JPH06247693A - 持上げ装置 - Google Patents
持上げ装置Info
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- JPH06247693A JPH06247693A JP6002704A JP270494A JPH06247693A JP H06247693 A JPH06247693 A JP H06247693A JP 6002704 A JP6002704 A JP 6002704A JP 270494 A JP270494 A JP 270494A JP H06247693 A JPH06247693 A JP H06247693A
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- JP
- Japan
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- lifting device
- furniture
- lifting
- clutch
- scissor
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F7/00—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts
- B66F7/06—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts with platforms supported by levers for vertical movement
- B66F7/065—Scissor linkages, i.e. X-configuration
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C20/00—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like
- A47C20/04—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination
- A47C20/041—Head -, foot -, or like rests for beds, sofas or the like with adjustable inclination by electric motors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F7/00—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts
- B66F7/06—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts with platforms supported by levers for vertical movement
- B66F7/0608—Lifting frames, e.g. for lifting vehicles; Platform lifts with platforms supported by levers for vertical movement driven by screw or spindle
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 鋏状持上げ機構の範囲並びに無段に調節され
る家具部分の範囲において押し潰しの危険を阻止し、か
つ、運動を妨げる物体を危険範囲から除いた場合に鋏状
持上げ機構の衝撃的な下降運動を阻止する。 【構成】 ほぼねじスピンドルと伝動モータとから成る
電動式の駆動ユニットと鋏状持上げ機構14〜16とを
有する、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装置12
において、電動式の駆動ユニットが、ほぼ外周縁部に噛
み合い歯を備えた2つのクラッチディスクから成る安全
クラッチを有し、一方のクラッチディスクが移動不能に
かつ他方のクラッチディスクが軸方向に摺動可能にしか
もばね負荷されて、ねじスピンドルに被せ嵌められ、こ
れによりクラッチディスクの噛み合い歯が正常運転中係
合しかつ下降運動を阻止する場合に係合を解除される。
又、持上げ装置がセンサユニットと制御兼評価ユニット
とを有している。
る家具部分の範囲において押し潰しの危険を阻止し、か
つ、運動を妨げる物体を危険範囲から除いた場合に鋏状
持上げ機構の衝撃的な下降運動を阻止する。 【構成】 ほぼねじスピンドルと伝動モータとから成る
電動式の駆動ユニットと鋏状持上げ機構14〜16とを
有する、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装置12
において、電動式の駆動ユニットが、ほぼ外周縁部に噛
み合い歯を備えた2つのクラッチディスクから成る安全
クラッチを有し、一方のクラッチディスクが移動不能に
かつ他方のクラッチディスクが軸方向に摺動可能にしか
もばね負荷されて、ねじスピンドルに被せ嵌められ、こ
れによりクラッチディスクの噛み合い歯が正常運転中係
合しかつ下降運動を阻止する場合に係合を解除される。
又、持上げ装置がセンサユニットと制御兼評価ユニット
とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ほぼねじスピンドルと
伝動モータとから成る電動式の駆動ユニットと鋏状持上
げ機構とを有する、家具の旋回可能な家具部分用の持上
げ装置に関する。
伝動モータとから成る電動式の駆動ユニットと鋏状持上
げ機構とを有する、家具の旋回可能な家具部分用の持上
げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】西ドイツ国実用新案登録第910381
7号明細書から公知の上記形式の持上げ装置は、直流伝
動モータが出力部材として回転駆動される雌ねじナット
を有し、これにより直流伝動モータが定置のねじスピン
ドル上を移動できるように、設計されている。直流伝動
モータがどの方向で移動するかに応じて鋏状持上げ機構
のアームが開閉運動する。
7号明細書から公知の上記形式の持上げ装置は、直流伝
動モータが出力部材として回転駆動される雌ねじナット
を有し、これにより直流伝動モータが定置のねじスピン
ドル上を移動できるように、設計されている。直流伝動
モータがどの方向で移動するかに応じて鋏状持上げ機構
のアームが開閉運動する。
【0003】この持上げ装置は実地において特に有利に
使用されるが、この持上げ装置の場合、行程の一部に亘
って自動的に鋏状持上げ機構の下降運動が生じ、これに
よって押し潰しの危険が生ずることが、明らかとなっ
た。この押し潰しの危険は鋏状持上げ機構によって生ぜ
しめられるばかりでなく、旋回可能な家具部分によっ
て、例えばすのこ板の脚部分又はヘッド部分によっても
生ぜしめられる。
使用されるが、この持上げ装置の場合、行程の一部に亘
って自動的に鋏状持上げ機構の下降運動が生じ、これに
よって押し潰しの危険が生ずることが、明らかとなっ
た。この押し潰しの危険は鋏状持上げ機構によって生ぜ
しめられるばかりでなく、旋回可能な家具部分によっ
て、例えばすのこ板の脚部分又はヘッド部分によっても
生ぜしめられる。
【0004】更に、持上げ装置もしくは旋回する家具部
分の危険範囲から物体を除いた後で、持上げ装置の構造
に起因して、衝撃的に持上げ装置の下降運動が生ずると
いう欠点がある。
分の危険範囲から物体を除いた後で、持上げ装置の構造
に起因して、衝撃的に持上げ装置の下降運動が生ずると
いう欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、鋏状
持上げ機構の範囲並びに無段に調節される家具部分の範
囲、例えばすのこ板の脚部分又はヘッド部分の範囲にお
ける押し潰しの危険が回避されるように、しかも運動を
妨げる物体を危険範囲から除いた場合に鋏状持上げ機構
の衝撃的な下降運動が阻止されるように、冒頭に述べた
形式の持上げ装置を改良することにある。
持上げ機構の範囲並びに無段に調節される家具部分の範
囲、例えばすのこ板の脚部分又はヘッド部分の範囲にお
ける押し潰しの危険が回避されるように、しかも運動を
妨げる物体を危険範囲から除いた場合に鋏状持上げ機構
の衝撃的な下降運動が阻止されるように、冒頭に述べた
形式の持上げ装置を改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明の第
1番目の構成によれば、電動式の駆動ユニットが、ほぼ
外周縁部に噛み合い歯を備えた2つのクラッチディスク
から成る安全クラッチを有していて、一方のクラッチデ
ィスクが移動不能にかつ他方のクラッチディスクが軸方
向に摺動可能にしかもばね負荷されて、ねじスピンドル
上に被せ嵌められており、これによりクラッチディスク
の噛み合い歯が正常運転中係合しかつ下降運動を阻止す
る場合、圧縮力がねじスピンドルに作用して係合を解除
されるようになっていることによって解決された。
1番目の構成によれば、電動式の駆動ユニットが、ほぼ
外周縁部に噛み合い歯を備えた2つのクラッチディスク
から成る安全クラッチを有していて、一方のクラッチデ
ィスクが移動不能にかつ他方のクラッチディスクが軸方
向に摺動可能にしかもばね負荷されて、ねじスピンドル
上に被せ嵌められており、これによりクラッチディスク
の噛み合い歯が正常運転中係合しかつ下降運動を阻止す
る場合、圧縮力がねじスピンドルに作用して係合を解除
されるようになっていることによって解決された。
【0007】更に前記課題は、本発明の第2番目の構成
によれば、鋏状持上げ機構に、ほぼ鋏状持上げ機構の幅
に亘って延びる安全帯材が配属されていて、この安全帯
材が一端で不動に固定されていて、かつ、安全帯材が巻き
ローラに巻き取り及び巻きローラから繰り出し可能であ
ることによって解決された。
によれば、鋏状持上げ機構に、ほぼ鋏状持上げ機構の幅
に亘って延びる安全帯材が配属されていて、この安全帯
材が一端で不動に固定されていて、かつ、安全帯材が巻き
ローラに巻き取り及び巻きローラから繰り出し可能であ
ることによって解決された。
【0008】更に前記課題は、本発明の第3番目の構成
によれば、金属製の鋏状持上げ機構と共に接触もしくは
接近検出器を成すセンサユニットと、センサユニットの
信号を電動式の駆動装置用の制御信号に変換する制御兼
評価ユニットとが設けられていることによって解決され
た。
によれば、金属製の鋏状持上げ機構と共に接触もしくは
接近検出器を成すセンサユニットと、センサユニットの
信号を電動式の駆動装置用の制御信号に変換する制御兼
評価ユニットとが設けられていることによって解決され
た。
【0009】
【発明の効果】第1番目の構成は、旋回する家具部分に
よる押し潰しの危険を排除しようとする場合に、特に適
している。しかしこの構成は、鋏状持上げ機構による押
し潰しの危険が生ずる場合にもある程度役立つ。
よる押し潰しの危険を排除しようとする場合に、特に適
している。しかしこの構成は、鋏状持上げ機構による押
し潰しの危険が生ずる場合にもある程度役立つ。
【0010】本発明では、ばねによってもたらされる力
により、所定の駆動トルクを伝達できるように両クラッ
チディスクの噛み合い歯が互いに押し込まれる。旋回可
能な家具部分を下げる場合又は鋏状持上げ機構の下降運
動時に物体が運動範囲内に位置していると、ねじスピン
ドルに軸方向力が作用し、これによりねじスピンドルが
軸方向に移動して、両クラッチディスクが切り離され
る。こによって駆動トルクの伝達が中断されるので、押
し潰しの危険が排除される。
により、所定の駆動トルクを伝達できるように両クラッ
チディスクの噛み合い歯が互いに押し込まれる。旋回可
能な家具部分を下げる場合又は鋏状持上げ機構の下降運
動時に物体が運動範囲内に位置していると、ねじスピン
ドルに軸方向力が作用し、これによりねじスピンドルが
軸方向に移動して、両クラッチディスクが切り離され
る。こによって駆動トルクの伝達が中断されるので、押
し潰しの危険が排除される。
【0011】物体、例えば人間の手が運動範囲から除か
れた場合には、ばねによってクラッチディスクの噛み合
い歯が再び互いに押し込まれるので、家具部分が衝撃的
に下ることなく、家具部分もしくは鋏状持上げ機構の運
動が直ちに続けられる。
れた場合には、ばねによってクラッチディスクの噛み合
い歯が再び互いに押し込まれるので、家具部分が衝撃的
に下ることなく、家具部分もしくは鋏状持上げ機構の運
動が直ちに続けられる。
【0012】更に、構成費用は極めて僅かである。有利
には両クラッチディスクはディスク歯車(Tellerrad)
の形式で構成されている。この場合クラッチディスクの
製作は特に簡単である。それというのも合致する円環面
のみに歯が付けられればよいからである。
には両クラッチディスクはディスク歯車(Tellerrad)
の形式で構成されている。この場合クラッチディスクの
製作は特に簡単である。それというのも合致する円環面
のみに歯が付けられればよいからである。
【0013】更に第2番目の構成では、鋏状持上げ機構
の運動に応じて帯材が巻きローラに巻き取られるか又は
巻きローラから繰り出される。繰り出し時にはばねが緊
張させられるので、持上げ装置の運動方向が逆転した場
合帯材が自動的に再び巻き取られる。
の運動に応じて帯材が巻きローラに巻き取られるか又は
巻きローラから繰り出される。繰り出し時にはばねが緊
張させられるので、持上げ装置の運動方向が逆転した場
合帯材が自動的に再び巻き取られる。
【0014】しかしながらこの簡単な構成は、鋏状持上
げ機構による押し潰しを阻止するためにのみ役立つが、
調節される家具部分による押し潰しは阻止できない。つ
まりこの構成は完全に機械的な手段である。
げ機構による押し潰しを阻止するためにのみ役立つが、
調節される家具部分による押し潰しは阻止できない。つ
まりこの構成は完全に機械的な手段である。
【0015】更に第3番目の電気的な解決策の利点は、
付加的な機械的な構成部材が不要であるということにあ
る。有利にはセンサユニット及び制御兼評価ユニットに
は制御信号を増幅するための切換え増幅器が配属され、
この場合切換え増幅器は給電装置を有しているので、セ
ンサユニット及び制御兼評価ユニットの給電は電動式の
駆動ユニットが接続された場合にのみ行われる。
付加的な機械的な構成部材が不要であるということにあ
る。有利にはセンサユニット及び制御兼評価ユニットに
は制御信号を増幅するための切換え増幅器が配属され、
この場合切換え増幅器は給電装置を有しているので、セ
ンサユニット及び制御兼評価ユニットの給電は電動式の
駆動ユニットが接続された場合にのみ行われる。
【0016】更にこの構成の利点は、上記装置が、電動
式の駆動ユニットが作動した場合にのみ電気的なエネル
ギで負荷されるということにある。
式の駆動ユニットが作動した場合にのみ電気的なエネル
ギで負荷されるということにある。
【0017】
【実施例】第1図で図示のすのこ板10は水平軸線を中
心として旋回可能なヘッド部分11を有していて、この
ヘッド部分は第2図で図示の持上げ装置12によって旋
回可能である。ヘッド部分11から脚部側の端部まで達
するすのこ板区分も図示の実施例では水平軸線を中心と
して旋回可能である。
心として旋回可能なヘッド部分11を有していて、この
ヘッド部分は第2図で図示の持上げ装置12によって旋
回可能である。ヘッド部分11から脚部側の端部まで達
するすのこ板区分も図示の実施例では水平軸線を中心と
して旋回可能である。
【0018】持上げ装置12は、ほぼ2つのアーム1
3,14と2つの横桁15,16から成る鋏状持上げ機
構を有している。アーム13,14の図示の左側の端部
は横桁15,16に回動可能に支承されている。この場
合支承個所は端部範囲に位置する。
3,14と2つの横桁15,16から成る鋏状持上げ機
構を有している。アーム13,14の図示の左側の端部
は横桁15,16に回動可能に支承されている。この場
合支承個所は端部範囲に位置する。
【0019】アーム13,14の反対側の端部は、詳細
に図示されていないが、スライド片17,18内で回動
可能に支承されているので、アーム13,14のこの端
部は鋏状持上げ機構の開閉運動時に横桁15,16の長
手方向で摺動できる。
に図示されていないが、スライド片17,18内で回動
可能に支承されているので、アーム13,14のこの端
部は鋏状持上げ機構の開閉運動時に横桁15,16の長
手方向で摺動できる。
【0020】持上げ装置は、一端でフォークヘッド20
を介してアングルレバー21に枢着された水平なねじス
ピンドル19を有している。アングルレバー21はアー
ム14の端部範囲に回動可能に支承されている。フォー
クヘッド20とは反対側の端部範囲ではアングルレバー
21に、アーム14に下側から係合する力伝達ローラ2
2が配置されている。
を介してアングルレバー21に枢着された水平なねじス
ピンドル19を有している。アングルレバー21はアー
ム14の端部範囲に回動可能に支承されている。フォー
クヘッド20とは反対側の端部範囲ではアングルレバー
21に、アーム14に下側から係合する力伝達ローラ2
2が配置されている。
【0021】ねじスピンドル19には低電圧直流伝動モ
ータ23が被せ嵌められていて、この低電圧直流伝動モ
ータ23はレバー24を介してアーム13の所属の端部
に結合されている。低電圧直流伝動モータ23は出力部
材として回転駆動される雌ねじナットを有しているの
で、接続された場合低電圧直流伝動モータ23はねじス
ピンドル19上を移動しかつ移動方向に応じて鋏状持上
げ機構を開閉運動させる。
ータ23が被せ嵌められていて、この低電圧直流伝動モ
ータ23はレバー24を介してアーム13の所属の端部
に結合されている。低電圧直流伝動モータ23は出力部
材として回転駆動される雌ねじナットを有しているの
で、接続された場合低電圧直流伝動モータ23はねじス
ピンドル19上を移動しかつ移動方向に応じて鋏状持上
げ機構を開閉運動させる。
【0022】第1図及び第2図から明らかなように、持
上げ装置が作動した場合、特に下降運動中に押し潰しの
危険が生ずる。このことは、物体が旋回可能なヘッド部
分の運動範囲又はアーム13,14の運動範囲内に達す
ることによって、生ずる。
上げ装置が作動した場合、特に下降運動中に押し潰しの
危険が生ずる。このことは、物体が旋回可能なヘッド部
分の運動範囲又はアーム13,14の運動範囲内に達す
ることによって、生ずる。
【0023】第3図では持上げ装置12の運動又は調節
されるヘッド部分11の運動を停止させる可能性が図示
されている。このために低電圧直流伝動モータ23に
は、ほぼ2つのクラッチディスク25,26から成る安
全クラッチ24が配属されている。
されるヘッド部分11の運動を停止させる可能性が図示
されている。このために低電圧直流伝動モータ23に
は、ほぼ2つのクラッチディスク25,26から成る安
全クラッチ24が配属されている。
【0024】クラッチディスク25は回動不能にねじス
ピンドル19に被せ嵌められていて、従って回動するこ
とも、軸方向で移動することもできない。クラッチディ
スク26は皿ばね27によってクラッチディスク25に
圧着されていて、皿ばね27はクラッチディスク25と
は反対側に作用している。このためにクラッチディスク
26は環状溝28を備えている。
ピンドル19に被せ嵌められていて、従って回動するこ
とも、軸方向で移動することもできない。クラッチディ
スク26は皿ばね27によってクラッチディスク25に
圧着されていて、皿ばね27はクラッチディスク25と
は反対側に作用している。このためにクラッチディスク
26は環状溝28を備えている。
【0025】皿ばね27は支えを成す支持リング29に
支持されていて、この支持リング29は回動不能にねじ
スピンドル19に被せ嵌められている。図示の実施例で
は支持リング29は不動にねじリング30に被せ嵌めら
れていて、このねじリング30の雌ねじはねじスピンド
ルに係合している。
支持されていて、この支持リング29は回動不能にねじ
スピンドル19に被せ嵌められている。図示の実施例で
は支持リング29は不動にねじリング30に被せ嵌めら
れていて、このねじリング30の雌ねじはねじスピンド
ルに係合している。
【0026】図示されていないが、ねじスピンドル19
に対して直角な両クラッチディスクの接触面には互いに
係合し合う噛み合い歯が設けられているので、クラッチ
ディスクは形状接続的に互いに連結される。つまりトル
クの伝達は両クラッチディスク25,26の歯を付けら
れた互いに係合する範囲を介して行われる。
に対して直角な両クラッチディスクの接触面には互いに
係合し合う噛み合い歯が設けられているので、クラッチ
ディスクは形状接続的に互いに連結される。つまりトル
クの伝達は両クラッチディスク25,26の歯を付けら
れた互いに係合する範囲を介して行われる。
【0027】アーム13,14の運動範囲又は調節され
る家具部分の運動範囲内に物体が位置する場合には、こ
の瞬間に軸方向で引張り力から圧縮力への力の逆転が生
じ、これによってクラッチディスク26は軸方向で皿ば
ね27の作用に抗して、噛み合い歯が外されるように、
移動する。
る家具部分の運動範囲内に物体が位置する場合には、こ
の瞬間に軸方向で引張り力から圧縮力への力の逆転が生
じ、これによってクラッチディスク26は軸方向で皿ば
ね27の作用に抗して、噛み合い歯が外されるように、
移動する。
【0028】これによってアーム13,14もしくはヘ
ッド部分11の調節運動が直ちに中断される。第3図か
ら明らかなように、物体がヘッド部分11もしくはアー
ム13,14の運動範囲から除かれると、クラッチディ
スク25,26が再び係合する。これによってアーム1
3,14が衝撃的に拡開することもしくはヘッド部分1
1が衝撃的に下方に落下することが阻止される。
ッド部分11の調節運動が直ちに中断される。第3図か
ら明らかなように、物体がヘッド部分11もしくはアー
ム13,14の運動範囲から除かれると、クラッチディ
スク25,26が再び係合する。これによってアーム1
3,14が衝撃的に拡開することもしくはヘッド部分1
1が衝撃的に下方に落下することが阻止される。
【0029】更に第2図では持上げ装置12の鋏状持上
げ機構のアーム13,14のみを含む別の機械的な安全
手段が図示されている。持上げ装置12の上側の横桁1
5には安全帯材31が不動に固定されている(一点鎖線
で図示)。持上げ装置12の下側の横桁16には、安全
帯材31の他端が固定される巻きローラ32が配属され
ている。
げ機構のアーム13,14のみを含む別の機械的な安全
手段が図示されている。持上げ装置12の上側の横桁1
5には安全帯材31が不動に固定されている(一点鎖線
で図示)。持上げ装置12の下側の横桁16には、安全
帯材31の他端が固定される巻きローラ32が配属され
ている。
【0030】アーム13,14が閉じ運動した場合、即
ち家具部分を押上げる場合には安全帯材31は巻きロー
ラから引き出される。これと同時に、アーム13,14
が開き運動する場合に、即ち家具部分を引き下げる場合
に巻き取りを可能にするばねが緊張させられる。この解
決策によって、アーム13,14の運動範囲内に物体、
例えば手を入れることはできない。
ち家具部分を押上げる場合には安全帯材31は巻きロー
ラから引き出される。これと同時に、アーム13,14
が開き運動する場合に、即ち家具部分を引き下げる場合
に巻き取りを可能にするばねが緊張させられる。この解
決策によって、アーム13,14の運動範囲内に物体、
例えば手を入れることはできない。
【0031】第4図では電気的な解決策が概略的に図示
されていて、この場合、矢印Aによって示されているよ
うに、金属製の持上げ装置12と協働して接触もしくは
接近検出器を形成するセンサユニット33が設けられて
いる。
されていて、この場合、矢印Aによって示されているよ
うに、金属製の持上げ装置12と協働して接触もしくは
接近検出器を形成するセンサユニット33が設けられて
いる。
【0032】持上げ装置の金属製の部分が接触もしくは
接近した場合には低電圧直流伝動モータ23が直ちに遮
断される。センサユニット33から発せられる信号は制
御兼評価ユニット34内で増幅され、障害を除かれ、セ
レクトされ、次いで切換え増幅器35に供給され、これ
によって直流伝動モータ23に対する給電が中断され
る。切換え増幅器は給電部36を有している。整流器3
7によって電流が整流される。
接近した場合には低電圧直流伝動モータ23が直ちに遮
断される。センサユニット33から発せられる信号は制
御兼評価ユニット34内で増幅され、障害を除かれ、セ
レクトされ、次いで切換え増幅器35に供給され、これ
によって直流伝動モータ23に対する給電が中断され
る。切換え増幅器は給電部36を有している。整流器3
7によって電流が整流される。
【0033】回路図から明らかなように、切換え増幅器
35の給電部はモータ導線から給電されるが、この給電
部はモータが接続された場合にのみ給電され、モータの
回転方向とは無関係である。
35の給電部はモータ導線から給電されるが、この給電
部はモータが接続された場合にのみ給電され、モータの
回転方向とは無関係である。
【0034】センサユニット33と持上げ装置12とか
ら成る接触検出器は有利には、検出器電極として持上げ
装置12を有する誘導式の近接スイッチとして構成され
る。感度はトリムポテンシオメータ38によって調節さ
れるので、回路は接触が生じた場合に初めてレリーズさ
れるのではなく、接近が生じた場合に既にレリーズされ
る。
ら成る接触検出器は有利には、検出器電極として持上げ
装置12を有する誘導式の近接スイッチとして構成され
る。感度はトリムポテンシオメータ38によって調節さ
れるので、回路は接触が生じた場合に初めてレリーズさ
れるのではなく、接近が生じた場合に既にレリーズされ
る。
【0035】制御兼評価ユニット34は公知の形式で障
害除去手段を有する増幅器として構成される。
害除去手段を有する増幅器として構成される。
【0036】切換え増幅器35は、出力的に低電圧直流
伝動モータ23に適合したブレーク接点によってモータ
導線内に位置するリレー39を有している。給電部はリ
レー39の手前でモータ導線から給電されかつ整流器3
7に基づき低電圧直流伝動モータ23の回転方向とは無
関係に給電される。安全装置が故障した場合には安全上
の理由から低電圧直流伝動モータは最早駆動されない。
伝動モータ23に適合したブレーク接点によってモータ
導線内に位置するリレー39を有している。給電部はリ
レー39の手前でモータ導線から給電されかつ整流器3
7に基づき低電圧直流伝動モータ23の回転方向とは無
関係に給電される。安全装置が故障した場合には安全上
の理由から低電圧直流伝動モータは最早駆動されない。
【図1】本発明による持上げ装置を備えたすのこ板の斜
視図。
視図。
【図2】持上げ装置の拡大正面図。
【図3】第1図及び第2図の持上げ装置の一部の拡大
図。
図。
【図4】本発明による電気的な持上げ装置の回路図。
12 持上げ装置 13,14 アーム 15 横桁 19 ねじスピンドル 24 安全クラッチ 25,26 クラッチディスク 31 安全帯材 32 巻きローラ 33 センサユニット 34 制御兼評価ユニット 35 切換え増幅器 38 トリムポテンシオメータ 39 リレー
Claims (9)
- 【請求項1】 ほぼねじスピンドルと伝動モータとから
成る電動式の駆動ユニットと鋏状持上げ機構とを有す
る、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装置におい
て、電動式の駆動ユニット(23)が、ほぼ外周縁部に
噛み合い歯を備えた2つのクラッチディスク(25,2
6)から成る安全クラッチ(24)を有していて、一方
のクラッチディスク(25)が移動不能にかつ他方のク
ラッチディスク(26)が軸方向に摺動可能にしかもば
ね負荷されて、ねじスピンドル(19)に被せ嵌められ
ており、これによりクラッチディスク(25,26)の
噛み合い歯が正常運転中係合しかつ下降運動を阻止する
場合に係合を解除されるようになっていることを特徴と
する、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装置。 - 【請求項2】 両クラッチディスク(25,26)がデ
ィスク歯車の形式で構成されている、請求項1記載の持
上げ装置。 - 【請求項3】 ほぼねじスピンドルと伝動モータとから
成る電動式の駆動ユニットと鋏状持上げ機構とを有す
る、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装置におい
て、持上げ装置(12)の鋏状持上げ機構のアーム(1
3,14)に、ほぼ持上げ装置(12)の幅に亘って延
びる安全帯材(31)が配属されていて、この安全帯材
が一端で不動に固定されていて、かつ、安全帯材が巻きロ
ーラ(32)に巻き取り及び巻きローラから繰り出し可
能であることを特徴とする、家具の旋回可能な家具部分
用の持上げ装置。 - 【請求項4】 安全帯材(31)が一端で前記アーム
(13,14)を結合する横桁(15)に不動に固定さ
れていてかつ他端で定置に支承された巻きローラ(3
2)に固定されている、請求項3記載の持上げ装置。 - 【請求項5】 ほぼねじスピンドルと伝動モータとから
成る電動式の駆動ユニットと鋏状持上げ機構とを有す
る、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装置におい
て、金属製の持上げ装置(12)と共に接触もしくは接
近検出器を成すセンサユニット(33)と、センサユニ
ットの信号を電動式の駆動装置用の制御信号に変換する
制御兼評価ユニット(34)とが設けられていることを
特徴とする、家具の旋回可能な家具部分用の持上げ装
置。 - 【請求項6】 センサユニット(33)と制御兼評価ユ
ニット(34)とに、制御信号を増幅するための切換え
増幅器(35)が配属されていて、この切換え増幅器
(35)が給電装置を有していて、これによりセンサユ
ニット(33)及び制御兼評価ユニット(34)の給電
が電動式の駆動ユニットが接続された場合にのみ行われ
るようになっている、請求項5記載の持上げ装置。 - 【請求項7】 センサユニット(33)と金属製の持上
げ装置(12)とから成る接触もしくは接近検出器が有
利には誘導式の近接スイッチとして構成されていて、こ
の場合金属製の持上げ装置(12)が検出器電極を成し
ている、請求項5記載の持上げ装置。 - 【請求項8】 センサユニット(33)の感度がトリム
ポテンシオメータ(38)によって調節可能である、請
求項5記載の持上げ装置。 - 【請求項9】 切換え増幅器がリレー(39)を有して
いる、請求項5記載の持上げ装置。
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