JPH0625041U - 回動式ドアにおけるドアポケット構造 - Google Patents

回動式ドアにおけるドアポケット構造

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JPH0625041U
JPH0625041U JP6245192U JP6245192U JPH0625041U JP H0625041 U JPH0625041 U JP H0625041U JP 6245192 U JP6245192 U JP 6245192U JP 6245192 U JP6245192 U JP 6245192U JP H0625041 U JPH0625041 U JP H0625041U
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JP
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door
door pocket
opening
pocket
lid body
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JP6245192U
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Inventor
雅史 木村
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下回動方式のドアに設置されるドアポケッ
トにおいて、ドア開放時、ドアポケット内部の備品が外
部に脱落することを確実に防止するとともに、ドアポケ
ットの使い勝手を向上させることを目的とする。 【構成】 ドアポケット20の両側壁22に回動支点2
3を有する一対のアーム24を回動自在に取り付け、ア
ーム24の一端にリッド体30の可動側端縁33を取り
付けるとともに、アーム24の他端にウエイト部材40
を一体化することにより、ドア10の開閉操作によりウ
エイト部材40の自重でアーム24を回動させ、ドア1
0の閉鎖時にはドアポケット20の開口21からリッド
体30を後退させるとともに、ドア10の開放時にはド
アポケット20の開口21をリッド体30により閉鎖す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、上下回動方式のドアに設置されるドアポケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、車室内には地図帳や小物類等を収容するポケットが設定されており、一 般には図7に示すように、乗員の身近な部分であるドアトリム1にドアポケット 2が設定される場合が多い。
【0003】 また、最近では、ハッチバック車等のように、バックドアが上下方向に回動で きるようにした車も多数出回っている。
【0004】 そして、図8に示すように、バックドア3にポケット4を設定した場合、バッ クドア3を上方に回動させて開放状態としたとき、ポケット4の開口から内部に 収容した備品等が落ちてしまうため、バックドア3にドアポケット4を設定する 場合、内部備品の落下防止のために蓋5が設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来、上下回動方式のバックドア3にドアポケット4を設置する 場合、蓋5が必要であり、ドアポケット3内部の備品を出し入れする際、蓋5の 開け閉めを行なわなければならず、非常に面倒であるとともに、蓋5の締め忘れ により、バックドア3を開けたとき、内部の備品が落下して備品を傷付けるおそ れがある等、使い勝手の改善と内部備品の確実な保護を図ることが急務とされて いた。
【0006】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本考案の目的とすると ころは、上下回動方式のドアに設置されるドアポケットにおいて、ドアの回動操 作と連携してドアポケットの開口を蓋するリッド体を設定することにより、リッ ド体の閉め忘れ等が解消でき、ドアポケット内部の収納備品を確実に保護できる とともに、使い勝手を向上させた回動式ドアにおけるドアポケット構造を提供す ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、上下回動方式のドアの下側に設置され るドアポケットにおいて、前記ドアポケットの両側壁にそれぞれ回動支点を有す る一対のアームが設置され、上記アームの一端がリッド体の可動側端縁に取付け られているとともに、アームの他端がウエイト部材に取付けられ、ドアの回動操 作により、ウエイト部材の自重でアームを回動させ、ドアの閉鎖時には、ドアポ ケットの開口からリッド体を後退させるとともに、ドアの開放時には、ドアポケ ットの開口をリッド体により閉鎖することを特徴とする。
【0008】 さらに、リッド体に代えて、サポート用バーを設置すれば、ドア室内面とサポ ート用バーとの間で地図帳等を挟持することができる。
【0009】
【作用】
以上の構成から明らかなように、ウエイト部材の自重により、ドアの回動操作 に伴いアームが回動して、ドアの閉鎖時にはドアポケットの開口からリッド体が 後退するとともに、ドアの開放時には、ドアポケットの開口をリッド体により覆 う構成であるため、ドア開放時、ドアポケット内部の収納物が外部に落下するこ とがない。
【0010】 さらに、従来のように蓋の閉め忘れにより、ドア開放時にドアポケットから内 部の収納物が外部に落下することもない。
【0011】 また、ドアの閉鎖時にはドアポケットの開口からリッド体が後退しているため 、備品をドアポケットに出し入れする際、その都度蓋を取り外したり取り付けた りする手間が省ける。
【0012】
【実施例】
以下、本考案による回動式ドアにおけるドアポケット構造の実施例について、 添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】 図1ないし図3は本考案によるドアポケット構造の第1実施例を示すもので、 図1はドアポケットを示す全体斜視図、図2はドア閉鎖時におけるドアポケット 構造を示す断面図、図3はドア開放時におけるドアポケット構造を示す断面図で ある。
【0014】 また、図4ないし図6は本考案によるドアポケット構造の第2実施例を示すも ので、図4はドアポケット構造を示す全体斜視図、図5はドア閉鎖時におけるド アポケット構造を示す断面図、図6はドア開放時におけるドアポケット構造を示 す断面図である。
【0015】 まず、図1ないし図3において、本考案の第1実施例について説明する。
【0016】 図1において、ドア10はハッチバック車等のバックドアであり、上下方向に 回動可能に構成されており、このドア10の下側に樹脂成形体からなるドアポケ ット20が設置されている。
【0017】 このドアポケット20は、地図帳や小物類を出し入れする開口21が上面に開 設されており、両側壁22にそれぞれ回動支点23を有する一対のアーム24が 回動可能に取り付けられている。このアーム24は、直線状ではなく回動支点2 3を境にして角度をもたせた形状に設定されており、アーム24の一方端はリッ ド体30の可動側端縁に固定されており、かつアーム24の他方端部にはウエイ ト部材40と一体化されている。
【0018】 さらに、ドアポケット20の開口21両側には、リッド体30をスライド操作 させるためのガイドレール31が設けられており、リッド体30はこのガイドレ ール31に沿ってスライド可能に構成され、ドアポケット20の開口21を選択 的に閉鎖開放できるという構成である。
【0019】 リッド体30としては、本実施例では蛇腹状に形成したシート材,布材を使用 し、リッド体30の後端縁32をガイドレール31に固定し、ドア開放時、リッ ド体30の可動側端縁33が伸び、ドアポケット20の開口21を蓋して、ドア 10の室内面に当接するまで伸びるように伸縮材料を使用している。
【0020】 なお、ガイドレール31の軌跡に沿って湾曲状に成形された樹脂プレートを使 用してもよい。
【0021】 次いで、本実施例におけるドアポケット構造の作用について、図2,図3を基 に説明すると、まず図2に示すように、ドア10の閉鎖状態では、ウエイト部材 40は回動支点23の鉛直下方に位置しており、図示するようにリッド体30は ドアポケット20の開口21から後退しており、開口21を通じてドアポケット 20内部に備品等の出し入れを自由に行なうことができる。
【0022】 次いで、ドア10を上方に回動して開放状態とした場合、ウエイト部材40は その自重により回動支点23を中心にして矢印方向に移動してアーム24を回動 させ、アーム24の一方端部に取り付けられたリッド体30の可動側端縁33が 矢印方向にガイドレール31に沿ってスライド動作し、ドア10の室内面に当接 する。
【0023】 したがって、ドア10の開放操作に連携してリッド体30が自動的にドアポケ ット20の開口21を蓋するため、ドアポケット20内部に収納した備品が外部 に落下することがなく、また、従来のように蓋の閉め忘れによりドア10の開閉 に伴いドアポケット20から外部に備品が落下するという不具合も有効に解決で きる。
【0024】 次いで、図4ないし図6は本考案によるドアポケット構造の第2実施例を示す もので、本実施例においては、第1実施例のリッド体30に代えて、サポート用 バー50が設置されている。
【0025】 すなわち、図4に示すように、一対のアーム24の一方端部にはゴム材料等か らなる円筒状のサポート用バー50が取り付けられており、ドアポケット20に は地図帳60が収容されている。
【0026】 そして、図5に示すように、ドア10の閉鎖時においては、ウエイト部材40 が回動支点23の鉛直下方に位置しているため、サポート用バー50はドアポケ ット20の開口21の手前に位置しているが、ドア10を上方に回動させて開放 状態としたとき、図6に示すように、回動支点23を中心にしてウエイト部材4 0が矢印方向に回動して、アーム24を回動させるため、サポート用バー50は 上方に付勢され、ドア10の室内面とサポート用バー50とにより地図帳60を 挟持することになり、ドア10の開放操作によって地図帳60が落下することが なく、確実な保護が図れる。
【0027】 このように、本考案によるドアポケット構造によれば、上下回動方式のドア1 0の開閉操作に連携して、ドアポケット20の開口21を選択的に閉鎖するリッ ド体30あるいはサポート用バー50を設定することにより、ドアポケット20 内部の収容物や地図帳等を確実に保持することができるとともに、ドアポケット 20の使用時には蓋を開け閉めすることなくドアポケットの利用が図れるため、 使い勝手も大幅に向上する。
【0028】 以上説明したドアポケット構造は、ハッチバック車等のバックドアに適用した 実施例について説明したが、乗用車の左右側に設置される上下回動方式のドアに 使用してもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による回動式ドアにおけるドアポケット構造によれ ば、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0030】 (1)ドアの開放時、ドアポケットの開口をリッド体により閉鎖するため、ドア ポケット内部の収納物が外部に落下することがないとともに、従来のようにリッ ド体の閉め忘れによる収納物の脱落がないため、ドアポケット内に収容される備 品等の保護を確実に行なうことができるという効果を有する。
【0031】 (2)ドアの開閉操作に連携してドアポケットの開口をリッド体により選択的に 蓋するという構成であるため、ドアの閉鎖時はリッド体はドアポケットの開口の 手前まで後退しているため、ドアポケットに備品を収容する場合、リッド体をそ の都度開け閉めする必要がなく、使い勝手が向上するという効果を有する。
【0032】 (3)請求項2に記載の考案によれば、ドアの開閉操作に連携してサポート用バ ーを可動させて、ドアの開放時、ドアの室内面とサポート用バーとにより地図帳 等を挟持するという構成であるため、簡単な構成でドアポケットに収容した地図 帳等を確実に保護することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるドアポケット構造の第1実施例を
示す全体斜視図。
【図2】図1に示すドアポケット構造におけるドア閉鎖
時の状態を示す断面図。
【図3】図1に示すドアポケット構造におけるドア開放
時の状態を示す断面図。
【図4】本考案によるドアポケット構造の第2実施例を
示す全体斜視図。
【図5】図4に示すドアポケット構造におけるドア閉鎖
時の状態を示す断面図。
【図6】図4に示すドアポケット構造におけるドア開放
時の状態を示す断面図。
【図7】従来のドアポケットを示す斜視図。
【図8】バックドアに設置されるドアポケットを示す説
明図。
【符号の説明】
10 ドア 20 ドアポケット 21 開口 22 側壁 23 回動支点 24 アーム 30 リッド体 31 ガイドレール 32 後端縁 33 可動側端縁 40 ウエイト部材 50 サポート用バー 60 地図帳

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下回動方式のドア(10)の下側に設
    置されるドアポケット(20)において、 前記ドアポケット(20)の両側壁にそれぞれ回動支点
    (23)を有する一対のアーム(24)が設置され、上
    記アーム(24)の一端がリッド体(30)の可動側端
    縁(33)に取付けられているとともに、アーム(2
    4)の他端がウエイト部材(40)に取付けられ、ドア
    (10)の回動操作により、ウエイト部材(40)の自
    重でアーム(24)を回動させ、ドア(10)の閉鎖時
    には、ドアポケット(20)の開口(21)からリッド
    体(30)を後退させるとともに、ドア(10)の開放
    時には、ドアポケット(20)の開口(21)をリッド
    体(30)により閉鎖することを特徴とする回動式ドア
    におけるドアポケット構造。
  2. 【請求項2】 上下回動方式のドア(10)の下側に設
    置されるドアポケット(20)において、 前記ドアポケット(20)の両側壁(22)にそれぞれ
    回動支点(23)を有する一対のアーム(24)が設置
    され、上記アーム(24)の一端がサポート用バー(5
    0)の両端に取付けられ、アーム(24)の他端がウエ
    イト部材(40)に取付けられ、ドア(10)の回動操
    作により、ウエイト部材(40)の自重でアーム(2
    4)を回動させ、ドア(10)の閉鎖時には、ドアポケ
    ット(20)の開口(21)からサポート用バー(5
    0)を後退させるとともに、ドア(10)の開放時に
    は、ドアポケット(20)の開口(21)にサポート用
    バー(50)を前進させ、ドア(10)の室内面とサポ
    ート用バー(50)とで地図帳等を挟持することを特徴
    とする回動式ドアにおけるドアポケット構造。
JP6245192U 1992-09-04 1992-09-04 回動式ドアにおけるドアポケット構造 Withdrawn JPH0625041U (ja)

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JP6245192U JPH0625041U (ja) 1992-09-04 1992-09-04 回動式ドアにおけるドアポケット構造

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JPH0625041U true JPH0625041U (ja) 1994-04-05

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ID=13200587

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190050542A (ko) * 2017-11-03 2019-05-13 현대자동차주식회사 상하 개폐식 도어의 맵포켓 어셈블리
KR20190056828A (ko) * 2017-11-17 2019-05-27 현대자동차주식회사 상하 개폐식 도어의 맵포켓 어셈블리

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190050542A (ko) * 2017-11-03 2019-05-13 현대자동차주식회사 상하 개폐식 도어의 맵포켓 어셈블리
KR20190056828A (ko) * 2017-11-17 2019-05-27 현대자동차주식회사 상하 개폐식 도어의 맵포켓 어셈블리

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