JPH05307506A - 制御装置のデータ保護回路 - Google Patents

制御装置のデータ保護回路

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Publication number
JPH05307506A
JPH05307506A JP4136099A JP13609992A JPH05307506A JP H05307506 A JPH05307506 A JP H05307506A JP 4136099 A JP4136099 A JP 4136099A JP 13609992 A JP13609992 A JP 13609992A JP H05307506 A JPH05307506 A JP H05307506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
signal
runaway
ram
pointer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4136099A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tamura
昌之 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yuasa Corp
Original Assignee
Yuasa Corp
Yuasa Battery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yuasa Corp, Yuasa Battery Corp filed Critical Yuasa Corp
Priority to JP4136099A priority Critical patent/JPH05307506A/ja
Publication of JPH05307506A publication Critical patent/JPH05307506A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マイクロコンピュータの暴走の情報を、既に
RAMに格納されたデータを破壊することなく、RAM
に格納してマイクロコンピュータによる異常処理を可能
にする。 【構成】 マイクロコンピュータ1の暴走時の暴走検出
信号でマイクロコンピュータ1をリセットするととも
に、遅延回路5で前記リセットが完了するのに要する程
度の時間だけ遅延させてマイクロコンピュータ1に割込
み処理を行わせ、この割込み処理によってマイクロコン
ピュータ1から暴走の情報、RAMアクティブ信号およ
び書き込み許可信号を送出し、暴走検出信号とRAMア
クティブ信号との論理和によってチップセレクト信号を
作成するとともに、このチップセレクト信号と前記書き
込み許可信号との論理積信号および暴走の情報をポイン
タ制御部6に入力してRAM3の書き込みアドレスを変
更し、暴走の情報をRAM3に格納するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置のデータ保護
回路に関するもので、さらに詳しく言えば、内蔵したマ
イクロコンピュータによって制御動作が実行され、この
マイクロコンピュータによって処理されたデータが格納
されるRAMを有する制御装置において、前記RAMに
書き込まれたデータが上書きによって消失するの防止す
るデータ保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータを内蔵した
種々の制御装置が普及し、その制御がマイクロコンピュ
ータによって行われるとともに、マイクロコンピュータ
によって処理されたデータをRAMに格納するようにし
たものも多くなってきている。
【0003】このような制御装置では、マイクロコンピ
ュータを安定に動作させる必要があるため、マイクロコ
ンピュータの暴走を検出して暴走検出信号を送出し、こ
の暴走検出信号によってマイクロコンピュータをリセッ
トするとともに、暴走の情報をマイクロコンピュータで
処理してRAMに格納するように構成されている。
【0004】一般に、マイクロコンピュータによって処
理されたデータのRAMへの格納はROMに組み込まれ
たプログラムに基づいて行われ、まずポインタ制御部で
RAMの書き込みアドレスを示すポインタが作成され、
次に、その示されたアドレスにデータが書き込まれ、さ
らに書き込みが終了したアドレスの分だけポインタを変
更させるように構成されている。
【0005】上記のように、書き込みが終了したアドレ
スの分だけポインタを変更させるようにプログラムを構
成しているのは、既にデータが書き込まれたRAMのア
ドレスに異なるデータが上書きされて元のデータの消失
を防止するためである。
【0006】たとえば、RAMの先頭のアドレスが80
00H番地から始まり、1つのデータが16バイトで構
成されている場合には、最初のデータは8000H〜8
00FH番地に書き込まれ、次のデータは16バイト分
変更させた8010H〜801FH番地に書き込まれる
ようにポインタを変更させるようにプログラムが構成さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の制御装
置のデータ保護回路では、マイクロコンピュータによる
制御が正常に行われている場合は問題ないが、マイクロ
コンピュータの暴走時には、RAMの書き込みアドレス
を示すポインタが破壊されることがあり、これによっ
て、既にデータが書き込まれたRAMのアドレスを示す
ポインタが作成されると、そのアドレスに次のデータが
上書きされて元のデータを消失させてしまうという問題
があった。
【0008】また、暴走の情報をRAMに格納すること
ができても、ポインタが破壊されてしまうと、マイクロ
コンピュータが正常に復帰しても、マイクロコンピュー
タによる処理を正規に行うことができなくなるという問
題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、内蔵したマイクロコンピュータによって
制御動作が実行され、このマイクロコンピュータによっ
て処理されたデータが格納されるRAMを有する制御装
置のデータ保護回路において、前記マイクロコンピュー
タの暴走を検出して暴走検出信号を送出する暴走検出回
路と、前記マイクロコンピュータによって処理されたデ
ータに対する書き込みアドレスを示すポインタを作成す
るポインタ制御部と、前記暴走検出信号を遅延させる遅
延回路とを設け、前記暴走検出信号によって前記マイク
ロコンピュータをリセットするとともに、前記遅延回路
を介して前記マイクロコンピュータに割り込み処理を実
行させてマイクロコンピュータから暴走の情報、RAM
アクティブ信号および書き込み許可信号を送出し、前記
暴走検出信号とRAMアクティブ信号とを論理和回路に
入力してチップセレクト信号を作成するとともに、この
チップセレクト信号と前記書き込み許可信号とを論理積
回路に入力して論理積信号を作成し、この論理積信号と
前記暴走の情報とを前記ポインタ制御部に入力して暴走
の情報を書き込むRAMのアドレスを変更させるポイン
タを作成し、このポインタと前記書き込み許可信号と前
記チップセレクト信号とをRAMに入力し、データが書
き込まれたRAMのアドレスに異なるデータが上書きさ
れないようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作 用】従って、本発明は、暴走検出信号によってマ
イクロコンピュータをリセットし、遅延回路による遅延
時間が経過してから割込み処理を行い、マイクロコンピ
ュータから暴走の情報、RAMアクティブ信号および書
き込み許可信号を送出し、前記暴走検出信号と前記RA
Mアクティブ信号とからチップセレクト信号を作成する
とともに、このチップセレクト信号と前記書き込み許可
信号とによって暴走の情報を書き込むRAMのアドレス
を変更させるポインタを作成しているので、既にRAM
に格納されているデータが破壊されることはない。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の制御装置のデータ保護回路
のブロック図である。
【0012】本発明の特徴は、機器に内蔵されたマイク
ロコンピュータ1を有し、暴走検出回路2で、その暴走
を検出して暴走検出信号を送出するようにし、この暴走
検出信号を遅延回路5で遅延させて前記マイクロコンピ
ュータ1に入力し、マイクロコンピュータ1に割込み処
理を実行させ、前記暴走の情報を、ポインタ制御部6で
作成されたRAM3のアドレスに格納するようにしたも
のである。なお、4は前記RAM3に格納された情報を
保持するためのバックアップ電源である。
【0013】前記割込み処理は、マイクロコンピュータ
1から暴走の情報、RAMアクティブ信号および書き込
み許可信号を送出するためのもので、前記暴走検出信号
をマイクロコンピュータ1のリセット端子に入力してマ
イクロコンピュータ1をリセットさせるとともに、前記
遅延回路5によってリセットが完了するのに要する程度
の時間だけ遅延させて前記マイクロコンピュータ1に割
込み処理を行わせるようにする。
【0014】そして、前記暴走検出信号とRAMアクテ
ィブ信号とは、論理和回路7に入力されてチップセレク
ト信号が作成され、RAM3のチップセレクト端子に入
力され、前記ポインタ制御部6によって作成されたRA
M3の書き込みアドレスのみを書き込み可能状態にす
る。
【0015】前記チップセレクト信号と書き込み許可信
号とは、論理積回路8に入力されて論理積信号が作成さ
れ、この論理積信号とマイクロコンピュータ1からの暴
走の情報とが前記ポインタ制御部6に入力され、このポ
インタ制御部6によって前記論理積信号がカウントさ
れ、カウント値に応じてRAM3の書き込みアドレスを
変更するポインタを作成し、RAM3に送出する。
【0016】なお、マイクロコンピュータ1とRAM3
との間にはデータバス9が設けられ、RAM3に格納さ
れた暴走の情報を再びマイクロコンピュータ1に読み出
して異常処理を行えるようにしている。
【0017】
【発明の効果】上記したとおりであるから、本発明は、
マイクロコンピュータ1が暴走しても、その暴走の情報
をRAM3の所定の番地に格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置のデータ保護回路のブロック
図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 暴走検出回路 3 RAM 4 バックアップ電源 5 遅延回路 6 ポインタ制御部 7 論理和回路 8 論理積回路 9 データバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵したマイクロコンピュータによって
    制御動作が実行され、このマイクロコンピュータによっ
    て処理されたデータが格納されるRAMを有する制御装
    置のデータ保護回路において、前記マイクロコンピュー
    タの暴走を検出して暴走検出信号を送出する暴走検出回
    路と、前記マイクロコンピュータによって処理されたデ
    ータに対する書き込みアドレスを示すポインタを作成す
    るポインタ制御部と、前記暴走検出信号を遅延させる遅
    延回路とを設け、前記暴走検出信号によって前記マイク
    ロコンピュータをリセットするとともに、前記遅延回路
    を介して前記マイクロコンピュータに割込み処理を実行
    させてマイクロコンピュータから暴走の情報、RAMア
    クティブ信号および書き込み許可信号を送出し、前記暴
    走検出信号とRAMアクティブ信号とを論理和回路に入
    力してチップセレクト信号を作成するとともに、このチ
    ップセレクト信号と前記書き込み許可信号とを論理積回
    路に入力して論理積信号を作成し、この論理積信号と前
    記暴走の情報とを前記ポインタ制御部に入力して暴走の
    情報を書き込むRAMのアドレスを変更させるポインタ
    を作成し、このポインタと前記書き込み許可信号と前記
    チップセレクト信号とをRAMに入力し、データが書き
    込まれたRAMのアドレスに異なるデータが上書きされ
    ないようにしたことを特徴とする制御装置のデータ保護
    回路。
JP4136099A 1992-04-28 1992-04-28 制御装置のデータ保護回路 Pending JPH05307506A (ja)

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JP4136099A JPH05307506A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 制御装置のデータ保護回路

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JP4136099A JPH05307506A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 制御装置のデータ保護回路

Publications (1)

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JPH05307506A true JPH05307506A (ja) 1993-11-19

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ID=15167251

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JP4136099A Pending JPH05307506A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 制御装置のデータ保護回路

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