JPH06149682A - メモリデータ保護回路 - Google Patents

メモリデータ保護回路

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JPH06149682A
JPH06149682A JP4300096A JP30009692A JPH06149682A JP H06149682 A JPH06149682 A JP H06149682A JP 4300096 A JP4300096 A JP 4300096A JP 30009692 A JP30009692 A JP 30009692A JP H06149682 A JPH06149682 A JP H06149682A
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JP
Japan
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signal
data
write
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memory
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Application number
JP4300096A
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English (en)
Inventor
Yukio Kikuta
幸男 菊田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MPUの暴走などに起因する記憶素子へのデ
ータ書込禁止の解除を未然に防止することができるメモ
リデータ保護回路を提供する。 【構成】 メモリデータ保護回路はMPU10とアどレ
スレコーダ12とを備える。MPU10は、ライト信号
dとアドレスデータとを出力する。アドレスデコーダ1
2はアドレスデータに基づきメモリセレクト信号gとF
Fセレクト信号eとを出力する。メモリセレクト信号g
は記憶素子11およびFF16に与えられ、FFセレク
ト信号eはNAND回路13に与えられる。NAND回
路13はFFセレクト信号eとライト信号dに基づきク
ロック信号fを生成する。FF16はクロック信号fに
よって出力信号hを制御し、出力端子Qに保持する。出
力信号hおよびライト信号dを用いる演算処理がNAN
D回路15で行われ、“H”または“L”を示すライト
イネーブル信号iが記憶素子11に与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RAM、EE−PRO
Mなどの記憶素子へのデータの書込を制御するメモリデ
ータ保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの電子制御回路にはRAM、
EE−PROMなどの記憶素子が組み込まれ、この記憶
素子には各種設定値等の重要なデータが記憶されること
が多い。よって、この記憶素子へのデータの書込許可、
書込禁止などの書込制御をするメモリデータ保護回路が
用いられ、記憶素子に保持されているデータを誤って他
のデータに書き替えるなどの記憶素子のデータの破壊防
止が図られている。
【0003】このメモリデータ保護回路について図を参
照しながら説明する。図3は従来のメモリデータ保護回
路を示すブロック図である。
【0004】メモリデータ保護回路は、図3に示すよう
に、MPU(演算処理部)10を備える。MPU10に
は、記憶素子11からのデータの読み出し制御と記憶素
子11へのデータの書込許可、書込禁止に対する書込制
御とをするためのメモリ制御プログラムが記述されてい
る。MPU10はメモリ制御プログラムに基づきデータ
の読み出し制御をするためのリード信号cと、データの
書込制御をするためのライト信号dおよび制御データと
を出力する。MPU10にはアドレスバスaとデータバ
スbとを介して記憶素子11に接続され、データバスb
を介してアドレスデコーダ12に接続されている。アド
レスデコーダ12はMPU10と互いに共働してデータ
の書込対象となる記憶素子11の選択およびこの記憶素
子11へのデータの書込制御をするための選択指示手段
を構成する。
【0005】記憶素子11はアドレスバスaを介して供
給されるデータを受けるためのA端子と、データバスb
を介してデータの授受をするためのD端子と、MPU1
0からのリード信号cを受けるためのOE端子と、CE
端子と、WE端子とを有する。
【0006】アドレスデコーダ12は、アドレスバスa
から供給されたアドレスデータに基づき読み出しまたは
書込制御対象となる記憶素子を選択するためのメモリセ
レクト信号gおよびFFセレクト信号eを出力する。メ
モリセレクト信号gは記憶素子11のCE端子に与えら
れ、FFセレクト信号eはMPU10からのライト信号
dとともにNAND回路13に与えられる。
【0007】NAND回路13は、これに入力されるF
Fセレクト信号およびライト信号に基づき演算処理をす
ることによってクロック信号fを生成する。クロック信
号fはFF(フリップフロップ)14に与えられる。
【0008】FF14は、MPU10からデータバスb
を介して与えられる“1”または“0”の制御データを
取り込むためのD端子と、クロック信号fを取り込むた
めのCK端子と、出力端子Qとを有する。FF14はD
端子に取り込まれた制御データをクロック信号fによっ
て制御し、LまたはHを示す出力信号hを出力端子Qに
出力する。
【0009】出力信号hはライト信号dとともにNAN
D回路15に与えられる。NAND回路15は、これに
入力される出力信号hおよびライト信号dに基づき演算
処理をすることによって、LまたはHを示すライトイネ
ーブル信号iを生成する。ライトイネーブル信号iは記
憶素子11のWE端子に与えられる。
【0010】次に、メモリデータ保護回路の動作につい
て図を参照しながら説明する。図4は図3のメモリデー
タ保護回路の動作を説明するためのタイミングチャー
ト、図5は図3のメモリデータ保護回路の異常書込動作
を説明するための図である。
【0011】記憶素子11にデータを新たに書き込むと
き、まず、MPU10は予め記述されているメモリ制御
プログラムに従い制御データ“0”をデータバスbを介
してFF14のD端子に書き込み、かつデータの書込対
象となる記憶素子11に対するアドレスデータをデータ
バスaを介してアドレスデコーダ12に与える。
【0012】制御データ“0”のD端子への書き込みに
よってFF14の出力端子Qに保持されている出力信号
hは“H”に設定される。アドレスデコーダ12は、ア
ドレスバスaを介して与えられたアドレスデータに基づ
き“L”を示すFFセレクト信号eおよび“L”を示す
メモリセレクト信号gを生成し、FFセレクト信号eは
NAND回路13に与えられる。
【0013】次いで、MPU10は“L”を示すライト
信号dを生成し、このライト信号dはNAND回路1
3,15に与えられる。NAND回路13はライト信号
dおよびFFセレクト信号eに基づき“L”を示すクロ
ック信号fが出力される。
【0014】クロック信号fはFF14に与えられる。
FF14のQ出力端子に保持されている出力信号hは
“H”から“L”になり、この“L”を示す出力信号h
はNAND回路15に与えられる。NAND回路15は
ライト信号dと出力信号hとに基づき演算処理を行い、
この演算処理によって“L”を示すライトイネーブル信
号iを生成する。
【0015】次いで、アドレスデコーダ12から“L”
を示すメモリセレクト信号gが記憶素子11のCE端子
に入力され、このメモリセレクト信号gのCE端子への
入力によって記憶素子11の選択が完了する。この記憶
素子11の選択完了後、書込準備期間は書込実行期間へ
の移行する。
【0016】この記憶素子11の選択完了後、ライトイ
ネーブル信号iは記憶素子11のWE端子に与えられ
る。ライトイネーブル信号iのWE端子への入力によっ
て記憶素子11への書込が許可され、記憶素子11への
データの書込が行われる。
【0017】記憶素子11へのデータ書込後、データ書
込実行期間はリセット期間に移行する。リセット期間
中、MPU10はメモリ制御プログラムに従い制御デー
タ“1”をFF14のD端子に書き込む。この制御デー
タ“1”の書込によってFF14はQ出力端子に“H”
を示す出力信号hを保持し、データ書込期間はリセット
期間に移行する。なお、この出力信号hが“L”から
“H”へ移行するまでの期間はリセット期間になり、出
力信号hが“H”になると同時にリセット期間はデータ
書込禁止期間へ移行する。
【0018】データ書込禁止期間中、FF14の出力信
号hは“H”に保持されるから、NAND回路15から
のライトイネーブル信号iは“L”にならず、記憶素子
11へのデータ書込が禁止される。よって、このデータ
書込禁止期間中においては、MPU10の暴走などによ
って記憶素子11のデータが新たな他のデータへ誤って
書き替えられる恐れはない。
【0019】しかし、FF14の動作はMPU10から
の制御データで制御されるから、書込実行期間終了後に
MPU10の暴走などによって“1”の制御データがF
F14に書き込まれないことがある。MPU10の暴走
によって制御データ“1”がFF14に書き込まれない
と、図5に示すように、FF14の出力信号hは“L”
に保持されているから、MPU10からの“L”のライ
ト信号dの出力に伴いNAND回路15からのライトイ
ネーブル信号iは“L”になり、記憶素子11へのデー
タ書込が可能になる。その結果、記憶素子11へのデー
タが他のデータに誤って書き替えられる恐れがあり、こ
のデータの書替えを阻止することができない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のメモリデータ保護回路では、データの書込後書き込み
禁止期間設定前にMPU10の暴走などによって“1”
の制御データがFF14に入力されないと、MPU10
からの“L”のライト信号dの出力に伴い記憶素子11
へのデータ書込が許可され、記憶素子11のデータが他
のデータに誤って書き替えられることを阻止することが
できない。
【0021】本発明は、上述の問題を解決すべく、デー
タの書込対象となる記憶素子の選択およびこの記憶素子
へのデータの書込制御をするための選択指示手段を構成
するMPUの暴走などによって記憶素子のデータが他の
データに誤って書き替えられることを未然に防止するこ
とができるメモリデータ保護回路を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部で生成さ
れたデータ、予め設定されている設定データなどのデー
タを記憶保持するRAM、EE−PROMなどの記憶素
子へのデータの書込を制御するメモリデータ保護回路で
あって、前記記憶素子へのデータの書込を指示するため
のライト信号およびこのデータの書込対象となる記憶素
子を選択するためのメモリセレクト信号を生成する選択
指示手段と、前記ライト信号およびメモリセレクト信号
に基づき演算処理を施し、前記ライト信号および前記メ
モリセレクト信号がともにアクテイブであるときに出力
端に第1の制御信号を保持し、前記メモリセレクト信号
がアクテイブから非アクテイブに移行するときに出力端
に第2の制御信号を保持する演算切替手段と、前記ライ
ト信号がアクテイブでありかつ前記演算切替手段の出力
端に第1の制御信号が保持されているときに、前記記憶
素子の書込可能状態を設定するライトイネーブル信号を
生成し、前記演算切替手段の出力端に第2の制御信号が
保持されているときに、前記記憶素子の書込禁止状態を
設定するライトイネーブル信号を生成する書込制御信号
生成手段とを備える。
【0023】
【作用】本発明のメモリデータ保護回路では、前記ライ
ト信号およびメモリセレクト信号に基づき演算処理を施
し、前記ライト信号および前記メモリセレクト信号がと
もにアクテイブであるときに出力端に第1の制御信号を
保持し、前記メモリセレクト信号がアクテイブから非ア
クテイブに移行するときに出力端に第2の制御信号を保
持し、前記ライト信号がアクテイブでありかつ前記演算
切替手段の出力端に第1の制御信号が保持されていると
きに、前記記憶素子の書込可能状態を設定するライトイ
ネーブル信号を生成し、前記演算切替手段の出力端に第
2の制御信号が保持されているときに、前記記憶素子の
書込禁止状態を設定するライトイネーブル信号を生成す
る。
【0024】前記記憶素子へのデータ書込後、前記メモ
リセレクト信号はアクテイブから非アクテイブに移行
し、前記演算切替手段の出力端には第2の制御信号が保
持される。この第2の制御信号の保持によって、前記書
込制御信号生成手段のライトイネーブル信号は前記記憶
素子の書込禁止状態を設定する信号になり、前記記憶素
子へのデータ書込が禁止される。すなわち、前記記憶素
子へのデータ書込禁止期間が設定され、この期間中にお
いては、前記記憶素子のデータが新たな他のデータへ誤
って書き替えられる恐れはない。
【0025】しかし、データの書込後に前記選択指示手
段が暴走し、アクテイブのライト信号が生成されること
(異常発生期間)があるが、データ書込終了後にメモリ
セレクト信号の移行によって前記論理演算手段の出力端
に第2の制御信号が保持されているから、前記ライトイ
ネーブル信号は書込可能状態を設定する信号にならず、
前記記憶素子へのデータ書込が許可されることはない。
その結果、MPUなどで構成される前記選択指示手段の
暴走によって前記記憶素子へのデータが他のデータに誤
って書き替えられことを未然に防止することができる。
【0026】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。図1は本発明のメモリデータ保護回路
の一実施例を示すブロック図である。
【0027】メモリデータ保護回路は、図1に示すよう
に、MPU(演算処理部)10を備える。MPU10
は、記憶素子11からのデータの読み出しおよび書込を
指示するためのリード信号cとライト信号dとを出力す
る。MPU10にはアドレスバスaとデータバスbとを
介して記憶素子11に接続され、データバスbを介して
アドレスデコーダ12に接続されている。アドレスデコ
ーダ12はMPU10と互いに共働してデータの書込対
象となる記憶素子11の選択およびこの記憶素子11へ
のデータの書込制御をするための選択指示手段を構成す
る。
【0028】記憶素子11はアドレスバスaを介して供
給されるデータを受けるためのA端子と、データバスb
を介してデータの授受をするためのD端子と、MPU1
0からのリード信号cを受けるためのOE端子と、CE
端子と、WE端子とを有する。
【0029】アドレスデコーダ12は、アドレスバスa
から供給されたアドレスデータに基づきメモリセレクト
信号gとFFセレクト信号eとを出力する。メモリセレ
クト信号gは記憶素子11のCE端子およびFF(フリ
ップフロップ)16のCK端子に与えられる。FFセレ
クト信号eはNAND回路13に与えられる。
【0030】NAND回路13にはFFセレクト信号e
とともにMPU10からのライト信号dが与えられる。
NAND回路13は、これに入力される2つの信号に基
づき演算処理をすることによってクロック信号fを生成
する。クロック信号fはFF16に与えられる。
【0031】FF16は、基準電圧Vccが印加されてい
るD端子と、メモリセレクト信号gを取り込むためのC
K端子と、クロック信号fを取り込むためのCLR端子
と、出力端子Qとを有する。FF16はCLR端子に取
り込まれたクロック信号fによって出力信号hを制御
し、出力信号hを出力端子Qに出力する。FF16はN
AND回路13と共働して演算切替手段を構成する。
【0032】出力信号hはMPU10からのライト信号
dとともにNAND回路15に与えられる。NAND回
路15は、これに入力される2つの信号に基づき演算処
理をすることによって“H”または“L”を示すライト
イネーブル信号iを生成する。ライトイネーブル信号i
は記憶素子11のWE端子に与えられる。NAND回路
15は書込制御信号生成手段を構成する。
【0033】次に、メモリデータ保護回路の動作につい
て図面を参照しながら説明する。図2は図1のメモリデ
ータ保護回路の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【0034】記憶素子11にデータを新たに書き込むと
き、図2に示すように、まず、MPU10は予め記述さ
れている手順に従いアドレスデコーダ12に対するアク
セスを行うとともに、“L”を示すライト信号dを生成
する。
【0035】アドレスデコーダ12にはアドレスバスa
からアドレスデータが与えられる。アドレスデコーダ1
2はアドレスデータに基づき“L”のFFセレクト信号
eと“L”を示すメモリセレクト信号gとを生成する。
【0036】FFセレクト信号eはライト信号dととも
にNAND回路13に与えられる。NAND回路13は
ライト信号dおよびFFセレクト信号eに基づき演算処
理を行い、この演算処理によって“L”のクロック信号
fが出力される。
【0037】クロック信号fはFF16のCLR端子に
与えられ、FF16はクロック信号fに基づきQ出力端
子の出力信号hを制御し、出力信号hは“H”から
“L”に変わる。この出力信号hの変更に伴い書込準備
期間が終了する。
【0038】書込準備期間の終了後、書込実行期間に移
行し、アドレスデコーダ12からの“L”を示すメモリ
セレクト信号gが記憶素子11のCE端子およびFF1
6のCK端子に与えられる。このメモリセレクト信号g
のCE端子への入力によって記憶素子11の選択が完了
し、メモリセレクト信号gのCK端子への入力によって
FF16から“L”の出力信号hが出力される。
【0039】“L”の出力信号hは“L”のライト信号
dとともにNAND回路15に与えられる。NAND回
路15はライト信号dと出力信号hとに基づき演算処理
を行い、この演算処理によって“L”を示すライトイネ
ーブル信号iを記憶素子11のWE端子に出力する。こ
のライトイネーブル信号iの入力によってに記憶素子1
1への書込が許可され、記憶素子11へのデータの書込
が行われる。
【0040】記憶素子11へのデータ書込の終了直後、
アドレスデコーダ12のメモリセレクト信号gは“L”
から“H”へ立ち上がり、このメモリセレクト信号gの
立上りによってFF16のQ出力端子には“H”の出力
信号hが保持される。FF16の出力信号hを“H”に
保持することによって、NAND回路15からのライト
イネーブル信号iは“L”にならず、記憶素子11への
データ書込が禁止される。すなわち、記憶素子11への
データ書込期間終了直後にメモリセレクト信号gの立上
りによってデータ書込禁止期間が設定され、この期間中
においては、記憶素子11のデータが新たな他のデータ
へ誤って書き替えられる恐れはない。
【0041】しかし、データの書込実行期間終了直後に
MPU10が暴走し、“L”のライト信号dがNAND
回路15に入力されること(異常発生期間)があるが、
データ書込終了直後にメモリセレクト信号gの立上りに
よってFF16の出力信号hが“H”に保持されている
から、NAND回路15からのライトイネーブル信号i
は“L”にならず、記憶素子11へのデータ書込が許可
されることはない。その結果、MPU10の暴走によっ
て記憶素子11へのデータが他のデータに誤って書き替
えられことを未然に防止することができる。
【0042】記憶素子11からのデータの読み出し、す
なわち読み出し期間では、メモリセレクト信号gおよび
リード信号cが記憶素子11へ入力されるから、正常に
動作する。この読み出し期間にMPU10の暴走が発生
するとき、既にFF16の出力信号hが“H”に保持さ
れているから、記憶素子11のデータが誤って他のデー
タへ書き替えられることはない。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のメモリ
データ保護回路によれば、データの書込対象となる記憶
素子の選択およびこの記憶素子へのデータの書込制御を
するための選択指示手段を構成するMPUの暴走などに
よって記憶素子のデータが他のデータに誤って書き替え
られることを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリデータ保護回路の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1のメモリデータ保護回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図3】従来のメモリデータ保護回路を示すブロック図
である。
【図4】図3のメモリデータ保護回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図5】図3のメモリデータ保護回路の異常発生時にお
ける動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 MPU 11 記憶素子 12 アドレスデコーダ 13,15 NAND回路 14 FF 16 FF

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部で生成されたデータ、予め設定されて
    いる設定データなどのデータを記憶保持するRAM、E
    E−PROMなどの記憶素子へのデータの書込を制御す
    るメモリデータ保護回路であって、 前記記憶素子へのデータの書込を指示するためのライト
    信号およびこのデータの書込対象となる記憶素子を選択
    するためのメモリセレクト信号を生成する選択指示手段
    と、 前記ライト信号およびメモリセレクト信号に基づき演算
    処理を施し、前記ライト信号および前記メモリセレクト
    信号がともにアクテイブであるときに出力端に第1の制
    御信号を保持し、前記メモリセレクト信号がアクテイブ
    から非アクテイブに移行するときに出力端に第2の制御
    信号を保持する演算切替手段と、 前記ライト信号がアクテイブでありかつ前記演算切替手
    段の出力端に第1の制御信号が保持されているときに、
    前記記憶素子の書込可能状態を設定するライトイネーブ
    ル信号を生成し、前記演算切替手段の出力端に第2の制
    御信号が保持されているときに、前記記憶素子の書込禁
    止状態を設定するライトイネーブル信号を生成する書込
    制御信号生成手段とを備えることを特徴とするメモリデ
    ータ保護回路。
JP4300096A 1992-11-10 1992-11-10 メモリデータ保護回路 Pending JPH06149682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877075A (ja) * 1994-09-09 1996-03-22 Nec Corp 情報処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877075A (ja) * 1994-09-09 1996-03-22 Nec Corp 情報処理装置

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