JPH07296070A - Pos端末装置の障害予測自動通報装置 - Google Patents

Pos端末装置の障害予測自動通報装置

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JPH07296070A
JPH07296070A JP8927294A JP8927294A JPH07296070A JP H07296070 A JPH07296070 A JP H07296070A JP 8927294 A JP8927294 A JP 8927294A JP 8927294 A JP8927294 A JP 8927294A JP H07296070 A JPH07296070 A JP H07296070A
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JP
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error
threshold value
information
disk device
pos terminal
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JP8927294A
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Yoshimi Kado
善美 門
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NIPPON DENKI FIELD SERVICE
NEC Fielding Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI FIELD SERVICE
NEC Fielding Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 主記憶装置のOS部にPOS端末装置の構成
機器の各エラー項目に対応するしきい値を格納してお
き、一方、バックアップメモリ内にエラー記憶領域を設
けておき、エラーの発生の都度、エラー記憶領域の対応
するエラー項目の累積値を更新し、少くとも1日1回、
エラー項目毎に累積値をしきい値と比較し、累積値がし
きい値をオーバーしているエラー項目があったとき、通
信制御部によって遠隔保守センタの監視端末装置に対し
て公衆回線を介して障害発生の予測データを送信する。 【効果】 障害発生の予防措置を行うことが可能にな
り、従ってPOS端末装置の信頼性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS端末装置におい
て、障害の発生を予測して自動的に遠隔保守センタに対
して通報するためのPOS端末装置の障害予測自動通報
装置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のPOS端末装置の一例を
示すブロック図、図12は図11の例において磁気ディ
スク装置においてエラーが発生したときの動作を示す流
れ図、図13は図11の例においてフロッピィディスク
装置においてエラーが発生したときの動作を示す流れ
図、図14は図11の例において入力装置においてエラ
ーが発生したときの動作を示す流れ図、図15は図11
の例においてIDカード読取り装置においてエラーが発
生したときの動作を示す流れ図、図16は図11の例に
おいてキャッシュドロワにおいてエラーが発生したとき
の動作を示す流れ図、図17は図11の例においてバー
コードスキャナにおいてエラーが発生したときの動作を
示す流れ図である。
【0003】スーパーマーケットやコンビニエンススト
ア等の流通業界において商品の売上げおよび在庫の管理
や顧客管理や発注業務等に使用される従来のPOS端末
装置は、図11に示すような構成を有している。
【0004】すなわち、POS端末装置1aは、情報の
記録または再生を行なう磁気ディスク装置2およびフロ
ッピィディスク装置3と、情報の入力を行う入力装置4
と、IDカードの内容の読取りを行うIDカード読取り
装置5と、売上げ金および釣銭を保管するキャッシュド
ロワ6と、商品に添付されているバーコードラベルのバ
ーコードの読取りを行うバーコードスキャナ7と、管理
情報および売上げ情報を記憶しておくバックアップメモ
リ11と、オペレーションシステム(OS)を格納して
いるOS部10aを有する主記憶装置9aと、磁気ディ
スク装置2およびフロッピィディスク装置3および入力
装置4およびIDカード読取り装置5およびキャッシュ
ドロワ6およびバーコードスキャナ7およびバックアッ
プメモリ11および主記憶装置9aの動作を制御する中
央処理装置(CPU)14aとを有しており、エラーメ
ッセージや情報の出力を行う出力装置8を接続してい
る。
【0005】このように構成したPOS端末装置1aに
おいてエーラーが発生したときは、次のように動作す
る。
【0006】磁気ディスク装置2は、図12に示すよう
に、主記憶装置9aのOS部10aからリード・ライト
信号がCPU14aを介して発行されると(ステップ5
0)、そのOSの指令に従ってリード動作またはライト
動作を開始する(ステップ51)。このとき、何らかの
原因でリード動作またはライト動作を正常に行うことが
できなかった場合、すなわちエラーが発生した場合は
(ステップ52)、磁気ディスク装置2は、異常信号を
CPU14aを介してOS部10aに送信する(ステッ
プ53)。異常信号を受信したOS部10aは、磁気デ
ィスク装置2に対してリトライの指示を出す(ステップ
54)。磁気ディスク装置2は、これによってリトライ
を実行する(ステップ55)。このリトライの結果再度
エラーが発生した場合は(ステップ56)、障害が発生
したとしてPOS端末装置1aの動作を停止する(ステ
ップ57)。ステップ52およびステップ56において
エラーが発生せずに正常に動作したときは、次の動作に
移行する(ステップ58)。
【0007】フロッピィディスク装置3の動作も同様で
ある。すなわち、フロッピィディスク装置3は、図13
に示すように、主記憶装置9aのOS部10aからリー
ド・ライト信号がCPU14aを介して発行されると
(ステップ60)、そのOSの指令に従ってリード動作
またはライト動作を開始する(ステップ61)。このと
き、何らかの原因でリード動作またはライト動作を正常
に行うことができなかった場合、すなわちエラーが発生
した場合は(ステップ62)、フロッピィディスク装置
3は、異常信号をCPU14aを介してOS部10aに
送信する(ステップ63)。異常信号を受信したOS部
10aは、フロッピィディスク装置3に対してリトライ
の指示を出す(ステップ64)。フロッピィディスク装
置3は、これによってリトライを実行する(ステップ6
5)。このリトライの結果再度エラーが発生した場合は
(ステップ66)、障害が発生したとしてPOS端末装
置1aの動作を停止する(ステップ67)。ステップ6
2およびステップ66においてエラーが発生せずに正常
に動作したときは、次の動作に移行する(ステップ6
8)。
【0008】入力装置4の場合は、図14に示すよう
に、入力装置4にデータが入力されると(ステップ7
0)、そのデータはCPU14aを介して主記憶装置9
aのOS部10aに送られて解析される(ステップ7
1)。この解析の結果入力データに不正なデータがあっ
た場合、すなわち異常が発生した場合は(ステップ7
2)、OS部10aは、CPU14aを介して出力装置
8にエラーメッセージ(エラー情報)を表示し、使用者
に対して再入力を指示する(ステップ73)。出力装置
8を見た使用者は、入力装置4にデータを再入力する
(ステップ74)。この再入力されたデータはCPU1
4aを介して主記憶装置9aのOS部10aに送られて
解析され、この解析の結果異常が発生した場合は(ステ
ップ75)、障害が発生したとしてPOS端末装置1a
の動作を停止する(ステップ76)。ステップ72およ
びステップ75においてエラーが発生せずに正常に動作
したときは、次の動作に移行する(ステップ77)。
【0009】IDカード読取り装置5の動作も同様であ
る。すなわち、図15に示すように、IDカード読取り
装置5がIDカードを読取ると(ステップ80)、その
読取られたデータはCPU14aを介して主記憶装置9
aのOS部10aに送られて解析される(ステップ8
1)。この解析の結果入力データに不正なデータがあっ
た場合、すなわち異常が発生した場合は(ステップ8
2)、OS部10aは、CPU14aを介して出力装置
8にエラーメッセージ(エラー情報)を表示し、使用者
に対して再入力を指示する(ステップ83)。出力装置
8を見た使用者は、IDカード読取り装置5によってI
Dカードを再読取りを行わせる。(ステップ84)。こ
の再読取りされたデータはCPU14aを介して主記憶
装置9aのOS部10aに送られて解析され、この解析
の結果異常が発生した場合は(ステップ85)、障害が
発生したとしてPOS端末装置1aの動作を停止する
(ステップ86)。ステップ82およびステップ85に
おいてエラーが発生せずに正常に動作したときは、次の
動作に移行する(ステップ87)。
【0010】キャッシュドロワ6の場合は、図16に示
すように、主記憶装置9aのOS部10aからキャッシ
ュドロワ6に対してオープン信号がCPU14aを介し
て発行されると(ステップ90)、OS部10a内のタ
イマが動作を開始する(ステップ91)。OS部10a
のタイマが動作を開始してから所定の時間内にキャッシ
ュドロワ6がオープンしないときは(ステップ92)、
OS部10aは、キャッシュドロワ6に対して再度オー
プン信号を発行する(ステップ93)。これによっても
所定の時間内にキャッシュドロワ6がオープンしないと
きは(ステップ94)、障害が発生したとしてPOS端
末装置1aの動作を停止する(ステップ95)。ステッ
プ92およびステップ94においてキャッシュドロワ6
が正常に動作したときは、次の動作に移行する(ステッ
プ96)。
【0011】バーコードスキャナ7の動作は、図17に
示すように、バーコードスキャナ7によって商品に添付
されているバーコードラベルのバーコードの読取りを行
うと(ステップ100)、その読取られたデータは、バ
ーコードスキャナ7の内部のデータ解析部において解析
される(ステップ101)。この解析の結果読取りデー
タに不正なデータがあった場合、すなわち異常が発生し
た場合は(ステップ102)、バーコードスキャナ7
は、CPU14aを介して主記憶装置9aのOS部10
aにそのことを通知する(ステップ103)。この通知
を受けたOS部10aは、CPU14aを介して出力装
置8にエラーメッセージ(エラー情報)を表示し、使用
者に対してバーコードの再読取りを指示する(ステップ
104)。出力装置8を見た使用者は、バーコードスキ
ャナ7によって商品に添付されているバーコードラベル
のバーコードの再読取りを行い、その読取られたデータ
は、バーコードスキャナ7の内部のデータ解析部におい
て解析される(ステップ105)。この結果異常が発生
した場合は(ステップ106)、障害が発生したとして
POS端末装置1aの動作を停止する(ステップ10
7)。ステップ102およびステップ106においてエ
ラーが発生せずに正常に動作したときは、次の動作に移
行する(ステップ108)。
【0012】このようなPOS端末装置の障害の復旧を
支援するため、電子計算機を使用した遠隔保守支援シス
テムが用いられている。従来の遠隔保守支援システム
は、特開昭64−3746号公報に記載されているよう
に、保守センタから複数台のPOS端末装置を統括して
いる顧客センタに対して障害の種類毎の閾値を送信し、
これを受信した顧客センタは、自システムに付属してい
る磁気ディスク装置の閾値格納部にそれを記憶するとと
もに、顧客センタが管理しているPOS端末装置に障害
が発生したとき、その情報を入力して磁気ディスク装置
に記憶して同一障害が何回発生したかを計算し、障害の
項目毎に障害発生回数と閾値とを比較し、障害発生回数
が閾値を上回ったとき、その障害の情報を保守センタに
送るという手段を採用している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のPOS端末装置は、自装置内のバックアップメモリに
管理情報や売上げ情報は記憶しているが、障害の発生を
予測して予防保守を行うために付設している各機器のエ
ラー情報を記憶しいないため、障害の発生を事前に予防
するための保守を行うことができないという欠点を有し
ている。また、遠隔保守支援システムは、保守センタか
ら顧客センタに対して送信される閾値を顧客センタの磁
気ディスク装置に格納するようになっており、また、P
OS端末装置に障害が発生したときのエラー情報も同じ
磁気ディスク装置に格納するようになっているため、磁
気ディスク装置が接続されていない場合は、遠隔保守支
援システムの支援を受けられないという問題点も有して
いる。更に、閾値およびエラー情報を格納している磁気
ディスク装置に障害が発生したときは、それらの情報が
破壊されて障害復旧ができなくなるとう問題点も有して
いる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のPOS端末装置
の障害予測自動通報装置は、情報の記録または再生を行
なう磁気ディスク装置およびフロッピィディスク装置
と、情報の入力を行う入力装置と、IDカードの内容の
読取りを行うIDカード読取り装置と、売上げ金および
釣銭を保管するキャッシュドロワと、商品に添付されて
いるバーコードラベルの読取りを行うバーコードスキャ
ナと、管理情報および売上げ情報を記憶しておくバック
アップメモリと、オペレーションシステムを格納してい
るOS部を有する主記憶装置と、前記磁気ディスク装置
および前記フロッピィディスク装置および前記入力装置
および前記IDカード読取り装置および前記キャッシュ
ドロワおよび前記バーコードスキャナおよび前記バック
アップメモリおよび前記主記憶装置の動作を制御する中
央処理装置とを有するPOS端末装置の障害予測自動通
報装置であって、前記中央処理装置の制御によって動作
する通信制御部を設け、前記磁気ディスク装置および前
記フロッピィディスク装置および前記入力装置および前
記IDカード読取り装置および前記キャッシュドロワお
よび前記バーコードスキャナ装置のそれぞれのエラー情
報をエラー項目毎に記憶するために前記バックアップメ
モリ内にエラー記憶領域を設け、前記磁気ディスク装置
および前記フロッピィディスク装置および前記入力装置
および前記IDカード読取り装置および前記キャッシュ
ドロワおよび前記バーコードスキャナのそれぞれのエラ
ーの閾値を前記主記憶装置の前記OS部に記憶させてお
き、前記中央処理装置によって少なくとも1日1回前記
エラー情報と前記閾値とを比較して前記エラー情報が前
記閾値を超えたとき前記通信制御部を介して遠隔保守セ
ンタの端末監視装置に対してその情報を伝達することを
含むものであり、エラー情報として当回までのエラー発
生の累積値から前回までのエラー発生の累積値を差引い
た値を使用するものであり、更に、エラー情報と閾値と
を比較して前記エラー情報が前記閾値を超えたとき前記
通信制御部を介して前記遠隔保守センタの前記端末監視
装置に対してその情報を伝達するのを1日1回としたも
のである。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示すブロック
図、図2は図1の実施例の磁気ディスク装置においてエ
ラーが発生したときの動作を示す流れ図、図3は図1の
実施例のフロッピィディスク装置においてエラーが発生
したときの動作を示す流れ図、図4は図1の実施例の入
力装置においてエラーが発生したときの動作を示す流れ
図、図5は図1の実施例のIDカード読取り装置におい
てエラーが発生したときの動作を示す流れ図、図6は図
1の実施例のキャッシュドロワにおいてエラーが発生し
たときの動作を示す流れ図、図7は図1の実施例のバー
コードスキャナにおいてエラーが発生したときの動作を
示す流れ図、図8は図1の実施例のバックアップメモリ
内のエラー記憶領域の一例を示すフォーマット図、図9
は図1の実施例の主記憶装置のOS部内のしきい値格納
部の一例を示すフォーマット図、図10は図1の実施例
におけるエラー情報と閾値との比較動作を示す流れ図で
ある。
【0017】図1において、POS端末装置1は、情報
の記録または再生を行なう磁気ディスク装置2およびフ
ロッピィディスク装置3と、情報の入力を行う入力装置
4と、IDカードの内容の読取りを行うIDカード読取
り装置5と、売上げ金および釣銭を保管するキャッシュ
ドロワ6と、商品に添付されているバーコードラベルの
バーコードの読取りを行うバーコードスキャナ7と、管
理情報および売上げ情報を記憶しておくバックアップメ
モリ11と、オペレーションシステム(OS)を格納し
ているOS部10を有する主記憶装置9と、遠隔保守セ
ンタ16の監視端末装置17に対して公衆回線15を介
してデータを送信する通信制御部12と、磁気ディスク
装置2およびフロッピィディスク装置3および入力装置
4およびIDカード読取り装置5およびキャッシュドロ
ワ6およびバーコードスキャナ7およびバックアップメ
モリ11および主記憶装置9および通信制御部12の動
作を制御する中央処理装置(CPU)14とを有してお
り、エラーメッセージや情報の出力を行う出力装置8を
接続している。主記憶装置9のOS部10には、磁気デ
ィスク装置2およびフロッピィディスク装置3および入
力装置4およびIDカード読取り装置5およびキャッシ
ュドロワ6およびバーコードスキャナ7のそれぞれのエ
ラー種類とそれらに対応する閾値(しきい値)とを格納
しているしきい値格納部13を設けてある。またバック
アップメモリ11内には、磁気ディスク装置2およびフ
ロッピィディスク装置3および入力装置4およびIDカ
ード読取り装置5およびキャッシュドロワ6およびバー
コードスキャナ7のそれぞれのエラー情報を、エラー項
目毎に記憶するためのエラー記憶領域11aを設けてあ
る。
【0018】次に、上述のように構成したPOS端末装
置の障害予測自動通報装置の動作について説明する。
【0019】磁気ディスク装置2においてエラーが発生
したときは、図2に示すように動作する。図2におい
て、ステップ50からステップ54までの各ステップの
動作およびステップ55からステップ58までの各ステ
ップの動作は、図12の対応する各ステップの動作と同
じであるが、ステップ54とステップ55との間にステ
ップ54aの動作が挿入される。ステップ54aにおい
ては、OS部10は、バックアップメモリ11内のエラ
ー記憶領域11aに、エラー内容に応じて当日の該当す
るエラー項目11bの累積値11cをカウントアップす
る。
【0020】フロッピィディスク装置3においてエラー
が発生したときも同様に動作する。すなわち、図3にお
いて、ステップ60からステップ64までの各ステップ
の動作およびステップ65からステップ68までの各ス
テップの動作は、図13の対応する各ステップの動作と
同じであるが、ステップ64とステップ65との間にス
テップ64aの動作が挿入される。ステップ64aにお
いては、OS部10は、バックアップメモリ11内のエ
ラー記憶領域11aに、エラー内容に応じて当日の該当
するエラー項目11bの累積値11cをカウントアップ
する。
【0021】入力装置4においてエラーが発生したとき
は、図4に示すように動作する。図4において、ステッ
プ70からステップ73までの各ステップの動作および
ステップ74からステップ77までの各ステップの動作
は、図14の対応する各ステップの動作と同じである
が、ステップ73とステップ74との間にステップ73
aの動作が挿入される。ステップ73aにおいては、O
S部10は、バックアップメモリ11内のエラー記憶領
域11aに、エラー内容に応じて当日の該当するエラー
項目11bの累積値11cをカウントアップする。
【0022】IDカード読取り装置5においてエラーが
発生したときも同様に動作する。すなわち、図5におい
て、ステップ80からステップ83までの各ステップの
動作およびステップ84からステップ87までの各ステ
ップの動作は、図15の対応する各ステップの動作と同
じであるが、ステップ83とステップ84との間にステ
ップ83aの動作が挿入される。ステップ83aにおい
ては、OS部10は、バックアップメモリ11内のエラ
ー記憶領域11aに、エラー内容に応じて当日の該当す
るエラー項目11bの累積値11cをカウントアップす
る。
【0023】キャッシュドロワ6においてエラーが発生
したときは、図6に示すように動作する。図6におい
て、ステップ90からステップ93までの各ステップの
動作およびステップ94からステップ96までの各ステ
ップの動作は、図16の対応する各ステップの動作と同
じであるが、ステップ93とステップ94との間にステ
ップ93aの動作が挿入される。ステップ93aにおい
ては、OS部10は、バックアップメモリ11内のエラ
ー記憶領域11aに、エラー内容に応じて当日の該当す
るエラー項目11bの累積値11cをカウントアップす
る。
【0024】バーコードスキャナにおいてエラーが発生
したときは、図7に示すように動作する。図7におい
て、ステップ100からステップ104までの各ステッ
プの動作およびステップ105からステップ108まで
の各ステップの動作は、図17の対応する各ステップの
動作と同じであるが、ステップ104とステップ105
との間にステップ104aの動作が挿入される。ステッ
プ104aにおいては、OS部10は、バックアップメ
モリ11内のエラー記憶領域11bに、エラー内容に応
じて当日の該当するエラー項目11bの累積値11cを
カウントアップする。
【0025】OS部10のしきい値格納部13は、図9
に示すように、磁気ディスク装置2およびフロッピィデ
ィスク装置3および入力装置4およびIDカード読取り
装置5およびキャッシュドロワ6およびバーコードスキ
ャナ7のそれぞれのエラー項目13aと、エラー項目1
3aのそれぞれに対応する閾値(しきい値)13bとが
格納されている。一方バックアップメモリ11のエラー
記憶領域11aは、図8に示すように、図9の各エラー
項目に対応して、各エラー項目毎に、それぞれ当日(ま
たは当回)および前日(または前回)のエラー発生の累
積値を記憶する。
【0026】本障害予測自動通報装置は、1日のうちの
指定された時刻に(通常は一日1回)、図2〜図7の動
作によってバックアップメモリ11のエラー記憶領域1
1aに記憶したエラー項目毎の累積値11cとOS部1
0のしきい値格納部13のしきい値13bとを比較する
ことによって障害の予測を行い、遠隔保守センタ16の
監視端末装置17に対して公衆回線15を介して通報す
る。図10は、このときの動作を示す流れ図である。
【0027】図10において、すなわち、各エラー項目
毎に、エラー記憶領域11aの当日(または当回)まで
のエラーの累積値から前日(または前回)までのエラー
の累積値を差引き(ステップ110)、その値を当日
(または当回)のエラー発生回数としてOS部10のし
きい値格納部13のしきい値13bと比較する(ステッ
プ111)。エラーの累積値の差がしきい値13bをオ
ーバーしているエラー項目があったときは(ステップ1
12)、OS部10によって通信用電文を作成し(ステ
ップ113)、通信制御部12によって遠隔保守センタ
16の監視端末装置17に対して公衆回線15を介して
障害発生の予測データを送信する(ステップ114)。
ステップ114の動作が終了したとき、またはステップ
112においてエラーの累積値の差がしきい値13bを
オーバーしているエラー項目がなかったときは、当日
(または当回)のエラーの累積値を前日(または前回)
のエラーの累積値に書込んで更新する。この時点から新
たなエラーの発生があったときは、当日(または当回)
のエラー項目11bの累積値11cはカウントアップさ
れる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPOS端
末装置の障害予測自動通報装置は、主記憶装置のOS部
にPOS端末装置の構成機器の各エラー項目に対応する
しきい値を格納しておき、一方、バックアップメモリ内
にエラー記憶領域を設けておき、エラーの発生の都度、
エラー記憶領域の対応するエラー項目の累積値を更新
し、少くとも1日1回、エラー項目毎に累積値をしきい
値と比較し、累積値がしきい値をオーバーしているエラ
ー項目があったとき、通信制御部によって遠隔保守セン
タの監視端末装置に対して公衆回線を介して障害発生の
予測データを送信することにより、障害発生の予防措置
を行うことが可能になるという効果があり、従ってPO
S端末装置の信頼性を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の磁気ディスク装置においてエラ
ーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図3】図1の実施例のフロッピィディスク装置におい
てエラーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図4】図1の実施例の入力装置においてエラーが発生
したときの動作を示す流れ図である。
【図5】図1の実施例のIDカード読取り装置において
エラーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図6】図1の実施例のキャッシュドロワにおいてエラ
ーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図7】図1の実施例のバーコードスキャナにおいてエ
ラーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図8】図1の実施例のバックアップメモリ内のエラー
記憶領域の一例を示すフォーマット図である。
【図9】図1の実施例の主記憶装置のOS部内のしきい
値格納部の一例を示すフォーマット図である。
【図10】図1の実施例におけるエラー情報としきい値
との比較動作を示す流れ図である。
【図11】従来のPOS端末装置の一例を示すブロック
図である。
【図12】図11の例において磁気ディスク装置におい
てエラーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図13】図11の例においてフロッピィディスク装置
においてエラーが発生したときの動作を示す流れ図であ
る。
【図14】図11の例において入力装置においてエラー
が発生したときの動作を示す流れ図である。
【図15】図11の例においてIDカード読取り装置に
おいてエラーが発生したときの動作を示す流れ図であ
る。
【図16】図11の例においてキャッシュドロワにおい
てエラーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【図17】図11の例においてバーコードスキャナおい
てエラーが発生したときの動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1・1a POS端末装置 2 磁気ディスク装置 3 フロッピィディスク装置 4 入力装置 5 IDカード読取り装置 6 キャッシュドロワ 7 バーコードスキャナ 8 出力装置 9・9a 主記憶装置 10・10a OS部 11 バックアップメモリ 11a エラー記憶領域 11b・13a エラー項目 11c 累積値 12 通信制御部 13 しきい値格納部 13b 閾値(しきい値) 14・14a 中央処理装置(CPU) 15 公衆回線 16 遠隔保守センタ 17 監視端末装置 50〜58・54a・60〜68・64a・70〜77
ステップ 73a・80〜87・83a・90〜96・93a
ステップ 100〜108・104a・110〜115 ステッ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記録または再生を行なう磁気ディ
    スク装置およびフロッピィディスク装置と、情報の入力
    を行う入力装置と、IDカードの内容の読取りを行うI
    Dカード読取り装置と、売上げ金および釣銭を保管する
    キャッシュドロワと、商品に添付されているバーコード
    ラベルの読取りを行うバーコードスキャナと、管理情報
    および売上げ情報を記憶しておくバックアップメモリ
    と、オペレーションシステムを格納しているOS部を有
    する主記憶装置と、前記磁気ディスク装置および前記フ
    ロッピィディスク装置および前記入力装置および前記I
    Dカード読取り装置および前記キャッシュドロワおよび
    前記バーコードスキャナおよび前記バックアップメモリ
    および前記主記憶装置の動作を制御する中央処理装置と
    を有するPOS端末装置の障害予測自動通報装置であっ
    て、 前記中央処理装置の制御によって動作する通信制御部を
    設け、前記磁気ディスク装置および前記フロッピィディ
    スク装置および前記入力装置および前記IDカード読取
    り装置および前記キャッシュドロワおよび前記バーコー
    ドスキャナ装置のそれぞれのエラー情報をエラー項目毎
    に記憶するために前記バックアップメモリ内にエラー記
    憶領域を設け、前記磁気ディスク装置および前記フロッ
    ピィディスク装置および前記入力装置および前記IDカ
    ード読取り装置および前記キャッシュドロワおよび前記
    バーコードスキャナのそれぞれのエラーの閾値を前記主
    記憶装置の前記OS部に記憶させておき、前記中央処理
    装置によって少なくとも1日1回前記エラー情報と前記
    閾値とを比較して前記エラー情報が前記閾値を超えたと
    き前記通信制御部を介して遠隔保守センタの端末監視装
    置に対してその情報を伝達することを含むことを特徴と
    するPOS端末装置の障害予測自動通報装置。
  2. 【請求項2】 エラー情報として当回までのエラー発生
    の累積値から前回までのエラー発生の累積値を差引いた
    値を使用することを含むことを特徴とする請求項1記載
    のPOS端末装置の障害予測自動通報装置。
  3. 【請求項3】 エラー情報と閾値とを比較して前記エラ
    ー情報が前記閾値を超えたとき通信制御部を介して遠隔
    保守センタの端末監視装置に対してその情報を伝達する
    のを1日1回としたことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のPOS端末装置の障害予測自動通報装置。
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