JPH0624094Y2 - 碍管締付装置 - Google Patents

碍管締付装置

Info

Publication number
JPH0624094Y2
JPH0624094Y2 JP16590984U JP16590984U JPH0624094Y2 JP H0624094 Y2 JPH0624094 Y2 JP H0624094Y2 JP 16590984 U JP16590984 U JP 16590984U JP 16590984 U JP16590984 U JP 16590984U JP H0624094 Y2 JPH0624094 Y2 JP H0624094Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tightening
bolt
seat
metal fitting
porcelain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16590984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6193938U (ja
Inventor
重節 吉長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16590984U priority Critical patent/JPH0624094Y2/ja
Publication of JPS6193938U publication Critical patent/JPS6193938U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0624094Y2 publication Critical patent/JPH0624094Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、碍管締付装置、とりわけ端部がこぶの形状
をなし、締付を外部の組立金具にて行う碍管締付装置に
関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の碍管締付装置として、第3図から第6図
に示すものがあつた。図において、こぶ形状の碍管(1)
を締付するために、碍管(1)の外周に組立金具(2)を配
し、その上に碍管(1)をとりまく締付リング(4)を配置
し、締付リング(4)の上にばね座金(5)を配し、組立金具
(2)、締付リング(4)、ばね座金(5)を貫通する固定ねじ
軸(3a)、さらにその上に締付ナツト(3b)を設け、固定ね
じ軸(3a)を固定支持している締付座(6)を備えている。
また、碍管(1)と組立金具(2)の間には、緩衝用にクツシ
ヨン(7)が配されており、碍管(1)内の絶縁流体(10)の密
封を保つためと碍管(1)と締付座(6)の緩衝用にパツキン
(8)を配している。
以上の構成の締付装置の組立及び取りはずしにおいて、
締付リング(4)が固定ねじ軸(3a)の締付時の外側への逃
げ防止となつているが、固定ねじ軸(3a)の各軸が締付リ
ング(4)によりつながり、また固定ねじ軸(3a)の下端が
固定されているため、そのままの状態では、碍管(1)の
組立及び取りはずしが困難となり、第5図から第6図に
示すように、組立金具(2)を90度回転させ、組立金具(2)
の先端部(20)が碍管(1)の外周から外れるようにして作
業を行なつていた。
また、組立金具(2)、固定ねじ軸(3a)、締付ナツト(3
b)、締付リング(4)の部品はばらばらに組立てねばなら
ず、セメンテイングフランジ付碍管で行なつているボル
トまたはナツト毎の締付とは異なつた作業を行なつてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の構成の締付装置においては、組立及び取りはずし
時に組立金具(2)を90度回転させねばならず、また、各
部品もばらばらに組立てる必要があり、作業性が非常に
悪かつた。更に、固定ねじ軸(3a)が組立金具(2)より突
出しているため、気中絶縁距離の確保及び電界集中緩和
においても不利であつた。この考案は上記のような欠点
を除去し、組立作業性を大幅に改善できる碍管締付装置
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来のものの固定ねじ軸と締付ナツトとを
一体に組合わせて締付ボルトを構成し、これを締付座に
ねじ込むことによつて碍管締付を行なうようにし、さら
に締付ボルトの外側方向への逃げを防止するために締付
ボルトの外周を支えるように締付座に固着された固定リ
ングを設けたものである。
〔作用〕
従つて本考案では、碍管の締付部が一体になつている締
付ボルトを締付座からゆるめてはずすことにより碍管の
取り外しができ、従来のように締付ナツトをゆるめた後
さらに締付金具を90°回転させる2段の動作を必要とし
ない。
〔実施例〕
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示すもので、(3
0)は締付ボルトで、これは下端にねじ部(31a)が設けら
れたボルト(31)と、このボルトの頭部(31b)を取り囲
み、碍管(1)への当接面を有し、上記ボルト(31)の軸に
回転自在にはめ込まれた頭部金具(2a)と、上記ボルト頭
部(31b)と頭部金具(2a)との間に挿入されたばね座金(5)
と、頭部金具(2a)とボルト頭部(31b)とを係合するばね
止金(9)とから成つている。(6a)は碍管(1)の締付座、(6
b)はこれに設けられた上記締付ボルト(30)の螺挿穴、(4
a)は碍管(1)のまわりに複数個設けられる締付ボルト(3
0)を取囲んで締付座(6a)に溶接等により固定され、締付
ボルト(30)の外向きへの傾きを防止、補強する固定リン
グである。なおその他の構成は第3図〜第6図のものと
同様なので同一符号を付して説明を省略する。
以上の構成の締付装置の組立及び取りはずしにおいて、
固定リング(4a)が締付ボルト(30)の締付時の外側への逃
げ防止となつており、また、締付ボルト(30)の外周を固
定しているため、各々のボルト自体を締付座(6a)に取付
けたり、取りはずししたりすることにより従来の構造の
第5図から第6図と異なり、そのままの角度で組立て及
び取りはずしが可能になつており、また、ばね止金(9)
によりボルト(31)と頭部金具(2a)がセツトされることに
よりボルトと金具が一体化され、ボルトまたはナツト毎
の締付と同等の作業を行うことができる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、碍管締付装置の締付ボ
ルトの逃げ防止に固定金具を使用し、締付ボルトを金具
内に沈め、ばね止金にて組立金具締付ボルトをセツトし
てあるので、碍管締付装置の組立及び取りはずしをワン
タツチで行うことができ、一段と組立作業性が向上し、
更に締付ボルトが組立金具内に沈んでいるので気中絶縁
距離の確保及び電界集中緩和においても有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す横断面図、第2図は
第1図のB部を拡大して示す縦断面図、第3図は従来の
碍管締付装置を示す横断面図、第4図は第3図のA部を
拡大して示す縦断面図、第5図、第6図は締付動作を説
明するための第3図のA部拡大図である。 図において、(1)は碍管、(2a)は頭部金具、(4a)は固定
リング、(6a)は締付座、(9)はばね止金、(30)は締付ボ
ルト、(31)はボルト、(31a)はねじ部、(31b)は頭部であ
る。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部にこぶ状部を有する碍管を、その碍管
    の周囲に設けられた複数個の締付ボルトで上記こぶ状部
    を押圧して締付座上に締付固定する装置において、端部
    が上記座に螺入されるボルトの頭部に上記こぶ状部に当
    接する頭部金具を回動自在に装着した締付ボルトにより
    上記こぶ状部を上記締付座に押圧し、上記締付座には上
    記ボルトの外向きへの傾倒を防止する固定リングを固着
    したことを特徴とする碍管締付装置。
JP16590984U 1984-10-30 1984-10-30 碍管締付装置 Expired - Lifetime JPH0624094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16590984U JPH0624094Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30 碍管締付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16590984U JPH0624094Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30 碍管締付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6193938U JPS6193938U (ja) 1986-06-17
JPH0624094Y2 true JPH0624094Y2 (ja) 1994-06-22

Family

ID=30723749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16590984U Expired - Lifetime JPH0624094Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30 碍管締付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0624094Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6193938U (ja) 1986-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0624094Y2 (ja) 碍管締付装置
JPH0537614Y2 (ja)
JPH0234284Y2 (ja)
JPH0221652Y2 (ja)
JPS6325844Y2 (ja)
JP2600102Y2 (ja) ブツシングの取付構造
JPH0646190Y2 (ja) ケーブル終端部
JPS5926489Y2 (ja) 導体の支持装置
JP2580939Y2 (ja) 母線導体支持装置
JPH0234285Y2 (ja)
JPH025637Y2 (ja)
JPH0144752Y2 (ja)
JPH09205752A (ja) モータカバーの取付装置
JP2572917Y2 (ja) 排水器の取付構造
JPS6327131Y2 (ja)
CN2315171Y (zh) 可调式大玻璃安装球型连接件
JPH082313Y2 (ja) コンクリート型枠締付金具用連結具
JPH0935773A (ja) 端子ボルトの締結構造
JPH0751784Y2 (ja) 変流器の一次口出装置
JPH0547643U (ja) ガスコックの取付装置
JPH0435451Y2 (ja)
JPH0349952Y2 (ja)
JPS6012439Y2 (ja) 椅子における背もたれ取付パイプの支持装置
JPS62114Y2 (ja)
JPH037605Y2 (ja)