
スタックポインタを有し、スタックポインタが示すアド
レスにデータを格納する方法を取っている。
スタックポインタを有し、スタックポインタが示すアド
レスにデータを格納する方法を取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置は、スタックポインタがデータを格納するアドレ
スを指定する限り、メモリ内のスタック領域と定義され
た上限のアドレスを超えて、他の定義されたデータ格納
領域に入っても、スタックするデータを書き込むように
なっているので、他のデータを破壊し、情報処理装置が
誤動作してしまうという欠点がある。
理装置は、スタックポインタがデータを格納するアドレ
スを指定する限り、メモリ内のスタック領域と定義され
た上限のアドレスを超えて、他の定義されたデータ格納
領域に入っても、スタックするデータを書き込むように
なっているので、他のデータを破壊し、情報処理装置が
誤動作してしまうという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、メモリ内の他の領域のデ
ータを破壊することをなくするようにした情報処理装置
のメモリ保護方式を提供することにある。
ータを破壊することをなくするようにした情報処理装置
のメモリ保護方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る情報処理装置のメモリ保護方式におい
ては、スタック領域を持つメモリと、プロセッサとを有
する情報処理装置であって、前記スタック領域の使用可
能な上限のアドレスを格納するアドレス格納手段と、前
記プロセッサが前記メモリにデータを書き込むときのア
ドレスと前記アドレス格納手段に格納されているアドレ
スとを比較し、一致していた場合にスタック領域を使用
可能な上限まで使用してしまったことを前記プロセッサ
に通知する手段とを有するものである。
め、本発明に係る情報処理装置のメモリ保護方式におい
ては、スタック領域を持つメモリと、プロセッサとを有
する情報処理装置であって、前記スタック領域の使用可
能な上限のアドレスを格納するアドレス格納手段と、前
記プロセッサが前記メモリにデータを書き込むときのア
ドレスと前記アドレス格納手段に格納されているアドレ
スとを比較し、一致していた場合にスタック領域を使用
可能な上限まで使用してしまったことを前記プロセッサ
に通知する手段とを有するものである。
【0006】
【作用】プロセッサにメモリ内のスタック領域への書き
込み処理が生じた時、使用可能なスタック領域の上限を
超え、他の領域のデータを破壊しないように監視する。
込み処理が生じた時、使用可能なスタック領域の上限を
超え、他の領域のデータを破壊しないように監視する。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。
図である。
【0009】図1において、プロセッサ1とメモリ3と
比較アドレスレジスタ5とは、アドレス線8とデータ線
9(以後、アドレス線8とデータ線9とを総称してバス
という)により接続されている。
比較アドレスレジスタ5とは、アドレス線8とデータ線
9(以後、アドレス線8とデータ線9とを総称してバス
という)により接続されている。
【0010】読み出し及び書き込み制御回路2(リード
/ライト制御回路2という)は、メモリ3と比較アドレ
スレジスタ5の読み出し及び書き込みの制御を行い、制
御内容がメモリ書き込みの時、フリップフロップ7(以
後、F/F7という)に信号を送出する。
/ライト制御回路2という)は、メモリ3と比較アドレ
スレジスタ5の読み出し及び書き込みの制御を行い、制
御内容がメモリ書き込みの時、フリップフロップ7(以
後、F/F7という)に信号を送出する。
【0011】メモリ3は、プログラム領域,データ領
域,スタック領域4等の領域を有しており、プロセッサ
1からバスとリード/ライト制御回路2とを介して、デ
ータの読み出しや書き込みが行われる。
域,スタック領域4等の領域を有しており、プロセッサ
1からバスとリード/ライト制御回路2とを介して、デ
ータの読み出しや書き込みが行われる。
【0012】比較アドレスレジスタ5は、スタック領域
4の上限のアドレスを格納するレジスタであり、プロセ
ッサ1から自由に設定できる。
4の上限のアドレスを格納するレジスタであり、プロセ
ッサ1から自由に設定できる。
【0013】比較回路6では、比較アドレスレジスタ5
の内容と、アドレス線8に出力されているアドレスとを
常に比較し、その結果をF/F7に出力している。
の内容と、アドレス線8に出力されているアドレスとを
常に比較し、その結果をF/F7に出力している。
【0014】F/F7は、リード/ライト制御回路2か
ら信号を受けた時にのみ、比較回路6からの比較結果を
取り込み、プロセッサ1に通知するようになっている。
ら信号を受けた時にのみ、比較回路6からの比較結果を
取り込み、プロセッサ1に通知するようになっている。
【0015】リセット信号線10は、プロセッサ1の指
示により、F/F7の状態をリセットするために用いら
れる信号線である。
示により、F/F7の状態をリセットするために用いら
れる信号線である。
【0016】次に本発明の動作について説明する。
【0017】プロセッサ1は、プログラムの実行中、メ
モリ3内のスタック領域4への書き込み処理が生じた場
合、使用するスタック領域の上限のアドレスをバスとリ
ード/ライト制御回路2を介して比較アドレスレジスタ
5に書き込む。
モリ3内のスタック領域4への書き込み処理が生じた場
合、使用するスタック領域の上限のアドレスをバスとリ
ード/ライト制御回路2を介して比較アドレスレジスタ
5に書き込む。
【0018】比較アドレスレジスタ5は、プロセッサ1
より受け取ったアドレスを常に比較回路6に送出する。
より受け取ったアドレスを常に比較回路6に送出する。
【0019】比較回路6は、比較アドレスレジスタ5か
ら取り込んだアドレスと、アドレス線8より取り込んだ
アドレスとを常に比較し、その結果をF/F7に出力す
る。
ら取り込んだアドレスと、アドレス線8より取り込んだ
アドレスとを常に比較し、その結果をF/F7に出力す
る。
【0020】F/F7は、リード/ライト制御回路2よ
り信号を受けない限り、比較回路6の結果が、いかなる
場合においても、ローレベルの状態にセットされてい
る。比較回路6より一致の通知を受け、かつリード/ラ
イト制御回路2より信号を受け取った時にのみ、ハイレ
ベルにセットされプロセッサ1に通知する。
り信号を受けない限り、比較回路6の結果が、いかなる
場合においても、ローレベルの状態にセットされてい
る。比較回路6より一致の通知を受け、かつリード/ラ
イト制御回路2より信号を受け取った時にのみ、ハイレ
ベルにセットされプロセッサ1に通知する。
【0021】F/F7から通知を受けたプロセッサ1
は、それに対する障害処理を行う。
は、それに対する障害処理を行う。
【0022】プロセッサ1は、F/F7のリセット要因
が生じた時、リセット信号線10を介してF/F7にリ
セット信号を送出する。
が生じた時、リセット信号線10を介してF/F7にリ
セット信号を送出する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プロセッ
サがメモリ内のスタック領域に書き込みを行う際、比較
アドレスレジスタに格納されているスタック領域の上限
のアドレスと、書き込みを行うスタック領域のアドレス
とを比較回路によって比較し、一致していれば、スタッ
ク領域を使用可能な上限まで使用してしまったことをプ
ロセッサに通知し、プロセッサがそれに対する処理を行
うので、メモリ内の他の領域のデータを破壊することが
なくなるという効果を有する。
サがメモリ内のスタック領域に書き込みを行う際、比較
アドレスレジスタに格納されているスタック領域の上限
のアドレスと、書き込みを行うスタック領域のアドレス
とを比較回路によって比較し、一致していれば、スタッ
ク領域を使用可能な上限まで使用してしまったことをプ
ロセッサに通知し、プロセッサがそれに対する処理を行
うので、メモリ内の他の領域のデータを破壊することが
なくなるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 プロセッサ 2 読み出しおよび書き込み制御回路(リード/ライト
制御回路) 3 メモリ 4 スタック領域 5 比較アドレスレジスタ 6 比較回路 7 フリップフロップ(F/F) 8 アドレス線 9 データ線 10 リセット信号線
制御回路) 3 メモリ 4 スタック領域 5 比較アドレスレジスタ 6 比較回路 7 フリップフロップ(F/F) 8 アドレス線 9 データ線 10 リセット信号線
Claims (1)
- 【請求項1】 スタック領域を持つメモリと、プロセッ
サとを有する情報処理装置であって、 前記スタック領域の使用可能な上限のアドレスを格納す
るアドレス格納手段と、 前記プロセッサが前記メモリにデータを書き込むときの
アドレスと前記アドレス格納手段に格納されているアド
レスとを比較し、一致していた場合にスタック領域を使
用可能な上限まで使用してしまったことを前記プロセッ
サに通知する手段とを有することを特徴とする情報処理
装置のメモリ保護方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259255A JPH05100847A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 情報処理装置のメモリ保護方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259255A JPH05100847A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 情報処理装置のメモリ保護方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05100847A true JPH05100847A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17331565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3259255A Pending JPH05100847A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 情報処理装置のメモリ保護方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05100847A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100393985B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2003-08-06 | 엘지전자 주식회사 | 메모리 영역 보호 장치 및 방법 |
US6647475B2 (en) | 2000-08-25 | 2003-11-11 | Fujitsu Limited | Processor capable of enabling/disabling memory access |
JP2008023376A (ja) * | 2007-10-11 | 2008-02-07 | Sophia Co Ltd | 遊技用演算処理装置 |
JP2008023377A (ja) * | 2007-10-11 | 2008-02-07 | Sophia Co Ltd | 遊技用演算処理装置 |
JP2008023375A (ja) * | 2007-10-11 | 2008-02-07 | Sophia Co Ltd | 遊技用演算処理装置 |
JP2013148999A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Okuma Corp | 制御装置 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP3259255A patent/JPH05100847A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100393985B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2003-08-06 | 엘지전자 주식회사 | 메모리 영역 보호 장치 및 방법 |
US6647475B2 (en) | 2000-08-25 | 2003-11-11 | Fujitsu Limited | Processor capable of enabling/disabling memory access |
JP2008023376A (ja) * | 2007-10-11 | 2008-02-07 | Sophia Co Ltd | 遊技用演算処理装置 |
JP2008023377A (ja) * | 2007-10-11 | 2008-02-07 | Sophia Co Ltd | 遊技用演算処理装置 |
JP2008023375A (ja) * | 2007-10-11 | 2008-02-07 | Sophia Co Ltd | 遊技用演算処理装置 |
JP2013148999A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Okuma Corp | 制御装置 |
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