JPH0624381B2 - Posシステムのポーリング制御方法 - Google Patents
Posシステムのポーリング制御方法Info
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- JPH0624381B2 JPH0624381B2 JP20825085A JP20825085A JPH0624381B2 JP H0624381 B2 JPH0624381 B2 JP H0624381B2 JP 20825085 A JP20825085 A JP 20825085A JP 20825085 A JP20825085 A JP 20825085A JP H0624381 B2 JPH0624381 B2 JP H0624381B2
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 セントラルPLU方式を採用するPOSシステムの、メ
インコントローラのダウン検出を早期に行ない、且つP
OS端末による回線利用効率を維持するために、メイン
のコントローラ(即ち制御部)からサブコントローラへ
送られるポーリング信号の発送間隔をPOS端末へ送ら
れるポーリング信号の発送間隔よりも短くした。
インコントローラのダウン検出を早期に行ない、且つP
OS端末による回線利用効率を維持するために、メイン
のコントローラ(即ち制御部)からサブコントローラへ
送られるポーリング信号の発送間隔をPOS端末へ送ら
れるポーリング信号の発送間隔よりも短くした。
本発明はPOSシステムのポーリング制御方式、特にセ
ントラルPLU方式にバツクアツプ機能を備えたPOS
システムのポーリング制御方式に関するものである。
ントラルPLU方式にバツクアツプ機能を備えたPOS
システムのポーリング制御方式に関するものである。
デパート、スーパーマーケツト等の大量小売店では、取
扱商品の品番、品名、単価等をセンターで一括管理し、
各売場には端末装置(以下POS端末という)を置いて
レジ操作をさせる。所謂セントラルPLU(Price Look
Up・価格問合せ)方式を採用したPOSシステムがあ
るが、そのようなセントラルPLU方式でコントローラ
にバツクアツプ機能を持たせたものの一般的な構成を第
4図に示す。ここに示したセントラルPLU方式による
POSシステムは、ホストコンピユータに接続されたコ
ントローラ(以下単にコントローラという)1と、この
コントローラ1にに接続された複数のPOS端末(1,
2,……,N)4とによつて構成されている。コントロ
ーラ1には、単価、品名等のデータが格納されたフロツ
ピーデイスク2のような外部記憶媒体がセツトされるよ
うになつており、このコントローラ1とPOS端末4と
の間は各種信号及びデータが伝送される回線3によつて
接続されている。またコントローラ1は、通常POS端
末4からの商品価格の問合せを受付けるPLU機能部
と、POS端末4からの商品名の問合せを受付けるHL
U機能部等を内蔵しており、それぞれの問合せに対して
コントローラ1からPOS端末4へ回答が返送される。
POS端末4は、データ入力用のキーやバーコードスキ
ヤナを有する一方、コントローラ1からの回答データに
基づきレシートの作成を行なうプリンタを備えている。
そして、スキヤンコード入力による商品販売時、オペレ
ータが商品に付されたバーコードをバーコードスキヤナ
に読取らせると、POS端末4から回線3を通つてコン
トローラ1に問合わせ情報が送られる。コントローラ1
では、上記問合わせに対して、PLU機能部で商品価格
を調べ価格情報を送り返し、更に続いてHLU機能部で
商品名を調べて商品名情報を送り返す。POS端末4で
は、コントローラ1からの回答に基づいてレシート等の
記録用紙に第6図に示すような商品名及び価格をプリン
トアウトすると共に、売上代金の集計計算作業等を行な
う。また部門入力による商品販売時にもほぼ同様な動作
で処理される。さらにこのPOSシステムでは、コント
ローラ1が故障したりというように何らかの障害が発生
したりする場合に備えてバツクアツプ用のサブコントロ
ーラ5を備えている。このサブコントローラ5も上記コ
ントローラ1と同様、単価、品名等のデータが格納され
たフロツピーデイスク6のような外部記憶媒体がセツト
され、上記コントローラ1と同様の基本動作を行なう。
そしてコントローラ1はサブコントローラ5に対してメ
インの関係にあり、通常のPOSシステムの処理動作で
はコントローラ1が使用され、コントローラ1ダウン時
のような緊急時にサブコントローラ5を使用する。この
ようなコントローラ1からサブコントローラ5へのスイ
ツチングを行なうためにコントローラ1からは、各PO
S端末に対しパトロール・ポーリング動作として送出す
るポーリング信号がサブコントローラ5にも送出され、
サブコントローラ5は当該ポーリング信号を受信しつつ
コントローラ1が正常か否かダウン検出をし、ポーリン
グ信号が出ている間はコントローラ1が正常であると判
断する。このポーリング信号は上記の如くPOS端末に
対しても同時に出すものであるから、コントローラ1か
らのポーリング信号の発送はサブコントローラ5におけ
るチエツク動作のインターバルとPOS端末4側の回線
3の有効利用を考慮して一般にはパトロール・ポーリン
グ間隔Tは、第5図に示すように10秒程度に設定されて
いる。
扱商品の品番、品名、単価等をセンターで一括管理し、
各売場には端末装置(以下POS端末という)を置いて
レジ操作をさせる。所謂セントラルPLU(Price Look
Up・価格問合せ)方式を採用したPOSシステムがあ
るが、そのようなセントラルPLU方式でコントローラ
にバツクアツプ機能を持たせたものの一般的な構成を第
4図に示す。ここに示したセントラルPLU方式による
POSシステムは、ホストコンピユータに接続されたコ
ントローラ(以下単にコントローラという)1と、この
コントローラ1にに接続された複数のPOS端末(1,
2,……,N)4とによつて構成されている。コントロ
ーラ1には、単価、品名等のデータが格納されたフロツ
ピーデイスク2のような外部記憶媒体がセツトされるよ
うになつており、このコントローラ1とPOS端末4と
の間は各種信号及びデータが伝送される回線3によつて
接続されている。またコントローラ1は、通常POS端
末4からの商品価格の問合せを受付けるPLU機能部
と、POS端末4からの商品名の問合せを受付けるHL
U機能部等を内蔵しており、それぞれの問合せに対して
コントローラ1からPOS端末4へ回答が返送される。
POS端末4は、データ入力用のキーやバーコードスキ
ヤナを有する一方、コントローラ1からの回答データに
基づきレシートの作成を行なうプリンタを備えている。
そして、スキヤンコード入力による商品販売時、オペレ
ータが商品に付されたバーコードをバーコードスキヤナ
に読取らせると、POS端末4から回線3を通つてコン
トローラ1に問合わせ情報が送られる。コントローラ1
では、上記問合わせに対して、PLU機能部で商品価格
を調べ価格情報を送り返し、更に続いてHLU機能部で
商品名を調べて商品名情報を送り返す。POS端末4で
は、コントローラ1からの回答に基づいてレシート等の
記録用紙に第6図に示すような商品名及び価格をプリン
トアウトすると共に、売上代金の集計計算作業等を行な
う。また部門入力による商品販売時にもほぼ同様な動作
で処理される。さらにこのPOSシステムでは、コント
ローラ1が故障したりというように何らかの障害が発生
したりする場合に備えてバツクアツプ用のサブコントロ
ーラ5を備えている。このサブコントローラ5も上記コ
ントローラ1と同様、単価、品名等のデータが格納され
たフロツピーデイスク6のような外部記憶媒体がセツト
され、上記コントローラ1と同様の基本動作を行なう。
そしてコントローラ1はサブコントローラ5に対してメ
インの関係にあり、通常のPOSシステムの処理動作で
はコントローラ1が使用され、コントローラ1ダウン時
のような緊急時にサブコントローラ5を使用する。この
ようなコントローラ1からサブコントローラ5へのスイ
ツチングを行なうためにコントローラ1からは、各PO
S端末に対しパトロール・ポーリング動作として送出す
るポーリング信号がサブコントローラ5にも送出され、
サブコントローラ5は当該ポーリング信号を受信しつつ
コントローラ1が正常か否かダウン検出をし、ポーリン
グ信号が出ている間はコントローラ1が正常であると判
断する。このポーリング信号は上記の如くPOS端末に
対しても同時に出すものであるから、コントローラ1か
らのポーリング信号の発送はサブコントローラ5におけ
るチエツク動作のインターバルとPOS端末4側の回線
3の有効利用を考慮して一般にはパトロール・ポーリン
グ間隔Tは、第5図に示すように10秒程度に設定されて
いる。
しかしながら、このような従来のPOSシステムにおけ
るポーリング制御方式にあつては、パトロール・ポーリ
ング間隔を10秒程度に設定し、そのタイミングインター
バルをもつてサブコントローラ5によるコントローラ1
の監視を行なうようにしているから、サブコントローラ
5側から見てコントローラ1の正常、異常は10秒経過し
ないとチエツク出来ないという事になる。これは高速処
理を前提とするPOSシステムとしては極めて不合理で
ある。これを解決するためには、パトロール・ポーリン
グ間隔を短くして、例えば2秒間隔でポーリング信号を
発するようにすればよいが、このポーリング信号はPO
S端末4にも送られることより、当該POS端末4側の
回線3の有効利用を阻害する結果となる。即ちPOS端
末4側から見たときはポーリング信号は例えば20秒間隔
といつたようにインターバルが長い程回線3を有効に利
用することができる。
るポーリング制御方式にあつては、パトロール・ポーリ
ング間隔を10秒程度に設定し、そのタイミングインター
バルをもつてサブコントローラ5によるコントローラ1
の監視を行なうようにしているから、サブコントローラ
5側から見てコントローラ1の正常、異常は10秒経過し
ないとチエツク出来ないという事になる。これは高速処
理を前提とするPOSシステムとしては極めて不合理で
ある。これを解決するためには、パトロール・ポーリン
グ間隔を短くして、例えば2秒間隔でポーリング信号を
発するようにすればよいが、このポーリング信号はPO
S端末4にも送られることより、当該POS端末4側の
回線3の有効利用を阻害する結果となる。即ちPOS端
末4側から見たときはポーリング信号は例えば20秒間隔
といつたようにインターバルが長い程回線3を有効に利
用することができる。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、その目的は回線の利用効率を低下させることなく
コントローラのダウン検出時間を短くすることである。
ので、その目的は回線の利用効率を低下させることなく
コントローラのダウン検出時間を短くすることである。
本発明は上記目的を達成するため、POS端末装置から
の入力に基づき、回線を経由してコントローラに価格、
品名を照会する一方、このコントローラが複数のPOS
端末装置に対してポーリング信号の送出を行うととも
に、前記コントローラと同様の処理ができるサブコント
ローラを設け、前記コントローラからのパトロールポー
リング信号が前記サブコントローラに送出されない場合
には、前記コントローラに障害があったものとして処理
動作を前記サブコントローラに切り換えるようにしたP
OSシステムにおいて、前記コントローラにポーリング
信号と行先アドレスとを組み合わせたアドレス信号を出
力するスケジューラを備え、前記サブコントローラに出
力すべきアドレス信号と前記POS端末装置に出力すべ
きアドレス信号とを各別の周期で出力して、前記コント
ローラから前記サブコントローラへ送られるポーリング
信号の発送間隔を前記コントローラから前記POS端末
装置へ送られるポーリング信号の発送間隔よりも短くす
るとともに、前記コントローラから出力されたアドレス
信号を取り込む前記サブコントローラまたは前記POS
端末装置が、自己を示す信号であるか否かを解析して、
自己を示す信号の場合にのみ前記コントローラが正常か
否かダウン検出するとともに、ダウン検出した場合には
ポーリング信号発信元を前記コントローラから前記サブ
コントローラに切り換えるようにしたことを要旨とする
ものである。
の入力に基づき、回線を経由してコントローラに価格、
品名を照会する一方、このコントローラが複数のPOS
端末装置に対してポーリング信号の送出を行うととも
に、前記コントローラと同様の処理ができるサブコント
ローラを設け、前記コントローラからのパトロールポー
リング信号が前記サブコントローラに送出されない場合
には、前記コントローラに障害があったものとして処理
動作を前記サブコントローラに切り換えるようにしたP
OSシステムにおいて、前記コントローラにポーリング
信号と行先アドレスとを組み合わせたアドレス信号を出
力するスケジューラを備え、前記サブコントローラに出
力すべきアドレス信号と前記POS端末装置に出力すべ
きアドレス信号とを各別の周期で出力して、前記コント
ローラから前記サブコントローラへ送られるポーリング
信号の発送間隔を前記コントローラから前記POS端末
装置へ送られるポーリング信号の発送間隔よりも短くす
るとともに、前記コントローラから出力されたアドレス
信号を取り込む前記サブコントローラまたは前記POS
端末装置が、自己を示す信号であるか否かを解析して、
自己を示す信号の場合にのみ前記コントローラが正常か
否かダウン検出するとともに、ダウン検出した場合には
ポーリング信号発信元を前記コントローラから前記サブ
コントローラに切り換えるようにしたことを要旨とする
ものである。
上記手段によつて、メインのコントローラからはサブコ
ントローラ及びPOS端末に対して互いに異なつた時間
間隔でパトロールポーリング信号が発送される。即ちサ
ブコントローラに対しては例えば2秒間隔でポーリング
信号が発送される一方、POS端末に対しては例えば10
秒(或はそれ以上の20秒)間隔でパトロールポーリング
信号が発せらそして、サブコントローラまたはPOS端
末装置が自己を示す信号であるか否かを解析して自己を
示す信号の場合のみコントローラが正常か否かダウン検
出する。これによってコントローラに対するダウン検知
時間が短くなり、メインのコントローラに発生した障害
の検出、サブコントローラへの切り換えが迅速に行え、
迅速なバツクアツプ動作が確保される一方、POS端末
側では回線の効率的な利用が図れる。
ントローラ及びPOS端末に対して互いに異なつた時間
間隔でパトロールポーリング信号が発送される。即ちサ
ブコントローラに対しては例えば2秒間隔でポーリング
信号が発送される一方、POS端末に対しては例えば10
秒(或はそれ以上の20秒)間隔でパトロールポーリング
信号が発せらそして、サブコントローラまたはPOS端
末装置が自己を示す信号であるか否かを解析して自己を
示す信号の場合のみコントローラが正常か否かダウン検
出する。これによってコントローラに対するダウン検知
時間が短くなり、メインのコントローラに発生した障害
の検出、サブコントローラへの切り換えが迅速に行え、
迅速なバツクアツプ動作が確保される一方、POS端末
側では回線の効率的な利用が図れる。
第1図乃至第3図は本発明のポーリング制御方式を実行
するPOSシステム及び制御回路の一実施例を示す図で
ある。この実施例に係るPOSシステムは、メインの制
御部に相当するコントローラ11と、このコントローラ11
に回線3を介して接続された複数のPOS端末4と、コ
ントローラ11バツクアツプ用のサブコントローラ5とか
ら構成され、基本的には上記従来のPOSシステムと似
通つたシステム構成を持つ。ところが、本実施例にあつ
ては、コントローラ11は内部にポーリング間隔制御用の
回路12を有し、この回路によつてコントローラ11からの
ポーリング(パトロールポーリング)間隔をサブコント
ローラ5とPOS端末4との間で異なつた値になるよう
に制御している。このポーリング間隔制御回路12は、第
2図に示すように、コントローラ11全体の動作タイミン
グをとるクロツク回路13とサブコントローラ5に対する
パトロール・ポーリング間隔を決定するための第1タイ
マ14と、第1番目のPOS端末から第N番目のPOS端
末までの各POS端末についてパトロール・ポーリング
間隔を決定するための第2〜第Nのタイマ15,16,17と、
クロツク回路13の出力と各タイマ出力との間の論理積を
とるゲート部18,19,20,21と、各ゲート出力に基づきサ
ブコントローラ5及びPOS端末へ向けてパトロール・
ポーリング信号を出力するスケジユーラ22とを有して成
る。スケジユーラ22は、例えば各ゲート部18,19,20,21
からの出力がオン“1”であるかオフ“0”であるかに
よつてスイツチング動作する複数の端子b1,b2,……,bn
を各ゲート部18,19,20,21(即ち各タイマ14,15,16,17)
に対応して有しており、当該端子b1,b2,……bnに入力し
た信号の“1”または“0”情報に基づいてパトロール
・ポーリング信号をアドレス信号(1端子が1ビツトに
相当する)の形で出力する。一方、パトロール・ポーリ
ング信号を受けるサブコントローラ5及びPOS端末4
は、スケジユーラ22から出力されるアドレス信号をとり
込み、その信号が自己を示す信号であるか否かを解析す
る。そして、サブコントローラ5とPOS端末4との間
では、スケジユーラ22の端子b1,b2,……bnのうち注目す
る端子を異ならせて設定しておき、サブコントローラ5
は端子b1を、POS端末は端子b2,……bnに対応する出
力信号を受け入れるように設定される。一方、第1タイ
マ14はサブコントローラ5のパトロール・ポーリング間
隔として2秒に設定され、第2〜第Nタイマ15,16,17は
POS端末に対するパトロール・ポーリング間隔として
20秒に設定されている。これらタイマ14,15,16,17の作
動に基づくサブコントローラ5及び各POS端末4にお
けるパトロール・ポーリング動作の例が第3図に示して
ある。この例ではサブコントローラ5には2秒間隔でパ
トロール・ポーリング動作が行なわれ、POS端末4に
対しては20秒の間隔でパトロール・ポーリング動作が行
なわれる。しかも、この例では、サブコントローラ5と
POS端末4、或は一基のPOS端末と他のPOS端末
との間におけるパトロール・ポーリング動作タイミング
の間に時間的なずれを設け、或るパトロール・ポーリン
グ動作タイミングではサブコントローラ5、POS端末
のうち一台の機器に対してポーリング動作するようにな
つている。しかし、一つのパトロール・ポーリング動作
タイミングにおいて複数の機器についてポーリング動作
するように設定してももちろんよい。
するPOSシステム及び制御回路の一実施例を示す図で
ある。この実施例に係るPOSシステムは、メインの制
御部に相当するコントローラ11と、このコントローラ11
に回線3を介して接続された複数のPOS端末4と、コ
ントローラ11バツクアツプ用のサブコントローラ5とか
ら構成され、基本的には上記従来のPOSシステムと似
通つたシステム構成を持つ。ところが、本実施例にあつ
ては、コントローラ11は内部にポーリング間隔制御用の
回路12を有し、この回路によつてコントローラ11からの
ポーリング(パトロールポーリング)間隔をサブコント
ローラ5とPOS端末4との間で異なつた値になるよう
に制御している。このポーリング間隔制御回路12は、第
2図に示すように、コントローラ11全体の動作タイミン
グをとるクロツク回路13とサブコントローラ5に対する
パトロール・ポーリング間隔を決定するための第1タイ
マ14と、第1番目のPOS端末から第N番目のPOS端
末までの各POS端末についてパトロール・ポーリング
間隔を決定するための第2〜第Nのタイマ15,16,17と、
クロツク回路13の出力と各タイマ出力との間の論理積を
とるゲート部18,19,20,21と、各ゲート出力に基づきサ
ブコントローラ5及びPOS端末へ向けてパトロール・
ポーリング信号を出力するスケジユーラ22とを有して成
る。スケジユーラ22は、例えば各ゲート部18,19,20,21
からの出力がオン“1”であるかオフ“0”であるかに
よつてスイツチング動作する複数の端子b1,b2,……,bn
を各ゲート部18,19,20,21(即ち各タイマ14,15,16,17)
に対応して有しており、当該端子b1,b2,……bnに入力し
た信号の“1”または“0”情報に基づいてパトロール
・ポーリング信号をアドレス信号(1端子が1ビツトに
相当する)の形で出力する。一方、パトロール・ポーリ
ング信号を受けるサブコントローラ5及びPOS端末4
は、スケジユーラ22から出力されるアドレス信号をとり
込み、その信号が自己を示す信号であるか否かを解析す
る。そして、サブコントローラ5とPOS端末4との間
では、スケジユーラ22の端子b1,b2,……bnのうち注目す
る端子を異ならせて設定しておき、サブコントローラ5
は端子b1を、POS端末は端子b2,……bnに対応する出
力信号を受け入れるように設定される。一方、第1タイ
マ14はサブコントローラ5のパトロール・ポーリング間
隔として2秒に設定され、第2〜第Nタイマ15,16,17は
POS端末に対するパトロール・ポーリング間隔として
20秒に設定されている。これらタイマ14,15,16,17の作
動に基づくサブコントローラ5及び各POS端末4にお
けるパトロール・ポーリング動作の例が第3図に示して
ある。この例ではサブコントローラ5には2秒間隔でパ
トロール・ポーリング動作が行なわれ、POS端末4に
対しては20秒の間隔でパトロール・ポーリング動作が行
なわれる。しかも、この例では、サブコントローラ5と
POS端末4、或は一基のPOS端末と他のPOS端末
との間におけるパトロール・ポーリング動作タイミング
の間に時間的なずれを設け、或るパトロール・ポーリン
グ動作タイミングではサブコントローラ5、POS端末
のうち一台の機器に対してポーリング動作するようにな
つている。しかし、一つのパトロール・ポーリング動作
タイミングにおいて複数の機器についてポーリング動作
するように設定してももちろんよい。
このような作用によつてサブコントローラ5とPOS端
末4との間で異なつたパトロール・ポーリング間隔を実
現出来、それぞれの目的に応じたパトロール・ポーリン
グを実施することができる。
末4との間で異なつたパトロール・ポーリング間隔を実
現出来、それぞれの目的に応じたパトロール・ポーリン
グを実施することができる。
以上説明したように、本発明によればコントローラから
サブコントローラおよびPOS端末装置に対するパトロ
ール・ポーリング信号の送出間隔を、サブコントローラ
に対しては短い間隔で送出し、POS端末装置に対して
は長い間隔で送出するように、互いに異なった長さに設
定し、サブコントローラまたはPOS端末装置が自己を
示す信号であるか否かを解析して、自己を示す信号の場
合にのみダウン検出するようにしたため、一方では、サ
ブコントローラが短い時間間隔でコントローラのダウン
検出を迅速に行え、他方では長めのパトロール・ポーリ
ング信号送出間隔の間にPOS端末装置の効率的な回線
利用ができることになり、セントラルPLU方式を採用
したPOSシステムの機能をより一層増大させることが
できる。これにより、ポーリング信号送出後においてメ
インのコントローラに障害が発生した場合でも、サブコ
ントローラが直ちにメインのコントローラの障害を検出
し、サブコントローラへの切り換えが行えるため、送信
データのあるPOS端末装置がデータを送出する前にコ
ントローラの切り換えが終了して、POS端末装置側で
切り換えを待つことなくポーリングに対するデータの送
出を行うことができる。
サブコントローラおよびPOS端末装置に対するパトロ
ール・ポーリング信号の送出間隔を、サブコントローラ
に対しては短い間隔で送出し、POS端末装置に対して
は長い間隔で送出するように、互いに異なった長さに設
定し、サブコントローラまたはPOS端末装置が自己を
示す信号であるか否かを解析して、自己を示す信号の場
合にのみダウン検出するようにしたため、一方では、サ
ブコントローラが短い時間間隔でコントローラのダウン
検出を迅速に行え、他方では長めのパトロール・ポーリ
ング信号送出間隔の間にPOS端末装置の効率的な回線
利用ができることになり、セントラルPLU方式を採用
したPOSシステムの機能をより一層増大させることが
できる。これにより、ポーリング信号送出後においてメ
インのコントローラに障害が発生した場合でも、サブコ
ントローラが直ちにメインのコントローラの障害を検出
し、サブコントローラへの切り換えが行えるため、送信
データのあるPOS端末装置がデータを送出する前にコ
ントローラの切り換えが終了して、POS端末装置側で
切り換えを待つことなくポーリングに対するデータの送
出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を適用したPOSシステムの概略構成
図、第2図は上記POSシステムに組込まれたメインコ
ントローラの構成例を示すブロツク図、第3図は上記メ
インコントローラによるパトロール・ポーリング動作を
示すタイムチヤート、第4図は従来のPOSシステムの
構成を示す図、第5図は上記従来のPOSシステムにお
けるパトロール・ポーリング間隔を示すタイムチヤート
である。 1,11……コントローラ(制御部) 2,6……フロツピーデイスク 3……回線、4……POS端末 5……サブコントローラ 12……制御回路、13……クロツク 14,15,16,17……タイマ 18,19,20,21……ゲート部 22……スケジユーラ
図、第2図は上記POSシステムに組込まれたメインコ
ントローラの構成例を示すブロツク図、第3図は上記メ
インコントローラによるパトロール・ポーリング動作を
示すタイムチヤート、第4図は従来のPOSシステムの
構成を示す図、第5図は上記従来のPOSシステムにお
けるパトロール・ポーリング間隔を示すタイムチヤート
である。 1,11……コントローラ(制御部) 2,6……フロツピーデイスク 3……回線、4……POS端末 5……サブコントローラ 12……制御回路、13……クロツク 14,15,16,17……タイマ 18,19,20,21……ゲート部 22……スケジユーラ
Claims (1)
- 【請求項1】POS端末装置からの入力に基づき、回線
を経由してコントローラに価格、品名を照会する一方、
このコントローラが複数のPOS端末装置に対してポー
リング信号の送出を行うとともに、前記コントローラと
同様の処理ができるサブコントローラを設け、前記コン
トローラからのパトロールポーリング信号が前記サブコ
ントローラに送出されない場合には、前記コントローラ
に障害があったものとして処理動作を前記サブコントロ
ーラに切り換えるようにしたPOSシステムにおいて、 前記コントローラにポーリング信号と行先アドレスとを
組み合わせたアドレス信号を出力するスケジューラを備
え、前記サブコントローラに出力すべきアドレス信号と
前記POS端末装置に出力すべきアドレス信号とを各別
の周期で出力して、前記コントローラから前記サブコン
トローラへ送られるポーリング信号の送出間隔を前記コ
ントローラから前記POS端末装置へ送られるポーリン
グ信号の送出間隔よりも短くするとともに、 前記コントローラから出力されたアドレス信号を取り込
む前記サブコントローラまたは前記POS端末装置が、
自己を示す信号であるか否かを解析して、自己を示す信
号の場合にのみ前記コントローラが正常か否かダウン検
出するとともに、ダウン検出した場合にはポーリング信
号発信元を前記コントローラから前記サブコントローラ
に切り換えるようにした ことを特徴とするPOSシステムのポーリング制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20825085A JPH0624381B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | Posシステムのポーリング制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20825085A JPH0624381B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | Posシステムのポーリング制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6268338A JPS6268338A (ja) | 1987-03-28 |
JPH0624381B2 true JPH0624381B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=16553140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20825085A Expired - Fee Related JPH0624381B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | Posシステムのポーリング制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624381B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63305457A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-13 | Omron Tateisi Electronics Co | 取引処理装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4944607A (ja) * | 1972-08-31 | 1974-04-26 | ||
JPS56116354A (en) * | 1980-02-19 | 1981-09-12 | Omron Tateisi Electronics Co | Failure monitor system |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20825085A patent/JPH0624381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6268338A (ja) | 1987-03-28 |
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