JPH06246988A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06246988A
JPH06246988A JP3778993A JP3778993A JPH06246988A JP H06246988 A JPH06246988 A JP H06246988A JP 3778993 A JP3778993 A JP 3778993A JP 3778993 A JP3778993 A JP 3778993A JP H06246988 A JPH06246988 A JP H06246988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
paper
roll
speed
feed roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP3778993A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ono
博史 小野
Nobuhiko Tanimori
信彦 谷森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
Application filed by New Oji Paper Co Ltd filed Critical New Oji Paper Co Ltd
Priority to JP3778993A priority Critical patent/JPH06246988A/ja
Publication of JPH06246988A publication Critical patent/JPH06246988A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、印字の際に発生する印字時間のロス
を削減することを目的とする。 【構成】印字速度より速い用紙送り速度で回転する第
1フィードロール、カッター、用紙送り速度及び印
字速度で回転する第2フィードロール、印字速度で回
転する第3フィードロール、印字速度で回転するプラ
テンロールを有する印字部、を用紙供給側から順に備
え、第2フィードロールと第3フィードロールとの距離
を、印字する枚葉紙の用紙長と同じ又は短くなるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カッターを備えたプリ
ンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカッターが印字部の用紙排出側に
あるプリンタでは、バックフィードカットと前だしカッ
トの2通りのカット方法があった。この2通りのカット
方法を、ラベルを印字する場合を用いて以下で説明す
る。バックフィード・カットラベルの印字、用紙送り
後、カット位置からカッター刃までラベルをフォワード
(バック)フィードし、ラベルをカット後、バック(フ
ォワード)フィードして元の位置に戻り、次ラベルの印
字を開始し、以後この動作を繰り返すカット方法。 前出しカット ラベルの印字、用紙送り後、次ラベルの印字を開始し前
ラベルのカット位置までくると印字を中断し、ラベルを
カット後、印字を再開し、以後この動作を繰り返すカッ
ト方法。
【0003】上記の2通りのカット方法の印字時間を、
図6を使って説明する。図6の他に、 ・用紙長 L (mm) ・印字速度 V (mm/s) ・1枚カット時間 t (sec) ・用紙戻し量(バックフィードカット時のみ) l4 (mm) とした時、N枚印字するときの印字時間Tは、 バックフィードカット時 T1=L1/V+N((L+l4 )/V+t)+l/V ………(2) 前だしカット時 T2=L1/V+N(L/V+t) ………(3) となる。
【0004】例えば、100枚印字した時の印字時間は
次のようになる。条件は以下の通りである。 L=200 V=100 t=1 l=30 L1=1
50 l4 =20 この条件下でバックフィードカット時の式(2) を計算す
ると T1=321.8 (sec) 前だしカット時の式(3) を計算すると T2=301.5 (sec) になる。
【0005】ここで、用紙長(L)200mm、印字速度
(V)100mm/s、100枚印字という上記と同じ条件
下での印字に必要な最低時間を理想印字時間として考え
ると、理想印字時間は、 100(200/100)=200(sec) となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】カッターが印字部より
用紙排出側にある従来のプリンタでは、そのプリンタで
の印字時間と理想印字時間との比は、 バックフィードカット時には、1.6:1 前だしカット時には、 1.5:1 となり、理想印字時間に比べ5〜6割もの時間のロスが
あるという問題点があった。
【0007】本発明は、印字時間を理想印字時間にでき
るだけ近づけたプリンタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、印字速度より速い用紙送り速度で回転する第1フ
ィードロール、カッター、用紙送り速度及び印字速
度で回転する第2フィードロール、印字速度で回転す
る第3フィードロール、印字速度で回転するプラテン
ロールを有する印字部、を用紙供給側から順に備え、第
2フィードロールと第3フィードロールとの距離を、印
字する枚葉紙の用紙長と同じ又は短くなるように構成し
たプリンタである。
【0009】又、第2フィードロールと、第3フィード
ロールとの間に段差部付きの用紙ガイドを設けても良
い。又、印字する枚葉紙の用紙長の変更に応じて、第2
フィードロールが移動可能であっても良い。
【0010】
【作用】ロール紙を、第1フィードロール及び第2フィ
ードロールによって用紙送り速度で送り、その後カット
をし、印字する枚葉紙を作成する枚葉紙作成工程と,同
工程により作成された印字する枚葉紙を、第2フィード
ロール、第3フィードロール及びプラテンロールによっ
て印字速度で送り、サーマルヘッドによって印字させる
印字工程と,を行い、かつ、印字工程中に枚葉紙を作成
する。
【0011】
【実施例】図1において、プラテンロール11及び第3
フィードロール3は印字速度Vで回転する。第2フィー
ドロール2は、印字速度V及びそれよりも速い用紙送り
速度vの両方で回転するように制御される。第1フィー
ドロール1は、用紙送り速度vで回転する。この3つの
第1フィードロール1、第2フィードロール2、第3フ
ィードロール3には、それに接してそれぞれニップロー
ル4、ニップロール5、ニップロール6があり、この間
を用紙が通るようになっている。カッター20は第2フ
ィードロール2の用紙供給側に、用紙センサーは第2フ
ィードロール2の用紙排出側及び第3フィードロール3
の用紙排出側に、それぞれ1つずつ取り付けられてい
る。
【0012】用紙運搬機構を形成する第1フィードロー
ル1、第2フィードロール2、第3フィードロール3及
びプラテンロール11は、3つのフィードモータによっ
て駆動される。第1フィードモータ13は第1フィード
ロール1、第2フィードモータ14は第2フィードロー
ル2、第3フィードモータ15は第3フィードロール3
及びプラテンロール11を駆動するようになっている。
又カッター20は、カッターモータ16により駆動す
る。
【0013】用紙運搬経路は次のようになっている。ロ
ール紙9は第1フィードロール1、第2フィードロール
2を通り、カッター20によってカットされて枚葉紙と
なり、第3フィードロール3を通り、印字部を通って矢
印の方向に運搬される。ここで印字部とは、プラテンロ
ール11及びサーマルヘッド12のことを言う。以上の
ように構成されたプリンタは、制御部30によって制御
されている。
【0014】本発明のプリンタの動作の第1の実施例
を、図2及び図3の〜の各動作に沿って箇条書きに
して説明する。又、図4の各ステップで〜に対応す
るものは、随時記入しておいた。まず最初に制御部30
から印字指令が送られてくる。プリンタが制御部30か
らの印字指令を受けると、 第1フィードロール1を速度v、第2フィードロール
2を速度v、第3フィードロール3を速度V、プラテン
ロール11を速度Vでそれぞれの第1、第2、第3フィ
ードモータによって駆動し(ステップ301)、第1フィー
ドロール1によってロール紙9を送っていく(ステップ3
02)。
【0015】制御部30から送られてきた用紙長分用
紙送りをしたら、第1フィードロール1及び第2フィー
ドロール2を停止させ(ステップ303)、カッター20に
より用紙をカットし枚葉紙を作成する(ステップ304)。 再び第2フィードロール2を速度Vで駆動させ(ステ
ップ305)、作成済みの枚葉紙を送る。第2フィードロー
ル2によって送られた作成済みの枚葉紙は、その後第3
フィードロール3及びプラテンロール11によって速度
Vで送られていく。
【0016】センサー7に用紙が無くなると(ステッ
プ306)、第1フィードロール1が速度vで駆動しロール
紙9を送り出す(ステップ311)。このとき、第2フィー
ドロール2の速度をVからvへ上げる(ステップ310)。
もし、制御部30から送られてきた印字枚数分送られて
いれば、第1フィードロール1は駆動しない(ステップ3
09)。 第1フィードロール1が駆動すると、ロール紙10は
第1フィードロール1及び第2フィードロール2よって
速度vで、制御部30から送られてきた用紙長分紙送り
をする。(ステップ312)と同時に、第3フィードロール
3及びプラテンロール11によって速度Vで送られてい
る枚葉紙は、サーマルヘッド12によって制御部30か
ら送られてきたフォーマットを印字する(ステップ30
7)。
【0017】印字中に、ロール紙9を用紙長分送った
ら第2フィードロール2及び第1フィードロール1を停
止させ、カッター20により用紙をカットし枚葉紙を作
成する(ステップ313)。 センサー8に用紙が無くなったらステップ305に戻る
(ステップ308)。 ステップ309で印字枚数分送られていた場合、印字終
了後第3フィードロール3及びプラテンロール11を停
止させ全ての動作を終了する(ステップ314〜316)。
【0018】ここで、ステップ302〜304 及びステップ3
11〜313 を枚葉紙作成工程、ステップ307〜308及びステ
ップ314〜315 を印字工程と言う。ここではセンサー7
を用いたが、第1フィードロールの回転数で用紙長を制
御することにより、センサー無しでもできる。
【0019】以上の様な動作をする本発明のプリンタが
印字を行う場合の印字時間を、図6を用いて説明する。 ・用紙長 L (mm) ・印字速度 V (mm/s) ・用紙送り速度 v (mm/s) ・1枚カット時間 t (sec) とした時、N枚印字するときの印字時間Tは、 T=(L0−(l0+l1))/v+(N(L+l1)+2l0+l1)/V+t ………(1) となる。
【0020】例えば、100枚印字した時の印字時間は
次のようになる。条件は以下の通りである。 L=200 V=100 v=150 t=1 l0
30 l1=10 L0=440 この条件下で式(1)を計算すると T=214.4 (sec) になる。
【0021】用紙長(L)、印字速度(V)、1枚カッ
ト時間(t)が同じ条件での理想印字時間は、200(s
ec)なので、第1実施例で用いたプリンタの印字時間と
理想印字時間との比は、1.1:1となり従来のプリン
タの5〜6割のロスに比べ、1割と大幅に時間のロスを
削減できたことがわかる。
【0022】次に、図5を用いて本発明の第2の実施例
を説明する。第2の実施例では印字する枚葉紙の用紙長
によりカッター20、第2フィードロール2、センサー
7及び段差部付き用紙ガイド22を手動で移動させる。
(ステップ400)このとき、第2フィードロール2と第3
フィードロール3の距離が用紙長と同じか短くなるよう
に移動させる。その後のステップ401〜 416の動作は、
図4のステップ301〜316 の動作と全く同じである。ス
テップ417ではステップ400で移動したカッター20、第
2フィードロール2、センサー7及び段差部付き用紙ガ
イド22を元の位置に戻している。
【0023】ここでは、カッター20、第2フィードロ
ール2、センサー7及び段差部付き用紙ガイド22を手
動で動かしたが、第2フィードモータとベルトを用いる
ことにより自動で行うこともできる。又、カッター移動
せず、固定して行うこともできる。
【0024】第2の実施例で使用している段差部付き用
紙ガイドとは、図9に示すの様な物などがある。 図9は突起物を付けた用紙ガイド 図9は用紙ガイドに段差を付けた物で、用紙供給側の
方が高くなっている。
【0025】以上の説明はサーマルプリンタで行った
が、ラインプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザ
ープリンタにも使用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明のプリンタを用いることにより、
理想印字時間に近い印字時間で印字を行えるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のプリンタの側面図。
【図2】 本発明のプリンタの用紙運搬の様子を示す図
(〜)。
【図3】 図2の続きで、本発明のプリンタの用紙運搬
の様子を示す図(〜)。
【図4】 第1実施例のフローチャート。
【図5】 第2実施例のフローチャート。
【図6】 従来技術のプリンタのプリンタ部品の位置関
係を示す図。
【図7】 本発明のプリンタのプリンタ部品の位置関係
を示す図。
【図8】 制御構成のブロック図。
【図9】 様々な段差部付き用紙ガイドの側面図。
【符号の説明】
1 … 第1フィードロール 2 … 第2フィードロール 3 … 第3フィードロール 9 … ロール紙 11 … プラテンロール 12 … サーマルヘッド 20 … カッター 22 … 段差部付き用紙ガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字速度より速い用紙送り速度で回転
    する第1フィードロール、カッター、用紙送り速度
    及び印字速度で回転する第2フィードロール、印字速
    度で回転する第3フィードロール、印字速度で回転す
    るプラテンロールを有する印字部、を用紙供給側から順
    に備え、第2フィードロールと第3フィードロールとの
    距離を、印字する枚葉紙の用紙長と同じ又は短くなるよ
    うに構成したプリンタ。
  2. 【請求項2】 第2フィードロールと、第3フィードロ
    ールとの間に段差部付きの用紙ガイドを設けた請求項1
    記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 印字する枚葉紙の用紙長の変更に応じ
    て、第2フィードロールが移動可能である請求項1また
    は請求項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 ロール紙を、第1フィードロール及び第
    2フィードロールによって用紙送り速度で送り、その後
    カットをし、印字する枚葉紙を作成する枚葉紙作成工程
    と,同工程により作成された印字する枚葉紙を、第2フ
    ィードロール、第3フィードロール及びプラテンロール
    によって印字速度で送り、サーマルヘッドによって印字
    させる印字工程と,を行い、かつ、印字工程中に枚葉紙
    を作成する請求項1記載のプリンタ。
JP3778993A 1993-02-26 1993-02-26 プリンタ Pending JPH06246988A (ja)

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JP3778993A JPH06246988A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 プリンタ

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JP3778993A JPH06246988A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 プリンタ

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JPH06246988A true JPH06246988A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12507265

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JP3778993A Pending JPH06246988A (ja) 1993-02-26 1993-02-26 プリンタ

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JP (1) JPH06246988A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5743663A (en) * 1995-07-28 1998-04-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Record medium feeding in a color thermal printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5743663A (en) * 1995-07-28 1998-04-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Record medium feeding in a color thermal printer

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